JP2020112329A - 洗浄システム、調理機、プログラム、および洗浄方法 - Google Patents

洗浄システム、調理機、プログラム、および洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】排気情報により汚れレベルを判定し、汚れレベルにより庫内洗浄を自動化することにある。【解決手段】調理機(スチームコンベクションオーブン2)の庫内を洗浄する洗浄システムであって、排気情報により汚れレベルを判定し、この汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を算出し、この算出結果を用いて庫内洗浄を制御する制御部(12)を備え、前記洗剤量、前記洗浄水量、前記洗浄時間の何れかまたは二以上を含む提示情報を情報提示部に提示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、スチームコンベクションオーブンなどの調理機の庫内洗浄に関する。
スチームコンベクションオーブンなどの調理機では、食材の加熱調理で生じる庫内の汚れを洗浄する洗浄システムが備えられる。
従来の庫内洗浄に関し、自動クリーニング機能を備えるスチームコンベクションオーブンには庫内の側壁に洗剤散布用ノズルが設置され、この洗剤散布用ノズルから庫内に洗浄液を散布し、天井側のシャワーヘッドから庫内に洗浄シャワーを噴出させることにより、庫内洗浄を行うことが知られている(たとえば、特許文献1)。
蒸気発生タンクの洗浄も行えるスチームコンベクションオーブンでは、循環系統に洗剤を投入することにより、洗剤を含む湯を庫内に散布し、タンク内の汚れを落とし易くする工夫も知られている(たとえば、特許文献2)。
特開平10−185197号公報 特開2010−38501号公報
ところで、スチームコンベクションオーブンの洗浄システム(たとえば、特許文献1)では、庫内への洗浄液の散布や、洗浄シャワーの噴出などが自動で行われるが、庫内の汚れ状態をユーザーが確認し、洗浄レベルを調整している。つまり、調理時間や調理内容を考慮しつつ、庫内の汚れ具合をユーザーが確認し、洗浄することが必要であった。スチームコンベクションオーブンが設置された店舗の繁忙状態によっては、洗浄間隔が長くなり、汚れた状態で使用しなければならないという課題がある。洗浄後の状態によっては、再洗浄を余儀なくされることも課題である。
洗浄を自動化したスチームコンベクションオーブンにおいて、一定の周期で洗浄を行えば、庫内を常に清浄化できる点で有効である。しかし、調理内容によっては庫内の汚れの程度が低い場合も画一的に洗浄を行うこととなり、洗剤を過剰に消費するといった課題もある。
庫内における汚れの程度を確認し、洗剤を調整することは理想ではあるが、業務上、汚れ状況から洗浄レベルを選択することはユーザーに面倒を強いることとなり、設定した洗浄レベルが不足していれば、再洗浄が必要となるといった不都合も無視できない。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、排気情報により庫内の汚れレベルを判定し、汚れレベルに応じた庫内洗浄を自動化することにある。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄システムの一側面によれば、調理機の庫内を洗浄する洗浄システムであって、排気情報により汚れレベルを判定し、この汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を算出し、この算出結果を用いて庫内洗浄を制御する制御部を備える。
この洗浄システムにおいて、さらに、情報提示部を備え、前記制御部は前記洗剤量、前記洗浄水量、前記洗浄時間の何れかまたは二以上を含む提示情報を前記情報提示部に提示させてもよい。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、前記制御部は前記庫内洗浄を促す告知情報を情報提示部に提示させてもよい。
この洗浄システムにおいて、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、前記制御部は、前記調理機の休止時に前記調理機を洗浄モードに移行させてよい。
上記目的を達成するため、本発明の調理機の一側面によれば、調理庫と、排気情報により汚れレベルを判定し、該汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を算出し、この算出結果を用いて庫内洗浄を制御する制御部とを備える。
この調理機において、さらに、情報提示部を備え、前記制御部は前記洗剤量、前記洗浄水量、前記洗浄時間の何れかまたは二以上を含む提示情報を前記情報提示部に提示させてよい。
この調理機において、さらに、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、前記制御部は前記庫内洗浄を促す告知情報を情報提示部に提示させてよい。
この調理機において、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、前記制御部は、前記調理機の休止時に洗浄モードに移行させてよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実現させるためのプログラムであって、排気情報を取得する機能と、前記排気情報により汚れレベルを判定する機能と、前記汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を算出する機能と、前記汚れレベルに応じて庫内洗浄を制御する機能とを前記コンピュータに実現させる。
このプログラムにおいて、さらに、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、調理機の休止時に前記庫内洗浄を行わせる機能を前記コンピュータに実現させてよい。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄方法の一側面によれば、排気情報を取り込む工程と、前記排気情報により汚れレベルを判定する工程と、前記汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を算出する工程と、前記汚れレベルに応じて庫内洗浄を制御する工程とを含む。
この洗浄方法において、さらに、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、調理機の休止時に前記庫内洗浄を行う工程を含んでよい。
本発明によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 調理で生じる調理排気を含む排気情報により庫内の汚れを自動的に判定でき、判定した汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を自動設定でき、庫内洗浄の効率化や合理化を図ることができる。
(2) 庫内洗浄の際、庫内の清浄状態や洗浄後の状態の確認や再洗浄などの作業からユーザーを開放することができる。
(3) 食材の調理で生じる調理排気を含む排気情報に応じて庫内の清浄化を図ることができるとともに、高い洗浄効果を得ることができる。
Aは第1の実施の形態に係るスチームコンベクションオーブンを示す図、Bは排気情報検出部の一例を示す図である。 洗浄システムを構成する制御部のハードウェアを示す図である。 調理排気量に対する庫内の汚れレベルの推移を示す図である。 庫内の汚れ情報を示す図である。 調理排気量・汚れレベル換算情報ファイルを示す図である。 汚れレベルと洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の関係を示す図である。 汚れレベル・洗剤量など換算情報ファイルを示す図である。 複数の洗浄情報ファイルを示す図である。 第1の実施の形態に係る庫内洗浄の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る洗浄情報ファイルを示す図である。 第2の実施の形態に係る庫内洗浄の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る洗浄情報ファイルを示す図である。 第3の実施の形態に係る庫内洗浄の処理手順を示すフローチャートである。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るスチームコンベクションオーブンを示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
このスチームコンベクションオーブン2は本発明の洗浄システムまたは調理機の一例であり、食材Fの少なくとも焼く、蒸す、揚げる、煮る、炊く、茹でるなどの何れかまたは二以上を含む調理、真空調理、加熱調理などの各種調理法に用いられるマルチ調理機である。このスチームコンベクションオーブン2には調理庫4、調理機能部6、洗浄機能部8、排気情報検出部10、制御部12、モニター14、操作入力部16が備えられる。
調理庫4は、調理機本体の一例であるオーブン本体18に設置されており、食材Fの調理に用いられる調理エリアである。この調理庫4にはラック19が備えられ、このラック19に食材Fを収容するホテルパンなどの調理容器20が着脱可能に設置される。調理庫4では調理容器20において、調理機能部6により加熱、蒸気の何れか一方または双方により調理が行われる。
調理機能部6には制御部12により制御される加熱部22およびスチーム生成部24が備えられる。加熱部22にはたとえば、庫内加熱用の熱交換器が備えられる。この熱交換器は電熱または燃焼熱を熱源とし、この熱源の熱を庫内空気に熱交換して庫内を加熱する。スチーム生成部24には制御部12により制御されて調理用スチームを発生する蒸気発生器が備えられる。したがって、制御部12の制御により調理機能部6に設定される調理モードには、熱風のみによるオーブンモード、熱風と蒸気によるコンビモード、蒸気のみによるスチームモードまたはバイオモードが含まれる。
洗浄機能部8には制御部12により制御される洗浄部26および洗剤供給部28が備えられる。各種の食材Fを加熱すると、調理容器20から油などが飛び散り、調理容器20や調理庫4の庫内に汚れが付着する。この汚れを洗浄する手段として洗浄機能部8が備えられる。洗浄機能部8は制御部12の制御により庫内洗浄を行う。この庫内洗浄には、洗剤および洗浄水を用いて行う少なくとも調理庫4の内壁のみの洗浄の他、調理容器20などの全ての洗浄を含んでもよい。洗浄部26には制御部12の制御により、洗浄水を圧送する機構や、その加熱機構などの他、上水や温水などの洗浄水を庫内に噴射する噴射ノズルなどが備えられる。洗剤供給部28は制御部12の制御により、洗剤を調理庫4内に供給する。洗剤は粉末状、顆粒状、液状の何れでもよい。
排気情報検出部10は排気部27に設置され、排気センサー29を備える。排気部27には調理によって調理庫4から調理排気Exが流れ、排気センサー29に検出される。制御部12は、検出された調理排気Exにより、調理排気量Exnを取得する。この調理排気量Exnを積算して積算調理排気量Exmが得られる。庫内汚れは積算調理排気量Exmによる油脂分などの堆積で、汚れレベルDが増加することになる。
制御部12は通信機能を備えるコンピュータで構成し、食材Fの調理、調理排気量Exnの取得、庫内の汚れレベルDの判定、少なくとも洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmの何れかの算出、庫内洗浄などの情報処理を行う。
モニター14は制御部12により情報提示する情報提示部の一例であり、調理情報、洗浄情報などの各種の提示情報を提示する。
操作入力部16はユーザー操作による情報入力に用いられる。この操作入力部16にはたとえば、モニター14の表示画面に設置されたタッチパネルの他、バーコード入力機器を含んでよい。
図示しないが、調理庫4にはカメラを備え、庫内を撮影する機構を備えてよい。この庫内撮影のタイミングはたとえば、調理前、調理中、調理後または洗浄後の何れでもよい。庫内撮影は、カメラの撮影により、撮影時期に関係づけられた庫内画像を生成し、制御部12の記憶手段に記録する。この庫内画像には調理庫4の内壁面の撮影画像のほか、庫内に設置された各種の部材たとえば、ホテルパンなどの調理容器20から撮影画像を取得し、この画像を庫内画像としてもよい。
排気情報検出部10には図1のBに示すように、排気部27に設置された排気センサー29が備えられる。制御部12は調理庫4における調理によって生じる調理排気Exを測定し、この調理排気Exより調理排気量Exnを算出し、この調理排気量Exnを積算して積算調理排気量Exmを算出する。
排気センサー29にはたとえば、調理時に回転する排気ファンの回転数出力を調理排気Exの検出信号に兼用してもよいし、光学的センサーなどによって調理排気Exを検出してもよい。
<制御部12のハードウェア>
図2は、洗浄システムを構成する制御部12のハードウェアを示している。図2において、図1と同一部分には同一符号を付している。
この制御部12にはプロセッサ30、メモリ部32、入出力部(I/O)34、通信部36が備えられる。プロセッサ30は情報処理を実行する処理部の一例であり、メモリ部32に格納されているOS(Operating System)、調理プログラム、洗浄プログラムなどの各種のプログラムより情報処理を行う。このプロセッサ30による情報処理には、調理制御、排気情報の取得、調理排気量Exnまたは積算調理排気量Exmを用いて庫内の汚れレベルを判定し、該汚れレベルに応じて少なくとも洗剤量、洗浄水量または洗浄時間を算出し、この算出結果により庫内洗浄を制御する処理が含まれる。メモリ部32にはOS、調理プログラム、洗浄プログラムなどの各種のプログラムを格納し、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )などの記憶素子が用いられる。このメモリ部32にはプロセッサ30に無線接続または有線接続などにより接続されるハードディスク装置などの外部記憶装置を用いてもよい。
I/O34は、プロセッサ30の制御により、排気情報などの情報を取込み、調理機能部6、洗浄機能部8などへの制御情報の出力を含む、情報の入出力を行う。通信部36はプロセッサ30の制御により、外部機器やサーバーとの情報処理のための通信を実行する。
I/O34には調理機能部6を構成する加熱部22およびスチーム生成部24、洗浄機能部8を構成する洗浄部26および洗剤供給部28、排気情報検出部10として排気センサー29、他の機能部としてモニター14および操作入力部16が接続されている。このI/O34によれば操作入力部16の操作入力、調理機能部6の稼働制御出力の取出し、排気情報の取得、洗浄部26や洗剤供給部28への制御出力の入力が行われる。
<制御部12による情報処理>
プロセッサ30で実行する情報処理には、a)調理制御、b)排気情報の取得、c)庫内の汚れレベルの判定、d)洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmの算出、e)提示情報の生成などが含まれる。
a)調理制御
プロセッサ30は、加熱部22およびスチーム生成部24の個別制御または両者の統合制御により、調理モードとして調理庫4を熱風のみによるオーブンモード、熱風と蒸気によるコンビモード、蒸気のみによるスチームモード、またはバイオモードに設定する。
b)排気情報の取得
プロセッサ30は調理機能部6の調理制御を経た後、排気センサー29から調理排気Exを表す検出信号を取得する。この検出信号を用いて排気情報として調理排気量Exnを算出する。
この調理排気量Exnは、メモリ部32の調理排気量・汚れレベル換算情報ファイル38(図5)に格納し、調理排気量Exnおよび積算調理排気量Exmを含む排気情報はメモリ部32の洗浄情報ファイル40−1a、40−1b、40−1c(図8)に格納する。
c)庫内の汚れレベルの判定
調理機能部6の稼働により、庫内に汚れが生じる。プロセッサ30は、調理機能部6の稼働によって調理で生じる調理排気を含む排気情報を用いることにより、庫内の汚れレベルDを判定する。この判定結果は調理排気量・汚れレベル換算情報ファイル38(図5)、洗浄情報ファイル40−1a、40−1b、40−1c(図8)に格納される。
d)洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmの算出
プロセッサ30は、庫内の汚れレベルを表す汚れレベルの判定結果を用いて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかを算出する。洗剤量は洗剤供給部28からスチームコンベクションオーブン2の庫内への洗剤の供給量であり、洗浄途上の追加的な補正量も含む。この洗剤量は洗浄情報ファイル40−1a(図8のA)に格納する。洗浄水量は庫内の汚れレベルを表す汚れレベルの判定結果を用いて算定された洗浄水の供給量であり、洗浄情報ファイル40−1b(図8のB)に格納する。また洗浄時間は庫内の汚れレベルを表す汚れレベルの判定結果を用いて算定された洗浄時間であり、洗浄情報ファイル40−1c(図8のC)に格納する。
e)提示情報の生成
プロセッサ30は洗浄時、洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかの提示情報を生成する。この提示情報はプロセッサ30によりメモリ部32の格納情報(調理排気量・汚れレベル換算情報ファイル38)を用いて算出される。この算出結果は洗浄情報ファイル40−1a、40−1b、40−1c(図8)に格納されるとともに、モニター14に表示される。
<汚れレベルの推移と庫内洗浄の契機>
図3は、庫内の汚れレベルの推移を示している。このレベル推移は汚れレベルの変動情報を説明するための想定情報であり、斯かる情報に本発明が限定されるものではない。
図3において、横軸は調理庫4の積算調理排気量Exm、縦軸は庫内の汚れレベルDの上昇を示している。調理庫4で繰り返し調理が行われることにより、庫内の汚れは時間の経過とともに増加することになる。つまり、調理排気量Exnの積算値である積算調理排気量Exmが増加すれば、汚れレベルDが高くなる。
時刻0はたとえば、洗浄直後の庫内の汚れレベルD=D0を示している。繰り返し調理が行われると、調理開始を時刻0とすれば、積算調理排気量Exm1、Exm2、Exm3、Exm4、Exm5の増加により、汚れレベルDは、D=D0(初期汚れ)からD=D1、D2、D3、D4、またはD5に増加する。これら汚れレベルDの推移に対し、Drefは庫内洗浄に移行すべき基準レベルである。この基準レベルDrefは、庫内洗浄を促す告知情報の出力判断に用いることができる。
図4は、庫内の汚れ情報42を示している。この汚れ情報42はたとえば、庫内内壁などの特定箇所をカメラで撮影し、これを画像処理した情報であり、排気情報と汚れレベルの相関性を表す情報である。この汚れ情報42において、汚れレベルD0では洗浄直後であり、清浄状態にあることを表している。これに対し、汚れレベルD=D1、D2、D3、D4、D5に従って、汚れ情報42はたとえば、明度が低下し、汚れ状態の悪化傾向を表している。この汚れレベルD=D0、D1、D2、D3、D4、D5および基準レベルDrefは調理排気量・汚れレベル換算情報ファイル38(図5)に格納される。
<調理排気量・汚れレベル換算情報ファイル38>
この調理排気量・汚れレベル換算情報ファイル38には、調理で生じる調理排気量Exn、その積算調理排気量Exmによる庫内の汚れレベルの判定ないし演算に用いる情報、調理排気量Exnを汚れレベルに換算する換算情報、汚れレベルの異なる複数のカメラ画像など、庫内の汚れ情報42(図4)が格納される。
この調理排気量・汚れレベル換算情報ファイル38には図5に示すように、番号部44、調理排気量部46、汚れレベル部48および基準レベル部50が含まれる。番号部44には情報を識別する番号情報が格納される。調理排気量部46には調理により食材Fから流出する調理排気量Exnが格納される。汚れレベル部48には汚れレベルDを表す画像情報(図4)またはその数値化情報などが格納される。基準レベル部50には基準レベル情報Drefが格納される。したがって、この調理排気量・汚れレベル換算情報ファイル38によれば、調理排気量Exnが汚れレベルDに換算される。
<汚れレベルDに対応する洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmの算出>
図6は、汚れレベルDに対応する洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmを示している。この特性は一例であり、斯かる特性に本発明が限定されるものではない。
庫内洗浄に必要な洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmは、汚れレベルDに比例的に増加する傾向を呈する。つまり、汚れレベルD3では、洗剤量WM=WM3、洗浄水量R=R3、洗浄時間Tm=Tm3を求めることができる。
<汚れレベル・洗剤量など換算情報ファイル52>
図7は、汚れレベル・洗剤量など換算情報ファイル52の一例を示している。汚れレベル・洗剤量など換算情報ファイル52は、図6の特性をデータ化したものであり、メモリ部32に汚れレベルに応じた洗剤量などへの換算情報として格納される。
この汚れレベル・洗剤量など換算情報ファイル52には、汚れレベル部54、洗剤量部56、洗浄水量部58および洗浄時間部60が含まれる。汚れレベル部54には汚れレベルDが格納される。洗剤量部56には洗浄に必要な洗剤量WMが格納される。洗浄水量部58には洗浄に必要な洗浄水量Rが格納される。洗浄時間部60には洗浄に必要な洗浄時間Tmが格納される。これら洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmは、過去の洗浄によって得られるたとえば、経験値などの実測値を用いればよい。
<洗浄情報ファイル40−1a>
この洗浄情報ファイル40−1aは洗浄情報の一例であり、メモリ部32に制御情報として格納される。
この洗浄情報ファイル40−1aには図8のAに示すように、番号部62、排気情報部64、汚れレベル部66、洗剤量部68、洗浄履歴部70が含まれる。番号部62には情報を識別する番号情報が格納される。
排気情報部64にはスチームコンベクションオーブン2の調理によって食材Fから生じる調理排気を含む排気情報が格納され、調理排気部64−1には検出された調理排気Exが格納され、調理排気量部64−2には調理排気Exを用いて算出した調理排気量Exnが格納され、積算調理排気量部64−3には調理排気量Exnの積算値である積算調理排気量Exmが格納される。汚れレベル部66には積算調理排気量Exmから換算された汚れレベルの判定結果として、汚れレベルDを表すレベル情報が格納される。
洗剤量部68には汚れレベルに応じて算出された洗剤量情報が格納される。洗浄履歴部70には洗浄機能部8の洗浄履歴として、洗浄開始時期、洗浄終了時期、汚れレベルに応じた洗浄時間などの履歴情報が格納される。
<洗浄情報ファイル40−1b>
この洗浄情報ファイル40−1bは洗浄情報の一例であり、メモリ部32に制御情報として格納される。
この洗浄情報ファイル40−1bには図8のBに示すように、番号部62、排気情報部64、汚れレベル部66、洗浄履歴部70、洗浄水量部72が含まれる。洗浄水量部72は、汚れレベルに応じて算出された洗浄水量情報が格納される。番号部62、排気情報部64、汚れレベル部66および洗浄履歴部70は既述したので、その説明を割愛する。
<洗浄情報ファイル40−1c>
この洗浄情報ファイル40−1cは洗浄情報の一例であり、メモリ部32に制御情報として格納される。
この洗浄情報ファイル40−1cには図8のCに示すように、番号部62、排気情報部64、汚れレベル部66、洗浄履歴部70、洗浄時間部74が含まれる。洗浄時間部74は、汚れレベルに応じて算出された洗浄時間情報が格納される。番号部62、排気情報部64、汚れレベル部66および洗浄履歴部70は既述したので、その説明を割愛する。
<処理手順>
図9は、第1の実施の形態に係る庫内洗浄の処理手順を示している。この処理手順は本発明のプログラムの処理段階または洗浄方法の工程の一例である。処理手順において、Sは工程、Sに付した番号はその順序の一例を示している(以下、同様)。
この処理手順には、庫内洗浄前に、調理排気量Exnまたは積算調理排気量Exmの汚れレベルDへの換算、汚れレベルに応じた洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmの算出、汚れレベルが基準レベルDrefに到達したときのアラート情報の生成およびその表示、汚れレベルDが基準レベルDrefに到達したとき、庫内洗浄の時期などの判断処理が含まれる。
この処理手順では、調理などの制御状態を監視し、調理排気量Exnの算出を行う(S101)。調理排気量Exnを積算して積算調理排気量Exmを求め(S102)、積算調理排気量Exmを用いて汚れレベルに換算する(S103)。調理排気量Exn,積算調理排気量Exmおよび汚れレベルを洗浄情報ファイル40−1a、40−1b、40−1cに格納する。この処理では洗浄情報ファイル40−1a、40−1b、40−1cの何れかを用いればよい。
プロセッサ30は汚れレベルDを判定し(S104)、庫内洗浄が必要かの判断を行い(S105)、庫内洗浄が必要でなければ(S105のNO)、つまり、基準レベルDrefを超えていなければ、待機状態となる。
庫内洗浄が必要であれば(S105のYES)、汚れレベルDを参照し、庫内の洗浄に必要な洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmを算出し(S106)、この算出結果をメモリ部32に格納し(S107)、洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmなどの情報提示を行う(S108)。この情報提示はモニター14の表示画面にたとえば、洗浄情報ファイル40−1a、40−1b、40−1cの何れかの内容を表示し、洗浄の必要性を告知するアラート情報などの告知情報を提示する。
庫内洗浄の条件成立の後、スチームコンベクションオーブン2が休止中かを判断する(S109)。つまり、夜間などのスチームコンベクションオーブン2の休止中の期間に洗浄モードに移行させ、スチームコンベクションオーブン2が稼働中または稼働停止中など、調理稼働が予定される時間帯であれば、待機状態を維持する。そして、スチームコンベクションオーブン2が休止中であれば(S109のYES)、算出した洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmによる庫内洗浄に移行し(S110)、この処理を終了する。
<第1の実施の形態の効果>
この第1の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 調理により生じる調理排気Exを含む排気情報から汚れレベルDを判定し、この汚れレベルDが基準レベルDrefを超えていれば、汚れレベルDに応じた洗剤量WM、洗浄水量Rまたは洗浄時間Tmの何れかを算出し、この算出結果により庫内洗浄を行うことができる。この場合、調理頻度や汚れレベルDの増加傾向により自動的またはマニュアル設定する処理を含んでもよい。
(2) 汚れレベルが基準レベルDrefを超えていれば、洗浄告知を行うことができ、ユーザーは洗浄の必要を自動的に認識できる。
(3) 洗浄モードへの移行は、深夜など、スチームコンベクションオーブン2の稼働が予定されていない時間帯に設定でき、調理業務を妨げることなく、スチームコンベクションオーブン2の庫内を自動的に清浄化することができる。
(4) 常にスチームコンベクションオーブン2の庫内を清浄化できるので、スチームコンベクションオーブン2による調理の安心、安全性を高めることができる。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態に係るスチームコンベクションオーブン2では、第1の実施の形態における洗剤量の算出に加え、洗浄水量Rを算出し、庫内洗浄を実施する。この庫内洗浄には洗浄情報ファイル40−2(図10)が用いられる。
<洗浄情報ファイル40−2>
この洗浄情報ファイル40−2において、洗浄情報ファイル40−1a、40−1bまたは40−1c(図8のA、BまたはC)と同一部分には同一符号を付してある。この洗浄情報ファイル40−2は洗浄情報の一例であり、メモリ部32に制御情報として格納される点は上記実施の形態と同様である。そして、この洗浄情報ファイル40−2には図10に示すように、既述の番号部62、排気情報部64、汚れレベル部66、洗剤量部68、洗浄履歴部70に加え、洗浄水量部72が含まれる。
洗浄水量部72には汚れレベルに応じて算出された洗浄水量情報、つまり、庫内の洗浄に必要な洗浄水の水量情報が格納される。
<処理手順>
図11は、第2の実施の形態に係る庫内洗浄の処理手順を示している。この処理手順は本発明のプログラムの処理段階または洗浄方法の工程の一例である。この処理手順では、庫内洗浄前に、調理排気量Exnまたは積算調理排気量Exmの汚れレベルへの換算、汚れレベルに応じた洗剤量WMおよび洗浄水量Rの算出処理やその提示、汚れレベルDが基準レベルDrefに到達したときのアラート情報の生成およびその表示、汚れレベルDが基準レベルDrefに到達したとき、庫内洗浄の時期などの判断処理が含まれる。
この処理手順においても、調理などの制御状態を監視し、調理排気量Exnの算出を行う(S201)。調理排気量Exnを積算して積算調理排気量Exmを求め(S202)、この積算調理排気量Exmを用いて汚れレベルDに換算する(S203)。積算調理排気量Exmおよび汚れレベルDを洗浄情報ファイル40−2(図10)に格納する。
プロセッサ30は汚れレベルDを判定し(S204)、庫内洗浄が必要かの判断を行い(S205)、庫内洗浄が必要でなければ(S205のNO)、つまり、基準レベルDrefを超えていなければ、待機状態となる。
庫内洗浄が必要であれば(S205のYES)、汚れレベルDを参照し、庫内の洗浄に必要な洗剤量WMおよび洗浄水量Rを算出し(S206)、この算出結果をメモリ部32に格納し(S207)、洗剤量WMおよび洗浄水量Rなどの情報提示を行う(S208)。この情報提示はモニター14の表示画面にたとえば、洗浄情報ファイル40−2の内容を表示し、洗浄の必要性を告知するアラート情報などの告知情報を提示する。
庫内洗浄の条件成立の後、スチームコンベクションオーブン2が休止中かを判断する(S209)。つまり、夜間などのスチームコンベクションオーブン2の休止中の期間に洗浄モードに移行させ、スチームコンベクションオーブン2が稼働中または稼働停止中など、調理稼働が予定される時間帯であれば、待機状態を維持する。そして、スチームコンベクションオーブン2が休止中であれば(S209のYES)、算出した洗剤量WMおよび洗浄水量Rによる庫内洗浄に移行し(S210)、この処理を終了する。
<第2の実施の形態の効果>
この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、次の何れかの効果が得られる。
(1) 汚れレベルDに応じて洗浄に必要な洗剤量WMおよび洗浄水量Rを算出し、これら洗剤量WMおよび洗浄水量Rの情報を提示することができる。
(2) 洗剤量WMおよび洗浄水量Rを汚れレベルDに応じて規制でき、洗剤量WMおよび洗浄水量Rの過剰利用を防止できる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態に係るスチームコンベクションオーブン2では、第2の実施の形態における洗剤量WM、洗浄水量Rの算出に加え、洗浄時間Tmを算出し、この算出結果に応じて庫内洗浄を実施する。この庫内洗浄には洗浄情報ファイル40−3(図12)が用いられる。
<洗浄情報ファイル40−3>
この洗浄情報ファイル40−3において、洗浄情報ファイル40−2(図10)と同一部分には同一符号を付してある。この洗浄情報ファイル40−3は洗浄情報の一例であり、メモリ部32に制御情報として格納される点は上記実施の形態と同様である。そして、この洗浄情報ファイル40−3には図12に示すように、既述の番号部62、排気情報部64、汚れレベル部66、洗剤量部68、洗浄履歴部70、洗浄水量部72に加え、洗浄時間部74が含まれる。
洗浄時間部74には汚れレベルに応じて算出された洗浄に必要な洗浄時間Tm、つまり、汚れレベルDに対して洗浄に必要な時間情報が格納される。
<処理手順>
図13は、第3の実施の形態に係る庫内洗浄の処理手順を示している。この処理手順は本発明のプログラムの処理段階または洗浄方法の工程の一例である。この処理手順では、庫内洗浄前に、調理排気量の汚れレベルDへの換算、汚れレベルに応じた洗剤量WMの算出処理や、汚れレベルDが基準レベルDrefに到達したときのアラート情報の生成およびその表示、汚れレベルDが基準レベルDrefに到達したとき、庫内洗浄の時期などの判断処理、洗浄水量Rの算出に加え、洗浄時間Tmの算出およびその提示が含まれる。
この処理手順においても、調理などの制御状態を監視し、調理排気量Exnの算出を行う(S301)。調理排気量Exnを積算して積算調理排気量Exmを求め(S302)、この積算調理排気量Exmを用いて汚れレベルに換算する(S303)。積算調理排気量Exmおよび汚れレベルDを洗浄情報ファイル40−3(図12)に格納する。
プロセッサ30は汚れレベルDを判定し(S304)、庫内洗浄が必要かの判断を行い(S305)、庫内洗浄が必要でなければ(S305のNO)、つまり、基準レベルDrefを超えていなければ、待機状態となる。
庫内洗浄が必要であれば(S305のYES)、汚れレベルDを参照し、汚れレベルの洗浄に必要な洗剤量WM、洗浄水量Rおよび洗浄時間Tmを算出し(S306)、この算出結果をメモリ部32に格納し(S307)、洗剤量WM、洗浄水量Rおよび洗浄時間Tmなどの情報提示を行う(S308)。この情報提示はモニター14の表示画面にたとえば、洗浄情報ファイル40−3の内容を表示し、洗浄の必要性を告知するアラート情報などの告知情報を提示する。
庫内洗浄の条件成立の後、スチームコンベクションオーブン2が休止中かを判断する(S309)。つまり、夜間などのスチームコンベクションオーブン2の休止中の期間に洗浄モードに移行させ、スチームコンベクションオーブン2が稼働中または稼働停止中など、調理稼働が予定される時間帯であれば、待機状態を維持する。そして、スチームコンベクションオーブン2が休止中であれば(S309のYES)、算出した洗剤量WM、洗浄水量Rおよび洗浄時間Tmによる庫内洗浄に移行し(S310)、この処理を終了する。
<第3の実施の形態の効果>
この第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態の効果に加え、次の何れかの効果が得られる。
(1) 汚れレベルDに応じて洗浄に必要な洗浄時間Tmを算出し、この洗浄時間Tmに洗浄を行うことができる。
(2) 洗浄時間Tmが算出されて提示されるので、スチームコンベクションオーブン2の計画的利用を図ることができる。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、調理機の一例としてスチームコンベクションオーブン2を例示したが、本発明はスチームコンベクションオーブン以外の調理機に利用することができる。
(2) 制御部はスチームコンベクションオーブン2の内部に設置したが、通信部36を利用して通信機能を有するパーソナルコンピュータやサーバー装置との通信により、スチームコンベクションオーブン2の庫内洗浄を制御する構成としてもよい。
(3) 上記実施の形態では調理排気Exを含む排気情報を用いて庫内の汚れレベルDを判定しているが、食材Fの成分や調理排気Exの成分を用いて汚れレベルDの判定や補正を行う構成としてもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、調理によって生じる調理排気を含む排気情報から求めた汚れレベルに応じて洗浄を行うことができ、調理人などのユーザーが庫内の汚れを目視で監視して洗浄の契機となるレベル設定するなどの作業から開放されるとともに、経済性の高い庫内清浄を行うことができる。
2 スチームコンベクションオーブン
4 調理庫
6 調理機能部
8 洗浄機能部
10 排気情報検出部
12 制御部
14 モニター
16 操作入力部
18 オーブン本体
19 ラック
20 調理容器
22 加熱部
24 スチーム生成部
26 洗浄部
28 洗剤供給部
27 排気部
29 排気センサー
30 プロセッサ
32 メモリ部
34 入出力部(I/O)
36 通信部
38 調理排気量・汚れレベル換算情報ファイル
40−1a、40−1b、40−1c 洗浄情報ファイル
42 汚れ情報
44 番号部
46 調理排気量部
48 汚れレベル部
50 基準レベル部
52 汚れレベル・洗剤量など換算情報ファイル
54 汚れレベル部
56 洗剤量部
58 洗浄水量部
60 洗浄時間部
62 番号部
64 排気情報部
64−1 調理排気部
64−2 調理排気量部
64−3 積算調理排気量部
66 汚れレベル部
68 洗剤量部
70 洗浄履歴部
72 洗浄水量部
74 洗浄時間部

Claims (12)

  1. 調理機の庫内を洗浄する洗浄システムであって、
    排気情報により汚れレベルを判定し、この汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を算出し、この算出結果を用いて庫内洗浄を制御する制御部を備えることを特徴とする洗浄システム。
  2. さらに、情報提示部を備え、前記制御部は、前記洗剤量、前記洗浄水量、前記洗浄時間の何れかまたは二以上を含む提示情報を前記情報提示部に提示させることを特徴とする請求項1に記載の洗浄システム。
  3. さらに、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、前記制御部は前記庫内洗浄を促す告知情報を情報提示部に提示させることを特徴とする請求項1に記載の洗浄システム。
  4. 前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、前記制御部は、前記調理機の休止時に洗浄モードに移行させることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の洗浄システム。
  5. 調理庫と、
    排気情報により汚れレベルを判定し、該汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を算出し、この算出結果を用いて庫内洗浄を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする調理機。
  6. さらに、情報提示部を備え、前記制御部は前記洗剤量、前記洗浄水量、前記洗浄時間の何れかまたは二以上を含む提示情報を前記情報提示部に提示させることを特徴とする請求項5に記載の調理機。
  7. さらに、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、前記制御部は前記庫内洗浄を促す告知情報を情報提示部に提示させることを特徴とする請求項5に記載の調理機。
  8. 前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、前記制御部は、前記調理機の休止時に洗浄モードに移行させることを特徴とする請求項5ないし請求項7の何れかの請求項に記載の調理機。
  9. コンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    排気情報を取得する機能と、
    前記排気情報により汚れレベルを判定する機能と、
    前記汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を算出する機能と、
    前記汚れレベルに応じて庫内洗浄を制御する機能と、
    を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。
  10. さらに、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、調理機の休止時に前記庫内洗浄を行わせる機能と、
    を前記コンピュータに実現させるための請求項9に記載のプログラム。
  11. 排気情報を取り込む工程と、
    前記排気情報により汚れレベルを判定する工程と、
    前記汚れレベルに応じて洗剤量、洗浄水量または洗浄時間の何れかまたは二以上を算出する工程と、
    前記汚れレベルに応じて庫内洗浄を制御する工程と、
    を含むことを特徴とする洗浄方法。
  12. さらに、前記汚れレベルが基準レベルに到達したとき、調理機の休止時に前記庫内洗浄を行う工程を含むことを特徴とする請求項11に記載の洗浄方法。
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