JP2020112321A - オイルセンサ及び冷凍機用圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルセンサで安定して高精度な検出を行う。【解決手段】オイルセンサ100Aは、圧縮機ケーシング10内に貯留されている潤滑油に曝される位置に配置される電極111、電極111の端部で張り出す基部112、及び、電極111に対して反対側に基部112から突出する端子113を有するセンサ本体110と、端子113が挿入可能かつ電気的に接続可能な回路基板115と、基部112を保持可能な底板部121と、底板部121と対向する位置に配置される蓋部123と、底板部121と蓋部123とを繋ぐ周壁部122とによって、端子113及び回路基板115を収容する端子収容空間124を形成する箱本体120と、箱本体120内で回路基板115を支持する複数の基板支持部130Aと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、オイルセンサ及び冷凍機用圧縮機に関する。
圧縮機として、密閉型のケーシング内に、回転軸、回転軸を回転させる駆動部、及び回転軸の回転力により駆動されて作動流体を圧縮する圧縮部が収容されたものが知られている。この種の圧縮機は、例えば冷凍装置等の冷媒回路に接続され、冷媒回路の冷媒ガスを圧縮するために用いられる。このような圧縮機では、圧縮部としてスクロール圧縮機やロータリ圧縮機が採用されている。
密閉型のケーシングを有する圧縮機では、機械的な潤滑性を確保するために、回転軸を回転可能に支持する軸受部に適切な量の潤滑油を供給する必要がある。例えば特許文献1には、ケーシングである密閉ハウジングの底部に貯蔵される潤滑油の油面位置を検知するオイルセンサ(センサ部)を備えた圧縮機が開示されている。このような圧縮機によれば、潤滑油の油面位置が低下したことをオイルセンサで検知することによって、潤滑油の不足を防いでいる。
特開2006−322377号公報
ところで、上記したようなオイルセンサは、潤滑油の油面位置を検知するセンサ本体に回路基板が接続されている。回路基板は、センサ本体で潤滑油を検知したときの静電容量等の変化に基づいて、センサ本体における検知結果を示す電気信号を出力する。このようなセンサ本体と回路基板とは、配線により接続されることが一般的である。
しかしながら、センサ本体と回路基板とを配線により接続すると、配線を介して外部から電磁ノイズを拾ってしまうことがある。その結果、回路基板から出力される出力信号にノイズが乗り、オイルセンサにおける検出精度が影響を受けてしまう。また、配線の取り回しや配線の長さ等のばらつきによっても、オイルセンサにおける検出精度が影響を受けてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、安定して高精度な検出を行うことが可能なオイルセンサ及び冷凍機用圧縮機を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係るオイルセンサは、圧縮機ケーシング内に貯留されている潤滑油に曝される位置に配置される電極、前記電極の端部で前記電極の延びる延在方向と直交する直交方向に張り出す基部、及び、前記延在方向において前記電極に対して反対側に前記基部から突出する端子を有するセンサ本体と、前記端子が挿入可能かつ電気的に接続可能な孔部が形成され、前記直交方向に広がる回路基板と、前記基部を保持可能な底板部と、前記底板部と対向する位置に配置される蓋部と、前記底板部と前記蓋部とを繋ぐ周壁部とによって、前記端子及び前記回路基板を収容する端子収容空間を形成する箱本体と、前記箱本体内で前記延在方向に延びるとともに前記回路基板を支持する複数の基板支持部と、を備える。
このような構成とすることで、センサ本体の端子と回路基板とが直接接続されることで、端子と回路基板との間に配線を設ける必要が無い。これにより、オイルセンサからの出力信号に外部からノイズが乗ることを抑えることができる。また、配線の取り回しや配線の長さ等のばらつきにより、ノイズが乗ることも抑えることができる。
また、本発明の第二態様に係るオイルセンサでは、第一態様において、複数の前記基板支持部は、前記底板部に固定され、前記蓋部に向かって延びていてもよい。
このような構成とすることで、端子が接続された回路基板は、複数の基板支持部を介して底板部に固定される。これにより、回路基板が強固に固定される。これにより、端子と回路基板との接続部分に外部からの振動の影響が及ぶことを抑えることができる。
また、本発明の第三態様に係るオイルセンサでは、第一態様において、複数の前記基板支持部は、前記蓋部に固定され、前記底板部側に向かって延びていてもよい。
このような構成とすることで、端子が接続された回路基板は、複数の基板支持部を介して蓋部に固定される。これにより、回路基板が強固に固定される。これにより、端子と回路基板との接続部分に外部からの振動の影響が及ぶことを抑えることができる。
また、本発明の第四態様に係るオイルセンサでは、第三態様において、前記延在方向から見た際に、複数の前記基板支持部の少なくとも一つが、前記基部と重なる位置に配置されていてもよい。
このような構成とすることで、回路基板を支持する複数の基板支持部を、端子に、より近い位置に配置することができる。これにより、回路基板と端子との接続部分を、より強固に支持することが可能となる。
また、本発明の第五態様に係るオイルセンサでは、第一態様から第四態様のいずれか一つにおいて、前記底板部は、前記圧縮機ケーシング内で潤滑油が貯留されている貯留部に連通可能とされて内部に前記潤滑油が流入可能なセンサ収容空間が形成されたセンサハウジングに着脱可能に設けられ、前記電極は、前記センサ収容空間に配置されていてもよい。
このような構成とすることで、センサ本体が故障等した場合には、筒状部から底板部を取り外すことで、センサ本体の交換を容易に行うことができる。
また、本発明の第六態様に係る冷凍機用圧縮機は、鉛直方向に延びる軸線回りに回転可能な回転軸と、前記回転軸を前記軸線回りに回転させる駆動部と、前記駆動部の上方で前記回転軸に一体に設けられて供給される冷媒を圧縮する圧縮部と、前記回転軸、前記駆動部、及び前記圧縮部を収容する収容空間を形成するとともに、前記収容空間の一部であって潤滑油が貯留される貯留部を有した圧縮機ケーシングと、第一態様から第五態様のいずれか一つのオイルセンサと、を備える。
本発明によれば、オイルセンサで安定して高精度な検出を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係る圧縮機の構成を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係る圧縮機に設けたオイルセンサを示す要部拡大断面図である。 オイルセンサの回路基板と基板支持部との位置関係を示す図であり、図2のA−A矢視図である。 本発明の第二実施形態に係る圧縮機に設けたオイルセンサを示す要部拡大断面図である。 オイルセンサの回路基板と基板支持部との位置関係を示す図であり、図4のB−B矢視断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明によるオイルセンサ及び冷凍機用圧縮機を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態に係る圧縮機の構成を示す断面図である。本実施形態の圧縮機(冷凍機用圧縮機)1Aは、例えば冷凍装置の冷媒回路に接続され、流体として冷媒ガスを圧縮する際に用いられるスクロール圧縮機である。図1に示すように、本実施形態に係る圧縮機1Aは、圧縮機ケーシング10と、回転軸20と、軸受部30と、給油ポンプ40と、駆動部50と、圧縮部60と、ブッシュアセンブリ70と、吸込管80と、吐出管90と、オイルセンサ100Aとを備えている。
圧縮機ケーシング10は、有底筒状をなして密閉構造とされている。圧縮機ケーシング10の内部には、各種部品が収容される収容空間10sが形成されている。圧縮機ケーシング10は、後述する回転軸20の軸線O1が延びる軸線方向Daに延在している。本実施形態の圧縮機ケーシング10は、軸線方向Daが鉛直方向Dvとなるように配置されている。圧縮機ケーシング10は、回転軸20、軸受部30、給油ポンプ40、駆動部50、圧縮部60、及びブッシュアセンブリ70を収容空間10s内に収容している。
圧縮機ケーシング10の内部は、圧縮部60により、吐出室11と、吸入室12と、に区画されている。吐出室11は、圧縮後の冷却ガスが存在する空間である。吐出室11は、圧縮機ケーシング10内の圧縮部60の上方の空間である。吸入室12は、圧縮前の冷却ガスが存在する空間である。吸入室12は、圧縮機ケーシング10内の圧縮部60の下方の空間である。
回転軸20は、回転軸本体21と、偏心軸22と、を有する。回転軸本体21は、軸線O1を中心とする円柱形状をなしている。回転軸本体21は、圧縮機ケーシング10内で軸線方向Daに延びている。回転軸本体21は、軸受部30により軸線O1周りに回転可能な状態で支持されている。回転軸本体21の内部には、軸線方向Daの両端で開口するように、回転軸本体21を軸線方向Daに貫通する回転軸本体貫通孔211が形成されている。
偏心軸22は、回転軸本体21の軸線方向Daの一方側(鉛直方向Dvの上方側)の端部に一体に設けられている。偏心軸22は、軸線O1に対してオフセット(偏心)された位置で軸線方向Daに延びる偏心軸線O2を中心軸としている。偏心軸22は、回転軸本体21の外径よりも小さく、軸線方向Daの長さが短い円柱状をなしている。したがって、偏心軸22は、軸線O1回りに回転軸本体21が回転すると、軸線O1回りに公転する。偏心軸22の内部には、偏心軸22を軸線方向Daに貫通する偏心軸貫通孔221が形成されている。偏心軸貫通孔221は、回転軸本体貫通孔211と連通している。
軸受部30は、回転軸20を回転可能に支持している。本実施形態の軸受部30は、メイン軸受31と、サブ軸受32と、ボス軸受33とを有している。
メイン軸受31は、回転軸本体21の軸線方向Daの一方側の端部を回転可能に支持している。メイン軸受31は、圧縮機ケーシング10の内壁に固定されている。メイン軸受31は、回転軸本体21内に形成されているメイン給油孔212を介して回転軸本体貫通孔211と繋がっている。
サブ軸受32は、回転軸本体21の軸線方向Daの他方側の端部を回転可能に支持している。サブ軸受32は、メイン軸受31よりも軸線方向Daの他方側(鉛直方向Dvの下方側)に配置されている。サブ軸受32は、圧縮機ケーシング10の内壁に固定されている。サブ軸受32は、回転軸本体21内に形成されているサブ給油孔213を介して回転軸本体貫通孔211と繋がっている。
ボス軸受33は、偏心軸22を覆うように配置されている。したがって、ボス軸受33は、メイン軸受31よりも軸線方向Daの一方側に配置されている。ボス軸受33は、ブッシュアセンブリ70を介して偏心軸22を回転可能に支持している。
給油ポンプ40は、サブ軸受32の下方に設けられている。給油ポンプ40は、圧縮機ケーシング10内に貯留された潤滑油を汲み上げてメイン軸受31、サブ軸受32、及びボス軸受33に供給する。具体的には、給油ポンプ40は、回転軸本体貫通孔211及び偏心軸貫通孔221を介して回転軸本体21の軸線方向Daの他方側の端面から偏心軸22の軸線方向Daの一方側の端面まで潤滑油を汲み上げている。メイン軸受31にはメイン給油孔212を介して回転軸本体貫通孔211内を流れる潤滑油が供給される。サブ軸受32には、サブ給油孔213を介して回転軸本体貫通孔211内を流れる潤滑油が供給される。ボス軸受33には、偏心軸22の端面から流れ出た潤滑油が供給される。
駆動部50は、圧縮機ケーシング10内において、メイン軸受31とサブ軸受32との軸線方向Daの間に配置されている。駆動部50は、回転軸本体21の中央部の外周面を囲むように配置されている。駆動部50は、回転軸本体21を回転駆動させる。駆動部50としては、例えば、回転軸本体21の外周面に固定されたロータ51と、軸線O1を中心としてロータ51を外周側から囲むステータ52と、を有するモータである。ロータ51は、内部に永久磁石を有し、その外形は軸線O1を中心とする略円筒状をなしている。
圧縮部60は、圧縮機ケーシング10内において、メイン軸受31よりも軸線方向Daの一方側に配置されている。圧縮部60は、固定スクロール61と、旋回スクロール62と、を有する。
固定スクロール61は、圧縮機ケーシング10の内壁に固定されている。固定スクロール61は、固定スクロール端板611と、固定ラップ612と、を有する。
固定スクロール端板611は、圧縮機ケーシング10に固定された円盤状の板材である。固定スクロール端板611は、旋回スクロール62と対向している。固定スクロール端板611は、吐出口66を有する。吐出口66は、固定スクロール端板611の中央を貫通するように形成された穴である。吐出口66は、圧縮部60によって圧縮された高圧の冷媒ガス(高圧流体)を吐出室11に吐出させる。
固定ラップ612は、固定スクロール端板611の軸線方向Daの他方側を向く面(下面)から延びている。固定ラップ612は、軸線方向Daから見て渦巻き状に形成された壁体である。固定ラップ612は、例えば、固定スクロール端板611の中心回りに巻回された板状の部材である。
旋回スクロール62は、固定スクロール61とメイン軸受31との間に配置されている。旋回スクロール62は、旋回スクロール端板621と、旋回ラップ622と、ボス部623と、を有する。
旋回スクロール端板621は、円盤状の板材である。旋回スクロール端板621は、軸線方向Daにおいて固定スクロール端板611と対向している。
旋回ラップ622は、旋回スクロール端板621の軸線方向Daの一方側を向く面から延びている。旋回ラップ622は、軸線方向Daから見て渦巻き状に形成された壁体である。旋回ラップ622は、例えば、旋回スクロール端板621の中心回りに巻回された板状の部材である。
旋回ラップ622は、固定ラップ612と噛み合うように配置されている。これにより、旋回ラップ622と固定ラップ612との間には、流体を圧縮する空間である圧縮室が区画される。旋回ラップ622が固定スクロール61に対して旋回することで、圧縮室の容積が変化する。これにより、圧縮室内の流体(冷媒ガス)が圧縮される。
ボス部623は、回転軸本体21の端面と対向する旋回スクロール端板621の軸線方向Daの他方側を向く面の中央部に設けられている。ボス部623は、円筒形状をなすように、旋回スクロール端板621からメイン軸受31に向かって突出している。ボス部623は、偏心軸22の外周を囲むように配置されている。ボス部623の内周面には、ボス軸受33が固定されている。
ブッシュアセンブリ70は、旋回スクロール62と回転軸20とを連結している。ブッシュアセンブリ70は、ボス部623と偏心軸22との間に設けられている。ブッシュアセンブリ70がボス軸受33に回転可能に支持されることで、ボス部623に対して偏心軸22が回転可能とされている。
また、圧縮機ケーシング10は、貯留部13をさらに有している。貯留部13は、圧縮機ケーシング10内の底部において、潤滑油が貯留される空間である。つまり、貯留部13は、収容空間10sの一部である。貯留部13は、圧縮機ケーシング10内の駆動部50よりも軸線方向Daの他方側の領域の一部である。貯留部13では、貯留された潤滑油内に浸かるように給油ポンプ40が配置されている。
吸込管80は、圧縮機ケーシング10の外部の供給源(例えば、アキュムレータ、不図示)から圧縮機ケーシング10内に圧縮前の冷媒ガスを導入させる配管である。なお、吸込管80からは冷媒ガスのような気体のみが導入され、液相の冷媒(液冷媒)や潤滑油等の液体を圧縮機ケーシング10内に導入する際には他の供給配管(不図示)が用いられる。
吐出管90は、圧縮機ケーシング10の軸線方向Daの一方側の端部である頂部に設けられている。吐出管90は、吐出室11と連通されている。吐出管90からは、圧縮部60で圧縮されて吐出口66から吐出室11に出された高圧の冷媒ガスが排出される。吐出管90は、圧縮された冷媒ガスの使用先(例えば、室内機、不図示)と接続されている。
図2は、本発明の第一実施形態に係る圧縮機に設けたオイルセンサを示す要部拡大断面図である。図3は、オイルセンサの回路基板と基板支持部との位置関係を示す図であり、図2のA−A矢視図である。図2に示すように、オイルセンサ100Aは、センサハウジング101と、センサ本体110と、回路基板115と、箱本体120と、基板支持部130Aとを備える。
センサハウジング101は、筒状部102を有する。筒状部102は、軸線O1に対して交差する方向(本実施形態では、軸線O1に対して直交する水平方向)に延びている。筒状部102は、圧縮機ケーシング10を貫通するように配置されている。つまり、筒状部102は、貯留部13から圧縮機ケーシング10に対して径方向外側に向かって筒状に延びている。ここで、径方向とは、軸線O1を中心とした放射方向であって、回転軸20の径方向である。筒状部102は、圧縮機ケーシング10に形成された孔10hに挿入された状態で、圧縮機ケーシング10にロウ付け等によって接合されている。したがって、筒状部102における径方向内側の先端部102aは、貯留部13に位置するように圧縮機ケーシング10内に配置されている。一方、筒状部102における径方向外側の基端部102bは、圧縮機ケーシング10の外に配置されている。基端部102bは、径方向において先端部102aと反対側の筒状部102の端部である。先端部102aには、開口部101aが形成されている。開口部101aは、貯留部13に位置している。
筒状部102の内側には、開口部101aと繋がったセンサ収容空間104が形成されている。センサ収容空間104は、筒状部102が圧縮機ケーシング10に固定されることで、開口部101aを介して貯留部13と連通する空間である。したって、センサ収容空間104内には、開口部101aを介して潤滑油が流入する。
センサ本体110は、筒状部102内で貯留部13に貯留された潤滑油を検出する。センサ本体110は、箱本体120を介してセンサハウジング101に着脱可能に固定されている。センサ本体110は、静電容量式で、潤滑油の有無、及び潤滑油の濃度を検出する。センサ本体110での検出結果は、電気信号として、外部のコントローラ(図示無し)に出力される。センサ本体110は、検出電極(電極)111と、基部112と、端子113と、を備える。
検出電極111は、圧縮機ケーシング10内に貯留されている潤滑油に曝される位置に配置される。具体的には、検出電極111は、筒状部102内(センサ収容空間104)に配置されている。検出電極111は、圧縮機ケーシング10における径方向に延びている。本実施形態の検出電極111は、鉛直方向Dvと直交する水平方向に円柱状をなして延びている。検出電極111の先端111sは、鉛直方向Dvから見た際に、圧縮機ケーシング10の内周面10f及び筒状部102の先端部102aに対し、径方向外側に位置している。つまり、検出電極111の先端111sは、圧縮機ケーシング10に対して外側に配置されており、筒状部102の先端部102aから突出していない。検出電極111は、鉛直方向Dvにおいて予め定められた貯留部13での潤滑油の貯留量に応じた潤滑油の液面の下限レベルに合わせて設けられている。
基部112は、検出電極111における先端111sとは反対側の端部を支持している。本実施形態の基部112は、鉛直方向Dvから見た際に、圧縮機ケーシング10に対して径方向の外側で検出電極111に固定されている。基部112の一部は、筒状部102に嵌め込まれている。基部112は、検出電極111の延びる延在方向(本実施形態では水平方向であり、径方向である)と直交する直交方向に円盤状をなすように張り出している。
端子113は、検出電極111の延在方向において、基部112から検出電極111とは反対側(圧縮機ケーシング10から離れる側)に突出するよう設けられている。端子113は、例えばガラス端子からなる。端子113は、検出電極111と平行になるように、検出電極111の延在方向に延びている。図3に示すように、端子113は、径方向から見た際に、検出電極111を中心として間隔をあけて複数(本実施形態では二本一対)設けられている。複数の端子113は、基部112に対して、同じ距離だけ離れて配置されている。
図2、図3に示すように、二本一対の端子113は、回路基板115に接続されている。回路基板115は、矩形板状をなしている。回路基板115は、基部112と平行となるように直交方向に広がっている。回路基板115には、二個一対の貫通孔(孔部)115hが形成されている。貫通孔115hは、端子113が挿入可能かつ電気的に接続可能なスルーホールである。二個一対の貫通孔115hには、二本一対の端子113が挿入されている。貫通孔115hに端子113が挿入された状態で端子113は回路基板115に固定されている。その結果、回路基板115に形成された所定の配線回路パターン(不図示)に端子113が電気的に接続されている。
図2に示すように、箱本体120は、センサ本体110を保持可能とされている。箱本体120は、底板部121と、周壁部122と、蓋部123と、を備えている。箱本体120は、検出電極111の延在方向において、底板部121と対向する領域が開口している。
底板部121は、径方向から見た際に、回路基板115よりも大きな矩形板状をなしている。底板部121は、筒状部102の径方向外側の基端部102bを閉塞するよう設けられている。つまり、底板部121は、筒状部102に対して開口部101aと反対側に配置されている。底板部121は、基端部102bにおいて外側に張り出すように形成されたフランジ部102cに、複数本のボルト106によって着脱可能に締結されている。底板部121と筒状部102のフランジ部102cとの間には、環状のシール材107が設けられている。
径方向から見た際に、底板部121の中央部には、底板部121の板厚方向に貫通するセンサ保持開口121hが形成されている。基部112は、センサ保持開口121hに嵌め込まれて固定されている。これにより、センサ本体110は、箱本体120に保持されている。
周壁部122は、底板部121の外周部の四辺から径方向の外側向かって延びることで、矩形筒状をなしている。周壁部122は、底板部121と一体に形成されている。周壁部122は、端子113及び回路基板115を取り囲むように設けられている。
蓋部123は、箱本体120の開口を覆って閉塞している。蓋部123は、矩形板状をなしている。蓋部123は、周壁部122に対して、底板部121とは反対側である径方向外側に固定されている。したがって、蓋部123は、箱本体120とともに、端子113及び回路基板115を収容する端子収容空間124を形成している。端子収容空間124内で、回路基板115は、底板部121及び蓋部123に対して径方向に間隔をあけて設けられている。蓋部123は、その外周部が、周壁部122に、溶接又はボルト(図示無し)によって固定されている。
なお、箱本体120は、本実施形態のように底板部121及び周壁部122が一体に形成され、別部材である蓋部123が周壁部122に固定される構造に限定されるものではない。例えば、箱本体120は、蓋部123及び周壁部122が一体に形成され、別部材である底板部121が周壁部122に固定される構造であってもよい。また、周壁部122は、その一部が底板部121と一体に形成され、残りの部分が蓋部123と一体に形成されるような分割構造を有していてもよい。
基板支持部130Aは、箱本体120の端子収容空間124内で、回路基板115を支持している。本実施形態の基板支持部130Aは、底板部121から蓋部123側に向かって立ち上がるように延びる柱状をなしている。したがって、基板支持部130Aは、検出電極111の延在方向において、回路基板115に対して基部112と同じ側に配置されている。基板支持部130Aは、検出電極111の延在方向における蓋部123側から見た際に、基部112を囲うように、基部112の外側で間隔をあけて複数本(本実施形態では3本)が設けられている。このような基板支持部130Aは、例えば、樹脂材料のような絶縁材料から形成されている。各基板支持部130Aは、底板部121及び回路基板115のそれぞれに、接着、ビス留め、又は溶接等によって接合されている。
オイルセンサ100Aを組み立てる際には、予め、端子113が直接固定された回路基板115を、複数の基板支持部130Aを介して底板部121に取り付けておく。これにより、センサ本体110及び回路基板115が底板部121及び周壁部122に一体的に取り付けられる。その後、底板部121及び周壁部122は、筒状部102に固定される。筒状部102に固定された底板部121及び周壁部122に蓋部123が固定される。なお、筒状部102に固定する前に底板部121及び周壁部122に蓋部123が固定されてもよい。
このようなオイルセンサ100Aにおいて、検出電極111は、収容空間10sの下部の貯留部13からセンサ収容空間104に流れ込んだ潤滑油を検出する。検出電極111は、センサ収容空間104内における潤滑油の有無、及び潤滑油の濃度の変化に応じて静電容量が変化する。検出電極111における静電容量の変化は、端子113を介して回路基板115に入力される。回路基板115は、検出電極111における検出結果である静電容量の変化を、電気信号として、外部のコントローラ(図示無し)に出力する。
外部のコントローラ(図示無し)では、センサ本体110から入力される電気信号に基づいて、供給配管(図示無し)を通して圧縮機ケーシング10内に潤滑油を補給するか否かを決定する。具体的には、センサ本体110において、潤滑油が無いと検出された場合、潤滑油が予め定めた下限レベル以下であるため、圧縮機ケーシング10内に潤滑油を供給する。また、センサ本体110において、液冷媒の混在によって潤滑油が予め定めた濃度以下であると検出された場合、圧縮機ケーシング10内に潤滑油を供給する。
ここで、センサ本体110は、貯留部13の外側に窪むように形成されたセンサ収容空間104内に設けられているので、圧縮機ケーシング10での潤滑油に生じる流れの影響を受けにくくなる。具体的には、検出電極111は、鉛直方向Dvから見た際に、筒状部102の壁部によって側方が貯留部13に対して遮蔽されている。したがって、貯留部13内に貯留されている潤滑油に軸線O1の周りを旋回するような流れが生じても、筒状部102の壁部によって検出電極111が直接流れに曝されることが抑えられる。これにより、潤滑油の流れによって生じるノイズが乗ることが抑えられる。したがって、圧縮機ケーシング10内における潤滑油の流れの影響をオイルセンサ100Aが受けることを抑え、安定して高精度な検出が行える。
上述したようなオイルセンサ100A及び圧縮機1Aによれば、センサ本体110の端子113と回路基板115とが直接接続されることで、端子113と回路基板115との間に配線を設ける必要が無い。これにより、オイルセンサ100Aからの出力信号に外部からノイズが乗ることを抑えることができる。また、配線の取り回しや配線の長さ等のばらつきにより、ノイズが乗ることも抑えることができる。したがって、オイルセンサ100Aにおいて、安定して高精度な検出を行うことが可能となる。
また、端子113が電気的に接続される回路基板115は、複数の基板支持部130Aを介して箱本体120の底板部121に固定される。その結果、端子113と回路基板115とが箱本体120に対して一体的に強固に固定される。これにより、端子113と回路基板115との接続部分に外部からの振動の影響が及ぶことを抑えることができる。したがって、オイルセンサ100Aにおいて、より安定して高精度な検出を行うことが可能となる。
また、センサ本体110、回路基板115、及び、箱本体120が一体的にユニット化される。このため、オイルセンサ100Aの組立に際しては、センサ本体110及び回路基板115が取り付けられた箱本体120を、センサハウジング101の筒状部102の基端部102bに取り付ければよく、組立性に優れる。
また、基部112を取り囲むように設けられた複数の基板支持部130Aによって、回路基板115を、強固かつ安定的に底板部121に固定することができる。
また、底板部121は、筒状部102に着脱可能に設けられている。このような構成とすることで、筒状部102から箱本体120(底板部121)ごとセンサ本体110を取り外すことができる。これにより、センサ本体110が故障等した場合には、センサ本体110の交換を容易に行うことができる。
(第二実施形態)
次に、本発明に係るオイルセンサ及び冷凍機用圧縮機の第二実施形態について説明する。なお、以下に説明する第二実施形態においては、上記第一実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。第二実施形態では、基板支持部130Bを蓋部123に設けた点で第一実施形態と異なっている。
図1に示すように、本実施形態に係る圧縮機(冷凍機用圧縮機)1Bは、圧縮機ケーシング10と、回転軸20と、軸受部30と、給油ポンプ40と、駆動部50と、圧縮部60と、ブッシュアセンブリ70と、吸込管80と、吐出管90と、オイルセンサ100Bとを備えている。
図4は、本発明の第二実施形態に係る圧縮機に設けたオイルセンサを示す要部拡大断面図である。図5は、オイルセンサの回路基板と基板支持部との位置関係を示す図であり、図4のB−B矢視断面図である。
図4に示すように、オイルセンサ100Bは、センサハウジング101と、センサ本体110と、回路基板115と、箱本体120と、基板支持部130Bとを備える。
基板支持部130Bは、箱本体120の端子収容空間124内で、回路基板115を支持する。第二実施形態の基板支持部130Bは、蓋部123から底板部121側に向かって立ち上がるように延びる柱状をなしている。したがって、基板支持部130Bは、検出電極111の延在方向において、回路基板115に対して基部112と反対側に配置されている。基板支持部130Bは、検出電極111の延在方向における蓋部123側から見た際に、間隔をあけて複数本(本実施形態では3本)が設けられている。図5に示すように、検出電極111の延在方向における蓋部123側から見た際に、複数の基板支持部130Bの少なくとも一つは、基部112と重なる位置に配置されている。本実施形態では、1本の基板支持部130Bが、基部112と重なるように基部112の外周面よりも内側に配置されている。各基板支持部130Bは、蓋部123及び回路基板115のそれぞれに、接着、ビス留め、又は溶接等によって接合されている。
オイルセンサ100Bを組み立てる際には、予め、回路基板115の貫通孔115hに端子113を挿入することで、センサ本体110と回路基板115とを接続する。その後、回路基板115を、複数の基板支持部130Bを介して蓋部123に取り付ける。さらに、底板部121及び周壁部122を筒状部102に固定する。その後、筒状部102に固定された底板部121及び周壁部122に対して、センサ本体110及び回路基板115が固定された蓋部123を取り付ける。周壁部122に蓋部123を取り付ける際には、基部112の一部を筒状部102に嵌め込む。
上述したようなオイルセンサ100B及び圧縮機1Bによれば、第一実施形態と同様に、センサ本体110の端子113と回路基板115とが直接接続されることで、端子113と回路基板115との間に配線を設ける必要が無い。これにより、オイルセンサ100Bからの出力信号に外部からノイズが乗ることを抑えることができる。
また、端子113に電気的に接続される回路基板115は、複数の基板支持部130Bを介して蓋部123に固定される。その結果、蓋部123を介して、端子113と回路基板115とが箱本体120に対して一体的に強固に固定される。これにより、端子113と回路基板115との接続部分に外部からの振動の影響が及ぶことを抑えることができる。したがって、オイルセンサ100Bにおいて、安定して高精度な検出を行うことが可能となる。
また、オイルセンサ100Bの組立に際しては、予め回路基板115を複数の基板支持部130Bを介して蓋部123に取り付けられている。そのため、センサ本体110が取り付けられた底板部121及び周壁部122を筒状部102に固定した後に、周壁部122に蓋部123を取り付けることで、センサ本体110を同時に筒状部102に対して取り付けることができる。これにより、オイルセンサ100Bの組立性が向上する。
また、検出電極111の延在方向における蓋部123側から見た際に、複数の基板支持部130Bの少なくとも一つは、基部112と重なる位置に配置されている。そのため、基部112の大きさの影響を受けずに、基板支持部130Bを、端子113に近づけて配置することができる。これにより、回路基板115に対する端子113の接続部分を基板支持部130Bに近づけることができる。したがって、回路基板115に対する端子113の接続部分に対し、外部からの振動の影響が及ぶことをより確実に抑え、より強固に支持することが可能となる。
なお、基板支持部130Bは、一つのみが基部112と重なる位置に配置されることに限定さえるものではない。例えば、基板支持部130Bは、検出電極111の延在方向における蓋部123側から見た際に、複数(例えば、二つや三つ全て)が基部112と重なる位置に配置されていてもよい。
(実施形態の変形例)
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
即ち、圧縮部60は、本実施形態のようにスクロール圧縮機であることに限定されるものではない。圧縮部60は、例えばロータリ圧縮機であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、オイルセンサ100A及び100Bで、潤滑油の有無を検出することによる潤滑油レベルの検出、及び潤滑油の濃度検出を行うようにしたが、オイルセンサ100A及び100Bでは、そのいずれか一方のみを検出するようにしてもよい。また、潤滑油の有無を検出するオイルセンサ100A及び100Bと、潤滑油の濃度検出を行うオイルセンサ100A、100Bとを別々に備えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、底板部121を、ボルト106により筒状部102に固定するようにしたが、溶接により筒状部102に固定してもよい。
さらに、上記実施形態では、オイルセンサ100A及び100Bは、圧縮機ケーシング10とは別部材として、筒状部102を備えるようにしたが、このような構成に限定されるものではない。筒状部102は、例えば圧縮機ケーシング10が十分な厚みを有している場合、圧縮機ケーシング10の一部として、圧縮機ケーシング10と一体に形成されてもよい。
1A、1B 圧縮機(冷凍機用圧縮機)
10 圧縮機ケーシング
10f 内周面
10h 孔
10s 収容空間
11 吐出室
12 吸入室
13 貯留部
20 回転軸
21 回転軸本体
22 偏心軸
30 軸受部
31 メイン軸受
32 サブ軸受
33 ボス軸受
40 給油ポンプ
50 駆動部
51 ロータ
52 ステータ
60 圧縮部
61 固定スクロール
62 旋回スクロール
66 吐出口
70 ブッシュアセンブリ
80 吸込管
90 吐出管
100A、100B オイルセンサ
101 センサハウジング
101a 開口部
102 筒状部
102a 先端部
102b 基端部
102c フランジ部
104 センサ収容空間
106 ボルト
107 シール材
110 センサ本体
111 検出電極
111s 先端
112 基部
113 端子
115 回路基板
115h 貫通孔
120 箱本体
121 底板部
121h センサ保持開口
122 周壁部
122a 開口
123 蓋部
124 端子収容空間
130A、130B 基板支持部
211 回転軸本体貫通孔
212 メイン給油孔
213 サブ給油孔
221 偏心軸貫通孔
611 固定スクロール端板
612 固定ラップ
621 旋回スクロール端板
622 旋回ラップ
623 ボス部
Da 軸線方向
Dv 鉛直方向
O1 軸線
O2 偏心軸線

Claims (6)

  1. 圧縮機ケーシング内に貯留されている潤滑油に曝される位置に配置される電極、前記電極の端部で前記電極の延びる延在方向と直交する直交方向に張り出す基部、及び、前記延在方向において前記電極に対して反対側に前記基部から突出する端子を有するセンサ本体と、
    前記端子が挿入可能かつ電気的に接続可能な孔部が形成された回路基板と、
    前記基部を保持可能な底板部と、前記底板部と対向する位置に配置される蓋部と、前記底板部と前記蓋部とを繋ぐ周壁部とによって、前記端子及び前記回路基板を収容する端子収容空間を形成する箱本体と、
    前記箱本体内で前記延在方向に延びるとともに前記回路基板を支持する複数の基板支持部と、を備えるオイルセンサ。
  2. 複数の前記基板支持部は、前記底板部に固定され、前記蓋部に向かって延びている請求項1に記載のオイルセンサ。
  3. 複数の前記基板支持部は、前記蓋部に固定され、前記底板部側に向かって延びている請求項1に記載のオイルセンサ。
  4. 前記延在方向から見た際に、複数の前記基板支持部の少なくとも一つが、前記基部と重なる位置に配置されている請求項3に記載のオイルセンサ。
  5. 前記底板部は、前記圧縮機ケーシング内で潤滑油が貯留されている貯留部に連通可能とされて内部に前記潤滑油が流入可能なセンサ収容空間が形成されたセンサハウジングに着脱可能に設けられ、
    前記電極は、前記センサ収容空間に配置されている請求項1から4の何れか一項に記載のオイルセンサ。
  6. 鉛直方向に延びる軸線回りに回転可能な回転軸と、
    前記回転軸を前記軸線回りに回転させる駆動部と、
    前記駆動部の上方で前記回転軸に一体に設けられて供給される冷媒を圧縮する圧縮部と、
    前記回転軸、前記駆動部、及び前記圧縮部を収容する収容空間を形成するとともに、前記収容空間の一部であって潤滑油が貯留される貯留部を有した圧縮機ケーシングと、
    請求項1から5の何れか一項に記載のオイルセンサと、
    を備える冷凍機用圧縮機。
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