JP2020111940A - 防災用品収納ボックス - Google Patents

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JP2020111940A
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三浦 隆男
Takao Miura
隆男 三浦
利将 佐伯
Toshimasa Saeki
利将 佐伯
隆尚 川口
Takanao Kawaguchi
隆尚 川口
卓志 宮田
Takushi Miyata
卓志 宮田
竹巳 安達
Takemi Adachi
竹巳 安達
松本 孝之
Takayuki Matsumoto
孝之 松本
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Abstract

【課題】災害時に利用し易い場所に設置されると共に、設置スペースが確保され易く、設置によって建物の強度はもとよりのこと、家具その他の設置や通行に支障を生ずることがない防災用品の収納ボックスを提供する。【解決手段】鉄筋コンクリート造りの一階入口の屋内側エントランスのフロア下に土のう、消火器、懐中電灯、携帯ラジオ、非常用食品その他防災用品14の一種以上が収納される空洞5を設置し、空洞上には取外しが容易な中敷きトレイ7を取付け、その上にマット部材を敷く。【選択図】図2

Description

本発明は、アパート、マンション、ビルなど鉄筋コンクリート造りの1階エントランスのフロア下に設置され、土のう、消火器、懐中電灯、携帯ラジオ、非常用食品その他防災用品を収納するための収納ボックスに関する。
防災用品を収納する収納ボックスに関しては、間仕切り用の壁に埋め込んで設置されるもの(特許文献1、2)、家又は敷地に固定される固定部材にロープを介して繋げられる容器よりなるもの(特許文献3)などが知られる。
また建物のエントランスに泥除け或いは装飾用のマットが取外し可能に設置されることも多く見受けられ、その一つとして、特許文献4には、平行に配列した桟部材を連結部材で屈折可能に連結したスノコ形の床マットが開示されている。
特開2005−296579号公報 特開2009−215871号公報 実用新案登録第3176895号公報 特開2002−233490号公報
防災用収納ボックスを壁に埋め込んで設置する場合、家具などを収納ボックスに隣接して設置することができないうえ、壁の厚みは通常左程厚くないため、収納される防災用品には、厚みが制限され、土のうはもとよりのこと、災害時に必要とされる多くの防災用品は収納することができない。
特許文献2に開示されるように、収納ボックスを壁より出張らせるようにすれば、厚みが嵩張る防災用品も収納することができるが、壁面より収納ボックスが出張っていると、見映えを損なううえ、前述するように、家具などを隣接して設置することができないことはもちろんのこと、何かと邪魔になり、支障を来たす不具合がある。
しかも前記いずれの場合も、鉄筋コンクリート造りの壁である場合、壁強度が若干でも損なわれることが考えられる。
特許文献3に開示される収納容器では、地面に露出して配置されるロープや収納容器が邪魔になりがちである。
本発明は、災害時に利用し易い場所に設置され、設置スペースが確保され易く、設置によって建物の強度はもとよりのこと、家具その他の設置や通行に支障を生ずることがない防災用品の収納ボックスを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の防災用品収納ボックスは、土のう、消火器、懐中電灯、携帯ラジオ、非常用食品その他防災用品の一種以上が収納され、鉄筋コンクリート造りの一階入口の屋内側或いは屋外側エントランスのフロア下に設置されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、収納ボック上には泥除け或いは装飾用のマットが取外し可能に設置されることを特徴とする。
請求項1に係る発明の防災用品収納ボックスによると、鉄筋コンクリート造りの一階エントランスには重量物その他、人が出入するのに支障となるものは置かれないため、収納ボックスや該ボックスに被さる取外し可能な床自体に強度は左程必要とされず、しかも収納ボックスを設けてもフロア上に突出しないようにできるため通行に支障を生ずることがないこと、一階エントランスのフロア下にはフロアの強度を損なうことなく、土のうその他嵩張る防災用品を収納可能なスペースを確保することができること、災害時に防災用品を必要とするとき、防災用品例えば土のうがエントランスにあると、急な増水時にもすぐに取出して建物内への浸水を防ぐことができること、などの効果を有する。
請求項2に係る発明によると、マットを取外すことにより防災用品の利用ができ、またマットにより収納ボックスが目隠しされ、収納ボックスによる見映えが損なわれることがないため、収納ボックスの外観意匠に配慮する必要がなく、またマットに泥除けマットを用いれば収納ボックスの目隠しと泥除けの機能をもたらすことができる。
本発明に係る収納ボックスが設置されるエントランスの概略平面図。 図1に示すA−A線での拡大断面図。 図1に示すA−A線と直交する方向での断面図。 図2に示すC部の詳細図。 図2及び図3に示す中敷トレイの平面図。 別の実施形態のエントランスの概略断面図。
以下、本発明の実施形態に係り、鉄筋コンクリート造り建物1階のエントランスに設置される防災用品収納ボックスについて図面により説明する。
図1は、全体を符号1で示す収納ボックスが設置されるエントランス屋内側の平面図であり、図2は図1のA−A線での断面、図3は図1のA−A線と直交する方向でのエントランスの断面、図4は図2のC部の詳細図で、床コンクリートのフロアは既存のフロアと同様、コンクリートスラブ上にモルタル層を形成し、その上に床パネルを敷設して構成されるもので、図1に示す入口2付近の屋内側エントランスには、床マット3が前記床パネルと面一をなして敷設され、その一半の床マット下は地面或いは該地面上に敷設したモルタルに達する断面が矩形の空洞5となっており、本実施形態では、この空洞5が前述する土のう、消火器、懐中電灯、携帯ラジオ、非常用食品その他の防災用品が収納される収納ボックスとなっている。
なお、図示する入口2は、矢印方向に開閉するようになっているが、回動して開閉するようになっていてもよい。
床コンクリートのフロアに形成される空洞5には、硬質樹脂或いは金属、好ましくは鋼製の中敷トレイ6が装着されている。この中敷トレイ6は前記空洞5と横断面が同形同大で、平鍋状をなし、前後左右の側壁のうち、前後又は左右の対向する側壁の上端、好ましくは前後左右の側壁上端にはそれぞれ図5に示すように、外側方に横向きに突出するフランジ7を有し、該フランジ7を床コンクリートに形成される空洞四囲の縁部に掛けることにより中敷トレイ6が支持されるようになっている。図中、8は前記フランジ7と空洞5の四囲の縁部との間に介在させた止水用スポンジである。
この中敷トレイ7には図5に示すように両側適所に取手10が起倒可能或いは出し入れ可能に取付けられ、取手10を起こし或いは引出した状態で中敷トレイ7の脱着が行われ、通常は倒すか、或いは押込んで中敷きトレイ下方に突出させるようにしている。
前記空洞部5及び前記床パネルと面一をなして床コンクリート上に敷設される床マット3は図4に示すように、縦断面で逆T形状をなす支柱部9aと、該支柱部上に一体形成される略凹形断面の受部9bを備え、該受部9bには装飾材9cを装着した縦断面で略ワイングラス状をなす金属製、好ましくは鋼製のマット部材9を連結材11で連結してなる格子状、いわばグレーチング状をなして高剛性を有し、端部を中敷トレイ6のフランジ7に支持させただけで、中敷トレイ7の底部との間に空間があっても撓むことなく、その上を通行するのに支障を生じないようにしている。図中、12はマット部材9の高さを調整する調整部材である。
前記連結材11は可撓製のある樹脂11、好ましくは金属製で、両端のうち、少なくとも一端が前記マット部材9にヒンジによって屈折可能に連結され、全体が丸め込んで格納可能となっており、この種の床マットの一例が前記特許文献4に開示されている。この床マット3は、中敷トレイ6に硬質材を詰め込み、その上に直接支持させるようにすれば、高剛性に形成する必要がないため、図4に示すマット部材9に代えて布や樹脂製のシート或いは金網状のものやカーペット状のものとすることもできる。
前記空洞5は、床マット3を引張り出すか或いは丸め込んで取外したのち、中敷トレイ7を取外すことにより上面が開放され、開放された空洞内に防災用品、例えば土のう、飲料水用の水のう、非常用発電機、懐中電灯、台車、非常用食品その他の1種以上の防災用品が納められる。図中、14は防災用品である。
本実施形態によると、自然災害、例えば豪雨時の増水により水嵩が増して屋内側フロアに浸水ないし浸水するおそれがある時は、床マット3、中敷トレイ7を取外して空洞内に納められる土のうを取出し、入口2に敷き詰めて設置されるが、土のうはエントランスの必要箇所近くに保管されているため、咄嗟の緊急時であっても、直ちにかつ容易に取出して役立てることができる。また入口の屋内側及び屋外側のエントランスには重量物が置かれることはないため、マット部材9には強度を左程必要としない。そのためマット部材9を軽量化でき、脱着も容易に行える。
前記実施形態では収納ボックスは上面が開放可能な空洞5となっているが、樹脂、金属或いは木製の上面を開放したボックス或いはこのボックスに開閉可能な蓋を取付けてなるもので構成し、床コンクリートに形成される空洞に納められるようにしてもよい。
前記実施形態ではエントランスは階段15を上がり、1階の入口2を入った屋内側の箇所となっているが、階段を上がりきった1階の入口手前の屋外側箇所を含むものである。したがって本発明でいうエントランスは、1階入口の屋内側のみならず、屋外側をも含むものとなる。
図6は、前記空洞5を1階の入口手前のエントランスに設けた後者の例を示すもので、収納ボックスを構成する空洞5は図6に示すように、階段16を上がりきった入口手前のテラスである屋外側エントランスに前記実施形態と同様にして設置される。なお図6において、図2と同一構造部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
1・・収納ボックス
2・・入口
3・・床マット
5・・空洞
6・・受金具
7・・中敷トレイ
8・・止水用スポンジ
9・・マット部材
10・・取手
12・・高さ調整材、14・・防災用品
15,16・・階段

Claims (2)

  1. 土のう、消火器、懐中電灯、携帯ラジオ、非常用食品その他防災用品の一種以上が収納され、鉄筋コンクリート造りの一階入口の屋内側或いは屋外側エントランスのフロア下に設置されることを特徴とする防災用収納ボックス。
  2. 収納ボックス上には泥除け或いは装飾用のマットが取外し可能に設置されることを特徴とする請求項1記載の防災用収納ボックス。
JP2019002611A 2019-01-10 2019-01-10 防災用品収納ボックス Pending JP2020111940A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145633U (ja) * 1979-04-06 1980-10-20
JPS5768040U (ja) * 1980-10-09 1982-04-23
JP3021465U (ja) * 1995-08-08 1996-02-20 保司 新井 災害備品収納庫

Patent Citations (3)

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