JP2020111461A - エレベータ用調速機、並びにエレベータ装置 - Google Patents

エレベータ用調速機、並びにエレベータ装置 Download PDF

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【課題】ラチェットの回転始動力を安定させることができるエレベータ用調速機並びにその調速機を備えるエレベータ装置を提供する。【解決手段】エレベータ用調速機(9)は、フレーム(21)に回転可能に支持され、昇降体に接続される調速機ロープ(12)が巻き掛けられる調速機プーリ(10)と、調速機プーリとともに回転し、遠心力により変位する振子(13,14)と、振子が変位すると、振子と係合して回転するラチェット(15)と、を有するものであって、ラチェットに係合し、ラチェットに対して、ラチェットの回転方向に弾性力を与える弾性体(31)を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータ用の調速機、並びに調速機を備えるエレベータ装置に関する。
エレベータ装置には、昇降体の昇降速度を常時監視して、所定の過速状態に陥った昇降体を非常停止させるための調速機が備えられている。調速機は、昇降体の昇降速度が定格速度を超えて第1過速度(例えば、定格速度の1.3倍程度)に達すると、昇降体を駆動する巻上機の電源および巻上機を制御する制御装置の電源を遮断する。
また、調速機は、昇降体の下降速度が第1過速度を超えて第2過速度(例えば、定格速度の1.4倍程度)に達すると、昇降体に設けられた非常止め装置を動作させて、昇降体を機械的に非常停止させる。
このような調速機に関する従来技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。
本従来技術においては、調速機の主軸に、ラチェットが回転自在に取り付けられる。かごの下方向への移動速度が第2過速度に達すると、調速機綱車とともに回転する係合爪が遠心力により変位してラチェットと係合する。係合爪とともにラチェットが回転すると、ラチェットにリンクする調速機ロープ把持機構が動作し、調速機ロープの動きが制止される。これにより、非常止め装置が動作する。
国際公開第2012/017549号
上述の従来技術のようにラチェットを設ける場合、ラチェットの回転始動力が不安定であると、調速機の動作の信頼性が低下する。上記従来技術においては、ラチェットに対して主軸の軸線に沿う方向に付勢力を与えるラチェット用付勢ばねが設けられている。ラチェット用付勢ばねによれば、ラチェットの回転始動力を安定化することは可能である。
しかし、ラチェット用付勢ばねがラチェット面に押し付けられているため、ラチェット面と付勢ばねの端面を均一に面接触させることが難しく、付勢力を安定にすることが難しい。また、ラチェット面と付勢ばね端面の摺動による経年磨耗が発生し、ラチェット面と付勢ばね端面との間の摩擦力が低下するために、付勢ばねの付勢力が低下し、ラチェットの回転始動力が変動する恐れがある。
そこで、本発明は、ラチェットの回転始動力を安定させることができるエレベータ用調速機並びにその調速機を備えるエレベータ装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明によるエレベータ用調速機は、フレームに回転可能に支持され、昇降体に接続される調速機ロープが巻き掛けられる調速機プーリと、調速機プーリとともに回転し、遠心力により変位する振子と、振子が変位すると、振子と係合して回転するラチェットと、を有するものであって、ラチェットに係合し、ラチェットに対して、ラチェットの回転方向に弾性力を与える弾性体を備える。
また、上記課題を解決するために、本発明によるエレベータ装置は、昇降体および釣り合いおもりと、昇降路内において昇降体および釣り合いおもりを吊る主ロープと、主ロープを駆動するトラクションシーブと、昇降体が所定の速度で移動するときに、非常止め装置を作動させる調速機と、を備えるものであって、調速機が、上記本発明によるエレベータ用調速機である。
本発明によれば、ラチェットに安定した力を負荷し、ラチェットの回転始動力を安定させることができる。したがって、調速機並びにエレベータ装置の信頼性が向上する。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
一実施形態であるエレベータ装置の全体構成例を示す概略構成図である。 本実施形態におけるエレベータ装置の調速機の構成を示す正面図である。 図2に示した調速機の側面図である。 捻りばねの取り付け構成を示す部分拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、各図において、参照番号が同一のものは同一の構成要件あるいは類似の機能を備えた構成要件を示している。
図1は、本発明の一実施形態であるエレベータ装置の全体構成例を示す概略構成図である。
図1に示すように、エレベータ装置100は、昇降体すなわち乗りかご1と、釣り合いおもり2と、主ロープ3と、トラクションシーブ4と、乗りかご用ガイドレール5と、釣り合いおもり用ガイドレール6と、非常止め装置7と、作動レバー8と、調速機9とを備えている。
乗りかご1は、建築構造物に設けられる昇降路内に設置されている。乗りかご1は、図示されない複数のスライダ(ガイドシュー)を有しており、これらスライダによって、昇降路内に対となって配置される乗りかご用ガイドレール5に摺動可能に係合する。したがって、乗りかご1は、乗りかご用ガイドレール5に案内されて昇降路内を昇降する。
釣り合いおもり2は、図示されない複数のスライダ(ガイドシュー)を有しており、これらスライダによって、昇降路内に対となって配置される釣り合いおもり用ガイドレール6に摺動可能に係合する。したがって、釣り合いおもり2は、釣り合いおもり用ガイドレール6によって案内されて昇降路内を昇降する。
主ロープ3の両端の一方および他方には、それぞれ乗りかご1および釣り合いおもり2が連結される。乗りかご1および釣り合いおもり2は、主ロープ3によって、昇降路内において吊られる。
トラクションシーブ4は、昇降路上部に配置されるとともに、図示されない駆動装置(例えば、電動機)によって回転駆動される。トラクションシーブ4には、主ロープ3が巻き掛けられる。これにより、トラクションシーブ4が回転駆動されると、主ロープ3が摩擦駆動される。主ロープ3が摩擦駆動されると、乗りかご1および釣り合いおもり2は、昇降路内において互いに上下反対方向に昇降する。
非常止め装置7は、乗りかご1に設けられ、非常時に楔によって乗りかご用ガイドレール5を把持し、乗りかご1の昇降を停止させる。
作動レバー8は、乗りかご1に取り付けられ、非常止め装置7を駆動する。なお、作動レバー8は、後述する調速機ロープ12に連結されている。
調速機9は、昇降路の上側に配置される調速機プーリ10と、昇降路の下側に配置され調速機プーリ10の対向位置に設けられる張りプーリ11(テンションプーリ)と、調速機プーリ10と張りプーリ11との間に無端状に巻き掛けられるとともに、作動レバー8を介して乗りかご1と同期して昇降する調速機ロープ12とを有する。
調速機9は、乗りかご1の昇降速度が定格速度を超えて第1過速度(例えば、定格速度の1.3倍を超えない速度)に達すると、トラクションシーブ4を駆動する駆動装置の電源およびこの駆動装置を制御する制御装置の電源をともに遮断する。また、調速機9は、乗りかご1の下降速度が第2過速度(例えば、定格速度の1.4倍を超えない速度)に達すると、乗りかご1に設けた作動レバー8を介して非常止め装置7を動作させる。これにより、乗りかご1が機械的に非常停止される。
次に、調速機9の構成について図2〜4を参照して説明する。
図2は、本実施形態におけるエレベータ装置100の調速機9の構成を示す正面図である。図3は、図2に示した調速機9の側面図である。図4は、捻りばね(31)の取り付け構成を示す部分拡大図である。
図2および図3に示すように、調速機9は、調速機プーリ10と、調速機ロープ12と、振子13,14と、ラチェット15と、調速機ロープ把持機構16とを有している。
調速機プーリ10は、フレーム21に固定される支軸22に回転可能に支持される。調速機プーリ10には、上述のように、無端状の調速機ロープ12が巻き掛けられる。調速機ロープ12は、乗りかご1に作動レバー8を介して接続されており、乗りかご1とともに移動して調速機プーリ10を回転させる。
振子13,14は、略円弧状の形状を有し、調速機プーリ10とともに回転するアーム23に回動可能に支持されるとともに、リンク24により互いに連結される。振子13は、アーム23における回動軸の両側に一端部13aおよび他端部13bを有しており、一端部13aは、他端部13bよりも重い。また、振子14は、アーム23における回動軸の両側に一端部14aおよび他端部14bを有しており、一端部14aは、他端部14bよりも重い。
調速機プーリ10とともにアーム23が回転すると、遠心力により振子13,14が、アーム23における回動軸の回りで回動する。そして、振子13の一端部13aおよび振子14の一端部14aが、支軸22から離れる方向に変位し、振子13の他端部13bおよび振子14の他端部14bが、支軸22に接近する方向に変位する。
振子14の他端部14bには、一端が調速機プーリ10側に取り付けられる速度調整ばね25の他端が取り付けられている。この速度調整ばね25は、振子14の他端部14bが支軸22に接近する方向へ変位することに抗して抵抗力を生じる。すなわち、振子13,14に作用する遠心力が速度調整ばね25の抵抗力を超えた場合に、速度調整ばね25が弾性変形(圧縮)し、振子13,14が回動軸の回りで回動する。
また、振子14の他端部14bには、爪部26が設けられている。爪部26は、振子14における内側(支軸22側)の辺から突出している。遠心力により振子13,14が回動して、振子14の他端部14bが支軸22に接近する方向に変位すると、爪部26は、ラチェット15の歯部15aに係合する。
振子13の一端部13aおよび振子14の一端部14aには、検出用当接部27が設けられている。検出用当接部27は、振子13,14における外側(支軸22と反対側)の辺から突出しており、振子13,14が回動した場合に、過速スイッチ28に当接する。
ラチェット15は、支軸22に回転可能に支持される。ラチェット15は、略円板状の形状を有し、一方の平面が振子13,14に対向する。ラチェット15は、その外周面に、歯部15aを有する。ラチェット15の歯部15aには、回動した振子14の爪部26が係合する。
図4に示すように、ラチェット15の平面とフレーム21の平面との間の空間部には捻りばね31が設けられる。捻りばね31のコイル部の両端は直線状に延びる。捻りばね31の一端部31aの先端は、自由端であり、ラチェット15の平面に設けられる係合孔32においてラチェット15と係合する。また、捻りばね31の他端部31bの先端は、フレーム21の内壁に当接して支持される。
また、図4に示すように、捻りばね31をラチェット15の平面とフレーム21の平面との間の空間部において支持体50が、フレーム21の内壁に固定され、ラチェット15の平面とフレーム21の平面との間の空間に突出する。支持体50の先端部における支持軸33が、捻りばね31のコイル部を通る。また、支持軸の端部にはばね止め部51が設けられているので、支持軸33から捻りばねが抜け出すことなく、捻りばね31の設置位置が固定される。このような捻りばね31の支持構成によれば、ラチェット15の平面とフレーム21の平面との間の空間部における所望の位置に、精度よく捻りばね31を配置することができる。
図4に示す捻りばね31により、ラチェット15に対して、その回転に対する抗力として、ラチェット15の回転方向に、捻りばね31の弾性力が与えられる。これにより、ラチェットの回転始動力を安定させることができる。
調速機ロープ把持機構16は、キャッチウェート41と、固定シュー42と、ロッド43と、把持ばね44と、フック45とを有している。
キャッチウェート41は、ロッド43の一端に回動可能に設けられ、乗りかご1の速度が、第2過速度すなわち非常停止速度にまで増速すると、調速機ロープ12を把持する。
固定シュー42は、フレーム21に固定され、キャッチウェート41に対向する位置に配置されている。なお、調速機ロープ12は、キャッチウェート41と固定シュー42の間に位置する。
ロッド43は、他端側が固定プレート46を介してフレーム21に支持されているとともに、一端側にキャッチウェート41が取り付けられている。また、ロッド43の一端側には、ばね座47が設けられている。
把持ばね44は、圧縮ばねであり、ロッド43が挿通されるとともに、ロッド43のばね座47を固定シュー42側へ付勢している。すなわち、把持ばね44の一端は、ばね座47に当接し、また把持ばね44の他端は、固定プレート46に当接し、これにより、把持ばね44は、キャッチウェート41を図中左側へ、すなわち固定シュー42および調速機ロープ12に向かう方向に付勢している。
フック45は、フレーム21に回動可能に支持されており、フレーム21における回動軸からラチェット15方向に延在して、一端部がラチェット15の側面に設けられるラチェットピン15bに係合する腕部45aと、フレーム21における回動軸から腕部45aと直交する方向に延在して、キャッチウェート41の側面に設けられるキャッチウェートピン41aと係合するフック部45bと、を備えている。
次に、調速機9の動作について説明する。なお、適宜、図2〜4に示した構成を参照する。
通常時、乗りかご1が下降すると、調速機ロープ12は、乗りかご1とともに移動して調速機プーリ10を回転させる。これにより、振子13,14に遠心力が作用する。そして、遠心力が速度調整ばね25の抵抗力を超えると、振子13,14が回動する。
ここで、乗りかご1の下降速度が第1過速度に達すると、振子13,14の検出用当接部27が過速スイッチ28に当接する。これにより、調速機9は、乗りかご1の昇降速度が第1過速度に達したことを検出し、トラクションシーブ4を駆動する駆動装置の電源およびこの駆動装置を制御する制御装置の電源を遮断する。
また、乗りかご1の下降速度が第2過速度に達すると、回動した振子14の他端部14bに設けられる爪部26が、ラチェット15の歯部15aに当接する。これにより所定の力がラチェット15に加わると、捻りばね31が変位して、捻りばね31の一端部31a(図4)と係合孔32との係合が解除されるので、ラチェット15は図2中反時計回りへ回転しだす。このとき、ラチェット15には、その回転方向に捻りばね31の弾性力が与えられる。弾性力は、係合孔32に係合する捻りばね31の変位による力であり、所定の力を精度よく得られるとともに、経年変化も小さくできる。これにより、ラチェット15の回転始動力が安定する。
ラチェット15が回動すると、ラチェットピン15bを介してフック45が図2中時計回りに回動する。これに応じてフック部45bとキャッチウェートピン41aとの係合が解除され、キャッチウェート41は自重で落下し、キャッチウェート41と固定シュー42が対向し調速機ロープ12を挟み込む。この状態でキャッチウェート41は把持ばね44により固定シュー42方向に付勢されるので、調速機ロープ12は、キャッチウェート41と固定シュー42により挟持されて制動される。これにより、調速機ロープ12の移動が停止した状態で乗りかご1が下降を継続し、その結果、調速機ロープ12に連結された作動レバー8が引き上げられるので、非常止め装置7が、作動して、乗りかご1を機械的に非常停止させる。
上述の実施形態によれば、ラチェット15の回転方向に、弾性体である捻りばね31の弾性力を与えることにより、ラチェット15の回転始動力が安定する。このため、調速機9の過速度検出精度が向上するので、調速機9の信頼性が向上する。また、調速機を備えるエレベータ装置の信頼性が向上する。
なお、自由端であるばねの一端がラチェット面の孔部に係合し、他端がフレームに支持されていれば、捻りばねに限らず、弾性体として、他の構造のばね、例えば板状ばねなどを適用してもよい。
また、弾性体の材質は、金属でもよいし、樹脂などでもよい。
また、弾性体を配置する位置は、ラチェットおよびフレーム間で、適宜設定できる。
また、捻りばねなどの弾性体の個数は、一個に限らず、複数個でもよい。この場合、エレベータの定格速度に応じて、弾性体の個数を適宜設定してもよい。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば、調速機は、上昇方向の過速度に応じて動作してもよい。また、調速機は、上昇方向および下降方向の両方において、異なる過速度で動作してもよい。
また、調速機を備えるエレベータは、機械室を有してもよいし、機械室レスでもよい。
1 乗りかご
2 釣り合いおもり
5 乗りかご用ガイドレール
6 釣り合いおもり用ガイドレール
7 非常止め装置
8 作動レバー
9 調速機
10 調速機プーリ
11 張りプーリ
12 調速機ロープ
13,14 振子
15 ラチェット
16 調速機ロープ把持機構
21 フレーム
22 支軸
23 アーム
24 リンク
25 速度調整ばね
27 検出用当接部
28 過速スイッチ
31 捻りばね
32 係合孔
33 支持軸
41 キャッチウェート
42 固定シュー
43 ロッド
44 把持ばね
45 フック
46 固定プレート
47 ばね座

Claims (9)

  1. フレームに回転可能に支持され、昇降体に接続される調速機ロープが巻き掛けられる調速機プーリと、
    前記調速機プーリとともに回転し、遠心力により変位する振子と、
    前記振子が変位すると、前記振子と係合して回転するラチェットと、
    を有するエレベータ用調速機において、
    前記ラチェットに係合し、前記ラチェットに対して、前記ラチェットの回転方向に弾性力を与える弾性体を備えることを特徴とするエレベータ用調速機。
  2. 請求項1に記載のエレベータ用調速機において、
    前記昇降体が所定の速度で移動すると、前記ラチェットと前記弾性体との係合が解除されることを特徴とするエレベータ用調速機。
  3. 請求項1に記載のエレベータ用調速機において、
    前記弾性体がばねであることを特徴とするエレベータ用調速機。
  4. 請求項3に記載のエレベータ用調速機において、
    前記ばねが、捻りばねであり、
    前記捻りばねの一端が、前記ラチェットが有する孔部において前記ラチェットと係合することを特徴とするエレベータ用調速機。
  5. 請求項4に記載のエレベータ用調速機において、
    前記捻りばねの他端が、前記フレームに当接することを特徴とするエレベータ用調速機。
  6. 請求項4に記載のエレベータ用調速機において、
    前記捻りばねは、前記フレームと前記ラチェットとの間において、前記フレームに固定される支持体によって支持されることを特徴とするエレベータ用調速機。
  7. 請求項1に記載のエレベータ用調速機において、
    前記ラチェットが回転すると、前記昇降体の非常止め装置が動作することを特徴とするエレベータ用調速機。
  8. 請求項7に記載のエレベータ用調速機において、
    前記ラチェットは、回転すると、前記調速機ロープを把持する把持機構を作動させることを特徴とするエレベータ用調速機。
  9. 昇降体および釣り合いおもりと、
    昇降路内において前記昇降体および前記釣り合いおもりを吊る主ロープと、
    前記主ロープを駆動するトラクションシーブと、
    前記昇降体が所定の速度で移動するときに、非常止め装置を作動させる調速機と、
    を備えるエレベータ装置において、
    前記調速機が、
    フレームに回転可能に支持され、前記昇降体に接続される調速機ロープが巻き掛けられる調速機プーリと、
    前記調速機プーリとともに回転し、遠心力により変位する振子と、
    前記振子が変位すると、前記振子と係合して回転するラチェットと、
    前記ラチェットに係合し、前記ラチェットに対して、前記ラチェットの回転方向に弾性力を与える弾性体と、
    を備えることを特徴とするエレベータ装置。
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