JP2020109544A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より効率的な営業活動の実現を補助すること。【解決手段】対象会社から情報を収集するOS担当者を支援するサーバ1において、OS引出情報生成手段152は、前記OS担当者が前記対象会社と接触を行った結果に関するOS結果情報OSIを、引き出すことを支援するOS引出情報OHIを生成する。OS引出情報提示部153は、前記OS引出情報OHIを前記OS担当者に提示する。OS結果情報取得部154は、前記OS結果情報OSIを取得する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来、顧客や顧客の候補となりえる対象に対して、電話等の手段による営業が行われてきた。このような電話営業を支援するシステムを用いた技術も従来存在する(特許文献1参照)。
また、電話営業とは別に、対象を訪問する等の手段による飛び込み営業が行われてきた。このような飛び込み営業を支援するシステムを用いた技術も従来存在する(特許文献2参照)。
特開2011−034296号公報 特開2014−056364号公報
しかしながら、上述の特許文献1及び2を含む従来技術と比較して、より効率的な営業活動の実現を補助することが要求されている状況である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より効率的な営業活動の実現を補助することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
所定対象から情報を収集する情報収集者を支援する情報処理装置であって、
前記情報収集者が前記所定対象と接触を行った結果に関する結果情報を、引き出すことを支援する引出情報を生成する引出情報生成手段と、
前記引出情報を前記情報収集者に提示する提示手段と、
前記結果情報を取得する取得手段と、
を備える。
本発明によれば、より効率的な営業活動の実現を補助することができる。
営業の各段階における、マーケティングを含むインサイドセールスとフィールドセールスとを説明する図である。 本発明の一実施形態の情報処理装置により実行される情報処理の流れの例を示す図である。 図2の情報処理を行う情報処理システムの構成の例を示す図である。 図3の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図5の機能的構成を有するサーバにより実行される、インサイドセールス処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図5のサーバに格納される対象情報の例を示す図である。 図7のインサイドセールス処理において、インサイドセールス担当者端末に表示されるインサイドセールス情報画面の例である。 インサイドセールス担当者端末に表示されるインサイドセールス情報画面のうち図8と異なる画面の例である。 図5の機能的構成を有するサーバにより実行される、フィールドセールス処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図10のフィールドセールス処理において、フィールドセールス担当者端末に表示されるフィールドセールス情報画面の例である。 図10のフィールドセールス処理において、フィールドセールス担当者端末に表示されるフィールド情報収集画面の例である。 図12のフィールドセールス情報収集画面に対応するフィールドセールス報告書の例である。 図12のフィールドセールス報告書に対応するフィールドセールス結果情報に基づき更新された対象情報の例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、営業の各段階における、マーケティングを含むインサイドセールスとフィールドセールスとを説明する図である。
図1において、同図中右に進むほど、営業としての段階が進んでいることを示している。営業の各段階は、3つの観点により、表すことができる。以下、3つの観点について説明する。
まず、1つ目の観点では、営業の各段階は「one of them」と、「one to one」との2段階として表される。
即ち、「one of them」は、営業の前段階である。この前段階では、営業をする者に対して、営業対象は複数存在する。換言すると、複数の営業対象の夫々に対して、ある程度画一的な営業を行う段階が「one of them」である。
一方、「one to one」は、営業の後段階である。この後段階では、営業をする者と営業対象とが、1対1の関係となる。つまり、特定の営業対象に対して、他の営業対象と同様なものとはならず(画一的なものとはならず)、当該特定の営業対象の要望や納期等の詳細に沿った営業を行う段階が、「one to one」である。
次に、2つ目の観点では、営業の各段階は、「ノンリード」と、「コールドリード」と、「プレリード」と、「カスタムリード」と、「ホットリード」と、「セールスリード」との6段階として表される。営業をする者は、営業の夫々の段階において、後述する情報を得ることで、次の段階に進めることができる。
ここで「ノンリード」は、営業対象について、会社名や代表番号が分かっている段階である。会社名や代表番号は、例えば、HPやリスト会社等から誰でも入手することが可能である。
「コールドリード」は、営業対象について、担当者名や個別連絡先が分かっている段階である。担当者名や個別連絡先は、例えば、名刺交換や展示会等における名刺情報として入手することが可能である。
「プレリード」は、相手(営業対象)にとって興味があることが分かっている段階である。即ち、営業対象にとって、営業しようとする製品等が興味を有するものであることが分かっている段階が「プレリード」である。営業対象にとって、営業しようとする製品等が興味を有するものか否かという情報は、例えば、営業対象が製品に関するメールマガジンの購読や資料のダウンロード等を行っているか否かということから、入手することが可能である。
「カスタムリード」は、営業対象について、個別ニーズや課題が分かっている段階である。換言すると、営業をする者と営業対象とが双方向にコミュニケーションが取れている段階が、「カスタムリード」である。
「ホットリード」は、営業対象について、予算、タイミング、及び決裁者が分かっている段階である。換言すると、営業対象から提案の依頼があり詳細を決定するための情報を得る段階が、「ホットリード」である。
「セールスリード」は、営業対象との契約の条件が分かっている段階、例えば、営業対象のうち決裁者により決済される条件が分かっている段階である。換言すると、営業をする者から営業対象に対して提案活動が行われる段階が、「セールスリード」である。
なお、2つ目の観点において、営業の各段階は基本的に上述の順番で進行するが、図1に示すように、夫々の段階は相互に重複しており、順番が前後することがある。
また、「ノンリード」から「コールドリード」又は「プレリード」までが、前述の「one of them」に対応する。一方、「プレリード」又は「カスタムリード」から「セールスリード」までが「one to one」に対応する。
次に、3つ目の観点では、営業の各段階は、「マーケティング」と、「IS(インサイドセールス)」と、「FS(フィールドセールス)」との3段階として表される。
ここで「マーケティング」は、「ノンリード」から「プレリード」又は「カスタムリード」までに対応する。即ち、営業対象が、製品に興味を持ったことが分かるか、又は、当該製品に対する個別ニーズや課題が分かるまでの過程の段階が、「マーケティング」である。
「IS(インサイドセールス)」は、「プレリード」又は「カスタムリード」から、「ホットリード」又は「セールスリード」までに対応する。即ち、ISは、興味を持った相手(営業対象)に対して、要望や予算等の情報収集を行う段階である。なお、ISにおける情報収集は、「ノンリード」における情報収集を含んでもよい。
「FS(フィールドセールス)」は、「ホットリード」又は「セールスリード」から、「セールスリード」の終了までに対応する。即ち、FSは、ISにおいて収集された情報に基づいて、営業対象の決裁者に決済させるべく、当該営業対象の要望に合わせて具体的に提案を行う段階である。
ここで、ISでもFSでも、常にデータを蓄積することが重要である点は変わらない。
次に、IS及びFSと、従来の電話営業及び訪問営業との違いについて説明する。
従来の電話営業の業務は、営業対象に電話をかけ、製品について一般的な説明を行い、営業対象が興味を持った場合において、アポイントメントを取得するという業務であった。電話営業においては、営業対象のリストに対して総当たり的に電話をかけるため、やればやるだけリストを消耗するものであった。換言すれば、従来の電話営業は、狩猟型の営業と把握することができる。
これに対して、ISの業務は、営業対象に電話をかけ、関係者の連絡先や興味の有無、更には要望や予算等の情報を収集するという業務である。即ち、ISの業務は情報収集であり、マーケティングの一部とも把握できる。ISにより収集された情報は、今後の製品開発に活用するため、やればやるだけ売り上げ見込みが貯めることができる。換言すれば、ISの営業は、農耕型の営業と把握することができる。
また、従来の訪問営業の業務は、実際に製品を熟知し、提案する能力を有する訪問営業担当者が、営業対象を訪問することにより行われていた。即ち、訪問営業の業務は、アポイントメントが既にある場合であっても、営業対象を訪問し、製品について詳細な説明を行い、実際の要望等を聞き出し、更に具体的な提案を行う必要がある業務である。
これに対して、FSの業務は、既にISにより収集された情報に基づき、具体的な提案を練った上で、営業対象に訪問することができる業務である。つまり、FSの業務は、従来の訪問営業の業務と比較して、効率化を図ることができる。
次に、ISとFSとに基づく営業を行う場合における、ISを行うIS担当者と、FSを行うFS担当者との要件について説明する。
IS担当者は、製品の仕様や営業上必要な事項について、従来の電話営業の担当者と比較して十分に受け答えすることが求められる。即ち、従来の訪問営業者が行っていた説明や、要望を聞き出すテクニック等、営業を遂行する力の向上が求められる。しかしながら、能力の高いIS担当者を用意することは、コストの面等から制約がある。
FS担当者は、IS担当者により収集された情報に基づき、具体的な提案を行うことに専念することができる。FS担当者は、その業務により専念するため、IS担当者と情報共有を密に行い、シームレスに引き継ぎを行うことが求められる。このような目的のため、FS担当者は、報告書を作成する必要がある。しかしながら、FS担当者による綿密な報告書の作成を行うことは、単なる訪問営業と比較して利便性が低下する恐れがある。
ISとFS、IS担当者とFS担当者に関して補足する。
上述したように、IS担当者が行うISの業務の例として、関係者の連絡先や興味の有無、更には要望や予算等の情報を収集するという業務がある。また、FS担当者が行うFSの業務の例として、具体的な提案を行う業務がある。
上述の例では、IS担当者は、営業対象に電話をかけ、関係者の連絡先や興味の有無、更には要望や予算等の情報を収集するとしているが、特にこれに限定されない。即ち、例えば、IS担当者は、関係者の連絡先や興味の有無、更には要望や予算等の情報を収集すれば足る。つまり、IS担当者は電話以外の方法により情報を収集してもよい。具体的には、例えば、IS担当者は、セールス対象会社SCに訪問することにより、情報を収集してもよい。
また、上述の例では、FS担当者は、既にISにより収集された情報に基づき、具体的な提案を練った上で、営業対象に訪問するとしているが、特にこれに限定されない。即ち、例えば、FS担当者は、収集された情報に基づき、具体的な提案を練った上で、営業をすれば足る。つまり、FS担当者は、訪問以外の方法により営業をしてもよい。具体的には、例えば、FS担当者は、セールス対象会社SCに電話することにより、具体的な提案を練った上で、営業をしてもよい。
次に、図2を用いて、ISとFSにおける情報処理の流れの一例を説明する。
図2は、本発明の一実施形態の情報処理装置により実行される情報処理の流れの一例を示す図である。
図2の例は、ISを担当するIS担当者U2と、FSを担当するFS担当者U3と、営業対象たるセールス対象会社SCにおける担当者USと、セールス対象会社SCにおけるキーパーソンKPとが、営業活動のなかで接触する例として示されている。
ここで、本サービスについて具体的に説明する。本サービスとは、後述する図3の情報処理システムの適用対象となるサービスであり、IS担当者U2と、FS担当者U3とに対し、営業の各段階における支援を行うサービスである。具体的に例えば、IS担当者に対して、営業する力が向上するように支援をしたり、FS担当者に対して、綿密な報告書の作成が可能になるように支援したりするサービスがこれに含まれる。
即ち、図2は、本サービスの提供者に属する担当者SAと、ISを担当するIS担当者U2と、FSを担当するFS担当者U3と、セールス対象会社SCにおける担当者USと、セールス対象会社SCにおけるキーパーソンKPとが営業活動等をするなかで、本サービスが利用される場合の、情報処理の流れの一例を示している。
なお、図2の例では、IS担当者U2及びFS担当者U3は、セールス対象会社SCへの営業を希望する依頼企業に所属する営業担当者である者として説明を行うが特に限定されない。例えば、IS担当者U2及びFS担当者U3は、本サービスの提供者に所属する営業活動の代行等を担当する担当者であってもよい。
また、本実施形態において、担当者SAは、サービス提供者に属する者とされているが、特にこれに限定されず、サーバ管理の委託を受けた管理者等、本サービス提供者にとって外部の者でもよい。
まず、IS担当者U2等により実行されるISについて、情報処理の流れの概要を説明する。
ステップST1において、サーバ1は、IS担当者端末2に対し、IS対象情報ITI及びISガイド情報IGIを提供する。IS担当者端末2は、提供されたIS対象情報ITI及びISガイド情報IGIを取得して、IS担当者U2に提示する。
ここで、IS対象情報ITIとは、セールス対象会社SCに関する既知の情報である。具体的には例えば、社名や電話番号、更には営業の各段階において収集した担当者や予算等の情報であってよい。
また、ISガイド情報IGIとは、IS担当者U2がセールス対象会社SCにISを行う際に、それを補助し得る情報である。具体的には例えば、「どのような情報を収集するためにISを行うのか」、「情報を引き出すために具体的に何と会話すればよいのか」等の情報であってよい。即ち、ISガイド情報IGIは、ISを行う内容の箇条書きでもよく、具体的に台詞として示した情報であってもよい。
ガイド情報IGIを含む情報は、IS担当者端末2に表示される。
IS対象情報ITIと、ISガイド情報IGIとは、以下の点で異なる。IS対象情報ITIは、ISやFSの過程で情報収集や決定をしていくべき項目である。即ち、IS対象情報ITIは、夫々の項目の内容等を含む。一方、ISガイド情報IGIは、IS担当者がISを行う際にガイドとなる情報である。即ち、どのような項目を確認すべきかという箇条書きのチェックリストのような情報であってもよく、挨拶や質問文の具体的な台詞であってもよい。
次に、ステップST2において、IS担当者U2は、セールス対象会社SCに対して電話等により営業活動を実行する。
ここで、IS担当者U2は、例えば、IS対象情報ITI及びISガイド情報IGIを参考にして、営業活動を行うことができるため、より効率的に営業活動や、そのための情報収集を行うこともできる。
そして、ステップST3において、IS担当者U2は、IS担当者端末2を介して、ステップST2で行った営業活動の結果(状況)や、収集した情報等を、IS結果情報ISIとしてサーバ1に送信する。
具体的に例えば、IS担当者U2はステップST2の営業活動を実行した結果、具体的なアポイント等を取得するには至らなかったものの、セールス対象会社SCの事業活動においてキーパーソンKPが重要な役割を果たしていることが分かったとする。この場合、IS担当者U2は、サーバ1に対して、契約には至らなかったという営業活動の結果や、新たに判明したキーパーソンKPの名前等をIS結果情報ISIとしてサーバ1に送信する。以上が、IS担当者U2等が実行されるISの概要である。
次に、FS担当者U3等により実行されるFSについて、簡単に流れの概要を説明する。
ステップST4において、サーバ1はFS担当者U3に対し、FS対象情報FTIを提供する。
ここで、FS対象情報FTIとは、FS担当者U3がFSを行うにあたり有益となり得る情報一切を言う。具体的に例えば、セールス対象会社SCに関する既知の情報、FSを行う場合の代表的なセリフ、IS担当者U2から取得されたIS結果情報ISIに基づく情報等である。
つまり、例えば、ステップST4において、サーバ1は、社名や電話番号、更には営業の各段階において収集した担当者や予算等の情報や、IS結果情報ISIとして取得された営業活動の結果(状況)及び判明したキーパーソンKPの名前等を、FS担当者U3の利用するFS担当者端末3へと送信する。そして、FS担当者端末3は、取得した情報をFS担当者U3に提示する。
次に、ステップST5において、FS担当者U3は、セールス対象会社SCに対して訪問による訪問営業や打合せや商品の提案等の営業活動を行う。
具体的には例えば、FS担当者U3は、セールス対象会社SCに訪問営業を行いFS対象情報FTIに含まれるキーパーソンKPの名前に基づいて、キーパーソンKPに取り次いでもらい、FSを行うことにより、情報の収集や提案を行うことができる。
次に、ステップST6において、FS担当者U3は、FS担当者端末3を介して、ステップST5で行った営業活動の結果(状況)や、収集した情報等を、FS結果情報FSIとしてサーバ1に送信する。
ここで、FS結果情報FSIやIS結果情報ISIは、必ずしもIS担当者U2又はFS担当者U3により具体的に入力される必要はない。即ち、本サービスの提供者は、サーバ1からIS担当者端末2又はFS担当者端末3に質問等を提供し、夫々の担当者に回答をさせる等してもよい。そして、サーバ1では、得られた回答に基づいて自動で報告書等を作成する等してもよい。以上が、FS担当者U3等により実行されるFSの概要である。
図3は、図2の情報処理を行う情報処理システムの構成の例を示す図である。
図3に示す情報処理システムは、サーバ1と、IS担当者U2−1乃至U2−nの夫々に利用されるIS担当者端末2−1乃至2−nの夫々と、FS担当者U3−1乃至U3−mの夫々に利用されるFS担当者端末3−1乃至3−mの夫々とが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
本実施形態では、n人のIS担当者U2−1乃至U2−nの夫々が、IS担当者端末2−1乃至2−nの夫々を使用するものとする。ただし、以下、IS担当者U2−1乃至2−nと、IS担当者端末2−1乃至2−nとを、個々に区別する必要がない場合、「IS担当者U2」と、「IS担当者端末2」と呼ぶ。
また、m人のFS担当者U3−1乃至U3−nの夫々が、FS担当者端末3−1乃至3−mの夫々を使用するものとする。ただし、以下、FS担当者U3−1乃至U3−mと、FS担当者端末3−1乃至3−nとを、個々に区別する必要がない場合、「FS担当者U3」と、「FS担当者端末3」と呼ぶ。
IS担当者U2は、IS担当者端末2を操作して、IS対象情報ITIやISガイド情報IGIを閲覧したり、ISの結果であるIS結果情報ISIを入力したりする。
また、FS担当者U3は、FS担当者端末3を操作して、FS対象情報FTIやFS引出情報FHIを閲覧したり、FSの結果であるFS結果情報FSIを入力したりする。
サーバ1は、IS担当者端末2やFS担当者端末3により入力された、IS結果情報ISIやFS結果情報FSIに基づいて、セールス対象会社SCに関する情報収集に係る各種各様な処理を実行する。
以上まとめると、本実施形態の情報処理システムは、ネットワークNを利用し、セールス対象会社SCに関する、IS担当者U2やFS担当者U3に対して情報や、ガイドの情報や、報告を作成するための引出情報を提供したり、セールスの結果を収集したりすることができる。
図4は、図3の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例ではIS担当者端末2やFS担当者端末3)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図3の情報処理システムのIS担当者端末2及びFS担当者端末3は図4に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有している。
このようなサーバ1、IS担当者端末2、及びFS担当者端末3の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、本実施形態の情報処理システムは、上処理による各種処理の実行が可能になる。
ここで、本実施形態の情報処理システムは、上述のISに関する処理を実行するIS処理と、上述のFSに関する処理を実行するFS処理と、から構成される一連の処理を実行することができる。
即ち、IS処理とは、IS担当者U2がセールス対象会社SCにISを行う場合に、サーバ1が、IS担当者端末2を介して、IS担当者が用いる情報を提供したり、ISの結果をIS結果情報ISIとして収集したりする一連の処理を言う。
そして、FS処理とは、FS担当者U3がセールス対象会社SCにFSを行う場合に、サーバ1が、FS担当者端末2を介して、FS担当者が用いる情報を提供したり、FSの結果をFS結果情報FSIとして収集したりする一連の処理を言う。
図5は、図4のサーバ1、IS担当者端末2、及びFS担当者端末3の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図5のサーバ1のCPU11においては、IS支援部101と、FS支援部102と、が機能する。また、サーバ1の記憶部18の一領域には、対象情報DB301と、ガイド情報DB302と、結果情報DB303と、が設けられている。ここで、対象情報DB301には、対象会社に関する情報が格納される。即ち、対象情報DB301には、対象会社毎に、IS結果情報ISIやFS結果情報FSIを反映した対象情報TIが格納される。
また、ガイド情報DB302には、ISを行うIS担当者U2のガイドとなる、電話の例文等であるガイド情報GIが格納される。なお、ガイド情報GIは単なる例文に限らない。
また、結果情報DB303には、既に行われたISやFSの結果が格納される。即ち、結果情報DB303には、対象会社毎に、IS結果情報ISIやFS結果情報FSIが格納される。
まず、IS処理時における、サーバ1の機能的構成の一例について説明する。
IS処理においては、FS支援部102は特に機能せず、IS支援部101のみが機能する。IS支援部101には、過去結果情報取得部111と、IS提示情報生成部112と、IS提示情報提示部113と、IS結果情報取得部114と、が設けられる。
過去結果情報取得部111は、所定対象と接触を行った者による、当該接触を行った結果に関する結果情報を、取得する。
即ち、例えば、過去結果情報取得部111は、既に行われたISやFS結果等の情報が格納された結果情報DB301から、適宜、必要な情報を取得する。
IS提示情報生成部112は、前記結果情報に基づき、前記情報収集者による情報の収集を支援する支援情報から、前記情報収集者に提示する提示情報を生成する。
ここで、IS提示情報生成部112には、IS対象情報生成部121と、ISガイド情報生成部122と、が設けられる。
即ち、例えば、IS対象情報生成部121は、過去結果情報取得部111で取得された結果情報に基づいて、図2等のIS担当者U2に提示するためのIS対象情報ITIを生成する。
また、例えば、ISガイド情報生成部122は、過去結果情報取得部111で取得された結果情報に基づいて、図2等のIS担当者U2に提示するためのISガイド情報IGIを生成する。
IS提示情報提示部113は、前記提示情報を前記情報収集者に提示する。
即ち、例えば、IS支援情報提示部133は、IS対象情報生成部121で生成されたIS対象情報ITI及びISガイド情報生成部122で生成されたISガイド情報IGIを図2等のIS担当者U2に提示する。
ここで、図2等で上述した通り、例えば図2のIS担当者U2は、セールス対象会社SCに対して様々な営業活動を実行する。そして、IS担当者U2は、営業活動の結果(状況)や、収集した情報等を、IS結果情報ISIとしてサーバ1に送信する。
そこで、IS結果情報取得部114は、サーバ1から送信されてきたIS結果情報ISIを取得して、その情報を対象情報DB301、又は結果情報DB303に格納する。なお、対象情報DB301及び結果情報DB303の詳細については、図7等を用いて後述する。
以上、IS処理時における、サーバ1の機能的構成の一例について説明した。
次に、FS処理時における、サーバ1の機能的構成について後述する。
FS処理においては、IS支援部101は特に機能せず、FS支援部102のみが機能する。FS支援部102には、FS提示情報提示部151と、FS引出情報生成部152と、FS引出情報提示部153と、FS結果情報取得部154と、FS結果情報取得部155と、が設けられる。
FS提示情報提示部151は、対象情報DB301から、適宜、必要な情報を取得して、FS担当者U3がFSを行うにあたり有益となり得る情報、即ち、例えば、図2のFS対象情報FTIを生成する。
そして、FS提示情報提示部151は、生成したFS対象情報FTIをFS担当者端末3に提示する。
FS引出情報生成部152は、情報収集者が所定対象と接触を行った結果に関する結果情報を、引き出すことを支援する引出情報を生成する。
即ち、例えば、対象情報DB301から、適宜、必要な情報を取得して、FS引出情報FHIを生成する。
ここで、FS引出情報FHIとは、FS担当者U3からFSを行った結果を引き出す情報一切を言う。具体的に例えば、FSの内容に関する質問や、FSで詰めるべきであった項目に関する質問や、それに対するFS担当者U3による受け答えに応じた更なる質問、更には、担当者の好み等今後のIS及びFSに影響し得る情報を引き出すことを促す情報である。
FS引出情報提示部153は、前記引出情報を前記情報収集者に提示する。
即ち、FS引出情報提示部153は、FS引出情報生成部152で生成されたFS引出情報FHIをFS担当者U3に提示する。
FS担当者U3は、FS担当者端末3を介してFS引出情報FHIを取得する。
ここで、上述の通り、FS結果情報FSIやIS結果情報ISIは、必ずしもIS担当者U2又はFS担当者U3により具体的に入力される必要はない。
即ち、例えば、FS担当者U3は、結果情報を引き出すことを支援する引出情報を取得することができる。これにより、例えば、FS引出情報FHIが質問文の形式であたえられた場合、FS担当者U3は、FS引出情報FHIの質問文に返答を行うことで、FSの結果情報を含む情報をFS担当者端末3に入力することができる。FS担当者端末3は、入力されたFSの結果をFS結果情報FSIとして、サーバ1に提供する。
ここで、図2等で上述した通り、例えば、FS担当者U3は、セールス対象会社SCに対して様々な営業活動を実行する。そして、FS担当者U3は、FS担当者端末3を介して、ステップST5で行った営業活動の結果(状況)や、収集した情報等を、FS結果情報FSIとしてサーバ1に送信する。
そこで、FS結果情報取得部154は、サーバ1から送信されてきたFS結果情報ISIを取得する。
FS担当者U3は、FS担当者端末3を介してFS提示情報FPIを取得する。
FS引出情報生成部152は、情報収集者が所定対象と接触を行った結果に関する結果情報を、引き出すことを支援する引出情報を生成する。
即ち、例えば、FS引出情報生成部152は、FS担当者U3が対象会社Cと接触を行った結果に関するFS結果情報FSIを、FS担当者U3から引き出すことを支援するFS引出情報FHIを生成する。
FS引出情報提示部143は、前記引出情報を前記情報収集者に提示する。
即ち、例えば、FS引出情報提示部143は、FS引出情報FHIを、FS担当者U3に提示する。
FS担当者U3は、FS担当者端末3を介してFS引出情報FHIを取得する。
即ち、例えば、FS担当者U3は、結果情報を引き出すことを支援する引出情報を取得することができる。これにより、例えば、FS引出情報FHIが質問文の形式であたえられた場合、FS担当者U3は、FS引出情報FHIの質問文に返答を行うことで、FSの結果情報を含む情報をFS担当者端末3に入力することができる。FS担当者端末3は、入力されたFSの結果をFS結果情報FSIとして、サーバ1に提供する。
FS報告書生成部155は、前記結果情報に基づき、報告書情報を生成する。即ち、例えば、FS報告書生成部155は、FS担当者U3が、FS引出情報FHIに対する返答等の形で入力されたFS結果情報FSIに基づき、FS報告書情報FRIとして生成する。また、FS報告書生成部155は、FS結果情報FSIやFS報告書情報FRIを、対象情報DB301や結果情報DB303に格納して管理する。
以上、FS処理の流れの概要について説明した。
図6は、図5の機能的構成を有するサーバにより実行される、インサイドセールス処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
以下、図6を用いて、IS処理の流れの一例のステップの夫々を説明する。
図6は、図5の機能的構成を有するサーバにより実行される、インサイドセールス処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
以下、図6を用いて、IS処理の流れの一例のステップの夫々を説明する。
ステップS11において、過去結果情報取得部111は、FS結果情報FSIを、結果情報DB303から取得する。
ステップS12において、IS対象情報生成部121は、FS結果情報FSIに基づき、対象情報DB301に格納されている、対象情報TIを取得する。
ステップS13において、IS対象情報生成部121は、対象情報TIから、IS対象情報ITIを生成する。
ステップS14において、ISガイド情報生成部122は、FS結果情報FSIに基づき、ガイド情報GIから、ISガイド情報IGIを生成する。
ステップS15において、IS提示情報提示部113は、IS提示情報IPIを、IS担当者端末2に提示する。
ステップS16において、IS結果情報取得部114は、IS担当者端末2から、IS結果情報ISIを、取得する。
ステップS17において、IS結果情報取得部114は、IS結果情報ISIを、対象情報DB301や結果情報DB303に格納して管理する。
以上、図6を用いて、IS処理の流れの一例のステップの夫々を説明した。
以下、図6の夫々のステップに沿って、セールス対象会社であるB社に対してISをする例として、対象情報DB301に格納される対象情報TIの具体的な例や、IS担当者端末2に表示される画面の例を参照して説明する。
ステップS11において、過去結果情報取得部111は、FS結果情報FSIを、結果情報DB303から取得する。
ステップS12において、IS対象情報生成部121は、FS結果情報FSIに基づき、対象情報DB301に格納されている、対象情報TIを取得する。
図7は、図5のサーバに格納される対象情報の例を示す図である。
図7の例では、セールス対象会社であるA社乃至C社に関して、対象情報DB301に格納される情報の一例を示している。
図7に示すように、例えば、最上段の項目の欄には、左から「社名」、「担当者」、「キーパーソン」、「決裁者」、「興味」、「予算」、「時期」、「要望」、「条件」の項目が表示されている。
「社名」の項目は、セールス対象会社である各社の名前が格納される。例えば、図7の「社名」の項目の上から1行目には、「A社」と表示されている。したがって、1行目の対象情報は、「A社」のものであることを示している。なお、例えば、社名は、表にあるように、A社、B社等の文字列でもよいし、会社に割り当てられた一意な整数値等でもよい。
「興味」の項目には、セールスを行う商品等に関して、セールス対象会社が興味を持っているかが格納される。例えば、図7の「興味」の項目の上から1行目には「有り」と表示されている。したがって、セールスを行う商品に関して、A社は興味があることを示している。
「予算」の項目には、セールスを行う商品等に関して、いくらくらいの値段感で購入や導入を考えているのかが格納される。例えば、図7の「予算」の項目の上から1行目には「十分」と表示されている。したがって、セールスを行う商品に関してA社は十分な予算を充てていることを示している。
「時期」の項目には、セールスを行う商品等に関して、いつ頃の購入や導入を考えているのかが格納される。例えば、図7の「時期」の項目の上から1行目には「2019年5月」と表示されている。
「要望」の項目には、セールスを行う商品等に関して、どのような要望を持っているのかが格納される。例えば、図7の「要望」の項目の上から1行目には「管理システムのカスタマイズ」と表示されている。したがって、A社は導入にあたり、管理システムのカスタマイズを所望していることを示している。
「条件」の項目には、セールスを行う商品等に関して、どのような条件を持っているのかが格納される。例えば、図7の「条件」の項目の上から1行目には「納期厳守」と表示されている。したがって、A社は導入にあたり、前述の時期に確実に納品されることを所望していることを示している。
つまり、図7の例では、セールス対象会社であるA社乃至C社について既に収集された情報が、対象情報DB301に格納されている。以下、これらの各項目に表示される情報について、詳細に説明する。
また、図7の夫々の項目の2行目に表示される情報は、B社に関する、対象情報TIが格納された例である。図7の夫々の項目の2行目において、B社の「社名」は「B社」である。「決裁者」と、「要望」と、「条件」とは空欄となっている。即ち、空欄の項目は、C社についてISやFSによる情報収集がなされておらず、格納されていない。ここで、「要望」は、「カスタマイズ不要」である。また、「カスタマイズ不要」である旨は、フィードバックFB1として示している。フィードバックFB1は、図6に示すIS処理の直前のFSにより取得され、対象情報TIに反映された情報である。換言すれば、図7の場合、過去結果情報SIは少なくとも、「前回のFSによりB社の要望として、カスタマイズ不要である旨が取得された」という情報を含む。
ステップS13において、IS対象情報生成部121は、対象情報TIから、IS対象情報ITIを生成する。
IS対象情報ITIは、対象情報TIのうち、全て又は一部を含む情報である。
ステップS14において、ISガイド情報生成部122は、FS結果情報FSIに基づき、ガイド情報GIから、ISガイド情報IGIを生成する。
ISガイド情報IGIは、結果情報DB303から取得した過去結果情報SIに基づき、生成される。即ち、例えば、「前回のFSによりB社の要望として、カスタマイズ不要である旨が取得された」ということに基づき、ガイド情報DB302に格納された例文を適宜加工することにより、「前回の訪問では、カスタマイズ不要とのご要望をお聞かせいただきありがとうございました。」等のお例文等のガイド情報を生成することができる。
また、前述の通り、B社の予算はまだ収集されていない。このような場合、対象情報TIに基づき、ガイド情報DB302に格納された例文を適宜加工することにより、「お決まりでしたら、予算感をお聞かせいただけますか?」等の質問文等のガイド情報を生成することができる。
ステップS15において、IS提示情報提示部113は、IS提示情報IPIを、IS担当者端末2に提示する。
前述の通り、IS提示情報IPIは、IS対象情報ITIとISガイド情報IGIとを含んで構成されている。
図8は、図7のインサイドセールス処理において、インサイドセールス担当者端末に表示されるインサイドセールス情報画面の例である。
図8に示すように、IS担当者U2が使用するIS担当者端末2に表示される、IS情報画面の上部には、「対象会社」入力欄に、「B社」と表示されている。また、IS情報画面の上部には「対象情報を表示」ボタンGLと、「ガイド文を表示」ボタンGSとが表示されている。
図8は、IS担当者U2が対象会社入力欄にISの対象である「B社」と入力し、「対象情報を表示」ボタンGLを操作した場合の例である。
図8のIS情報画面の中段には、IS対象情報ITI−1と、IS対象情報ITI−2とが表示されている。
IS対象情報ITI−1には、「担当者」が「△△様」である旨と、「興味」が「有り」である旨と、「要望」が「カスタマイズ不要」である旨とが表示されている。
また、IS対象情報ITI−2には、「前回」のセールスとして「先方でFS」を行った旨と、「内容」が「現場の要望ヒアリング」を行った旨が表示されている。
IS対象情報ITI−1を提示されたIS担当者U2は、B社に関して既に収集された項目とその情報を把握することができる。これにより、例えば、IS担当者U2は、B社にISをする際、担当者である△△様に取り次いでもらうこと等ができる。
また、IS対象情報ITI−2を提示されたIS担当者U2は、B社に関して前回のセールスとして、FSを行い、現場の要望ヒアリングを行ったという情報を把握することができる。これにより、例えば、IS担当者U2は、B社にISを行う際に、前回に関する会話を行ったり、お礼のメールを送信したりすることができる。
また、IS情報画面の下段には、ISガイド情報IGI−1が表示されている。
ISガイド情報IGI−1には、「質問事項: 回答を入力してください」という以下の項目がISにおける質問事項である旨及び回答欄に回答の入力を促す旨と、「キーパーソン」と、「時期」と、「条件」との夫々が未だ収集されていない項目である旨と、夫々の入力欄とが表示されている。
IS対象情報ITI−1を提示されたIS担当者U2は、B社に関して未だ収集されていない項目を把握することができる。これにより、IS担当者U2は、B社にISをする際、未だ収集されていない項目について尋ねるよう、会話を行うことができる。また、IS担当者U2は、適宜、ISガイド情報IGI−1の入力欄に回答を入力することで、IS結果情報ISIに資する情報を入力することができる。
図9は、インサイドセールス担当者端末に表示されるインサイドセールス情報画面のうち図8と異なる画面の例である。
IS担当者U2は、「ガイド文を表示」ボタンGSを操作することにより、図9に示すように、更にISガイド情報IGI−2乃至IGI−4を表示することができる。
図9のIS情報画面の中段には、ISガイド情報IGI−2乃至IGI−4が表示されている。
ISガイド情報IGI−2には、電話によるISにおける、挨拶や担当者である△△様に取り次いでほしい旨の具体的な例文がガイド文として表示されている。
ISガイド情報IGI−3には、電話によるISにおける、担当者に取り次いでもらった後の挨拶や要件に関する具体的な例文がガイド文として表示されている。
ISガイド情報IGI−4には、電話によるISにおける、今回の尋ねたい未だ収集していない情報を尋ねる具体的な例文がガイド文として表示されている。
ISガイド情報IGI−2乃至IGI1−4は、具体的な例文がガイド文として表示されている。これにより、例えば、IS担当者U2が、臨機応変な受け答えが苦手であったり、セールス対象の製品について熟知できていない場合であったりしても、ISを行うことができる。
ステップS16において、IS結果情報取得部114は、IS結果情報ISIを、結果情報DB303から取得する。
ステップS17において、IS結果情報取得部114は、IS結果情報ISIを、対象情報DB301に格納して管理する。
以上、図6の夫々のステップに沿って、対象情報DB301に格納される対象情報TIの具体的な例や、IS担当者端末2に表示される画面の例を参照して説明した。
以下、図10の夫々のステップに沿って、対象情報DB301に格納される対象情報TIの具体的な例や、IS担当者端末2に表示される画面の例を参照して説明する。
図10は、図5の機能的構成を有するサーバにより実行される、フィールドセールス処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
図10は、図5の機能的構成を有するサーバにより実行される、フィールドセールス処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
以下、図10を用いて、FS処理の流れの一例のステップの夫々を説明する。
ステップS21において、FS提示情報提示部151は、対象情報DB301に格納されている対象情報TIから、FS対象情報FTIを生成する。
ステップS22において、FS提示情報提示部151は、FS対象情報FTIを、FS担当者端末3に提示する。
ステップS23において、FS引出情報生成部152は、FS引出情報FHIを生成する。
ステップS24において、FS引出情報提示部153は、FS引出情報FHIを、FS担当者端末3に提示する。
ステップS25において、FS結果情報取得部154は、FS結果情報FSIを、FS担当者端末3を介して取得する。
ステップS26において、FS報告書生成部155は、FS結果情報FSIに基づき、FS報告書情報FRIを生成する。
ステップS27において、FS報告書生成部155は、FS結果情報FSIやFS報告書情報FRIを、対象情報DB301や結果情報DB303に格納して管理する。
以上、図10を用いて、FS処理の流れの一例のステップの夫々を説明した。
以下、図10の夫々のステップに沿って、セールス対象会社であるC社に対してISをする例として、対象情報DB301に格納される対象情報TIの具体的な例や、FS担当者端末3に表示される画面の例を参照して説明する。
ステップS21において、FS提示情報提示部151は、対象情報DB301に格納されている対象情報TIから、FS対象情報FTIを生成する。
FS対象情報FTIは、対象情報TIのうち、全て又は一部を含む情報である。即ち例えば、FS担当者がFSを行うにあたり、FS対象情報FTIは、C社に関する既に収集された情報の一部を含むようにしてよい。
図7の夫々の項目の3行目に表示される情報は、C社に関する、対象情報TIが格納された例である。図7の夫々の項目の2行目において、C社の「社名」は「C社」である。「キーパーソン」と、「決裁者」と、「予算」と、「時期」と、「条件」とは空欄となっている。即ち、空欄の項目は、C社についてISやFSによる情報収集がなされておらず、格納されていない。
ステップS22において、FS提示情報提示部151は、FS対象情報FTIを、FS担当者端末3に提示する。
図11は、図10のフィールドセールス処理において、フィールドセールス担当者端末に表示されるフィールドセールス情報画面の例である。
図11に示すように、FS担当者U3が使用するFS担当者端末3に表示される、FS情報画面には、「対象会社」入力欄に、「C社」と表示されている。
図11のFS情報画面の中段には、FS対象情報FTIが表示されている。
これにより、FS担当者U3は、FS対象情報FTIに基づいて、C社に対して訪問による訪問営業や打合せや商品の提案であるFSを行う。
ステップS23において、FS引出情報生成部152は、FS引出情報FHIを生成する。
FS引出情報FHIは、例えば、対象情報TIに基づいて生成される。具体的には例えば、図7に示したように、C社に関しての要望に関する情報の収集がされていない場合、FS引出情報生成部152は、「要望はありましたか?」等の質問文として、FS引出情報FHIを生成することができる。
ステップS24において、FS引出情報提示部153は、FS引出情報FHIを、FS担当者端末3に提示する。
図12は、図10のフィールドセールス処理において、フィールドセールス担当者端末に表示されるフィールド情報収集画面の例である。
本実施形態では、フィールド情報収集画面は、FS情報収集Botとの会話の形態で提供される。図12の例のFS情報収集画面では、FS情報収集Botによる発言が左側から、FS担当者による発言が右側からなされる例として示している。
FS情報収集Botは、FS引出情報FHIに基づき、FS担当者U3に対して質問文等を提示することができる。
具体的には例えば、図12に示すように「C社へのFSお疲れ様でした。キーパーソンの○×様とはお会いできましたか?」等の質問文により、FSの結果に関する情報を収集することができる。
ステップS25において、FS結果情報取得部154は、FS結果情報FSIを、FS担当者端末3を介して取得する。
FS担当者U3は、FS引出情報FHIが質問文だった場合、当該質問文への返答等により、FS結果情報FSIをFS担当者端末3に入力することができる。具体的には例えば、図11では、FS担当者が「お会いできて、導入が早まったそうです。」と返答した場合の例として示している。
また、FS情報収集Botは、FS担当者U3の返答に応じて、FS引出情報FHIを生成し、FS担当者U3に提示することができる。具体的には例えば、図11の例では、上述のFS担当者による返答に基づき、FS情報収集Botは「導入希望の時期はいつですか?」等の質問文をFS引出情報FHIとしてFS担当者U3に提示することができる。
FS引出情報FHIにより、FSに関する結果をFS担当者から効率的に引き出すことができる。FS担当者U3による受け答えは、FS結果情報FSIをしてFS担当者端末3に入力され、サーバ1に提供される。
ステップS26において、FS報告書生成部155は、FS結果情報FSIに基づき、FS報告書情報FRIを生成する。
図13は、図12のフィールドセールス情報収集画面に対応するフィールドセールス報告書の例である。
本実施形態では、FS報告書の例は、FS結果情報FSIのうち、対象情報DB301に格納される、セールス対象会社に関するISやFSの過程で情報収集や決定をしていくべき項目についてまとめた報告書として提供される。
具体的には例えば、図13に示すように、ステップS25において収集されたセールス対象会社であるC社に関する「時期」や「要望」に関する項目をまとめたものとして生成される。
ステップS27において、FS報告書生成部155は、FS結果情報FSIやFS報告書情報FRIを、対象情報DB301や結果情報DB303に格納して管理する。即ち、FS結果情報FSI及びFS報告書情報FRIは、対象情報DB301、又は結果情報DB303に格納される。
図14は、図12のフィールドセールス報告書に対応するフィールドセールス結果情報に基づき更新された対象情報の例を示す図である。
また、C社に関して、「時期」及び「要望」は、フィードバックFB2として示している。フィードバックFB2は、ステップS25乃至S27において取得や格納された情報である。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図5の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図5に特に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
また例えば、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他、スマートフォンやパーソナルコンピュータ、又は各種デバイス等であってもよい。
また例えば、このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
所定対象(例えば、図2のセールス対象会社SC)から情報を収集する情報収集者(例えば、図2のIS担当者U2)を支援する情報処理装置(例えば、図5のサーバ1)であって、
前記所定対象と接触(例えば、前回のFS)を行った者(例えば、FS担当者U3)による、当該接触を行った結果に関する結果情報を、取得する取得手段(例えば、図5の過去結果情報取得部111)と、
前記結果情報に基づき、前記情報収集者(例えば、図2のIS担当者U2)による情報の収集を支援する支援情報(例えば、対象情報TIやガイド情報GI)から、前記情報収集者に提示する提示情報(例えば、IS対象情報ITIやISガイド情報IGI)を生成する生成手段(例えば、図5のIS対象情報生成部121や図5のISガイド情報生成部122)と、
前記提示情報を前記情報収集者に提示する提示手段(例えば、図5のIS提示情報提示部113)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
これにより、事前の営業活動における営業力や利便性を向上させることができる。
また、本発明が適用される情報処理装置は、
所定対象(例えば、図2のセールス対象会社SC)から情報を収集する情報収集者(例えば、図2のFS担当者U3)を支援する情報処理装置(例えば、図5のサーバ1)であって、
前記情報収集者が前記所定対象と接触を行った結果に関する結果情報(例えば、FS結果情報FSI)を、引き出すことを支援する引出情報(例えば、FS引出情報FHI)を生成する引出情報生成手段(例えば、図5のFS引出情報生成部152)と、
前記引出情報を前記情報収集者に提示する提示手段(例えば、図5のFS引出情報提示部153)と、
前記結果情報を取得する取得手段(例えば、図5のFS結果情報取得部154)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
これにより、実際の商談や交渉の報告等の事後処理における利便性の向上させることができる。
1・・・サーバ、2・・・IS担当者端末、3・・・FS担当者端末、U2・・・IS担当者、U3・・・FS担当者、SC・・・セールス対象会社、KP・・・キーパーソン、ITI・・・IS対象情報、IGI・・・ISガイド情報、ISI・・・IS結果情報、FTI・・・FS対象情報、FHI・・・FS引出情報、FSI・・・FS結果情報、11・・・CPU、18・・・記憶部、101・・・IS支援部、111・・・過去結果情報取得部、112・・・IS提示情報生成部、113・・・IS提示情報提示部、114・・・IS結果情報取得部、121・・・IS対象情報生成部、122・・・ISガイド情報生成部、GI・・・ガイド情報、TI・・・対象情報、102・・・FS支援部、151・・・FS提示情報提示部、152・・・FS引出情報生成部、153・・・FS引出情報提示部、154・・・FS結果情報取得部、155・・・FS報告書生成部

Claims (1)

  1. 所定対象から情報を収集する情報収集者を支援する情報処理装置であって、
    前記情報収集者が前記所定対象と接触を行った結果に関する結果情報を、引き出すことを支援する引出情報を生成する引出情報生成手段と、
    前記引出情報を前記情報収集者に提示する提示手段と、
    前記結果情報を取得する取得手段と、
    を備える情報処理装置。
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