JP2020107664A - パネルユニット及びパネルユニットの設置方法 - Google Patents
パネルユニット及びパネルユニットの設置方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020107664A JP2020107664A JP2018243108A JP2018243108A JP2020107664A JP 2020107664 A JP2020107664 A JP 2020107664A JP 2018243108 A JP2018243108 A JP 2018243108A JP 2018243108 A JP2018243108 A JP 2018243108A JP 2020107664 A JP2020107664 A JP 2020107664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel unit
- panel
- mounting
- installation
- distance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
Description
更に、既設構造物にパネルを取り付ける場合には、構造物の利用を妨げないように取付作業を行なう必要がある。例えば、高速道路の場合には、取付時に高速道路を閉鎖するため、取付作業を短時間で終わらせる必要がある。
図1(a)に示すように、本実施形態のパネルユニット10は、高速道路W1の両脇に並べて設置される。このパネルユニット10は、図1(b)に示すように、高速道路W1の両脇に所定間隔で配置された複数の支柱C1の間に配置されて取り付けられる。このパネルユニット10は、正方形形状(矩形形状)を有し、複数の太陽光電池セル23を有する。パネルユニット10は、配置される場所(設置場所)に応じて、太陽光電池セル23が横長となる第1取付方向、又は90度回転して太陽光電池セル23が縦長となる第2取付方向で配置される。第1取付方向は、パネルユニット10の後述する第1辺10aを垂直方向とする取付方向である。また、第2取付方向は、第1取付方向を90度回転させた第1辺10aを水平方向(パネルユニット10の後述する第3辺10cを垂直方向)とする取付方向である。
図2(a)及び(b)に示すように、パネルユニット10は、例えば1.8m程度の正方形形状を有する。
図3(a)に示すように、パネル部20は、略四角枠形状のフレーム部21、複数の太陽光電池セル23及び2個の設定調整部25を備える。設定調整部25は、一列に並んだ太陽光電池セル23の両側部にそれぞれ配置される。
複数の太陽光電池セル23は、設定可能な最大傾斜角度で傾斜した場合でも、上下に重ならない間隔で配置される。この太陽光電池セル23は、太陽光を受光するセルを片面に配置した部材(モジュール)である。本実施形態では、セルの受光面が上面となるように配置される。
更に、太陽光電池セル23の短手方向の長さL3は、パネルユニット10を設置した場合に、高速道路W1の建築限界を超えない範囲に設けられる。
(設置作業の前処理)
まず、管理装置を用いて、各パネルユニット10の設置向き及び太陽光電池セル23の角度を定めた取付指示書を作成する。
また、配置面の方位が南(北)向きであっても、南側に建物があり、パネルユニット10に真東側からのみ太陽光が入射し、この緯度において最大日射強度が10度の場合には、この設置場所において、第2取付方向及び設定角度10度を取付指示書に含める。
更に、配置面の方位が東(西)向きであって、東西に建物B1等の障害物がない場合は、第1取付方向及び設置角度0度〜10度を取付指示書に含める。
更に、配置面の方位が東(西)向きであっても、東西に建物B1等の障害物があり、日射がさえぎられる場合には、第2取付方向及び設定角度30度を取付指示書に含める。
パネルユニット10の設置作業においては、作業員は、まず、複数の支柱C1を、間隔をおいて、高速道路W1の両脇に、順次、立設する。
(1)本実施形態のパネルユニット10において、互いに対向する第1辺10aと第2辺10bの第1距離L1と、互いに対向する第3辺10cと第4辺10dとの第2距離L2とは、同じで、かつ2つの支柱C1に取り付け可能な距離である。これにより、第1辺10aが垂直となる第1取付方向及び第3辺10cが垂直となる第2取付方向のうち、設置場所に応じた取付方向で、パネルユニット10を取り付けることができる。従って、各設置場所において、発電効率が高い取付方向でパネルユニット10を取り付けることができる。
(5)本実施形態では、パネルユニット10は、複数のパネル部20を有する。これにより、建築限界を超えない範囲の長さL3を有する太陽光電池セル23の長手方向の長さを短くすることができる。更に、複数のパネル部20を一体化したパネルユニット10を、取り付けることができる。
・上記実施形態において、パネルユニット10は、設定調整部25で一度に角度調整できる4個のパネル部20を備える。パネルユニット10が有するパネル部20の数は、これに限られず、2個であってもよいし、縦横3個に並べた9個等であってもよい。この場合、パネル部は、縦横同じ個数に配置する場合に限られない。また、各パネル部20において、太陽光電池セルの設定角度を異ならせてもよい。更に、上記実施形態では、各パネル部20をそれぞれ分離できる構成としたが、隣り合うフレーム部21を共通にして一体化した複数のパネル部としてもよい。
更に、取付部材の各辺(10a,10b,10c,10d)は、ユニット化したパネル部20の外周となる長さでない部材で構成してもよい。例えば、支柱C1のネジ孔h1を形成し固定可能な大きさの小型のプレート形状の取付部材で構成してもよい。この場合、各取付部材を、ネジ孔h1に対応する部分にそれぞれ配置し、これら取付部材を用いて、パネルユニット10を支柱C1に取り付ける。この場合、取付部材における支柱C1に取り付ける部分によって、パネルユニット10の第1辺、第2辺、第3辺及び第4辺が構成される。
また、取付部材は、一部が簡単な構成であってもよい。例えば、パネルユニット10の上側及び下側の取付部材(第3辺10c及び第4辺10d)を、第1距離に応じた長さを有する鋼材等の強固な部材でそれぞれ構成する。更に、側面側の取付部材(第1辺10a及び第2辺10b)を、パネル部20のフレーム部21の角を覆う大きさの小型プレート等により構成する。この場合、左右方向に隣り合うパネル部20の接続部を、上述した強固な部材で連結し、上下方向に隣り合うパネル部20の接続部を小型プレートやボルト等で連結する。これにより、パネルユニット10の上側及び下側を、パネルユニット10の側面側やパネル部20の上下方向の接続部よりも、支柱C1に強固に固定するようにしてもよい。
・上記実施形態では、パネルユニット10の第1辺、第2辺、第3辺及び第4辺を、取付部材15の第1辺10a、第2辺10b、第3辺10c、第4辺10dで構成した。パネルユニットの各辺は、パネル部とは別体の取付部材で構成する場合に限られず、パネル部のフレーム部によって構成してもよい。具体的には、パネル部のフレーム部に貫通孔を形成し、この貫通孔にボルト等の固定部材を貫通させて支柱に固定してもよい。この場合、ユニット化したパネル部の外周に位置するフレーム部(上側のパネル部20の上面部21a、下側のパネル部20の下面部21b、右側のパネル部20の右の側面部21c及び左側のパネル部20の左の側面部21d)が、パネルユニットの第1辺、第2辺、第3辺及び第4辺を構成する。
・上記実施形態のパネルユニット10は、高速道路W1の両脇に配置した。パネルユニット10は、高速道路W1の両脇に設置する場合に限られず、例えば、家を囲む塀として設置してもよい。
(a)前記第1辺又は前記第3辺が垂直方向になるように立設して並べた場合に、前記太陽光電池セルの水平方向の長さが、設置する場所における建築限界を超えない範囲に収まる幅で構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のパネルユニット。
従って、この(a)に記載の発明によれば、設置する場所における建築限界を考慮した大きさのパネルユニットを効率的に取り付けることができる。
前記設定調整部は、
前記太陽光電池セルの短手方向の端部を上下させるために、前記太陽光電池セルの長手方向の端部にそれぞれ設けられた連結部材と、
複数の前記連結部材が連結され、前記太陽光電池セルの配列方向に対して変位可能な調整部材と、
前記太陽光電池セルに対する前記調整部材の位置を固定する固定部材とを備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項又は(a)に記載のパネルユニット。
従って、この(b)に記載の発明によれば、簡単な構成で、複数の太陽光電池セルの角度を、効率的に所定角度に設定することができる。
一定間隔で配置された複数の支柱の間に、前記取付部材の第1辺及びこの第1辺に対向する第2辺を垂直方向とする第1取付方向、及び前記第1辺と交差する第3辺及びこの第3辺に対向する第4辺を垂直方向とする第2取付方向のうち、前記パネルユニットの設置位置に応じて決定された取付方向で、前記パネルユニットを取り付けることを特徴とするパネルユニットの設置方法。
従って、この(c)に記載の発明によれば、設置位置に応じて発電効率を考慮してパネルユニットを取り付けることができる。
Claims (4)
- 第1辺、第2辺、第3辺及び第4辺を有し、第1支柱及び第2支柱の間に配置されるパネルユニットであって、
複数の太陽光電池セルを、前記第1辺及び前記第2辺の長手方向に対して傾けて並べた複数のパネル部を備え、
前記第1辺及び前記第2辺は、前記第1支柱及び前記第2支柱に取付可能な第1距離で相互に対向し、前記第3辺及び前記第4辺は、前記第1支柱及び前記第2支柱に取付可能な第2距離で相互に対向することを特徴とするパネルユニット。 - 請求項1に記載のパネルユニットにおいて、
前記複数の太陽光電池セルを連動させて、前記太陽光電池セルの傾きを変更する設定調整部を更に備えたことを特徴とするパネルユニット。 - 請求項1又は2に記載のパネルユニットにおいて、
前記太陽光電池セルが受光する日射面と反対側の面に、遮音シートを配置したことを特徴とするパネルユニット。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載のパネルユニットの設置方法であって、
前記パネルユニットの設置場所に応じて、一定間隔で配置された複数の支柱に対して、前記第1辺を垂直方向とする第1取付方向、及び前記第1取付方向を90度回転させた前記第1辺を水平方向とする第2取付方向のいずれかの取付方向に取り付けることを特徴とするパネルユニットの設置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018243108A JP7188063B2 (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | パネルユニットの設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018243108A JP7188063B2 (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | パネルユニットの設置方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020107664A true JP2020107664A (ja) | 2020-07-09 |
JP7188063B2 JP7188063B2 (ja) | 2022-12-13 |
Family
ID=71449580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018243108A Active JP7188063B2 (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | パネルユニットの設置方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7188063B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0921117A (ja) * | 1995-07-05 | 1997-01-21 | Fujita Corp | 太陽電池一体型遮音パネルを用いた表示システム |
JP2009215710A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Sekisui Jushi Co Ltd | 防音壁 |
JP2009235757A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Railway Technical Res Inst | 軌道支持用構造物の防音構造 |
JP2011052533A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Jae-Sung Park | 太陽光発電機能を有する防音壁 |
CN203499509U (zh) * | 2013-07-06 | 2014-03-26 | 苏州聚晟太阳能有限公司 | 太阳能发电百叶窗 |
JP2014098263A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | East Nippon Expressway Co Ltd | 電気機器搭載壁体 |
CN204266870U (zh) * | 2014-12-06 | 2015-04-15 | 林晓红 | 一种百叶窗装置 |
-
2018
- 2018-12-26 JP JP2018243108A patent/JP7188063B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0921117A (ja) * | 1995-07-05 | 1997-01-21 | Fujita Corp | 太陽電池一体型遮音パネルを用いた表示システム |
JP2009215710A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Sekisui Jushi Co Ltd | 防音壁 |
JP2009235757A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Railway Technical Res Inst | 軌道支持用構造物の防音構造 |
JP2011052533A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Jae-Sung Park | 太陽光発電機能を有する防音壁 |
JP2014098263A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | East Nippon Expressway Co Ltd | 電気機器搭載壁体 |
CN203499509U (zh) * | 2013-07-06 | 2014-03-26 | 苏州聚晟太阳能有限公司 | 太阳能发电百叶窗 |
CN204266870U (zh) * | 2014-12-06 | 2015-04-15 | 林晓红 | 一种百叶窗装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7188063B2 (ja) | 2022-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101326625B1 (ko) | 솔라패널 어레이 지지시스템 | |
MXPA05009345A (es) | Seguidor solar. | |
KR101813453B1 (ko) | 태양전지 모듈용 지지대 | |
JP2009302123A (ja) | 太陽電池架台装置 | |
JP3171824U (ja) | 太陽光パネル用架台 | |
JP5365937B2 (ja) | 太陽電池パネルの取付装置 | |
JP5784887B2 (ja) | 太陽電池パネル架台、及び太陽電池装置 | |
KR101842153B1 (ko) | 가변형 태양광 패널 기초 구조체 | |
JP5809401B2 (ja) | 太陽電池パネル架台、及び太陽電池装置 | |
US20200347865A1 (en) | Section-steel joint | |
US20170117842A1 (en) | Solar module mounting apparatus and method of mounting the same | |
JP2016220326A (ja) | 太陽電池モジュール用架台および太陽光発電装置 | |
KR101597202B1 (ko) | 태양광 어레이의 조립식 지붕 고정 구조물 | |
KR102511058B1 (ko) | 태양광 판넬 장치의 반사판 구조 | |
KR100840400B1 (ko) | 경사각도 조정형 태양광 발전장치 | |
JP2020107664A (ja) | パネルユニット及びパネルユニットの設置方法 | |
US20180269825A1 (en) | Solar module arrangement and method of assembling a solar module arrangement | |
KR20180057243A (ko) | 태양광 패널 지지구조체를 이용한 태양광 발전량 예측 방법 | |
JP6667280B2 (ja) | 架台の設置構造、及び、設置方法 | |
JP2015228729A (ja) | ソーラーパネルサイト | |
JP3204348U (ja) | 太陽光発電パネル架台 | |
JP3178805U (ja) | 太陽光発電パネルの配置構造 | |
JP2002076415A (ja) | 太陽光発電設備 | |
CN112204877A (zh) | 定日镜装置 | |
JP3192880U (ja) | 太陽光発電システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7188063 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |