JP2020104803A - 無人航空機、無人航空機の制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】無人航空機が有するパラシュートが、当該無人航空機に絡まる可能性を低減する仕組みを提供すること。【解決手段】パラシュートを有する無人航空機において、無人航空機の傾きを検知し、その検知結果が所定の値を示すことを条件に、パラシュートを開くように制御する。【選択図】図3
Description
本発明は、無人航空機、無人航空機の制御方法、およびプログラムに関し、特に、無人航空機が有するパラシュートが、当該無人航空機に絡まる可能性を低減する仕組みに関する。
従来、人が搭乗していない航空機である無人航空機が存在する。無人航空機は、大型なものから小型なものまで様々であるが、特に近年では遠隔操縦可能な小型の無人航空機(通称:ドローン)が注目されている(以下、小型の無人航空機を単に無人航空機と称する。)。
無人航空機は、クワッドコプターやマルチコプターとも呼ばれ、複数の回転翼を備えており、この回転翼の回転数を増減させることで、無人航空機の前進・後退・旋回・ホバリング等を行う。
無人航空機は、無人で飛行することから、本体に異常が発生して制御不能となってしまった場合など、墜落や周りに危害を与える危険性があり、また、高価な無人航空機は回収して再度利用することから、できるだけ安全に落下させることが求められている。
特許文献1には、無人航空機に異常が発生したときにパラシュートを拡開させることが開示されている。
ところで、例えば、強風にあおられるなどして、無人航空機が上下逆さまにひっくり返ってしまう場合がある。無人航空機がひっくり返ってしまってからパラシュートを開くと、パラシュートが無人航空機の落下方向に開くことになるため、パラシュート上に無人航空機が落下し、パラシュートが無人航空機に絡まって、減速することなく落下する恐れがあった。特許文献1には、上述した課題に対する対策は開示されていないため、特許文献1に記載の技術を用いたとしても、依然として上述した課題が発生する恐れがあった。
本発明は、無人航空機が有するパラシュートが、当該無人航空機に絡まる可能性を低減する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、パラシュートを有する無人航空機であって、前記無人航空機の傾きを検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果が所定の値を示すことを条件に、前記パラシュートを開くように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、パラシュートを有する無人航空機の制御方法であって、前記無人航空機の傾きを検知する検知工程と、前記検知工程での検知結果が所定の値を示すことを条件に、前記パラシュートを開くように制御する制御工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、パラシュートを有する無人航空機で読み取り実行可能なプログラムであって、前記無人航空機を、前記無人航空機の傾きを検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果が所定の値を示すことを条件に、前記パラシュートを開くように制御する制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によると、無人航空機が有するパラシュートが、当該無人航空機に絡まる可能性を低減することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載した構成の具体的な実施形態の1つである。
図1は、無人航空システム(情報処理システム)のシステム構成を示す図である。
本実施形態のシステムは、無人航空機101と、無人航空機101の飛行に関する、ユーザからの操作指示を受け付けて、その操作内容を無人航空機101に送信する送信機103とが、ネットワーク107を介して相互に通信可能に有線又は無線で接続されている。
ドローンや、無人飛行機、UAVとも呼ばれる無人航空機101は、送信機103からの指示に従って自動で飛行する無人の航空機である。送信機103からの指示に応じて、複数の回転翼を動作させて飛行する。
この回転翼の回転数を増減させることで、無人航空機の前進・後退・旋回・ホバリング等を行う。尚、図1に示す無人航空機101の回転翼は4枚であるが、これに限らない。3枚であっても、6枚であっても、8枚であってもよい。
また、無人航空機101は、無線で飛行するものと有線で飛行するものとがあるが、本発明では無線で飛行するものとする。
無人航空機101は、カメラを有し、カメラは、その撮影方向を可変させるため、カメラのレンズの向きを左右に動かすパン、上下に動かすチルト、そして、望遠にしたり広角にしたりするズームの機能を有し、遠隔地から操作(PTZ制御)できるようになっている。
送信機103は、無人航空機101の飛行を制御するためのプロポーショナルシステムである。
送信機103は、無人航空機101の飛行方向の指示をユーザ操作により受け付ける操作指示部104、操作指示部105を備えている。
また、送信機103は、スマートフォンやタブレットPC(タブレット端末)などの情報処理装置106と相互に通信可能に接続されている。この情報処理装置106には、ディスプレイ102を備えており、無人航空機101のカメラで撮影された映像をディスプレイ102に表示することができる。
また、この情報処理装置106は、GPS受信機を備えており、当該GPS受信機によりGPS衛星からの信号を受信することで情報処理装置106の現在位置の情報(緯度、経度)を取得することができる。
図1では、送信機103と情報処理装置106とがそれぞれ別筐体として図示しているが、情報処理装置106の機能を送信機103に組み込み、送信機103と情報処理装置106とをあわせて送信機103又は情報処理装置106とすることができる。
また、無人航空機101も、GPS受信機を備えており、当該GPS受信機によりGPS衛星からの信号を受信することで無人航空機101の現在位置の情報(緯度、経度)を取得することができる。
ユーザは、操作指示部104、操作指示部105などの操作部を操作して、無人航空機101への飛行方向や、飛行速度の操作を行う。そして、送信機103は、操作部の操作を受け付けると、無人航空機101に、当該受け付けた操作内容の通りに飛行するように指示を送信して、無人航空機101は、当該指示を受信すると、当該指示の通りに飛行するようにプロペラ213を制御する。このように、送信機103は、操作部で操作された操作指示内容を無人航空機101に送信して、無人航空機101の飛行を操作する。
また、ユーザは、操作部を操作して、無人航空機101に搭載されたカメラのズームイン動作、ズームアウト動作、パン動作の操作を行う。送信機103は、操作部の操作を受け付けると、カメラに、当該受け付けた操作内容の通りに動作するように指示を送信して、カメラは、当該指示を受信すると、当該指示の通りに、動作するようにカメラ内のレンズ等の各部材を動作する部を動作する。このように、送信機103は、操作部で操作された操作指示内容をカメラに送信して、カメラのレンズのズーム動作、撮影方向のパン動作を操作する。
以上で図1の説明を終了する。
次に、図2を用いて、図1に示した無人航空機101のハードウェア構成について説明する。
図2は、無人航空機101のハードウェア構成を示す図である。尚、図2に示す無人航空機101のハードウェア構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
フライトコントローラ200は無人航空機101の飛行制御を行うためのマイクロコントローラであり、CPU201、ROM202、RAM203、周辺バスインタフェース204(以下、周辺バスI/F204という。)を備えている。
CPU201は、システムバスに接続される各デバイスを統括的に制御する。また、ROM202あるいは周辺バスI/F304に接続される外部メモリ280には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラムが記憶されている。
また外部メモリ280(記憶手段)には、無人航空機101の実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM203(記憶手段)は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
周辺バスI/F204は、各種周辺デバイスと接続するためのインタフェースである。周辺バスI/F204には、PMU210、SIMアダプタ220、無線LAN用BBユニット230、移動体通信用BBユニット240、GPSユニット250、センサ260、GCU270、外部メモリ280が接続されている。
PMU210はパワーマネジメントユニットであり、無人航空機101が備えるバッテリからESC211への電源供給を制御することができる。ESC211は、エレクトロニックスピードコントローラであり、ESC211に接続されるモータ212の回転数を制御することができる。ESC211によってモータ212を回転させることで、モータ212に接続されるプロペラ213(回転翼)を回転させる。尚、ESC211、モータ212、プロペラ213のセットは、プロペラ213の数に応じて複数備えられている。例えば、クアッドコプターであれば、プロペラ213の数は4枚であるので、このセットが4つ必要となる。
無線LAN用BBユニット230は、無線LANを介して通信を行うためのベースバンドユニットである。無線LAN用BBユニット230は、送信したいデータや信号からベースバンド信号を生成して変復調回路へ送出することができる。更に、受信したベースバンド信号から元のデータや信号を得ることができる。
また、無線LAN用RFユニット231は、無線LANを介して通信を行うためのRF(Radio Frequency)ユニットである。無線LAN用RFユニット231は、無線LAN用BBユニット230から送出されたベースバンド信号を無線LANの周波数帯に変調してアンテナから送信することができる。更に、無線LANの周波数帯の信号を受信すると、これをベースバンド信号に復調することができる。
移動体通信用BBユニット240は、移動体通信網を介して通信を行うためのベースバンドユニットである。移動体通信用BBユニット240は、送信したいデータや信号からベースバンド信号を生成して変復調回路へ送出することができる。更に、受信したベースバンド信号から元のデータや信号を得ることができる。
また、移動体通信用RFユニット241は、移動体通信網を介して通信を行うためのRF(Radio Frequency)ユニットである。移動体通信用RFユニット241は、移動体通信用BBユニット240から送出されたベースバンド信号を移動体通信網の周波数帯に変調してアンテナから送信することができる。更に、移動体通信網の周波数帯の信号を受信すると、これをベースバンド信号に復調することができる。
GPSユニット250は、グローバルポジショニングシステムにより、無人航空機101の現在位置を取得することの可能な受信機である。GPSユニット250は、GPS衛星からの信号を受信し、現在位置を推定することができる。
センサ260は、無人航空機101の傾き、向き、速度や周りの環境を計測するためのセンサである。無人航空機101はセンサ260として、ジャイロセンサ、加速度センサ、気圧センサ、磁気センサ、超音波センサ等を備えている。これらのセンサから取得したデータに基づいて、CPU201が無人航空機101の姿勢や移動を制御する。
GCU270はジンバルコントロールユニットであり、カメラ271とジンバル272の動作を制御するためのユニットである。無人航空機101が飛行することにより機体に振動が発生したり、機体が不安定になったりするため、カメラ271で撮影した際にブレが発生しないよう、ジンバル272によって無人航空機101の振動を吸収し水平を維持する。また、ジンバル272によってカメラ271の遠隔操作を行うことも可能である。
本発明の無人航空機101が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ280に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ280に格納されている。
以上で、図2の説明を終了する。
次に、図3、図4を用いて、本発明の実施形態における、無人航空機101がパラシュートを開くまでの一連の動作について説明する。
図3は、本実施形態において、無人航空機101がパラシュートを開くまでの流れの一例を示す図である。無人航空機101は、当該無人航空機101が備えるセンサ260の検知結果を随時取得する。そして、301に示す通り、無人航空機101が、水平の状態から重力方向に所定の角度(本実施形態では、45度)より傾くとすぐに、302に示す通りパラシュートを発射し、そして303に示す通り、パラシュートを開くことで減速しながら落下する。
302でパラシュートを発射してから303でパラシュートを開くまでの間におけるパラシュートの動作を図4に示す。
図4は、本実施形態において、無人航空機101がパラシュートを発射してから開くまでのパラシュートの動作の一例を示す図である。
まず、パラシュート起動信号によってインフレータ部404より発射弁405に、一気に高い圧力をかける。すると、収納ポーチ内の発射弁405内が高圧になり、発射弁405が高速で持ち上げられる。そして、ドローグシュート402の先端にとりつけられた発射ボール403が発射弁405の圧力により直進性をもって無人航空機101の機体外へ高速放出される。同様に、発射ボール403に引っ張られドローグシュート402が機体外に高速放出される。そして、同じく発射ボール403の慣性及び、ドローグシュート402の浮力と機体落下速度の差位により機体外へメインパラシュート401が引き出されて開く。
以上で、図3、4の説明を終了する。では、次に本発明の実施形態における無人航空機101を制御するフローチャートについて図5を用いて説明する。
図5は、本実施形態において、無人航空機101を制御するフローチャートの一例を示す図である。図5の各ステップに示す処理は、無人航空機101のCPU201により実行される処理である。
ステップS501において、無人航空機101は、送信機103から飛行開始指示を受け付けたかを判定する。無人航空機101は、飛行開始指示を受け付けたならばステップS502に処理を移行し、そうでなければ待機する。
ステップS502において、無人航空機101は、送信機103からの指示に従って飛行を開始する。
ステップS503において、無人航空機101は、当該無人航空機101の状態の情報を取得する。より具体的には、センサ260から取得した、少なくとも無人航空機101の傾きの情報を含む、無人航空機101の向き、速度や周りの環境(風速など)の情報等、無人航空機101が有するメインパラシュート401を開くか否かを判断するために用いられる情報を取得する。
ステップS504において、無人航空機101は、センサ260から取得した結果をもとに、当該無人航空機101が、水平の状態から重力方向に所定の角度より傾いたかを判定する。なお、本実施形態では、所定の角度を45度とする。
所定の角度を何度とするかは、あらかじめ無人航空機101の外部メモリ280に記憶される、図6に示す条件テーブル601に基づいて決定される。
なお、他の実施形態として条件テーブル602を用いても良い。条件テーブル602では、無人航空機101が飛行しているときの風速(ステップS503で取得した風速)によって、パラシュートを開く条件となる所定の角度が異なる。
具体的には、一般的に強風といわれる平均風速10m/s以上の場合、より無人航空機101がすぐに逆さまになる恐れがあるため、パラシュートを開く条件となる所定の角度をより小さくすることで、無人航空機がひっくり返ってしまってからパラシュートを開くことによるパラシュートが無人航空機の落下方向に開くリスクをより低減することが可能となる。
条件テーブル602を用いる場合、無人航空機101は、ステップS503で風速を取得した後、ステップS504の処理を実行する前に、パラシュートを開く条件となる所定の角度を決定する(決定手段)。
無人航空機101は、所定の角度より傾いているならばステップS506に処理を移行し、そうでなければ、ステップS505に処理を移行する。
ステップS505において、無人航空機101は、送信機103から飛行終了指示を受け付けたかを判定する。無人航空機101は、飛行終了指示を受け付けたならば本処理を終了し、そうでなければステップS503に処理を移行する。
ステップS506において、無人航空機101は、当該無人航空機101が45度より傾いたタイミングですぐにメインパラシュート401を開く。
以上で、図5の説明を終了する。
以上、本発明によると、無人航空機が有するパラシュートが、当該無人航空機に絡まる可能性を低減することができる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 無人航空機
103 送信機
106 情報処理装置
103 送信機
106 情報処理装置
Claims (6)
- パラシュートを有する無人航空機であって、
前記無人航空機の傾きを検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果が所定の値を示すことを条件に、前記パラシュートを開くように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする無人航空機。 - 前記所定の値を複数管理する管理手段と、
風速を取得する取得手段と、
前記管理手段により管理されている複数の前記所定の値のうち、いずれの値を用いるかを決定する決定手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。 - 前記検知手段とはジャイロセンサであることを特徴とする請求項1、または2に記載の無人航空機。
- 前記所定の値は、45度であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無人航空機。
- パラシュートを有する無人航空機の制御方法であって、
前記無人航空機の傾きを検知する検知工程と、
前記検知工程での検知結果が所定の値を示すことを条件に、前記パラシュートを開くように制御する制御工程と
を備えることを特徴とする無人航空機の制御方法。 - パラシュートを有する無人航空機で読み取り実行可能なプログラムであって、
前記無人航空機を、
前記無人航空機の傾きを検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果が所定の値を示すことを条件に、前記パラシュートを開くように制御する制御手段と
して機能させることを特徴とするプログラム。
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