JP2020102281A - 回収装置、回収システム及び回収方法 - Google Patents

回収装置、回収システム及び回収方法 Download PDF

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Abstract

【課題】テープ装置内に残されたテープを、テープ装置を分解することなしに回収し得る確率を向上し得る回収装置等の提供。【解決手段】回収装置は、長尺方向の一方の端部が所定の拘束部材に拘束されたテープ部材の、自由端である他方の端部の近傍に、所定の回収用テープ部材の長尺方向の一方の端部を貼着する接続部と、前記回収用テープ部材の他方の端部が固定され、前記貼着された前記テープ部材と前記回収用テープ部材の巻取りを行う回収部と、前記貼着の後、前記テープ部材を前記一方の端部又は前記一方の端部の近傍で前記拘束部材から離脱させる解除部とを備える。【選択図】 図5

Description

本発明は、装置からテープを回収する方法に関する。
磁気テープ装置として、シングルリール方式の磁気テープカートリッジを使用した磁気テープ装置が一般的に普及している。
図1は、一般的なシングルリール方式の磁気テープ装置の例である磁気テープ装置101の構成を表す概念図である。図1(a)は、磁気テープ装置101の側面図、図1(b)は図1(a)に表す線901aで切断した場合を想定した断面図である。また、図2は、図1に表す磁気テープ装置101に装着する一般的なカセットの例であるカセット201の構成を表す概念図である。また、図3は、図2に表すカセット201を、図1に表す磁気テープ装置101に装着して、磁気テープの記録再生を行う様子を表す概念図である。
カセット201は、磁気テープ装置101に装着されると、図示しない周知のローディング機構により、図2に表される磁気テープ216の端部218が、図1に表すガイド116の各々及びヘッド111の右方を通り、リール106に装着される。前記ローディング機構は、例えば、非特許文献1の図3に開示があるテープロード用アームである。前記端部は、例えば、非特許文献1の図2に開示がある。そして、図3に表すように、磁気テープ装置101のリール106が矢印906aの向きに、カセット201の回転部206が矢印906bの向きに、各々回転することにより、ヘッド111上(右方)を磁気テープ216が通過する。その際に、磁気テープ216に記録された磁気情報はヘッド111により再生され、又は、新たな磁気情報がヘッド111により磁気テープ216に記録される。ヘッド111により再生又は記録された後の磁気テープ216はリール106に磁気テープ216bとして格納される。磁気テープ装置101における磁気テープ216の走行経路は、最も下のガイド116からヘッド111及び他のガイド116を経てリール106へ至る、磁気テープ216が表示されている部分の経路である。
なお、ガイド116、ヘッド111及びリール106の駆動部である駆動部126は、各々、筐体121に固定された図示しない部材に固定されている。また、図1に表す仕切り131、132及び133は、磁気テープ装置101にカセット201を装着する際の、ガイド及びストッパの役割を有する。
磁気テープ装置101は、カセット201の回転部206を回転駆動させるため図1(a)に表す駆動部127を備えている。図3に表す磁気テープ216aの再生又は記録が終わると、磁気テープ装置101は、駆動部127により、回転部206を図3の矢印906bの逆向きに回転させ、磁気テープ216bを回転部206に巻き取る。巻取りが完了すると、カセット201は、磁気テープ装置101から取り外すことができる状態になる。
ここで、特許文献1は、テープ巻装体の外周テープ面と正対する位置から、所定角度範囲にわたってテープ巻装体の周りを揺動させ、センサ手段の出力に基づいてテープ巻装体の外観形状の良否を判別する、テープ巻装体の検査装置を開示する。
また、特許文献2は、複数のテープカセットの磁気テープをテープ回収リールに巻き取る、磁気テープの連続回収方法を開示する。
また、特許文献3及び4は、粘着剤の粘着力の調整方法を開示する。
特開2003−091964号公報 特開2003−030953号公報 特開平09−328661号公報 特開平01−275688号公報
藤原忍、映像情報メディア学会誌Vol.70、No.3、pp.377〜381(2016)、2−1LTOテープドライブ技術
図3に表すように磁気テープ216の記録再生を行う最中に、磁気テープ216が切れることがある。
図4は、図3に表すように磁気テープ216の記録再生を行う際に磁気テープ216が切れた様子を表す概念図である。
図4に表す状態では、破断部217aと破断部217bとの間で磁気テープが切れ(以下、「テープ切れ」という。)ている。これにより、磁気テープは、既に磁気テープ装置101のリール106に格納された磁気テープ216bと、それ以外の部分である磁気テープ216aに分かれている。
図4に表す状態では、磁気テープ216aは、図1に表す駆動部127による回転部206の回転によりカセット201内に格納した上でカセット201を磁気テープ装置101から取り外し、回収することができる。しかしながら、磁気テープ装置101に既に格納された磁気テープ216bは、一般には、磁気テープ装置101を分解しなければ回収することができない。
そのような分解による回収は、磁気テープ装置101を、設備が整っている工場等に持ち出して行う場合には比較的容易に行われ得る。しかしながら、磁気テープ216bには、磁気テープ装置101の利用者等の機密情報が格納されており、利用者等の管理区域から持ち出せない場合がある。その場合は、分解による回収のための設備の不足している当該管理区域等内における分解という困難な作業を行う必要がある。
本発明の目的は、テープ装置内に残されたテープを、テープ装置を分解することなしに回収し得る確率を向上し得る回収装置等の提供にある。
本発明の回収装置は、長尺方向の一方の端部が所定の拘束部材に拘束されたテープ部材の、自由端である他方の端部の近傍に、所定の回収用テープ部材の長尺方向の一方の端部を貼着する接続部と、前記回収用テープ部材の他方の端部が固定され、前記貼着された前記テープ部材と前記回収用テープ部材の巻取りを行う回収部と、前記貼着の後、前記テープ部材を前記一方の端部又は前記一方の端部の近傍で前記拘束部材から離脱させる解除部とを備える。
本発明の回収装置等は、テープ装置内に残されたテープを、テープ装置を分解することなしに回収し得る確率を向上し得る。
一般的な磁気テープ装置の構成例を表す概念図である。 一般的なカセットの構成例を表す概念図である。 一般的なカセットを一般的な磁気テープ装置に装着して、磁気テープの記録再生を行う様子を表す概念図である。 磁気テープが切れた様子を表す概念図である。 本実施形態のテープ回収システムの構成例を表す概念図である。 本実施形態の磁気テープ装置の構成例を表す概念図である。 範囲915a及び915bの拡大図(断面図)である。 段差センサの構成例を表す概念図である。 段差センサに光学式変位計を用いた磁気テープ装置の構成例を表す概念図である。 本実施形態の回収用カセットの構成例を表す概念図である。 第一接着動作部の拡大図である。 範囲916aの構成を表す拡大図である。 範囲916bの構成を表す拡大図である。 第二接着動作部の拡大図である。 カセットを装着して磁気テープ装置を作動させた際にテープ切れが生じた状態を表す概念図である。 カセットから出ていた磁気テープを、カセット内に格納した状態を表す図である。 カセットが取り出された磁気テープ装置を表す概念図である。 回転部の先端が磁気テープの外周に接触している状態を表す概念図である。 リールの回転角度位置と段差センサからの出力との関係を表す図である。 停止角度位置でリールの回転が停止された状態を表す概念図である。 磁気テープ装置に回収用カセットが挿入された直後の状態を表す概念図である。 第一接着動作部による接着動作(その1)を表す概念図である。 第一回収用テープと磁気テープとが接着された様子を表す概念図である。 第一接着動作部による接着動作(その2)を表す概念図である。 第一回収用テープと第三回収用テープとが接着された様子を表す概念図である。 部材252の回転位置を、図21に表す回転位置に戻した状態を表す概念図である。 第二回収用テープが第三回収用テープに接着される様子を表す概念図である。 部材266が所定の回転位置まで回転した状態を表す概念図である。 範囲917aの構成を表す拡大図である。 部材266近傍の様子を表す概念図である。 最表層と第一回収用テープとの接続部近傍を表す概念図である。 第一回収用テープと磁気テープとの接着部近傍を表す概念図である。 第二回収用テープをさらに巻き進めた様子を表す概念図である。 一本の連続したテープ状のものを巻き取った状態を表す図である。 装置内テープの巻取りをさらに進めた状態を表す概念図である。 回収用カセットが磁気テープ装置から取り出された様子を表す概念図である。 第二実施形態の磁気テープ装置の構成例を表す概念図である。 切断部の構成例を表す概念図である。 第二実施形態の回収用カセットの構成例を表す概念図である。 範囲918aの拡大図である。 第二実施形態の磁気テープ装置に、本実施形態の回収用カセットを装着した様子を表す図である。 第四回収用テープ粘着剤が形成された部分が、磁気テープの破断部近傍に接触した状態を表す図である。 部材252aを矢印906nの逆向きに回転させた状態を表す図である。 装置内テープを回転部に巻き取った状態を表す図である。 切断部により装置内テープの端部近傍を切断する直前の様子を表す図である。 切断部により装置内テープの端部近傍を切断された様子を表す図である。 装置内テープが回収された様子を表す図である。 実施形態の回収装置の最小限の構成を表すブロック図である。
<第一実施形態>
本実施形態の回収システムは、テープ切れにより磁気テープ装置内で回収困難になっている磁気テープである装置内テープを回収するためのものであり、回収用カセットと磁気テープ装置とを備える。
前記磁気テープ装置は、磁気テープを走行させる走行経路の外側に、予め前記装置内テープを回収するための回収用テープを備えている。
前記磁気テープ装置において発明が解決しようとする課題の項で説明したテープ切れが生じた際に、前記磁気テープ装置に装着されている一般的なカセットを取り出し、代わりに前記回収用カセットを装着する。すると、前記回収用カセットは、後述の方法により、前記装置内テープと前記回収用テープと前記回収用カセットのテープ巻取り機構とを接続する。
上記接続により一本化された前記回収用テープ及び前記磁気テープは、前記テープ巻取り機構による巻取りにより、前記走行経路を走行することにより回収される。
[構成と動作]
図5は、本実施形態のテープ回収システムの例であるテープ回収システム100の構成を表す概念図である。
テープ回収システム100は、磁気テープ装置101と回収用カセット202とを備える。
テープ回収システム100は、図2に表す一般的なカセットを装着した図5に表す磁気テープ装置101を動作させた際に、テープ切れが生じた場合に、磁気テープ装置101内に残された磁気テープを回収するためのものである。
テープ回収システム100は、図5に表す磁気テープ装置101に、回収用カセット202を装着し、後述の動作を行わせることにより、磁気テープ装置101内に残された磁気テープを回収する。
図5に表す磁気テープ装置101の構成は、図6乃至図8を参照して後述される。また、図5に表す回収用カセット202の構成は、図10乃至図14を参照して後述される。また、テープ回収システム100が行う、テープ切れにより磁気テープ装置101内に残された磁気テープを回収するための動作は、図15乃至図36を参照して、後述される。
図6は、図5に表す磁気テープ装置101の構成を表す概念図である。
磁気テープ装置101は、図1に表す一般的な磁気テープ装置101に図6(a)に表す回収用テープ供給部151及び段差センサ149を装着したものである。図6(a)は、回収用テープ供給部151の単体を表す図である。また、図6(b)は、図1に表す一般的な磁気テープ装置101に、回収用テープ供給部151及び段差センサ149を装着した様子を表す図である。図6(b)は、図5に表す磁気テープ装置101を、図1(b)に表す磁気テープ装置101の断面図の断面に相当する断面で切断した場合を想定した断面図である。
なお、図示は省略するが、図6に表す磁気テープ装置101は、図1に表す駆動部126及び127を備えている。
回収用テープ供給部151には、内側に第三回収用テープ156が装着されている。図6(a)に表す第三回収用テープ156は、第三回収用テープ156の断面である。第三回収用テープ156は、後述の回収専用のカセットが備える他の回収用テープと接続することにより、磁気テープ装置101内に残された磁気テープを回収するためのものである。図示はされないが、第三回収用テープ156の幅は、図2、図3に表す磁気テープ216、216a及び216bの幅や後述の図15に表す磁気テープ216a及び216bの幅と同程度である。なお、図6(a)に表す範囲915a及び915bの拡大図は、図7を参照して後述する。
段差センサ149は、後述の図15乃至図18に表すようにリール106に巻かれた磁気テープ216bを、リール106ごと回転させ、破断部217bの回転位置を段差により検出するためのものである。段差センサ149の詳細例は、図8を参照して後述する。
なお、図6(b)に表す磁気テープ装置101は、図1に表す磁気テープ装置101が備える構成を備える。そのため、図6(b)に表す磁気テープ装置101は、一般的なカセットである図2に表すカセット201を装着した上で、図3に表す動作を行うことが可能である。また、図6(b)に表す磁気テープ装置101は、図3に表す動作中に、図4に表すようなテープ切れが生じる場合がある。
図7(a)は、図6(a)に表す範囲915aの拡大図(断面図)である。また、図7(b)は、図6(a)に表す範囲915bの拡大図(断面図)である。
範囲915a及び915bのいずれにおいても、回収用テープ供給部151上に第三回収用テープ156が設置されている。第三回収用テープ156は、図示しない粘着剤により、回収用テープ供給部151の表面に接着されている。
第三回収用テープ156は、複数層の薄いテープ(以下、「副テープ」という。)を積層させたものである。重なり合う二枚の副テープ間は、微弱な力で接着されている。重なり合う二枚の副テープ間の接着の程度は、いずれも同程度である。当該接着は、微弱なため、重なり合った副テープから最表層の副テープである最表層156aを、副テープを損傷させることなく簡単に剥離させることができる。
なお、重なり合う二枚の副テープ間の接着力は、後述の図11に表す粘着剤259g及び259i並びに図14に表す粘着剤259aの粘着力と比較して十分に弱いものであればよい。
例えば、後述のように、他のテープを粘着剤により最表層156aの端部921a又は152b近傍の表面に接着して、そのテープを引っ張った場合、最表層156aと二番目の副テープとの間で剥離が生じる。これは、当該テープを引っ張ることにより、第三回収用テープ156の表面に近いところほど、大きな引張応力が生じるためである。
なお、各副テープ間に塗布される粘着剤としては、市販されている粘着剤の中から粘着力の弱いものを選択して用いれば良い。また、粘着力をさらに弱めるために、例えば特許文献3及び4が開示する方法を用いてもよい。
なお、第三回収用テープ156に、図7に表すような積層テープを用いることにより奏する効果は、動作の説明において後述する。
図8は、図6に表す段差センサ149の構成例を表す概念図である。
図8(a)は、段差センサ149を、図6に表す断面に相当する断面で切断したことを想定した断面図である。また、図8(b)は、段差センサ149の図8(a)に表す矢印906iの向きを見たことを想定した側面図である。
段差センサ149は、可動部148と、変位検出部155と、部材154、154a及び154bと、回転軸153と、回転部152とを備える。
回転部152は、部材154に部材154a及び154bにより固定された回転軸153の周りを回転し得る。
回転部152の表面は、後述の図18に表すように、切断された磁気テープ216bの表面に接触することにより、リール106の回転にともなう磁気テープ216bの回転により、回転することが想定された部分である。
可動部148の端部191eは、図6に表す筐体121又は筐体121に固定された図示しない部材に、固定されている。当該固定の向きは、図6に表すものである。
可動部148は、図示しない処理部から送付される信号により、端部191dの端部191eからの距離を調整し得る。可動部148は、当該制御部からの指示により、回転部152が、後述される図18に表すように、切断された磁気テープ216bの表面に接触するように、端部191dの端部191eからの距離を調整し得る。可動部148が当該距離を調整する方法は、周知の技術から適宜選択すれば良い。そのため、ここでは、その説明は省略される。
変位検出部155は、端部191bと端部191cとの間に力が加わると、当該力の大きさに応じた電圧を端子192a−192b間に出力する。変位検出部155は、例えば、圧電素子を含む構成である。前記処理部は、端子192a−192b間の出力電圧をモニタする。リール106の図6に表す矢印906aの向きの回転により回転部152が、後述の図18に表す破断部217bにより生じる磁気テープ一枚分の段差を通過したとする。その場合、前記処理部は、当該段差により端部191b−191c間に加えられた力に応じた端子192a−192b間の出力を、検出する。
段差センサ149の回転部152を後述の図18に表す磁気テープ216bに接触させた状態で磁気テープ216bを矢印906aの向きに回転させることにより、磁気テープ216bの浮き上がりも押さえられる。段差センサ149は、磁気テープ216bの浮き上がりを押さえるプランジャとしても機能する。
なお、図8に表す段差センサ149に代えて、図9に表す段差センサ149aとプランジャ149bとの組合せを用いることもできる。
その場合、プランジャ149bは、図示しない処理部からの指示情報に基づき軸部149cを伸張させ、回転部152を磁気テープ216bに接触させる。軸部149cは図8に表す可動部148と同様の構成を備え、同様の動作を行う。その後、前記処理部からの指示によりリール106が回転することにより、磁気テープ216bの浮き上がりが抑えられる。
段差センサ149aは光学式変位計である。段差センサ149aは、磁気テープ216bが矢印906aの向きに回転している状態で測定光を磁気テープ216bの表面に照射し、反射光により、反射面との距離を測定する。段差センサ149aは当該距離に応じた出力を図示しない処理部へ送付する。前記処理部は、当該出力の変化から、磁気テープ216bの破断部を表す段差の回転位置を検出する。
図10は、図6(b)に表す磁気テープ装置101に装着されて、テープ切れにより磁気テープ装置101に残された磁気テープの回収を行う、回収用カセット202の構成を表す概念図である。図10(a)は、回収用カセット202の側面図である。図10(b)は、回収用カセット202を図10(a)に表す線901bで切断した場合を想定した断面図である。
回収用カセット202は、ケース211と、第一接着動作部251と、第二接着動作部261とを備える。
第一接着動作部251は、部材252と第一回収用テープ256とを備える。図10(b)に表す第一回収用テープ256は、第一回収用テープ256の断面である。実際の断面の厚みは、通常は、図示した厚みよりも薄いが、図10(b)及び以下の図では見やすいように、厚く表示してある。第一接着動作部251の詳細構成については、図11乃至図13を参照して後述される。また、第一接着動作部251による接着動作について、図22乃至図25を参照して後述される。
第二接着動作部261は、回転軸207と回転部206と部材266と第二回収用テープ257とを備える。図10(b)に表す第二回収用テープ257は、第二回収用テープ257の断面である。実際の断面の厚みは、通常は、図示した厚みよりも薄いが、図10(b)及び以下の図では見やすいように厚く表示してある。第二接着動作部261の詳細構成については、図14を参照して後述する。また、第二接着動作部261の接着動作については、図27乃至図29を参照して、後述される。
図11は、図10に表す第一接着動作部251の拡大図である。
第一接着動作部251は、部材252と、回転軸253aとを備える。部材252の上面及び左側面には、第一回収用テープ256が設置されている。図示はされないが、第一回収用テープ256の幅は、図2に表す磁気テープ216の幅と同程度である。
第一回収用テープと部材252との間は、図示しない弱い粘着力の粘着剤(弱粘着剤)で接着されている。当該粘着力は弱いので、第一回収用テープ256は、部材252から容易に剥離させることができる。
第一回収用テープ256の範囲916aの部分は、折れ曲がった構造になっている。そして、第一回収用テープ256の面291aには粘着剤259gが設けられている。粘着剤259gの粘着力は、前述の弱粘着剤の粘着力と比較して十分に大きい。範囲916aの構成については図13を参照して詳述する。
第一回収用テープ256の範囲916bの部分も、折れ曲がった構造になっている。そして、第一回収用テープ256の面291bには粘着剤259iが設けられている。粘着剤259iの粘着力は、前述の弱粘着剤の粘着力と比較して十分に大きい。範囲916bの構成については図13を参照して詳述する。
回転軸253aは、図10に表すケース211又はケース211に固定された図示しない部材に、固定されている。部材252は、第一回収用テープ256が設置された状態で、図示しない駆動部による駆動により、矢印906e及び906dの向きに、各々所定の角度だけ回転する。当該駆動部の構成は、周知の方法から適宜選択することが可能である。そのため、ここでは、その説明は省略される。なお、図10に表す回収用カセット202は、当該駆動部を駆動させるための図示しない電源を備えているものとする。
図12は、図11に表す範囲916aの構成を表す拡大図である。
第一回収用テープ256は、折り曲げ部278で二つに折り曲げられている。折り曲げられた第一回収用テープ256の折り曲げ部278と端部911eとの間の一部は、第一回収用テープ256の対向する面に、弱粘着剤259jで接着されている。弱粘着剤259cの粘着力は、外力が加えられない場合は第一回収用テープ256を図12に表すような折り曲げた形状に維持するには十分である。しかしながら、弱粘着剤259jの粘着力は、粘着された部分が所定の外力により容易に剥離する程度の弱いものである。
弱粘着剤259jとしては、市販されている粘着剤の中から粘着力の弱いものを選択して用いれば良い。また、粘着力をさらに弱めるために、例えば特許文献3及び4が開示する方法を用いてもよい。これらの点は、以下に説明される他の弱粘着剤についても同様である。
第一回収用テープ256は、上記のように折り曲げられた状態で、部材252に、弱粘着剤259bにより接着されている。弱粘着剤259bの粘着力は、粘着された第一回収用テープ256の部分が所定の外力により部材252から容易に剥離する程度の弱いものである。
特許文献3にも開示があるように、粘着剤の物への形成方法には、溶媒に溶かした粘着剤の物への塗布と、溶媒の蒸散とにより行う方法がある。
第一回収用テープ256の面291aには粘着剤259gが設けられている。粘着剤259gの粘着力は、弱粘着剤259b及び259jの各々の粘着力と比較して十分に大きい。そのため、例えば、粘着剤259gにより他のテープを第一回収用テープ256に接着した上でそのテープを左方に引っ張った場合、粘着剤259gによる接着部に剥離が生じる前に、弱粘着剤259bや259jによる接着部に剥離が生じる。
図13は、図11に表す範囲916bの構成を表す拡大図である。
第一回収用テープ256は、折り曲げ部248で二つに折り曲げられている。折り曲げられた第一回収用テープ256の折り曲げ部248と端部911dとの間の一部は、第一回収用テープ256の対向する面に、弱粘着剤259cで接着されている。弱粘着剤259cの粘着力は、外力が加えられない場合は第一回収用テープ256を図13に表すような折り曲げた形状に維持するには十分である。しかしながら、弱粘着剤259cの粘着力は、粘着された部分が所定の外力により容易に剥離する程度の弱いものである。
第一回収用テープ256は、上記のように折り曲げられた状態で、部材252に、弱粘着剤259dにより接着されている。
第一回収用テープ256の面291bには粘着剤259iが設けられている。粘着剤259iの粘着力は、弱粘着剤259c及び259dの各々の粘着力と比較して十分に大きい。そのため、例えば、粘着剤259iにより他のテープを第一回収用テープ256に接着した上でそのテープを左方に引っ張った場合、粘着剤259iによる接着部に剥離が生じる前に、弱粘着剤259cや259dによる接着部に剥離が生じる。
図14は、図10に表す第二接着動作部261の拡大図である。
第二接着動作部261は、回転軸207と回転部206と、第二回収用テープ257と、回転軸267と、部材266とを備える。
回転軸207及び回転部206は、例えば、図2に表す回転軸207及び回転部206と同じものである。
第二回収用テープ257の端部911a近傍は、回転部206の固定面208に固定されている。
第二回収用テープ257の端部911aから所定の範囲は、回転部206に巻かれている。
第二回収用テープ257の端部911b近傍は、折り曲げ部249において二つに折り曲がっている。第二回収用テープ257の端部911bの、折り曲げ部249と端部911bとの間の一部は、弱粘着剤259fにより、第二回収用テープ257の対向する面に接着されている。弱粘着剤259fの粘着力は、外力が加えられない場合は第二回収用テープ257を図14に表すような折り曲げた形状に維持するには十分である。しかしながら、弱粘着剤259fの粘着力は、粘着された部分が所定の外力により容易に剥離する程度の弱いものである。
第二回収用テープ257は、上記のように折り曲げられた状態で、部材266に、弱粘着剤259eにより接着されている。弱粘着剤259eの粘着力は、粘着された第二回収用テープ257の部分が部材266から容易に剥離する程度の弱いものである。
第二回収用テープ257の面258aには粘着剤259aが設けられている。粘着剤259aの粘着力は、弱粘着剤259e及び259fの各々の粘着力と比較して十分に大きい。そのため、例えば、粘着剤259aにより他のテープを第二回収用テープ257に接着した上でそのテープを右方に引っ張った場合、粘着剤259aによる接着部に剥離が生じる前に、弱粘着剤259eや259fによる接着部に剥離が生じる。
回転軸267は、図10に表すケース211又はケース211に固定された図示しない部材に、固定されている。部材266は、第二回収用テープ257が設置された状態で、図示しない駆動部による駆動により、矢印906fの向き及びその逆向きに、各々所定の角度だけ回転する。当該駆動部の構成は、周知の方法から適宜選択することが可能である。そのため、ここでは、その説明は省略される。なお、図10に表す回収用カセット202は、当該駆動部を駆動させるための図示しない電源を備えているものとする。
次に、図2に表す一般的なカセットであるカセット201を装着して、図6に表す本実施形態の磁気テープ装置101を作動させた際にテープ切れが生じた場合の、磁気テープの回収動作について説明する。
図15は、図2に表すカセット201を装着して図6に表す磁気テープ装置101を作動させた際にテープ切れが生じた状態を表す概念図である。
磁気テープは、破断部217aと破断部217bとの間でテープ切れが生じている。図15では、その際に、磁気テープ装置101でリール106に巻かれて格納されている磁気テープを磁気テープ216bとして表示してある。図15に表す磁気テープ216aは、磁気テープ216b以外の磁気テープである。
図15に表すようにテープ切れが生じた場合、作業者は、まず、図1に表す駆動部127により回転部206を矢印906gの向きに回転させる。これにより、磁気テープ216aのうちカセット201から出ている部分を、カセット201内に格納する。
図16は、磁気テープ216aのうちカセット201から出ていた部分を、カセット201内に格納した状態を表す図である。そして、作業者は、カセット201を、矢印906fの向きに取り出す。
図17は、カセット201が取り出された磁気テープ装置101を表す概念図である。
次に、作業者は、段差センサ149の回転部152を磁気テープ216bの最外周面に接触させる。
磁気テープ装置101の図示しない処理部は、例えば、作業者のボタン操作等により、図8に表す可動部148に指示情報を送り、可動部148の端部191d−191e間の距離を伸張させる。前記処理部は、逐次、図8(a)に表す端子192a−192b間の電圧をモニタしている。回転部152の先端が磁気テープ216bの外周に接触すると、変位検出部155の、図8に表す端部191bと端部191cとの間に圧縮力が加えられる。そして、変位検出部155は、この圧縮力に応じた電圧を端子192a−192b間に出力する。当該出力により、前記処理部は、可動部148が端部191d−191e間を伸張させるのを止めさせる。
その後、前記処理部は、端子192a−192b間の出力をモニタしつつ可動部148に端部191d−191e間の距離の微調整を行わせる。
図18は、上記動作により、回転部152の先端が磁気テープ216bの外周に接触している状態を表す概念図である。
そして、前記処理部は、図1(a)に表す駆動部126に、リール106の図18に表す矢印906aの向きの回転を行わせる。これにより、リール106は、磁気テープ216bごと矢印906aの向きに回転する。
前記処理部は、当該回転中も、図8(a)に表す端子192a−192b間の電圧をモニタする。
一方、図1に表す駆動部126は、リール106の回転角度位置に応じた情報を、前記処理部に送付している。
前記処理部は、駆動部126から送付されたリール106の回転角度位置に応じた情報と、図8(a)に表す端子192a−192b間の出力とから、リール106の回転角度位置と端子192a−192b間の出力との関係を導出する。
図19は、前記処理部が導出したリール106の回転角度位置と端子192a−192b間の出力との関係を表すイメージ図である。
端子192a−192b間の出力は、360度ごとに急激に下降する。当該下降は、図18に表す回転部152が、リール106とともに回転する破断部217bを通過する際の図8に表す変位検出部155の端部191b−191cに加えられる圧縮応力の緩和に対応するものである。
前記処理部は、リール106の回転角度位置と端子192a−192b間の出力との関係から、図1に表す駆動部126に、リール106の回転を停止させる角度位置である停止角度位置で、リール106の回転を停止させる。当該停止角度位置は、図22を参照して説明する第一接着動作部251による接着動作が磁気テープ216bの破断部217b近傍に良好に行われる位置である。なお、回転部152が破断部217bを通過検出した回転角度位置である通過角度位置から停止角度位置までの回転角度である到達回転角度は、予め、測定等により定めておくものとする。前記処理部は、ある通過角度位置に前記到達回転角度を加算した角度位置を前記停止角度位置とする。
図20は、前記処理部が、前記停止角度位置でリール106の回転を停止させた状態を表す概念図である。図20に表す状態では、前記処理部は、また、段差センサ149に回転部152を、図17に表す位置に戻させている。
次に、作業者は磁気テープ装置101に図10に表す回収用カセット202を挿入する。図21は、磁気テープ装置101に図10に表す回収用カセット202が挿入された直後の状態を表す概念図である。
回収用カセット202は、磁気テープ装置101に挿入されると、以下に説明する接着動作を行う。回収用カセット202は、当該開始を、例えば、回収用カセット202が備える図示しないセンサが、回収用カセット202が磁気テープ装置101に挿入されたことを検出することにより行う。前記センサは、例えば接触センサである。その場合において、当該センサが、磁気テープ装置101の所定の部材に接触したことを検出したとする。すると、前記センサは、回収用カセット202が磁気テープ装置101に挿入されたことを表す信号を、第一接着動作部251の図示しない駆動部(以下、「第一接着動作駆動部」という。)へ送付する。
当該信号を受けて、第一接着動作駆動部は、矢印906kの向きに、部材252を回転させる。
第一接着動作駆動部は、当該回転を、図22のように部材252の粘着剤259gが設けられた部分が磁気テープ216bに当たると停止させる。第一接着動作駆動部がモータを備えている場合は、第一接着動作駆動部は、モータを流れる電流が閾値を超えたことを検出することにより、部材252の粘着剤259gが設けられた部分が磁気テープ216bに当たったことを検出し得る。
部材252の粘着剤259gが設けられた部分が磁気テープ216bに当たることにより、第一回収用テープ256の粘着剤259gが形成された部分は、磁気テープ216bの破断部217bの近傍に接着される。図23は、第一回収用テープ256の粘着剤259gが形成された部分が、磁気テープ216bの破断部217bの近傍に接着された様子を表す概念図である。
第一接着動作駆動部は、第一回収用テープ256の粘着剤259gが設けられた部分が磁気テープ216bに当たったことを検出すると、部材252を矢印906kの逆向きに回転させる。これにより、部材252の図11に表す粘着剤259iが形成された部分は、回収用テープ供給部151に設置された第三回収用テープ156の、第一回収用テープ256の粘着剤259iが形成された部分に対向する部分に当たる。図24は、第一回収用テープ256の粘着剤259iが形成された部分が、第三回収用テープ156の、部材252の粘着剤259iが形成された部分に対向する部分に当たった状態を表す概念図である。
図示されない前記第一接着動作駆動部は、第一回収用テープ256の粘着剤259iが形成された部分が、第三回収用テープ156の粘着剤259iに対向する部分に当たると、当該回転を停止させる。第一接着動作駆動部がモータを備えている場合は、第一接着動作駆動部は、モータを駆動する駆動電流が閾値を超えたことにより、当該対向部分に当たったことを検出し得る。
第一回収用テープ256の粘着剤259iが形成された部分が、第三回収用テープ156の粘着剤259iに対向する部分に当たると、粘着剤259iにより、第一回収用テープ256と第三回収用テープ156とは接着される。
図25は、粘着剤259iにより、第一回収用テープ256と第三回収用テープ156とが接着された様子を表す概念図である。
回収用テープ供給部151に設けられた、第三回収用テープ156の最表層156a(図7参照)は、粘着剤259iにより、第一回収用テープ256の面291bに接着されている。
なお、部材252の形状は、図11に表すものに限定されず、図22乃至図25を参照した前述の接着動作が可能な限りにおいて、任意である。また、第一接着動作部は、図22及び図23に表す接着動作に相当する接着動作を行う部分と、図24及び図25に表す接着動作に相当する接着動作を行う部分とに分かれていても構わない。
そして、図示されない前記第一接着動作駆動部は、第一回収用テープ256の粘着剤259iが形成された部分が、第三回収用テープ156の粘着剤259iに対向する部分に当たったことを検出したとする。その場合、前記第一接着動作駆動部は、図26に表すように部材252の回転位置を、図21に表す回転位置に戻す。これにより、第一回収用テープ256は、部材252からはがれされる。
前記第一接着動作駆動部は、また、通知信号を、図示されない第二接着動作駆動部へ送付する。前記第二接着動作駆動部は、第二接着動作部261の回転動作を駆動する駆動部である。
前記第二接着動作駆動部は、当該通知信号を受けると、部材266を図26に表す矢印906lの向きに回転させる。
当該動作により、図27に表すように、部材266の粘着剤259aが形成された部分(図14参照)は、第三回収用テープ156の粘着剤259aに対向する部分に当たる。
そして、第二回収用テープ257の粘着剤259aが形成された部分が、第三回収用テープ156の粘着剤259aに対向する部分に当たったとする。その場合、図示されない前記第二接着動作駆動部は、当該回転を停止させる。第二接着動作駆動部がモータを備えている場合は、第二接着動作駆動部は、モータ駆動電流が閾値を超えたことにより、第二回収用テープ257の当該部分が、第三回収用テープ156の、粘着剤259aに対向する部分に当たったことを検出し得る。
その後、前記第二接着動作駆動部は、部材266を、矢印906lの逆向きに所定の回転位置まで回転させる。
図28は、部材266の所定の回転位置までの回転が終了した状態を表す概念図である。
なお、第二回収用テープ257の第三回収用テープ156への接着は、第一回収用テープ256の第三回収用テープ156への接着及び磁気テープ216bの第一回収用テープ256への接着のうちの少なくとも一方と平行して行われても良い。その場合は、前述の前記第一接着動作駆動部から前記第二接着動作駆動部への通知は省略され得る。
図29は、図28に表す範囲917aの構成を表す拡大図である。第二回収用テープ257は、粘着剤259aにより第三回収用テープ156の最表層156aに接着された状態で、弱粘着剤259eにより部材266に接着されていた部分が、部材266からはがれている。図示はしないが、この状態で、第二回収用テープ257の弱粘着剤259fにより接着されていた部分や、最表層156aの粘着剤259aにより接着されていた部分の第三回収用テープ156の隣接する層からの剥離が生じている場合もあり得る。
なお、図21に表す状態から、図29に表す状態までは、作業者の操作によらず、回収用カセット202の動作により行われるものである。
次に、作業者は、磁気テープ装置101の図示されない操作部の操作により、図1に表す駆動部127に、図28に表す回転部206を、矢印906kの向きに回転させる。これにより、第二回収用テープ257が回転部206に巻き取られるとともに、第三回収用テープ156の図29に表す最表層156aは第三回収用テープ156の隣接する層からはがれ、第二回収用テープ257が巻き取られる向きにたぐり寄せられる。これにより、第一回収用テープ256は部材252からはがれ、第二回収用テープ257が巻き取られている向きにたぐり寄せられる。さらに、磁気テープ216bの破断部217bも、第二回収用テープ257が巻き取られている向きにたぐり寄せられる。
図30は、第二回収用テープ257が回転部206に巻き取られることにより図28に表す範囲917aが変化した様子を表す概念図である。図30に表す状態では、第二回収用テープ257の弱粘着剤259fにより接着されていた部分ははがれ、さらに第三回収用テープ156の最表層156aは、第三回収用テープ156の最表層156aに隣接していた層である次表層156bからはがれている。
図31は、第二回収用テープ257が回転部206に巻き取られることにより図25に表す範囲が変化した様子を表す図である。
図31に表す状態で、最表層156aは、第三回収用テープ156の最表層156aに隣接していた図31には表さない層からはがれている。また、第一回収用テープ256の弱粘着剤259dにより部材252に接着されていた部分も剥離している。
図32は、第二回収用テープ257が回転部206に巻き取られることにより図25に表す範囲が変化した様子を表す図である。第一回収用テープ256の弱粘着剤259bにより部材252に接着されていた部分は、部材252から剥離している。第一回収用テープ256の弱粘着剤259jで接着されていた部分も剥離している。
図33は、回転部206により第二回収用テープ257をさらに巻き進めた様子を表す図である。第二回収用テープ257、最表層156a、第一回収用テープ256及び磁気テープ216bは、この順に接続され、一本の連続したテープに近い状態になっている。
図33に表す状態から回転部206が矢印906kの向きにさらに回転することにより、一本の連続したテープに近い状態のものを、回転部206に巻き取る。
図34は、一本の連続したテープ状のものを回転部206に巻き取った状態を表す図である。
図34に表す状態から、図示しない周知の接続解除機構がリール106に接続された磁気テープ216bの端部をとりはずす。当該接続解除機構は、例えば、非特許文献1の図3に開示があるテープロード用アームである。その後、回転部206による磁気テープ216bの巻取りをさらに進めると、図35に表すような状態になる。
図36に表すように、回収用カセット202が磁気テープ装置101から取り出されることにより、テープ切れにより磁気テープ装置101内に残されていた磁気テープ216bは回収される。
[効果]
本実施形態の回収用カセットは第一回収用テープと、回収用カセット内の磁気テープの巻取りを行う部分である回転部に接続された第二回収用テープとを備えている。また、本実施形態の磁気テープ装置は、磁気テープを走行させる走行経路の外側に、予め第三回収用テープを備えている。前記第三回収用テープは、前記第三回収用テープの前記走行経路への移動をさえぎるものがない位置に設置されている。そして、前記回収用カセットは、前記磁気テープ装置に装着されると、前記第一回収用テープを、磁気テープ装置内に残された磁気テープである装置内テープと前記第三回収用テープの第一端部近傍との間に接続する。前記回収用カセットは、また、前記磁気テープ装置に装着されると、前記第二回収用テープの端部近傍を前記第三回収用テープの第二の端部近傍に接続する。このようにして、本実施形態の回収システムは、破断部近傍を、接続された前記第一乃至第三回収用テープにより、回収用カセットの回転部に接続する。こうして一本に接続された前記第一乃至第三回収用テープ及び前記磁気テープからなる接続テープは、前記走行経路の外側に位置する。また、前記接続テープと前記走行経路との間には接続されたテープの前記走行経路への移動をさえぎるものが存在しない。そのため、前記回転部の回転により接続されたテープの巻取りを行うと、接続されたテープは、より内側に移動し、走行経路を走行するようになる。当該走行は、磁気テープの通常の走行に準じたものなので、磁気テープ装置への負担はほとんど生じない。そのため、前記回収システムは、テープ切れにより生じた前記装置内テープを、磁気テープ装置を分解することなしに回収し得る確率を向上し得る。
さらに、装置内テープは、通常時の動作と同じように回収用カセットに巻き取られるので、磁気テープ装置は、装置内テープを最後まで巻き取ると、一般的なカセット磁気テープを巻き取った場合と同じように、リールに接続された磁気テープの端部を取り外す。そのため、磁気テープ装置は、装置内テープを最後まで巻き取った後にその端部を取り外したり切断したりするための特別な機構を備える必要がない。
本実施形態の磁気テープ装置は、段差センサを前記装置内テープの外周に接触させた上で、前記装置内テープを回転することにより得られた前記段差センサの出力から、前記破断部の回転位置を特定する場合がある。その場合、磁気テープ装置は、特定した前記破断部の回転位置から、予め求めておいた回転角をずらした回転位置で、前記破断部を静止させる。それにより、前記磁気テープ装置は、前記破断部を、前記第一回収用テープの接続が破断部近傍に接続され得る位置に静止させる。その場合、前記接続テープにおける前記装置内テープと前記第一回収用テープとの接続部近傍は、一本のテープにより近い状態になるので、前記走行経路の走行がよりスムーズになる。従い前記回収システムは、前記装置内テープを、磁気テープ装置を分解することなしに回収し得る確率を一層向上し得る。
前記第一回収用テープの前記第三回収用テープと接続される端部近傍は、前記第一回収用テープが、接着用部材が在る向きと逆向きに折り曲げられている場合がある。その場合、その折り曲げられた部分が回収時にまっすぐになることにより、両テープ接続部が小さくなるとともにはがれにくくなる。そのため、当該接続部近傍は、一本のテープにより近い状態になるので、前記走行経路の走行がよりスムーズになる。それに加えて、前記接続部ははがれにくくなるため、前記回収システムは、前記装置内テープを、磁気テープ装置を分解することなしに回収し得る確率を一層向上し得る。
前記第二回収用テープの前記第三回収用テープと接続される端部近傍は、前記第二回収用テープが、接着用部材が在る向きと逆向きに折り曲げられている場合がある。その場合、その折り曲げられた部分が回収時にまっすぐになることにより、両テープの接続部が小さくなるとともにはがれにくくなる。前記接続部近傍は、一本のテープにより近い状態になるので、前記走行経路の走行がよりスムーズになる。それに加えて、前記接続部がはがれにくくなるため、前記回収システムは、前記装置内テープを、磁気テープ装置を分解することなしに回収し得る確率を一層向上し得る。
第三回収用テープは、複数の副テープを重ね合わせた積層テープである場合がある。その場合、装置内テープの回収は、積層テープの最表層により行われる。その場合は、テープ切れにより磁気テープ装置内に残された磁気テープを本実施形態の回収システムで回収した後の磁気テープ装置の使用により、再度テープ切れが生じても、回収用カセットは、次の最表層により装置内テープを回収し得る。当該回収は、積層された副テープが使い切られるまで行われ得る。
<第二実施形態>
第二実施形態は、第一実施形態の場合のような第三回収用テープを用いずに、巻き取った後でテープを切断することにより回収する装置内テープの回収方法に関する実施形態である。
第二実施形態の回収システムは、後述の図37に表す磁気テープ装置と図39に表す回収用カセットとの組合せである。
図37は、第二実施形態の磁気テープ装置の例である磁気テープ装置101の構成を表す概念図である。
図37に表す磁気テープ装置101は、図6に表す磁気テープ装置101の備える回収用テープ供給部151及び第三回収用テープを備えない。そして、図37に表す磁気テープ装置101は、切断部117を備える。切断部117は、装置内テープの回収用カセットへの巻取り後に、装置内テープを、切断し、回収可能にするためのものである。
図38は、図37に表す切断部117の構成を表す概念図である。
切断部117は、可変長部117aと歯117bとを備える。
可変長部117aの端部118aは、図37に表す磁気テープ装置101の筐体121又は筐体121に固定された部材に固定されている。
可変長部117aは、端部118bの端部118aに対する位置を矢印906mに平行な方向に変えるものである。可変長部117aは、例えば、棒と、ガイド部材と、モータとを備える。当該ガイド部材は、前記棒の移動方向を矢印906mに平行な方向にガイドする。前記棒の側面には長手方向に歯が形成されている。当該歯はモータの回転軸に装着された歯車と噛み合っている。モータは筐体に固定されている。上記構成において、モータを駆動させた場合、棒の先端位置は、モータに対して矢印906mの向きに平行な方向に移動し得る。図38に表す歯117bは前記棒の先端位置に装着される。
なお、前記棒の移動距離をより長くするためには、上記構成を多段に組み合せて用いれば良い。
可変長部117aは、118bの位置を矢印906mの向きに移動させることにより、歯117bの先端を、矢印906mの向きに移動させる。そして、図43を参照して後述するように、歯117bは、矢印906mの向きにある磁気テープを切断する。
図39は、第二実施形態の回収用カセット202の構成例を表す概念図である。図39(a)は、回収用カセット202の側面図である。図39(b)は、回収用カセット202を線901bに沿って切断したことを想定した断面図である。
回収用カセット202は、ケース211と、回転部206と部材252aと第四回収用テープとを備える。
回転部206の説明は、図10に表す第一実施形態の回収用カセット202の回転部206と同じである。
回収用カセット202は、図示しない駆動部による駆動により、部材252aを回転軸253aを中心に、矢印906nの向き又は逆向きに回転する。当該駆動部の構成は、周知技術により適宜構成可能である。
回転部206には第四回収用テープ276の一部が巻かれている。第四回収用テープ276の端部276bは回転部206に固定されている。第四回収用テープ276の端部276a近傍は部材252aに接着されている。
図40は、図39に表す範囲918aの拡大図である。
端部276a近傍において、第四回収用テープ276は、弱粘着剤2591により部材252aに接着されている。弱粘着剤259lの粘着力は、粘着された第四回収用テープ276の部分が所定の外力により部材252aから容易に剥離する程度の弱いものである。
第四回収用テープ276の面291cには粘着剤259kが設けられている。粘着剤259kの粘着力は、弱粘着剤259lの粘着力と比較して十分に大きい。そのため、例えば、粘着剤259kにより他のテープを第四回収用テープ276に接着した上でそのテープを上方に引っ張った場合、粘着剤259kによる接着部に剥離が生じる前に、弱粘着剤259lによる接着部に剥離が生じる。
以下、図37に表す磁気テープ装置101と図39に表す回収用カセット202とを用いた、装置内テープの回収動作を説明する。装置内テープは、テープ切れにより磁気テープ装置内で回収困難になっている磁気テープである。
テープ切れが生じてから図41に表す状態になるまでの動作の説明は、図15乃至図20を参照して説明した動作と同じである。ただし、図6に表す回収用テープ供給部151及び第三回収用テープ156が存在しないものとする。
図20に表す状態の次に、図41に表すように、図20に表す状態に相当する図37に表す磁気テープ装置101に、図39に表す回収用カセット202を装着する。
すると、回収用カセット202の図示しない駆動部は、部材252aを、回転軸253aの周りに、矢印906nの向きに回転させる。
当該回転により、図42に表すように、第四回収用テープ276の図40に表す粘着剤259kが形成された部分は、磁気テープ216bの破断部217b近傍に接触する。当該接触により、第四回収用テープ276の図40に表す粘着剤259kが形成された部分は、磁気テープ216bの破断部217b近傍に接着される。
次に、前記駆動部は、部材252aを矢印906nの逆向きに回転させ、図43に表す状態にする。
次に、回転部206は磁気テープ装置101からの駆動により回転部206を矢印906kの向きに回転させ、磁気テープ216bを回転部206に巻き取る。
図44は、磁気テープ216bを回転部206に巻き取った状態を表す。
この状態において、磁気テープ216bは、通常の走行経路による巻取りを行っていないので、磁気テープ装置101が備える図示しない接続解除機構は、リール106からの磁気テープ216bの端部216eのリール106からの取り外しを行えない。当該接続解除機構は、例えば、非特許文献1の図3に開示があるテープロード用アームである。接続解除機構が前記取り外しを行えない理由は、前記接続解除機構は、磁気テープの通常の走行経路に沿って取り外したテープ端部を移動させるためである。そのため、磁気テープ216bが通常の走行経路により回転部206と接続されていないと、磁気テープ216bがガイド116やヘッドに絡まり、磁気テープ216bは回収不能になる。従い、図44に表す状態では、作業者等は、回収用カセット202を磁気テープ装置101から取り外すことができない。
そこで、切断部117の図38に表す可変長部117aを図45に表すように伸張させ、歯117bの先端で、磁気テープ216bの端部216e近傍を切断する。
図46は、歯117bの先端で、磁気テープ216bの端部216e近傍が切断された様子を表す。図46に表す状態は、回収用カセット202を磁気テープ装置101から回収することが可能な状態である。
図47に表すように、回収用カセット202が磁気テープ装置101から取り出されることにより、磁気テープ216bは磁気テープ装置101から回収される。
[効果]
第二実施形態の回収システムは、磁気テープ装置内において回収困難になっている装置内テープを、回収用カセットがその回転部に接続する。そして、回収用カセットは、回転部に接続された装置内テープを、通常の走行経路を走行させずに巻き取る。当該巻取りは、通常の走行経路による巻取りではないため、巻取りが完了しても、装置内テープの端部は、通常の動作では、磁気テープ装置のリールから外れない。そこで、本実施形態の磁気テープ装置は、装置内テープのリールへの接続端部近傍を切断部により切断する。当該切断により、回収用カセットは磁気テープ装置から取りはずすことが可能になる。
これらにより、前記回収システムは、第一実施形態の回収システムのように、磁気テープ装置内に第三回収用テープ等を予め設置せずに、装置内テープを回収できる確率を向上し得る。
以上の説明では、実施形態のテープ装置として磁気テープ装置を用いる場合の例を説明した。しかしながら、実施形態のテープ装置は、テープ装置外のテープをテープ装置に格納させ、再度テープ装置外に取り出す動作を行うものであれば構わない。
図48は、実施形態の回収装置の最小限の構成である回収装置202xの構成を表すブロック図である。
回収装置202xは、接続部251xと回収部206xと解除部117xとを備える。
接続部251xは、長尺方向の一方の端部が所定の拘束部材に拘束されたテープ部材の、自由端である他方の端部の近傍に、所定の回収用テープ部材の長尺方向の一方の端部を貼着する。
回収部206xは、前記回収用テープ部材の他方の端部が固定され、前記貼着された前記テープ部材と前記回収用テープ部材の巻取りを行う。
解除部117xは、前記貼着の後、前記テープ部材を前記一方の端部又は前記一方の端部の近傍で前記拘束部材から離脱させる。
回収装置202xは、長尺方向の一方の端部が所定の拘束部材に拘束されたテープ部材の、自由端である他方の端部の近傍に、所定の回収用テープ部材の長尺方向の一方の端部を貼着する。これにより、回収装置202xは、長尺方向の一方の端部が所定の拘束部材に拘束されたテープ部材の、回収部206xへの巻取りが可能になる。
そして、回収装置202xは、前記貼着された前記テープ部材と前記回収用テープ部材の巻取りを行う。
回収装置202xは、また、前記貼着の後、前記テープ部材を前記一方の端部又は前記一方の端部の近傍で前記拘束部材から離脱させる。
以上により、回収装置202xは、前記テープ部材の前記拘束部材からの回収が可能になる。
そのため、回収装置202xは、テープ装置内に残されたテープを、テープ装置を分解することなしに回収し得る確率を向上し得る。
そのため、回収装置202xは、上記構成により、[発明の効果]の項に記載された効果を奏する。
なお、回収装置202xは、例えば、図5、図10、図21、図24、図26乃至図28、図33乃至図36に表す回収用カセット202と、第一実施形態で説明した接続解除機構との組合せである。回収装置202xは、あるいは、例えば、図39、図41乃至図47に表す回収用カセット202と、図37、図38、図41乃至図47に表す切断部117との組合せである。
また、接続部251xは、例えば、図10、図21、図22、図24、図26乃至図28及び図33乃至図36に表す部材252及び図示しないその駆動部と、部材266及び図示しないその駆動部との組合せである。接続部251xは、あるいは、例えば、図39、図41乃至図47に表す部材252a及び図示しないその駆動部である。
また、回収部206xは、例えば、図10、図14、図21、図22、図24、図26乃至図28、図33乃至図36、図39及び図41乃至図47に表す回転部206である。
また、前記テープ部材は、例えば、図15乃至図18、図20乃至図22、図24、図26乃至図28及び図32乃至図36、図41乃至図47に表す磁気テープ216bである。
また、前記一方の端部は、例えば、図15乃至図18、図20乃至図22、図24、図26乃至図28及び図33乃至図36、図41乃至図47に表す磁気テープ216bのリール106に固定されている端部である。
また、前記他方の端部は、例えば、図16乃至図18、図20乃至図22、図24、図26乃至図28、図32及び図33に表す磁気テープ216bの破断部217bである。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で更なる変形、置換、調整を加えることができる。例えば、各図面に示した要素の構成は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
また、前記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記述され得るが、以下には限られない。
(付記1)
長尺方向の一方の端部が所定の拘束部材に拘束されたテープ部材の、自由端である他方の端部の近傍に、所定の回収用テープ部材の長尺方向の一方の端部を貼着する接続部と、
前記回収用テープ部材の他方の端部が固定され、前記貼着された前記テープ部材と前記回収用テープ部材の巻取りを行う回収部と、
前記貼着の後、前記テープ部材を前記一方の端部又は前記一方の端部の近傍で前記拘束部材から離脱させる解除部と
を備える回収装置。
(付記2)
前記解除部は、前記拘束部材を備えるテープ装置に備えられる、付記1に記載された回収装置。
(付記3)
前記接続部及び前記回収部は、前記テープ装置に装着可能な第二装置に備えられる、付記2に記載された回収装置。
(付記4)
前記解除部は前記テープ部材が所定の走行経路を走行しての前記巻取りが行われた場合に前記離脱を行う、付記3に記載された回収装置。
(付記5)
前記拘束部材に対し前記走行経路の外側であり、前記走行経路との間に前記走行経路への移動を遮るもののない位置に設置された第二テープ部材の第一端部の近傍の前記テープ部材へ前記貼着である第一貼着を行う第一貼着部と、
前記第二テープ部材の第二端部近傍の、前記回収用テープ部材への前記貼着である第二貼着を行う第二貼着部と、
を備える、付記4に記載された回収装置。
(付記6)
前記第一貼着部は、前記第一貼着を、前記テープ部材及び前記第二テープ部材を、前記第一貼着部が備える第一接続部材に前記貼着させることにより行う、付記5に記載された回収装置。
(付記7)
前記第一接続部材は第三テープ部材である、付記6に記載された回収装置。
(付記8)
前記第一貼着部は、前記第一貼着を、前記テープ部材の端部である第三端部の近傍の前記テープ部材を、前記第三テープ部材の端部の一方である第四端部の近傍の前記第三テープ部材へ、前記第一端部の近傍の前記第二テープ部材を前記第三テープ部材の端部の他方である第五端部の近傍の前記第三テープ部材へ、各々行う、付記7に記載された回収装置。
(付記9)
前記第三テープ部材の前記第四端部の近傍は、第一接着力により前記第一貼着部に接着されており、前記第一接着力は前記巻取りによりはがれる程度のものである、付記8に記載された回収装置。
(付記10)
前記第三テープ部材の前記第四端部の近傍は、前記第三テープ部材の前記第一貼着を行う部材である第一貼着用部材が在る向きとは逆向きに折り曲げた形状をしている、付記8又は付記9に記載された回収装置。
(付記11)
前記第三テープ部材の前記第五端部の近傍は、第二接着力により前記第一貼着部に接着されており、前記第二接着力は前記巻取りによりはがれる程度のものである、付記10に記載された回収装置。
(付記12)
前記第三テープ部材の前記第五端部の近傍は、前記第三テープ部材の前記第一貼着を行う部材である第一貼着用部材が在る向きとは逆向きに折り曲げた形状をしている、付記10又は付記11に記載された回収装置。
(付記13)
前記第三テープ部材の前記折り曲げた形状は、折り曲げることにより互いに接触する前記第三テープ部材の接触箇所の接着力である第三接着力により維持されており、前記第三接着力は前記巻取りによりはがれる程度のものである、付記12に記載された回収装置。
(付記14)
前記第一貼着部は、前記第一貼着を、電力により行う、付記5乃至付記13のうちのいずれか一に記載された回収装置。
(付記15)
前記第二貼着部は、前記第二貼着を、前記回収部に接続された第二接続部材へ行う、付記5乃至付記14のうちのいずれか一に記載された回収装置。
(付記16)
前記第二接続部材は第四テープである、付記15に記載された回収装置。
(付記17)
前記第二貼着部は、前記第二貼着を、前記第四テープの、他と接続されていない端部である第六端部の近傍の前記第四テープに前記貼着させることにより行う、付記16に記載された回収装置。
(付記18)
前記第四テープの前記第六端部の近傍は、第四接着力により前記第二貼着部に接着されており、前記第四接着力は前記巻取りによりはがれる程度のものである、付記17に記載された回収装置。
(付記19)
前記第四テープの前記第六端部の近傍は、前記第四テープの、前記第二貼着を行う部材である第二貼着用部材が在る向きとは逆向きに折り曲げた形状をしている、付記17又は付記18に記載された回収装置。
(付記20)
前記第四テープの前記折り曲げた形状は、折り曲げることにより互いに接触する前記第四テープの接触箇所の接着力である第五接着力により維持されており、前記第五接着力は、前記巻取りによりはがれる程度のものである、付記19に記載された回収装置。
(付記21)
前記第二貼着部は、前記第二貼着を、電力により行う、付記5乃至付記20のうちのいずれか一に記載された回収装置。
(付記22)
前記第一貼着及び前記第二貼着を前記第二装置が前記テープ装置に装着されることにより行う、付記5乃至付記21のうちのいずれか一に記載された回収装置。
(付記23)
前記第一貼着及び前記第二貼着を、前記テープ部材が前記走行経路を走行した際に切断した場合の前記テープ装置内に残された前記テープ部材に対して行う、付記5乃至付記22のうちのいずれか一に記載された回収装置。
(付記24)
前記回収部は、前記巻取りを、前記第一貼着及び前記第二貼着の後の、前記テープ部材及び前記第二テープ部材を、前記第二テープ部材及び前記テープ部材の順に巻き取ることにより行う、付記5乃至付記23のうちのいずれか一に記載された回収装置。
(付記25)
前記回収部は、前記巻取りを、前記テープ装置による駆動により行う、付記5乃至付記24のうちのいずれか一に記載された回収装置。
(付記26)
前記テープ部材は磁気テープであり、前記テープ装置は磁気テープ装置であり、前記テープ装置は、前記テープ部材の前記走行経路の走行により、前記テープ部材への磁気情報の記録又は再生を行い得る、付記5乃至付記25のうちのいずれか一に記載された回収装置。
(付記27)
前記テープ部材が前記走行経路を走行せずに前記巻取りが行われた場合に前記離脱を行う第二解除部を備える、付記4乃至付記26のうちのいずれか一に記載された回収装置。
(付記28)
前記第二解除部による前記離脱が、前記テープ部材の前記一方の端部の近傍の切断によるものである、付記27に記載された回収装置。
(付記29)
付記3乃至付記28のうちのいずれか一に記載された回収装置と、前記テープ装置とを備える、回収システム。
(付記30)
付記5乃至付記26のうちのいずれか一に記載された回収装置と、前記テープ装置とを備え、前記テープ装置は、前記第二テープ部材を設置する設置部を備える回収システム。
(付記31)
前記設置部は、前記巻取りが行われる際に、前記第二テープ部材を供給する、付記30に記載された回収システム。
(付記32)
前記第二テープ部材は、前記設置部に設置された積層テープの最表層である、付記30又は付記31に記載された回収システム。
(付記33)
前記積層テープは、副テープを重ね合わせることにより形成されており、任意の隣り合う二つの副テープ間の接着力である第五粘着力は、前記巻取りにより、前記最表層の前記副テープと、前記最表層の前記副テープと隣り合う前記副テープと、が剥離する程度のものである、付記32に記載された回収システム。
(付記34)
前記テープ装置は、前記テープ部材の前記貼着が行われる部分の位置を調整する調整部をさらに備える、付記29乃至付記33のうちのいずれか一に記載された回収システム。
(付記35)
前記調整部は、前記調整を、前記貼着が前記テープ部材の前記他方の端部の近傍に行われるように行う、付記34に記載された回収システム。
(付記36)
前記調整部は、巻かれた前記テープ部材に接触することにより前記テープ部材の段差の段差位置を検出する段差検出部と、
前記段差位置から、前記他方の端部を移動させるべき位置である調整位置を導出する処理部と、
前記移動を行う移動手段と、
を備える、付記35に記載された回収システム。
(付記37)
長尺方向の一方の端部が所定の拘束部材に拘束されたテープ部材の、自由端である他方の端部の近傍に、所定の回収用テープ部材の長尺方向の一方の端部を貼着し、
前記回収用テープ部材の他方の端部が固定され、前記貼着された前記テープ部材と前記回収用テープ部材の巻取りを行い、
前記貼着の後、前記テープ部材を前記一方の端部又は前記一方の端部の近傍で前記拘束部材から離脱させる
回収方法。
100 テープ回収システム
101 磁気テープ装置
106 リール
111 ヘッド
116 ガイド
117 切断部
117a 可変長部
117b 歯
118a、118b 端部
121 筐体
126、127 駆動部
131、132、133 仕切り
148 可動部
149、149a 段差センサ
149b プランジャ
149c 軸部
151 回収用テープ供給部
152 回転部
153 回転軸
154、154a、154b、252、266、252a 部材
155 変位検出部
156 第三回収用テープ
156a 最表層
191a、191b、191c、191d、191e218、921a、921b 端部
192a、192b 端子
201 カセット
202 回収用カセット
202x 回収装置
206 回転部
206x 回収部
207、253a、267回転軸
208 固定面
211 ケース
216、216a、216b 磁気テープ
217a、217b 破断部
248、249 折り曲げ部
251 第一接着動作部
251x 第一接続部
256 第一回収用テープ
257 第二回収用テープ
258a 面
259b、259c、259d、259e、259f、259l 弱粘着剤
259a、259g、259i、259k 粘着剤
261 第二接着動作部
261x 第二接続部
276 第四回収用テープ
276a、276b、911a、911b、911d 端部
291a、291b、291c 面
901a、901b 線
906a、906b、906c、906d、906e、906f、906g、906i、906k、906l、906m、906n 矢印
915a、915b、916a、916b、917a、918a 範囲

Claims (10)

  1. 長尺方向の一方の端部が所定の拘束部材に拘束されたテープ部材の、自由端である他方の端部の近傍に、所定の回収用テープ部材の長尺方向の一方の端部を貼着する接続部と、
    前記回収用テープ部材の他方の端部が固定され、前記貼着された前記テープ部材と前記回収用テープ部材の巻取りを行う回収部と、
    前記貼着の後、前記テープ部材を前記一方の端部又は前記一方の端部の近傍で前記拘束部材から離脱させる解除部と
    を備える回収装置。
  2. 前記解除部は、前記拘束部材を備えるテープ装置に備えられる、請求項1に記載された回収装置。
  3. 前記接続部及び前記回収部は、前記テープ装置に装着可能な第二装置に備えられる、請求項2に記載された回収装置。
  4. 前記解除部は前記テープ部材が所定の走行経路を走行しての前記巻取りが行われた場合に前記離脱を行う、請求項3に記載された回収装置。
  5. 前記拘束部材に対し前記走行経路の外側であり、前記走行経路との間に前記走行経路への移動を遮るもののない位置に設置された第二テープ部材の第一端部の近傍の前記テープ部材へ前記貼着である第一貼着を行う第一貼着部と、
    前記第二テープ部材の第二端部近傍の、前記回収用テープ部材への前記貼着である第二貼着を行う第二貼着部と、
    を備える、請求項4に記載された回収装置。
  6. 前記第一貼着部は、前記第一貼着を、前記テープ部材及び前記第二テープ部材を、前記第一貼着部が備える第一接続部材に前記貼着させることにより行う、請求項5に記載された回収装置。
  7. 請求項3乃至請求項6のうちのいずれか一に記載された回収装置と、前記テープ装置とを備える、回収システム。
  8. 請求項5又は請求項6に記載された回収装置と、前記テープ装置とを備え、前記第二テープ部材は積層テープの最表層である、回収システム。
  9. 前記テープ装置は、前記テープ部材の前記貼着が行われる部分の位置を調整する調整部をさらに備える、請求項7又は請求項8に記載された回収システム。
  10. 長尺方向の一方の端部が所定の拘束部材に拘束されたテープ部材の、自由端である他方の端部の近傍に、所定の回収用テープ部材の長尺方向の一方の端部を貼着し、
    前記回収用テープ部材の他方の端部が固定され、前記貼着された前記テープ部材と前記回収用テープ部材の巻取りを行い、
    前記貼着の後、前記テープ部材を前記一方の端部又は前記一方の端部の近傍で前記拘束部材から離脱させる
    回収方法。
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