JP2020101879A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 移動体の目標地点への到着時刻に影響する不確定な予測値を、実測値を用いて定量化して前記不確定な予測値の確率分布を算出し、
   前記目標地点への到着時刻に影響する移動体への制御入力であって、現在の前記制御入力を用いた場合の前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布を、前記不確定な予測値の確率分布を用いて算出し、
   前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布において、前記現在の制御入力を用いた場合の前記目標地点までの到着要求時刻に対する到着予定時刻の第１の統計量が第１の閾値外かどうかを判定し、
   前記第１の統計量が前記第１の閾値外の場合に、前記到着要求時刻に対する到着予定時刻の第２の統計量が、前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布における許容範囲内となる可能性を高めるように前記制御入力を決定する
   ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
2. 前記制御入力を決定するステップは、前記第１の統計量が前記第１の閾値外の場合に、前記第２の統計量が前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布における許容範囲内となる可能性を高めかつ所定のコストを最適化するように前記制御入力を決定する
   請求項１に記載のプログラム。
3. 前記第１及び第２の統計量は、前記到着要求時刻に対する前記到着予定時刻の確率分布における確率、モーメント及び代表値のうち少なくとも１つである
   請求項１又は２に記載のプログラム。
4. 前記移動体は、航空機であり、
   前記不確定な予測値は、気象予測値及び／又は機体特性であり、前記実測値は、前記気象予測値に対しては気象観測値、前記機体特性に対しては機体計測値である
   請求項１〜３のうちいずれか一項に記載のプログラム。
5. 前記移動体は、航空機であり、
   前記航空機への制御入力は、速度、高度、経路角、コストインデックス及び上昇・降下率のうち少なくとも１つである
   請求項１〜４のうちいずれか一項に記載のプログラム。
6. 移動体の目標地点への到着時刻に影響する不確定な予測値を、実測値を用いて定量化して前記不確定な予測値の確率分布を算出する不確定性推定部と、
   前記目標地点への到着時刻に影響する移動体への制御入力であって、現在の前記制御入力を用いた場合の前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布を、前記不確定な予測値の確率分布を用いて算出する到着予定時刻推定部と、
   前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布において、前記現在の制御入力を用いた場合の前記目標地点までの到着要求時刻に対する到着予定時刻の第１の統計量が第１の閾値外かどうかを判定し、前記第１の統計量が前記第１の閾値外の場合に、前記到着要求時刻に対する到着予定時刻の第２の統計量が、前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布における許容範囲内となる可能性を高めるように前記制御入力を決定する到着時刻制御部と
   を具備する情報処理装置。
7. 移動体の目標地点への到着時刻に影響する不確定な予測値を、実測値を用いて定量化して前記不確定な予測値の確率分布を算出し、
   前記目標地点への到着時刻に影響する移動体への制御入力であって、現在の前記制御入力を用いた場合の前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布を、前記不確定な予測値の確率分布を用いて算出し、
   前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布において、前記現在の制御入力を用いた場合の前記目標地点までの到着要求時刻に対する到着予定時刻の第１の統計量が第１の閾値外かどうかを判定し、
   前記第１の統計量が前記第１の閾値外の場合に、前記到着要求時刻に対する到着予定時刻の第２の統計量が、前記目標地点までの到着予定時刻の確率分布における許容範囲内となる可能性を高めるように前記制御入力を決定する
   情報処理方法。