JP2020101849A - 計測装置、計測方法及び計測プログラム - Google Patents

計測装置、計測方法及び計測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形を正しく判断することができる計測装置、計測方法及び計測プログラムを提供する。【解決手段】計測装置1は、ユーザーが歩行又は走行している際の加速度波形のデータを取得し、当該加速度波形のデータに基づいて、当該加速度波形RACC_Fが負の値から正の値に変化する第1タイミングt1と、当該加速度波形RACC_Fが正の値から負の値に変化する第2タイミングt2と、を特定し、当該第1タイミングt1と当該第2タイミングt2との時間幅Tが所定の範囲内に収まるか否かを判定し、当該時間幅Tが所定の範囲内に収まると判定された加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断する。【選択図】図2

Description

本発明は、計測装置、計測方法及び計測プログラムに関する。
従来、ユーザーの歩行ステップにおける加速度波形の振幅の大きさと変化に着目して当該ユーザーの歩数を計数する歩数計装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−115242号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている歩数計装置では、時間幅の狭いインパルス信号や、歩行に起因しない他の動作による時間幅の広い信号を、誤ってユーザーの歩行由来の加速度波形として判断してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形を正しく判断することができる計測装置、計測方法及び計測プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る計測装置は、
ユーザーが歩行又は走行している際の加速度波形のデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記加速度波形のデータに基づいて、当該加速度波形が負の値から正の値に変化する第1タイミングと、当該加速度波形が正の値から負の値に変化する第2タイミングと、を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記第1タイミングと前記第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まるか否かを判定する時間幅判定手段と、
前記時間幅判定手段により前記時間幅が所定の範囲内に収まると判定された前記加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断する判断手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形を正しく判断することができる。
本発明の実施の形態の計測装置の機能構成を示すブロック図である。 歩数計測処理を示すフローチャートである。 (a)は加速度波形が負の値から正の値に変化する第1タイミングを特定する工程を説明するための図であり、(b)は加速度波形が正の値から負の値に変化する第2タイミングを特定する工程を説明するための図である。 第1タイミングと第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まるか否かを判定する際の判定基準(第1閾値及び第2閾値)を説明するための図である。 第3閾値を説明するための図である。 (a)は第1閾値の設定基準を説明するためのグラフであり、(b)は第3閾値の設定基準を説明するためのグラフである。 第1閾値の条件をそれぞれ異ならせて被験者A〜Hが歩行したときの歩数計測の誤差を示すグラフである。 第1閾値の条件をそれぞれ異ならせて被験者A〜Hが走行したときの歩数計測の誤差を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
≪計測装置≫
まず、図1を参照して、計測装置1の機能構成を説明する。図1は、計測装置1の機能構成を示すブロック図である。ここで、計測装置1は、歩行又は走行を行うユーザーに装着(例えば、腕に装着)されて、ユーザーとともに移動する電子機器である。なお、以下では、計測装置1は、ユーザーが歩行又は走行した際の歩数を取得するための専用の電子機器であるものとして説明するが、これに限定されるものではなく、スマートフォン、携帯電話機、スマートウォッチ等であるものとしてもよい。
計測装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、センサ部14と、表示部15と、記憶部16と、通信部17と、を備えて構成される。計測装置1の各部は、バス18を介して接続されている。
CPU(取得手段、特定手段、時間幅判定手段、判断手段、歩行走行判定手段、振幅判定手段)11は、計測装置1の各部を制御する。CPU11は、記憶部16に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM13に展開し、当該プログラムとの協働で各種処理を実行する。
操作部12は、例えば、タッチパネルを備え、ユーザーからのタッチ入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
タッチパネルは、表示部15と一体となって形成され、例えば、静電容量方式、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式等の各種方式により、ユーザーによる表示部15上の接触位置のXY座標を検出する。そして、タッチパネルは、接触位置のXY座標に係る位置信号をCPU11に出力する。
RAM13は、揮発性のメモリであり、各種のデータやプログラムを一時的に格納するワークエリアを形成する。
センサ部14は、3軸加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ等の計測装置1の動きを検出可能なモーションセンサや、計測装置1の位置情報を取得可能なGPS受信機などを備え、測定結果をCPU11に出力する。
表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、CPU11から指示された表示情報に従い各種表示を行う。
記憶部16は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、HDD(Hard Disk Drive)などにより構成される。記憶部16には、CPU11で実行されるシステムプログラムやアプリケーションプログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
通信部17は、例えば、Bluetooth(登録商標)などの無線規格を採用した通信部や、USB端子などの有線式の通信部である。
≪歩数計測処理≫
次に、図2を参照して、計測装置1で実行される歩数計測処理について説明する。図2は、歩数計測処理を示すフローチャートである。
まず、計測装置1のCPU11は、センサ部14から3軸方向の各加速度データを順次取得し(ステップS1)、3軸方向の各加速度データを合成した合成加速度データを生成する(ステップS2)。
次いで、CPU11は、ステップS2で生成された合成加速度データに対してフィルタ処理を施す(ステップS3)。具体的には、CPU11は、合成加速度データに所定のローパスフィルタをかけることにより、5Hz以上の信号を除去する。ここで、5Hz以上の信号を除去しているのは、人間の歩行時のピッチは理論的に5Hzが限界であるためである。そして、CPU11は、所定のローパスフィルタをかけた後の合成加速度データに所定の平均フィルタをかけることにより、オフセット成分を取得する。そして、CPU11は、所定のローパスフィルタをかけた後の合成加速度データとオフセット成分との差分を計算しオフセット成分を除去することにより、歩行又は走行によって生じる変動成分のみを抽出する。
次いで、CPU11は、ステップS3でフィルタ処理が施された合成加速度データの加速度波形が負の値から正の値に変化する第1タイミングを特定する(ステップS4)。具体的には、CPU11は、図3(a)に示すように、時系列に沿って加速度波形RACC_Fが負の値から正の値に変化する第1タイミングt1を特定する。なお、第1タイミングt1を特定する際に加速度波形RACC_Fが零となるときのサンプリングデータが無い場合、CPU11は、当該加速度波形RACC_Fが零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングを当該第1タイミングt1として特定するようにしてもよい。また、CPU11は、当該加速度波形RACC_Fが零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングと当該加速度波形RACC_Fが零となった直後に取得されたサンプリングデータの取得タイミングとの平均時間を当該第1タイミングt1として特定するようにしてもよい。
次いで、CPU11は、ステップS3でフィルタ処理が施された合成加速度データの加速度波形が正の値から負の値に変化する第2タイミングを特定する(ステップS5)。具体的には、CPU11は、図3(b)に示すように、時系列に沿って加速度波形RACC_Fが正の値から負の値に変化する第2タイミングt2を特定する。なお、第2タイミングt2を特定する際に加速度波形RACC_Fが零となるときのサンプリングデータが無い場合、CPU11は、当該加速度波形RACC_Fが零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングを当該第2タイミングt2として特定するようにしてもよい。また、CPU11は、当該加速度波形RACC_Fが零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングと当該加速度波形RACC_Fが零となった直後に取得されたサンプリングデータの取得タイミングとの平均時間を当該第2タイミングt2として特定するようにしてもよい。
次いで、CPU11は、第1タイミングと第2タイミングとの時間幅(図3(b)のT)を算出し、当該時間幅が所定の範囲内に収まるか否かを判定する(ステップS6)。具体的には、CPU11は、図4に示すように、第1タイミングt1と第2タイミングt2との時間幅Tが第1閾値TH_Sから当該第1閾値TH_Sよりも大きい第2閾値TH_Lまでの範囲内に収まるか否かを判定する。
ここで、CPU11は、ステップS6の判定処理を行う際、直近1秒間における加速度波形RACC_Fの最大値RACC_F_maxに応じて、第1閾値TH_Sの値を可変にしている。具体的には、CPU11は、図6(a)に示すように、最大値RACC_F_maxが第1基準値Sa未満の場合、ユーザーが歩行していると判定し、第1閾値TH_Sの値を所定の第2固定値Fix2(例えば、125ms)とする。また、CPU11は、最大値RACC_F_maxが第1基準値Sa以上、第2基準値Sb未満の場合、ユーザーが早歩き又は小走りの状態であると判定し、第1閾値TH_Sの値を最大値RACC_F_maxに比例(右肩下がりに比例)した値とする。また、CPU11は、最大値RACC_F_maxが第2基準値Sb以上の場合、ユーザーが走行していると判定し、第1閾値TH_Sの値を所定の第1固定値Fix1(例えば、63ms)とする。
ステップS6において、第1タイミングと第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まらないと判定された場合(ステップS6;NO)、CPU11は、処理をステップS1へ戻し、それ以降の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS6において、第1タイミングと第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まると判定された場合(ステップS6;YES)、CPU11は、当該時間幅にある加速度波形の振幅が所定の閾値(第3閾値TH_A(図5参照))以上であるか否かを判定する(ステップS7)。
ここで、CPU11は、ステップS7の判定処理を行う際、直近1秒間における加速度波形RACC_Fの最大値と最小値との差分RACC_F_max-minに応じて、第3閾値TH_Aの値を可変にしている。具体的には、CPU11は、図6(b)に示すように、差分RACC_F_max-minの値が第1基準値Sc未満の場合、加速度変化が殆ど無く歩行の可能性は低いと判定し、第3閾値TH_Aの値を差分RACC_F_max-minの値に比例(右肩下がりに比例)した値とする。つまり、歩数の誤認識を軽減する目的で、差分RACC_F_max-minの値が小さくなればなるほど、第3閾値TH_Aの値が大きくなるようにしている。また、CPU11は、差分RACC_F_max-minの値が第1基準値Sc以上、第2基準値Sd未満の場合、ゆっくりではあるが歩行していると判定し、第3閾値TH_Aの値を所定の第1固定値Fix3とする。つまり、歩数の見逃しを軽減する目的で、第3閾値TH_Aの値を所定の第1固定値Fix3と低く設定している。また、CPU11は、差分RACC_F_max-minの値が第2基準値Sd以上、第3基準値Se未満の場合、少なくとも歩行をしていると判定し、第3閾値TH_Aの値を差分RACC_F_max-minの値に比例(右肩上がりに比例)した値とする。また、CPU11は、差分RACC_F_max-minの値が第3基準値Se以上の場合、走行していると判定し、第3閾値TH_Aの値を所定の第2固定値Fix4とする。
ステップS7において、第1タイミングと第2タイミングとの時間幅にある加速度波形の振幅が所定の閾値以上ではないと判定された場合(ステップS7;NO)、CPU11は、処理をステップS1へ戻し、それ以降の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS7において、第1タイミングと第2タイミングとの時間幅にある加速度波形の振幅が所定の閾値以上であると判定された場合(ステップS7;YES)、CPU11は、当該加速度波形を、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断し、当該加速度波形の振幅を歩数としてカウントする(ステップS8)。ここで、CPU11は、例えば、カウントされた歩数の合計を表示部15に表示する。
次いで、CPU11は、操作部12を介して歩数計測処理を終了させる操作がなされたか否かを判定する(ステップS9)。
ステップS9において、操作部12を介して歩数計測処理を終了させる操作がなされていないと判定された場合(ステップS9;NO)、CPU11は、処理をステップS1へ戻し、それ以降の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS9において、操作部12を介して歩数計測処理を終了させる操作がなされたと判定された場合(ステップS9;YES)、CPU11は、歩数計測処理を終了する。
≪歩数計測性能の評価≫
次に、歩数計測性能の評価について、図7及び図8を用いて説明する。
図7は、第1閾値TH_Sの条件をそれぞれ異ならせて被験者A〜Hが歩行したときの歩数計測の誤差を示すグラフである。ここで、被験者A〜Fの各々の「歩行」は何も持たずに歩行した状態を意味する。「歩行スマホ」はスマートフォンを持ったまま歩行した状態を意味する。「歩行ポケット」はポケットに手を入れて歩行した状態を意味する。「歩行かばん」はかばんを持ったまま歩行した状態を意味する。また、被験者G〜Hの各々の「歩行 上」は上り坂を歩行した状態を意味する。「歩行 下」は下り坂を歩行した状態を意味する。
図7に示すように、被験者A〜Hのいずれの場合も、歩行時にあっては第1閾値TH_Sの値を大きくするほど歩数計測の誤差が減少する結果となった。また、歩行時にあっては第1閾値TH_Sの値を可変(63ms又は125msに可変)とすることによって、歩数計測の誤差を8%未満に抑えられ、当該歩数計測の精度の向上が確認できた。
図8は、第1閾値TH_Sの条件をそれぞれ異ならせて被験者A〜H(歩行時の被験者A〜Hと同一)が走行したときの歩数計測の誤差を示すグラフである。ここで、被験者A〜Fの各々の「走行」は何も持たずに走行した状態を意味する。また、被験者G〜Hの各々の「走行 上」は上り坂を走行した状態を意味する。「走行 下」は下り坂を走行した状態を意味する。
図8に示すように、被験者A〜Hのいずれの場合も、走行時にあっては歩行時とは逆に第1閾値TH_Sの値を大きくするほど歩数計測の誤差が増大する結果となった。また、走行時にあっては、歩行時と同様に第1閾値TH_Sの値を可変(63ms又は125msに可変)とすることによって、歩数計測の誤差4%未満に抑えられ、当該歩数計測の精度の向上が確認できた。
以上のように、本実施形態によれば、計測装置1は、ユーザーが歩行又は走行している際の加速度波形のデータを取得し、当該加速度波形のデータに基づいて、当該加速度波形RACC_Fが負の値から正の値に変化する第1タイミングt1と、当該加速度波形RACC_Fが正の値から負の値に変化する第2タイミングt2と、を特定し、当該第1タイミングt1と当該第2タイミングt2との時間幅Tが所定の範囲内に収まるか否かを判定し、当該時間幅Tが所定の範囲内に収まると判定された加速度波形を、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断したこととなる。
したがって、計測装置1によれば、加速度波形RACC_Fが負の値から正の値に変化する第1タイミングt1と、当該加速度波形RACC_Fが正の値から負の値に変化する第2タイミングt2との時間幅Tが所定の範囲内に収まる加速度波形のみを、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断することにより、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形を正しく判断することができる。
また、計測装置1は、時間幅Tが第1閾値TH_Sよりも広く、且つ、時間幅Tが第2閾値TH_Lよりも狭い場合、当該時間幅Tが所定の範囲内に収まると判定することにより、当該時間幅Tが狭いインパルス信号や、当該時間幅が広い他の動作に起因する信号を、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形と判断せず、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形を正しく判断することができる。
また、計測装置1は、加速度波形RACC_Fの振幅に基づいて、ユーザーが歩行しているか走行しているかを判定し、ユーザーが歩行していると判定された場合と、当該ユーザーが走行していると判定された場合とで、第1閾値TH_Sを可変にすることにより、歩行時と走行時のそれぞれに適した状態で、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形か否かを判断することができるようになるので、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形を正しく判断することができる。
また、計測装置1は、ユーザーが歩行していると判定された場合の第1閾値TH_Sを、当該ユーザーが走行していると判定された場合の第1閾値TH_Sよりも大きくすることにより、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形か否かの判断精度をより高めることができる。
また、計測装置1は、更に、第1タイミングt1と第2タイミングt2との間における加速度波形RACC_Fの振幅が第3閾値TH_A以上であるか否かを判定し、当該第1タイミングt1と当該第2タイミングt2との間における加速度波形RACC_Fの振幅が第3閾値TH_A以上であると判定された場合、当該第1タイミングt1と当該第2タイミングt2との時間幅Tが所定の範囲内に収まると判定された加速度波形を、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断するので、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形を正しく判断することができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、直近1秒間における加速度波形RACC_Fの最大値RACC_F_maxに応じて、第1閾値TH_Sの値を変更するようにしたが、例えば、合成加速度の周波数特定や、センサ部14より取得されたセンシングデータに基づく行動推定の結果を利用して第1閾値TH_Sの値を変更するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、第1閾値TH_Sの値、及び、第3閾値TH_Aの値を可変としたが、第2閾値TH_Lの値を可変としてよい。かかる場合、歩数計測装置1のCPU11は、例えば、加速度波形RACC_Fの振幅と時間幅とに基づいて、ユーザーが通常よりも遅い速度で歩行しているか否かを判定し、当該ユーザーが通常よりも遅い速度で歩行していると判定された場合と、当該ユーザーが通常よりも遅い速度で走行していないと判定された場合とで、第2閾値TH_Lの値を可変にする。より具体的には、計測装置1のCPU11は、ユーザーが通常よりも遅い速度で歩行していると判定された場合の第2閾値TH_Lを、当該ユーザーが通常よりも遅い速度で歩行していないと判定された場合の第2閾値TH_Lよりも大きくする。
また、上記実施形態では、時間幅Tが第1閾値TH_Sよりも広く、且つ、時間幅Tが第2閾値TH_Lよりも狭い場合、当該時間幅Tが所定の範囲内に収まると判定したが、時間幅Tが第1閾値TH_Sよりも広い場合に、当該時間幅Tが所定の範囲内に収まると判定したり、時間幅Tが第2閾値TH_Lよりも狭い場合に、当該時間幅Tが所定の範囲内に収まると判定してもよい。
また、上記実施形態では、計測装置1にセンサ部14を備える構成としたが、計測装置1はセンサ部14を備えず、計測装置1とは別体として構成したセンサ部が、ユーザーが歩行又は走行を行っている際の加速度を検出及び記憶し、歩行又は走行の終了後に、計測装置1がセンサ部から記憶されている加速度を取得して、ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形か否かを判断してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲をその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ユーザーが歩行又は走行している際の加速度波形のデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記加速度波形のデータに基づいて、当該加速度波形が負の値から正の値に変化する第1タイミングと、当該加速度波形が正の値から負の値に変化する第2タイミングと、を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記第1タイミングと前記第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まるか否かを判定する時間幅判定手段と、
前記時間幅判定手段により前記時間幅が所定の範囲内に収まると判定された前記加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断する判断手段と、
を備えることを特徴とする計測装置。
<請求項2>
前記時間幅判定手段は、前記時間幅が第1閾値よりも広く、且つ、前記時間幅が第2閾値よりも狭い場合、当該時間幅が所定の範囲内に収まると判定することを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
<請求項3>
前記加速度波形の振幅に基づいて、前記ユーザーが歩行しているか走行しているかを判定する歩行走行判定手段を備え、
前記時間幅判定手段は、前記歩行走行判定手段により、前記ユーザーが歩行していると判定された場合と、前記ユーザーが走行していると判定された場合とで、前記第1閾値を可変にすることを特徴とする請求項2に記載の計測装置。
<請求項4>
前記時間幅判定手段は、前記歩行走行判定手段により、前記ユーザーが歩行していると判定された場合の前記第1閾値を、前記ユーザーが走行していると判定された場合の前記第1閾値よりも大きくすることを特徴とする請求項3に記載の計測装置。
<請求項5>
前記歩行走行判定手段は、更に、前記加速度波形の振幅と時間幅とに基づいて、前記ユーザーが通常よりも遅い速度で歩行しているか否かを判定し、
前記時間幅判定手段は、前記歩行走行判定手段により、前記ユーザーが通常よりも遅い速度で歩行していると判定された場合と、前記ユーザーが通常よりも遅い速度で走行していないと判定された場合とで、前記第2閾値を可変にすることを特徴とする請求項3又は4に記載の計測装置。
<請求項6>
前記特定手段により特定された前記第1タイミングと前記第2タイミングとの間における加速度波形の振幅が第3閾値以上であるか否かを判定する振幅判定手段を備え、
前記判断手段は、前記振幅判定手段によって、前記第1タイミングと前記第2タイミングとの間における加速度波形の振幅が第3閾値以上であると判定された場合、当該第1タイミングと当該第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まると判定された加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の計測装置。
<請求項7>
前記特定手段は、前記第1タイミングを特定する際に前記加速度波形が零となるときのサンプリングデータが無い場合、当該加速度波形が零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングを当該第1タイミングとして特定するとともに、前記第2タイミングを特定する際に前記加速度波形が零となるときのサンプリングデータが無い場合、当該加速度波形が零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングを当該第2タイミングとして特定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の計測装置。
<請求項8>
前記特定手段は、前記第1タイミングを特定する際に前記加速度波形が零となるときのサンプリングデータが無い場合、当該加速度波形が零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングと当該加速度波形が零となった直後に取得されたサンプリングデータの取得タイミングとの平均時間を当該第1タイミングとして特定するとともに、前記第2タイミングを特定する際に前記加速度波形が零となるときのサンプリングデータが無い場合、当該加速度波形が零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングと当該加速度波形が零となった直後に取得されたサンプリングデータの取得タイミングとの平均時間を当該第2タイミングとして特定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の計測装置。
<請求項9>
ユーザーが歩行又は走行している際の加速度波形のデータを取得する工程と、
取得された前記加速度波形のデータに基づいて、当該加速度波形が負の値から正の値に変化する第1タイミングと、当該加速度波形が正の値から負の値に変化する第2タイミングと、を特定する工程と、
特定された前記第1タイミングと前記第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まるか否かを判定する工程と、
前記時間幅が所定の範囲内に収まると判定された前記加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断する工程と、
を含むことを特徴とする計測方法。
<請求項10>
コンピューターを、
ユーザーが歩行又は走行している際の加速度波形のデータを取得する取得手段、
前記取得手段により取得された前記加速度波形のデータに基づいて、当該加速度波形が負の値から正の値に変化する第1タイミングと、当該加速度波形が正の値から負の値に変化する第2タイミングと、を特定する特定手段、
前記特定手段により特定された前記第1タイミングと前記第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まるか否かを判定する時間幅判定手段、
前記時間幅判定手段により前記時間幅が所定の範囲内に収まると判定された前記加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断する判断手段、
として機能させることを特徴とする計測プログラム。
1 計測装置
11 CPU
12 操作部
13 RAM
14 センサ部
15 表示部
16 記憶部
17 通信部

Claims (10)

  1. ユーザーが歩行又は走行している際の加速度波形のデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記加速度波形のデータに基づいて、当該加速度波形が負の値から正の値に変化する第1タイミングと、当該加速度波形が正の値から負の値に変化する第2タイミングと、を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記第1タイミングと前記第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まるか否かを判定する時間幅判定手段と、
    前記時間幅判定手段により前記時間幅が所定の範囲内に収まると判定された前記加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする計測装置。
  2. 前記時間幅判定手段は、前記時間幅が第1閾値よりも広く、且つ、前記時間幅が第2閾値よりも狭い場合、当該時間幅が所定の範囲内に収まると判定することを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記加速度波形の振幅に基づいて、前記ユーザーが歩行しているか走行しているかを判定する歩行走行判定手段を備え、
    前記時間幅判定手段は、前記歩行走行判定手段により、前記ユーザーが歩行していると判定された場合と、前記ユーザーが走行していると判定された場合とで、前記第1閾値を可変にすることを特徴とする請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記時間幅判定手段は、前記歩行走行判定手段により、前記ユーザーが歩行していると判定された場合の前記第1閾値を、前記ユーザーが走行していると判定された場合の前記第1閾値よりも大きくすることを特徴とする請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記歩行走行判定手段は、更に、前記加速度波形の振幅と時間幅とに基づいて、前記ユーザーが通常よりも遅い速度で歩行しているか否かを判定し、
    前記時間幅判定手段は、前記歩行走行判定手段により、前記ユーザーが通常よりも遅い速度で歩行していると判定された場合と、前記ユーザーが通常よりも遅い速度で走行していないと判定された場合とで、前記第2閾値を可変にすることを特徴とする請求項3又は4に記載の計測装置。
  6. 前記特定手段により特定された前記第1タイミングと前記第2タイミングとの間における加速度波形の振幅が第3閾値以上であるか否かを判定する振幅判定手段を備え、
    前記判断手段は、前記振幅判定手段によって、前記第1タイミングと前記第2タイミングとの間における加速度波形の振幅が第3閾値以上であると判定された場合、当該第1タイミングと当該第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まると判定された加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の計測装置。
  7. 前記特定手段は、前記第1タイミングを特定する際に前記加速度波形が零となるときのサンプリングデータが無い場合、当該加速度波形が零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングを当該第1タイミングとして特定するとともに、前記第2タイミングを特定する際に前記加速度波形が零となるときのサンプリングデータが無い場合、当該加速度波形が零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングを当該第2タイミングとして特定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の計測装置。
  8. 前記特定手段は、前記第1タイミングを特定する際に前記加速度波形が零となるときのサンプリングデータが無い場合、当該加速度波形が零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングと当該加速度波形が零となった直後に取得されたサンプリングデータの取得タイミングとの平均時間を当該第1タイミングとして特定するとともに、前記第2タイミングを特定する際に前記加速度波形が零となるときのサンプリングデータが無い場合、当該加速度波形が零となる直前に取得されたサンプリングデータの取得タイミングと当該加速度波形が零となった直後に取得されたサンプリングデータの取得タイミングとの平均時間を当該第2タイミングとして特定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の計測装置。
  9. ユーザーが歩行又は走行している際の加速度波形のデータを取得する工程と、
    取得された前記加速度波形のデータに基づいて、当該加速度波形が負の値から正の値に変化する第1タイミングと、当該加速度波形が正の値から負の値に変化する第2タイミングと、を特定する工程と、
    特定された前記第1タイミングと前記第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まるか否かを判定する工程と、
    前記時間幅が所定の範囲内に収まると判定された前記加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断する工程と、
    を含むことを特徴とする計測方法。
  10. コンピューターを、
    ユーザーが歩行又は走行している際の加速度波形のデータを取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された前記加速度波形のデータに基づいて、当該加速度波形が負の値から正の値に変化する第1タイミングと、当該加速度波形が正の値から負の値に変化する第2タイミングと、を特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された前記第1タイミングと前記第2タイミングとの時間幅が所定の範囲内に収まるか否かを判定する時間幅判定手段、
    前記時間幅判定手段により前記時間幅が所定の範囲内に収まると判定された前記加速度波形を、前記ユーザーの歩行又は走行由来の加速度波形として判断する判断手段、
    として機能させることを特徴とする計測プログラム。
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