JP2020101420A - 透過度検知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本開示は、少ない構成部品で製造原価を低減できる透過度検知装置を提供する。【解決手段】本開示における透過度検知装置は、発光素子1aおよび受光素子1bがそれぞれ有する発光端子5aおよび受光端子5bは、L字状に形成されて、発光ケース3aおよび受光ケース3bに形成したツメ部14a、14bに係止して固定されるとともに、誘導ノイズから保護するための保護素子7a、7bおよび外部と接続するリード線6a、6bをはんだ付けにて接続した後、発光ケース3aおよび受光ケース3bのはんだ付け面側を封止材4a、4bで充填し封止する構成としたことにより、信頼性を損なうことなく、構成部品を減らして、組立工数を低減し、製造原価の低減を実現することができる。【選択図】図1
Description
本開示は、洗濯機や食器洗浄機の洗浄液の透過度を検知する透過度検知装置に関する。
従来、この種の検知装置では、洗濯機の洗濯液の透過度を検知するために、排水管近傍に透過度検知装置を備え付ける構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された従来の透過度検知装置の断面図で、全自動洗濯機に備えられた例を示すものである。
図3において、洗濯液が通る排水管40を挟んで発光素子31aと受光素子31bが対向して配置されている。発光素子31aと受光素子31bは、それぞれプリント配線板32a、32bに電気的、機械的に接続されている。素子の発光部、受光部は、同一光軸上で相対距離を確保してケース33a、33bに設けられた凹部に嵌合して位置を規制される。プリント配線板32a、32bはケース33a、33bに装着されて、防湿のためエポキシなどの封止材34a、34bにて封止されている。
検知した信号等は、リード線36a、36bで制御装置(図示せず)と電気的に接続され、入力される。プリント配線板32a、32b上の部品37a、37bは、リード線36a、36bから侵入する誘導ノイズから、発光素子31aと受光素子31bを保護するためのダイオードなどの保護素子である。ケース33a、33bは、ねじ38a、38bでカバー39に固定されている。
以上のように構成された透過度検知装置は、洗い時またはすすぎ時に排水管40の内部は洗濯液で満たされている。この状態で、発光素子31aを所定の照度で発光すると、その時に受光素子31bに発生する電圧が如何ほどかで洗濯液の透過度を検知する。発光素子31aの照度設定や受光素子31bに発生する電圧の処理は、制御装置(図示せず)側で行う。すなわち、洗濯液の透過度を検知することで、透過度に応じて、つまり洗濯液の汚れ度合いに応じて、洗濯時間やすすぎ時間を自動的に調整するなどの制御を行う。
しかしながら、前記従来の構成では、その製造過程において、発光素子31aをケース33aに、受光素子31bをケース33bに挿入し、保護素子37a、37bとリード線36a、36bを、それぞれプリント配線板32a、32bに実装し、プリント配線板32a、32bをケース33a、33bにねじ38a、38bで固定する必要がある。そのために、この構成では構成部品が多く、組立工数が増え、製造原価が高くなるという課題があった。
本開示は、構成部品を少なくできるとともに、組立の際の工数を減らすことができる透過度検知装置を提供する。
本開示における透過度検知装置は、配管に取り付けられ、前記配管の内部の液体を検知する透過度検知装置であって、ケースと、前記ケースに内包される発光素子と、前記ケースに内包され、前記発光素子に対向して設けられ、前記発光素子から発せられた光を受光する受光素子と、を備える。前記発光素子及び前記受光素子は、それぞれL字に形成された発光端子及び受光端子を有し、前記端子は、前記ケースに形成されたツメ部により固定される。
本開示における透過度検知装置は、構成部品を少なくできるとともに、組立の際の工数を減らすことができる。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における透過度検知装置の断面図、図2(a)は、同透過度検知装置の受光部拡大平面図、(b)は、同受光部の拡大断面図である。なお、発光側においては受光側と対向した同一構成であり、図2の受光側と対向する発光側の部位については、括弧内に受光側部位と対向する発光側部位の符号を記載している。
図1は、本発明の実施の形態1における透過度検知装置の断面図、図2(a)は、同透過度検知装置の受光部拡大平面図、(b)は、同受光部の拡大断面図である。なお、発光側においては受光側と対向した同一構成であり、図2の受光側と対向する発光側の部位については、括弧内に受光側部位と対向する発光側部位の符号を記載している。
図1、図2において、透過度検知装置20は、赤外線等の光を発光する発光素子1aと、発光素子1aから受けた光の強さに基づく光信号を受光する受光素子1bを備えており、検知液体、例えば、機器が洗濯機であれば洗濯液が通る排水管10の平面部15を挟んで対向して配置されている。
ケースである発光ケース3a、受光ケース3bは、発光素子1a、受光素子1bをそれぞれ内蔵している。発光ケース3a、受光ケース3bは、ケース固定ねじ11a、ケース固定ねじ11bでカバー9に固定されている。さらに、カバー9は、洗濯液が通る排水管10の外側に対向して形成した平面部15に挿着され、カバー固定ねじ12で、排水管10に固定されている。
受光素子1b、発光素子1aは、それぞれ受光端子5b、発光端子5aを有しており、その受光端子5b、発光端子5aをL字状に曲げて形成することで高さ精度(図2(b)にて左右方向の寸法精度)を出している。
また、受光素子1b、発光素子1aは、それぞれ、受光ケース3bに設けられた凹部13b、発光ケース3aに設けられた凹部13aに挿着され、がたつき無きよう位置が規制されている。
また、受光ケース3b、発光ケース3aは、それぞれ受光端子5b、発光端子5aを固定するツメ部14b、14aを形成しており、受光素子1b、発光素子1aを、それぞれ受光ケース3bの凹部13b、発光ケース3aの凹部13aに挿着する時に、受光端子5b、発光端子5aはこのツメ部14b、14aに係止して固定する。
また、配線上で、ツメ部14bを挟んで受光素子1bの反対側に保護素子7bを設け、
同様に、ツメ部14aを挟んで発光素子1aの反対側に保護素子7aを設けて、この保護素子7b、7aと受光素子1b、発光素子1aを、それぞれ、はんだ付けし、この保護素子7b、7aとリード線6b、6aを、それぞれ、はんだ付けして接続している。なお、保護素子7b、7aは、リード線6bから侵入する誘導ノイズから、受光素子1b、発光素子1aを保護するためのダイオードなどの電子部品である。
同様に、ツメ部14aを挟んで発光素子1aの反対側に保護素子7aを設けて、この保護素子7b、7aと受光素子1b、発光素子1aを、それぞれ、はんだ付けし、この保護素子7b、7aとリード線6b、6aを、それぞれ、はんだ付けして接続している。なお、保護素子7b、7aは、リード線6bから侵入する誘導ノイズから、受光素子1b、発光素子1aを保護するためのダイオードなどの電子部品である。
そして、以上の構成にて封止材4b、4aを充填することにより、部品取り付け強度の保持と防湿性を高めている。
以上のように、本実施の形態1における透過度検知装置は、液体が通過する排水管10に取り付けられ、排水管10の内部の排水を検知する透過度検知装置であって、発光ケース3aに内包される発光素子1aと、受光ケース3bに内包され、発光素子1aに対向して設けられ、発光素子1aから発せられた光を受光する受光素子1bと、を備え、発光素子1a及び受光素子1bは、それぞれL字に形成された発光端子5a及び受光端子5bを有し、発光端子5a及び受光端子5bは、発光ケース3a及び受光ケース3bに形成されたツメ部14a及びツメ部14bにより固定される。
これにより、各素子やリード線を設けるためのプリント配線板を設けることなく、各素子やリード線をケースに直接設けることができる。そのため、構成部品を少なくできるとともに、組立の際の工数を減らすことができる。
また、本実施の形態1のように、透過度検知装置は、発光端子5a及び受光端子5bははんだ付けにより固定され、封止材4a及び封止材4bにより充填されているようにしてもよい。
これにより、部品の取付強度を保持するとともに防湿性を向上させることができる。
なお、本実施の形態1では、配管の一例として排水管10を説明した。配管は液体が通過する管であればよいので、排水管でなくてもよい。
本開示は、透過度検知装置を搭載する機器に適用可能である。具体的には、洗濯機、食器洗浄機等に適用可能である。
1a 発光素子
1b 受光素子
3a 発光ケース(ケース)
3b 受光ケース(ケース)
4a、4b 封止材
5a 発光端子
5b 受光端子
6a、6b リード線
7a、7b 保護素子
9 カバー
10 排水管(配管)
11a、11b ケース固定ねじ
13a、13b 凹部
14a、14b ツメ部
1b 受光素子
3a 発光ケース(ケース)
3b 受光ケース(ケース)
4a、4b 封止材
5a 発光端子
5b 受光端子
6a、6b リード線
7a、7b 保護素子
9 カバー
10 排水管(配管)
11a、11b ケース固定ねじ
13a、13b 凹部
14a、14b ツメ部
Claims (2)
- 液体が通過する配管に取り付けられ、前記配管の内部の液体を検知する透過度検知装置であって、ケースと、前記ケースに内包される発光素子と、前記ケースに内包され、前記発光素子に対向して設けられ、前記発光素子から発せられた光を受光する受光素子と、を備え、前記発光素子及び前記受光素子は、それぞれL字に形成された発光端子及び受光端子を有し、前記端子は、前記ケースに形成されたツメ部により固定される、透過度検知装置。
- 前記透過度検知装置は、前記発光素子及び前記受光素子ははんだ付けにより固定され、封止材により充填されている、透過度検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018238991A JP2020101420A (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 透過度検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018238991A JP2020101420A (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 透過度検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020101420A true JP2020101420A (ja) | 2020-07-02 |
Family
ID=71139371
Family Applications (1)
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JP2018238991A Pending JP2020101420A (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 透過度検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020101420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021251453A1 (ja) | 2020-06-11 | 2021-12-16 | 第一三共株式会社 | 核酸脂質粒子ワクチン |
-
2018
- 2018-12-21 JP JP2018238991A patent/JP2020101420A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021251453A1 (ja) | 2020-06-11 | 2021-12-16 | 第一三共株式会社 | 核酸脂質粒子ワクチン |
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