JP2020099859A - 膜エレメント、膜分離機器および膜エレメントの製造方法 - Google Patents

膜エレメント、膜分離機器および膜エレメントの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ろ過膜と流路材とを熱融着する際、容易に、溶融した融着糸がろ過膜に滲み出してろ過膜が閉塞するのを抑制することができる膜エレメントの製造方法を提供する。【解決手段】流路材21とろ過膜22とを有する膜エレメント12の製造方法であって、流路材21とろ過膜22とを重ね合わせた状態で一対の加熱部材46,47間に挟み、一対の加熱部材46,47の少なくとも一方の加熱部材の加熱面に形成された複数の突部48と他方の加熱部材との間で厚さ方向に圧縮しながら加熱し、ろ過膜22の表面に形成された複数の凹部41において、融着糸を溶融させてろ過膜22と流路材21とを接合する。【選択図】図13

Description

本発明は、例えば膜分離活性汚泥法(MBR)と称される分野で汚泥と処理水との分離のために用いられる膜エレメント、膜エレメントを備えた浸漬型の膜分離機器および膜エレメントの製造方法に関するものである。
従来、この種の膜エレメントとしては、例えば図25,図26に示すように、第一ろ過膜111と、第二ろ過膜112と、これら両ろ過膜111,112の間に設けられた排液織布113と、第一ろ過膜111と排液織布113とを接着する接着性ネット114と、第二ろ過膜112と排液織布113とを接着する接着性ネット115とを有する膜エレメント116がある。尚、排液織布113は、ループを形成するように編んだ三次元構造のスペーサ布地(スペーサーファブリック)である。
第一ろ過膜111と第二ろ過膜112との間に排液織布113と接着性ネット114,115とを積層し、この積層体を加熱ロールや加熱板で加熱しながら圧縮することにより、接着性ネット114,115が一時的に融解し、第一接着性ネット114を介して第一ろ過膜111と排液織布113とが接着されるとともに、第二接着性ネット115を介して第二ろ過膜112と排液織布113とが接着され、膜エレメント116が完成する。
尚、上記のような膜エレメントは例えば下記特許文献1に記載されている。
特表2011−519716
しかしながら上記の従来形式では、第一ろ過膜111と第二ろ過膜112と排液織布113と接着性ネット114,115とを積層した積層体を加熱ロールや加熱板で加熱しながら圧縮する際、加熱温度と圧縮時の圧力等の調節が難しかった。例えば、加熱温度や圧力が高過ぎると、接着性ネット114,115が過剰に溶融してろ過膜111,112の表面に滲み出す虞があり、滲み出した接着性ネット114,115によってろ過膜111,112が閉塞してしまう。このため、接着性ネット114,115の滲み出し量が多いと、ろ過膜111,112が広い範囲で閉塞し、透過液量(単位時間当りに排水等の被処理水がろ過膜111,112を透過する量)が大幅に減少し、ろ過機能が大幅に低下する虞がある。
本発明は、ろ過膜と流路材とを熱融着する際、容易に、溶融した融着糸がろ過膜に滲み出してろ過膜が閉塞するのを抑制し、ろ過機能の低下を改善することができる膜エレメント、膜分離機器および膜エレメントの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、ろ過膜と流路材とを有する膜エレメントの製造方法であって、
ろ過膜と流路材とを重ね合わせた状態で一対の加熱部材間に挟み、一対の加熱部材の少なくとも一方の加熱部材の加熱面に形成された複数の突部と他方の加熱部材との間で厚さ方向に圧縮しながら加熱し、ろ過膜の表面に形成された複数の凹部において、融着糸を溶融させてろ過膜と流路材とを接合するものである。
これによると、ろ過膜と流路材とが、凹部において、溶融した融着糸によって熱融着される。このため、溶融した融着糸は、ろ過膜の凹部に滲み出すが、凹部以外の表面に滲み出すことは抑制される。これにより、容易に、溶融した融着糸がろ過膜の表面に滲み出してろ過膜が閉塞してしまう部分の面積を減らすことができるため、透過液量の減少が抑制され、ろ過機能の低下を改善することができる。
本第2発明における膜エレメントの製造方法は、加熱部材がロールであるものである。
本第3発明は、ろ過膜と流路材とが接合された膜エレメントであって、
流路材は、糸を三次元構造に編んだ編物から成り、その内部に、ろ過膜を透過した透過液が流れる空隙を有し、
ろ過膜と流路材との接合面に融着糸が含まれており、
ろ過膜の表面に複数の凹部が形成され、
凹部における融着糸が溶融することにより、ろ過膜と流路材とが凹部において接合されているものである。
これによると、凹部を圧縮するとともに加熱して、凹部における融着糸を溶融することにより、ろ過膜と流路材とが、凹部において、溶融した融着糸によって熱融着される。このため、溶融した融着糸は、ろ過膜の凹部に滲み出すが、凹部以外の表面に滲み出すことは抑制される。これにより、容易に、溶融した融着糸がろ過膜の表面に滲み出してろ過膜が閉塞してしまう部分の面積を減らすことができるため、透過液量の減少が抑制され、ろ過機能の低下を改善することができる。
本第4発明における膜エレメントは、ろ過膜は流路材に接合される膜側接合面を有し、
融着糸が膜側接合面に含まれているものである。
本第5発明における膜エレメントは、流路材はろ過膜に接合される流路材側接合面を有し、
融着糸が流路材側接合面に含まれているものである。
本第6発明における膜エレメントは、ろ過膜と流路材とが凹部において熱融着され、
凹部におけるろ過膜と流路材との熱融着部分の面積がろ過膜の表面積の20%以下である。
これによると、透過液量の減少を抑制することができる。
本第7発明における膜エレメントは、融着糸の材質がポリオレフィン系樹脂である。
本第8発明は、上記第1発明から第5発明のいずれか1項に記載の膜エレメントを備えた膜分離機器であって、
複数の膜エレメントを支持する支持部材を備え、
支持部材は内部に集水空間を有し、
各膜エレメントの端部が集水空間に挿入され、
透過液が流路材内の空隙を通って支持部材の集水空間に流れ込むものである。
これによると、膜分離機器を被処理液中に浸漬させた状態で、ろ過運転を行うことにより、被処理液は、膜エレメントのろ過膜を一次側から二次側へ通過してろ過され、その後、透過液として、流路材の内部の空隙に流れ込み、流路材内の空隙を通って、膜エレメントの端部から支持部材の集水空間に流出する。
以上のように本発明によると、容易に、溶融した融着糸がろ過膜の表面に滲み出してろ過膜が閉塞してしまう部分の面積を減らすことができ、透過液量の減少が抑制され、ろ過機能の低下を改善することができる。
本発明の第1の実施の形態における複数台の膜分離機器を用いた膜分離装置の正面図である。 同、膜分離機器の斜視図である。 同、膜分離機器の断面図である。 同、膜分離機器の一部拡大断面図である。 同、膜分離機器の膜エレメントの構成を示す一部切欠き斜視図である。 同、膜エレメントの断面を拡大した模式図であり、凹部が形成されていない箇所を示す。 同、膜エレメントの断面を拡大した模式図であり、凹部が形成されている箇所を示す。 同、膜エレメントの流路材の断面を拡大した模式図である。 図8におけるX−X矢視図であり、流路材のフェースを拡大した模式図である。 同、膜エレメントのろ過膜の断面を拡大した模式図である。 同、膜エレメントのろ過膜の構成を示す一部切欠き斜視図である。 同、膜エレメントの製造方法を示す側面図である。 同、膜エレメントの製造方法を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態における膜エレメントのろ過膜の断面を拡大した模式図である。 同、膜エレメントのろ過膜の構成を示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第3の実施の形態における膜エレメントのろ過膜の不織布の低融点糸の断面を拡大した模式図である。 本発明の第4の実施の形態における膜エレメントの断面を拡大した模式図であり、凹部が形成されていない箇所を示す。 同、膜エレメントの断面を拡大した模式図であり、凹部が形成されている箇所を示す。 本発明の第5の実施の形態における膜エレメントの流路材のフェイスの経糸の断面を拡大した模式図である。 本発明の第6の実施の形態における膜エレメントの製造方法を示す平面図である。 同、膜エレメントの製造方法を示す側面図である。 本発明の第7の実施の形態における膜エレメントの断面を拡大した模式図であり、凹部が形成されている箇所を示す。 同、膜エレメントの製造方法を示す側面図である。 本発明の第8の実施の形態における膜エレメントの断面を拡大した模式図であり、凹部が形成されている箇所を示す。 従来の膜エレメントの斜視図である。 同、膜エレメントの構成を示す一部切欠き斜視図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は膜ろ過を行う浸漬型の膜分離装置であり、有機性排水等の被処理液2中に浸漬されて処理槽3内に設置されている。膜分離装置1は、上下方向に積み重ねられた複数台の膜分離機器5(膜ろ過モジュールとも言う)と、最下段に設けられた散気装置6とを有している。
図2,図3に示すように、膜分離機器5は、左右一対の集水ケース11(支持部材の一例)と、これら両集水ケース11間に支持されている複数の膜エレメント12と、前後一対の連結板13とを有している。集水ケース11は内部に集水空間15を有する中空状の部材である。また、連結板13は両集水ケース11の前端部間および後端部間にそれぞれ設けられている。
尚、下位の膜分離機器5の集水ケース11内の集水空間15と上位の膜分離機器5の集水ケース11内の集水空間15とは連通口16によって連通している。
膜エレメント12は、所定の長さAと所定の幅Bを有する四角形の可撓性のあるシート状の部材であり、上端縁部12aと下端縁部12bと左端縁部12cと右端縁部12dとを備えている。尚、上端縁部12aと下端縁部12bとは封止(密封)されており、左端縁部12cと右端縁部12dとは封止されていない。
集水ケース11の内側壁17には、上下方向に細長い複数の貫通孔が形成され、各膜エレメント12の封止されていない左右両端縁部12c,12dが各貫通孔に挿入されて集水空間15内に突入している。
図5〜図11に示すように、膜エレメント12は、流路材21と、流路材21の表裏両面に接合されたろ過膜22とを有している。
図5〜図9に示すように、流路材21は、糸を三次元構造に編んだ編物からなるスペーサーファブリックであり、表裏一対のフェイス25と、一対のフェイス25をつなぐ多数本のパイル糸27とを有している。フェイス25は、ろ過膜22に接合される流路材側接合面を有しており、多数本の互いに縦横に交差する経糸29(フェイス糸)と緯糸30(フェイス糸)とで構成された編物である。尚、パイル糸27は経糸29および緯糸30に結合している。
流路材21の内部におけるパイル糸27間には、ろ過膜22を透過した透過液33が流れる微小な空隙32が形成されている。
パイル糸27およびフェイス25の経糸29と緯糸30にはそれぞれ、約240℃〜280℃の軟化点T1を有するポリエチレンテレフタラート(PET)製の高融点糸が用いられている。
尚、上記のようなスペーサーファブリックからなる流路材21の糸使いは、例えば、フェイス25の経糸29が「56T24」、緯糸30が「84T24」、パイル糸27が「56T1」、パイル糸27の密度が約379本/cmである。また、図8に示すように、膜エレメント12を製作する前の流路材21の単体での厚さDは例えば約1mm〜5mmである。
尚、上記「56T24」とは、撚り合わせた糸の太さが56dtex、撚り糸数が24本であることを表しており、「84T24」とは、撚り合わせた糸の太さが84dtex、撚り糸数が24本であることを表しており、「56T1」とは、糸の太さが56dtex、撚り糸数が1本(すなわちモノフィラメント糸)であることを表している。
図6,図7,図10,図11に示すように、ろ過膜22は、多数の微細孔を有する多孔質の膜シート34を外面側に有するとともに、この膜シート34を支持する不織布35を内面側に有しており、これら膜シート34と不織布35とを積層したものである。
不織布35は、坪量が20〜500g/mであり、流路材21のフェイス25に接合する膜側接合面36を有している。また、不織布35は、パイル糸27およびフェイス25の経糸29と緯糸30の各軟化点T1以下の軟化点T2を有する複数の低融点糸37(融着糸の一例)と、低融点糸37よりも高い軟化点T3を有する複数の高融点糸38とを含んでいる。これにより、膜側接合面36には複数の低融点糸37が含まれている。
低融点糸37としては、約80℃〜120℃の軟化点T2を有するポリエチレン(PE)製の糸が用いられている。また、高融点糸38としては、約240℃〜280℃の軟化点T3を有するポリエチレンテレフタラート(PET)製の糸が用いられている。尚、不織布35は、ポリエチレンとポリエチレンテレフタラートの2種類の綿を混合した後、分散および熱圧延したサーマルボンド不織布である。
また、膜シート34の材質には、約330℃〜350℃の軟化点T4を有するポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)が用いられている。膜シート34の軟化点T4は、流路材21のパイル糸27および経糸29と緯糸30の各軟化点T1、不織布35の低融点糸37の軟化点T2、不織布35の高融点糸38の軟化点T3のいずれの軟化点よりも高い。すなわち、各軟化点は、T2<T1,T3<T4の関係にある。
図3〜図5,図7に示すように、両ろ過膜22の表面にはそれぞれ、複数の凹部41が同じ位置に形成されている。各凹部41における不織布35の低融点糸37が溶融することにより、ろ過膜22と流路材21とが凹部41において熱融着され接合されている。尚、凹部41が形成されていない箇所では、ろ過膜22と流路材21とは融着されていない。
図4に示すように、凹部41はろ過膜22の表面に千鳥状に配列されており、凹部41同士の間隔は、間隔C1が例えば約3〜10mm程度、間隔C2が例えば約4〜15mm程度に設定されている。また、凹部41の直径は約3mm以下、凹部41の深さは約1〜3mm程度に設定されている。また、凹部41における片方のろ過膜22と流路材との熱融着部分の総面積が片方のろ過膜22の表面積の20%以下である。
図12に示すように、45は膜エレメント12の製造に使用されるロール装置である。ロール装置45は一対の回転自在な加熱ロール46,47(加熱部材の一例)を有している。両加熱ロール46,47の外周面(加熱面の一例)にはそれぞれ複数(多数)の突部48が設けられている。尚、ロール装置45は、一方の加熱ロール46の突部48の位相と他方の加熱ロール47の突部48の位相とが合うように両加熱ロール46,47が回転するように構成されている。
以下に、ロール装置45を用いた膜エレメント12の製造方法について説明する。
図12に示すように、両方のろ過膜22間に流路材21を挟み、これらろ過膜22と流路材21とを重ね合わせた状態で、図13に示すように、一対の回転する加熱ロール46,47間に挟んで挿通する。これにより、重なり合った流路材21と両方のろ過膜22とを、一方の加熱ロール46の突部48と他方の加熱ロール47の突部48との間で厚さ方向に圧縮しながら加熱することで、両方のろ過膜22の表面にそれぞれ複数の凹部41が形成され、これら凹部41において、ろ過膜22の不織布35に含まれている低融点糸37が熱で溶融する。これにより、図7に示すように、ろ過膜22と流路材21とが凹部41において熱融着され接合される。
尚、このときの加熱温度(加熱ロール46,47の温度)は、低融点糸37の軟化点T2よりも高温で且つパイル糸27および経糸29と緯糸30の軟化点T1並びに高融点糸38の軟化点T3よりも低温に設定されており、例えば、約130〜200℃に設定され、さらには150〜170℃が好適である。
このようにして接合されたろ過膜22と流路材21とを所定の大きさに切断することにより、膜エレメント12が製造される。
上記のような膜エレメント12の製造方法では、加熱ロール46,47を用いて凹部41を圧縮するとともに加熱して、凹部41における低融点糸37を溶融することにより、ろ過膜22と流路材21とが、凹部41において、溶融した低融点糸37によって熱融着される。
このため、溶融した低融点糸37は、ろ過膜22の凹部41に滲み出すが、凹部41以外の表面に滲み出すことは抑制される。これにより、容易に、溶融した低融点糸37がろ過膜22の表面に滲み出してろ過膜22が閉塞してしまう部分の面積を減らすことができる。このため、透過液量の減少が抑制され、ろ過機能の低下を減少することができる。
尚、凹部41における片方のろ過膜22と流路材21との熱融着部分の総面積を片方のろ過膜22の表面積の20%以下にすることで、透過液量の減少が大幅に抑制され、ろ過機能の低下を大幅に改善することができる。
このようにして製造された膜エレメント12では、図7に示すように、凹部41においてろ過膜22と流路材21とが熱融着されているため、流路材21の内部の微小な空隙32は凹部41において閉塞している。
図1〜図3に示すように、膜エレメント12が備えられた膜分離機器5を、被処理液2中に浸漬した状態で、ろ過運転を行う。これにより、被処理液2は、膜エレメント12のろ過膜22を一次側から二次側へ通過してろ過され、その後、透過液33として、流路材21の内部の微小な空隙32に流れ込み、この空隙32を通って膜エレメント12の流路材21の左右両端縁部12c,12dから集水ケース11内の集水空間15に流出し、連通孔16を通って最上位の膜分離機器5の集水ケース11内から処理槽3の外部へ取り出される。
尚、上記のように透過液33が流路材21の内部の微小な空隙32を流れる際、図7に示すように、この空隙32は凹部41において閉塞しているため、図4に示すように、透過液33は凹部41の周囲を流れて膜エレメント12の左右両端縁部12c,12dから集水ケース11内の集水空間15に流出する。
(第2の実施の形態)
以下に、第2の実施の形態を図14,図15に基づいて説明する。尚、先述した第1の実施の形態における部材と同じ部材については、同一の符号を付記して、詳細な説明を省略する。
ろ過膜22の不織布35は複数本(多数本)の糸52を有している。これらの糸52のそれぞれは複数本の構成糸を撚ることにより形成されている。このような糸52を形成している複数本の構成糸の1本以上が、パイル糸27およびフェイス25の経糸29と緯糸30の各軟化点T1以下の軟化点T2を有する低融点糸(融着糸の一例)である。尚、低融点糸としてはポリエチレン(PE)製の糸が用いられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
膜エレメント12を製作する際、一対の加熱ロール46,47を用いて、流路材21とろ過膜22とを、不織布35の糸52に含まれている低融点糸の軟化点T2以上で且つパイル糸27および経糸29と緯糸30の軟化点T1以下の温度に加熱する。
これにより、凹部41において、ろ過膜22の不織布35の糸52に含まれている低融点糸が熱で溶融し、ろ過膜22と流路材21とが凹部41において熱融着され接合される。
上記第1および第2の実施の形態では、低融点糸37の材質にポリエチレンを用いているが、これに限定されるものではなく、ポリエチレン以外のポリオレフィン系樹脂を用いてもよい。また、流路材21を構成するパイル糸27、経糸29、緯糸30の材質および高融点糸38の材質にそれぞれポリエチレンテレフタラートを用いているが、これに限定されるものではなく、例えばポリエチレンテレフタラート以外のポリエステル系樹脂を用いてもよい。
(第3の実施の形態)
以下に、第3の実施の形態を図16に基づいて説明する。尚、先述した第1の実施の形態における部材と同じ部材については、同一の符号を付記して、詳細な説明を省略する。
不織布35の低融点糸37は、芯材55と、芯材55を覆う鞘材56とで形成されている。鞘材56は流路材21のパイル糸27および経糸29と緯糸30の軟化点T1以下の軟化点T2を有している。尚、鞘材56としては、約80℃〜120℃の軟化点T2を有するポリエチレン(PE)製の鞘材が用いられている。
また、芯材55は鞘材56の軟化点T2よりも高い軟化点T3を有している。尚、芯材55としては、約240℃〜280℃の軟化点T3を有するポリエチレンテレフタラート(PET)製の芯材が用いられている。
不織布35の高融点糸38は低融点糸37の鞘材56よりも高い軟化点T3を有している。尚、高融点糸38としては、約240℃〜280℃の軟化点T3を有するポリエチレンテレフタラート(PET)製の糸が用いられている。
また、不織布35は、上記低融点糸37の原料樹脂と上記高融点糸38の原料樹脂を溶融、紡糸させて得られる連続した長い繊維2種を直接集積して得たフリースを経由するスパンボンド不織布であってもよいし、上記低融点糸37からなる綿と高融点糸38からなる綿とを分散および熱圧延したサーマルボンド不織布であってもよい。
以下、上記構成における作用を説明する。
膜エレメント12を製作する際、一対の加熱ロール46,47を用いて、流路材21とろ過膜22とを、不織布35の低融点糸37の鞘材56の軟化点T2以上で且つパイル糸27および経糸29と緯糸30の軟化点T1以下の温度に加熱する。
これにより、凹部41において、ろ過膜22の不織布35の低融点糸37の鞘材56が熱で溶融し、ろ過膜22と流路材21とが凹部41において熱融着され接合される。
この際、芯材55は鞘材56の軟化点T2よりも高い軟化点T3を有するため、加熱温度を芯材55の軟化点T3の温度よりも低くすることにより、芯材55が軟化するのを防止することができる。これにより、鞘材56よりも可撓性が低い(又は反発力が高い或いは弾性が高い)樹脂を用いて芯材55を構成することにより、不織布35の反発力或いは弾性が向上する。
上記第3の実施の形態では、鞘材56の材質にポリエチレンを用いているが、これに限定されるものではなく、ポリエチレン以外のポリオレフィン系樹脂を用いてもよい。また、芯材55の材質にポリエチレンテレフタラートを用いているが、これに限定されるものではなく、例えばポリエチレンテレフタラート以外のポリエステル系樹脂を用いてもよい。
(第4の実施の形態)
以下に、第4の実施の形態を図17,図18に基づいて説明する。尚、先述した第1の実施の形態における部材と同じ部材については、同一の符号を付記して、詳細な説明を省略する。
図8,図9,図17,図18に示すように、流路材21のフェイス25の経糸29はパイル糸27および緯糸30の各軟化点T1以下の軟化点T2を有する低融点糸(融着糸の一例)である。尚、低融点糸としてはポリエチレン(PE)製の糸が用いられている。
フェイス25はろ過膜22に接合される流路材側接合面を有しており、これにより、流路材側接合面(フェイス25)には複数の低融点糸(経糸29)が含まれている。
また、パイル糸27および緯糸30にはそれぞれ、軟化点T1を有するポリエチレンテレフタラート(PET)製の高融点糸が用いられている。
また、ろ過膜22は、膜シート34を有しているが、不織布35を有していない。
以下、上記構成における作用を説明する。
膜エレメント12を製作する際、一対の加熱ロール46,47を用いて、流路材21とろ過膜22とを、フェイス25の経糸29の軟化点T2以上で且つパイル糸27および緯糸30の軟化点T1以下の温度に加熱する。
これにより、凹部41において、フェイス25の経糸29が熱で溶融し、ろ過膜22と流路材21とが凹部41において熱融着され接合される。
上記第4の実施の形態では、フェイス25の経糸29に低融点糸を用い、緯糸30に高融点糸を用いているが、経糸29に高融点糸を用い、緯糸30に低融点糸を用いてもよい。また、経糸29と緯糸30との両者に低融点糸を用いてもよい。
また、経糸29と緯糸30との少なくともいずれかの糸が低融点糸と高融点糸とを撚ることによって形成されていてもよい。
(第5の実施の形態)
以下に、第5の実施の形態を図19に基づいて説明する。尚、先述した第1の実施の形態における部材と同じ部材については、同一の符号を付記して、詳細な説明を省略する。
流路材21のフェイス25の経糸29は、芯材59と、芯材59を覆う鞘材60とで形成されている。鞘材60は流路材21のパイル糸27および緯糸30の軟化点T1以下の軟化点T2を有している。尚、鞘材60としては、約80℃〜120℃の軟化点T2を有するポリエチレン(PE)製の鞘材が用いられている。
また、芯材59は鞘材60の軟化点T2よりも高い軟化点T3を有している。尚、芯材59としては、約240℃〜280℃の軟化点T3を有するポリエチレンテレフタラート(PET)製の芯材が用いられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
膜エレメント12を製作する際、一対の加熱ロール46,47を用いて、流路材21とろ過膜22とを、経糸29の鞘材60の軟化点T2以上で且つパイル糸27および緯糸30の軟化点T1以下の温度に加熱する。
これにより、凹部41において、経糸29の鞘材60が熱で溶融し、ろ過膜22と流路材21とが凹部41において熱融着され接合される。
この際、芯材59は鞘材60の軟化点T2よりも高い軟化点T3を有するため、加熱温度を芯材59の軟化点T3の温度よりも低くすることにより、芯材59が軟化するのを防止することができる。これにより、鞘材60よりも可撓性が低い(又は反発力が高い或いは弾性が高い)樹脂を用いて芯材59を構成することにより、フェイス25の反発力或いは弾性が向上する。
上記第5の実施の形態では、フェイス25の経糸29を芯材59と鞘材60との二重構造にしているが、緯糸30を芯材59と鞘材60との二重構造にしてもよい。或いは、経糸29と緯糸30との両者を芯材59と鞘材60との二重構造にしてもよい。
上記第5の実施の形態では、鞘材60の材質にポリエチレンを用いているが、これに限定されるものではなく、ポリエチレン以外のポリオレフィン系樹脂を用いてもよい。また、芯材59の材質にポリエチレンテレフタラートを用いているが、これに限定されるものではなく、例えばポリエチレンテレフタラート以外のポリエステル系樹脂を用いてもよい。
上記第4および第5の実施の形態では、図17,図18に示すように、ろ過膜22は膜シート34を有するとともに不織布35を有していないが、上記第1〜第3の実施の形態(図6参照)と同様に、膜シート34と不織布35とを有するろ過膜22であってもよい。
(第6の実施の形態)
以下に、第6の実施の形態を図20,図21に基づいて説明する。尚、先述した第1の実施の形態における部材と同じ部材については、同一の符号を付記して、詳細な説明を省略する。
ロール装置45の一方の加熱ロール46の外周面に、回転軸心方向Eに所定間隔Gをあけて複数の鍔部63が全周にわたり設けられている。また、他方の加熱ロール47にも同様に鍔部63が設けられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
膜エレメント12を製造する際、ろ過膜22と流路材21とを重ね合わせた状態で、一対の回転する加熱ロール46,47間に挟んで挿通する。これにより、重なり合った流路材21と両方のろ過膜22とを、一方の加熱ロール46の突部48と他方の加熱ロール47の突部48との間で厚さ方向に圧縮しながら加熱することで、両方のろ過膜22の表面にそれぞれ複数の凹部41が形成されるとともに、一方の加熱ロール46の鍔部63と他方の加熱ロール47の鍔部63との間で厚さ方向に圧縮しながら加熱することで、両方のろ過膜22の表面にそれぞれ複数本の直線状凹部64が形成される。
これら凹部41および直線状凹部64において、ろ過膜22と流路材21とが熱融着され接合される。
その後、図20の仮想線に示すように、熱融着されたろ過膜22と流路材21とを所定の長さAおよび所定の幅Bに切断することにより、図3に示すように、封止(密封)された上端縁部12aと下端縁部12bおよび封止されていない左端縁部12cと右端縁部12dとを有する膜エレメント12が容易に製造される。
(第7の実施の形態)
上記第1〜第6の実施の形態では、図7に示すように、膜エレメント12の両ろ過膜22の表面にそれぞれ、複数の凹部41を形成しているが、以下に説明する第7の実施の形態では、図22に示すように、膜エレメント12のいずれか片方のろ過膜22の表面のみに複数の凹部41を形成している。各凹部41において、上記第1〜第6の実施の形態と同様に、ろ過膜22と流路材21とが熱融着され接合されている。
また、図23に示すように、加熱ロール46,47のうち、一方の加熱ロール46の外周面には複数の突部48が設けられているが、他方の加熱ロール47の外周面には突部48が設けられていない。
以下に、膜エレメント12の製造方法について以下に説明する。
図23に示すように、両方のろ過膜22間に流路材21を挟み、これらろ過膜22と流路材21とを重ね合わせた状態で、一対の回転する加熱ロール46,47間に挟んで挿通する。これにより、重なり合った流路材21と両方のろ過膜22とを、一方の加熱ロール46の突部48と他方の加熱ロール47の外周面との間で厚さ方向に圧縮しながら加熱することで、片方のろ過膜22の表面に複数の凹部41が形成され、図22に示すように、これら凹部41において、上記第1〜第6の実施の形態と同様に、ろ過膜22と流路材21とが熱融着され接合される。
このようにして製造された膜エレメント12によって、上記第1〜第6の実施の形態と同様な作用および効果を得ることができる。
(第8の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、図7に示すように、複数の凹部41がそれぞれ両ろ過膜22の表面の同じ位置に形成されているが、第8の実施の形態では、図24に示すように、一方のろ過膜22の表面に形成された凹部41の位置と他方のろ過膜22の表面に形成された凹部41の位置とが、膜エレメント12の厚さ方向に直交する方向において、ずれていてもよい。
上記各実施の形態では、図6,図7に示すように、流路材21の表裏両面にそれぞれろ過膜22を接合しているが、ろ過膜22を流路材21の表裏いずれか一方の面に接合し、他方の面側を水密にしてもよい。
上記各実施の形態では、各軟化点T1〜T4を指標にしているが、軟化点T1〜T4の代わりに融点を指標にしてもよい。尚、融点を指標にする場合であっても、軟化点T1〜T4と同様の温度の高低関係が成立する。
また、上記各実施の形態において示したポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリテトラフルオロエチレン等の材質および数値は、一例であって、これらに限定されるものではない。
5 膜分離機器
11 集水ケース(支持部材)
12 膜エレメント
15 集水空間
21 流路材
22 ろ過膜
29 経糸(融着糸)
32 空隙
33 透過液
36 膜側接合面
37 低融点糸(融着糸)
41 凹部
46,47 加熱ロール(加熱部材)
48 突部

Claims (8)

  1. ろ過膜と流路材とを有する膜エレメントの製造方法であって、
    ろ過膜と流路材とを重ね合わせた状態で一対の加熱部材間に挟み、一対の加熱部材の少なくとも一方の加熱部材の加熱面に形成された複数の突部と他方の加熱部材との間で厚さ方向に圧縮しながら加熱し、ろ過膜の表面に形成された複数の凹部において、融着糸を溶融させてろ過膜と流路材とを接合することを特徴とする膜エレメントの製造方法。
  2. 加熱部材がロールであることを特徴とする請求項1記載の膜エレメントの製造方法。
  3. ろ過膜と流路材とが接合された膜エレメントであって、
    流路材は、糸を三次元構造に編んだ編物から成り、その内部に、ろ過膜を透過した透過液が流れる空隙を有し、
    ろ過膜と流路材との接合面に融着糸が含まれており、
    ろ過膜の表面に複数の凹部が形成され、
    凹部における融着糸が溶融することにより、ろ過膜と流路材とが凹部において接合されていることを特徴とする膜エレメント。
  4. ろ過膜は流路材に接合される膜側接合面を有し、
    融着糸が膜側接合面に含まれていることを特徴とする請求項3記載の膜エレメント。
  5. 流路材はろ過膜に接合される流路材側接合面を有し、
    融着糸が流路材側接合面に含まれていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の膜エレメント。
  6. ろ過膜と流路材とが凹部において熱融着され、
    凹部におけるろ過膜と流路材との熱融着部分の面積がろ過膜の表面積の20%以下であることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の膜エレメント。
  7. 融着糸の材質がポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の膜エレメント。
  8. 上記請求項3から請求項7のいずれか1項に記載の膜エレメントを備えた膜分離機器であって、
    複数の膜エレメントを支持する支持部材を備え、
    支持部材は内部に集水空間を有し、
    各膜エレメントの端部が集水空間に挿入され、
    透過液が流路材内の空隙を通って支持部材の集水空間に流れ込むことを特徴とする膜分離機器。
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