JP2020099791A5 - - Google Patents

Description

このような遊技機においては、有利な状態においてメダルの純増枚数を算出するものがあった（たとえば、特許文献１参照）。

しかしながら、従来の遊技機では、純増枚数の算出について改善の余地があった。

本発明は、従来の遊技機に例示される純増枚数を好適に算出できる遊技機を提供することを目的とする。

１遊技に対する賭数として所定数の遊技価値を設定することにより複数種類の図柄を可変表示可能となり、可変表示が停止したときの図柄に応じて遊技価値を付与可能な遊技機において、所定の開始条件が成立してから所定の終了条件が成立するまで有利期間に制御する有利期間制御手段と、賭数として設定された遊技価値と可変表示が停止したときの図柄に応じて付与された遊技価値とに基づく差数を累計した累計数を特定する特定処理を行う累計数特定手段と、賭数として設定された遊技価値と可変表示が停止したときの図柄に応じて付与された遊技価値とに基づき純増数を表示する純増数表示手段と、を備え、前記終了条件は、前記有利期間中における前記累計数の最下値を基点とし、当該有利期間における当該基点からの前記累計数が特定数に到達することにより成立する特定終了条件を含み、前記累計数特定手段は、前記可変表示が停止した後であり、前記特定終了条件成立の判定処理の前である所定タイミングで前記特定処理を行い、前記特定処理では、遊技価値を新たに用いることなく次の遊技を開始可能にする再遊技役に対応する図柄が停止されたときには当該停止について遊技価値を累計数に累計せず、さらに、次の遊技開始について遊技価値を累計数に累計せず、累計数が０未満又は０以下となる場合には当該累計数として０となるような処理を行い、前記特定終了条件成立の判定処理については、前記再遊技役に対応する図柄が停止されたか否かにかかわらず前記所定タイミングの後において行い、前記純増数表示手段は、前記特定数に対して１遊技における最大払出数に対応した値が加算された加算特定数を超える数値の表示は行わない。
なお、遊技機は以下のような構成を備えてもよく、１遊技に対する賭数として所定数の遊技価値を設定することにより複数種類の図柄を可変表示可能となり、可変表示が停止したときの図柄に応じて遊技価値を付与可能な遊技機において、遊技の進行を制御する遊技制御手段と、遊技の進行に応じて演出を制御する演出制御手段とを備え、前記遊技制御手段は、所定の開始条件が成立することにより有利可能期間に制御する有利可能期間制御手段と、前記有利可能期間中において遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な有利状態制御手段と、前記有利可能期間中における遊技の進行に応じて、賭数として設定された遊技価値と図柄に応じて付与された遊技価値とにかかわる遊技価値情報および遊技価値にかかわらない非遊技価値情報を含む複数種類の遊技情報を更新する遊技情報更新手段と、前記有利可能期間中における遊技の進行に応じて、前記複数種類の遊技情報各々を前記演出制御手段側において特定可能にするための特定用情報を出力する情報出力手段と、前記遊技価値情報に基づき成立する終了条件を含む複数種類の終了条件のうちのいずれかが成立することにより、当該有利可能期間を終了させ、当該有利可能期間中において前記有利状態に制御されているときには当該有利状態をも終了させる終了制御手段と、前記有利可能期間が終了することにより、当該有利可能期間中において更新された前記複数種類の遊技情報を初期化する遊技情報初期化手段とを含み、前記演出制御手段は、前記情報出力手段からの特定用情報に基づいて、演出の実行に用いる複数種類の演出情報を更新する演出情報更新手段と、前記演出情報に基づいて遊技の進行に応じた演出を実行する演出実行手段と、前記情報出力手段からの特定用情報に基づいて前記有利可能期間の終了を特定することにより、前記複数種類の演出情報のうち所定の演出情報を初期化する演出情報初期化手段とを含み、前記複数種類の演出情報として、前記遊技価値情報に対応する特定用情報に基づいて当該有利可能期間中において更新される情報である遊技価値対応情報と、前記非遊技価値情報に対応する特定用情報に基づいて更新される情報である非遊技価値対応情報とが少なくとも含まれており、前記演出情報初期化手段は、前記有利可能期間の終了を特定することにより、前記遊技価値対応情報については初期化する一方で、前記非遊技価値対応情報については初期化しない。

Claims (1)

1. １遊技に対する賭数として所定数の遊技価値を設定することにより複数種類の図柄を可変表示可能となり、可変表示が停止したときの図柄に応じて遊技価値を付与可能な遊技機において、
   所定の開始条件が成立してから所定の終了条件が成立するまで有利期間に制御する有利期間制御手段と、
   賭数として設定された遊技価値と可変表示が停止したときの図柄に応じて付与された遊技価値とに基づく差数を累計した累計数を特定する特定処理を行う累計数特定手段と、
   賭数として設定された遊技価値と可変表示が停止したときの図柄に応じて付与された遊技価値とに基づき純増数を表示する純増数表示手段と、を備え、
   前記終了条件は、前記有利期間中における前記累計数の最下値を基点とし、当該有利期間における当該基点からの前記累計数が特定数に到達することにより成立する特定終了条件を含み、
   前記累計数特定手段は、前記可変表示が停止した後であり、前記特定終了条件成立の判定処理の前である所定タイミングで前記特定処理を行い、
   前記特定処理では、
   遊技価値を新たに用いることなく次の遊技を開始可能にする再遊技役に対応する図柄が停止されたときには当該停止について遊技価値を累計数に累計せず、さらに、次の遊技開始について遊技価値を累計数に累計せず、
   累計数が０未満又は０以下となる場合には当該累計数として０となるような処理を行い、
   前記特定終了条件成立の判定処理については、前記再遊技役に対応する図柄が停止されたか否かにかかわらず前記所定タイミングの後において行い、
   前記純増数表示手段は、前記特定数に対して１遊技における最大払出数に対応した値が加算された加算特定数を超える数値の表示は行わない、遊技機。