JP2020098463A - 情報処理方法、プログラム、および情報処理装置 - Google Patents

情報処理方法、プログラム、および情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】仮想空間内のコミュニティ・サービスにおけるユーザ間のコミュニケーションにおいて、仮想ユーザによる仲介を通じて、コミュニティを活性化する方法を提供する。【解決手段】コミュニティには、管理者ユーザおよび複数の一般ユーザを含むユーザと、ユーザを支援する仮想ユーザと、が関連付けられており、コンピュータによる、管理者ユーザと第1の一般ユーザに関連付けられるイベントを発生させるステップと、イベントの発生に応じて、仮想ユーザが、第2の一般ユーザに、第1の一般ユーザとのコミュニケーションを促す催促コンテンツを生成して、コミュニティにおいて第2の一般ユーザに供給するステップと、を含む。【選択図】図7

Description

本開示は、情報処理方法、プログラム、および情報処理装置に関する。より詳細には、本開示は、コミュニティ・サービスにおいてコミュニティを活性化するための情報処理方法、プログラム、および情報処理装置に関する。
インターネット上のSNS(Social Network Service)をはじめ、様々なコミュニティ・サービスが知られる。従来技術のコミュニティ・サービスの1つに、電子掲示板やチャットのサービスが知られる(特許文献1)。また、最近では、著名人によるファンクラブ・コミュニティ・サービス、コンテンツ・ライブ配信サービス、並びにオンライン・サロン・サービス等のコミュニティ・サービスが知られる。
コミュニティ・サービスには、複数の構成員(ユーザ)が所属する。ユーザは、コミュニティ・サービスを提供する運営者(管理者ユーザ。例えば、クリエータ、タレント、スポーツ選手、および著名人等がこれに該当する。)と、コミュニティ・サービスを利用するカスタマ(一般ユーザ)と、に分類される。つまり、コミュニティ・サービスは、1人の管理者ユーザ(または1つの管理者ユーザ・アカウント)に対し、N人の一般ユーザ(またはN個のカスタマ・アカウント。Nは通常2以上の整数)で構成される。
コミュニティ・サービスは、通常、管理者ユーザが様々なコンテンツを提供する。これに対して、一般ユーザが応答(リアクション)を行い、更に、一般ユーザのアクションに対して管理者ユーザや他の一般ユーザがリアクションを行うにより、管理者ユーザと一般ユーザ、および一般ユーザ間のコミュニケーションが行われる。コミュニティ・サービスは、一般ユーザが管理者ユーザにサービス利用料(例えば、月会費)やコンテンツ利用料を支払うことにより、管理者ユーザが運営を維持するというものである。
コミュニティ・サービスに関連して、その実装態様として、インスタント・メッセージング(IM)サービスが知られる。IMサービスの中には、スマートフォンおよびタブレットのような端末を用いて複数のユーザがグループを構成し、グループ内でメッセージングを実施することにより、相互に対話可能とするものもある。
具体的には、ユーザは、IMサービス用のアプリケーションを携帯型端末にインストールし、相互にアカウントをリンクさせる(「友達」になる)ことにより、専用の仮想空間のコミュニティが実装されたトークルームを介して、メッセージングをすることができる。ここでは、グループの作成者が管理者ユーザ、作成者によってグループに追加されたユーザが一般ユーザとなる。
また、このようなIMサービスの中には、ユーザとbot(ボット)とも称される仮想ユーザとの間のインタラクティブな自動対話が可能なものもある(特許文献2)。従来技術のbotユーザは、特定のユーザとの間で1対1のコミュニケーションを実施することにより、特定のユーザを支援するように動作する。
特開2001−144754号公報 特開2018−101352号公報
現在、コミュニティ・サービスは様々な課題を抱えている。例えば、管理者ユーザにとって、一般ユーザの数が増えることはビジネスとしては望ましいことである一方、カスタマの数が増えるほどコミュニティ・サービスの運営に手間・コストがかかることになる。また、そのような場合に、管理者ユーザは、一般ユーザのリアクションに対し更なるリアクションを実施するのに多大な労力を伴うものとなる。更に、一般ユーザにとっても、自らのリアクションがきっかけとなってコミュニティが荒れてしまうことが想定されるので、リアクションを躊躇することも多い。また、パーソナル情報をコミュニティに開示することに躊躇することも多い。
1人の管理者ユーザに対してN人の一般ユーザでコミュニティが構成される結果、コミュニティ自体はオープンであるにも拘わらず、その実態は、サービスの大部分が管理者ユーザからの一方的な情報発信に留まる場合が多い。他方、IMサービスにおけるbotユーザとの自動対話は、人工知能による実装がされているとはいえ、現状は限定的な機能を提供するに過ぎない。つまり、1人のユーザのコミュニケーションを、特定の機能(例えば、自動応答機能等)を用いて、限定的に支援するものに過ぎない。
本開示は、上記課題の少なくとも一部を解決することを目的とする。すなわち、本開示は、仮想空間内のコミュニティ・サービスにおけるユーザ間のコミュニケーションに関し、仮想ユーザによる仲介を通じて、コミュニティを活性化することを目的の1つとする。特に、管理者ユーザと一般ユーザの間、および一般ユーザ同士の関係性の維持および向上を支援することを目的の1つとする。また、本開示は、上記仮想ユーザによる仲介を通じて、仮想空間内のコミュニティ・サービスの効果的な運営を管理者ユーザに提供することを目的の1つとする。更に、本開示は、上記仮想ユーザによる仲介により、躊躇なく一般ユーザにコミュニティ・サービスを利用させることを目的の1つとする。
本開示の一実施形態によれば、情報処理方法が提供される。かかる方法において、コミュニティには、管理者ユーザおよび複数の一般ユーザを含むユーザと、ユーザを支援する仮想ユーザと、が関連付けられており、コンピュータによる、管理者ユーザと第1の一般ユーザに関連付けられるイベントを発生させるステップと、イベントの発生に応じて、仮想ユーザが、第2の一般ユーザに、第1の一般ユーザとのコミュニケーションを促す催促コンテンツを生成して、コミュニティにおいて第2の一般ユーザに供給するステップと、を含む。
また、本開示の一実施形態によれば、上記情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
更に、本開示の一実施形態によれば、情報処理装置が提供される。かかる情報処理装置は、コミュニティにおいて、管理者ユーザおよび複数の一般ユーザを含むユーザと、ユーザを支援する仮想ユーザと、を関連付ける管理部と、管理者ユーザと第1の一般ユーザに関連付けられるイベントを発生させるイベント発生部と、イベントの発生に応じて、仮想ユーザが、第2の一般ユーザに、第1の一般ユーザとのコミュニケーションを促す催促コンテンツを生成して、コミュニティにおいて第2の一般ユーザに供給する催促コンテンツ供給部と、を備える。
本開示の各実施形態により、仮想空間内のコミュニティ・サービスにおける仮想ユーザの自律的な仲介を通じて、コミュニティの活性化を図ることができる。特に、管理者ユーザと一般ユーザの間、および一般ユーザ同士の関係性の維持および向上を支援することにより、効果的に、コミュニティに所属するメンバの数を増やし、且つユーザのアクティブ率を向上させることができる。また、上記仮想ユーザによる仲介を通じて、コミュニティ・サービスの効果的な運営を管理者ユーザに提供することにより、管理者ユーザによるコミュニティの維持管理の負担を軽減することができる。更に、仮想ユーザによる仲介により、躊躇なく一般ユーザにコミュニティ・サービスを利用させると共に、コミュニティが荒れたり、特定の一般ユーザが叩かれたりするような事態を未然に防ぐことができる。加えて、一般ユーザの不要なプライベート・データの開示を防ぐことができる。
情報処理システムの基本構成図である。 情報処理システムが備える情報処理装置のハードウェア構成図である。 情報処理システムが備えるユーザ端末のハードウェア構成図である。 一実施形態によって実装される例示の情報処理システムの機能ブロック図である。 コミュニティにおけるユーザ間の関係を例示した概念図である。 仮想ユーザとユーザの間の関係、およびトークルームの概念を例示した概念図である。 一実施形態によって実行される例示の処理フロー図である。 一実施形態によって実行される例示の処理フロー図である。 一実施形態によって実行される例示の処理フロー図である。 一実施形態によって実装される例示の画面イメージ図である。 一実施形態によって実装される例示の画面イメージ図である。 一実施形態によって実装される例示の画面イメージ図である。
最初に、本開示の例示的な実施形態の構成を列記して説明する。本開示の実施形態による、情報処理方法、プログラム、および情報処理装置は、以下のような構成を備えてもよい。
〔形態1〕形態1によれば、情報処理方法が提供される。かかる方法において、コミュニティには、管理者ユーザおよび複数の一般ユーザを含むユーザと、ユーザを支援する仮想ユーザと、が関連付けられており、コンピュータによる、管理者ユーザと第1の一般ユーザに関連付けられるイベントを発生させるステップと、イベントの発生に応じて、仮想ユーザが、第2の一般ユーザに、第1の一般ユーザとのコミュニケーションを促す催促コンテンツを生成して、コミュニティにおいて第2の一般ユーザに供給するステップと、を含む。
〔形態2〕形態2によれば、形態1の方法であって、更に、催促コンテンツの供給に応じて第2の一般ユーザにより作成されたリアクション・コンテンツを、コミュニティにおいて第1の一般ユーザに供給するステップを含む方法が提供される。
〔形態3〕形態3によれば、形態1または2の方法であって、更に、コミュニティに関連付けられる、管理者ユーザによるミッションの登録を受けるステップと、第1の一般ユーザによるミッションへのアクションを受け付けるステップと、アクションの受け付けに応じて、ミッションの達成を判定するステップと、を含み、ミッションの達成に応じて、イベントが発生される方法が提供される。
〔形態4〕形態4によれば、形態1から3の方法であって、更に、第1の一般ユーザにより作成された質問コンテンツを、コミュニティにおいて管理者ユーザに供給するステップと、質問コンテンツの供給に応じて管理者ユーザによって作成された回答コンテンツを、コミュニティにおいて第1の一般ユーザに供給するステップと、を含み、質問コンテンツおよび回答コンテンツによる質疑応答の成立に応じて、イベントが発生される方法が提供される。
〔形態5〕形態5によれば、形態1から4の方法において、仮想空間のコミュニティが、インスタント・メッセージング・アプリケーションによってトークルームとして実装され、第2の一般ユーザの端末に表示されるトークルームの画面において、第2の一般ユーザによるメッセージングが第1列に、管理者ユーザおよび仮想ユーザによるメッセージングが第2列に、時系列順に表示される方法が提供される。
〔形態6〕形態6によれば、形態5の方法において、第2の一般ユーザの端末に表示されるトークルームの画面において、更に、第1の一般ユーザによるメッセージングが、仮想ユーザまたは管理者ユーザによるメッセージングに関連付けられて第2列に表示される方法が提供される。
〔形態7〕形態7によれば、形態1から8の方法をコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
〔形態8〕形態8によれば、情報処理装置が提供される。かかる情報処理装置は、コミュニティにおいて、管理者ユーザおよび複数の一般ユーザを含むユーザと、ユーザを支援する仮想ユーザと、を関連付ける管理部と、管理者ユーザと第1の一般ユーザに関連付けられるイベントを発生させるイベント発生部と、イベントの発生に応じて、仮想ユーザが、第2の一般ユーザに、第1の一般ユーザとのコミュニケーションを促す催促コンテンツを生成して、コミュニティにおいて第2の一般ユーザに供給する催促コンテンツ供給部と、を備える。
〔形態9〕形態9によれば、形態8の情報処理装置であって、更に、催促コンテンツの供給に応じて第2の一般ユーザにより作成されたリアクション・コンテンツを、コミュニティにおいて第1の一般ユーザに供給するリアクション・コンテンツ供給部を備える、情報処理装置が提供される。
〔形態10〕形態10によれば、形態8または9の情報処理装置であって、更に、コミュニティに関連付けられる、管理者ユーザによるミッションの登録を受けるミッション登録部と、第1の一般ユーザによるミッションへのアクションを受け付ける受付部と、アクションの受け付けに応じて、ミッションの達成を判定する判定部と、を含み、ミッションの達成に応じて、イベント発生部においてイベントが発生される、情報処理装置が提供される。
〔形態11〕形態11によれば、形態8から10の情報処理装置であって、更に、第1の一般ユーザにより作成された質問コンテンツを、コミュニティにおいて管理者ユーザに供給する質問コンテンツ供給部と、質問コンテンツの供給に応じて管理者ユーザによって作成された回答コンテンツを、コミュニティにおいて第1の一般ユーザに供給する回答コンテンツ供給部と、を含み、質問コンテンツ供給部と回答コンテンツ供給部による質疑応答の成立に応じて、イベント発生部においてイベントが発生される、情報処理装置が提供される。
以下に、本開示に係る、情報処理方法、プログラム、および情報処理装置の実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付されている。実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
図1は、情報処理システム1の全体概要図である。情報処理システム1は、サーバ100と、複数のユーザ端末200,300と、を備える。サーバ100は、ネットワーク400を介してユーザ端末200,300に接続される。図1において、説明を簡単にするために、ユーザ端末は2台だけ示しているが、これに限定されず、3台以上としてもよい。また、ユーザ端末200,300は、図示したようなパーソナルコンピュータおよびスマートフォンに限定されず、これ以外にも、例えば、ラップトップ・コンピュータ、フィーチャーフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、またはタブレット端末等の電子機器としてもよい。
以下の実施形態の説明では、コミュニティ・サービスは、インスタント・メッセージング(IM)アプリケーションによるものを想定する。具体的には、ユーザ端末200,300それぞれにインストールされたIMアプリケーションによって実装されるトークルームにおいて、管理者ユーザと一般ユーザとの間および一般ユーザ同士で種々のコンテンツの授受を行うことによりコミュニケーションが実施される。
図2および図3を参照して、サーバ100およびユーザ端末200,300のハードウェア構成について説明する。図2は、サーバ100のハードウェア構成図である。サーバ100は、IMアプリケーションを通じてサービスを提供するための一実施形態による情報処理装置であり、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータで実現されてよい。或いは、クラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。サーバ100は、プロセッサ10、メモリ11、ストレージ12、通信インタフェース(IF)13、および入出力部14等を備え、これらはバス15を通じて相互に電気的に接続される。
プロセッサ10は、サーバ100全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、およびアプリケーションの実行に必要な情報処理等を実施する演算装置である。例えばプロセッサ10はCPU(Central Processing Unit)であり、ストレージ12に格納されメモリ11に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
メモリ11は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ11は、プロセッサ10のワークエリア等として使用され、また、サーバ100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input / Output System)、および各種設定情報等を格納する。
ストレージ12は、アプリケーション・プログラム、およびユーザの認証プログラム等の各種プログラムを格納する。IMアプリケーションの各処理に用いられるデータを格納したデータベースがストレージ12に構築されていてもよい。
通信インタフェース13は、サーバ100をネットワーク400に接続し、ユーザ端末200,300との通信を実施する。入出力部14は、マウスやキーボード等の情報入力機器、およびディスプレイ等の出力機器である。バス15は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号および各種制御信号を伝達する。
図3は、ユーザ端末200,300のハードウェア構成図である。図3の例は、これに限定されないが、図1に示した、タッチパネルを有するスマートフォン(300)を想定している。ユーザ端末200,300は、プロセッサ20、メモリ21、ストレージ22、通信インタフェース23、撮像部24、タッチパネル25、および検知部26等を備え、バス29を介して相互に電気的に接続される。
プロセッサ20は、ユーザ端末200,300動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、およびプリケーションの実行に必要な処理等を行う演算装置である。例えばプロセッサ20はCPUおよび/またはGPU(Graphical Processing Unit)等であり、ストレージ22に格納されメモリ21に展開されたプログラム等を実行することによって、必要な各情報処理を実行する。
メモリ21は、RAMなどの揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ21はプロセッサ20のワークエリア等として使用され、また、サーバ100の起動時に実行されるBIOS、および各種設定情報等が格納される。ストレージ22には、アプリケーション・プログラム等が格納される。
通信インタフェース23は、ユーザ端末200,300をネットワーク400に接続し、サーバ100と通信を実施する。また、通信インタフェース13には、Bluetooth(登録商標)およびBLE(Bluetooth Low Energy)の近距離通信インタフェースも含まれる。撮像部24は、カメラ機能を有し、ユーザによって撮像された画像をストレージ22に格納する。タッチパネル25は、入力部251および表示部252を構成する。
タッチパネルの入力部251は、ユーザによるタッチパネル25への操作があったことを検知する。入力部251は、圧力検出方式、抵抗膜方式、静電容量方式、または電磁誘導方式等を採用することができる。そして、タッチパネル上の任意の位置で操作(タッチパネルに対する、タッチ操作、スライド動作、スワイプ操作、及びタップ操作等の物理的接触操作)による入力を受ける。この場合、タッチ位置における押圧、電気抵抗、電気容量、または弾性波のエネルギー等の変化量が検知され、対応する接触位置座標が特定される。タッチパネルの表示部252は液晶ディスプレイ等で構成される。
検知部26は、内蔵型センサとして、これに限定されないが、加速度センサ、振動センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、近接センサ、照度センサ、圧力センサ、およびGPS等を含む。一例としては、ユーザの歩数、移動距離および行動範囲等を含む活動情報を測定する活動量計として機能する。また、活動情報は、外部のウェアラブル・デバイス(非図示)と連携して、通信インタフェース23を通じて受け取ってもよい。外部のウェアラブル・デバイスを使用することにより、ECG(electrocardiogram)センサや筋電センサを通じて、より詳細な生体情報が取得可能となる。これ以外にも気象センサ等からの各種データも取得可能としてもよい。バス29は、上記の各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号、および各種制御信号を伝達する。
図4を参照して、一実施形態による情報処理装置を備え、インスタント・メッセージング(IM)アプリケーションによってコミュニティをトークルームとして実装するための情報処理システム1の機能構成について説明する。図4は、サーバ100およびユーザ端末200,300にそれぞれ実装される機能を示した例示のブロック図である。
サーバ100は、通信部110、IMサービス提供部120、コミュニティ管理部130、仮想ユーザ部140、画面生成部150、および記憶部190を備え、相互に作用する。ユーザ端末200,300は、通信部210、記憶部220、IMサービス実施部230、入力編集部240、登録部250、および出力部260を備え、相互に作用する。ユーザ端末300の機能構成も同様である(以下、特に注記する場合を除き、ユーザ端末200,300のことを「ユーザ端末200」と総称する。)。なお、ここではユーザ端末200は一般ユーザの端末を、ユーザ端末300は管理者ユーザの端末を想定している。
サーバ100の通信部110は、サーバ100をネットワーク400に接続し、ユーザ端末200との通信によりデータの送受信を実施する。IMサービス提供部120は、複数のユーザによるメッセージングを実現するためにIMアプリケーションを実装するための基本機能を提供する。コミュニティ管理部130は、IMサービスにおいてトークルームとしてコミュニティを管理するための機能を提供する。仮想ユーザ部140は、コミュニティを活性化するためにユーザを補助する仮想ユーザ機能を実装する。画面生成部150は、トークルームに関連づけられるユーザ画面を生成する。それぞれについて以下に詳述する。
IMサービス提供部120は、IMアプリケーション機能を提供する。IMアプリケーションを利用するユーザの情報は、アカウント情報191およびユーザ関連情報193に含まれるのがよい。ユーザは、コミュニティに所属する管理者ユーザおよび複数の一般ユーザを包括的に含む。ユーザ同士は、「友達」として直接的にリンクすることができ、または、同一のコミュニティに所属することによりコミュニティを介して間接的にリンクすることができる。リンクの情報はアカウント関連付け情報195に含まれるのがよい。
コミュニティ管理部130は、更に、ユーザおよびトークルーム管理部132、コンテンツ供給部134、ミッション登録部136、および受付部138を備える。コミュニティ管理部130のユーザおよびトークルーム管理部132は、トークルームにおいて、ユーザとユーザを支援する仮想ユーザとを関連付ける。関連付けられた情報はアカウント関連付け情報195に含まれるのがよい。また、ユーザおよびトークルーム管理部132は、トークルーム内のメッセージングの履歴を管理する。管理される履歴情報は、メッセージング履歴情報197に含まれるのがよい。
コミュニティ管理部130のコンテンツ供給部134は、ユーザによるトークルーム内へのメッセージングに関する処理を実施する。コンテンツ供給部134は、更に、質問コンテンツ供給部、回答コンテンツ供給部、およびリアクション・コンテンツ供給部を備える(不図示)。質問コンテンツ供給部は、一般ユーザにより生成された質問コンテンツを、コミュニティにおいて、管理者ユーザのトークルームに供給する。回答コンテンツ供給部は、質問コンテンツの供給に応じて管理者ユーザが生成した回答コンテンツを、コミュニティにおいて、質問者である一般ユーザのトークルームに供給する。リアクション・コンテンツ供給部は、仮想ユーザからの催促コンテンツの供給に応じて一般ユーザが生成したリアクション・コンテンツを、コミュニティにおいて、他の一般ユーザのトークルームに供給する。供給コンテンツに関する情報はメッセージング履歴情報197に含まれるのがよい。
コミュニティ管理部130のミッション登録部136は、管理者ユーザの端末300の登録部250からのミッションの登録を受ける。ミッションの情報は、管理者ユーザに関連付けられるようにミッション情報198に含まれるのがよい。
コミュニティ管理部130の受付部138は、ミッション登録部134で管理者ユーザが登録したミッションに対する、一般ユーザのアクションを受け付ける。アクションの情報は、一般ユーザに関連付けられるようにアクション履歴情報199に含まれるのがよい。
仮想ユーザ部140は、更に、イベント発生部141、判定部143、催促コンテンツ生成部145、および催促コンテンツ供給部147を含む。仮想ユーザ部140のイベント発生部141は、仮想ユーザが、管理者ユーザと一般ユーザとに関連付けられるイベントを、コミュニティにおいて発生させる。一例では、当該イベントは、判定部143でミッションの達成が判定されたのに応じて発生されてもよい。或いは、コンテンツ供給部134(回答コンテンツ供給部)で管理者ユーザから回答コンテンツが供給されたのに応じて発生されてもよい。
仮想ユーザ部140の判定部143は、ミッション登録部136で管理者ユーザが登録したミッションに対し、受付部138で受け付けた一般ユーザのアクションの情報に応じて、仮想ユーザが当該ミッションの達成を判定する。
仮想ユーザ部140の催促コンテンツ生成部145は、イベント発生部141でのイベントの発生に応じたコンテンツの生成の処理を実施する。生成されるコンテンツは、例えば、ミッションを達成した(イベントに関連付けられた)一般ユーザと、他の一般ユーザとの間のコミュニケーションを、仮想ユーザが当該他の一般ユーザに促すための催促コンテンツである。
仮想ユーザ部140の催促コンテンツ供給部147は、催促コンテンツ生成部145で生成された催促コンテンツを、コミュニティにおいて仮想ユーザが他の一般ユーザのトークルームに供給する。催促コンテンツのトークルームへの供給は、コミュニティの混雑具合に応じて、タイミングが制御されてもよい。例えば、催促コンテンツを一度に多くの一般ユーザのトークルームに供給すると、催促コンテンツに対するリアクション・コンテンツが集中することが想定されるとする。この場合には、催促コンテンツの供給のタイミングを一般ユーザ間の親密度に応じてずらすように制御するのがよい。或いは、親密度の高いユーザにのみ催促コンテンツを供給する等の制御をしてもよい。
仮想ユーザ部140は、上記以外にも、例えば、コンテンツ検閲部(不図示)を備えてもよい。コンテンツ検閲部は、コミュニティにおいて、管理者ユーザおよび一般ユーザから供給されたコンテンツ(テキスト情報、画像情報、Webページへのリンク等)の内容が不適切なものではないかを検閲する。
画面生成部150は、記憶部190に格納された各種情報を用いて、トークルームのユーザ画面を生成する。ユーザ画面は、一般ユーザのそれぞれのユーザ端末200および管理者ユーザのユーザ端末300毎に生成される。つまり、ユーザの画面ごとに異なるものとなる。これに限定されないが、通常は、ユーザ自らがトークルームに供給したコンテンツは画面右列に沿い、また自分以外の他のユーザや仮想ユーザから受けたコンテンツは画面左側に沿うようにして、時系列順に表示される。ユーザは、画面をスクロールすることによりトークルーム内の過去のコンテンツの送受信履歴を遡って確認することができる。
記憶部190は、上記のようなアカウント情報191、ユーザ関連情報193、アカウント関連付け情報195、メッセージング履歴情報197、ミッション情報198,およびアクション履歴情報199を管理する。記憶部190において、各種情報は、例えばテーブル形式でデータベースにてレコード管理されるのがよい。コミュニティが活性化し、ユーザによる活発なメッセージングが実施されるにつれ、より多くの各種情報が登録および/または更新されることになる。これら以外にも、記憶部190は、各種データ・ファイル、およびIMアプリケーションや仮想ユーザ機能を実装したプログラムを含んでもよい。つまり、記憶部190は、一実施形態による情報処理方法を実装したプログラムを格納することができる。
ユーザ端末200の通信部210は、ユーザ端末200をネットワーク400に接続し、サーバ100との通信によりデータの送受信を実施する。記憶部220は、IMサービスをユーザ端末側で利用するのに必要なIMアプリケーションに関する各種データおよびプログラムを格納する。IMサービス実施部230は、IMアプリケーションを実行し、トークルームにおけるユーザによるメッセージングを可能にする。入力編集部240は、メッセージングに際し、入力部251を通じてメッセージの入力および/または編集を可能にする。
登録部250は、サーバ100のミッション登録部136において登録されるミッション、または、サーバ100の受付部138において受け付けられるアクションを登録する。登録部250によるアクションの登録は、ユーザ端末200と連携するウェアラブル・デバイス等の外部デバイスとの連携によるデータ登録も含むのがよい。出力部260は、サーバ100の画面生成部150で生成されたユーザ画面を表示部252に出力する。
図2および図3に示した上記のサーバ100およびユーザ端末200,300の各ハードウェア構成における各要素、並びに図4に示した各機能ブロックは例示に過ぎず、これらに限定されない。また、図4に示した各機能ブロックは、ハードウェアの一部として実装されても、および/またはソフトウェアの一部として実装されてもよい。更に、図4に示したサーバ100の各機能ブロック110〜190の少なくとも一部は、ユーザ端末200が有するように構成してもよい。逆に、ユーザ端末200,300の各機能210〜260の少なくとも一部は、サーバ100が有するように構成してもよい。つまり、一実施形態による情報処理方法およびプログラムは、サーバ100およびユーザ端末200,300から任意に選択された装置が実行することができる。
以下に、一実施形態による情報処理方法、プログラム、および情報処理装置によって実現されるコミュニティ・サービス例の概要について説明する。ここでは、コミュニティ・サービスは、インスタント・メッセージング(IM)アプリケーションを通じた健康管理サービスを想定する。特に「ダイエットグループ」というコミュニティが存在しており、各ユーザにはIMアプリケーションによってトークルームが実装されている。当該トークルームの画像がユーザ端末200に表示される。
「ダイエットグループ」コミュニティでは、少なくとも1人の栄養士である指導者と2人以上の健康管理対象者との間、および/または健康管理対象者同士でメッセージングがトークルームを介して実施される。ここでは、指導者がコミュニティを管理する管理者ユーザとなり、また、複数の健康管理対象者がコミュニティ・サービスを利用する一般ユーザとなることを想定する。
図5は、IMアプリケーションをダウンロードしてアカウント登録し、また、「ダイエットグループ」コミュニティに参加している複数のユーザのアカウント関連付けに関する例示の概念図である。また、図6は、「ダイエットグループ」コミュニティに参加している実際のユーザと仮想ユーザとの関係、および当該関係に基づいて生成されるトークルームに関する例示の概念図である。図5の関連付け、並びに図6の関係およびトークルームは、ユーザおよびトークルーム管理部132によって管理される。
図5に示すように、「ダイエットグループ」コミュニティには、ユーザA〜ユーザDが所属している。ユーザAは管理者ユーザたる指導者であり、ユーザB〜ユーザDは一般ユーザたる健康管理対象者である。各ユーザの間には、仮想ユーザ部140により実装され、アイコン表示された仮想ユーザが介在している。仮想ユーザは、ユーザA〜Dの間のコミュニケーションを仲介することにより、各ユーザのコミュニケーションを支援するように自律的に動作する。具体的には、仮想ユーザの自律的な仲介動作により、管理者ユーザAと一般ユーザB〜Dとの間の積極的なコミュニケーションが促され、更には、一般ユーザB〜D同士の積極的なコミュニケーションも促される。これにより、コミュニティの効果的な活性化を可能にする。なお、「ダイエットグループ」コミュニティにおいて、所属するユーザは、少なくとも1人の管理者ユーザおよび複数の一般ユーザがいればよく、ユーザA〜Dの4人に限定されないことはいうまでもない。
図6に示すように、仮想ユーザ部140により実装され、アイコン表示された仮想ユーザは、ユーザA〜Dごとに仮想ユーザva〜vdを構成する。つまり、仮想ユーザva〜vdが、ユーザA〜Dをそれぞれ支援することになる。その結果、例えば、ユーザAのトークルームでは、図示されるように、ユーザA〜Dおよび仮想ユーザvaのメッセージングを管理することになる。同様に、ユーザBのトークルームではユーザA〜Dおよび仮想ユーザvb、ユーザCのトークルームでは、ユーザA〜Dおよび仮想ユーザvc、ユーザDのトークルームではユーザA〜Dおよび仮想ユーザvdの各メッセージングを管理することになる。
上述したように、一実施形態では、コミュニティ・サービスは、インスタント・メッセージング(IM)アプリケーションによりトークルームとして実装された健康管理サービスを想定している。メッセージングとは、メッセージおよびスタンプ画像を含んだコンテンツの送受信のことである。コンテンツには、テキスト情報、画像情報に加え、webページの全部または一部、音声ファイル、および動画ファイル等も含むことができる。ユーザA〜Dが有する各端末には、「ダイエットグループ」とコミュニティ名が称されたトークルームが表示される。なお、トークルームは、例えば「夏痩せダイエット」「冬太り解消」のような「ダイエットグループ」コミュニティから派生したサブ・コミュニティを更に構成してもよい。
なお、実施形態は、コミュニティの内容やコンテンツの種類に限定されないことはいうまでもない。また、IMアプリケーションに限定されず、SNSまたはブログ等、複数のユーザのアカウント間をリンクさせて、アカウント間でコンテンツの授受ができる任意のアプリケーションを採用可能である。すなわち、実施形態は、インターネット上の仮想空間内のコミュニティにおけるユーザ間コミュニケーションに広く適用可能である。
これより図7〜図12を参照して、一実施形態による情報処理方法について説明する。図7〜図9は、一実施形態による情報処理方法において実施される例示のフロー図である。このうち、図7は処理フローの全体を示し、特にイベント発生処理については図8および図9の処理フローにおいて詳細を示す。また、図10〜図12は、一実施形態による情報処理方法において実装され、ユーザ端末に表示される例示の画面イメージである。
I.全体処理フロー
図7は、一実施形態による情報処理方法の全体処理フローである。図示されるように、全体処理フローは、サーバ100(特に、仮想ユーザ部140で実装される仮想ユーザ)と、管理者ユーザAのユーザ端末300と、一般ユーザBのユーザ端末200と、一般ユーザCのユーザ端末200と、の間の相互作用によって実施されるものである。
最初に、サーバ100にイベントを発生させるために、管理者ユーザAと一般ユーザBに関連付けられたアクションが実行される(S10)。これに応じて、サーバ10の受付部138がアクションを受け付ける。アクションの受付に応じて、イベント発生部141において仮想ユーザvbは、管理者ユーザAと一般ユーザBに関連付けられるイベントを発生させる(S20)。イベントの発生は、図8以降で後述するように、例えば、一般ユーザによるミッションの達成をトリガとするか、或いは、一般ユーザからの質問に対する管理者ユーザの回答による質疑応答の成立をトリガとするのがよい。また、イベントの発生は、判定部143によって判定される。
イベントの発生後、催促コンテンツ生成部145において仮想ユーザvcは、一般ユーザCに対し、一般ユーザBとのコミュニケーションを促す催促コンテンツを生成する。併せて、催促コンテンツ供給部147において仮想ユーザvcは、生成した催促コンテンツを一般ユーザCのトークルームに供給する(S30)。S20およびS30の動作は、一般ユーザBの仮想ユーザvbおよび一般ユーザCの仮想ユーザvcが協働して実行ことになる。
一般ユーザCは、通信部210を通じて、トークルームにおいて仮想ユーザvcから供給された催促コンテンツを受け取る(S40)。受け取った催促コンテンツに応じて、一般ユーザCは、入力編集部240において、一般ユーザBに宛てたリアクション・コンテンツを生成し、通信部210を通じてサーバ100に送信する(S50)。この時点で、一般ユーザCのトークルームには、一般ユーザCが投稿したリアクション・コンテンツが反映される。
コンテンツ供給部134は、一般ユーザCから受け取ったリアクション・コンテンツを一般ユーザBのトークルームにのみ供給する(S60)。これと同時に、仮想ユーザ部140において一般ユーザBの仮想ユーザvbは、コンテンツの内容を検閲するように機能してもよい。つまり、仮想ユーザは、リアクション・コンテンツを解析し、不適切な内容でないかをチェックしてもよい。チェックは、自然言語処理や画像解析処理を通じて、その内容が誹謗中傷に該当しないこと、公序良俗に反するものでないこと等を、予め記憶部190に格納した情報と照合することにより実施するのがよい。そして、一般ユーザBは、通信部210を通じて、トークルームにおいて一般ユーザCから供給されたリアクション・コンテンツを受け取る(S70)。
S60でリアクション・コンテンツを一般ユーザBのトークルームに供給したのに引き続き、催促コンテンツ生成部145において仮想ユーザvbは、一般ユーザBに対して一般ユーザCとのコミュニケーションを促す催促コンテンツを生成する。そして、催促コンテンツ供給部147において仮想ユーザvbは、催促コンテンツを一般ユーザBのトークルームに供給する(S80)。その結果、一般ユーザBは、通信部210を通じて、トークルームにおいて仮想ユーザvbから供給された催促コンテンツを受け取る(S90)。その後、催促コンテンツを受け取った一般ユーザBは、今度は、催促コンテンツに応じて、仮想ユーザvcの仲介により一般ユーザCのトークルームに応答コンテンツを供給することができる(不図示)。
このようにして、一般ユーザBと一般ユーザCの間のコミュニケーション(メッセージング)が実施される。メッセージングは、常に、仮想ユーザvb,vcによる仲介を受けて実施される。つまり、特にS30およびS80のようにして仮想ユーザvb,vcによってメッセージングがサポートされる。このため、一般ユーザは不要なパーソナル情報を開示することなくコミュニケーションを実施することができる。加えて、コンテンツとして不適切なものは仮想ユーザが検閲の上、削除してトークルームに供給しないようにすることができる。このため、コミュニティが荒れ、および/または特定の者が叩かれるといった事態を回避することができる。つまり、健全なコミュニティを自律的に維持することができる。
II.イベント発生処理フロー
図7のS10およびS20に関連し、イベント発生部141によるイベントの発生について説明する。イベントの発生は、(i)一般ユーザによるミッションの達成、または(ii)一般ユーザからの質問に対する管理者ユーザの回答をトリガにすることができる。図8は、管理者ユーザAが登録したミッションに対し、一般ユーザBがミッションを達成したことをトリガとしてイベントを発生させる処理フローを示す。図9は、一般ユーザBから管理者ユーザAに送信した質問コンテンツに対し、管理者ユーザAが回答コンテンツの送信によって質問コンテンツに回答したことをトリガとして、イベントを発生させる処理フローを示す。図8および図9では、簡単のため、一般ユーザは一般ユーザBの1人のみを示している。
図8のイベント発生の例では、最初に、管理者ユーザAは、ユーザ端末の登録部250を用いて、コミュニティに関連付けられるミッションを登録する(S110)。ミッションとは、コミュニティに所属する一般ユーザの全部または一部に課されるタスクのことである。ミッションを関連付けられたユーザは、ミッションを達成するためにアクションを実行することになる。
「ダイエットグループ」コミュニティにおけるミッションの例は、「1ヶ月で体重を3キロ減らす」、「1週間で合計5万歩以上歩く」、「スクワット10回を1日2セット行う」、「1日の摂取カロリーが1500kcal以下とする」等である。管理者ユーザAは、登録部250が提供するミッション設定画面にて、ミッションに関する各種情報を登録可能である。例えば、ミッション開始および終了年月日、期間(1ヶ月/1日等)、パラメータ(体重/歩数/スクワット回数/カロリー等)、達成に要する値(3キロ/5万歩/2回/1500kcal等)、インセンティブ(500ポイント/10ポイント等)等が設定可能である。これ以外にも、ミッションの内容説明として、管理者ユーザが作成した動画コンテンツ(スクワットのやり方の説明動画等)が含まれてもよい。ミッションは、サーバ100のミッション登録部136によって受け付けられ、ミッション情報198として格納される(S120)。
登録されたミッションに対し、その期間中、一般ユーザBは関連のアクションを実施する(S130)。それに応じて、サーバ100の受付部138は、一般ユーザBによるアクションの実施を都度受け付ける(S140)。アクションの実施の情報はサーバ100の受付部138によってアクション履歴情報として格納される。アクションの実施の情報は、ユーザ端末の登録部250によって登録される。具体的には、入力編集部240でユーザが直接入力してもよい。ユーザ端末200が備える加速度センサ等のセンサ部から検知してもよい。或いは、ユーザ端末200と連携可能なウェアラブル・デバイスや予め設定してあるデバイスから取得してもよい。
上記の例においてミッションが「1ヶ月で体重を3キロ減らす」であれば、一般ユーザBは、体重を毎日測定して数値を入力編集部240から入力する。或いは、予め設定してある一般ユーザB保有の体重計から計測の都度、ネットワークを通じてサーバ100と直接通信してもよい。同様に、ミッションが「1週間で合計5万歩以上歩く」であれば、ユーザ端末200の検知部26(特に、加速度センサ)が検知する1日の歩数をサーバ100と定期的に通信してもよい。ミッションが「スクワット10回を1日2セット」であれば、管理者ユーザAが指定したスクワット動画の内容に沿って一般ユーザBが実際にエクササイズしたトライ回数をカウントし、サーバ100と同期するのがよい。なお、スクワット動画にはトライ回数を関連付けて登録できる機能を有するように構成されるのがよい。ミッションが「1日の摂取カロリーが1500kcal以下」であれば、毎日の食事の画像を撮像部24で撮影してサーバ100と通信してもよい。
アクションの受付に応じて、判定部143において仮想ユーザvbがミッションの達成を判定する(S150)。そして、ミッションの達成が判定されると、イベント発生部141において仮想ユーザvbがイベントを発生させる(S160/図7のS20)。
上記の例においてミッションが「1ヶ月で体重を3キロ減らす」であれば、一般ユーザBの1ヶ月の体重が3キロ以上減った場合にミッションが達成したものと判定される。同様に、ミッションが「1週間で合計5万歩以上歩く」であれば、ユーザ端末200で計測される1週間の歩数の合計が5万歩を超えている場合にミッションが達成したものと判定される。ミッションが「スクワット10回を1日2セット」であれば、管理者ユーザAが指定したスクワット動画に関連付けられた一般ユーザBの1日のトライ回数が2回を超えた場合にミッションが達成したものと判定される。ミッションが「1日の摂取カロリーが1500kcal以下」であれば、一般ユーザBの1日の食事の画像を解析して摂取カロリーを計算し、その合計が1500kcal以下であればミッションが達成したものと判定される。
一般ユーザBのミッションの達成によるイベントの発生に応じて、サーバのコンテンツ供給部134は一般ユーザBのミッションの達成を管理者ユーザAおよび一般ユーザBの各トークルームに供給する(S170)。管理者ユーザAおよび一般ユーザBの各トークルームの画面には、一般ユーザBのミッションの達成を示すコンテンツが表示される(S180およびS190)。同時に、仮想ユーザvcは、催促コンテンツを一般ユーザBのミッションの達成を示す上記コンテンツに関連付けて、他の一般ユーザCのトークルームにも供給する(図7:S30)。
図9のイベント発生例では、最初に、一般ユーザBのユーザ端末の入力編集部240によって、一般ユーザBから管理者ユーザAへの質問コンテンツが生成され、サーバ100に送信される(S210)。この時点で、質問コンテンツは一般ユーザBのトークルームに反映される。サーバ100では、コンテンツ供給部134(質問コンテンツ供給部)によって、質問コンテンツが管理者ユーザAのトークルームに供給される(S220)。同時に、仮想ユーザ部140は、質問コンテンツの内容が不適切なものでないかについて検閲するように機能してもよい。
管理者ユーザAは、自らのトークルームにおいて一般ユーザBからの質問コンテンツを受け取る(S230)。そして、質問コンテンツの受取に応じて、管理者ユーザAのユーザ端末の入力編集部240によって、管理者ユーザAは、管理者ユーザBに宛てた回答コンテンツを生成し、サーバ100に送信する(S240)。この時点で、回答コンテンツは、管理者ユーザAのトークルームに反映される。サーバ100では、コンテンツ供給部134(回答コンテンツ供給部)によって、回答コンテンツが一般ユーザBのトークルームに供給される(S250)。同時に、仮想ユーザ部140は、回答コンテンツの内容が不適切なものでないかについて検閲するように機能してもよい。
一般ユーザBは、自らのトークルームにおいて管理者ユーザAからの回答コンテンツを受け取る(S260)。他方で、サーバ100側では、判定部143において仮想ユーザvaは、一般ユーザBと管理者Aの間で質問・回答のやりとり(即ち、質疑応答)が成立したことを判定する(S270)。そして、質疑応答の成立を判定した場合に、イベント発生部141において仮想ユーザvaはイベントを発生させる(S280)。同時に、仮想ユーザは、催促コンテンツを、上記質問コンテンツおよび上記回答コンテンツに関連付けて他の一般ユーザCのトークルームにも供給する(図7:S30)。
III.トークルーム画面例
図10〜図12を参照して、一実施形態による情報処理方法によって実装される、ユーザ端末に表示されるトークルームの画面例について説明する。図10および図11は、図7に示した全体処理フローおよび図8に示したイベント発生処理フローに関連し、「ダイエットグループ」コミュニティにおいて一般ユーザBおよび一般ユーザCの各ユーザ端末に表示されるトークルームのメッセージング例を示す。図12は、図7に示した全体処理フローおよび図9に示したイベント発生処理フローに関連し、同じく「ダイエットグループ」コミュニティにおいて一般ユーザCのユーザ端末に表示されるトークルームのメッセージング例を示す。
より具体的には、図10は、一般ユーザCである「佐藤ひとみ」のトークルーム例を、図11は、一般ユーザBである「Alex」のトークルーム例を示す。また、図12は、一般ユーザCを「Alex」として、そのトークルーム例を示す(この例では、一般ユーザBが「佐藤ひとみ」である。)。図10〜図12に共通して、管理者ユーザAは「小出」である。図10〜図12に示すように、一般ユーザのユーザ端末200のトークルームの画面において、左側の列は仮想ユーザ「FiNCちゃん」または管理者ユーザA「小出」によって供給されたコンテンツが時系列順に表示される。また、右側の列は一般ユーザAまたはB自らが供給したコンテンツが時系列順に表示される。なお、トークルームの表示態様は、上記の例に限定されない。仮想ユーザ「FiNCちゃん」によって供給されたコンテンツは、トークルームにおいて、右側の列に表示されてもよい。
図10および図11のトークルームの画面例では、管理者ユーザA「小出」によりミッションが予め登録されている(図8:S110,S120)。ミッションに対して、一般ユーザB「Alex」がアクションを実行した結果(図8:S130,S140/図7:S10)、ミッションが達成され(図8:S150)、イベントが発生している(図8:S160/図7:S20)。
図10の画面例では、仮想ユーザ「FiNCちゃん」によって、一般ユーザC「佐藤ひとみ」に対して「Alexさんがミッション達成したよ。応援してみない!」という催促コンテンツC11aが生成され、トークルームに供給される(図7:S30,S40)。これに併せて、リアクションの選択肢である、「いいね」を示す拍手アイコンC11b、「メッセージを送る」C11c、および「スタンプを送る」C11dも催促コンテンツC11の一部としてトークルームに表示される。
一般ユーザC「佐藤ひとみ」は、仮想ユーザから提供されたリアクションの選択肢C11b〜dの中から「スタンプを送る」C21を選択している。そして、リアクション・コンテンツとして、「おつかれさま」が画像と共に表示された「おつかれさま」スタンプC22を選択して送信している(図7:S50)。これに応じて、仮想ユーザ「FiNCちゃん」は、スタンプC22を、一般ユーザB「Alex」のトークルームにも供給している(図7:S60,S70)。その結果、一般ユーザC「佐藤ひとみ」のトークルームには、仮想ユーザ「FiNCちゃん」によって生成された「Alexさんにスタンプを送りました」のコンテンツC12が供給され、画面に表示される。
この後に、一般ユーザC「佐藤ひとみ」が「ダイエットグループ」のトークルームにおいて更なる行動をするときは、画面の下部に表示された「質問をする」OP1、「ミッションを確認」OP2、「ランキングを確認」OP3等の選択肢を選択することになる。例えば、「質問をする」OP1を選択すると、管理者ユーザAに質問をすることができると共に、管理者ユーザAから具体的な回答(アドバイス)を受けることができる。「ミッションを確認」OP2を選択すると、管理者ユーザAが登録した、一般ユーザC「佐藤ひとみ」に関連付けられたミッションの具体的な内容を確認することができる。「ランキングを確認」OP3を選択すると、ミッションに対する達成具合を、「ダイエットグループ」コミュニティ内のランキング形式で確認することができる。
図10が一般ユーザC「佐藤ひとみ」のトークルームの画面例を示すのに対し、図11は一般ユーザB「Alex」のトークルームの画面例を示す。上述のとおり、図10の画面例では、一般ユーザB「Alex」によるミッションの達成に対して、リアクション・コンテンツとして、一般ユーザC「佐藤ひとみ」はスタンプC22を送信している。他方、図11の画面例では、一般ユーザC「佐藤ひとみ」は、リアクション・コンテンツとして、テキストによるメッセージC31bを送信しているものとする。
図11の画面例では、一般ユーザC「佐藤ひとみ」から一般ユーザB「Alex」宛てのメッセージを受信したことを、仮想ユーザ「FiNCちゃん」が通知し(図7:S60)、そのコンテンツC31が画面に表示される(図7:S70)。コンテンツC31は、「佐藤さんからあなたのミッション達成についてメッセージが届いています」という仮想ユーザ「FiNCちゃん」のメッセージC31aと、「すごい!私も頑張らないと!今日歩いて帰ろう!」という一般ユーザC「佐藤ひとみ」のリアクション・コンテンツC31bと、を含む。このように、図11の画面例では、一般ユーザC「佐藤ひとみ」によるリアクション・コンテンツが、仮想ユーザ「FiNCちゃん」によるメッセージングに関連付けられて画面の左列に表示される。つまり、一般ユーザC「佐藤ひとみ」からのメッセージであっても、仮想ユーザ「FiNCちゃん」による仲介という形態をとることになる。つまり、一般ユーザB,Cが現実の知り合いではないような場合でも、仮想ユーザによりコミュニケーションを仲介してもらうことができることにより、手軽にコミュニケーションをすることができる。これにより、コミュニティが活性化される。
次いで、仮想ユーザ「FiNCちゃん」は「佐藤さんにお礼のスタンプやメッセージを送りますか?」という催促コンテンツ(メッセージ)を生成し、トークルームに供給する(図7:S80)。当該メッセージと共に、C11と同様、リアクションの選択肢である、「いいね」を示す拍手アイコン、「メッセージを送る」および「スタンプを送る」がトークルームに供給される。その結果、一般ユーザB「Alex」の「ダイエットグループ」のトークルームには、催促コンテンツC32が表示される(図7:S90)。一般ユーザB「Alex」は、仮想ユーザ「FiNCちゃん」からの催促コンテンツC32に応じることにより、更に、仮想ユーザを介した一般ユーザC「佐藤ひとみ」とのコミュニケーションが実施され、コミュニティが活性化される。
上記の図10および図11のトークルームの画面例が図8に示したミッション達成に伴うイベント発生処理フローに関する一方、図12のトークルームの画面例は、図9に示したイベント発生処理フローに関する。
図12の画面例に関し、一般ユーザB「佐藤ひとみ」は、管理者ユーザA「小出」への「肩こりに効くストレッチってあります?」という質問コンテンツC41qが生成され、サーバに送信する(図9:S210)。サーバを介して、質問コンテンツC41qを受け取った管理者ユーザA「小出」は、「肩こりだったら、このストレッチが良く効きますよ」との回答コンテンツC41aを生成し、サーバに送信する(図9:S240)。また、回答コンテンツC41aには、「お疲れボディの新必需品?ゴルフボールで肩こりケア」と題されたWebページや動画へのリンク情報C41lも含まれる。これらの結果、一般ユーザC「佐藤ひとみ」と管理者ユーザA「小出」の間で質疑応答が成立しており(図7:S270)、イベントが発生される(図9:S290/図7:S20)。
図12の画面例のように、一般ユーザC「Alex」のトークルーム画面には、これら一連の質疑応答のコンテンツC41が、質問コンテンツC41qおよび回答コンテンツC41a(リンク情報C41lも含む。)を含んで表示される。すなわち、一般ユーザC「佐藤ひとみ」によるメッセージングが、管理者ユーザA「小出」によるメッセージングに関連付けられてトークルームの左列に表示される。これにより、一般ユーザC「Alex」は、一般ユーザB「佐藤ひとみ」と管理者ユーザA「小出」の間の質疑応答を確認することができる。
次いで、仮想ユーザ「FiNCちゃん」は、「小出さんに返信をする?」という催促コンテンツC43を生成し、一般ユーザB「Alex」のトークルームに供給する(図7:S30,S40)。また、リアクションの選択肢である、「いいね」を示す拍手アイコン等も、C11,C31と同様に、催促コンテンツC43の一部としてトークルームに表示される(図7:S40)。
本開示の実施形態により、仮想空間内のコミュニティ・サービスにおける仮想ユーザの自律的な仲介を通じて、コミュニティの活性化を図ることができる。特に、管理者ユーザと一般ユーザの間、および一般ユーザ同士の関係性の維持および向上を支援することにより、効果的に、コミュニティに所属するメンバの数を増やし、且つユーザのアクティブ率を向上させることができる。また、上記仮想ユーザによる仲介を通じて、コミュニティ・サービスの効果的な運営を管理者ユーザに提供することにより、管理者ユーザによるコミュニティの維持管理の負担を軽減することができる。更に、仮想ユーザによる仲介により、躊躇なく一般ユーザにコミュニティ・サービスを利用させると共に、コミュニティが荒れたり、特定の一般ユーザが叩かれたりするような事態を未然に防ぐことができる。加えて、一般ユーザの不要なプライベート・データの開示を防ぐことができる。
上述した実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。

Claims (11)

  1. 情報処理方法であって、
    前記コミュニティには、管理者ユーザおよび複数の一般ユーザを含むユーザと、前記ユーザを支援する仮想ユーザと、が関連付けられており、コンピュータによる、
    前記管理者ユーザと第1の前記一般ユーザに関連付けられるイベントを発生させるステップと、
    前記イベントの発生に応じて、前記仮想ユーザが、第2の前記一般ユーザに、前記第1の一般ユーザとのコミュニケーションを促す催促コンテンツを生成して、前記コミュニティにおいて前記第2の一般ユーザに供給するステップと、
    を含む、方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、更に、
    前記催促コンテンツの供給に応じて前記第2の一般ユーザにより作成されたリアクション・コンテンツを、前記コミュニティにおいて前記第1の一般ユーザに供給するステップを含む、方法。
  3. 請求項1または2記載の方法であって、更に、
    前記コミュニティに関連付けられる、前記管理者ユーザによるミッションの登録を受けるステップと、
    前記第1の一般ユーザによる前記ミッションへのアクションを受け付けるステップと、
    前記アクションの受け付けに応じて、前記ミッションの達成を判定するステップと、
    を含み、前記ミッションの達成に応じて、前記イベントが発生される、方法。
  4. 請求項1から3の何れか一項記載の方法であって、更に、
    前記第1の一般ユーザにより作成された質問コンテンツを、前記コミュニティにおいて前記管理者ユーザに供給するステップと、
    前記質問コンテンツの供給に応じて前記管理者ユーザによって作成された回答コンテンツを、前記コミュニティにおいて前記第1の一般ユーザに供給するステップと、
    を含み、前記質問コンテンツおよび前記回答コンテンツによる質疑応答の成立に応じて、前記イベントが発生される、方法。
  5. 請求項1から4の何れか一項記載の方法において、前記仮想空間のコミュニティが、インスタント・メッセージング・アプリケーションによってトークルームとして実装され、
    前記第2の一般ユーザの端末に表示される前記トークルームの画面において、前記第2の一般ユーザによるメッセージングが第1列に、前記管理者ユーザおよび前記仮想ユーザによるメッセージングが第2列に、時系列順に表示される、方法。
  6. 請求項5記載の方法において、
    前記第2の一般ユーザの端末に表示される前記トークルームの画面において、更に、前記第1の一般ユーザによるメッセージングが、前記仮想ユーザまたは前記管理者ユーザによるメッセージングに関連付けられて前記第2列に表示される、方法。
  7. 請求項1から8の何れか一項記載の方法を前記コンピュータに実行させる、プログラム。
  8. 情報処理装置であって、
    前記コミュニティにおいて、管理者ユーザおよび複数の一般ユーザを含むユーザと、前記ユーザを支援する仮想ユーザと、を関連付ける管理部と、
    前記管理者ユーザと第1の前記一般ユーザに関連付けられるイベントを発生させるイベント発生部と、
    前記イベントの発生に応じて、前記仮想ユーザが、第2の前記一般ユーザに、前記第1の一般ユーザとのコミュニケーションを促す催促コンテンツを生成して、前記コミュニティにおいて前記第2の一般ユーザに供給する催促コンテンツ供給部と、
    を備える、情報処理装置。
  9. 請求項8記載の情報処理装置であって、更に、
    前記催促コンテンツの供給に応じて前記第2の一般ユーザにより作成されたリアクション・コンテンツを、前記コミュニティにおいて前記第1の一般ユーザに供給するリアクション・コンテンツ供給部を備える、情報処理装置。
  10. 請求項8または9記載の情報処理装置であって、更に、
    前記コミュニティに関連付けられる、前記管理者ユーザによるミッションの登録を受けるミッション登録部と、
    前記第1の一般ユーザによる前記ミッションへのアクションを受け付ける受付部と、
    前記アクションの受け付けに応じて、前記ミッションの達成を判定する判定部と、
    を含み、前記ミッションの達成に応じて、前記イベント発生部において前記イベントが発生される、情報処理装置。
  11. 請求項8から10の何れか一項記載の情報処理装置であって、更に、
    前記第1の一般ユーザにより作成された質問コンテンツを、前記コミュニティにおいて前記管理者ユーザに供給する質問コンテンツ供給部と、
    前記質問コンテンツの供給に応じて前記管理者ユーザによって作成された回答コンテンツを、前記コミュニティにおいて前記第1の一般ユーザに供給する回答コンテンツ供給部と、
    を含み、前記質問コンテンツ供給部と前記回答コンテンツ供給部による質疑応答の成立に応じて、前記イベント発生部において前記イベントが発生される、情報処理装置。
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