JP2020098297A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の加熱領域を選択的に加熱するヒータにおいて、個々の加熱領域の幅の大きさの違いによらず、昇温時におけるヒータの破損を抑制することができる技術を提供する。【解決手段】記録材に画像を形成する画像形成部と、基板と、基板に設けられた複数の発熱抵抗体と、を有するヒータを有し、ヒータの熱によって記録材に形成された画像を加熱する像加熱部と、複数の発熱抵抗体に供給する電力を個々に制御することで、複数の発熱抵抗体により加熱される複数の加熱領域の温度を個々に制御する制御部と、を備える画像形成装置において、複数の発熱抵抗体は、第一の抵抗温度係数を有する第一の発熱抵抗体と、第一の抵抗温度係数よりも小さい第二の抵抗温度係数を有し、複数の加熱領域のうち第一の発熱抵抗体が加熱する第一の加熱領域よりも基板の長手方向における幅が狭い第二の加熱領域を加熱する第二の発熱抵抗体と、を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、被加熱材の像加熱装置を画像定着手段として具備した画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式、静電記録方式等を用いる画像形成装置に具備される像加熱装置として、定着フィルムと、定着フィルムの内面に接触する平板状のヒータと、定着フィルムを介してヒータと共にニップ部を形成するローラと、を有する装置がある。特許文献1に記載される平板状のヒータは、長手方向に分割された発熱ブロック群を有し、ヒータの長手方向に複数並んで形成される発熱領域を選択的に加熱できるように構成されている。また、その発熱ブロックを構成する発熱体(発熱抵抗体)は、特許文献1や特許文献2のように抵抗値の温度依存特性を有し、発熱体の温度によって、抵抗値が変化する特徴も備えている。そして、各発熱ブロックに対して個別の電力供給回路を備え、それぞれ独立に温度制御が可能である。
特開2015−194713号公報 特開平06−019347号公報
しかしながら、特許文献1のように分割された複数の発熱ブロックは、それぞれに電力供給回路を備えるため、そのうちの1つの電力供給回路が故障したときに、発熱ブロック群のうちの1つの発熱ブロックだけが加熱され続けてしまうことが想定される。この想定時に、長手方向の幅の狭い発熱ブロックは、幅の広い発熱ブロックより熱応力が高くなる課題があった。
本発明の目的は、複数の加熱領域を選択的に加熱するヒータにおいて、個々の加熱領域の幅の大きさの違いによらず、昇温時におけるヒータの破損を抑制することができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
記録材に画像を形成する画像形成部と、
基板と、前記基板に設けられた複数の発熱抵抗体と、を有するヒータを有し、前記ヒータの熱によって前記記録材に形成された前記画像を加熱する像加熱部と、
前記複数の発熱抵抗体に供給する電力を個々に制御することで、前記複数の発熱抵抗体により加熱される複数の加熱領域の温度を個々に制御する制御部と、
を備える画像形成装置において、
前記複数の発熱抵抗体は、第一の抵抗温度係数を有する第一の発熱抵抗体と、前記第一の抵抗温度係数よりも小さい第二の抵抗温度係数を有し、前記複数の加熱領域のうち前記第一の発熱抵抗体が加熱する第一の加熱領域よりも前記基板の長手方向における幅が狭い第二の加熱領域を加熱する第二の発熱抵抗体と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、複数の加熱領域を選択的に加熱するヒータにおいて、個々の加熱領域
の幅の大きさの違いによらず、昇温時におけるヒータの破損を抑制することができる。
画像形成装置の断面図 像加熱装置の断面図 実施例1におけるヒータ構成図 実施例1における回路接続概略図 実施例1に発熱体の温度特性と抵抗温度係数の分布の説明図 実施例1における本発明を実施しなかった場合の説明図 実施例1における本発明の効果の説明図 実施例2におけるヒータ構成図 実施例2における回路接続概略図 実施例2に発熱体の温度特性と抵抗温度係数の分布の説明図 実施例2における本発明を実施しなかった場合の説明図 実施例2における本発明の効果の説明図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例の画像形成装置の概略断面図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を利用して記録材上に画像を形成するレーザプリンタである。なお、本発明が適用可能な画像形成装置としては、電子写真方式や静電記録方式を利用した複写機、プリンタなどが挙げられ、ここではレーザプリンタに適用した場合について説明する。また、本発明が適用可能な像加熱装置は、上述した画像形成装置に搭載する定着器、あるいは、記録材に定着されたトナー画像を再度加熱することによりトナー画像の光沢度を向上させる光沢付与装置等が挙げられる。
なお、特に断りのない限り、以下の説明における「長手方向」は、ヒータ(基板)の長手方向及び記録材の搬送方向と直交する方向(斜行していない記録材の幅方向、縦搬送された斜行していない記録材の短辺方向)と同じ方向である。また、「短手方向」とは、上記「長手方向」と直交する方向であり、記録材の搬送方向に沿った方向(斜行していない記録材の長さ方向、縦搬送された斜行していない記録材の長辺方向)と同じ方向である。
プリント信号が発生すると、画像情報に応じて変調されたレーザ光をスキャナユニット21が出射し、帯電ローラ16によって所定の極性に帯電された電子写真感光体(以下、感光体)19を走査する。これにより像担持体としての感光体19には静電潜像が形成される。この静電潜像に対して現像ローラ17からトナーが供給され、感光体19上に画像情報に応じたトナー画像(現像剤像)が形成される。一方、給紙カセット11に積載された記録紙(記録材)Pはピックアップローラ12によって一枚ずつ給紙され、搬送ローラ対13によってレジストローラ対14に向けて搬送される。さらに、記録紙Pは、感光体19上のトナー画像が感光体19と転写部材としての転写ローラ20で形成される転写位置に到達するタイミングに合わせて、レジストローラ対14から転写位置へ搬送される。記録紙Pが転写位置を通過する過程で感光体19上のトナー画像は記録紙Pに転写される。その後、記録紙Pは定着部(像加熱部)としての定着装置(像加熱装置)200で加熱されてトナー画像が記録紙Pに加熱定着される。定着済みのトナー画像を担持する記録紙Pは、搬送ローラ対26、27によって画像形成装置100上部の排紙トレイに排出され
る。なお、感光体19は、クリーナ18によって清掃される。また、本実施例に係る画像形成装置100は、記録紙Pのサイズに応じて幅調整可能な一対の記録紙規制板を有する給紙トレイ(手差しトレイ)28を備える。給紙トレイ28は、定型サイズ以外のサイズの記録紙Pにも対応するために設けられており、ピックアップローラ対29により給紙される。モータ30は、定着装置200等を駆動するための動力源である。定着装置200に対して、商用の交流電源401に接続された制御回路(制御部)400から電力供給される。
上述した、感光体19、帯電ローラ16、スキャナユニット21、現像ローラ17、転写ローラ20が、記録紙Pに未定着画像を形成する画像形成部を構成している。また、本実施例では、感光体19、帯電ローラ16、現像ローラ17、クリーナ18などが、プロセスカートリッジ15として、画像形成装置100の装置本体に対して一体的に着脱可能に構成されている。
図2は、本実施例における定着装置200の断面図である。定着装置200は、定着フィルム(以下、フィルム)202と、フィルム202の内面に接触するヒータ300と、フィルム202を介してヒータ300と共に定着ニップ部Nを形成する加圧ローラ(ニップ部形成部材)208と、を有する。フィルム202は、エンドレスベルトやエンドレスフィルムとも称される筒状に形成された耐熱フィルムであり、ベース層の材質は、ポリイミド等の耐熱樹脂、またはステンレス等の金属である。また、フィルム202の表層には耐熱ゴム等の弾性層を設けても良い。加圧ローラ208は、鉄やアルミニウム等の材質の芯金209と、シリコーンゴム等の材質の弾性層210を有する。ヒータ300は、耐熱樹脂製の保持部材201に保持されている。保持部材201は、フィルム202の回転を案内するガイド機能も有している。金属製のステー204は、保持部材201に不図示のバネの圧力を加える。加圧ローラ208は、モータ30(図1)から動力を受けて矢印方向に回転する。加圧ローラ208が回転することによって、フィルム202が従動して回転する。未定着トナー画像を担持する記録紙Pは、定着ニップ部Nで挟持搬送されつつ加熱されて定着処理される。
ヒータ300は、後述する発熱抵抗体を有する熱源であり、給電のための電極E3−4を有している。保持部材201は、電極E3−4の箇所に孔が設けられており、孔を介して、電気接点E3−4へ給電経路が接続する構成となっている。
図3を用いて、本実施例におけるヒータ300及び保持部材201の構成を説明する。図3(A)は、ヒータ300の短手方向(長手方向と直交する方向)の断面図であって、図3(B)に示す搬送基準位置X0付近の断面図である。図3(B)は、ヒータ300の各層毎の構成を示す平面図である。本実施例の画像形成装置100における記録材Pの搬送基準位置は中央基準となっており、記録材Pはその搬送方向に直交する方向(即ち幅方向)における中心線が搬送基準位置X0を沿うように搬送される。
図3(A)に示すように、ヒータ300は、裏面層1において、基板305上に導電体301a、301bと導電体303−4を有する。導電体301aは、記録材Pの搬送方向の上流側に配置され、導電体301bは下流側に配置されている。さらに、ヒータ300は、供給される電力により発熱する発熱抵抗体である発熱体302(302a−1〜302a−7、302b−1〜302b−7)が、基板上において導電体301a、301bと導電体303−4の間に設けられている。この発熱体302は、記録材Pの搬送方向の上流側に配置された発熱体302a−4(302a−1〜302a−7)と、下流側に配置された発熱体302b−4(302b−1〜302b−7)に分離されている。また、給電用に電極E3−4(E3−1〜E3−7、E3−8、E3−9)が設けられている。そして、裏面層2には、絶縁性の保護ガラス308が、裏面層1における電極E3−4
(E3−1〜E3−7、E3−8、E3−9)を除いた領域を覆っている。
また、ヒータ300の摺動面(定着フィルムと接触する側の面)側の摺動面層1には、温度検知手段として、基板305上に印刷されたサーミスタT3−4(T3−1〜T3−7)が存在する。このサーミスタは負の抵抗温度特性を持ち、温度に依存して抵抗値が変化する。その上に摺動面層2として、ガラス309が覆われている。
図3(B)に示すように、ヒータ300裏面層1には、導電体301と導電体303と発熱体302、電極E3の組からなる発熱ブロック(発熱領域)が、ヒータ300(基板305)の長手方向に沿って7つ設けられている(HB1〜HB7)。以降の説明では、この7つの発熱ブロックHB1〜HB7との対応関係を表すため、各発熱ブロックを対応する部材には、例えば、発熱体302a−1〜302a−7のように、各符号の末尾に対応する発熱ブロックの番号を付して説明する。発熱体302b、導電体301a、301b、導電体303、電極E3についても同様である。
各発熱ブロック内の発熱体302は、所定の温度(例えば、常温)における長手方向における単位長さ当たりの抵抗率は同じであり、単位長さ当たりの発熱量が同じである。7つの発熱ブロックHB1〜HB7により長手方向に並んだ7つの加熱領域が個々に加熱される。発熱ブロックHB1〜HB7は、図示のとおり、HB4が最も長手方向に長い領域を持っており(長手方向の幅が最も広い加熱領域を加熱し)、HB1とHB7が最も短い領域となっている(長手方向の幅が最も狭い加熱領域を加熱する)。電極E3−8、E3−9は、ヒータ電極E3−1〜E3−7に対する電気的な異極が接続される電極であり、ヒータ300の両端に分けて2つの電極を設けている。
ヒータ300の裏面層2の表面保護層308は、ヒータ電極E3−1〜E3−9を露出させるように形成されている。
一方、基板305における裏面層1、2とは反対側の面である摺動面層1には、ヒータ300の発熱ブロック毎の温度を検知するための温度検知素子としてサーミスタT3−1〜T3−7が設置されており、各発熱ブロックの温調制御に使われる。サーミスタT3−1〜T3−7の一端は、サーミスタの抵抗値検出用の導電体ET3−1〜ET3−7にそれぞれ接続されると共に、他端は導電体EG9に共通接続される。
ヒータ300の摺動面層2には、摺動性のあるガラスのコーティングによる表面保護層309を有し、摺動面層1の各導電体に電気接点を設けるため、ヒータ300の両端部を除いて設けられている。
図4は、本実施例における制御回路400及び、電気的接続を説明するブロック図である。画像形成装置100には商用の交流電源401が接続される。交流電源401に接続された図示しないAC/DCコンバータによって、Vccが生成され、サーミスタT3−1〜T3−7の検知等に用いられる。ゼロクロス回路405は、交流電源の中間電位のタイミングをとるZEROX信号を生成してCPU403に入力される。また、サーミスタT3−1〜T3−7と、抵抗421〜427とそれぞれ分圧されて作られたサーミスタ信号Th3−1〜Th3−7もCPU403に入力される。そのサーミスタ信号Th3−1〜Th3−7とZEROX信号に基づいて、CPU403は駆動信号Drive1〜7を生成し、駆動部411〜417の制御を行う。この駆動部411〜417は、発熱ブロックHB1〜HB7に対して、それぞれ独立に駆動するために、個別に駆動回路が接続される。また、駆動部は、例えばトライアックなどの素子を用いて、電流経路のオンオフを行い、ヒータ300の発熱ブロック毎の発熱体302a、302bの温度を制御する。保護装置431〜437は、保護手段として、サーミスタ信号Th3−1〜Th3−7を基に
、異常な温度になっていないかを監視する。もし異常温度になった場合には、SAFE信号が動作し、継電器404を強制的に非導通状態にし、ヒータ300への給電を絶つ(発熱抵抗体への電力供給を停止状態する)仕組みになっている。
尚、本実施例では、発熱ブロックHB1〜HB7に対して、個別に駆動部が存在したが、1つの駆動部に対して、複数の発熱ブロックに接続して駆動する構成でも良い。例えば、搬送基準位置X0を堺に線対称に配置される発熱ブロックHB2と発熱ブロックHB6は、1つの駆動部に接続しても良い。
図5は、本実施例におけるヒータ300の発熱体(発熱抵抗体)302a、302bの抵抗温度特性を説明する図である。図5(A)は、温度と発熱体の長さ方向の単位長あたりの抵抗値を示した図であり、図5(B)に、本実施例のヒータ300の抵抗温度特性の分布を示している。本実施例における発熱体302a、302bは、正の抵抗温度特性を有するため、温度の上昇(常温TjからTm)に対して、発熱体の302a、302bの抵抗値は上昇する。この上昇(温度変化に対する抵抗値の変化の割合)を示す係数は、抵抗温度係数αであり、発熱体の材料特性で、その係数が決まっている。発熱体の材料としては、例えば、銀パラジウム(Ag/Pd)や酸化ルテニウム(RuO)等が代表的なものとして挙げられ、これらの配合を調整する等することにより、抵抗温度係数を制御することができる。
本実施例では、発熱ブロックHB1〜HB7の抵抗温度係数を、α1〜α7と定義したときに、発熱ブロックHB1及びHB7の抵抗温度係数α1、α7を、発熱ブロックHB2〜HB6の抵抗温度係数α2〜α6より高くなるように設定している。つまり、常温Tjでは、発熱ブロックHB2〜HB6と発熱ブロックHB1及びHB7の単位長当たりの抵抗値はRj同じであるのに対して、温度がTmに上昇した場合は、発熱ブロックごとに抵抗値が異なる値を示す。本実施例では、発熱ブロックHB2〜HB6の単位長当たりの抵抗値がR4mまで上昇し、発熱ブロックHB1及びHB7は抵抗値R1m(>R4m)まで上昇する。
このように、長手方向幅(加熱領域幅)が短い発熱ブロックの発熱抵抗体の抵抗温度係数を、長手方向幅が長い発熱ブロックの発熱抵抗体の抵抗温度係数よりも大きくする設定を、少なくとも1か所設ける。ここで、発熱ブロックHB1と発熱ブロックHB7は、同じ長さであるので、α1=α7に設定している。また、抵抗温度係数にはばらつきがあるため、本実施例では、ばらつきの上下限を考慮しても、必ずα4<α1、α7になるようにしている。
尚、本実施例では、発熱ブロックHB1と発熱ブロックHB7のみ抵抗温度係数を大きくしたが、発熱ブロックHB2、HB3、HB5、HB6についても、発熱ブロックHB4より短いため、長さに準じて抵抗温度係数を大きくしてもよい。
図6は、図5で説明した実施例の構成を採用しなかった場合、つまりは抵抗温度係数を発熱ブロックHB1〜HB7で同じ値に設定した場合の異常時の熱応力について説明する図である。図6(A)は、発熱ブロックHB4のみが、過昇温したときの熱応力分布を示し、図6(B)は、発熱ブロックHB7のみが過昇温したときの熱応力分布を示した図である。どちらも、CPU403や駆動部414、417の故障などで温度制御が行えなくなったことを想定し、同じ電圧を各発熱ブロックに印加し、所定時間後t1の熱応力分布である。また、図3におけるY1線に沿った熱応力分布である。尚、発熱ブロックHB1についての同様の説明は、発熱ブロックHB7と同じであるため省略する。
熱応力は、温度差が大きくなる部分で歪が生じるため、発熱ブロックの長手方向両端部
で応力が高くなる。この応力が、ヒータ300を構成する材料の破断限界を超えると、割れなどの破損に至る。したがって、図4の保護装置421〜427は、この破断限界を超えるよりも前に、温度を監視しながら、ヒータ300への通電をオフして保護をする。
発熱ブロックHB4のように、長手方向に長い発熱ブロックは、両端に生じる応力は離れている。一方、発熱ブロックHB7のように、狭い発熱ブロックは、両端に生じる応力が近くて重なるため、高い応力値を示す。要するに、図6(C)の時間−応力関係図に示すように、電力を投入してからある時刻t1で比較した時に、熱応力は、HB7の方が高いことを表している(応力F7>応力F4)。更には、応力Fbまで至ると、セラミックで構成されるヒータ300が破損するに至る。つまり、HB7は、HB4よりも、早く破損に至る(t2<t3)。図6(D)は、時間−発熱ブロック温度の関係図であり、破損する時刻t2、t3の時の、発熱ブロックの温度が、Ta、Tbであることを示している。T0は、画像形成装置100の正常動作時の温調温度であり、Thは、画像形成装置100が異常動作時になった時に保護するための保護装置421〜427の監視温度のしきい値である。すなわち、監視温度しきい値Thは、ヒータ300の破損を防ぐべく、ヒータ300が熱応力によって破損する温度Ta、Tbよりも低く設定される。
図7は、本発明を適用した本実施例の構成を採用した場合、つまりは抵抗温度係数α7をα4より高く設定した場合の異常時の熱応力について説明する図である。発熱ブロックHB7の抵抗温度係数α7を高くしたことにより、図7(D)に示す温度上昇傾向が、発熱ブロックHB4より下がり、図7(C)のように、熱応力の上昇を下げることができる。本実施例において、図7(B)に示す発熱ブロックHB7の応力分布は、図7(A)の発熱ブロックHB4と同等にした。このようにすることで、発熱ブロックHB7におけるヒータ破損に至る応力Fbに到達する温度は、本実施例の構成を採用しない場合と比較して、高くすることができる(Ta’>Ta)。したがって、破損に至るまでの時間t2’、t3に対して、保護回路421〜427の動作時間t0を充分に小さくできる。
尚、図5(B)において、発熱ブロックHB2、HB3、HB5、HB6の抵抗温度係数α2、α3、α5、α6を、α4と同じ設定にしたのは、応力分布図が発熱ブロックHB4と同じように両端の熱応力が重ならないためである。すなわち、本実施例では、最も短い発熱ブロックのみ抵抗温度係数を大きくする設定を行った。
また、本実施例は、発熱体302a、302bのようにヒータ300の短手方向に2本の発熱体で構成される例を説明したが、それに限定されることはなく、1本、または3本以上でも良い。
ところで、本実施例の効果と同等の効果を得るためには、抵抗温度係数を発熱ブロックの長さに応じて異ならせる方法以外にも、発熱ブロックの単位長さ当たりの抵抗値を異ならせる方法も考えられる。具体的には、発熱体の抵抗率を異ならせるか、図3(B)に示す長さL1、L2の発熱体長を変えるなどが考えられる。
しかしながら、この方法をとると、抵抗値が高くなるため、ヒータに投入可能な電力が下がってしまうことや、発熱体の面積を広くするなどの面積の制約を生んでしまう。そのため、本実施例は、抵抗温度係数を異ならせる方法をとっている。
以上のように、本実施例では、発熱ブロックごとの発熱抵抗体の抵抗温度係数を、長手方向に長い発熱ブロックの発熱抵抗体の抵抗温度係数より、狭い発熱ブロックの発熱抵抗体の方が大きくなるように構成した。こうすることで、異常時における過昇温時に発生する破断応力に至るまでの到達時間を、従来構成(本発明を適用しない構成)よりも遅くすることができ、保護回路の動作時間に対して充分に大きくすることができる。
[実施例2]
次に、実施例1に対して発熱体が負の抵抗温度係数を持つヒータの構成について説明する。実施例1と同様の構成については、同一の記号を用いて説明を省略する。実施例2においてここで特に説明しない事項は、実施例1と同様である。
図8は、本実施例におけるヒータ800の構成を説明する。図8(A)は、ヒータ300の断面図、図8(B)は平面図である。図8(A)の断面図は、搬送基準位置X0におけるヒータ800の断面図を示している。
図8(A)に示すように、摺動面層1に、基板805上に導電体801dと発熱体(発熱抵抗体)802aを有する。そして、摺動面層2には、摺動面層1を電極E1〜E3を除いて覆う絶縁性の保護ガラス808が設けられている。また、裏面層1には、サーミスタ部材TH1が当接している。
図8(B)に示すように、ヒータ800摺動面層1には、発熱体802a、802b、802cから成る発熱ブロックが、ヒータ800の長手方向に3つ設けられている(HB8〜HB10)。発熱体802bと発熱体802cは、発熱体802aより長手方向において短く構成されている。発熱体802aの導電経路を構成するのは、電極E1、E3、導電体801a、801bである。発熱体802bと発熱体802cの導電経路を構成するのは、電極E2、E3、導電体801c〜801eである。ヒータ800の摺動面層2の保護ガラス808は、ヒータ電極E1〜E3を露出させるように形成されている。裏面層にはサーミスタ部材TH1〜TH3が、図示する位置に当接する。TH1、TH2、TH3は、それぞれ発熱ブロックHB9、HB8、HB10の温度を検出する位置に分けて設けてある。
図9は、本実施例における制御回路900及び、電気的接続を説明するブロック図である。サーミスタTH1〜TH3と抵抗921〜923と、それぞれ分圧されて作られたサーミスタ信号Th9−1〜Th9−3に基づき、CPU403が駆動信号Drive9、10を生成し、駆動部911、912の制御を行う。保護装置931〜933は、サーミスタ信号Th9−1〜Th9−3を基に、異常な温度になっていないかを監視する。もし異常な温度に到達した場合には、SAFE信号が動作し、継電器404を強制的に非導通状態にし、ヒータ800への給電を絶つ仕組みになっている。
図10は、本実施例におけるヒータ800の発熱体802a〜802cの抵抗温度特性を説明する図である。図10(A)は、温度と発熱体の長さ方向の単位長あたりの抵抗値を示した図であり、図10(B)に、本実施例のヒータ800の抵抗温度特性の分布を示している。本実施例における発熱体802a〜802cは、実施例1と異なり負の抵抗温度特性を有するため、温度の上昇(常温TjからTm)に対して、抵抗値が下降する。この傾きを示す抵抗温度係数αも、実施例1と同様、発熱体の材料特性で、その係数が決まっている。このような負の抵抗温度係数をもつヒータは、発熱領域が記録紙Pの幅よりも長く、所謂非通紙部の熱が記録紙Pに伝わらず、発熱体が局所的に温度上昇した(非通紙部昇温)ときに、温度上昇を抑制する効果を持っている。温度上昇した発熱体の部分的に抵抗値が下がるために、通紙部と非通紙部で発熱量の差が生まれ、非通紙部昇温が抑えられる。本実施例では、発熱ブロックHB8〜HB10の抵抗温度係数を、α8〜α10と定義したときに、幅の短い発熱ブロックHB8、HB10の抵抗温度係数α8、α10を、幅の広い発熱ブロックHB9の抵抗温度係数α9より高くなるように設定している。つまり、負の抵抗温度係数であるため、絶対値は小さい。常温Tjでは、発熱ブロックHB8,10と発熱ブロックHB9の単位長当たりの抵抗値はRjで同じである。これに対して、温度がTmに上昇した場合は、発熱ブロックH9の単位長当たりの抵抗値がR9mまで下降し、発熱ブロックHB8及びHB10は抵抗値R10m(>R9m)までしか下降
しない。
このように、長手方向幅(加熱領域幅)が短い発熱ブロックの発熱抵抗体の抵抗温度係数を、長手方向幅が長い発熱ブロックの発熱抵抗体の抵抗温度係数よりも大きくする。
図11は、本発明の実施例の構成を採用しなかった場合、つまりは抵抗温度係数をHB8〜HB10で同じ値に設定した場合の異常時の熱応力について説明する図である。図11(A)は、発熱ブロックHB9のみが、過昇温したときの熱応力分布を示し、図11(B)は駆動部912に関わる制御系統が故障し発熱ブロックHB8、HB10が同時に過昇温したときの熱応力分布を示した図である。どちらも、同じ電圧を各発熱ブロックに印加し、所定時間後t4の熱応力分布である。また、図11(A)、(B)はそれぞれ、図8におけるY2、Y3線に沿った熱応力分布である。
実施例1と同様、熱応力は、温度差の生じる発熱ブロックの両端部で応力が高くなり、発熱ブロックHB9は、図11(A)のような分布になる。一方、発熱ブロックHB8、HB10は、お互いの発熱領域が離れているため、それぞれに熱応力が発生すると共に、発熱ブロックが短いために、応力が重なり、高い応力値を示す。
要するに、図11(C)の時間−応力関係図に示すように、電力を投入してからある時刻t4で比較した時に、熱応力は、発熱ブロックHB8、HB10の方が高いことを表している(応力F9<応力F8、F10)。更には、応力Fbまで至ると、セラミックで構成されるヒータ800が破損するに至る。つまり、発熱ブロックHB8、HB10は、発熱ブロックHB9よりも、早く破損に至る(t5<t6)。図11(D)は、時間−発熱ブロック温度の関係図からも、発熱ブロックHB8、HB10が先に温度Tcで破損し、温度Tcは発熱ブロックHB9の温度Tdよりも低い温度である。したがって、温度Tcが保護装置931〜933の監視温度しきい値Thに対してより高くなるようにし、破損するまでの時間t5をより長くすることが望ましい。
図12は、本発明を適用した本実施例の構成を採用した場合、つまりは抵抗温度係数α8、α10をα9より高く設定した場合の異常時の熱応力について説明する図である。図12(D)に示す温度上昇傾向が、発熱ブロックHB9より発熱ブロックHB8、HB10が下がり、図12(C)のように、同時刻で比較した時の熱応力の上昇を下げることができる。このようにすることで、発熱ブロックHB8、HB10におけるヒータ破損に至る応力Fbに到達する温度は、本実施例の構成を採用しない場合と比較して、高くすることができる(Tc’>Tc)。したがって、破損に至るまでの時間t5’、t6に対して、保護回路931〜933の動作時間t0を充分に小さくできる。
以上のように本実施例では、負の抵抗温度係数を持つ発熱抵抗体においても、長手方向に長い発熱ブロックの発熱抵抗体の抵抗温度係数より、狭い発熱ブロックの発熱抵抗体の抵抗温度係数の方が大きくなるように構成した。こうすることで、異常時における過昇温時に発生する破断応力に至るまでの到達時間を、従来構成(本発明を適用しない構成)よりも遅くすることができ、保護回路の動作時間に対して充分に大きくすることができる。
200…像加熱装置、300、800…ヒータ、302、802…発熱体(発熱抵抗体)、α1〜α7、α8〜α10…発熱体の抵抗温度係数、302a、302b…発熱体、E3−1〜E3−9、E1〜E3…ヒータ電極、Ts3−1〜Ts3−7、TH1〜TH3…サーミスタ、400、900…制御回路、411〜417、901…駆動部、HB1〜HB7、HB8〜HB10…発熱ブロック、431〜437、931〜933…安全装置保護装置

Claims (7)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成部と、
    基板と、前記基板に設けられた複数の発熱抵抗体と、を有するヒータを有し、前記ヒータの熱によって前記記録材に形成された前記画像を加熱する像加熱部と、
    前記複数の発熱抵抗体に供給する電力を個々に制御することで、前記複数の発熱抵抗体により加熱される複数の加熱領域の温度を個々に制御する制御部と、
    を備える画像形成装置において、
    前記複数の発熱抵抗体は、第一の抵抗温度係数を有する第一の発熱抵抗体と、前記第一の抵抗温度係数よりも小さい第二の抵抗温度係数を有し、前記複数の加熱領域のうち前記第一の発熱抵抗体が加熱する第一の加熱領域よりも前記基板の長手方向における幅が狭い第二の加熱領域を加熱する第二の発熱抵抗体と、を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の発熱抵抗体において、その発熱抵抗体が加熱する加熱領域の前記長手方向における幅が狭いほど、その発熱抵抗体の抵抗温度係数は大きいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数の発熱抵抗体は、前記長手方向に沿って前記基板に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ヒータの温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段が検知した温度が異常温度を示す場合に、前記発熱抵抗体への電力供給を停止させる保護手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記温度検知手段は、前記ヒータの温度を前記複数の加熱領域ごとに検知し、
    前記制御部は、前記温度検知手段が検知する温度に基づいて、前記複数の発熱抵抗体に供給する電力を前記複数の加熱領域ごとに制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第一の発熱抵抗体と前記第二の発熱抵抗体は、所定の温度において、前記長手方向における単位長さ当たりの抵抗率が同じとなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記像加熱部は、前記ヒータが内面に接触する筒状のフィルムをさらに有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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