JP2020096773A - 医用画像処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

医用画像処理装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医用画像処理装置、方法およびプログラムにおいて、CT画像のように複数の断層画像からなる3次元画像についての差分画像を生成した場合において、3次元画像における差分画像を生成した範囲を容易に認識できるようにする。【解決手段】差分画像生成部23が、第1および第2の3次元画像の差分画像を生成する。合成部24が、第1および第2の3次元画像の少なくとも一方に差分画像を重畳した合成画像を生成する。範囲特定部25が、第1および第2の3次元画像の少なくとも一方の、断層画像が並ぶ方向における差分画像の生成範囲を特定する。表示制御部26が、合成画像を表示部14に表示する。その際、断層画像の生成範囲を表す第1の情報および差分画像の生成範囲を表す第2の情報を表示する。【選択図】図2

Description

本開示は、2つの3次元画像の差分を表す差分画像を生成する医用画像処理装置、方法およびプログラムに関する。
従来、2次元の単純X線によって撮影された撮影時期が異なる2つの画像、または複数の断層画像からなる2つの3次元のCT(Computed Tomography)画像またはびMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像から、経時差分画像を生成する手法が種々提案されている。このような経時差分画像を生成することにより、コントラストおよびサイズが小さい病変を発見しやすくなる。また、複数の断層画像からなる3次元画像では、経時画像間の位置合わせの手間、および経時画像を行き来して観察する手間を軽減することができる。
一方、2つの画像間で撮影範囲、撮影条件(スライス間隔等)、および被検体である臓器の様態が異なる場合は、手動で画像間の位置を合わせ、断層画像の1つ1つを比較することは非常に時間がかかる。
このため、2つの画像の位置合わせを高精度に行う手法が提案されている。例えば特許文献1には、2つの画像にそれぞれ含まれる複数の骨の部位を識別し、一方の画像に含まれる各骨の部位と他方の画像に含まれる各骨の部位とを対応付け、対応付けられた各骨の部位の画像同士の位置合わせ処理を行い、位置合わせ処理が行われた2つの画像の差分画像を生成し、差分画像を2つの画像の一方に重畳表示する手法が提案されている。
また、特許文献2には、2つの画像において位置合わせを行った範囲を、差分画像上に表示する手法が提案されている。特許文献2に記載された手法を用いることにより、差分画像においてどの範囲において差分が行われたかを容易に認識することができる。
特開2017−63936公報 特開2012−95791号公報
ここで、CT画像を用いて差分画像を生成する場合、2つのCT画像間において、撮影範囲が異なるものとなる場合がある。例えば、背骨のCT画像において、一方のCT画像は背骨の全体が含まれるが、他方のCT画像は腰椎のみしか含まれない場合がある。このような場合、CT画像における、腰椎以外の椎骨を含む断層画像については差分画像が生成されない。一方、差分画像を一方のCT画像に重畳表示した場合、2つのCT画像において、病変等の異常が存在しない断層面の断層画像については、差分画像をCT画像に重畳しても異常領域は見られないこととなる。このため、差分画像が重畳されていない断層画像については、差分画像の生成が行われたものの、異常が無いために差分画像が重畳されていないのか、または2つのCT画像の撮影範囲が異なるために、差分画像自体が生成されていないのかが分からない。
上記特許文献2に記載された手法においては、1つの画像内における位置合わせ範囲を表示するものである。このため、上記CT画像のように複数の断層画像からなる3次元画像の差分画像については、個々の断層画像を表示しないと、どの断層画像について差分画像が生成されているのかが分からない。
本開示は上記事情に鑑みなされたものであり、CT画像のように複数の断層画像からなる3次元画像についての差分画像を生成した場合において、3次元画像における差分画像を生成した範囲を容易に認識できるようにすることを目的とする。
本開示による第1の医用画像処理装置は、それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行う位置合わせ部と、
位置合わせされた第1の3次元画像と第2の3次元画像との差分画像を生成する差分画像生成部と、
第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方に、差分画像を重畳した合成画像を生成する合成部と、
位置合わせの結果に基づいて、第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方の、断層画像が並ぶ方向における差分画像の生成範囲を特定する範囲特定部と、
合成画像を表示部に表示し、合成画像において、第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方における断層画像の生成範囲を表す第1の情報および差分画像の生成範囲を表す第2の情報を表示する表示制御部とを備える。
差分画像および合成画像は、3次元画像であってもよいが、2次元画像、すなわち断層画像であってもよい。
なお、本開示による第1の医用画像処理装置においては、第1の情報は、断層画像の生成範囲を表すバーであり、
第2の情報は、バーにおける差分画像の生成範囲と非生成範囲との境界の位置を表すマークであってもよい。
また、本開示による第1の医用画像処理装置においては、表示制御部は、第2の情報の表示および非表示を切り替え可能であってもよい。
本開示による第2の医用画像処理装置は、それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行う位置合わせ部と、
位置合わせされた第1の3次元画像と第2の3次元画像との差分画像を生成する差分画像生成部と、
第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方に、差分画像を重畳した合成画像を生成する合成部と、
位置合わせの結果に基づいて、差分画像の生成に使用されたか否かを表す差分生成情報を合成画像に付与する情報付与部とを備える。
なお、本開示による第2の医用画像処理装置においては、差分生成情報は、差分画像の生成に使用されたこと、または差分画像の生成に使用されなかったことを表すマークであってもよい。
また、本開示による第2の医用画像処理装置においては、合成画像を表示部に表示する表示制御部をさらに備えるものであってもよい。
また、本開示による第2の医用画像処理装置においては、表示制御部は、差分生成情報の表示および非表示を切り替え可能であってもよい。
また、本開示による第1および第2の医用画像処理装置においては、合成部は、差分画像を差分画像の信号値に応じた色に変換し、変換された差分画像を第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方に重畳して合成画像を生成するものであってもよい。
この場合、合成部は、差分画像の信号値と色の関係を規定したルックアップテーブルを参照して、差分画像を差分画像の信号値に応じた色に変換するものであってもよい。
また、本開示による第1および第2の医用画像処理装置においては、構造物は骨であってもよい。
この場合、構造物は椎骨であってもよい。
また、この場合、第1の3次元画像および第2の3次元画像は、アキシャル断面の複数の断層画像からなるものであってもよい。
本開示による第1の医用画像処理方法は、それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行い、
位置合わせされた第1の3次元画像と第2の3次元画像との差分画像を生成し、
第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方に、差分画像を重畳した合成画像を生成し、
位置合わせの結果に基づいて、第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方の、断層画像が並ぶ方向における差分画像の生成範囲を特定し、
合成画像を表示部に表示し、合成画像において、第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方における断層画像の生成範囲を表す第1の情報および差分画像の生成範囲を表す第2の情報を表示する。
本開示による第2の医用画像処理方法は、それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行い、
位置合わせされた第1の3次元画像と第2の3次元画像との差分画像を生成し、
第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方に、差分画像を重畳した合成画像を生成し、
位置合わせの結果に基づいて、差分画像の生成に使用されたか否かを表す差分生成情報を合成画像に付与する。
なお、本開示による第1および第2の医用画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本開示による第3の医用画像処理装置は、コンピュータに実行させるための命令を記憶するメモリと、
記憶された命令を実行するよう構成されたプロセッサとを備え、プロセッサは、
それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行い、
位置合わせされた第1の3次元画像と第2の3次元画像との差分画像を生成し、
第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方に、差分画像を重畳した合成画像を生成し、
位置合わせの結果に基づいて、第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方の、断層画像が並ぶ方向における差分画像の生成範囲を特定し、
合成画像を表示部に表示し、合成画像において、第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方における断層画像の生成範囲を表す第1の情報および差分画像の生成範囲を表す第2の情報を表示する処理を実行する。
本開示による第4の医用画像処理装置は、コンピュータに実行させるための命令を記憶するメモリと、
記憶された命令を実行するよう構成されたプロセッサとを備え、プロセッサは、
それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行い、
位置合わせされた第1の3次元画像と第2の3次元画像との差分画像を生成し、
第1の3次元画像および第2の3次元画像の少なくとも一方に、差分画像を重畳した合成画像を生成し、
位置合わせの結果に基づいて、差分画像の生成に使用されたか否かを表す差分生成情報を合成画像に付与する処理を実行する。
本開示の第1および第2の医用画像処理装置、方法およびプログラムによれば、3次元画像における差分画像を生成した範囲を容易に認識できる。
本開示の第1の実施形態による医用画像処理装置を適用した診断支援システムの概略構成を示す図 第1の実施形態による医用画像処理装置の概略構成を示す図 第1の3次元画像と第2の3次元画像との間において、対応付けられた椎骨領域同士を矢印で結んだ図 断層画像の差分画像を示す図 断層画像の合成画像を示す図 第1の3次元画像における差分画像の生成範囲を説明するための図 第1の3次元画像における差分画像の生成範囲を説明するための図 バーおよびマークが表示された合成画像を示す図 バーおよびマークが表示された合成画像を示す図 図8に示す合成画像とサジタル断面の合成画像とを並べて表示した状態を示す図 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第2の実施形態による医用画像処理装置の概略構成を示す図 差分生成情報が付与された合成画像を示す図 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 圧迫骨折が生じた状態を示す図 圧迫骨折が生じた状態において、バーおよびマークが表示された合成画像を示す図
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。図1は、本開示の第1の実施形態による医用画像処理装置を適用した、診断支援システムの概要を示すハードウェア構成図である。図1に示すように、診断支援システムでは、第1の実施形態による医用画像処理装置1、3次元画像撮影装置2、および画像保管サーバ3が、ネットワーク4を経由して通信可能な状態で接続されている。
3次元画像撮影装置2は、患者の診断対象となる部位を撮影することにより、その部位を表す3次元画像を医用画像として生成する装置であり、具体的には、CT装置、MRI装置、およびPET(Positron Emission Tomography)装置等である。3次元画像撮影装置2により生成された医用画像は画像保管サーバ3に送信され、保存される。なお、本実施形態においては、患者の診断対象部位は脊柱であり、3次元画像撮影装置2はCT装置であり、被検体として脊柱を含む複数の断層画像からなるCT画像を3次元画像として生成する。なお、本実施形態において、断層画像の断面はアキシャル断面とするが、これに限定されるものではなく、サジタル断面であってもコロナル断面であってもよい。
画像保管サーバ3は、各種データを保存して管理するコンピュータであり、大容量外部記憶装置およびデータベース管理用ソフトウェアを備えている。画像保管サーバ3は、有線あるいは無線のネットワーク4を介して他の装置と通信を行い、画像データ等を送受信する。具体的には3次元画像撮影装置2で生成された医用画像の画像データを含む各種データをネットワーク経由で取得し、大容量外部記憶装置等の記録媒体に保存して管理する。なお、画像データの格納形式およびネットワーク4経由での各装置間の通信は、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)等のプロトコルに基づいている。なお、本実施形態においては、同一の患者について撮影日時が異なる、脊柱に関する複数の3次元画像の画像データが画像保管サーバ3に保存されているものとする。
医用画像処理装置1は、1台のコンピュータに、第1の実施形態による医用画像処理プログラムをインストールしたものである。コンピュータは、診断を行う医師が直接操作するワークステーションまたはパーソナルコンピュータでもよいし、それらとネットワークを介して接続されたサーバコンピュータでもよい。医用画像処理プログラムは、DVD(Digital Versatile Disc)あるいはCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体に記録されて配布され、記録媒体からコンピュータにインストールされる。または、ネットワークに接続されたサーバコンピュータの記憶装置、もしくはネットワークストレージに、外部からアクセス可能な状態で記憶され、要求に応じて医師が使用するコンピュータにダウンロードされ、インストールされる。
図2は、コンピュータに第1の実施形態による医用画像処理プログラムをインストールすることにより実現される医用画像処理装置の概略構成を示す図である。図2に示すように、医用画像処理装置1は、標準的なワークステーションの構成として、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12およびストレージ13を備えている。また、医用画像処理装置1には、液晶ディスプレイ等の表示部14、並びにキーボードおよびマウス等の入力部15が接続されている。
ストレージ13は、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記録媒体からなり、ネットワーク4を経由して画像保管サーバ3から取得した、同一の被検体について撮影日時が異なる複数の3次元画像および処理に必要な情報を含む各種情報が記憶されている。
また、メモリ12には、医用画像処理プログラムが記憶されている。医用画像処理プログラムは、CPU11に実行させる処理として、それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2を取得する画像取得処理、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2に含まれる構造物の位置合わせを行う位置合わせ処理、位置合わせされた第1の3次元画像V1と第2の3次元画像V2との差分画像を生成する差分画像生成処理、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方に、差分画像を重畳した合成画像を生成する合成処理、位置合わせの結果に基づいて、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方の、断層画像が並ぶ方向における差分画像の生成範囲を特定する範囲特定処理、並びに合成画像を表示部14に表示し、合成画像において、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方における断層画像の生成範囲を表す第1の情報および差分画像の生成範囲を表す第2の情報を表示する表示制御処理を規定する。
そして、CPU11がプログラムに従いこれらの処理を実行することで、コンピュータは、画像取得部21、位置合わせ部22、差分画像生成部23、合成部24、範囲特定部25および表示制御部26として機能する。
画像取得部21は、それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2を画像保管サーバ3から取得する。なお、第1および第2の3次元画像V1,V2が既にストレージ13に記憶されている場合には、画像取得部21は、ストレージ13から第1および第2の3次元画像V1,V2を取得するようにしてもよい。なお、第1および第2の3次元画像V1,V2には、診断対象となる構造物が含まれる。本実施形態においては、診断対象となる構造物は椎骨である。また、第1および第2の3次元画像V1,V2では、第2の3次元画像V2の方が撮影時期が新しいものとする。
位置合わせ部22は、第1および第2の3次元画像V1,V2のそれぞれに含まれる脊柱の領域を位置合わせする。ここで、脊柱は複数の椎骨から構成されるため、位置合わせ部22は、第1および第2の3次元画像V1,V2のそれぞれに含まれる対応する椎骨同士の位置合わせを行う。なお、本実施形態においては、第1の3次元画像V1を第2の3次元画像V2と一致するように位置合わせを行うものとするが、第2の3次元画像V2を第1の3次元画像V1と一致するように位置合わせを行ってもよい。
位置合わせを行うために、位置合わせ部22は、まず第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2のそれぞれに含まれる脊柱を構成する複数の椎骨を識別する処理を行う。椎骨を識別する処理としては、モフォロジー演算を用いた方法、シード点に基づく領域拡張法、および特開2009−207727号公報に記載の方法等の公知の方法を用いることができる。
また、位置合わせ部22は、第1の3次元画像V1に含まれる各椎骨領域と、第2の3次元画像V2に含まれる各椎骨領域とを対応付ける。具体的には、各椎骨領域の信号値(例えばCT値)を用いて、第1の3次元画像V1と第2の3次元画像V2との間の全ての椎骨領域の組み合わせについて相関値を算出する。そして、相関値が予め設定されたしきい値以上である場合に、その相関値を有する椎骨領域の組み合わせが、対応付けられるべき組み合わせであると判定する。相関値は、例えば正規化相互相関を用いて算出すればよい。但し、相関値の算出方法は、正規化相互相関に限定されるものではなく、その他の算出方法を用いるようにしてもよい。図3は、第1の3次元画像V1と第2の3次元画像V2との間において、対応付けられた椎骨領域同士を矢印で結んだ図である。
なお、図3においては、脊柱の中心線が直線となるように、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2のそれぞれが変形されている。本実施形態においては、直線に変形された脊柱の中心線の方向をアキシャル方向とし、中心線に直交する断面をアキシャル断面とする。また、本実施形態においては、第2の3次元画像V2が生成されるアキシャル方向の範囲は、第1の3次元画像V1が生成される範囲よりも狭いものとする。
そして、位置合わせ部22は、図3に示すように対応付けられた椎骨領域同士の画像の位置合わせ処理を、椎骨領域の組み合わせ毎にそれぞれ行う。位置合わせの手法としては、例えば特開2017−63936号公報に記載された手法を用いればよい。特開2017−63936号公報に記載された手法は、第1および第2の3次元画像V1,V2のそれぞれに含まれる各椎骨領域に対して複数のランドマークを設定し、対応するランドマーク間の距離が最も短くなるように椎骨領域を移動させて位置合わせを行い、さらに、剛体位置合わせ処理および非剛体位置合わせ処理を行う手法である。剛体位置合わせ処理としては、例えばICP(Iterative Closest Point)法を用いた処理等を用いることができるが、その他の任意の手法を用いるようにしてもよい。非剛体位置合わせ処理としては、例えばFFD(Free-Form Deformation)法を用いた処理、またはTPS(Thin-Plate Spline)法を用いた処理等を用いることができるが、その他の任意の手法を用いるようにしてもよい。
なお、位置合わせの手法はこれに限定されるものではない。例えば、剛体位置合わせ処理のみ、または非剛体位置合わせ処理のみを行うようにしてもよい。
差分画像生成部23は、位置合わせ部22により位置合わせされた第1の3次元画像V1と第2の3次元画像V2との差分画像Vsubを生成する。具体的には、位置合わせされた第1および第2の3次元画像V1,V2のそれぞれに含まれる対応する椎骨領域間において、対応する画素間における信号値の差分値を算出することにより、差分画像Vsubを生成する。なお、本実施形態においては、第2の3次元画像V2の信号値から第1の3次元画像V1の信号値を減算することにより差分画像Vsubを生成するものとするが、これに限定されるものではない。第1の3次元画像V1の信号値から第2の3次元画像V2の信号値を減算することにより差分画像Vsubを生成してもよい。このようにして生成された差分画像Vsubは、過去に撮影された第1の3次元画像V1には存在しなかったが、第2の3次元画像V2には存在する癌の骨転移等の病変が強調された画像となる。なお、差分画像Vsubの生成は、3次元画像において行ってもよいが、対応する断層面における断層画像間において行ってもよい。
図4は断層画像の差分画像を示す図である。なお、図4においては、第1および第2の3次元画像V1,V2に含まれるある椎骨の1断面を含む断層画像から生成した差分画像Vsubを示している。ここで、第1の3次元画像V1を取得した後に、病気が進行して第2の3次元画像V2に異常が見られるようになった場合、図4に示すように、差分画像Vsubには、信号値が0となる領域と0とならない領域とが含まれる。なお、図4においては、信号値が0とならない異常領域30に、信号値に応じた異なるハッチングを付与している。また、図4において椎骨の輪郭線を破線で示している。
なお、3次元画像において異常領域が正常領域よりも大きい信号値により表される場合、差分画像Vsubにおける異常領域30は、他の領域と比較して大きい信号値を有する。一方、3次元画像において異常領域が正常領域よりも小さい信号値により表される場合、差分画像Vsubにおける異常領域30は、他の領域と比較して小さい(すなわち負の)信号値を有する。
合成部24は、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方に、差分画像Vsubを重畳した合成画像Vgを生成する。本実施形態においては、第1の3次元画像V1に差分画像Vsubを重畳した合成画像Vgを生成するものとするが、これに限定されるものではない。図5は合成画像を示す図である。図5に示すように、合成画像Vgには、第1の3次元画像V1に含まれる椎骨31に、差分画像Vsubに含まれる異常領域30が重畳されたものとなる。なお、合成部24は、差分画像Vsubに対して予め設定された色を割り当ててカラー画像を生成し、そのカラー画像を白黒画像である第1の3次元画像V1に重ね合わせて合成画像Vgを生成する。
なお、本実施形態においては、差分画像Vsubの信号値を信号値に応じた色に変換するルックアップテーブルがストレージ13に保存されている。合成部24は、ストレージ13に保存されたルックアップテーブルを参照して、差分画像Vsubの信号値をカラーに変換する。また、差分画像Vsubの信号値のカラーへの変換は、ルックアップテーブルを用いるものには限定されない。例えば、信号値を色へ変換する数式を用いて、差分画像Vsubの信号値をカラーに変換してもよい。
範囲特定部25は、位置合わせの結果に基づいて、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方の、断層画像が並ぶ方向における差分画像Vsubの生成範囲を特定する。本実施形態においては、図3に示すように、第2の3次元画像V2のアキシャル方向の範囲が第1の3次元画像V1のアキシャル方向の範囲よりも狭い。このため、差分画像Vsubは、第1の3次元画像V1と第2の3次元画像V2との間において、第2の3次元画像V2が存在する範囲においてのみ生成される。範囲特定部25は、差分画像Vsubが重畳される第1の3次元画像V1を基準とした、差分画像Vsubの生成範囲を特定する。
図6は第1の3次元画像V1における差分画像Vsubの生成範囲を説明するための図である。図6に示すように、第1の3次元画像V1を構成する複数の断層画像のうち、2つの矢印35,36により挟まれる範囲37において、差分画像Vsubが生成された場合、第1の3次元画像V1における範囲37を、差分画像Vsubの生成範囲に特定する。ここで、3次元画像撮影装置2において、図6の上側、すなわち頭部側から第1および第2の3次元画像V1,V2の生成が開始されたとすると、矢印35の位置が、第2の3次元画像V2において差分画像の生成範囲の最初の断層画像の位置に対応する。また、矢印36の位置が、第2の3次元画像V2において差分画像の生成範囲の最後の断層画像の位置に対応する。
ここで、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の双方において異常が存在しない領域については、差分画像Vsubを生成したとしても、差分画像Vsubの信号値が0となる。このため、そのような差分画像Vsubを用いて合成画像Vgを生成したとしても、合成画像Vgには異常領域は含まれない。例えば、図7に示すように、第1の3次元画像V1における範囲37において差分画像Vsubが生成され、差分画像Vsubにおいて異常領域50が含まれたとする。この場合、差分画像Vsubが生成された範囲37には、異常領域50を含まない範囲38,39が含まれる。このため、範囲38,39における差分画像Vsubから生成された合成画像Vgには異常領域が含まれない。したがって、合成画像Vgを見ても、異常がないのか、そもそも差分画像Vsubが生成されていないのかが分からない。
このため、表示制御部26は、合成画像Vgを表示部14に表示し、表示した合成画像Vgにおいて、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方における断層画像の生成範囲を表す第1の情報および差分画像Vsubの生成範囲を表す第2の情報を表示する。本実施形態においては、断層画像の生成範囲が広い第1の3次元画像V1における断層画像の生成範囲を表すバーを第1の情報として表示し、バーにおける差分画像の生成範囲と非生成範囲との境界の位置を表すマークを第2の情報として用いる。
図8,9は、バーおよびマークが表示された合成画像を示す図である。図8,9に示すように、合成画像Vgの右上の位置に、バー40が表示され、バー40において、差分画像Vsubの生成範囲と非生成範囲との境界の位置を表すマーク41,42が表示されている。マーク41,42のバー40上の位置は、図6に示す第1の3次元画像V1の全範囲に対する矢印35,36の位置に比例させればよい。なお、バー40には、現在表示中の合成画像の位置を表す矢印43も併せて表示される。また、差分画像Vsubの色に応じた異常の程度を表すレファレンス44も表示される。
図8では、合成画像Vgに異常領域30が含まれるため、差分画像Vsubが生成されていることを、異常領域30の存在により確認することができる。また、バー40およびマーク41,42によっても差分画像Vsubが生成されていることを確認できる。また、合成画像Vgに異常領域30が含まれない場合であっても、バー40およびマーク41,42、さらには矢印43の位置を見れば、差分画像Vsubが生成されていることを確認できる。図9に示す合成画像Vgにおいては、矢印43はバー40におけるマーク41,42の間を示しているため、差分画像Vsubが生成されていることを確認できる。
なお、合成画像Vgと併せて、第1の3次元画像V1における脊椎を通るサジタル断面の断層画像に差分画像を重畳した合成画像Vg1を生成してもよい。この場合、図10に示すように、図8に示す合成画像Vgとサジタル断面の合成画像Vg1とを並べて表示してもよい。なお、図10に示す合成画像Vg1には、異常領域を示す矢印47が付与されている。また、図10に示す合成画像Vg1の右側には、差分画像が生成されていない範囲を表すマーク45,46が表示される。なお、合成画像Vg1における差分画像Vsubが生成された範囲にマークを表示してもよいことはもちろんである。
次いで、第1の実施形態において行われる処理について説明する。図11は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。合成画像の作成の指示が行われることにより処理が開始され、画像取得部21が、それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2を取得する(画像取得;ステップST1)。次いで、位置合わせ部22が、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2に含まれる構造物、すなわち椎骨の位置合わせを行う(ステップST2)。さらに、差分画像生成部23が、位置合わせされた第1の3次元画像V1と第2の3次元画像V2との差分画像Vsubを生成する(ステップST3)。
次いで、合成部24が、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方に、差分画像Vsubを重畳した合成画像Vgを生成する(ステップST4)。また、範囲特定部25が、位置合わせの結果に基づいて、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方の、断層画像が並ぶ方向における差分画像Vsubの生成範囲を特定する(ステップST5)。そして、表示制御部26が、合成画像Vgを表示部14に表示し、かつ合成画像Vgにおいて、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方における断層画像の生成範囲を表すバー40および差分画像の生成範囲を表すマーク41,42を表示し(生成範囲の情報表示;ステップST6)、処理を終了する。
このように、第1の実施形態によれば、合成画像Vgにおいて、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方における断層画像の生成範囲を表す第1の情報および差分画像Vsubの生成範囲を表す第2の情報を表示するようにした。このため、表示された第1の情報および第2の情報により、断層画像の生成範囲における差分画像Vsubの生成範囲を容易に認識することができる。したがって、表示された合成画像Vgに差分画像Vsubが重畳されていない場合、第1の情報および第2の情報を確認すれば、異常が無いのか、差分画像Vsubが生成されていないのかを容易に確認することができる。よって、3次元画像における差分画像Vsubを生成した範囲を容易に認識できる。
次いで、本開示の第2の実施形態について説明する。図12は、コンピュータに第2の実施形態による医用画像処理プログラムをインストールすることにより実現される医用画像処理装置の概略構成を示す図である。なお、図12において図2と同一の構成については同一の参照番号を付与し、詳細な説明は省略する。第2の実施形態による医用画像処理装置1Aは、第1の実施形態における範囲特定部25に代えて、位置合わせの結果に基づいて、差分画像Vsubの生成に使用されたか否かを表す差分生成情報を合成画像Vgに付与する情報付与部27を備えた点が第1の実施形態と異なる。
第2の実施形態においては、情報付与部27が、差分画像が生成された合成画像Vgに対して差分再生情報を付与するようにしたものである。図13は、差分生成情報が付与された合成画像を示す図である。なお、差分画像Vsubが生成されたか否かの判定は、位置合わせの結果、第1の3次元画像V1の対応する位置に第2の3次元画像V2が存在するか否かを判定することにより行えばよい。図13に示すように、合成画像Vgには異常領域が含まれないが、差分生成情報55が付与されている。なお、図13においては差分生成情報を星形のマークとしているがこれに限定されるものではない。他の形状のマークであってもよく、差分画像が生成されていることを表すテキストであってもよい。
なお、差分生成情報55は、異常領域を含まない合成画像Vgにのみ付与してもよいが、差分画像Vsubを生成した全ての合成画像Vgに付与してもよい。
次いで、第2の実施形態において行われる処理について説明する。図14は、第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。合成画像の作成の指示が行われることにより処理が開始され、画像取得部21が、それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2を取得する(画像取得;ステップST11)。次いで、位置合わせ部22が、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2に含まれる構造物の位置合わせを行う(ステップST12)。さらに、差分画像生成部23が、位置合わせされた第1の3次元画像V1と第2の3次元画像V2との差分画像Vsubを生成する(ステップST13)。
次いで、合成部24が、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2の少なくとも一方に、差分画像Vsubを重畳した合成画像Vgを生成する(ステップST14)。また、情報付与部27が、位置合わせの結果に基づいて、差分画像Vsubの生成に使用されたか否かを表す差分生成情報を合成画像Vgに付与する(ステップST15)。そして、表示制御部26が、合成画像Vgを表示部14に表示し(ステップST16)、処理を終了する。
このように、第2の実施形態においては、位置合わせの結果に基づいて、差分画像Vsubの生成に使用されたか否かを表す差分生成情報55を合成画像Vgに付与するようにした。このため、表示された合成画像Vgに差分画像Vsubに基づく異常領域が含まれない場合、差分生成情報55の有無により、異常が無いのか、差分画像Vsubが生成されていないのかを容易に確認することができる。よって、3次元画像における差分画像Vsubを生成した範囲を容易に認識できる
なお、上記実施形態においては、第1の3次元画像V1および第2の3次元画像V2に含まれる診断対象となる構造物を椎骨としているが、これに限定されるものではない。構造物は、椎骨以外の他の臓器、例えば、肺、肝臓、心臓、腎臓および脳等であってもよい。また、構造物は、臓器に含まれる気管支および血管等であってもよい。
一方、本来であれば差分画像Vsubが生成されるべきである断層画像において、圧迫骨折等が発生することにより、差分画像が生成できない場合がある。例えば、図15に示すように、第2の3次元画像V2における椎骨32に圧迫骨折が発生している場合、椎骨32の位置においては差分画像を生成することができない。このため、上記第1の実施形態において、合成画像Vgに表示されるバーおよびマークにおいて、差分画像Vsubが生成されなかった範囲をより明確に表示することが好ましい。
図16は、圧迫骨折が生じた状態において、バーおよびマークが表示された合成画像を示す図である。なお、図16において図8,9と同一の部分には同一の参照番号を付与し、詳細な説明は省略する。図16においては、合成画像Vgの右上の位置に、バー40が表示されている。そして、バー40において、図16の上側、すなわち頭部側から見て最初の差分画像Vsubの生成範囲と非生成範囲との境界の位置を表すマーク41A,41Bが表示される。また、頭部側から見て2番目の差分画像Vsubの生成範囲と非生成範囲との境界の位置を表すマーク42A,42Bが表示される。さらに、マーク41A,41Bの間に差分画像Vsubが生成されていることを表すマーク41C、およびマーク42A,42Bの間に差分画像Vsubが生成されていることを表すマーク42Cが表示される。また、現在表示中の合成画像Vgの位置を表す矢印43および、差分画像Vsubの色に応じた異常の程度を表すレファレンス44も表示される。図16に示すようにバー40およびマーク41A〜41C,42A〜42Cを表示することにより、差分画像Vsubの生成範囲をより正確に認識することができる。
なお、第2の実施形態においても、差分画像Vsubが生成されるべき断層画像において、圧迫骨折等により差分画像Vsubが生成されなかった場合、差分画像Vsubが生成されなかった断面の合成画像Vgについては、差分生成情報55を表示しないようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態においては、アキシャル断面の断層画像についての合成画像に、断層画像の生成範囲を表す第1の情報および差分画像の生成範囲を表す第2の情報を表示しているが、これに限定されるものではない。サジタル断面またはコロナル断面の断層画像についての合成画像に、第1の情報および第2の情報を表示してもよいことはもちろんである。
また、上記第1および第2の実施形態においては、マーク41,42および差分生成情報55の表示および非表示を入力部15からの指示により切り替えられるようにしてもよい。また、上記第1の実施形態において、バー40の表示および非表示を入力部15からの指示により切り替えられるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、例えば、画像取得部21、位置合わせ部22、差分画像生成部、合成部24、範囲特定部25、表示制御部26および情報付与部27といった各種の処理を実行する処理部(Processing Unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(Processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、上述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device :PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1つの処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせまたはCPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアントおよびサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアとの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路(Circuitry)を用いることができる。
1、1A 医用画像処理装置
2 3次元画像撮影装置
3 画像保管サーバ
4 ネットワーク
11 CPU
12 メモリ
13 ストレージ
14 表示部
15 入力部
21 画像取得部
22 位置合わせ部
23 差分画像生成部
24 合成部
25 範囲特定部
26 表示制御部
27 情報付与部
30 異常領域
31,32 椎骨
35,36,43 矢印
37,38,39 範囲
40 バー
41,41A〜41C,42,42A〜42C,44,45 マーク
44 レファレンス
47 矢印
50 異常領域
55 差分生成情報
V1 第1の3次元画像
V2 第2の3次元画像
Vg 合成画像
Vg1 サジタル断面の合成画像
Vsub 差分画像

Claims (16)

  1. それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行う位置合わせ部と、
    位置合わせされた前記第1の3次元画像と前記第2の3次元画像との差分画像を生成する差分画像生成部と、
    前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方に、前記差分画像を重畳した合成画像を生成する合成部と、
    前記位置合わせの結果に基づいて、前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方の、前記断層画像が並ぶ方向における前記差分画像の生成範囲を特定する範囲特定部と、
    前記合成画像を表示部に表示し、該合成画像において、前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方における前記断層画像の生成範囲を表す第1の情報および前記差分画像の生成範囲を表す第2の情報を表示する表示制御部とを備えた医用画像処理装置。
  2. 前記第1の情報は、前記断層画像の生成範囲を表すバーであり、
    前記第2の情報は、前記バーにおける差分画像の生成範囲と非生成範囲との境界の位置を表すマークである請求項1に記載の医用画像処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記第2の情報の表示および非表示を切り替え可能である請求項1または2に記載の医用画像処理装置。
  4. それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行う位置合わせ部と、
    位置合わせされた前記第1の3次元画像と前記第2の3次元画像との差分画像を生成する差分画像生成部と、
    前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方に、前記差分画像を重畳した合成画像を生成する合成部と、
    前記位置合わせの結果に基づいて、前記差分画像の生成に使用されたか否かを表す差分生成情報を前記合成画像に付与する情報付与部とを備えた医用画像処理装置。
  5. 前記差分生成情報は、前記差分画像の生成に使用されたこと、または前記差分画像の生成に使用されなかったことを表すマークである請求項4に記載の医用画像処理装置。
  6. 前記合成画像を表示部に表示する表示制御部をさらに備えた請求項4または5に記載の医用画像処理装置。
  7. 前記表示制御部は、前記差分生成情報の表示および非表示を切り替え可能である請求項6に記載の医用画像処理装置。
  8. 前記合成部は、前記差分画像を前記差分画像の信号値に応じた色に変換し、該変換された差分画像を前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方に重畳して前記合成画像を生成する請求項1から7のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  9. 前記合成部は、前記差分画像の信号値と色の関係を規定したルックアップテーブルを参照して、前記差分画像を前記差分画像の信号値に応じた色に変換する請求項8に記載の医用画像処理装置。
  10. 前記構造物は骨である請求項1から9のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  11. 前記構造物は椎骨である請求項10に記載の医用画像処理装置。
  12. 前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像は、アキシャル断面の複数の断層画像からなる請求項11に記載の医用画像処理装置。
  13. それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行い、
    位置合わせされた前記第1の3次元画像と前記第2の3次元画像との差分画像を生成し、
    前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方に、前記差分画像を重畳した合成画像を生成し、
    前記位置合わせの結果に基づいて、前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方の、前記断層画像が並ぶ方向における前記差分画像の生成範囲を特定し、
    前記合成画像を表示部に表示し、該合成画像において、前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方における前記断層画像の生成範囲を表す第1の情報および前記差分画像の生成範囲を表す第2の情報を表示する医用画像処理方法。
  14. それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行い、
    位置合わせされた前記第1の3次元画像と前記第2の3次元画像との差分画像を生成し、
    前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方に、前記差分画像を重畳した合成画像を生成し、
    前記位置合わせの結果に基づいて、前記差分画像の生成に使用されたか否かを表す差分生成情報を前記合成画像に付与する医用画像処理方法。
  15. それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行う手順と、
    位置合わせされた前記第1の3次元画像と前記第2の3次元画像との差分画像を生成する手順と、
    前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方に、前記差分画像を重畳した合成画像を生成する手順と、
    前記位置合わせの結果に基づいて、前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方の、前記断層画像が並ぶ方向における前記差分画像の生成範囲を特定する手順と、
    前記合成画像を表示部に表示し、該合成画像において、前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方における前記断層画像の生成範囲を表す第1の情報および前記差分画像の生成範囲を表す第2の情報を表示する手順とをコンピュータに実行させる医用画像処理プログラム。
  16. それぞれが同一の被検体を含む複数の断層画像からなる、撮影時期が異なる第1の3次元画像および第2の3次元画像のそれぞれに含まれる構造物の位置合わせを行う手順と、
    位置合わせされた前記第1の3次元画像と前記第2の3次元画像との差分画像を生成する手順と、
    前記第1の3次元画像および前記第2の3次元画像の少なくとも一方に、前記差分画像を重畳した合成画像を生成する手順と、
    前記位置合わせの結果に基づいて、前記差分画像の生成に使用されたか否かを表す差分生成情報を前記合成画像に付与する手順とをコンピュータに実行させる医用画像処理プログラム。
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