JP2020094512A - エジェクタ - Google Patents

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修 中村
松原 健
Takeshi Matsubara
健 松原
育孝 讃岐
Yasutaka Sanuki
育孝 讃岐
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Abstract

【課題】組立作業の煩雑化を招来することなく運転効率を向上させる。【解決手段】ノズル部1の噴射口5から合流部2に駆動流体を噴射することにより外部の流体を合流部2に吸引し、合流部2において合流した駆動流体及び吸引された外部の流体を混合部3及び昇圧部4に順次送給するエジェクタであって、ノズル部1、合流部2及び混合部3が一体の円筒状部材10として成形され、合流部2を構成する部分の周壁には外部の流体を吸引するための吸引口7が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、エジェクタに関するものである。
冷媒を循環させる回路には、エジェクタを備えたものがある。エジェクタは、先端の噴射口から駆動流体が噴射されるノズル部と、ノズル部の周囲を取り囲むように配置された本体部とを備えて構成されている。本体部は、ノズル部の噴射口延長上となる部位に合流部、混合部及び昇圧部が順次設けられたもので、ノズル部の周囲となる部位に外部の流体を吸引するための吸引口を有している。このエジェクタでは、ノズル部の噴射口から駆動流体として噴射すると、合流部に生じる負圧により吸引口を通じて外部の流体が本体部の内部に吸引される。本体部に吸引された流体は、合流部において駆動流体に合流された後、下流の混合部及び昇圧部に順次送給されることになる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−22295号公報
ところで、上述のエジェクタにおいては、本体部の軸心に対してノズル部の軸心がずれていた場合、噴射口から噴射された駆動流体の一部が合流部の内壁面に衝突する事態を招来することになる。駆動流体が合流部の内壁面に衝突した場合には、合流部において渦が生じる等、駆動流体の運動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換され、昇圧部において流体を十分に昇圧させることができないため、エジェクタの運転効率が低下する要因となる。このため、エジェクタを組み立てる際には、ノズル部の軸心と本体部の軸心とを高い精度で合致させる必要があり、組立作業の煩雑化を招来することになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、組立作業の煩雑化を招来することなく運転効率を向上させることのできるエジェクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るエジェクタは、ノズル部の噴射口から合流部に駆動流体を噴射することにより外部の流体を前記合流部に吸引し、前記合流部において合流した駆動流体及び吸引された外部の流体を混合部及び昇圧部に順次送給するエジェクタであって、前記ノズル部、前記合流部及び前記混合部が一体の筒状部材として成形され、前記合流部を構成する部分の周壁には外部の流体を吸引するための吸引口が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、上述したエジェクタにおいて、前記吸引口は、前記筒状部材の軸心を中心として回転対称となる位置に複数設けられていることを特徴とする。
また本発明は、上述したエジェクタにおいて、前記筒状部材の周囲には、前記吸引口を含む部位を取り囲むように供給室が設けられ、前記供給室には、外部の流体を導入する導入通路が連通していることを特徴とする。
また本発明は、上述したエジェクタにおいて、前記ノズル部、前記合流部、前記混合部及び前記昇圧部が一体の筒状部材として成形されていることを特徴とする。
本発明によれば、ノズル部、合流部及び混合部が一体の筒状部材として成形されているため、煩雑な作業を要することなくこれらの軸心を合致させることができ、運転効率の向上を図ることができるようになる。
図1は、本発明の実施の形態であるエジェクタを概念的に示す断面側面図である。 図2は、図1に示したエジェクタの斜視図である。 図3は、図1に示したエジェクタの要部拡大断面側面図である。 図4は、図1に示したエジェクタの要部を拡大して示すもので、(a)は外観斜視図、(b)は断面斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るエジェクタの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明の実施の形態であるエジェクタを示したものである。ここで例示するエジェクタは、図には明示していないが、冷媒の循環回路に適用され、第1の冷媒経路を流通する冷媒を駆動流体として、第2の冷媒経路を流通する冷媒の吸引を行うもので、ノズル部1、合流部2、混合部3及び昇圧部4を有している。ノズル部1は、基端部が一定の内径を有した円筒状を成し、かつ図1において右方に位置する先端部が先端に向けて漸次内径が減少するテーパ状を成すものである。このノズル部1は、基端が閉塞してある一方、先端に噴射口5を有している。また、ノズル部1の基端部には、第1の冷媒経路からの冷媒を供給するための供給口6が設けてある。合流部2は、ノズル部1の噴射口5から流体が噴射される空間を構成するもので、噴射口5の内径よりも大きな内径を有した円筒状に形成してある。この合流部2を構成する周壁には、噴射口5の周囲となる部位に互いに同一形状の吸引口7が複数設けてある。吸引口7は、合流部2の外周面から中心に向けて漸次先端となるように傾斜延在するもので、合流部2の軸心を中心として回転対称となる位置に設けてある。混合部3は、合流部2の先端に連続する空間を構成するもので、一定の内径を有した円筒状に形成してある。昇圧部4は、混合部3の先端に連続する空間を構成するもので、先端に向けて漸次内径が増大するテーパ状に形成してある。
図からも明らかなように、本実施の形態では、ノズル部1、合流部2、混合部3及び昇圧部4が一体の円筒状部材10として成形してある。これらノズル部1、合流部2、混合部3及び昇圧部4から成る円筒状部材10は、例えば、銅等の金属から成る円管素材に対してスエージング加工を施すことにより成形することが可能である。また、いわゆる三次元プリンタ(3Dプリンタ)を適用して円筒状部材10を構成するようにしても良い。
上述の円筒状部材10においてノズル部1から混合部3の基端となる部位には、吸引口7を含む周囲を取り囲むように外殻体20が設けてある。外殻体20は、両端が閉塞した円筒状を成し、その軸心をノズル部1の軸心に合致させた状態で円筒状部材10に固定してあり、円筒状部材10の周囲全周に供給室21を構成している。供給室21は、合流部2の内部空間に対して十分に大きな容積を有した空間であり、吸引口7を介して合流部2の内部空間に連通している。この外殻体20の外周面において基端側となる部分には、供給室21を第2の冷媒経路に連通するための連通口22が設けてある。
上記のように構成したエジェクタでは、供給口6を介して第1の冷媒経路からノズル部1に駆動流体として冷媒を供給すると、ノズル部1の噴射口5から合流部2に対して駆動流体が噴射される。合流部2に冷媒が噴射されると、これに伴って第2の冷媒経路の冷媒が吸引流体として連通口22、供給室21、吸引口7を介して合流部2に吸引される。合流部2に吸引された吸引流体は、噴射口5から噴射された駆動流体と混合され、混合部3及び昇圧部4を介して図示せぬ冷媒経路に送出される。
ここで、上述したエジェクタによれば、ノズル部1、合流部2、混合部3及び昇圧部4を一体の円筒状部材10として構成しているため、これらを組み立てる作業が不要であり、しかも互いに軸心が正確に合致した状態にある。従って、噴射口5から噴射された駆動流体が合流部2の内壁面に衝突する事態を招来するおそれがない。さらに、円筒状部材10の周囲に容積の大きな供給室21を形成し、かつ吸引流体が吸引される吸引口7が合流部2の軸心を中心として回転対称となる位置に設けてある。従って、合流部2に対して周囲から均等に吸引流体が吸引されるようになり、合流部2に渦が発生するおそれもない。これらの結果、昇圧部4において冷媒を十分に昇圧することができる等、エジェクタの運転効率を向上することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、昇圧部4を含めてノズル部1、合流部2及び混合部3を一体の円筒状部材10として成形するようにしているが、本発明はこれに限定されず、昇圧部4については別体で成形しても良い。また、吸引口7を設ける位置は、必ずしも合流部2において噴射口5の周囲となる部位である必要はなく、合流部2においてもっとも圧力の小さくなる部分であれば、噴射口5から離隔した下流となる部位に吸引口7を設けるようにしても良い。さらに、ノズル部1から混合部3までの間を外殻体20によって覆うようにしているが、供給室21は少なくとも吸引口7を含む部分の外周に設けられていれば十分である。この場合、複数の吸引口7にわたって一つの供給室を設ける必要はない。
1 ノズル部
2 合流部
3 混合部
4 昇圧部
5 噴射口
6 供給口
7 吸引口
10 円筒状部材
20 外殻体
21 供給室
22 連通口

Claims (4)

  1. ノズル部の噴射口から合流部に駆動流体を噴射することにより外部の流体を前記合流部に吸引し、前記合流部において合流した駆動流体及び吸引された外部の流体を混合部及び昇圧部に順次送給するエジェクタであって、
    前記ノズル部、前記合流部及び前記混合部が一体の筒状部材として成形され、前記合流部を構成する部分の周壁には外部の流体を吸引するための吸引口が設けられていることを特徴とするエジェクタ。
  2. 前記吸引口は、前記筒状部材の軸心を中心として回転対称となる位置に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  3. 前記筒状部材の周囲には、前記吸引口を含む部位を取り囲むように供給室が設けられ、前記供給室には、外部の流体を導入する導入通路が連通していることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  4. 前記ノズル部、前記合流部、前記混合部及び前記昇圧部が一体の筒状部材として成形されていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
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