JP2020093894A - 搬送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】物品をより安定して搬送及び載置できる搬送システムを提供する。【解決手段】実施形態に係る搬送システムは、複数の吸着パッドと、アームと、第1駆動部と、を備える。前記複数の吸着パッドは、互いに部分的に重なりあった複数の物品をそれぞれ吸着する。前記アームは、前記複数の吸着パッドと連結され、前記複数の吸着パッドを移動させる。前記第1駆動部は、前記物品同士の重なり幅を減少させるように、前記吸着パッド同士の間の距離を広げる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、搬送システムに関する。
複数の物品を吸着し、搬送する搬送装置がある。この搬送装置について、物品同士が部分的に重なっている場合でも、安定して物品を搬送でき、所定の位置に載置できる技術が求められている。
特開2018−89732号公報
本発明が解決しようとする課題は、物品をより安定して搬送及び載置できる搬送システムを提供することである。
実施形態に係る搬送システムは、複数の吸着パッドと、アームと、第1駆動部と、を備える。前記複数の吸着パッドは、互いに部分的に重なりあった複数の物品をそれぞれ吸着する。前記アームは、前記複数の吸着パッドと連結され、前記複数の吸着パッドを移動させる。前記第1駆動部は、前記物品同士の重なり幅を減少させるように、前記吸着パッド同士の間の距離を広げる。
実施形態に係る搬送システムを表す斜視図である。 実施形態に係る搬送システムにより搬送される物品を例示する斜視図である。 実施形態に係る搬送システムにより搬送される物品を例示する斜視図である。 実施形態に係る搬送システムの一部を表す斜視図である。 実施形態に係る搬送システムの動作を表す平面図である。 実施形態に係る搬送システムの動作を表す平面図である。 実施形態に係る搬送システムの動作を表す斜視図である。 実施形態に係る搬送システムの動作を表す斜視図である。 実施形態の変形例に係る搬送システムを表す平面図である。 実施形態に係る搬送システムにより搬送される物品を例示する斜視図である。
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る搬送システムを表す斜視図である。
実施形態に係る搬送システム1は、搬送装置100を備える。搬送装置100は、所定の物品を、例えば運搬装置200の上に搬送する。
図1に表したように、搬送装置100は、基台101、アーム110、ハンド120、及び制御部190を備える。基台101は、例えば床面上に固定される。基台101に車輪等が設けられ、基台101が床面上を移動可能に構成されても良い。アーム110は、基台101に固定されている。アーム110の先端には、ハンド120が設けられている。
アーム110は、複数の回動部及び複数のリンクを有する。図1に表した例では、アーム110は、リンク111a及び111bと、回動部112a〜112eと、を有する。回動部112a〜112eは、それぞれ回転軸Ax1〜Ax5を中心として回転駆動する。回動部112a〜112eの動作により、ハンド120の鉛直方向における位置及び水平方向における位置を変化させることができる。
ハンド120は、複数の吸着パッド131〜134を有する。吸着パッド131〜134は、不図示の配管を介して減圧装置に接続されている。減圧装置の動作により、吸着パッド131〜134のそれぞれは、物品を吸着し、保持することができる。例えば、吸着パッド131〜134による吸着の開始及び吸着の解除は、個別に制御できるよう構成されている。
吸着パッド131〜134により物品が吸着された状態でアーム110が動作することで、物品を所定の場所から運搬装置200の上に搬送できる。運搬装置200は、例えばコンベア210を有する。搬送装置100は、運搬装置200のコンベア210の上で、吸着パッド131〜134の吸着を1つずつ解除する。これにより、物品が1つずつ運搬装置200のコンベア210に載置され、所定の方向へ運搬されていく。
吸着パッド131〜134には、物品Aの保持をサポートする機構がそれぞれ設けられていても良い。例えば、吸着パッド131〜134により物品が吸着された後に、吸着された物品を下方から支持する機構が設けられていても良い。これにより、搬送中の物品の落下を防止できる。
制御部190は、搬送装置100の各構成要素の動作を制御する。制御部190は、基台101やアーム110などと共に1つの装置に組み込まれても良いし、これらとは別に設けられても良い。また、制御部190は、搬送装置100に加えて、運搬装置200の動作を制御しても良い。
図2(a)、図2(b)、図3(a)、及び図3(b)は、実施形態に係る搬送システムにより搬送される物品を例示する斜視図である。
例えば、搬送システム1は、図2(a)に表した物品Aを搬送する。物品Aは、中央部の厚みが端部の厚みよりも大きい、いわゆるピラー形を呈している。一例として、物品Aには、米、土、又は肥料などが入っている。この物品Aは、図2(b)に表したように、パレットPの上に積載される。実施形態に係る搬送システム1は、例えば、パレットPの上の物品Aを順次搬送する。
図2(b)に表したように、パレットPの上には、2段以上の物品Aが積載されている。また、各段では、3個以上の物品Aが、水平面に沿って並べられている。各段において、複数の物品Aは、互いに部分的に重なり合うように載置されている。具体的には、ある物品Aの端が、別の物品Aの上又は下に位置している。このように物品A同士を部分的に重ね合わせることで、物品A同士が互いに支持し合い、積載した物品Aの荷崩れを防止できる。また、物品A同士が重なることで、パレットP及び積載された物品Aの面積を小さくできる。
図3(a)及び図3(b)は、各段における物品Aの配列を表している。例えば、図3(a)は、下から奇数段目における物品Aの配列を表している。図3(b)は、下から偶数段目における物品Aの配列を表している。図3(a)及び図3(b)に表したように、物品Aの並び方は、偶数段目と奇数段目で異なる。例えば、偶数段目の配列は、奇数段目の配列と対称である。この積載方法によれば、物品Aの荷崩れをより確実に防止できる。
図4は、実施形態に係る搬送システムの一部を表す斜視図である。
図4に表したように、吸着パッド131〜134は、それぞれ複数の物品Aを同時に吸着し、保持できる。ここで、図4に表したように、吸着パッド131から吸着パッド132への方向を第1方向DR1とする。また、吸着パッド131から吸着パッド133への方向を第2方向DR2とする。
吸着パッド131及び吸着パッド133は、第1方向DR1において、それぞれ吸着パッド132及び吸着パッド134と並んでいる。吸着パッド131及び吸着パッド132は、第2方向DR2において、それぞれ吸着パッド133及び吸着パッド134と並んでいる。
図5(a)〜図5(c)、図6(a)、及び図6(b)は、実施形態に係る搬送システムの動作を表す平面図である。
ハンド120は、第1駆動部141をさらに有する。吸着パッド131〜134により複数の物品Aが吸着されたとき、図4に表したように、物品Aの同士は部分的に重なり合っている。第1駆動部141は、吸着パッド131〜134同士の間の距離を変更可能である。
第1駆動部141の動作により、第1距離D1〜第4距離D4が変化する。第1距離D1は、吸着パッド131と132との間の第1方向DR1における距離である。第2距離D2は、吸着パッド133と134との間の第1方向DR1における距離である。第3距離D3は、吸着パッド131と133との間の第2方向DR2における距離である。第4距離D4は、吸着パッド132と134との間の第2方向DR2における距離である。第1駆動部141により、第1距離D1〜第4距離D4が広げられることで、物品A同士の重なりが解消される。
第1駆動部141は、例えば図5(a)に表したように、伸縮部141a〜141cを有する。伸縮部141bは、吸着パッド131及び132と接続されている。伸縮部141cは、吸着パッド133及び134と接続されている。伸縮部141aは、伸縮部141b及び141cと接続されている。
伸縮部141a〜141cは、伸びる動作及び縮む動作を実行可能である。伸縮部141aが動作すると、第3距離D3及び第4距離D4が変化する。伸縮部141aの動作により、例えば、図5(a)の状態から図5(b)の状態へ変化する。また、伸縮部141b及び141c動作すると、第1距離D1及び第2距離D2が変化する。伸縮部141b及び141cの動作により、例えば、図5(b)の状態から図5(c)の状態へ変化する。なお、伸縮部141a〜141cの動作の順序は、任意である。これらの伸縮部を、同時に動作させることも可能である。
第1駆動部141は、図6(a)に表したように、伸縮部141d及び141eを有していても良い。伸縮部141d及び141eは、伸びる動作及び縮む動作を実行可能である。伸縮部141dが動作すると、吸着パッド131及び134に吸着された物品Aの位置が変化し、第1距離D1〜第4距離D4が変化する。伸縮部141eが動作すると、吸着パッド132及び133に吸着された物品Aの位置が変化し、第1距離D1〜第4距離D4が変化する。伸縮部141d及び141eの動作により、例えば、図6(a)の状態から図6(b)の状態へ変化する。伸縮部141d及び141eの動作の順序は、任意である。これらの伸縮部は、同期して動作しても良い。
上述した各伸縮部は、例えば、シリンダ及びピストンを有する。各伸縮部は、モータ及びリニアガイドなどを有していても良い。各伸縮部が特定の方向において伸び縮みできれば、伸縮部の具体的な構造は、任意である。
図7は、実施形態に係る搬送システムの動作を表す斜視図である。
まず、アーム110は、吸着パッド131〜134を物品Aが積載された位置(第1位置)に移動させる。アーム110が、図7(a)に表したように吸着パッド131〜134をそれぞれ物品Aに接触させると、吸着パッド131〜134は、それぞれ物品Aを吸着する。吸着パッド131〜134が物品Aを吸着すると、アーム110は、図7(b)に表したように、吸着パッド131〜134を上方(パレットPから離れる方向)へ移動させる。
第1駆動部141の動作により、図7(c)に表したように、物品A同士の間の距離が広がり、物品A同士の重なりが解消される。アーム110は、吸着パッド131〜134を、運搬装置200が設けられた位置(第2位置)へ移動させる。例えば、アーム110は、吸着パッド131〜134の1つを、運搬装置200のコンベア210の直上へ位置させる。吸着パッド131〜134の1つは、物品Aへの吸着を解除する。これにより、図7(d)に表したように、1つの物品Aが運搬装置200のコンベア210上に載置され、コンベア210により運搬される。
例えば、物品Aを吸着するときの吸着パッド131〜134の相対的な位置関係と、物品Aを載置するときの吸着パッド131〜134の相対的な位置関係と、は予め設定される。物品Aを載置するときの吸着パッド131〜134の位置関係は、物品A同士が重ならないように設定される。
実施形態の効果を説明する。
搬送対象の物品は、図2(b)に表したように、荷崩れ防止のために、互いに部分的に重なりあって積載される場合がある。
図2(b)に表した物品を搬送するための搬送システムとして、例えば、物品を1つずつ搬送するものが考えられる。この場合、搬送システムは、最上位の物品を吸着し、搬送する。物品を吸着した際に別の物品が上に重なっていると、吸着した物品を持ち上げた際に別の物品の重さにより吸着が解除されたり、別の物品が動いて落下したりするためである。しかし、最上位の物品を吸着するためには、物品の積載方向の重なりを検出し、最上位の物品を識別する機能を搬送システムに設ける必要がある。このような機能は、一般的に高価であり、搬送システムのコストを増大させる。また、重なりの検出や最上位の物品の識別には時間を要するため、単位時間あたりの物品の搬送量(スループット)も低下する。
別の搬送システムとして、複数の物品を同時に吸着するものが考えられる。複数の物品を同時に吸着することで、吸着時の重なりの検出が不要となる。しかし、吸着した物品を別の場所へ搬送した後、1つずつ物品を放す場合は、最下位に位置する物品から吸着を解除する必要がある。吸着を解除した物品の下に別の物品が重なっていると、吸着を解除した物品の載置位置がずれたり、別の物品が落下したりする可能性がある。従って、この場合も、搬送システムには、物品同士の重なりを検出する機能が必要となる。
実施形態に係る搬送システム1では、吸着パッド131〜134が、互いに重なりあった複数の物品Aを吸着すると、第1駆動部141が、吸着パッド131〜134同士の間隔を広げる。これにより、物品A同士の重なり幅が減少する。例えば、第1駆動部141の動作により、物品A同士の重なりが解消される。このため、吸着を解除した物品Aの下に別の物品Aが重なっている場合でも、吸着を解除した物品Aの載置位置がずれたり、別の物品Aが落下したりする可能性を低減できる。すなわち、実施形態によれば、搬送システム1のコストが増大することを抑制しつつ、搬送システム1のスループットを向上させ、且つ物品Aをより安定して搬送及び載置することが可能となる。
以下で、実施形態に係る搬送システム1のより望ましい構成について説明する。
図8(a)〜図8(c)は、実施形態に係る搬送システムの一部を表す側面図である。
ハンド120には、伸縮部が設けられることが望ましい。伸縮部は、吸着パッド131〜134の吸着面Sと交差する第3方向において、吸着面Sの位置を変化させる。伸縮部が設けられることで、物品Aを吸着する際、各物品Aの高さ方向の位置の違いに応じて、吸着パッド131〜134のそれぞれの吸着面Sの位置が変化する。これにより、吸着パッド131〜134の各吸着面Sを物品Aに密着させることができ、物品Aをより安定して吸着できるようになる。
例えば図8(a)に表したように、伸縮部として、筒体161及び弾性部材162が設けられる。吸着パッド131〜134は、それぞれ筒体161を介して第1駆動部141に接続されている。各筒体161は、シリンダ及びピストンを有する。シリンダ及びピストンの一方は、第1駆動部141に固定され、シリンダ及びピストンの他方は、吸着パッド131〜134に固定されている。各筒体161において、ピストンのシリンダへの挿入量は、第1駆動部141と各吸着パッドとの間の距離に応じて変化する。
各筒体161には、弾性部材162が設けられている。弾性部材162は、第3方向DR3に伸縮可能である。例えば、弾性部材162は、筒体161が限界まで伸びきったときに、圧縮状態にある。すなわち、弾性部材162は、筒体161を伸ばす方向へ弾性力を発生させている。吸着パッド131〜134が物品Aに接触した際は、物品Aから吸着パッド131〜134への反力により、筒体161及び弾性部材162が縮む。吸着パッド131〜134が物品Aに接触していないときは、弾性部材162の弾性力により、筒体161は伸びた状態となる。
伸縮部として、図8(b)に表したように、ベローズ163が設けられても良い。ベローズ163は、第3方向DR3に伸縮可能に設けられている。
又は、図8(c)に表したように、伸縮部として、第2駆動部142が設けられても良い。複数の第2駆動部142は、第3方向DR3に沿ってそれぞれ吸着パッド131〜134を移動させる。
例えば、第2駆動部142は、ガイド142a、スライダ142b、及び不図示のアクチュエータを有する。ガイド142a及びスライダ142bの一方は、吸着パッド131〜134に固定され、ガイド142a及びスライダ142bの他方は、第1駆動部141に固定されている。アクチュエータにより、スライダ142bがガイド142aに対して第3方向DR3に沿って移動する。各第2駆動部142は、独立して動作可能である。これにより、吸着パッド131〜134のそれぞれの第3方向DR3の位置を、個別に制御できる。
なお、第2駆動部142の具体的な構成は、吸着パッド131〜134を第3方向DR3に沿って移動できれば、適宜変更可能である。例えば、第2駆動部142は、シリンダ、ピストン、及び調圧部を有していても良い。シリンダ及びピストンの一方は、吸着パッド131〜134に固定され、シリンダ及びピストンの他方は、第1駆動部141に固定される。調圧部は、シリンダ内の圧力を調整する。ピストンは、第3方向DR3に沿って移動する。ピストンの移動は、調圧部により、シリンダ内の圧力を調整することで制御できる。
図1に表したように、搬送システム1は、第1検出部151を備えていても良い。第1検出部151は、吸着パッド131〜134に吸着された物品A同士の重なりを検出する。第1検出部151は、搬送装置100、運搬装置200、搬送システム1が設けられた空間の床面、又は天井などに設けられる。
第1検出部151は、例えばカメラを含む。カメラは、吸着パッド131〜134に吸着された物品Aを撮影し、画像を取得する。第1検出部151は、画像に基づいて物品A同士の重なりを検出する。又は、第1検出部151は、赤外線センサなどを含んでいても良い。例えば、赤外線センサは、物品A同士が重なりうる位置に向けて光を照射し、その反射光の強度を検出する。物品A同士が重なっているときと、物品A同士が重なっていないときで、検出される反射光強度が変化する。第1検出部151は、反射光強度に基づき、物品A同士が重なっているか検出する。
第1駆動部141は、第1検出部151の検出結果に応じて、吸着パッドの移動距離を調整しても良い。例えば、第1駆動部141は、第1検出部151により物品A同士の重なりが検出されている間、吸着パッド131〜134同士の間の距離を広げる。第1駆動部141は、第1検出部151により物品A同士の重なりが検出されなくなると、吸着パッド131〜134の移動を停止させる。
又は、第1駆動部141は、第1検出部151による検出結果に拘わらず、限界値まで吸着パッド131〜134同士の間の距離を広げるよう設定されても良い。例えば、第1駆動部141が限界値まで吸着パッド131〜134同士の間の距離を広げた後、第1検出部151による検出が実行される。第1検出部151により物品A同士が重なっていることが検出されると、搬送システム1は、非常モードを実行する。例えば、搬送システム1は、非常モードにおいて、アーム110の動作を停止させる。
搬送システム1は、図1に表したように、報知部170を備えていても良い。例えば、搬送システム1は、非常モードにおいて、報知部170による報知を実行しても良い。報知部170は、例えば、音、光、又は振動により、搬送装置100に異常があったことを人に報知する。報知部170は、ネットワークを介して、所定のコンピュータ又は端末装置などに通知を送信しても良い。
搬送システム1は、例えば図1及び図4に表したように、吸着パッド131〜134を回転させる回動部112aを備えていることが望ましい。回動部112aは、回転軸Ax1を中心として、吸着パッド131〜134を回転させる。この回転軸Ax1の軸方向は、図4に表したように、吸着パッド131〜134の吸着面Sと交差する方向である。例えば、軸方向は、吸着パッド131〜134に囲まれた領域を通過する。
物品Aの形状は、例えば図2(a)に表したように、平面視において矩形状である。すなわち、物品Aには、長手方向と短手方向が存在する。また、ある物品Aの長手方向は、図2(b)に表したように、隣合う物品Aの長手方向と交差する。このため、例えば図4に表したように、吸着パッド131により吸着された物品Aの長手方向は、第1方向DR1を向いているのに対し、吸着パッド132により吸着された物品Aの長手方向は、第2方向DR2を向いている。
運搬装置200が物品Aを運搬する際、各物品Aは、特定の向きに揃えてコンベア210の上に並べられることがある。この場合、搬送装置100は、物品Aの向きを適切な方向に向けて、運搬装置200の上に載置できることが望ましい。回動部112aが設けられていると、回動部112aの動作により、吸着パッド131〜134を回転できる。吸着パッド131〜134が回転すると、物品Aの向きが変化する。回動部112aの動作により、物品Aの向きを適切な方向に向けて、運搬装置200の上に載置することが可能となる。
例えば、アーム110は、物品A(第1物品)を吸着した吸着パッド131(第1吸着パッド)を、運搬装置200の上に移動させる。回動部122aは、第1物品の長手方向及び短手方向の一方が、運搬装置200の運搬方向と揃うように、吸着パッド131〜134を回転させる。その後、吸着パッド131は、第1物品への吸着を解除し、第1物品を運搬装置200の上に載置する。
次に、回動部122aは、吸着パッド132(第2吸着パッド)により吸着された別の物品A(第2物品)の長手方向及び短手方向の前記一方が、運搬装置200の運搬方向と揃うように、吸着パッド131〜134を回転させる。その後、吸着パッド132は、第2物品への吸着を解除し、第2物品を運搬装置200の上に載置する。
また、図3(a)及び図3(b)に表したように、物品Aの配置は、奇数段目と偶数段目で異なる。一例として、奇数段目において、吸着パッド131により吸着される物品Aの長手方向は、偶数段目において、吸着パッド131により吸着される物品Aの長手方向と異なる。例えば、搬送システム1には、パレットPの上に積載された物品Aの段数と、最上位の物品Aの配置と、が予め入力される。搬送システム1は、搬送した物品Aの段数をカウントする。回動部112aは、これらの情報を基に、載置する物品Aの向きが所定の方向を向くように、吸着パッド131〜134を回転させる。
また、吸着パッド131〜134のそれぞれの第1方向DR1における長さ及び第2方向DR2における長さは、物品Aの短手方向の長さよりも短いことが望ましい。この構成において、吸着パッド131〜134は、奇数段目の物品Aと偶数段目の物品Aが重なり合った位置で、物品Aを吸着する。こうすることで、奇数段目の物品Aを吸着する際の吸着パッド131〜134の水平方向における位置を、偶数段目の物品Aを吸着する際の吸着パッド131〜134の水平方向における位置と実質的に同じにできる。換言すると、奇数段目の物品Aの吸着時と、偶数段目の物品Aの吸着時と、で吸着パッド131〜134の水平方向における位置を切り替える必要が無い。このため、例えば、搬送システム1の動作及びその設定をより容易にできる。
図1に表したように、搬送システム1は、第2検出部152を備えていても良い。第2検出部152は、各物品Aの長手方向と短手方向を検出する。第2検出部152は、搬送装置100、運搬装置200、搬送システム1が設けられた空間の床面、又は天井などに設けられる。例えば、第2検出部152は、カメラを含む。カメラは、物品Aを撮影し、画像を取得する。第2検出部152は、画像に基づき、物品Aの長手方向及び短手方向を検出する。
第2検出部152は、超音波センサを含んでいても良い。例えば、超音波センサは、マトリクス状に配列された複数の送信部及び複数の受信部を含む。超音波が放射された領域を物品Aが通過すると、物品Aの形状に応じて、複数の受信部で検出される反射波強度の分布が変化する。第2検出部152は、この分布の変化に基づき、物品Aの長手方向及び短手方向を検出する。
第2検出部152による検出結果に基づき、回動部112aは、載置する物品Aの向きが所定の方向を向くよう、吸着パッド131〜134を回転させる。第2検出部152による検出により、載置する物品Aの向きを、より確実に所定の方向に向けることができる。
第2検出部152による検出は、第1駆動部141の動作により物品A同士の重なり幅が減少された後に、実行されることが望ましい。物品A同士の重なり幅が小さいと、物品Aの長手方向及び短手方向の検出が容易となる。
より望ましくは、第2検出部152による検出は、物品A同士の重なりが解消された後に実行される。物品A同士が離れた状態で検出することで、物品Aの長手方向及び短手方向の検出がさらに容易となる。
搬送装置100が物品Aを運搬装置200の上に載置するとき、例えば、吸着パッド131〜134の1つが、コンベア210から離れた位置で、物品Aへの吸着を解除する。吸着パッド131〜134をコンベア210に近接させすぎると、載置対象ではない物品Aがコンベア210に接触し、コンベア210上へ落下しうるためである。
一方で、コンベア210から離れた位置で物品Aへの吸着を解除すると、落下時の衝撃により、物品Aが損傷する可能性もある。このため、望ましくは、図8(c)に表した第2駆動部142により、載置対象の物品Aを吸着しているいずれかの吸着パッドのみをコンベア210に近接させる。こうすることで、載置対象ではない物品Aがコンベア210に接触することを防止でき、且つ載置した際の衝撃により物品Aが損傷する可能性を低減できる。
搬送システム1は、図1に表したように、第3検出部153を備えていても良い。第3検出部153は、吸着された物品Aと運搬装置200との間の距離に関する信号を検出する。第3検出部153は、例えば、ハンド120、運搬装置200、搬送システム1が設けられた空間の床面、又は天井などに設けられる。
例えば、第3検出部153は、光学式又は超音波式の測距センサを含む。測距センサは、この測距センサとコンベア210との間の距離を検出する。第2駆動部142は、第3検出部153による検出結果に基づき、吸着パッド131〜134のいずれかの高さ方向における位置を調整する。これにより、例えば、物品Aが意図せずコンベア210と接触することを防止できる。
搬送システム1は、図1に表したように、第4検出部154を備えていても良い。第4検出部154は、吸着対象の物品Aの高さ方向における位置に関する信号を検出する。例えば、第4検出部154は、例えば、ハンド120、搬送システム1が設けられた空間の天井などに設けられる。
第4検出部154は、例えば、光学式又は超音波式の測距センサを含む。測距センサは、吸着時に、この測距センサと吸着対象の物品Aとの間の高さ方向における距離を検出する。第4検出部154は、カメラを含んでいても良い。カメラは、吸着対象の物品Aを撮影し、画像を取得する。第4検出部154は、画像に基づいて各物品Aの高さ方向における位置を検出する。例えば、複数の第2駆動部142は、第4検出部154による検出結果に基づき、吸着パッド131〜134の高さ方向における位置をそれぞれ調整する。これにより、吸着パッド131〜134の各吸着面Sを物品Aに密着させることができ、物品Aをより安定して吸着できるようになる。
上述した各検出部について、1つの検出器が、複数の検出部として機能しても良い。例えば、1つのカメラが、第1検出部151、第2検出部152、及び第4検出部154の2つ以上として機能しても良い。1つの測距センサが、第3検出部153及び第4検出部154として機能しても良い。
図9は、実施形態の変形例に係る搬送システムを表す平面図である。
変形例に係る搬送システム2は、例えば図9に表したように、複数の搬送装置100及び運搬装置C〜Cを備える。搬送装置100は、パレットPの上に積載された物品Aを、運搬装置Cのコンベア上に搬送する。同様に、搬送装置100は、パレットP2〜nの上に積載された物品A2〜nを、運搬装置C2〜nのコンベア上にそれぞれ搬送する。例えば、搬送装置100は、各物品を搬送する際、パレットP〜Pと、運搬装置C〜Cと、の間を、軌道Tに沿って移動する。
運搬装置C〜Cは、載置された物品A〜Aを、運搬装置TCに向けて運搬する。運搬装置TCでは、物品A〜Aが集約され、運搬装置Cn+1及びCn+2へ運搬される。例えば、運搬装置C〜Cから運搬装置TCへは、物品A〜Aのそれぞれの数が、運搬装置Cn+1及びCn+2において所定の割合となるように、各物品が受け渡される。一例として、図9では、運搬装置Cn+1において、3つの物品A、1つの物品A、及び1つの物品Aの順番に並べられている。すなわち、物品Aの数と、物品Aの数と、物品Aの数と、が3:1:1の比率となるように、各物品が運搬されている。
物品Aの搬送、物品Aの搬送、及び物品Aの搬送は、例えば互いに異なる周期で実行される。各物品の搬送の周期は、運搬装置Cn+1及びCn+2によって運搬される各物品の割合に応じて設定される。すなわち、運搬装置Cn+1及びCn+2によって、より多く運搬される物品ほど、搬送の周期は短く設定される。
このような複数の運搬装置が設けられた搬送システムでは、短い時間で多くの物品が運搬される。従って、搬送装置100についても、より短い時間でより多くの物品を、より確実に各運搬装置へ搬送できることが望まれる。上述した通り、実施形態によれば、搬送システムのスループットを向上させ、且つ物品Aをより安定して搬送及び載置することが可能である。従って、実施形態に係る発明は、図9に表した搬送システム2に対して、好適に適用することができる。
図10は、実施形態に係る搬送システムにより搬送される物品を例示する斜視図である。
以上では、1つの段に物品が4つ並べられ、4つの吸着パッドによりこれらの物品を吸着する例を説明した。実施形態に係る発明は、この例に限定されない。例えば、図10(a)に表したように、1つの段に3つの物品が並べられても良い。図10(b)に表したように、1つの段に5つの物品が並べられても良い。吸着パッドの数は、1つの段に並べられた物品の数に合わせて変更可能である。いずれの例においても、荷崩れ防止のためには、物品同士を部分的に重ね合わせて積むことが有効である。そして、実施形態に係る搬送システムによれば、1つの段に並べられた物品を同時に搬送でき、且つ物品の吸着中にそれらの物品同士の重なりを解消できる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1、2 搬送システム、 100 搬送装置、 101 基台、 110 アーム、 111a,111b リンク、 112a〜112e 回動部、 120 ハンド、 131〜134 吸着パッド、 141 駆動部、 141a〜141e 伸縮部、 142 駆動部、 142a ガイド、 142b スライダ、 151 第1検出部、 152 第2検出部、 153 第3検出部、 161 筒体、 162 弾性部材、 163 ベローズ、 170 報知部、 190 制御部、 200 運搬装置、 210 コンベア、 A、A〜A 物品、 Ax1〜Ax5 回転軸、 C〜Cn+2 運搬装置、 D1 第1距離、 D2 第2距離、 D3 第3距離、 D4 第4距離、 DR1 第1方向、 DR2 第2方向、 DR3 第3方向、 P、P〜P パレット、 S 吸着面、 TC 運搬装置

Claims (17)

  1. 互いに部分的に重なりあった複数の物品をそれぞれ吸着する複数の吸着パッドと、
    前記複数の吸着パッドと連結され、前記複数の吸着パッドを移動させるアームと、
    前記物品同士の重なり幅を減少させるように、前記吸着パッド同士の間の距離を広げる第1駆動部と、
    を備えた搬送システム。
  2. 前記第1駆動部は、前記複数の吸着パッドをそれぞれ予め設定された距離移動させ、前記物品同士の重なりを解消する請求項1記載の搬送システム。
  3. 前記物品同士の重なりを検出する第1検出部をさらに備えた請求項1記載の搬送システム。
  4. 前記第1駆動部は、前記物品同士の重なりが前記第1検出部により検出されなくなるまで、前記吸着パッド同士の間の距離を広げる請求項3記載の搬送システム。
  5. 前記第1駆動部が前記吸着パッド同士の間の距離を限界値まで広げた後に、前記第1検出部により前記物品同士の重なりが検出されるとき、前記アームは、動作を停止する請求項3記載の搬送システム。
  6. 報知部をさらに備え、
    前記第1駆動部が前記吸着パッド同士の間の距離を限界値まで広げた後に、前記第1検出部により前記物品同士の重なりが検出されるとき、前記報知部による報知が実行される請求項3記載の搬送システム。
  7. 前記複数の吸着パッドは、第1位置に載置された前記複数の物品をそれぞれ吸着し、
    前記第1駆動部は、前記物品を吸着した前記吸着パッド同士の間の距離を広げ、
    前記アームは、吸着された前記複数の物品を運搬装置が設けられた第2位置へ移動させ、
    前記複数の吸着パッドは、前記第2位置で前記複数の物品への吸着を解除する請求項1〜6のいずれか1つに記載の搬送システム。
  8. 前記複数の吸着パッドを、回転させる回動部をさらに備え、
    前記回動部の回転軸方向は、前記複数の吸着パッドに囲まれた領域を通り、
    前記複数の吸着パッドは、長手方向及び短手方向を有する前記複数の物品をそれぞれ吸着し、
    前記回転駆動部は、前記長手方向及び前記短手方向の一方が、前記運搬装置による前記物品の運搬方向と揃うように、前記複数の吸着パッドを回転させる請求項7記載の搬送システム。
  9. 前記長手方向及び前記短手方向を検出する第2検出部をさらに備えた請求項8記載の搬送システム。
  10. 前記第2検出部は、前記第1駆動部により前記物品同士の重なり幅が減少された後に、前記長手方向及び前記短手方向を検出する請求項9記載の搬送システム。
  11. 前記複数の吸着パッドは、第1物品及び第2物品を含む前記物品を吸着し、
    前記複数の吸着パッドは、第1吸着パッド及び第2吸着パッドを有し、
    前記第1吸着パッドは、第1方向において前記第2吸着パッドと並び、前記長手方向が前記第1方向に沿う前記第1物品を吸着し、
    前記第2吸着パッドは、前記長手方向が、前記第1方向と交差する第2方向に沿う前記第2物品を吸着する請求項8〜10のいずれか1つに記載の搬送システム。
  12. 前記第1物品の前記長手方向及び前記短手方向の一方が前記運搬方向と揃うように、前記回動部が前記複数の吸着パッドを回転させると、前記第1吸着パッドは前記第1物品への吸着を解除し、
    前記第2物品の前記長手方向及び前記短手方向の一方が前記運搬方向と揃うように、前記回動部が前記複数の吸着パッドを回転させると、前記第2吸着パッドは前記第2物品への吸着を解除する、
    請求項11記載の搬送システム。
  13. 前記複数の吸着パッドの吸着面と交差する第3方向に伸縮可能であり、前記複数の吸着パッドにそれぞれ接続された複数の伸縮部をさらに備えた請求項7〜12のいずれか1つに記載の搬送システム。
  14. 前記複数の伸縮部は、前記複数の吸着パッドを前記第3方向に沿って移動させる複数の第2駆動部をそれぞれ有し、
    前記複数の第2駆動部の1つは、前記複数の吸着パッドの1つが前記運搬装置の上に位置すると、前記複数の吸着パッドの前記1つを前記運搬装置に向けて移動させ、
    前記複数の吸着パッドの前記1つは、前記複数の物品の1つへの吸着を解除し、前記複数の物品の前記1つを前記運搬装置の上に載置する請求項13記載の搬送システム。
  15. 吸着された前記物品と前記搬送装置との間の距離に関する信号を検出する第3検出部をさらに備え、
    前記複数の第2駆動部は、前記第3検出部による検出結果に基づき、前記複数の吸着パッドの前記第3方向における位置をそれぞれ制御する請求項14記載の搬送システム。
  16. 前記複数の吸着パッドにより前記複数の物品を吸着する際に、前記複数の物品の高さ方向における位置に関する信号を検出する第4検出部をさらに備え、
    前記複数の伸縮部は、前記複数の吸着パッドを前記第3方向に沿って移動させる複数の第2駆動部をそれぞれ有し、
    前記複数の第2駆動部は、前記第4検出部による検出結果に基づき、前記複数の吸着パッドのそれぞれの前記高さ方向における位置を調整する請求項13記載の搬送システム。
  17. 複数の物品をそれぞれ吸着する複数の吸着パッドと、
    前記複数の吸着パッドと連結され、前記複数の吸着パッドを移動させるアームと、
    前記吸着パッド同士の間の距離を広げる第1駆動部と、
    を有する搬送装置を備え、
    前記搬送装置は、複数の第1物品を第1運搬装置の上に搬送する動作と、複数の第2物品を第2運搬装置の上に搬送する動作と、を実行する搬送システム。
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