JP2020093296A - レーザー式はんだ付け装置及びはんだ付け方法 - Google Patents

レーザー式はんだ付け装置及びはんだ付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】波長の異なる2種類のレーザー光を使用してはんだ付けを行うことにより、はんだ付け時間を短縮してはんだ付け効率を高めると同時に、高品質のはんだ付けを行うことができるようにする。【解決手段】照射ヘッド4は、波長が長い第1レーザー光B1と波長の短い第2レーザー光B2とを、1つの照射口10から第1光軸L1上で照射可能であり、はんだ付け部位Pを予熱する第1工程S1では、前記照射ヘッド4から前記第2レーザー光B2を該はんだ付け部位Pに向けて照射し、線状はんだ5を溶融させて該はんだ付け部位Pに拡散させる第2工程S2、拡散した溶融はんだを後加熱する第3工程S3では、前記照射ヘッド4から前記第1レーザー光B1をはんだ付け部位Pに向けて照射する。【選択図】図2

Description

本発明は、レーザー光を使用してはんだ付けを行うレーザー式はんだ付け装置及びはんだ付け方法に関するものである。
レーザー光を使用して電子部品をプリント基板にはんだ付けする技術は、例えば特許文献1に開示されているように公知である。その例として図7−図11には、プリント基板60に形成された環状の端子61に、電子部品63から延出する棒状のリード62を、レーザー光Bと線状はんだ64とを使用してはんだ付けする方法が概略的に示されている。図7中の符号65が付された部品は、レーザー光Bを照射するための照射ヘッドである。
前記方法においては、先ず、図8に示すように、前記照射ヘッド65からレーザー光Bを前記端子61とリード62とに照射することにより、該端子61とリード62とを必要な温度になるように予熱し(第1工程)、次に、図9(a)に示すように、はんだ供給ノズル66から供給される線状はんだ64をレーザー光Bにより溶融させると共に、図9(b)に示すように、溶融したはんだ(溶融はんだ)64aをはんだ付け部位P全体に拡散させ(第2工程)、その後、図10に示すように、拡散した溶融はんだ64aをレーザー光Bで後加熱する(第3工程)ことで、図11に示すように、前記端子61とリード62とのはんだ付けが完了する。
このとき使用される前記レーザー光Bは、通常赤外光であり、様々な波長の赤外光の中から、前記端子61及びリード62の材質や線状はんだ64の主成分等に応じて、それらの加熱に最適な波長の赤外光が選択的に使用されている。その波長は、例えば808nm、940nm、980nm等である。このように、レーザー光Bの波長を選択するのは、前記端子61及びリード62の材質や線状はんだ64の主成分等に応じてレーザー光Bの吸収率が異なるためで、吸収率の高いレーザー光Bを選択することにより、はんだ付け部位Pの加熱速度が速まるため、はんだ付けに要する時間が短縮されてはんだ付け効率が上昇すると同時に、はんだ付けの品質も向上する。
ここで、前記はんだ付け部位Pを構成する金属、即ち、前記端子61やリード62を形成する金属は、一般に銅や金であり、また、前記線状はんだ64を構成する金属は主として錫であるが、これら銅や金あるいは錫においては、図12に示すように、波長の長いレーザー光より、波長の短いレーザー光の吸収率が高いことが知られている。特に、銅及び金の場合は、前記赤外域のレーザー光(赤色レーザー光)より、波長が450nm程度の青色レーザー光の吸収率が格段に高い。このため、特許文献2に開示されているように、前記赤色レーザー光の代わりに青色レーザー光を使用することも行われている。
しかし、前記青色レーザー光は、プリント基板に施されている基板レジストによる吸収率が高いため、線状はんだが溶融した場合に、溶融はんだに反射された青色レーザー光が前記基板レジストに照射されて吸収され、前記プリント基板が劣化し易いという問題を生じる。このため、青色レーザー光を使用する場合は、基板レジストに与えるダメージを軽減するための工夫が必要になる。
また、特許文献3には、赤色レーザー光と青色レーザー光の両方を使用する半田付け装置が開示されている。この半田付け装置は、半田が予め塗布されている端子に導体をはんだ付けするリフロー式の半田付け装置で、赤色レーザー光出射装置と青色レーザー光出射装置とを使用し、前記半田には赤色レーザー光を照射し、前記導体には青色レーザー光を照射するものである。
しかし、前記半田付け装置は、リフロー式であるため、半田に対する赤色レーザー光の照射と、導体に対する青色レーザー光の照射とを、同時に行わなければならず、このため、この半田付け装置の技術を、前記図7−図11に示すような線状はんだ64を用いた通常のはんだ付け装置に、直ちに適用することはできない。しかも、前記半田付け装置は、2つの出射装置を設け、この2つの出射装置から赤色レーザー光と青色レーザー光とを別々に照射しているため、半田付け装置の構造が複雑で大型であるという欠点も有する。
特開2008−173659号公報 特開2008−55456号公報 特開2013−103263号公報
本発明の技術的課題は、波長の異なる2種類のレーザー光を使用してはんだ付けを行うことにより、はんだ付け時間を短縮してはんだ付け効率を高めると同時に、高品質のはんだ付けを行うことができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、本発明によれば、第1レーザー光を出力する第1レーザー発振器と、前記第1レーザー光より波長の短い第2レーザー光を出力する第2レーザー発振器と、前記第1レーザー光及び第2レーザー光をはんだ付け部位に照射する照射ヘッドと、前記はんだ付け部位に線状はんだを供給するはんだ供給装置と、はんだ付け装置全体を制御する制御装置とを有し、前記照射ヘッドは、前記第1レーザー光と第2レーザー光とを、1つの照射口から同軸上で照射可能なるように構成され、前記制御装置は、線状はんだの供給前に前記はんだ付け部位を予熱する第1工程においては、前記照射ヘッドから波長の短い前記第2レーザー光を該はんだ付け部位に向けて照射し、該はんだ付け部位に供給された線状はんだを溶融させて該はんだ付け部位に拡散させる第2工程と、前記はんだ付け部位に拡散した溶融はんだを後加熱する第3工程とにおいては、前記照射ヘッドから波長の長い前記第1レーザー光を前記はんだ付け部位に向けて照射するように設定されていることを特徴とするレーザー式はんだ付け装置が提供される。
本発明のレーザー式はんだ付け装置においては、前記照射ヘッドは、中空のボディと、該ボディの先端部に設けられた前記照射口と、該ボディの基端部に設けられた第1入射口及び第2入射口とを有し、前記第1入射口から前記第1レーザー光が入射され、前記第2入射口から前記第2レーザー光が入射されるように構成され、前記第1入射口と照射口とは、前記ボディの内部を直線的に延びる第1光軸上に位置し、前記第2入射口は、前記第1光軸と平行する第2光軸上に位置しており、前記第1光軸上には、前記第1入射口から前記照射口に向けて順次、前記第1入射口から入射した第1レーザー光を平行光にする第1平行レンズと、前記第1レーザー光は透過させるが第2レーザー光は反射する第1半透鏡と、前記第1レーザー光を集光させる集光レンズとが配置され、前記第1半透鏡は、前記第1光軸に対して45度傾斜する姿勢に配設されており、前記第2光軸上には、前記第2入射口から入射した第2レーザー光を平行光にする第2平行レンズと、平行光になった該第2レーザー光を前記第1半透鏡に向けて90度屈曲させる第1反射鏡とが配設され、該第1反射鏡で前記第1半透鏡に向けて反射された第2レーザー光が、該第1半透鏡で前記第1光軸に沿う方向に反射されたあと、該第1光軸に沿って進行し、前記集光レンズで集光されて前記はんだ付け部位に照射されるように構成されている。
この場合、前記第1入射口は、前記ボディの基端部に固定的に配設され、前記第2入射口は、前記第2光軸に沿って位置調整可能に配設されていることが望ましい。
前記第1レーザー光は赤色レーザー光であり、前記第2レーザー光は青色レーザー光であってもよく、或いは、前記第1レーザー光及び第2レーザー光は、共に赤色レーザー光であってもよい。
更に、前記課題を解決するため、本発明によれば、線状はんだの供給前にはんだ付け部位にレーザー光を照射して該はんだ付け部位を予熱する第1工程と、前記はんだ付け部位に供給された線状はんだをレーザー光の照射により溶融させて前記はんだ付け部位に拡散させる第2工程と、はんだ付け部位に拡散した溶融はんだをレーザー光の照射により後加熱する第3工程とを有するレーザー式はんだ付け方法において、前記第1工程では、波長の短い第2レーザー光を前記はんだ付け部位に照射し、前記第2工程及び第3工程では、前記第2レーザー光より波長の長い第1レーザー光を前記線状はんだ及び溶融はんだに照射することを特徴とするレーザー式はんだ付け方法が提供される。
本発明に係るレーザー式はんだ付け方法においては、前記第1レーザー光は赤色レーザー光であり、前記第2レーザー光は青色レーザー光であってもよく、或いは、前記第1レーザー光及び第2レーザー光は、共に赤色レーザー光であってもよい。
本発明は、波長の異なる2種類のレーザー光を使用してはんだ付けを行うことにより、はんだ付け時間を短縮してはんだ付け効率を高めると同時に、高品質のはんだ付けを行うことができる。
本発明に係るレーザー式はんだ付け装置に用いる照射ヘッドの斜視図である。 本発明に係るレーザー式はんだ付け装置の構成図であって、前記照射ヘッドを断面にして示す図である。 図2の可動キャップの態様を示す部分拡大断面図である。 図3の状態から前記可動キャップを下降させ、第2入射口を下方に位置調整した状態を示す部分拡大断面図である。 (a)ははんだ付け部位の平面図、(b)は同断面図である。 (a)ははんだ付けの第1工程を示す断面図、(b)は同第2工程を示す断面図、(c)は同第3工程を示す断面図である。 公知のはんだ付け装置を使用してはんだ付けを行う態様を示す要部断面図である。 公知のはんだ付け工程の第1工程を示す要部斜視図である。 (a)及び(b)は、公知のはんだ付け工程の第2工程を示す要部斜視図である。 公知のはんだ付け工程の第3工程を示す要部斜視図である。 公知のはんだ付け工程が完了した状態のはんだ付け部位の視図である。 銅、金及び錫について、各々のレーザー光吸収率とレーザー光の波長との関係を示す線図である。
以下、本発明に係るレーザー式はんだ付け装置及びレーザー式はんだ付け方法について、図面を用いて説明する。
先ず、前記レーザー式はんだ付け装置1の構成について説明する。
図1及び図2に示すように、前記レーザー式はんだ付け装置1は、レーザーダイオードの励起によって第1レーザー光B1を発振して出力する第1レーザー発振器2と、前記第1レーザー光B1よりも波長が短い第2レーザー光B2を発振して出力する第2レーザー発振器3と、第1レーザー光B1及び第2レーザー光B2を、プリント基板50上のはんだ付け部位Pに照射する照射ヘッド4と、前記はんだ付け部位Pに線状はんだ5を供給するためのはんだ供給装置6と、前記はんだ付け部位Pから放射される赤外線(放射赤外線)を受光して該はんだ付け部位Pの温度を非接触で測定する放射温度計7と、このレーザー式はんだ付け装置1全体を、設定されたプログラムに従って自動的に制御する制御装置8とを有している。
前記はんだ付け部位Pは、図5(a)、図5(b)に示すように、前記プリント基板50に形成された環状の端子51と、電子部品53から延出するリード52とを有している。前記端子51及びリード52は金や銅により構成され、該リード52は、前記端子51の内部に下から上向きに挿入されている。
なお、前記はんだ付け部位Pとは、はんだ付け工程によって異なり、前記端子51及びリード52から成るはんだ付け対象にはんだが供給されていない場合は該はんだ付け対象を示し、はんだ付け対象にはんだが供給された後では、該はんだ付け対象及びはんだを示す。
前記第1レーザー発振器2から出力される第1レーザー光B1は、800nm−1000nmの波長領域の中から選択された波長を有する赤色レーザー光であり、前記第2レーザー発振器3から発振される第2レーザー光B2は、400nm−500nmの波長領域の中から選択された波長を有する青色レーザー光であり、はんだ付け部位Pを構成する金属素材に応じて最適な波長が選択される。前記レーザー式はんだ付け装置1は、2種のレーザー光をはんだ付け部位Pに選択的に照射するように構成されている。
前記照射ヘッド4は、中空のボディ9を有し、該ボディ9の先端部には1つの照射口10が設けられ、該ボディ9の基端部には、前記第1レーザー光B1をボディ9内へと入射させる第1入射口11と、前記第2レーザー光B2をボディ9内へと入射させる第2入射口12と、前記はんだ付け部位Pを撮像するためのCCDカメラ13とが設けられている。
前記第1入射口11には、前記第1レーザー発振器2に通じる第1光ファイバ14の先端が第1コネクタ15を介して接続され、この第1光ファイバ14を通じて、前記ボディ9の内部に第1レーザ光B1が導入されるようになっている。一方、前記第2入射口12には、第2レーザー発振器3に通じる第2光ファイバ16の先端が第2コネクタ17を介して接続され、この第2光ファイバ16を通じて、前記ボディ9内部に第2レーザー光B2が導入されるようになっている。
また、前記ボディ9は、主ボディ部18と、主ボディ部18の左右両隣に各々配された第1副ボディ部19及び第2副ボディ部20とを有している。前記主ボディ部18は、第1レーザー光B1の第1光軸L1に沿って延びており、前記第1副ボディ部19は、前記第1光軸L1と平行な第2レーザー光B2の第2光軸L2に沿って延びており、前記第2副ボディ部20は、前記第1光軸L1及び第2光軸L2に平行なCCDカメラ撮像用の第3光軸L3に沿って延びている。
前記主ボディ部18は、前記第1光軸L1に沿って上から下に向けて順に、第1部分18aと第2部分18bと第3部分18cと第4部分18dとを有し、前記第1部分18aの上端部には、前記第1入射口11を有する固定キャップ21が取り付けられ、前記第4部分18dの下端部には、前記照射口10を先端部に有する先細り形状の照射ノズル22が連結されている。前記固定キャップ21は、矩形の外形を有し、上端部21aに前記第1入射口11が設けられていると共に、4つの固定用ねじ21bにより該固定キャップ21と前記第1部分18aとがねじ固定されている。よって、前記固定キャップ21に設けられた第1入射口11は、前記ボディ9の基端部に固定的に配設されている。
また、前記主ボディ部18には、前記第1光軸L1上の位置に、複数の光学部品が内蔵されている。具体的には、前記第1部分18aの内部に、前記第1入射口11から入射した先広がり状の第1レーザー光B1を円形の平行光にする第1平行レンズ23が配置され、前記第2部分18bの内部に、前記第1光軸L1に対して45度傾斜する姿勢で配置された第2半透鏡25が設けられ、第3部分18cの内部に、前記第1光軸L1に対して45度傾斜する姿勢で配置された第1半透鏡24が設けられている。
前記第1半透鏡24は、前記第1レーザー光B1及び可視光は透過させるが前記第2レーザー光B2は反射させるように構成され、前記第2半透鏡25は、前記第1レーザー光B1は透過させるが可視光は反射させるように構成されている。
また、前記第4部分18dの内部には、集光レンズ26が内蔵されており、第1平行レンズ23、前記第1半透鏡24及び第2半透鏡25を透過した第1レーザー光B1がこの集光レンズ26で集光され、はんだ付け部位Pに向けてスポット状に照射される。
なお、この前記第4部分18dは、前記集光レンズ26よりも先端側に、その側面に開口するガラス装着溝27をさらに有し、このガラス装着溝27内に、防塵ガラス28がガラス保持部材29を介して取り付けられている。
前記第1副ボディ部19は、前記主ボディ部18に内蔵された第1半透鏡24に対応する位置、即ち主ボディ部18の第3部分18cの位置で、該主ボディ部18に連結されている。前記第1副ボディ部19は、前記第2光軸L2に沿って上から下に向けて順に、第1部分19aと第2部分19bとを有している。前記第1部分19aの上端部には、前記第2入射口12が設けられた可動キャップ30が取り付けられ、前記第2部分19bは、前記主ボディ部18における前記第3部分18cに連結されている。前記可動キャップ30に設けられた第2入射口12は、前記固定キャップ21に設けられた前記第1入射口11よりも下方に位置している。
前記第1副ボディ部19の内部には、前記第2光軸L2上の位置に、前記第2入射口12から先広がり状に入射した第2レーザー光B2を円形の平行光にする第2平行レンズ31と、平行光になった該第2レーザー光B2を前記第1半透鏡24に向けて90度屈曲させる第1反射鏡32とが配設されている。前記第2平行レンズ31は、前記第1部分19aに内蔵されていて、前記第1反射鏡32は、前記第2部分19bに内蔵されている。そして、前記第2レーザー光B2は、前記第1反射鏡32により前記第1半透鏡24に向けて反射されたあと、該第1半透鏡24により第1光軸L1に沿う方向に反射されて該第1光軸L1に沿って進行し、前記集光レンズ26で集光されて前記はんだ付け部位Pに照射されるように成っている。このように、前記照射ヘッド4は、前記第1レーザー光B1と第2レーザー光B2とを、1つの照射口10から同軸(第1光軸L1)上で照射可能に構成されている。
図1、図3及び図4に示すように、前記可動キャップ30は、フランジ状をした蓋部30aと、該蓋部30aから下向きに延びる筒部30bと有しており、該筒部30bの外径は前記蓋部30aの外径より小さい。
前記蓋部30aの上端面には、前記第2入射口12が開設され、該蓋部30aの外周面の一部には、平らな取付面33が形成され、該取付面33に、L形フレーム状をしたスライド部片35が取り付けられている。
一方、前記筒部30bは、前記第1副ボディ部19の第1部分19aに形成された内孔34の内部に、前記筒部30bの外周面と該内孔34の内周面とを密に接触させた状態で、第2光軸L2に沿って変位自在なるように挿入されている。
また、前記スライド部片35は、上端の連結部35aと、該連結部35aの外側端から下向きに延びる垂下部35bとを有している。
前記連結部35aは、該連結部35aの内側端に平らな連結面36を有し、該連結面36を、前記可動キャップ30の取付面33に当接させた状態で、該連結部35aの外側端面に形成された2つの固定孔39,39内に固定ねじ(不図示)を挿入し、この固定ねじを、前記可動キャップ30の取付面33に形成したねじ孔にねじ込むことにより、該可動キャップ30に固定されている。
また、前記連結部35aには、前記連結面36側から凹状に切り欠かれた切欠37が設けられ、該切欠37内に、前記可動キャップ30を第2光軸L2に沿って変位させるためのアジャストボルト38が、抜け止めされた状態で配置されている。
一方、前記前記スライド部片35の垂下部35bは、前記第2光軸L2方向に長い長方形の板状体であり、自由端である下端部に、前記第1副ボディ部19の第1部分19aの外側面に接触する接触部35cが形成され、該接触部35cに、2つの位置調整孔40,40が開設されている。
前記位置調整孔40,40は、前記第2光軸L2方向に細長く延びる長孔形状に形成されている。これら位置調整孔40,40には、それぞれ調整ねじ41が挿入されていて、該調整ねじ41は、前記第1部分19aの外側面に設けられた不図示のねじ孔に螺合されており、それにより、前記スライド部片35を介して前記可動キャップ30が、前記第1副ボディ部19に固定されている。
前記アジャストボルト38は、前記連結部35aの上面に当接する頭部38aと、前記切欠37内に嵌合する軸部38bと、前記連結部35aの下面に当接するフランジ部38cと、該フランジ部38cから下方に延びる螺子部38dとを有していて、前記螺子部38dの先端が、前記第1副ボディ部19の第1部分19aの上端部に設けられた螺子孔42に螺合している。なお、符号47は、前記第1部分19aの上端に固定された段付ブロック片を示すものであり、アジャストボルト38の前記螺子部38dはこの段付ブロック片47に穿設された孔47aを介して前記螺子孔42に螺合している。
前記可動キャップ30は、図3及び図4に示すように、前記第2光軸L2に沿って上下動可能であり、それにより、前記第2入射口12を前記第2光軸L2に沿って位置調整することができる。前記第2入射口12を位置調整する場合には、前記2つの位置調整孔40,40に挿入された調整ねじ41,41を緩めると共に、前記アジャストボルト38の頭部38aに設けられた係合孔38eに、六角レンチ等の工具を係合させ、該アジャストボルト38をその軸心周りに正方向又は逆方向に回転させる。
そうすると、前記アジャストボルト38が前記螺子孔42に沿って上下動し、それに伴い、前記頭部38aとフランジ部38cとの間に保持された前記連結部35aも一緒に上下動することで、該連結部35aと連結されている可動キャップ30が上下動する。このようにして、前記可動キャップ30に設けられた第2入射口12を、前記第2光軸L2に沿って上下に位置調整することができる。前記第2入射口12の位置を上下に調整することで、前記第2入射口12と第2平行レンズ31との光路長が調整され、前記第1レーザー光B1と波長が異なる第2レーザー光B2のスポット径が可変される。そして、第2レーザー光B2のスポット径が、第1レーザー光B1のスポット径にぴったりと重なる位置で前記調整ねじ41を締めることで、前記第2入射口12の位置調整作業が完了する。
なお、前記第2入射口12の第2光軸L2に沿うストローク量は、長孔状をした前記位置調整孔40の第2光軸L2方向長さに依存する。
また、前記CCDカメラ13が配された前記第2副ボディ部20は、前記主ボディ部18に内蔵された第2半透鏡25に対応する位置、即ち主ボディ部18の第2部分18bの位置で該主ボディ部18に連結している。前記第2副ボディ部20は、前記第3光軸L3に沿って上から下に向けて順に、第1部分20aと第2部分20bとを有している。前記第1部分20aの上端部には、前記CCDカメラ13が取り付けられていて、前記第2部分20bは、前記主ボディ部18の第2部分18bに連結されている。
また、前記第2副ボディ部20は、前記第3光軸L3上に、前記主ボディ部18内の第1半透鏡24を透過し、第2半透鏡25で水平方向に反射された反射光(可視光)を上向きに反射させる第2反射鏡43と、第2反射鏡43で反射された可視光を集光して前記CCDカメラ13に結像させる結像レンズ44が配設されている。前記第2反射鏡43は、前記第2副ボディ部20の第2部分20bに内蔵され、前記結像レンズ44は、前記第1部分20aに内蔵されている。前記CCDカメラ13で撮像されたはんだ付け部位Pの画像は、前記制御装置8を介してモニター45に表示される。
前記放射温度計7は、受光部7aを前記はんだ付け部位Pに向けた状態で配されており、前記はんだ付け部位Pから放射された放射赤外線がこの放射温度計7の前記受光部7aで受光されるように成っている。前記放射温度計7では、受光した放射赤外線のエネルギー量に基づいてはんだ付け部位Pの温度が求められ、求められた測定温度に比例する測定温度信号(温度データ)が前記制御装置8に送られる。
前記はんだ供給装置6は、例えば、プーリーに巻いた前記線状はんだ5を所要量ずつ前記はんだ付け部位Pに向けて送るためのものである。該はんだ供給装置6は、はんだ付け部位Pの近くに配置されたはんだ供給ノズル46を有し、はんだ付け作業時に、前記制御装置8から、線状はんだ5の供給タイミングや供給量等の制御指令を受け、その制御指令に応じてはんだ供給ノズル46から線状はんだ5がはんだ付け部位Pに供給されるように構成されている。
次に、前記構成を有するレーザー式はんだ付け装置1を使用して、前記はんだ付け部位Pをはんだ付けする方法について説明する。
本発明で実施されるはんだ付け工程は、図6(a)に示すように、第2レーザー光B2をはんだ付け部位Pに照射して該はんだ付け部位Pを予備加熱する第1工程S1と、図6(b)に示すように、はんだ供給装置6からはんだ付け部位Pに線状はんだ5を供給し、この線状はんだ5を第1レーザー光B1により加熱、溶融させ、溶融はんだ5aを該はんだ付け部位Pに拡散(濡れ)させる第2工程S2と、図6(c)に示すように、はんだ付け部位Pに拡散した溶融はんだ5aを第1レーザー光B1で後加熱し、はんだ付けに必要な金属加工物が生成されるように仕上げる第3工程S3との、3つの工程に分かれている。
ここで、前記はんだ付け部位Pとは、前記第1工程S1においては、前記端子51及びリード52から成るはんだ付け対象であり、前記第2及び第3工程S2,S3においては、前記はんだ付け対象と溶融はんだ5aである。
前記第1工程S1−第3行程S3のはんだ付けを行うに先立ち、前記制御装置8に対し、前記放射温度計7により温度を測定する測定対象の設定、及び、前記測定対象の材質に応じた放射率の設定等が行われる。前記放射温度計7による温度の測定対象は、前記第1工程S1においては、前記端子51及びリード52であり、したがって、前記放射率は、該端子51及びリード52の主成分である金又は銅に設定されている。また、前記第2工程S2と第3工程S3とにおいては、前記放射温度計7による測定対象は前記線状はんだ5であり、したがって、前記放射率は、該線状はんだ5の主成分である錫の放射率に設定されている。また、前記制御装置8には、各工程S1−S3毎の前記はんだ付け部位Pの目標温度が設定されると共に、前記放射温度計7による実測温度が前記目標温度に近づくように、前記第1及び第2レーザー光B1,B2を各工程S1−S3毎に所定のレーザー出力で出力する制御プログラムが設定されている。
また、前記照射口10から照射される第1レーザー光B1のスポット径と第2レーザー光B2のスポット径とを合わせるため、前述した手順を踏んで前記可動キャップ30を上下動させ、該可動キャップ30に設けられた第2入射口12の位置を調整する。
前記制御装置8に対する制御プラグラム等の設定が終了し、また、ティーチングによってはんだ付け部位Pに対する第1レーザー光B1及び第2レーザー光B2の照射位置や、複数のはんだ付け部位Pをはんだ付けする順番等が決められたあと、スタートボタンを押すことにより、複数のはんだ付け部位Pの各々に対してはんだ付けが行われる。はんだ付けの開始と同時に、前記放射温度計7によるはんだ付け部位Pの温度測定が開始される。
先ず、前記第1工程S1においては、図6(a)に示すように、前記制御装置8からの指令により第2レーザー発振器3が励起され、波長の短い第2レーザー光B2が前記第2入射口12からボディ9内に入射し、前記照射口10を通じてはんだ付け部位Pに照射される。この第1工程S1におけるはんだ付け部位Pは、前述のように銅や金で組成された端子51及びリード52であって、銅や金のレーザー光の吸収率が高い青色レーザー光である第2レーザー光B2を該はんだ付け部位Pに向けて照射することで、該はんだ付け部位Pの昇温速度を速くすることができる。
前記放射温度計7で測定されたはんだ付け部位Pの実測温度が予め設定された目標温度に達すると、図6(a)に示す前記第1工程S1から図6(b)に示す第2工程S2に切り換わる。この第2工程S2への移行とほぼ同じタイミングで、一定量の線状はんだ5がはんだ付け部位Pに供給される。このとき、前記第2レーザー光B2の照射が停止され、今度は、前記第1レーザー発振器2が励起されることにより、該第2レーザー光B2よりも波長の長い第1レーザー光B1が前記第1入射口10からボディ9内に入射し、前記照射口10を通じてはんだ付け部位Pに照射される。そして、前記はんだ付け部位Pに供給された線状はんだ5が、前記第1レーザーB1により溶融されて、溶融はんだ5aが該はんだ付け部位P全体に拡散する。この第2工程S2では、波長の短い青色レーザー光である第2レーザー光B2から波長の長い赤色レーザー光である第1レーザー光B1に切り換えられることで、溶融した線状はんだ5に第1レーザー光B1が反射された際、第2レーザー光B2を照射し続ける場合と比べて、基板レジストに与えるダメージが軽減される。
続いて、図6(c)に示す第3工程S3へと移行すると、前記制御装置8からの指令により、継続して前記第1レーザー光B1がはんだ付け部位Pに向けて照射され、拡散した前記溶融はんだ5aが後加熱され、その間にはんだ付けに必要な金属加工物が生成される。この第3工程S3においても、第2工程S2から継続して第1レーザー光B1がはんだ付け部位Pに照射されることで基板レジストへのダメージが軽減される。そして、前記第3工程S3が終了すると、前記第1レーザー光B1の照射が停止されると共に、前記放射温度計7による温度測定も停止され、はんだ付け部位Pに対するはんだ付けが完了する。
その後、前記照射ヘッド4は、次のはんだ付け部位Pに向けて移動し、次のはんだ付け部位Pに対して第1工程S1−第3工程S3が順次行われ、以下、全てのはんだ付け部位Pに対して前述した動作が繰り返される。
かくして、線状はんだ5の供給前にはんだ付け部位Pを予熱する第1工程S1においては、波長の短い青色レーザー光からなる第2レーザー光B2をはんだ付け部位Pに向けて照射し、線状はんだ5を溶融させてはんだ付け部位Pに拡散させる第2工程S2、及び、該はんだ付け部位Pに拡散した溶融はんだ5を後加熱する第3工程S3においては、波長の長い赤色レーザー光からなる第1レーザー光B1をはんだ付け部位Pに向けて照射するといったように、はんだ付け部位Pを構成する金属素材に応じて、赤色レーザー光から成る第1レーザー光B1と青色レーザー光B2を切換えながらはんだ付けをおこなうことにより、はんだ付け時間を短縮してはんだ付け効率を高めると同時に、高品質のはんだ付けを行うことができる。
なお、本実施形態では、前記第1レーザー光B1を赤色レーザー光とし、前記第2レーザー光B2を青色レーザー光としているが、第1レーザー光B1及び第2レーザー光B2を、何れも赤色レーザー光とすることもできる。この場合、第1レーザー光B1の波長領域を900nm−1000nmの範囲とし、その中から最適な波長を選択し、前記第2レーザー光B2の波長領域を800nm−899nmの範囲とし、その中から最適な波長を選択するのが好ましい。
また、前記第1レーザー光B1及び第2レーザー光B2の波長は、例えば、はんだ付けのバッチ毎に変更することも可能である。
1 レーザー式はんだ付け装置
2 第1レーザー発振器
3 第2レーザー発振器
4 照射ヘッド
5 線状はんだ
9 ボディ
10 照射口
11 第1入射口
12 第2入射口
23 第1平行レンズ
24 第1半透鏡
26 集光レンズ
31 第2平行レンズ
32 第1反射鏡
B1 第1レーザー光
B2 第2レーザー光
L1 第1光軸
L2 第2光軸
P はんだ付け部位

Claims (8)

  1. 第1レーザー光を出力する第1レーザー発振器と、前記第1レーザー光より波長の短い第2レーザー光を出力する第2レーザー発振器と、前記第1レーザー光及び第2レーザー光をはんだ付け部位に照射する照射ヘッドと、前記はんだ付け部位に線状はんだを供給するはんだ供給装置と、はんだ付け装置全体を制御する制御装置とを有し、
    前記照射ヘッドは、前記第1レーザー光と第2レーザー光とを、1つの照射口から同軸上で照射可能なるように構成され、
    前記制御装置は、線状はんだの供給前に前記はんだ付け部位を予熱する第1工程においては、前記照射ヘッドから波長の短い前記第2レーザー光を該はんだ付け部位に向けて照射し、該はんだ付け部位に供給された線状はんだを溶融させて該はんだ付け部位に拡散させる第2工程と、前記はんだ付け部位に拡散した溶融はんだを後加熱する第3工程とにおいては、前記照射ヘッドから波長の長い前記第1レーザー光を前記はんだ付け部位に向けて照射するように設定されている、
    ことを特徴とするレーザー式はんだ付け装置。
  2. 前記照射ヘッドは、中空のボディと、該ボディの先端部に設けられた前記照射口と、該ボディの基端部に設けられた第1入射口及び第2入射口とを有し、前記第1入射口から前記第1レーザー光が入射され、前記第2入射口から前記第2レーザー光が入射されるように構成され、
    前記第1入射口と照射口とは、前記ボディの内部を直線的に延びる第1光軸上に位置し、前記第2入射口は、前記第1光軸と平行する第2光軸上に位置しており、
    前記第1光軸上には、前記第1入射口から前記照射口に向けて順次、前記第1入射口から入射した第1レーザー光を平行光にする第1平行レンズと、前記第1レーザー光は透過させるが第2レーザー光は反射する第1半透鏡と、前記第1レーザー光を集光させる集光レンズとが配置され、前記第1半透鏡は、前記第1光軸に対して45度傾斜する姿勢に配設されており、
    前記第2光軸上には、前記第2入射口から入射した第2レーザー光を平行光にする第2平行レンズと、平行光になった該第2レーザー光を前記第1半透鏡に向けて90度屈曲させる第1反射鏡とが配設され、該第1反射鏡で前記第1半透鏡に向けて反射された第2レーザー光が、該第1半透鏡で前記第1光軸に沿う方向に反射されたあと、該第1光軸に沿って進行し、前記集光レンズで集光されて前記はんだ付け部位に照射されるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のはんだ付け装置。
  3. 前記第1入射口は、前記ボディの基端部に固定的に配設され、前記第2入射口は、前記第2光軸に沿って位置調整可能に配設されていることを特徴とする請求項2に記載のはんだ付け装置。
  4. 前記第1レーザー光は赤色レーザー光であり、前記第2レーザー光は青色レーザー光であることを特徴とする請求項1から3何れかに記載のはんだ付け装置。
  5. 前記第1レーザー光及び第2レーザー光は、共に赤色レーザー光であることを特徴とする請求項1から3何れかに記載のはんだ付け装置。
  6. 線状はんだの供給前にはんだ付け部位にレーザー光を照射して該はんだ付け部位を予熱する第1工程と、前記はんだ付け部位に供給された線状はんだをレーザー光の照射により溶融させて前記はんだ付け部位に拡散させる第2工程と、はんだ付け部位に拡散した溶融はんだをレーザー光の照射により後加熱する第3工程とを有するレーザー式はんだ付け方法において、
    前記第1工程では、波長の短い第2レーザー光を前記はんだ付け部位に照射し、前記第2工程及び第3工程では、前記第2レーザー光より波長の長い第1レーザー光を前記線状はんだ及び溶融はんだに照射する、
    ことを特徴とするレーザー式はんだ付け方法。
  7. 前記第1レーザー光は赤色レーザー光であり、前記第2レーザー光は青色レーザー光であることを特徴とする請求項6に記載のはんだ付け方法。
  8. 前記第1レーザー光及び第2レーザー光は、共に赤色レーザー光であることを特徴とする請求項6に記載のはんだ付け方法。
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