JP2020092785A - ドラム式洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯処理剤を投入するためのケースに対する作業性の向上を図る。【解決手段】ドラム式洗濯機は、外郭を構成しユーザ側の面となる前面部が鉛直方向に対して傾斜した外箱と、外箱内に収容された水槽と、水槽内に洗濯処理剤を投入する処理剤投入装置と、を備える。処理剤投入装置は、ユーザによる洗濯処理剤の投入を受ける処理剤ケースと、処理剤ケースが固定されて処理剤ケースと一体的に回動可能に構成され、ユーザからの操作を受けて処理剤ケースと一体的に回動することで処理剤ケースを外箱の内部に収容した閉状態と処理剤ケースを外箱の外部に露出させた開状態とに切り替えることが可能な扉部材と、を有する。扉部材を前記開状態にしたときの鉛直方向に対する角度は、前面部の鉛直方向に対する傾斜角度よりも大きい角度に設定されている。【選択図】図11
Description
本発明の実施形態は、ドラム式洗濯機に関する。
一般にドラム式洗濯機には、洗剤や柔軟剤などの洗濯処理剤を投入するためのケースが設けられている。しかしながら、ユーザがケース内に洗濯処理剤を投入する際の作業性については改善の余地があった。
そこで、洗濯処理剤を投入するためのケースに対する作業性の向上を図ることができるドラム式洗濯機を提供する。
実施形態のドラム式洗濯機は、外郭を構成しユーザ側の面となる前面部が鉛直方向に対して傾斜した外箱と、前記外箱内に収容された水槽と、前記水槽内に洗濯処理剤を投入する処理剤投入装置と、を備える。前記処理剤投入装置は、ユーザによる前記洗濯処理剤の投入を受ける処理剤ケースと、前記処理剤ケースが固定されて前記処理剤ケースと一体的に回動可能に構成され、ユーザからの操作を受けて前記処理剤ケースと一体的に回動することで前記処理剤ケースを前記外箱の内部に収容した閉状態と前記処理剤ケースを前記外箱の外部に露出させた開状態とに切り替えることが可能な扉部材と、を有する。前記扉部材を前記開状態にしたときの鉛直方向に対する角度は、前記前面部の鉛直方向に対する傾斜角度よりも大きい角度に設定されている。
以下、一実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態のドラム式洗濯機10は、図1及び図2に示すように、外箱11、扉12、水槽13、回転槽14、モータ15、排水弁16、給水弁17、及び処理剤投入装置20を備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉12側をドラム式洗濯機10の手前側つまりユーザ側とする。また、重力方向つまり鉛直方向をドラム式洗濯機10の上下方向とし、前後方向及び上下方向に直交する水平方向を左右方向とする。
本実施形態のドラム式洗濯機10は、図1及び図2に示すように、外箱11、扉12、水槽13、回転槽14、モータ15、排水弁16、給水弁17、及び処理剤投入装置20を備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉12側をドラム式洗濯機10の手前側つまりユーザ側とする。また、重力方向つまり鉛直方向をドラム式洗濯機10の上下方向とし、前後方向及び上下方向に直交する水平方向を左右方向とする。
ドラム式洗濯機10は、水槽13の中心軸および回転槽14の回転中心となる軸がいずれも地面に対し傾斜したいわゆる斜めドラム式の洗濯機である。具体的には、水槽13および回転槽14は、後方へ向かうほど下降するように傾斜している。ドラム式洗濯機10は、例えばヒートポンプ式やヒータ式の乾燥機能を有していてもよいし、備えていなくてもよい。なお、以下の説明では、ドラム式洗濯機10を単に洗濯機10と称する。
外箱11は、洗濯機10の外殻を構成するものであり、例えば鋼板などによってほぼ矩形の箱状に形成されている。外箱11は、図1及び図2に示すように、前側つまりユーザ側の面となる前面部111が鉛直方向に対して傾斜している。この場合、前面部111は、前方へ向かって下降するように傾斜している。また、図1に示すように、前面部111には、全体としてほぼ矩形の状に開口した引出口112が形成されている。
水槽13は、外箱11の内部に収容されており、図示しないダンパによって弾性的に支持されている。回転槽14は、水槽13の内部に回転可能に収容されている。水槽13及び回転槽14は、いずれも円筒形状の軸方向の一方側つまり前端側が開口し、他方側つまり後方側に底部を有する、いわゆる有底円筒状に形成されている。モータ15は、水槽13の底部外側に設けられており、回転槽14に接続されている。回転槽14は、水槽13の内側においてモータ15によって回転駆動される。
排水弁16は、電磁駆動可能な液体用の開閉弁であり、図示しない制御装置によって駆動制御される。排水弁16の入力側は、水槽13内に接続されており、排水弁16の出力側は、洗濯機10の外部に接続されている。排水弁16は、水槽13内に貯留されている水を外箱11の外部に排水するための排水経路を開閉する。排水弁16が閉じると、水槽13内は水を貯留可能な状態となる。また、排水弁16が開くと、水槽13内に貯留された水が洗濯機10外へ排水可能となる。
給水弁17は、電磁駆動可能な液体用の開閉弁であり、図示しない制御装置によって駆動制御される。給水弁17の入力側は、水道等の外部の水源に接続されており、給水弁17の出力側は、処理剤投入装置20に接続されている。給水弁17は、水道等の外部の水源から処理剤投入装置20を介して水槽13内へ給水するための給水経路を開閉する。
給水弁17が開くと、水道等の外部の水源からの水は、処理剤投入装置20を通って水槽13内へ給水される。また、給水弁17が閉じると、水槽13内への給水が停止される。給水弁17は、例えば図1及び図2に示すように、外箱11内であって、外箱11の後側寄りでかつ左右方向の一方側寄り、つまり後側の隅部に設けられている。本実施形態の場合、給水弁17は、外箱11内の上部後方でかつ左側寄りに設けられている。
処理剤投入装置20は、ユーザから投入される洗剤や柔軟剤などの洗濯処理剤を一旦受けて、その洗濯処理剤を、給水経路を流れる水とともに水槽13内に投入するための装置である。本実施形態の場合、処理剤投入装置20は、図1及び図2に示すように、外箱11内でかつ水槽13の上方にあって、洗濯機10の左右方向の一方側寄りに設けられている。
また、本実施形態の場合、処理剤投入装置20は、図6及び図7に示すように、注水ケース21、引出しケース22、自動投入部30、及び手動投入部40を有している。注水ケース21は、処理剤投入装置20の外殻を構成するものであり、例えば樹脂製であって前後方向に長い長尺の箱状に形成されている。本実施形態の場合、注水ケース21は、上部及び前部が開放された容器状に形成されている。注水ケース21は、外箱11内に設けられており、外箱11に直接又は他の部品を介して間接的に固定されている。
この場合、洗濯機10は、図7に示すように、接続経路18を備えている。接続経路18は、給水弁17と注水ケース21とを接続する経路であって、給水弁17と水槽13とを繋ぐ給水経路の一部を構成している。接続経路18及び接続経路18の出口181は、外箱11内にあって注水ケース21の上方に設けられている。これにより、注水ケース21の上流側は、接続経路18を介して給水弁17に接続されている。また、注水ケース21は、流出口211を有している。流出口211は、注水ケース21の下流側に設けられており、図2に示す注水ホース19を介して水槽13に接続されている。そして、注水ケース21の底部は、流出口211に向かって傾斜している。
この構成において、外部の水源から供給された水は、図7の白抜き矢印で示すように、接続経路18を通って出口181から注水ケース21内に流入する。その後、注水ケース21内に流入した水は、注水ケース21の底部の傾斜に沿って流出口211側へ流れて、流出口211から注水ホース19を介して水槽13内に流入する。
引出しケース22は、例えば樹脂製であって、注水ケース21よりも小さく前後方向に長い長尺の箱状に形成されている。本実施形態の場合、引出しケース22は、上部及び後部が開放された容器状に形成されている。引出しケース22は、注水ケース21に対して出し入れ可能、すなわち外箱11に対して出し入れ可能に構成されている。本実施形態の場合、引出しケース22は、図9に示すように、水平前方にスライドさせることで、注水ケース21及び外箱11から引き出される。また、引出しケース22は、水平後方にスライドさせるつまり押し込まれることで、注水ケース21内に収納される。この場合、引出しケース22は、図4等に示すように、外箱11の前面部111に形成された引出口112から出し入れされる。
自動投入部30は、予め複数回分の洗濯処理剤を貯留しておき、複数回の洗濯運転に亘って所定量の洗濯処理剤を自動で水槽13内に供給する機能を有している。なお、本実施形態において、洗濯処理剤とは、洗剤や柔軟仕上げ剤等を含むものである。自動投入部30は、処理剤タンク31、及び投入ポンプ32を有している。処理剤タンク31は、例えば樹脂製であって、前後方向に長い矩形状の容器で構成されており、液状の洗濯処理剤を貯留することができる。この場合、処理剤タンク31は、複数回の運転で使用する洗濯処理剤を貯留するために十分な容量を有している。
処理剤タンク31は、図7に示すように、タンク投入部311、タンク蓋312、及びタンク出口部313を有している。タンク投入部311は、処理剤タンク31の上部に設けられた開口であり、処理剤タンク31の内部と外部とを連通している。本実施形態の場合、タンク投入部311は、処理剤タンク31の前後方向の中心に対して前側寄りに設けられている。タンク蓋312は、タンク投入部311を開閉する蓋であって、例えば回動式又はスライド式に構成されている。ユーザは、タンク蓋312を開けた状態で、タンク投入部311から洗濯処理剤を処理剤タンク31内に投入する。
タンク出口部313は、処理剤タンク31の出口となる部分である。処理剤タンク31内に貯留された洗濯処理剤は、タンク出口部313を通って処理剤タンク31外に排出される。タンク出口部313は、例えば図7に示すように、処理剤タンク31の後端部に設けられている。この場合、タンク出口部313は、管状に構成されている。そしてタンク出口部313は、管状の一方の端部が処理剤タンク31の底部付近まで伸び、他方の端部が、処理剤タンク31の後端部でかつ上側寄り部分から水平に後方へ向かって突出している。なお、タンク出口部313は、逆止弁の機能を付加して、一度タンク出口部313から流出した洗濯処理剤が処理剤タンク31内に逆流することを防ぐようにしても良い。
投入ポンプ32は、処理剤タンク31内に貯留された液状の洗濯処理剤のうち所定量を、洗濯運転中に処理剤タンク31から吸い出して水槽13内に投入するためのものである。投入ポンプ32は、例えばピストン式又はシリンジ式のポンプであり、モータやソレノイドなどのアクチュエータによってピストンを駆動することにより、液体を吸引して送出する構成となっている。所定量は、1回分の洗濯運転に使用する量を目安に設定されるものであり、ユーザによって任意に変更できるようにしても良い。
本実施形態の場合、投入ポンプ32は、図7等に示すように、吸出口321及び吐出口322を有している。投入ポンプ32は、対象となる液体つまり洗濯処理剤を吸出口321から吸い出して吐出口322から吐出する。投入ポンプ32は、外箱11に直接的又は他の部材を介して間接的に固定されている。本実施形態の場合、投入ポンプ32は、注水ケース21内に設けられており、これにより注水ケース21を介して外箱11に間接的に固定されている。
投入ポンプ32は、注水ケース21の後端部つまり処理剤タンク31の後方に設けられている。吸出口321は、処理剤タンク31から後方へ突出したタンク出口部313に対向する位置に設けられており、タンク出口部313に着脱可能に構成されている。この場合、引出しケース22とともに処理剤タンク31が奥方に押し込まれると、タンク出口部313と吸出口321と嵌合して接続される。これにより、投入ポンプ32は、処理剤タンク31内に貯留された洗濯処理剤を吸い出すことが可能になる。
吐出口322は、図7に示すように、例えば注水ケース21の底部に向けられている。投入ポンプ32は、処理剤タンク31内に貯留された洗濯処理剤を、吸出口321から吸い出して、吐出口322から注水ケース21内を流れる水に向けて吐出する。これにより、洗濯機10は、例えば洗濯運転の洗い工程やすすぎ工程における注水中に投入ポンプ32を動作させることで、洗濯運転に必要な洗濯処理剤を、給水経路を流れる水に乗せて水槽13に投入することができる。
本実施形態の場合、自動投入部30は、図6に示すように、2組の処理剤タンク31及び投入ポンプ32を有している。この場合、2組の処理剤タンク31及び投入ポンプ32のうち一方は、洗濯処理剤として洗剤を貯留するためのものである。また、2組の処理剤タンク31及び投入ポンプ32のうち他方は、洗濯処理剤として柔軟仕上げ剤を貯留するためのものである。
この場合、2組の処理剤タンク31及び投入ポンプ32を区別する場合は、洗剤に対応したものを洗剤タンク31a及び洗剤ポンプ32aと称し、柔軟仕上げ剤に対応したものを柔軟剤タンク31b及び柔軟剤ポンプ32bと称する。洗剤タンク31aと柔軟剤タンク31bとは、引出しケース22内に着脱可能であって、引出しケース22内において左右方向に並べて配置されている。同様に、洗剤ポンプ32aと柔軟剤ポンプ32bとは、洗剤タンク31aと柔軟剤タンク31bとに対応して左右方向に並べた状態で、注水ケース21に固定されている。なお、洗剤タンク31aと柔軟剤タンク31bとの容量は同一であっても良いし、異なっていても良い。
手動投入部40は、洗濯運転の開始前にユーザから1回分の洗濯運転に要する洗濯処理剤の投入を受けて、その洗濯処理剤の全量をその洗濯運転中に水槽13内に供給する機能を有している。手動投入部40は、自動投入部30の前側にあって引出しケース22に取り付けられており、これにより引出しケース22と一体的にスライド可能に構成されている。すなわち、手動投入部40は、注水ケース21に対して引出しケース22と一体的に出し入れ可能に構成されている。
手動投入部40は、処理剤ケース50及び扉部材60を有している。処理剤ケース50は、ユーザによる洗濯処理剤の投入を受けるものである。処理剤ケース50は、例えば樹脂製であって、上部が開放された左右方向に長い矩形の容器状に形成されている。処理剤ケース50は、その洗濯運転で使用する1回分の洗濯処理剤を貯留することができる容量を有している。そして、処理剤ケース50は、扉部材60に取り付けられている。すなわち、処理剤ケース50は、引出しケース22内において処理剤タンク31と扉部材60との間に設けられている。そして、処理剤ケース50は、引出しケース22を外箱11内に収容した状態において、接続経路18の出口181から流出した水を受けることができる位置に設けられている。
本実施形態の場合、処理剤ケース50は、図6に示すように、板状の仕切部51によって内部を仕切ることによって2つの収容部521、522を有している。2つの収容部521、522は、左右方向に並んで配置されている。この場合、2つの収容部521、522のうち一方、例えば左側の収容部521は、洗濯処理剤として洗剤を収容する洗剤収容部521として機能する。また、2つの収容部521、522のうち他方、例えば右側の収容部522は、洗濯処理剤として柔軟仕上げ剤を収容する柔軟剤収容部522として機能する。なお、洗剤収容部521に収容される洗剤は、粉洗剤でも良いし液体洗剤でも良い。
ここで、図6及び図7に示すように、容器状の処理剤ケース50における底部分を底部53とする。また、処理剤ケース50の周囲を構成する壁部のうち奥側部分を奥壁部54とし、手前側部分を前壁部55とし、左右の側壁部分を側壁部56とする。この場合、処理剤ケース50の底部53は、扉部材60から後方へ向かうにつれて下降するように傾斜している。また、奥壁部54は、前壁部55よりも低くなっている。すなわち、奥壁部54の上端部は、前壁部55の上端部よりも下方に位置している。そして、側壁部56の上辺部分は、前壁部55の上端部と奥壁部54の上端部を繋ぐようにして、前壁部55側から奥壁部54側へ向かうにつれて下降するように傾斜している。
また、処理剤ケース50は、各収容部521、522に対応した排出部571、572を有している。この場合、洗剤収容部521に対応した排出部571は、例えば底部53の後端部分又は奥壁部54の下端部分を貫いて形成された穴で構成されている。また、柔軟剤収容部522に対応した排出部572は、例えばサイホン機構で構成されている。接続経路18の出口181から各収容部521、522に水が流入すると、各収容部521、522に投入された洗濯処理剤は、その水によって排出部571、572から注水ケース21の底部側に排出され、注水ケース21の流出口211から注水ホース19を介して水槽13内に流し落とされる。
扉部材60は、引出しケース22の前端部に設けられており、引出しケース22に対して回動可能に構成されている。処理剤ケース50は、扉部材60の後部に取り付けられており、扉部材60と一体的に回動可能に構成されている。そして、扉部材60は、ユーザからの操作を受けて、処理剤ケース50を外箱11の内部に収納した閉状態と外箱11の外部に露出させた閉状態とを切り替えるための扉としての機能を有する。更に、扉部材60は、引出しケース22を引き出す際に、ユーザの操作を受けるための取手としての機能を有する。
具体的には、扉部材60は、主体部61、ヒンジ部62、開閉部材63、及び化粧板64を有している。主体部61は、例えば矩形の板状又は箱状に構成されており、内部が中空となっている。主体部61の外形は、引出口112の内径よりも小さい。また、主体部61は、手掛部611を有している。手掛部611は、ユーザが扉部材60を操作する際に、図8に示すようにユーザの手指を引っ掛けるためのものである。本実施形態の場合、手掛部611は、主体部61の前側の面を貫いて形成した開口であり、例えば左右方向に長い矩形又は長円形に形成されている。
ヒンジ部62は、引出しケース22に対する扉部材60の回動中心となるものである。ヒンジ部62は、例えば円柱状の軸であって、主体部61の下端部分から左右方向に突出している。ヒンジ部62は、引出しケース22に形成された穴に挿入されており、これにより、扉部材60は、ヒンジ部62を支点に回動可能となっている。なお、引出しケース22に設けたヒンジ部62を扉部材60に形成された穴に挿入することで、扉部材60を回動するようにしても良い。また、扉部材60の回動方式はヒンジ方式に限られず、他の方式を採用しても良い。
この場合、ヒンジ部62は、扉部材60を閉じた状態において処理剤ケース50の前側となる位置に設けられている。また、ヒンジ部62は、処理剤ケース50の下端よりも上側であってかつ処理剤ケース50の上端よりも下側に設けられている。すなわち、洗濯機10の正面側から水平方向にヒンジ部62を見た場合に、ヒンジ部62は、処理剤ケース50の上端から下端までの範囲内に設けられている。
開閉部材63は、手掛部611を開閉するためのものである。開閉部材63は、例えば手掛部611と同様の形状となる板状に構成されており、図8に示すように開閉部材63の上端部を支点に回動可能に構成されている。開閉部材63は、例えば図示しないねじりコイルバネなどによって常時閉となる方向に付勢されている。これにより、開閉部材63は、ユーザの手指で押し込まれた場合に回動し、これによりユーザは、手掛部611に手指を引っ掛けることができるようになる。
化粧板64は、板状の部材であって主体部61の前側面のうち手掛部611を除いた部分を覆っている。化粧板64は、扉部材60の外側表面を構成している。そして、化粧板64の外側表面つまり前側面は、扉部材60の閉状態において、外箱11の前面部111と同一面上となっている。なお、この場合、化粧板64と前面部111とが同一面上にあるとは、例えばユーザが実際に触れてみなければ両者の境界を区別できないほど厳密に同一面にある必要はなく、例えばユーザが目視した場合に両者の境界にほとんど段差が生じていないと認識できる程度でよい。
また、処理剤投入装置20は、プッシュラッチ機構23を有している。プッシュラッチ機構23は、周知の構成であって、扉部材60がユーザの押し込み操作を受けることで、扉部材60が回動可能な状態と回動が規制された状態とを切り替えるためのものである。すなわち、プッシュラッチ機構23は、扉部材60の回動を規制する規制状態と、扉部材60が回動可能な非規制状態とを切り替えるためのものである。そして、プッシュラッチ機構23は、扉部材60が規制状態のときに扉部材60に押圧操作が入力されると、非規制状態に切り替えるとともに入力された押圧操作とは反対方向の力を扉部材60に作用させて扉部材60を開く方向へ自動で回動させる機能を有する。
具体的には、プッシュラッチ機構23は、フック部231と受け部232とを有している。フック部231は、例えば扉部材60に取り付けられている。本実施形態の場合、フック部231は、処理剤ケース50の側壁部56の外面に取り付けらえている。受け部232は、引出しケース22において、フック部231に対応する位置に取り付けられている。
扉部材60の開状態において扉部材60に押圧操作が入力されると、フック部231が受け部232に押し込まれて、受け部232がフック部231を掴み込む。これにより扉部材60は、回動が規制された規制状態になる。また、扉部材60の回動が規制された規制状態において、扉部材60に押圧操作が入力されると、受け部232がフック部231を解放し、これにより規制状態が解除されて扉部材60の回動が可能な非規制状態となる。このとき、プッシュラッチ機構23は、図示しないバネ等の作用によって押圧操作とは反対方向の力つまり前方への力を扉部材60に作用させ、これにより扉部材60を開く方向へ自動で回動させて扉部材60を開状態にする。なお、本実施形態において、扉部材60は、閉状態のときは規制状態となっており、開状態のときには非規制状態となっている。
この構成において、自動投入部30の処理剤タンク31に対する処理剤の補充や清掃などの作業は次のようにして行われる。すなわち、ユーザは、図8に示すように、扉部材60の手掛部611にユーザの手指を引っ掛けて引出しケース22をユーザ側へ引っ張る。すると、図9に示すように、引出しケース22が手前側へスライド、引出しケース22とともに処理剤タンク31が外箱11の外部に引き出される。これにより、処理剤タンク31が外箱11の外部に露出して、処理剤タンク31に対するユーザの作業が可能となる。その後、ユーザは、タンク蓋312を開けて処理剤を補充したり、処理剤タンク31を引出しケース22から取り外して清掃を行ったりする。
そして、処理剤タンク31に対する作業が終わると、ユーザは、引出しケース22とともに処理剤タンク31を奥方へ押し込む。このとき、引出しケース22が奥側の端まで押し込まれると、処理剤タンク31に設けられたタンク出口部313は、投入ポンプ32の吸出口321に嵌合して相互に接続される。
また、手動投入部40の処理剤ケース50に対する処理剤の投入や清掃などの作業は次のようにして行われる。すなわち、ユーザは、図10に示すように、扉部材60に対して押圧操作を入力する。すると、プッシュラッチ機構23の作用により規制状態が解除されて非規制状態になるとともに、扉部材60が開く方向の付勢力を受けて、扉部材60が回動して自動で開き始める。そして、扉部材60は、例えば前面部111に形成された引出口112の下辺部分に当たってその回動が規制され、これにより扉部材60が所定角度で開いた状態に維持される。なお、扉部材60の回動を所定角度で停止させるための停止部材等を別に設けても良い。
この場合、図12(A)に示すように、鉛直方向に対する扉部材60の最大の回動角度αは、引出口112のサイズや停止部材等の位置によって決定される。この場合、鉛直方向に対する扉部材60の回動角度αつまり扉部材60を開状態にしたときの鉛直方向に対する角度αは、鉛直方向に対する前面部111の傾斜角度βよりも大きい角度に設定されている。本実施形態の場合、鉛直方向に対する扉部材60の最大の回動角度αは、40°から50°の範囲内、好ましくは45°に設定されている。また、前面部111の傾斜角度βは、0°から10°程度に設定されている。
また、この場合、図11に示すように、洗剤収容部521に設けられた排出部571は、扉部材60及び処理剤ケース50が開状態となっている場合において定格最大容量で運転する際に必要な洗濯処理剤を貯留した場合の上面Wよりも上方に位置している。この場合、上面Wは、処理剤ケース50に投入される洗濯処理剤が液体であれば、その液体の洗濯処理剤の液面であり、処理剤ケース50に投入される洗濯処理剤が粉体であれば、その粉体の洗濯処理剤の上表面となる。これによれば、ユーザが洗剤収容部521に洗剤を投入した場合であっても、扉部材60を閉じるまでは、洗剤収容部521に投入された洗剤が排出部571から処理剤ケース50の外部つまり注水ケース21側に流れ出ないようになっている。
ユーザは、扉部材60が開いて処理剤ケース50を露出させた状態で、処理剤ケース50内に処理剤を投入したり、処理剤ケース50内を清掃したりして、処理剤ケース50に対する作業を行う。そして、処理剤ケース50に対する作業が終わると、ユーザは、扉部材60を奥方へ向かって回動させるとともに押し込む。これにより、プッシュラッチ機構23の作用により規制状態となり、扉部材60の回動が規制された規制状態となって閉状態が維持される。
以上説明した実施形態によれば、洗濯機10は、外箱11と、水槽13と、処理剤投入装置20と、を備える。外箱11は、外郭を構成し、ユーザ側の面となる前面部111が鉛直方向に対して角度βで傾斜している。水槽13は、外箱11内に収容されている。処理剤投入装置20は、水槽13内に、洗剤や柔軟仕上げ剤等の洗濯処理剤を投入する機能を有する。
処理剤投入装置20は、処理剤ケース50と、扉部材60と、を有している。処理剤ケース50は、ユーザによる洗濯処理剤の投入を受けるものである。扉部材60は、処理剤ケース50が固定されており、処理剤ケース50と一体的に回動可能に構成されている。この扉部材60は、ユーザからの操作を受けて処理剤ケース50と一体的に回動することで、処理剤ケース50を外箱11の内部に収容した閉状態と、処理剤ケース50を外箱11の外部に露出させた開状態とに切り替えることが可能である。そして、扉部材60を開状態にしたときの鉛直方向に対する角度αは、前面部111の鉛直方向に対する傾斜角度βよりも大きい角度に設定されている。
これによれば、処理剤ケース50を開閉するための扉部材60は、洗濯機10の前面部111に設けられている。このため、一般的なユーザの視点から洗濯機10を見た場合、つまりユーザが洗濯機10を前側上方から見た場合に、ユーザに対して、扉部材60が前面部111と一体となったようなすっきりとした印象を与えることができる。これにより、本実施形態によれば、洗濯機10の意匠性を良好にすることができる。
更に、扉部材60が開いたときの角度αは、前面部111の傾斜角度βよりも大きいため、図12(A)に示すように、扉部材60を開いた状態において、処理剤ケース50の露出部分を大きく確保することができる。これにより、ユーザは、処理剤ケース50を大きく開くことができて、処理剤ケース50に対して洗濯処理剤の投入や清掃などの作業がし易くなり、その結果、処理剤ケース50に対するユーザの作業性の向上を図ることができる。
また、扉部材60の回動中心となるヒンジ部62は、扉部材60の閉状態において、処理剤ケース50の前方に位置している。すなわち、扉部材60は、処理剤ケース50の前側に設けられている。そして、扉部材60及び処理剤ケース50の回転中心となるヒンジ部62は、扉部材60に設けられている。換言すれば、ヒンジ部62は、処理剤ケース50の前壁部55よりも前側でかつ下方に設けられている。
これによれば、例えば図12(B)に示すようにヒンジ部62を処理剤ケース50の側壁部56つまり扉部材60の後方に設けた場合に比べて、図12(A)に示すように、同じ回動角度αでも扉部材60を開いた状態における前面部111から前壁部55の上端部までの水平距離Lを極力大きく確保することができる。そのため、処理剤ケース50の露出部分を大きく確保することができ、その結果、処理剤ケース50に対するユーザの作業性を更に向上させることができる。
また、処理剤投入装置20は、プッシュラッチ機構23を有している。プッシュラッチ機構23は、扉部材60に対して回動が規制された規制状態と回動可能な非規制状態とを切替可能にするものである。プッシュラッチ機構23は、扉部材60の回動が規制されている規制状態で扉部材60に押圧操作が入力された場合に、扉部材60の回動の規制を解除して非規制状態に切り替えるとともに入力された押圧操作とは反対方向の力を扉部材60に作用させて扉部材60を開く方向へ回動させる機能を有する。これによれば、ユーザは、扉部材60を押し込む操作によって扉部材60を開閉させることがでるため、扉部材60を簡単に開閉でき、その結果、作業性が更に向上する。
処理剤ケース50は、排出部571、572を有している。排出部571、572は、処理剤ケース50内に投入された洗濯処理剤を処理剤ケース50の外部に排出する。この場合、洗剤に対応した排出部571は、扉部材60及び処理剤ケース50が開状態となっている場合において定格最大容量で運転する際に必要な洗濯処理剤を貯留した場合の上面Wよりも上方に位置している。
これによれば、ユーザが洗剤収容部521に洗剤を投入した場合であっても、扉部材60を閉じるまでは、洗剤収容部521に投入された洗剤が排出部571から処理剤ケース50の外部に流れ出ることが抑制される。そのため、ユーザは、洗剤収容部521に投入した洗剤の量を一見して把握し易くなり、これにより洗剤の入れ過ぎや不足を防いで適切な量の洗剤を投入することができるようになる。
また、扉部材60の閉状態において、処理剤ケース50の奥側の壁部となる奥壁部54は、処理剤ケース50の手前側の前壁部55よりも低い。これによれば、ユーザが仮に洗濯処理剤を入れすぎたとしても、その洗濯処理剤は、前壁部55から外箱11の外部に溢れ出る前に、奥壁部54を超えて溢れ出る。このため、処理剤ケース50に投入した洗剤が溢れ出て外箱11の表面を汚してしまうことを抑制することができる。
また、処理剤投入装置は、処理剤タンク31と、投入ポンプ32と、引出しケース22と、を有している。処理剤タンク31は、複数回分の洗濯処理剤を貯留可能に構成されている。投入ポンプ32は、処理剤タンク31内に貯留された洗濯処理剤のうち所定量を処理剤タンク31から吸い出して水槽13内に投入する機能を有する。引出しケース22は、処理剤タンク31を収容した状態で外箱11に対して、この場合、注水ケース21に対して出し入れ可能に構成されている。
また、扉部材60は、引出しケース22に取り付けられており、引出しケース22に対して回動可能でかつ外箱11に対して引出しケース22と一体的に出し入れ可能に構成されている。そして、扉部材60を開いた場合には処理剤ケース50が外箱11の外部に露出し、これによりユーザは、処理剤ケース50に対する作業が可能になる。また、引出しケース22を引き出した場合には処理剤タンク31が外箱11の外部に露出し、これによりユーザは、処理剤タンク31に対する作業が可能になる。
これによれば、ユーザは、自動投入部30の処理剤タンク31に対して洗濯処理剤の補充等の作業、及び手動投入部40の処理剤ケース50に対して洗濯処理剤の投入等の作業のいずれについても、扉部材60を操作して行うことができる。そのため、自動投入部30に対する作業領域と手動投入部40に対する作業領域とを一か所に集約することができるため、自動投入部30と手動投入部40との両方を備えるものにおいて、ユーザの作業性を向上させることができる。
更に、本実施形態において、ユーザが自動投入部30を利用する場合、ユーザは、処理剤タンク31を露出させるために引出しケース22を引き出す必要がある。この場合、処理剤タンク31は、処理剤ケース50に比べて容量が大きい為、処理剤タンク31を露出させる際の引出しケース22の移動量つまりスライド量も大きくなる。しかしながら、処理剤タンク31は、複数回分の洗濯処理剤を貯留できるため、補充の頻度も少なくことから、スライド量が大きくてもそれほど作業性の低下には繋がらない。
一方、ユーザが手動投入部40を利用する場合、ユーザは洗濯運転に先立って処理剤ケース50を露出させて処理剤ケース50内に洗濯処理剤を投入する必要がある。この作業は、洗濯運転ごとに行われるため、処理剤ケース50を露出させるための作業に手間がかかると、作業が煩雑になって作業性の低下に繋がり、ユーザの利便性が低下することに繋がる。これに対し、本実施形態によれば、処理剤ケース50を露出させる際、ユーザは、扉部材60を押圧操作することで扉部材60を開いて処理剤ケース50を露出させることができる。そのため、ユーザは、簡単な動作で処理剤ケース50を露出させることができるため、作業性を向上でき、その結果、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、処理剤タンク31の出口となるタンク出口部313は、処理剤タンク31の後端部に設けられている。そして、タンク出口部313は、処理剤タンク31を引出しケース22に収容した状態で引出しケース22を外箱11内に押し込むことによって投入ポンプ32の吸出口321に接続される位置に設けられている。タンク出口部313は、ユーザが処理剤タンク31に対する作業を行った後に処理剤タンク31を注水ケース21内に収容するために引出しケース22を意識的に押し込んだ場合には、当然に吸出口321に接続される。
そして、この場合だけでなく、ユーザが処理剤ケース50に対する作業を行う際に扉部材60を開閉するために扉部材60に押圧操作を行った際にも、タンク出口部313は、投入ポンプ32の吸出口321と接続する方向へ押し込まれる。これにより、タンク出口部313と吸出口321との接続をより確実にすることができる。その結果、自動投入部30による洗濯処理剤の自動投入の失敗を抑制することができ、ひいては、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる
図面中、10はドラム式洗濯機、11は外箱、111は前面部、13は水槽、22は引出しケース、23はプッシュラッチ機構、31は処理剤タンク、31aは洗剤タンク(処理剤タンク)、31bは柔軟剤タンク(処理剤タンク)、313はタンク出口部、32は投入ポンプ、32aは洗剤ポンプ(投入ポンプ)、32bは柔軟剤ポンプ(投入ポンプ)、50は処理剤ケース、54は奥壁部(奥側の壁部)、55は前壁部(手前側の壁部)、60は扉部材、62はヒンジ部(回動中心)を示す。
Claims (7)
- 外郭を構成しユーザ側の面となる前面部が鉛直方向に対して傾斜した外箱と、
前記外箱内に収容された水槽と、
前記水槽内に洗濯処理剤を投入する処理剤投入装置と、を備え、
前記処理剤投入装置は、
ユーザによる前記洗濯処理剤の投入を受ける処理剤ケースと、
前記処理剤ケースが固定されて前記処理剤ケースと一体的に回動可能に構成され、ユーザからの操作を受けて前記処理剤ケースと一体的に回動することで前記処理剤ケースを前記外箱の内部に収容した閉状態と前記処理剤ケースを前記外箱の外部に露出させた開状態とに切り替えることが可能な扉部材と、を有し、
前記扉部材を前記開状態にしたときの鉛直方向に対する角度は、前記前面部の鉛直方向に対する傾斜角度よりも大きい角度に設定されている、
ドラム式洗濯機。 - 前記閉状態において、前記扉部材の回動中心は、前記処理剤ケースの前方に位置している、
請求項1に記載のドラム式洗濯機。 - 前記処理剤投入装置は、
前記扉部材の回動を規制する規制状態と前記扉部材が回動可能な非規制状態とを切替可能であって、前記扉部材が前記規制状態のときに前記扉部材に押圧操作が入力されると前記非規制状態に切り替えるとともに前記押圧操作とは反対方向の力を前記扉部材に作用させて前記扉部材を開く方向へ回動させるプッシュラッチ機構を更に有している、
請求項1又は2に記載のドラム式洗濯機。 - 前記処理剤ケースは、当該処理剤ケース内に投入された洗濯処理剤を当該処理剤ケースの外部に排出する排出部を有し、
前記排出部は、前記扉部材及び前記処理剤ケースが前記開状態となっている場合において定格最大容量で運転する際に必要な洗濯処理剤を貯留した場合の上面よりも上方に位置している、
請求項1から3のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。 - 前記閉状態において、前記処理剤ケースの奥側の壁部は前記処理剤ケースの手前側の壁部よりも低い、
請求項1から4のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。 - 複数回分の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクと、
前記処理剤タンク内に貯留された洗濯処理剤のうち所定量を前記処理剤タンクから吸い出して前記水槽内に投入する投入ポンプと、
前記処理剤タンクを収容した状態で前記外箱に対して出し入れ可能に構成された引出しケースと、を更に備え、
前記扉部材は、前記引出しケースに取り付けられて、前記引出しケースに対して回動可能でかつ前記外箱に対して前記引出しケースと一体的に出し入れ可能に構成され、
前記扉部材が前記開状態の場合には前記処理剤ケースが前記外箱の外部に露出し、前記引出しケースを引き出した場合には前記処理剤タンクが前記外箱の外部に露出する、
請求項1から5のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。 - 前記処理剤タンクの出口となるタンク出口部は、前記処理剤タンクの後端部であって、前記処理剤タンクを前記引出しケースに収容した状態で前記引出しケースを前記外箱内に押し込んだ場合に前記投入ポンプの吸出口に接続される位置に設けられている、
請求項6に記載のドラム式洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018231699A JP2020092785A (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | ドラム式洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018231699A JP2020092785A (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | ドラム式洗濯機 |
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JP2020092785A true JP2020092785A (ja) | 2020-06-18 |
Family
ID=71084150
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JP2018231699A Pending JP2020092785A (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | ドラム式洗濯機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022029494A (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | シャープ株式会社 | 洗剤投入ユニットおよび洗濯機 |
-
2018
- 2018-12-11 JP JP2018231699A patent/JP2020092785A/ja active Pending
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