JP2020091753A - 表示装置、表示システム及び表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】指示体の操作により表示される画像の態様を、ユーザーの好みに応じて容易に変更することを目的とする。【解決手段】投射部110を備えるプロジェクター100であって、指示体3の位置を検出する位置検出部171と、指示体3の位置に対応する画像を生成する生成部172と、投射部110に画像を表示させる表示制御部173と、指示体3の移動速度を求める速度算出部174と、生成部172が生成する画像の態様を定める描画パラメーターを、指示体3に対応づけて設定された相関情報167と、指示体3の移動速度とに従って決定する決定部175と、を備え、生成部172は、描画パラメーターに従って画像を生成し、プロジェクター100は、指示体3に対応づけて設定される相関情報167を変更可能である。【選択図】図3
Description
本発明は、表示装置、表示システム及び表示方法に関する。
従来、指示体の指示位置を検出し、検出した指示位置に対応した画像を表示する表示装置が知られている。
例えば、特許文献1の電子情報描画装置は、入力デバイスにより検出される座標情報が示す入力位置の単位時間あたりの移動量に基づいて線の太さや透明度、描画範囲を変更する。
例えば、特許文献1の電子情報描画装置は、入力デバイスにより検出される座標情報が示す入力位置の単位時間あたりの移動量に基づいて線の太さや透明度、描画範囲を変更する。
本発明は、指示体の操作により表示される画像の態様を、ユーザーの好みに応じて容易に変更することを目的とする。
上記目的を達成する一態様は、表示部を備える表示装置であって、指示体の位置を検出する位置検出部と、前記指示体の位置に対応する画像を生成する生成部と、前記表示部に前記画像を表示させる表示制御部と、前記指示体の移動速度を求める速度算出部と、前記生成部が生成する前記画像の態様を定める描画パラメーターと前記指示体の移動速度との相関を規定し、前記指示体に対応づけて設定された相関情報、及び、前記指示体の移動速度に従って、前記描画パラメーターを決定する決定部と、を備え、前記生成部は、前記描画パラメーターに従って前記画像を生成し、前記表示装置は、前記指示体に対応づけて設定される前記相関情報を変更可能である、表示装置である。
上記表示装置において、前記指示体に対応づけて前記相関情報を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記相関情報を設定又は変更する変更部と、を備える構成であってもよい。
上記表示装置において、前記決定部は、前記画像としての線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つを規定する前記描画パラメーターを前記指示体の移動速度と、前記相関情報とに基づいて決定する構成であってもよい。
上記表示装置において、前記相関情報は、前記指示体の移動速度と、前記線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つとの相関を規定し、前記決定部は、前記線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つの前記描画パラメーターであって、前記速度算出部が算出した前記指示体の移動速度に対応した前記描画パラメーターを、前記相関情報に基づいて決定する構成であってもよい。
上記表示装置において、前記決定部は、前記指示体の移動速度が基準の移動速度である場合の前記線の線幅、彩度又は透過度を基準値として、前記線の線幅、彩度又は透過度を変化させる割合を示す加重値を、前記指示体の移動速度及び前記相関情報に基づいて算出し、算出した前記加重値に対応する前記線の線幅、彩度又は透過度を前記描画パラメーターとして決定する構成であってもよい。
上記表示装置において、前記表示制御部は、前記表示部に、前記相関情報を変更可能な画面を表示させ、前記変更部は、前記位置検出部が検出した前記指示体の位置に基づいて、前記相関情報を変更する構成であってもよい。
上記表示装置において、前記指示体を識別する指示体識別情報及び前記相関情報を前記指示体から取得する取得部を備え、前記記憶部は、前記指示体識別情報に対応づけて前記相関情報を記憶し、前記決定部は、前記記憶部が記憶する指示体識別情報ごとに、前記描画パラメーターを決定する構成であってもよい。
上記表示装置において、前記指示体による操作を受け付ける入力面を含む範囲を撮像する撮像部を備え、前記位置検出部は、発光する前記指示体の光を撮像した撮像画像に基づき前記指示体の位置を検出する構成であってもよい。
上記目的を達成する別の一態様は、表示システムであって、指示体と、表示部と、前記指示体の位置を検出する位置検出部と、前記指示体の位置に対応する画像を生成する生成部と、前記表示部に前記画像を表示させる表示制御部と、前記指示体の移動速度を求める速度算出部と、前記生成部が生成する前記画像の態様を定める描画パラメーターと前記指示体の移動速度との相関を規定し、前記指示体に対応づけて設定された相関情報、及び、前記指示体の移動速度に従って、前記描画パラメーターを決定する決定部と、を備え、前記生成部は、前記描画パラメーターに従って前記画像を生成し、前記指示体に対応づけて設定される前記相関情報を変更可能である、表示システムである。
上記表示システムにおいて、前記指示体は、前記指示体に対応する前記相関情報を記憶する相関情報記憶部と、前記相関情報記憶部が記憶する前記相関情報を送信する送信部と、を備え、前記表示システムは、前記指示体から受信した前記相関情報を前記指示体に対応づけて記憶する記憶部を備え、前記決定部は、前記記憶部が記憶する前記相関情報と、前記指示体の移動速度とに従って前記描画パラメーターを決定する構成であってもよい。
上記表示システムにおいて、前記表示システムは、前記指示体による操作を受け付ける入力面を含む範囲を撮像する撮像部を備え、前記位置検出部は、発光する前記指示体の光を撮像した撮像画像に基づき前記指示体の位置を検出する構成であってもよい。
上記表示システムにおいて、前記指示体は、周期的に発光し、前記位置検出部は、前記指示体の発光周期に対応する周期で前記撮像部に撮像を実行させる構成であってもよい。
上記目的を達成する別の一態様は、指示体の位置を検出する検出ステップと、前記指示体の位置に対応する画像を生成する生成ステップと、表示部に前記画像を表示させる表示ステップと、前記指示体の移動速度を求める速度算出ステップと、前記生成ステップにより生成する前記画像の態様を定める描画パラメーターと前記指示体の移動速度との相関を規定し、前記指示体に対応づけて設定された相関情報、及び、前記指示体の移動速度に従って、前記描画パラメーターを決定する決定ステップと、を有し、前記生成ステップは、前記描画パラメーターに従って前記画像を生成し、前記指示体に対応づけて設定される前記相関情報を変更可能である、表示方法である。
[投射システムの概要]
図1は、本発明の一実施形態における表示システム1の斜視図である。
表示システム1は、指示具としての指示体3と、指示体3によって指示された指示位置に画像を表示させる表示装置としてのプロジェクター100とを備える。
図1は、本発明の一実施形態における表示システム1の斜視図である。
表示システム1は、指示具としての指示体3と、指示体3によって指示された指示位置に画像を表示させる表示装置としてのプロジェクター100とを備える。
本実施形態のプロジェクター100は、スクリーンSCの上方又は斜め上方の壁に設置され、下方のスクリーンSCに向けて画像を投射する。プロジェクター100の設置方法は、壁に設置される壁掛け設置に限定されず、机や台、床の上に平置きする平置き設置や、プロジェクター100を天井から吊り下げる天吊り設置であってもよい。スクリーンSCは、プロジェクター100が画像を投射する投射面であり、指示体3によって位置が指示される入力面でもある。スクリーンSCは、壁に固定され又は床面に立設された平板又は幕である。プロジェクター100が画像を投射する投射面はスクリーンSCに限定されず、例えば、ビル等の壁面をスクリーンとして使用することも可能である。
指示体3は、光源33を備えるペン型の指示具である。指示体3は、指示体3の先端5がスクリーンSCに接触すると、光源33を点灯させる。ユーザーは、指示体3の軸部7を手に持ち、先端5をスクリーンSCに接触させながらスクリーンSC上を移動させて、スクリーンSCに点や線、文字、記号、図形を描く。プロジェクター100は、位置検出機能を備え、光源33が発した光を検出して指示体3により指示されたスクリーンSC上の位置を検出する。プロジェクター100は、指示体3により指示された指示位置の軌跡に対応した画像をスクリーンSCに表示させる。以下では、指示体3により描画した点や線、文字、記号、図形等の画像を描画像といい、描画像をスクリーンSCに表示させるために、プロジェクター100が生成するデータを描画像データという。
図1には、1本の指示体3だけを示すが、プロジェクター100は、複数本の指示体3がそれぞれに発する光を区別して検出することができる。このため、複数のユーザーが指示体3をそれぞれ手に持ち、指示体3を操作してスクリーンSCに画像を表示させることができる。例えば、複数本の指示体3の各々が発する光をプロジェクター100が区別して検出するため、複数の指示体3をそれぞれ異なるタイミングで発光させてもよい。
[指示体の構成]
図2は、指示体3の構成を示すブロック図である。
指示体3は、電源31、無線通信部32、光源33、スイッチ34、指示体記憶部35及び指示体制御部36を備える。
図2は、指示体3の構成を示すブロック図である。
指示体3は、電源31、無線通信部32、光源33、スイッチ34、指示体記憶部35及び指示体制御部36を備える。
電源31は、無線通信部32、光源33、スイッチ34、指示体記憶部35及び指示体制御部36の各部に接続され、接続された各部に電源を供給する。指示体3の各部と電源31とを接続する電源線の図示は省略する。
指示体3は、指示体3の電源をオン、オフさせる電源ボタンを備える。電源ボタンの図示は省略する。電源ボタンがオンされると、電源31は、指示体3の各部に電力を供給する。また、電源31は、電源ボタンがオフされると、指示体3の各部への電力の供給を停止させる。
指示体3は、指示体3の電源をオン、オフさせる電源ボタンを備える。電源ボタンの図示は省略する。電源ボタンがオンされると、電源31は、指示体3の各部に電力を供給する。また、電源31は、電源ボタンがオフされると、指示体3の各部への電力の供給を停止させる。
無線通信部32は、本発明の「送信部」の一例に対応し、プロジェクター100の無線通信部137と無線通信を行う。無線通信の通信方式には、例えば、BluetoothやWi−Fi等の近距離無線通信方式を採用できる。Bluetooth及びWi−Fiは登録商標である。
光源33は、赤外LED(Light Emitting Diode)等の発光体を備える。スイッチ34は、先端5に圧力が加わるとオンし、先端5に加えられた圧力が解消されるとオフに切り替わるスイッチ式のセンサーである。
指示体記憶部35は、本発明の「相関情報記憶部」の一例に対応し、例えば、フラッシュメモリー等の不揮発性の半導体メモリーにより構成される。指示体記憶部35は、指示体識別情報165及び相関情報167を記憶する。
指示体識別情報165は、指示体3を識別する識別情報である。相関情報167は、指示体3の移動速度と、描画像の属性との相関を規定する情報である。描画像の属性には、例えば、線の線幅や彩度、透過度等が含まれる。相関情報167の詳細については後述する。
プロジェクター100は、指示体3との無線通信を開始すると、指示体3から指示体識別情報165及び相関情報167を取得する。プロジェクター100は、取得した相関情報167に基づいて描画像である線の線幅や彩度、透過度を決定する。
指示体識別情報165は、指示体3を識別する識別情報である。相関情報167は、指示体3の移動速度と、描画像の属性との相関を規定する情報である。描画像の属性には、例えば、線の線幅や彩度、透過度等が含まれる。相関情報167の詳細については後述する。
プロジェクター100は、指示体3との無線通信を開始すると、指示体3から指示体識別情報165及び相関情報167を取得する。プロジェクター100は、取得した相関情報167に基づいて描画像である線の線幅や彩度、透過度を決定する。
指示体制御部36は、不図示のプロセッサーを備え、このプロセッサーが指示体記憶部35に記憶した制御プログラムを実行することで、以下に説明する指示体制御部36の機能を実現する。また、指示体制御部36は、専用のハードウェア回路により構成してもよい。
指示体制御部36は、図2に示す指示体3の各部に接続される。指示体制御部36は、無線通信部32によりプロジェクター100から相関情報167の取得要求を受信すると、指示体記憶部35から指示体識別情報165及び相関情報167を読み出す。指示体制御部36は、読み出した指示体識別情報165及び相関情報167をプロジェクター100に送信する。
また、指示体制御部36は、スイッチ34がオンし、プロジェクター100から同期信号を受信すると、光源33を点灯させる。
また、指示体制御部36は、スイッチ34がオンし、プロジェクター100から同期信号を受信すると、光源33を点灯させる。
[プロジェクターの構成]
図3は、プロジェクター100の構成を示す構成図である。
プロジェクター100は、画像光を生成してスクリーンSCに投射する画像投射系と、光学的な画像の元になる画像データを電気的に処理する画像処理系と、これらの各部を制御するPJ制御部150とを備える。
図3は、プロジェクター100の構成を示す構成図である。
プロジェクター100は、画像光を生成してスクリーンSCに投射する画像投射系と、光学的な画像の元になる画像データを電気的に処理する画像処理系と、これらの各部を制御するPJ制御部150とを備える。
画像投射系は、投射部110及び駆動部120を備える。投射部110は、光源111、光変調装置113及び光学ユニット115を備える。投射部110は、本発明の「表示部」の一例に対応する。駆動部120は、光源駆動回路121及び光変調装置駆動回路123を備える。
光源111には、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプが用いられる。また、光源111としてLED(Light Emitting Diode)やレーザー光源等の固体光源を用いてもよい。
光源111には、光源駆動回路121が接続される。光源駆動回路121は、光源111に駆動電流やパルスを供給して光源111を駆動する。
光変調装置113は、光源111が発する光を変調して画像光を生成する光変調素子を備える。光変調装置113は、光変調素子が生成した画像光を光学ユニット115に射出する。光変調素子には、例えば、透過型の液晶ライトバルブ、反射型の液晶ライトバルブ、デジタルミラーデバイス等を用いることができる。
光変調装置113には、光変調装置駆動回路123が接続される。光変調装置駆動回路123は、光変調装置113を駆動して光変調素子にフレーム単位で画像を描画する。例えば、光変調装置113が液晶ライトバルブで構成される場合、光変調装置駆動回路123は液晶を駆動するドライバー回路により構成される。
光学ユニット115は、レンズやミラー等の光学素子を備え、光変調装置113により変調された画像光をスクリーンSCに向けて投射する。スクリーンSCには、画像光に基づく画像が結像する。投射部110がスクリーンSCに投射する画像を投射画像といい、投射部110が投射画像を投射するスクリーンSC上の範囲を投射領域10という。投射領域10は、プロジェクター100が投射画像を投射可能なスクリーンSCの最大の領域を指し、例えば、光変調装置113の光変調素子において通常使用する領域全体に対応するスクリーンSCの領域である。
プロジェクター100は、リモコン受光部131、操作パネル133、入力インターフェイス135を備える。
リモコン受光部131は、不図示のリモコンにより送信される赤外線信号を受光する。リモコン受光部131は、受光した赤外線信号に対応した操作信号を出力する。入力インターフェイス135は、入力された操作信号をPJ制御部150に出力する。この操作信号は、操作されたリモコンのスイッチに対応した信号である。
操作パネル133は、例えば、プロジェクター100の筐体に配置され、各種のスイッチを備える。操作パネル133のスイッチが操作されると、入力インターフェイス135は、操作されたスイッチに対応した操作信号をPJ制御部150に出力する。なお、図3では、入力インターフェイス135を入力I/F135と略記する。
リモコン受光部131は、不図示のリモコンにより送信される赤外線信号を受光する。リモコン受光部131は、受光した赤外線信号に対応した操作信号を出力する。入力インターフェイス135は、入力された操作信号をPJ制御部150に出力する。この操作信号は、操作されたリモコンのスイッチに対応した信号である。
操作パネル133は、例えば、プロジェクター100の筐体に配置され、各種のスイッチを備える。操作パネル133のスイッチが操作されると、入力インターフェイス135は、操作されたスイッチに対応した操作信号をPJ制御部150に出力する。なお、図3では、入力インターフェイス135を入力I/F135と略記する。
プロジェクター100は、無線通信部137及び撮像部139を備える。
無線通信部137は、指示体3の無線通信部32と無線通信を行う。無線通信の通信方式には、例えば、BluetoothやWi−Fi等の近距離無線通信方式を採用できる。無線通信部137は、後述するPJ制御部150と共に本発明の「取得部」の一例に対応する。
無線通信部137は、指示体3の無線通信部32と無線通信を行う。無線通信の通信方式には、例えば、BluetoothやWi−Fi等の近距離無線通信方式を採用できる。無線通信部137は、後述するPJ制御部150と共に本発明の「取得部」の一例に対応する。
撮像部139は、少なくとも投射領域10を含む範囲を撮像して撮像データを生成する。撮像データは、本発明の撮像画像の一例に対応する。撮像部139は、赤外光を撮像する赤外用撮像素子、及びインターフェイス回路を備え、赤外光による撮像を行う。撮像素子には、CCD、CMOSのいずれを用いることも可能であり、また、他の素子を用いることもできる。撮像部139の撮像方向及び撮像範囲は、光学ユニット115と同じ方向又は略同じ方向を向き、光学ユニット115がスクリーンSC上に画像を投射する投射領域10をカバーする。
次に、プロジェクター100の画像処理系について説明する。
プロジェクター100は、画像処理系として画像インターフェイス141、画像処理部143及びフレームメモリー145を備える。
プロジェクター100は、画像処理系として画像インターフェイス141、画像処理部143及びフレームメモリー145を備える。
画像インターフェイス141は、画像データが入力されるインターフェイスであり、図示しない伝送ケーブルが接続されるコネクター、及び伝送ケーブルを介して画像データを受信するインターフェイス回路を備える。画像インターフェイス141は、受信した画像データを画像処理部143に出力する。なお、図3では、画像インターフェイス141を画像I/F141と略記する。
画像インターフェイス141には、画像データを供給する画像供給装置200が接続される。画像供給装置200は、例えば、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC、タブレット端末、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)を用いることができる。また、画像供給装置200は、ビデオ再生装置、DVDプレーヤー、ブルーレイディスクプレーヤー等であってもよい。さらに、画像供給装置200は、ハードディスクレコーダー、テレビチューナー装置、CATV(Cable television)のセットトップボックス、ビデオゲーム機等であってもよい。また、画像インターフェイス141に入力される画像データは動画像データであっても静止画像データであってもよく、データのフォーマットは任意である。
画像処理部143及びフレームメモリー145は、例えば、集積回路により構成される。集積回路には、LSI(Large−Scale Integrated CIRCUIT)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、SoC(System−on−a−chip)等が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれてもよい。
画像処理部143には、フレームメモリー145が接続される。画像処理部143は、画像インターフェイス141から入力された画像データをフレームメモリー145に展開し、展開した画像データに対して画像処理を行う。
画像処理部143は、例えば、投射画像の台形歪みを補正する幾何補正処理、OSD(On Screen Display)画像を重畳するOSD処理等を含む各種処理を実行する。また、画像処理部143は、画像データに対し、輝度や色味を調整する画像調整処理や、画像データのアスペクト比や解像度を光変調装置113に合わせて調整する解像度変換処理、フレームレート変換等のその他の画像処理を実行してもよい。
画像処理部143は、画像処理した画像データを光変調装置駆動回路123に出力する。光変調装置駆動回路123は、画像処理部143から入力される画像データに基づいてR,G,Bの色ごとに駆動信号を生成する。光変調装置駆動回路123は、生成したR,G,Bの駆動信号に基づいて光変調装置113の対応する色の光変調素子を駆動し、各色の光変調素子に画像を描画する。光源111から射出された光が光変調素子を通過することで、画像データの画像に対応した画像光が生成される。
PJ制御部150は、PJ記憶部160及びプロセッサー170を備える。
PJ記憶部160は、例えば、フラッシュメモリー、EEPROM等の不揮発性の半導体メモリーや、フラッシュメモリーを利用したSSD(Solid State Drive)により構成される。
PJ記憶部160は、例えば、フラッシュメモリー、EEPROM等の不揮発性の半導体メモリーや、フラッシュメモリーを利用したSSD(Solid State Drive)により構成される。
PJ記憶部160は、制御プログラム161、設定データ163、指示体識別情報165及び相関情報167を記憶する。また、図3には図示していないが、PJ記憶部160は、撮像部139が撮像した撮像データを記憶する。撮像データは、例えば、プロジェクター100の電源がオフされるときや、撮像データが生成されてから一定時間を経過した後、撮像データに対するPJ制御部150の解析が終了したときにPJ記憶部160から消去される。
制御プログラム161は、プロセッサー170が実行するプログラムであって、例えば、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを含む。アプリケーションプログラムには、インタラクティブ機能を実現するアプリケーションプログラムが含まれる。インタラクティブ機能とは、指示体3の指示位置を検出し、検出した指示位置に対応する画像をスクリーンSCに表示させる機能である。また、インタラクティブ機能には、指示体3により実行可能な処理を選択するアイコンを表示させる機能や、指示体3により選択されたアイコンに対応した処理を実行する機能が含まれる。アイコンには、例えば、消しゴムや、描画像の色を変更するアイコンが含まれる。例えば、消しゴムのアイコンが選択された場合、PJ制御部150は、指示体3の指示位置に表示された描画像をスクリーンSCから消去する。
設定データ163は、プロセッサー170が実行する各種処理の処理条件を設定したデータである。また、設定データ163は、画像処理部143が実行する画像処理に関する設定のデータを含んでもよい。
設定データ163は、プロセッサー170が実行する各種処理の処理条件を設定したデータである。また、設定データ163は、画像処理部143が実行する画像処理に関する設定のデータを含んでもよい。
指示体識別情報165及び相関情報167は、プロジェクター100が指示体3から受信した情報である。プロジェクター100は、無線通信部137が、指示体3の無線通信部32に接続されると、指示体3から相関情報167及び指示体識別情報165を取得し、取得した相関情報167及び指示体識別情報165をPJ記憶部160に記憶させる。プロジェクター100は、指示体識別情報165と相関情報167とを一意に対応づけてPJ記憶部160に記憶させる。
指示体識別情報165や相関情報167は、プロジェクター100の電源がオフされるときにPJ記憶部160から消去されてもよいし、電源がオフされても消去されずにPJ記憶部160に記憶しておくものであってもよい。PJ記憶部160から消去せずに記憶しておく場合、プロジェクター100は、指示体3との無線通信を開始するときに、指示体3から相関情報167及び指示体識別情報165を取得し、PJ記憶部160に記憶された相関情報167を更新してもよい。
プロセッサー170は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、マイコン等で構成される演算処理装置である。プロセッサーは、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーの組み合わせにより構成してもよい。
PJ制御部150は、プロセッサー170に制御プログラム161を実行させて種々の機能を実現する。図3には、PJ制御部150が備える機能の各々に対応した機能ブロックを示す。本実施形態のプロセッサー170は、機能ブロックとして位置検出部171、生成部172、表示制御部173、速度算出部174、決定部175及び変更部176を備える。
位置検出部171は、撮像部139に撮像を実行させ、撮像部139の撮像データから指示体3の指示位置を検出する。
まず、位置検出部171は、撮像部139に撮像を実行させる。撮像部139は、位置検出部171の制御に従って撮像を行い、撮像データを出力する。撮像部139が出力した撮像データは、PJ制御部150に送られ、PJ記憶部160に一時的に記憶される。位置検出部171は、PJ記憶部160から撮像データを読み出し、読み出した撮像データを解析して指示体3の指示位置を検出する。位置検出部171は、撮像データにおいて、指示体3の発する赤外光が撮像された位置を指示位置として検出する。位置検出部171は、撮像データ上の位置を示す座標値を指示位置として出力する。この座標値は、撮像データに設定された座標における座標値である。位置検出部171が出力した指示位置は、生成部172に入力される。
まず、位置検出部171は、撮像部139に撮像を実行させる。撮像部139は、位置検出部171の制御に従って撮像を行い、撮像データを出力する。撮像部139が出力した撮像データは、PJ制御部150に送られ、PJ記憶部160に一時的に記憶される。位置検出部171は、PJ記憶部160から撮像データを読み出し、読み出した撮像データを解析して指示体3の指示位置を検出する。位置検出部171は、撮像データにおいて、指示体3の発する赤外光が撮像された位置を指示位置として検出する。位置検出部171は、撮像データ上の位置を示す座標値を指示位置として出力する。この座標値は、撮像データに設定された座標における座標値である。位置検出部171が出力した指示位置は、生成部172に入力される。
生成部172には、位置検出部171から指示位置を示す座標値が順次入力される。生成部172は、まず、入力された座標を、フレームメモリー145上の座標に変換する。PJ記憶部160は、設定データ163として、撮像データの座標を、フレームメモリー145の座標に変換する変換データを記憶する。この変換データは、製品の出荷時に作成してPJ記憶部160に記憶させておくものであってもよいし、プロジェクター100が画像の投射前に、キャリブレーションを行って生成してもよい。生成部172は、変換データに基づき、撮像データの座標を、フレームメモリー145の座標に変換する。
次に、生成部172は、描画像データを生成する。生成部172は、決定部175が決定した描画パラメーターに従って描画像データを生成する。描画パラメーターには、描画線の線幅や、彩度、透過度のうち、少なくとも1つを規定するパラメーターが含まれる。
描画パラメーターは、プロジェクター100がスクリーンSCに表示させる画像である描画像の態様を定めるパラメーターである。描画像の態様には、描画線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つが含まれる。透過度は、画像の透明度を規定する数値であり、アルファ値とも表現される。
本実施形態では、描画パラメーターとして、線幅を規定するパラメーターと、彩度を規定するパラメーターとが規定され、生成部172が、これらのパラメーターに従って描画像データを生成する場合について説明する。
描画パラメーターは、プロジェクター100がスクリーンSCに表示させる画像である描画像の態様を定めるパラメーターである。描画像の態様には、描画線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つが含まれる。透過度は、画像の透明度を規定する数値であり、アルファ値とも表現される。
本実施形態では、描画パラメーターとして、線幅を規定するパラメーターと、彩度を規定するパラメーターとが規定され、生成部172が、これらのパラメーターに従って描画像データを生成する場合について説明する。
生成部172は、生成した描画像データと、変換した指示位置の座標とを画像処理部143に出力し、描画像データをフレームメモリー145に展開させる。画像処理部143は、生成部172から入力された描画像データを、入力された座標に対応するフレームメモリー145上の座標に展開する。また、画像インターフェイス141が受信した画像データをフレームメモリー145に展開済みである場合、画像処理部143は、画像データに描画像データを重畳して展開する。画像処理部143は、描画像データの展開が完了すると、フレームメモリー145からデータを読み出し、読み出したデータを光変調装置駆動回路123に出力する。以下では、画像処理部143がフレームメモリー145から読み出すデータである描画像データ、又は画像データ及び描画像データを総称して展開データという。
表示制御部173は、画像処理部143、光源駆動回路121及び光変調装置駆動回路123を制御して、スクリーンSCに投射画像を投射させる。例えば、表示制御部173は、画像インターフェイス141が受信した画像データに基づく画像を投射部110によりスクリーンSCに表示させる。具体的には、表示制御部173は、画像処理部143に実行させる画像処理に対応したパラメーターをPJ記憶部160から読み出し、読み出したパラメーターを画像処理部143に出力して画像処理を実行させる。この画像処理に対応したパラメーターは、設定データ163に含まれるデータである。
また、表示制御部173は、画像処理部143に、フレームメモリー145から展開データを読み出させ、読み出させた展開データを光変調装置駆動回路123に出力させる。さらに、表示制御部173は、光変調装置駆動回路123を動作させ、光変調装置113の光変調素子に、画像処理部143から入力される展開データに基づく画像を描画させる。
また、表示制御部173は、画像処理部143に、フレームメモリー145から展開データを読み出させ、読み出させた展開データを光変調装置駆動回路123に出力させる。さらに、表示制御部173は、光変調装置駆動回路123を動作させ、光変調装置113の光変調素子に、画像処理部143から入力される展開データに基づく画像を描画させる。
さらに、表示制御部173は、アプリ画面をスクリーンSCに表示させる。アプリ画面とは、プロセッサー170が実行するアプリケーションプログラムにより表示される画面である。表示制御部173は、PJ記憶部160からアプリ画面を構成するデータを読み出し、読み出したデータを画像処理部143に処理させてフレームメモリー145に展開させる。画像インターフェイス141が受信した画像データをフレームメモリー145に、展開済みである場合、画像処理部143は、画像データに描画像データを重畳して展開する。この後、画像処理部143は、フレームメモリー145から展開データを読み出し、投射部110によりスクリーンSCに表示させる。アプリ画面には、図6に示す操作画面20が含まれる。操作画面20の詳細については後述する。
速度算出部174は、指示体3の移動速度を算出する。
ここで、図4を参照しながら指示体3の移動速度の算出方法について説明する。
図4は、指示体3の発光タイミングと、撮像部139の撮像タイミングとを示す図である。
撮像部139は、位置検出部171から撮像の実行指示が入力されると、撮像を開始する。撮像部139は、撮像を行い、1フレームの撮像データを生成する。撮像部139が撮像を行い1フレームの撮像データを生成する期間を撮像期間という。
ここで、図4を参照しながら指示体3の移動速度の算出方法について説明する。
図4は、指示体3の発光タイミングと、撮像部139の撮像タイミングとを示す図である。
撮像部139は、位置検出部171から撮像の実行指示が入力されると、撮像を開始する。撮像部139は、撮像を行い、1フレームの撮像データを生成する。撮像部139が撮像を行い1フレームの撮像データを生成する期間を撮像期間という。
位置検出部171は、撮像期間の開始タイミングに合わせて、予め設定された信号を無線通信部137により指示体3に送信する。この信号は、撮像部139の撮像タイミングと、指示体3の発光タイミングとを同期させる同期信号として機能する。指示体3は、プロジェクター100から受信した同期信号に同期して周期的に発光する。具体的には、指示体3は、無線通信部32が同期信号を受信した場合であって、スイッチ34がオンしている場合に周期的に発光する。位置検出部171は、指示体3の発光周期に対応した周期で撮像部139に撮像を実行させる。
指示体3は、スイッチ34がオンしている場合、点灯と消灯とを交互に繰り返す。指示体3が点灯している期間を点灯期間といい、指示体3が消灯している期間を消灯期間という。点灯期間及び消灯期間の長さは、撮像期間と同一の長さに設定されている。
また、指示体3は、点灯期間中、継続して点灯するわけではなく、点灯期間内の所定の期間において点灯する。本実施形態では、指示体3は、点灯期間の開始に合わせて点灯し、点灯期間の1/2の期間を経過すると消灯する。また、指示体3は、消灯期間では、スイッチ34がオンしている場合であっても消灯する。点灯期間において、指示体3が点灯している時間をオン時間といい、指示体3が点灯していない時間をオフ時間という。
また、指示体3は、点灯期間中、継続して点灯するわけではなく、点灯期間内の所定の期間において点灯する。本実施形態では、指示体3は、点灯期間の開始に合わせて点灯し、点灯期間の1/2の期間を経過すると消灯する。また、指示体3は、消灯期間では、スイッチ34がオンしている場合であっても消灯する。点灯期間において、指示体3が点灯している時間をオン時間といい、指示体3が点灯していない時間をオフ時間という。
例えば、撮像期間、点灯期間及び消灯期間をそれぞれ8msecとした場合、オン時間及びオフ時間は、それぞれ4msecとすることができる。
撮像部139が、点灯期間において撮像を行うと、撮像データには、指示体3が発する赤外光の像が写る。また、撮像部139が、消灯期間において撮像を行うと、指示体3は赤外光を発していないため、撮像データには、赤外光の像は撮像されない。
撮像部139が、点灯期間において撮像を行うと、撮像データには、指示体3が発する赤外光の像が写る。また、撮像部139が、消灯期間において撮像を行うと、指示体3は赤外光を発していないため、撮像データには、赤外光の像は撮像されない。
本実施形態では、点灯期間において指示体3が発光するオン時間を、点灯期間の1/2の時間としたが、オン時間は1/2に限定されるものではなく、任意に変更可能である。
また、複数のユーザーが複数の指示体3を操作する場合、プロジェクター100が同期信号を送信するタイミングを指示体3ごとに変更してもよい。複数の指示体3は、同期信号を受信するタイミングがそれぞれ異なるため、発光のタイミングが異なる。例えば、図4に示す点灯期間の前半の1/2の期間において、ある指示体3を点灯させ、この指示体3が消灯している点灯期間の後半の1/2の期間において、他の指示体3を点灯させる。また、プロジェクター100は、図4に示す撮像期間において、点灯期間の前半と後半とでそれぞれ撮像を行う。これにより、プロジェクター100は、撮像データに撮像された赤外光の像が、いずれの指示体3が発光したものであるのかを識別することができる。
速度算出部174は、位置検出部171により検出された指示位置と、指示位置の検出タイミングとに基づいて指示体3の移動速度を求める。
例えば、図4に示す撮像期間Aと撮像期間Cとにおいて撮像された撮像データに、指示体3が発した赤外光の像が映っていたと仮定する。
速度算出部174は、撮像期間Aの撮像データにおける指示位置と、撮像期間Cの撮像データにおける指示位置との差を指示体3の移動距離として求める。
また、速度算出部174は、撮像期間Aが開始される開始タイミングと、撮像期間Cが開始される開始タイミングの差を経過時間として求める。また、速度算出部174は、撮像期間Aと撮像期間Cとが終了する終了タイミングの差を経過時間として求めてもよい。
速度算出部174は、求めた移動距離を、求めた経過時間で除算して、指示体3の移動速度を求める。
例えば、図4に示す撮像期間Aと撮像期間Cとにおいて撮像された撮像データに、指示体3が発した赤外光の像が映っていたと仮定する。
速度算出部174は、撮像期間Aの撮像データにおける指示位置と、撮像期間Cの撮像データにおける指示位置との差を指示体3の移動距離として求める。
また、速度算出部174は、撮像期間Aが開始される開始タイミングと、撮像期間Cが開始される開始タイミングの差を経過時間として求める。また、速度算出部174は、撮像期間Aと撮像期間Cとが終了する終了タイミングの差を経過時間として求めてもよい。
速度算出部174は、求めた移動距離を、求めた経過時間で除算して、指示体3の移動速度を求める。
決定部175は、相関情報167と、指示体3の移動速度とに従って描画パラメーターを決定する。決定部175は、無線通信部137が、複数の指示体3から指示体識別情報165を取得した場合、指示体識別情報165ごとに描画パラメーターを決定する。
まず、決定部175は、無線通信部137と、指示体3の無線通信部32とが無線接続されると、指示体識別情報165及び相関情報167の取得要求を指示体3に送信する。指示体3は、受信した取得要求に従い、指示体識別情報165と相関情報167とをプロジェクター100に送信する。決定部175は、指示体3から受信した指示体識別情報165及び相関情報167をPJ記憶部160に記憶させる。
決定部175は、無線通信部137と共に本発明の「取得部」の一例に対応する。
まず、決定部175は、無線通信部137と、指示体3の無線通信部32とが無線接続されると、指示体識別情報165及び相関情報167の取得要求を指示体3に送信する。指示体3は、受信した取得要求に従い、指示体識別情報165と相関情報167とをプロジェクター100に送信する。決定部175は、指示体3から受信した指示体識別情報165及び相関情報167をPJ記憶部160に記憶させる。
決定部175は、無線通信部137と共に本発明の「取得部」の一例に対応する。
次に、決定部175は、PJ記憶部160から相関情報167を読み出し、読み出した相関情報167と、速度算出部174が算出した指示体3の移動速度とに基づいて描画パラメーターを決定する。
図5は、加重値曲線を示すグラフである。図5の縦軸は、加重値wを示し、横軸は、指示体3の移動速度vを示す。
加重値wは、指示体3の移動速度が基準の移動速度である場合の描画像の線幅又は彩度を基準値として、線幅又は彩度を変化させる割合を示す。本実施形態では、基準の移動速度を「0」、すなわち、指示体3が停止している場合の線幅又は彩度を基準値とする。
指示体3の移動速度が「0」である場合、加重値wは最大値「1.0」をとり、指示体3の移動速度がしきい値「Vth」である場合、加重値wは最小値「0.0」をとる。加重値wは、例えば、指示体3の移動速度「v」と、移動速度のしきい値「Vth」と、ガンマ「γ」とを変数として、以下の式(1)により求めることができる。
w=1−(v/Vth)γ・・・(1)
図5は、加重値曲線を示すグラフである。図5の縦軸は、加重値wを示し、横軸は、指示体3の移動速度vを示す。
加重値wは、指示体3の移動速度が基準の移動速度である場合の描画像の線幅又は彩度を基準値として、線幅又は彩度を変化させる割合を示す。本実施形態では、基準の移動速度を「0」、すなわち、指示体3が停止している場合の線幅又は彩度を基準値とする。
指示体3の移動速度が「0」である場合、加重値wは最大値「1.0」をとり、指示体3の移動速度がしきい値「Vth」である場合、加重値wは最小値「0.0」をとる。加重値wは、例えば、指示体3の移動速度「v」と、移動速度のしきい値「Vth」と、ガンマ「γ」とを変数として、以下の式(1)により求めることができる。
w=1−(v/Vth)γ・・・(1)
相関情報167は、指示体3の移動速度と、描画線の線幅、彩度との相関を規定する情報である。相関情報167には、ガンマ「γ」と、移動速度のしきい値「Vth」とが含まれる。ガンマ「γ」は、加重値wにガンマ特性による歪みを与える変数である。ガンマの値を変更することで、図5に示す加重値曲線aのように上に凸の曲線とすることもできるし、加重値曲線bのように線形に変化する曲線とすることもできる。
また、移動速度のしきい値「Vth」は、加重値wを「0」とする指示体3の移動速度の値を規定する。決定部175は、速度算出部174が算出した移動速度「v」と、指示体3から取得した「γ」及び「Vth」と、を上記の式(1)に代入して加重値wを算出する。
また、移動速度のしきい値「Vth」は、加重値wを「0」とする指示体3の移動速度の値を規定する。決定部175は、速度算出部174が算出した移動速度「v」と、指示体3から取得した「γ」及び「Vth」と、を上記の式(1)に代入して加重値wを算出する。
決定部175は、加重値wを算出すると、予め設定された線幅に、算出した加重値wを乗算する。予め設定された描画線の線幅には、例えば、指示体3により描画可能な線幅の最大値が用いられる。予め設定された線幅は、指示体3の移動速度が「0」である場合の線幅である。決定部175は、予め設定された描画線の線幅に、算出した加重値wを乗算した線幅を、描画線の線幅を規定する描画パラメーターとして決定する。また、決定部175は、彩度についても同様に、予め設定された彩度の値に加重値wを乗算した値を、描画線の彩度を規定する描画パラメーターとして決定する。決定部175は、描画パラメーターを決定すると、決定した描画パラメーターを生成部172に通知する。
本実施形態では、線幅の描画パラメーターを決定する場合と、彩度の描画パラメーターを決定する場合とで同一の加重値wを使用したが、線幅の描画パラメーターと、彩度の描画パラメーターを決定する場合とで値の異なる加重値wを用いてもよい。線幅と彩度の描画パラメーターを決定する場合で異なる加重値wを使用することで、線幅及び彩度をユーザーの感覚に合わせたより細かい設定とすることができる。また、線幅と彩度の描画パラメーターを決定する場合に、同一の加重値wを使用することで、プロセッサー170の処理負荷を軽減させることができる。
変更部176は、PJ記憶部160が記憶する相関情報167を変更する。また、変更部176は、相関情報167を設定する。
図6は、スクリーンSCに表示される操作画面20の一例を示す図である。
変更部176は、例えば、リモコンや操作パネル133、指示体3の操作により相関情報167を変更する操作を受け付けると、図6に示す操作画面20を投射部110によりスクリーンSCに表示させる。図6に示す操作画面20には、変更可能なパラメーターとして、色相21、彩度22、明度23、ガンマ24、線幅25、移動速度のしきい値26及び透過度27のパラメーターが表示される。図6に示す操作画面20には、色相21のパラメーターとして「H」を表示し、彩度22のパラメーターとして「S」を表示し、明度のパラメーターとして「V」を表示する。
図6は、スクリーンSCに表示される操作画面20の一例を示す図である。
変更部176は、例えば、リモコンや操作パネル133、指示体3の操作により相関情報167を変更する操作を受け付けると、図6に示す操作画面20を投射部110によりスクリーンSCに表示させる。図6に示す操作画面20には、変更可能なパラメーターとして、色相21、彩度22、明度23、ガンマ24、線幅25、移動速度のしきい値26及び透過度27のパラメーターが表示される。図6に示す操作画面20には、色相21のパラメーターとして「H」を表示し、彩度22のパラメーターとして「S」を表示し、明度のパラメーターとして「V」を表示する。
また、色相21のパラメーターと共に、このパラメーターの現在値と、設定可能なパラメーターの最大値と、スライダーバー21Aと、スライダーバー21Aをスライド可能なスライド範囲21Bとが示される。
他のパラメーターについても同様に、パラメーターの現在値と、設定可能なパラメーターの最大値と、スライダーバー22A〜27Aと、スライダーバー22A〜27Aをスライド可能なスライド範囲22B〜27Bとが表示される。
他のパラメーターについても同様に、パラメーターの現在値と、設定可能なパラメーターの最大値と、スライダーバー22A〜27Aと、スライダーバー22A〜27Aをスライド可能なスライド範囲22B〜27Bとが表示される。
ユーザーは、指示体3を手に持ち、値を変更したいパラメーターのスライダーバー21A〜27Aのいずれかが表示された位置に、指示体3の先端5を接触させる。変更部176は、スライダーバー21A〜27Aのいずれかが表示された位置が、位置検出部171により指示位置として検出されることで、指示位置に表示されたスライダーバー21A〜27Aが選択されたと判定する。
さらに、ユーザーは、先端5を接触させた指示体3を左又は右に移動させる。本実施形態では、指示体3をユーザーの左手側に移動させることで、選択されたパラメーターの値が小さい値に変更される。また、指示体3をユーザーの右手側に移動させることで、選択されたパラメーターの値が大きい値に変更される。変更部176は、位置検出部171により検出される指示位置の移動量に基づいて、変更後のパラメーターの値を決定する。また、表示制御部173は、位置検出部171により検出される指示位置の移動量に基づいて、選択されたスライダーバー21A〜27Aのスライド範囲21B〜27Bでの表示位置を変更する。さらに、変更部176は、変更されたパラメーターの値を、該当の指示体3の指示体識別情報165に対応づけてPJ記憶部160に記憶させる。
この後、決定部175が、変更されたパラメーターに基づいて描画パラメーターの値を決定し、生成部172が決定した描画パラメーターに従って描画像データを生成することで、ユーザーにより変更された相関情報に対応した描画像がスクリーンSCに表示される。
また、ユーザーが、指示体3の相関情報167を設定していない場合、指示体記憶部35には、相関情報167としてデフォルトの値が記憶される。ユーザーは、上述のように指示体3を操作して相関情報167を設定する。また、相関情報167の設定又は変更は、リモコン又は操作パネル133により行うことも可能である。
図7及び図8は、異なる描画特性の指示体3により描画した描画像を示す図である。
図7は、指示体3の移動速度を変更しても、線幅や彩度の変化が小さくなるように設定した指示体3により描画した描画像を示す。また、図8は、指示体3の移動速度が速くなるほど線幅が細く、彩度が低くなるように設定した指示体3により描画した描画像を示す。図7と図8とを比較すると明らかなように、図8に示す描画像は、線幅や彩度の変化が大きい。
図7は、指示体3の移動速度を変更しても、線幅や彩度の変化が小さくなるように設定した指示体3により描画した描画像を示す。また、図8は、指示体3の移動速度が速くなるほど線幅が細く、彩度が低くなるように設定した指示体3により描画した描画像を示す。図7と図8とを比較すると明らかなように、図8に示す描画像は、線幅や彩度の変化が大きい。
例えば、移動速度が速い場合の加重値wを「0.2」や「0.3」等の小さい値とすることで、指示体3の移動速度が速くなるほど、線幅が細くなり、彩度が低くなる。つまり、アナログのペンと同様の感覚で文字等を記載することができる。また、移動速度が速い場合の加重値wを「0.8」や「0.9」等の大きい値とすることで、指示体3の移動速度を速くしても線幅や彩度の変化を小さくすることができる。
[指示体の動作]
図9は、指示体3の動作を示すフローチャートである。
図9に示すフローチャートを参照しながら指示体3の動作について説明する。
指示体制御部36は、電源ボタンがオンされて起動すると(ステップS1)、プロジェクター100との無線接続を実行する(ステップS2)。例えば、Bluetoothによる接続の場合、指示体制御部36は、ペアリングを行うペアリングモードに移行し、ペアリング開始信号を出力する。指示体制御部36は、ペアリング開始信号に対する応答信号を受信すると、指示体3の識別IDを応答信号の送信元の機器に送信する。指示体3の識別IDは、指示体識別情報165とは異なり、Bluetoothによる無線通信の際に使用するIDである。また、ここでは、応答信号の送信元の機器が、プロジェクター100であるとして説明する。指示体3は、識別IDの送信が完了すると、ペアリングモードを終了し、通常の動作モードに移行する。
図9は、指示体3の動作を示すフローチャートである。
図9に示すフローチャートを参照しながら指示体3の動作について説明する。
指示体制御部36は、電源ボタンがオンされて起動すると(ステップS1)、プロジェクター100との無線接続を実行する(ステップS2)。例えば、Bluetoothによる接続の場合、指示体制御部36は、ペアリングを行うペアリングモードに移行し、ペアリング開始信号を出力する。指示体制御部36は、ペアリング開始信号に対する応答信号を受信すると、指示体3の識別IDを応答信号の送信元の機器に送信する。指示体3の識別IDは、指示体識別情報165とは異なり、Bluetoothによる無線通信の際に使用するIDである。また、ここでは、応答信号の送信元の機器が、プロジェクター100であるとして説明する。指示体3は、識別IDの送信が完了すると、ペアリングモードを終了し、通常の動作モードに移行する。
次に、指示体制御部36は、プロジェクター100から相関情報167の取得要求を受信したか否かを判定する(ステップS3)。指示体制御部36は、取得要求を受信していない場合(ステップS3/NO)、取得要求を受信するまで待機する。また、指示体制御部36は、取得要求を受信した場合(ステップS3/YES)、指示体記憶部35から指示体識別情報165及び相関情報167を読み出す(ステップS4)。指示体制御部36は、読み出した指示体識別情報165及び相関情報167をプロジェクター100に送信する(ステップS5)。
次に、指示体制御部36は、スイッチ34がオンされたか否かを判定する(ステップS6)。指示体制御部36は、スイッチ34がオンされていない場合(ステップS6/NO)、ステップS9の判定に移行する。また、指示体制御部36は、スイッチ34がオンされた場合(ステップS6/YES)、プロジェクター100から同期信号を受信したか否かを判定する(ステップS7)。指示体制御部36は、プロジェクター100から同期信号を受信していない場合(ステップS7/NO)、ステップS6の判定に戻る。また、指示体制御部36は、プロジェクター100から同期信号を受信すると(ステップS7/YES)、受信した同期信号に同期して予め設定されたオン時間だけ、光源33を点灯させる(ステップS8)。
次に、指示体制御部36は、電源ボタンがオフされたか否かを判定する(ステップS9)。指示体制御部36は、電源ボタンがオフされていない場合(ステップS9/NO)、ステップS6の判定に戻り、スイッチ34がオンされたか否かを判定する(ステップS6)。また、指示体制御部36は、電源ボタンがオフされた場合(ステップS9/YES)、この処理フローを終了させる。
[プロジェクターの動作]
図10は、プロジェクター100の動作を示すフローチャートである。
図10に示すフローチャートを参照しながらプロジェクター100の動作について説明する。
PJ制御部150は、インタラクティブ機能を実現するアプリケーションプログラムを選択する操作を受け付けると(ステップS11)、選択されたアプリケーションプログラムを実行する(ステップS12)。PJ制御部150は、アプリケーションプログラムを実行してアプリケーションプログラムに従った制御を行う。まず、PJ制御部150は、接続要求があるか否かを判定する(ステップS13)。
例えば、プロジェクター100と指示体3とをBluetoothにより接続する場合、PJ制御部150は、ペアリング開始信号を受信したか否かを判定して、接続要求があるか否かを判定する。PJ制御部150は、ペアリング開始信号を受信して接続要求がある場合(ステップS13/YES)、接続要求の要求元との無線接続を行う(ステップS14)。PJ制御部150は、応答信号をペアリング開始信号の送信元の指示体3に送信し、指示体3から識別IDを受信する。PJ制御部150は、指示体3から受信した指示体3の識別IDをPJ記憶部160に記憶させ、ペアリングを完了させる。また、PJ制御部150は、ペアリング開始信号を受信していない場合(ステップS13/NO)、ペアリング開始信号を受信するまで待機する。
図10は、プロジェクター100の動作を示すフローチャートである。
図10に示すフローチャートを参照しながらプロジェクター100の動作について説明する。
PJ制御部150は、インタラクティブ機能を実現するアプリケーションプログラムを選択する操作を受け付けると(ステップS11)、選択されたアプリケーションプログラムを実行する(ステップS12)。PJ制御部150は、アプリケーションプログラムを実行してアプリケーションプログラムに従った制御を行う。まず、PJ制御部150は、接続要求があるか否かを判定する(ステップS13)。
例えば、プロジェクター100と指示体3とをBluetoothにより接続する場合、PJ制御部150は、ペアリング開始信号を受信したか否かを判定して、接続要求があるか否かを判定する。PJ制御部150は、ペアリング開始信号を受信して接続要求がある場合(ステップS13/YES)、接続要求の要求元との無線接続を行う(ステップS14)。PJ制御部150は、応答信号をペアリング開始信号の送信元の指示体3に送信し、指示体3から識別IDを受信する。PJ制御部150は、指示体3から受信した指示体3の識別IDをPJ記憶部160に記憶させ、ペアリングを完了させる。また、PJ制御部150は、ペアリング開始信号を受信していない場合(ステップS13/NO)、ペアリング開始信号を受信するまで待機する。
次に、PJ制御部150は、ペアリングが完了した指示体3に、指示体識別情報165及び相関情報167の取得要求を送信する(ステップS15)。PJ制御部150は、指示体3から指示体識別情報165及び相関情報167を受信したか否かを判定する(ステップS16)。PJ制御部150は、指示体識別情報165及び相関情報167を受信していない場合は(ステップS16/NO)、指示体識別情報165及び相関情報167を受信するまで待機する。
PJ制御部150は、指示体識別情報165及び相関情報167を受信した場合(S16/YES)、受信した指示体識別情報165及び相関情報167をPJ記憶部160に記憶させる(ステップS17)。PJ制御部150は、指示体識別情報165に対応付けて相関情報167をPJ記憶部160に記憶させる。
次に、PJ制御部150は、同期信号の送信タイミングであるか否かを判定する(ステップS18)。PJ制御部150は、同期信号の送信タイミングではない場合(ステップS18/NO)、ステップS20の判定に移行する。また、PJ制御部150は、同期信号の送信タイミングである場合(ステップS18/YES)、無線通信部137により同期信号を送信する(ステップS19)。
次に、PJ制御部150は、撮像部139が撮像した撮像データを解析して、指示体3の指示位置を検出したか否かを判定する(ステップS20)。ステップS20は、本発明の「検出ステップ」の一例に対応する。PJ制御部150は、指示体3が発する赤外光の像が撮像データに撮像されているか否かを判定して、指示体3の指示位置を検出したか否かを判定する。PJ制御部150は、撮像データに赤外光の像が撮像されている場合、指示位置を検出したと判定する。PJ制御部150は、指示体3の指示位置を検出していない場合(ステップS20/NO)、ステップS27の判定に戻る。
PJ制御部150は、指示位置を検出した場合(ステップS20/YES)、指示体3の移動速度vを算出する(ステップS21)。具体的には、PJ制御部150は、ステップS20で解析した撮像データよりも時間的に後に撮像された撮像データを解析して、指示体3の指示位置を引き続き検出する。PJ制御部150は、後に撮像された撮像データから指示体3の指示位置を検出すると、2つの撮像データにおける指示位置の距離と、2つの撮像データが撮像された時間の差とを求める。PJ制御部150は、求めた指示位置の距離を、撮像された時間の差で除算して、指示体3の移動速度vを算出する。ステップ21は、本発明の「速度算出ステップ」に相当する。
次に、PJ制御部150は、PJ記憶部160に記憶させた相関情報167に含まれるガンマ「γ」と移動速度のしきい値「Vth」とを取得し、上述した式(1)により加重値wを求める(ステップS22)。次に、PJ制御部150は、求めた加重値wに、予め設定された線幅や、彩度の値を乗算して、指示体3を使用するユーザーの好みの線幅や彩度を算出する。PJ制御部150は、算出した線幅や彩度を規定する値を描画パラメーターとして決定する(ステップS23)。ステップS23は、本発明の「決定ステップ」に相当する。次に、PJ制御部150は、決定した描画パラメーターと、指示体3の指示位置とに基づいて描画像データを生成する(ステップS24)。ステップS24は、本発明の「生成ステップ」の一例に対応する。
PJ制御部150は、描画像データを生成すると、生成した描画像データを画像処理部143に出力する。画像処理部143は、PJ制御部150から入力された描画像データをフレームメモリー145に展開する(ステップS25)。ここで、プロジェクター100が、画像供給装置200から供給される画像データを、すでにスクリーンSCに投射している場合、フレームメモリー145には画像データが展開されている。この場合、PJ制御部150は、展開済みの画像データに、PJ制御部150から入力された描画像データを重畳させる。すなわち、PJ制御部150は、描画像データを展開予定のフレームメモリー145のアドレスに展開済みの画像データを、描画像データに書き替える。
画像処理部143は、描画像データをフレームメモリー145に展開させると、展開された展開データをフレームメモリー145から読み出して光変調装置駆動回路123に出力する。光変調装置駆動回路123は、画像処理部143から入力された展開データに基づいて光変調装置113の光変調素子を駆動し、光変調素子に展開データに基づく画像を描画する。これにより、光源111から射出された光が光変調装置113により変調され、展開データに基づく画像光が生成される。生成された画像光は、光学ユニット115によりスクリーンSCに投射され(ステップS26)、スクリーンSCには投射画像が表示される。ステップS26は、本発明の「表示ステップ」の一例に対応する。
次に、PJ制御部150は、アプリケーションプログラムを終了させる操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS27)。PJ制御部150は、アプリケーションプログラムを終了させる操作を受け付けていない場合(ステップS27/NO)、ステップS13の判定から再度繰り返す。また、PJ制御部150は、アプリケーションプログラムを終了させる操作を受け付けた場合(ステップS27/YES)、この処理フローを終了させる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター100は、「表示部」の一例に対応する投射部110を備え、さらに、位置検出部171、生成部172、表示制御部173、速度算出部174及び決定部175を備える。
位置検出部171は、指示体3の指示位置を検出する。
生成部172は、指示体3の位置に対応する画像である描画像データを生成する。
速度算出部174は、指示体3の移動速度を求める。
決定部175は、生成部172が生成する画像の態様を定める描画パラメーターと指示体3の移動速度との相関を規定し、指示体3に対応づけて設定された相関情報167、及び、指示体3の移動速度に従って、描画パラメーターを決定する。生成部172は、描画パラメーターに従って描画像データを生成する。
プロジェクター100は、指示体3に対応づけて設定される相関情報167を変更可能である。
従って、本実施形態のプロジェクター100は、指示体3の相関情報167を、当該指示体3を使用するユーザーの好みに応じて容易に変更することができる。
位置検出部171は、指示体3の指示位置を検出する。
生成部172は、指示体3の位置に対応する画像である描画像データを生成する。
速度算出部174は、指示体3の移動速度を求める。
決定部175は、生成部172が生成する画像の態様を定める描画パラメーターと指示体3の移動速度との相関を規定し、指示体3に対応づけて設定された相関情報167、及び、指示体3の移動速度に従って、描画パラメーターを決定する。生成部172は、描画パラメーターに従って描画像データを生成する。
プロジェクター100は、指示体3に対応づけて設定される相関情報167を変更可能である。
従って、本実施形態のプロジェクター100は、指示体3の相関情報167を、当該指示体3を使用するユーザーの好みに応じて容易に変更することができる。
プロジェクター100は、指示体3に対応づけて相関情報167を記憶するPJ記憶部160と、PJ記憶部160が記憶する相関情報167を設定又は変更する変更部176と、を備える。
従って、指示体3ごとに相関情報167を設定することができ、また、設定した相関情報167を変更することができる。
従って、指示体3ごとに相関情報167を設定することができ、また、設定した相関情報167を変更することができる。
決定部175は、画像としての線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つを規定する描画パラメーターを指示体3の移動速度と、相関情報167とに基づいて決定する。
従って、線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つを指示体3の移動速度と、相関情報167とに基づいて決定することができる。
従って、線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つを指示体3の移動速度と、相関情報167とに基づいて決定することができる。
相関情報167は、指示体3の移動速度と、線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つとの相関を規定する情報である。
決定部175は、速度算出部174が算出した指示体3の移動速度に対応した描画パラメーターを、相関情報167に基づいて決定する構成であってもよい。
決定部175は、速度算出部174が算出した指示体3の移動速度に対応した描画パラメーターを、相関情報167に基づいて決定する構成であってもよい。
決定部175は、指示体3の移動速度が基準の移動速度である場合の線の線幅、彩度又は透過度を基準値として、線の線幅、彩度又は透過度を変化させる割合を示す加重値wを、指示体3の移動速度及び相関情報167に基づいて算出する。また、決定部175は、算出した加重値wに対応する線の線幅、彩度及び透過度を描画パラメーターとして決定する。
従って、基準とする移動速度での線の線幅、彩度又は透過度を基準値として、指示体3の移動速度と、相関情報167に基づいて加重値が算出される。このため、指示体3の移動速度と相関情報167とに対応した最適な描画パラメーターを決定することができる。
従って、基準とする移動速度での線の線幅、彩度又は透過度を基準値として、指示体3の移動速度と、相関情報167に基づいて加重値が算出される。このため、指示体3の移動速度と相関情報167とに対応した最適な描画パラメーターを決定することができる。
表示制御部173は、投射部110に、相関情報167を変更可能な操作画面20を表示させる。変更部176は、位置検出部171が検出した指示体3の位置に基づいて、相関情報167を変更する。
従って、指示体3を操作して相関情報167を変更することができる。
従って、指示体3を操作して相関情報167を変更することができる。
プロジェクター100は、指示体3と無線通信を行う無線通信部137を備える。決定部175は、指示体識別情報165及び相関情報167の取得要求を指示体3に送信し、指示体3から指示体識別情報165及び相関情報167を受信する。決定部175及び無線通信部137は、本発明の「取得部」の一例に対応する。
PJ記憶部160は、指示体識別情報165に対応づけて相関情報167を記憶する。決定部175は、PJ記憶部160が記憶する指示体識別情報165ごとに、描画パラメーターを決定する。
従って、指示体識別情報165ごとに異なる描画パラメーターを決定することができる。
PJ記憶部160は、指示体識別情報165に対応づけて相関情報167を記憶する。決定部175は、PJ記憶部160が記憶する指示体識別情報165ごとに、描画パラメーターを決定する。
従って、指示体識別情報165ごとに異なる描画パラメーターを決定することができる。
プロジェクター100は、指示体3による操作を受け付けるスクリーンSCを含む範囲を撮像する撮像部139を備える。位置検出部171は、発光する指示体3の光を撮像した撮像データに基づき指示体3の位置を検出する。
従って、指示体3の指示位置を、簡易な構成により精度よく検出することができる。
従って、指示体3の指示位置を、簡易な構成により精度よく検出することができる。
指示体3は周期的に発光する。位置検出部171は、指示体3の発光周期に対応する周期で撮像部139に撮像を実行させる。
従って、周期的に発光する指示体3の発光を、撮像部139に撮像させることができ、指示体3の指示位置を簡易な構成により検出することができる。
従って、周期的に発光する指示体3の発光を、撮像部139に撮像させることができ、指示体3の指示位置を簡易な構成により検出することができる。
指示体3は、指示体3に設定された相関情報167を記憶する指示体記憶部35を備える。また、指示体3は、指示体記憶部35が記憶する相関情報167をプロジェクター100に送信する無線通信部32を備える。
プロジェクター100は、指示体3から受信した相関情報167を指示体識別情報165に対応づけて記憶するPJ記憶部160を備える。決定部175は、PJ記憶部160が記憶する相関情報167と、指示体3の移動速度とに従って描画パラメーターを決定する。
プロジェクター100は、指示体3から受信した相関情報167を指示体識別情報165に対応づけて記憶するPJ記憶部160を備える。決定部175は、PJ記憶部160が記憶する相関情報167と、指示体3の移動速度とに従って描画パラメーターを決定する。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施の形態である。ただし、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、決定部175は、上述した式(1)に基づいて加重値wを算出し、算出した加重値wに基づいて描画パラメーターを決定した。これ以外の形態として、ガンマ、しきい値Vth及び移動速度を変数とし、これらの変数の値と、これらの変数の値に基づいて決定される加重値wとを対応づけて登録したテーブルをPJ記憶部160に予め記憶させておく構成であってもよい。
例えば、上述した実施形態では、決定部175は、上述した式(1)に基づいて加重値wを算出し、算出した加重値wに基づいて描画パラメーターを決定した。これ以外の形態として、ガンマ、しきい値Vth及び移動速度を変数とし、これらの変数の値と、これらの変数の値に基づいて決定される加重値wとを対応づけて登録したテーブルをPJ記憶部160に予め記憶させておく構成であってもよい。
また、指示体3に記憶させるパラメーターは、移動速度のしきい値Vthやガンマの値に限定されず、例えば、指示体3に圧力センサーを設け、この圧力センサーが検出する圧力値に応じて加重値wを変更するパラメーターを指示体3に記憶させてもよい。
また、上述した実施形態では、プロジェクター100が同期信号を無線通信部137により指示体3に送信する場合を説明したが、プロジェクター100に赤外線信号の送信部を設け、指示体3に赤外線信号の受信部及び送信部を設ける構成であってもよい。
プロジェクター100は、同期信号として赤外線信号を送信する。指示体3は、この赤外線信号を受信したタイミングに基づき、プロジェクター100に赤外線信号を送信する。指示体3がプロジェクター100に送信する赤外線信号には、例えば、指示体3の指示体識別情報165や、相関情報167が重畳される。このような構成とすることで、プロジェクター100及び指示体3に無線通信部32、137を設ける必要がなくなる。
プロジェクター100は、同期信号として赤外線信号を送信する。指示体3は、この赤外線信号を受信したタイミングに基づき、プロジェクター100に赤外線信号を送信する。指示体3がプロジェクター100に送信する赤外線信号には、例えば、指示体3の指示体識別情報165や、相関情報167が重畳される。このような構成とすることで、プロジェクター100及び指示体3に無線通信部32、137を設ける必要がなくなる。
また、上述した実施形態では、プロジェクター100が指示体3から受信した相関情報167に基づいて、描画線の線幅及び彩度を規定する描画パラメーターを生成する場合を説明した。これ以外に、プロジェクター100は、相関情報167に基づいて、描画線の透過度を規定する描画パラメーターを生成してもよい。
また、上述した実施形態では、「位置検出部」や「生成部」、「速度算出部」、「決定部」に対応した機能をプロジェクター100が備える構成を説明したが、「位置検出部」や「生成部」、「速度算出部」、「決定部」に対応した機能をプロジェクター100以外の装置により実現することも可能である。例えば、「位置検出部」や「生成部」、「速度算出部」、「決定部」の少なくとも一部の機能をパーソナルコンピューターにより実現してもよい。パーソナルコンピューターにより実現する場合、パーソナルコンピューターにインストールしたアプリケーションプログラムにより実現してもよい。
また、図9及び図10に示すフローチャートの処理単位は、処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割してもよいし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、その処理の順番は、本発明の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
また、図2及び図3に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上述した実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。また、指示体3及びプロジェクター100の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、表示方法を、表示装置が備えるコンピューターを用いて実現される場合、このコンピューターに実行させるプログラムを記録媒体、又はプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。記録媒体には、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、記録媒体には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu−ray Disc、光磁気ディスクが挙げられる。Blu−rayは、登録商標である。また、記録媒体として、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体を挙げることもできる。また、上記記録媒体は、表示装置が備える内部記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
1…表示システム、3…指示体、5…先端、7…軸部、10…投射領域、20…操作画面、21…色相、21A〜27A…スライダーバー、21B〜27B…スライド範囲、22…彩度、23…明度、24…ガンマ、25…線幅、26…移動速度のしきい値、27…透過度、31…電源、32…無線通信部、33…光源、34…スイッチ、35…指示体記憶部、36…指示体制御部、100…プロジェクター、110…投射部、111…光源、113…光変調装置、115…光学ユニット、120…駆動部、121…光源駆動回路、123…光変調装置駆動回路、131…リモコン受光部、133…操作パネル、135…入力インターフェイス、137…無線通信部、139…撮像部、141…画像インターフェイス、143…画像処理部、145…フレームメモリー、150…PJ制御部、160…PJ記憶部、161…制御プログラム、163…設定データ、165…指示体識別情報、167…相関情報、170…プロセッサー、171…位置検出部、172…生成部、174…速度算出部、175…決定部、176…変更部、200…画像供給装置。
Claims (13)
- 表示部を備える表示装置であって、
指示体の位置を検出する位置検出部と、
前記指示体の位置に対応する画像を生成する生成部と、
前記表示部に前記画像を表示させる表示制御部と、
前記指示体の移動速度を求める速度算出部と、
前記生成部が生成する前記画像の態様を定める描画パラメーターと前記指示体の移動速度との相関を規定し、前記指示体に対応づけて設定された相関情報、及び、前記指示体の移動速度に従って、前記描画パラメーターを決定する決定部と、を備え、
前記生成部は、前記描画パラメーターに従って前記画像を生成し、
前記表示装置は、前記指示体に対応づけて設定される前記相関情報を変更可能である、表示装置。 - 前記指示体に対応づけて前記相関情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶する前記相関情報を設定又は変更する変更部と、
を備える、請求項1に記載の表示装置。 - 前記決定部は、前記画像としての線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つを規定する前記描画パラメーターを前記指示体の移動速度と、前記相関情報とに基づいて決定する、請求項1又は2に記載の表示装置。
- 前記相関情報は、前記指示体の移動速度と、前記線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つとの相関を規定し、
前記決定部は、前記線の線幅、彩度及び透過度のうち少なくとも1つの前記描画パラメーターであって、前記速度算出部が算出した前記指示体の移動速度に対応した前記描画パラメーターを、前記相関情報に基づいて決定する、請求項3に記載の表示装置。 - 前記決定部は、前記指示体の移動速度が基準の移動速度である場合の前記線の線幅、彩度又は透過度を基準値として、前記線の線幅、彩度又は透過度を変化させる割合を示す加重値を、前記指示体の移動速度及び前記相関情報に基づいて算出し、算出した前記加重値に対応する前記線の線幅、彩度又は透過度を前記描画パラメーターとして決定する、請求項3又は4に記載の表示装置。
- 前記表示制御部は、前記表示部に、前記相関情報を変更可能な画面を表示させ、
前記変更部は、前記位置検出部が検出した前記指示体の位置に基づいて、前記相関情報を変更する、請求項2記載の表示装置。 - 前記指示体を識別する指示体識別情報及び前記相関情報を前記指示体から取得する取得部を備え、
前記記憶部は、前記指示体識別情報に対応づけて前記相関情報を記憶し、
前記決定部は、前記記憶部が記憶する指示体識別情報ごとに、前記描画パラメーターを決定する、請求項2に記載の表示装置。 - 前記指示体による操作を受け付ける入力面を含む範囲を撮像する撮像部を備え、
前記位置検出部は、発光する前記指示体の光を撮像した撮像画像に基づき前記指示体の位置を検出する、請求項1から7のいずれか一項に記載の表示装置。 - 表示システムであって、
指示体と、
表示部と、
前記指示体の位置を検出する位置検出部と、
前記指示体の位置に対応する画像を生成する生成部と、
前記表示部に前記画像を表示させる表示制御部と、
前記指示体の移動速度を求める速度算出部と、
前記生成部が生成する前記画像の態様を定める描画パラメーターと前記指示体の移動速度との相関を規定し、前記指示体に対応づけて設定された相関情報、及び、前記指示体の移動速度に従って、前記描画パラメーターを決定する決定部と、を備え、
前記生成部は、前記描画パラメーターに従って前記画像を生成し、
前記指示体に対応づけて設定される前記相関情報を変更可能である、表示システム。 - 前記指示体は、前記指示体に対応する前記相関情報を記憶する相関情報記憶部と、
前記相関情報記憶部が記憶する前記相関情報を送信する送信部と、を備え、
前記表示システムは、前記指示体から受信した前記相関情報を前記指示体に対応づけて記憶する記憶部を備え、
前記決定部は、前記記憶部が記憶する前記相関情報と、前記指示体の移動速度とに従って前記描画パラメーターを決定する、請求項9記載の表示システム。 - 前記表示システムは、前記指示体による操作を受け付ける入力面を含む範囲を撮像する撮像部を備え、
前記位置検出部は、発光する前記指示体の光を撮像した撮像画像に基づき前記指示体の位置を検出する、請求項9又は10記載の表示システム。 - 前記指示体は、周期的に発光し、
前記位置検出部は、前記指示体の発光周期に対応する周期で前記撮像部に撮像を実行させる、請求項11に記載の表示システム。 - 指示体の位置を検出する検出ステップと、
前記指示体の位置に対応する画像を生成する生成ステップと、
表示部に前記画像を表示させる表示ステップと、
前記指示体の移動速度を求める速度算出ステップと、
前記生成ステップにより生成する前記画像の態様を定める描画パラメーターと前記指示体の移動速度との相関を規定し、前記指示体に対応づけて設定された相関情報、及び、前記指示体の移動速度に従って、前記描画パラメーターを決定する決定ステップと、を有し、
前記生成ステップは、前記描画パラメーターに従って前記画像を生成し、
前記指示体に対応づけて設定される前記相関情報を変更可能である、表示方法。
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US20200183534A1 (en) | 2020-06-11 |
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