JP2020091644A - 障害物検出システム、障害物特定装置、及び障害物特定装置の制御方法 - Google Patents

障害物検出システム、障害物特定装置、及び障害物特定装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020091644A
JP2020091644A JP2018228166A JP2018228166A JP2020091644A JP 2020091644 A JP2020091644 A JP 2020091644A JP 2018228166 A JP2018228166 A JP 2018228166A JP 2018228166 A JP2018228166 A JP 2018228166A JP 2020091644 A JP2020091644 A JP 2020091644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
obstacle
vehicle
route
road
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018228166A
Other languages
English (en)
Inventor
和明 嶋
Kazuaki Shima
和明 嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2018228166A priority Critical patent/JP2020091644A/ja
Publication of JP2020091644A publication Critical patent/JP2020091644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】車両にとって注意すべき障害物を的確に特定できるようにする。【解決手段】道路8に存在する障害物10を検出する障害物検出器36と、前記障害物10に関する障害物情報12を送信する送信機38と、を有する障害物検出装置2と、前記障害物情報12を受信する車両4に搭載される障害物特定装置56と、を備え、前記障害物特定装置56は、1又は複数の前記障害物情報12に基づいて、前記道路8に設定された基準点16Aからの前記道路8に沿った道なり距離Lが最短の障害物10を注意対象障害物10Sとして特定する注意対象障害物特定部57を備える障害物検出システム1を構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、障害物検出システム、障害物特定装置、及び障害物特定装置の制御方法に関する。
障害物を検出する道路インフラ設備を路上に設置し、道路インフラ設備が障害物の情報を路車間通信により車両に送信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、車両の運転者からみて視認性が悪い箇所(例えば、ブラインドコーナー奥や、建物などの影など)の障害物を道路インフラ設備が検出し、障害物の情報を車両に送信することで、車両の運転者が障害物を認識できるようにしている。
特開2003−30796号公報
しかしながら、道路インフラ設備から障害物の情報が車両に送られた際、車両にとっては、その障害物が必ずしも障害にならないことがある。
また、複数の道路インフラ設備が車両の周囲に存在する場合、それぞれの道路インフラ設備から障害物の情報が車両に送信されることがある。この場合、従来の技術では、それぞれの道路インフラ設備から情報を受信した車両において、最も注意すべき障害物を、それらの情報から適切に特定することは困難であった。
本発明は、車両にとって注意すべき障害物を的確に特定できる障害物検出システム、障害物特定装置、及び障害物特定装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、経路に存在する障害物を検出する障害物検出器と、前記障害物に関する障害物情報を送信する送信機と、を有する障害物検出装置と、前記障害物情報を受信する車両に搭載される障害物特定装置と、を備え、前記障害物特定装置は、1又は複数の前記障害物情報に基づいて、前記経路に設定された基準点からの前記経路に沿った道なり距離が最短の障害物を注意対象障害物として特定する注意対象障害物特定部を備えることを特徴とする。
本発明は、上記障害物検出システムにおいて、前記基準点までの経路が直線とみなせる位置に、前記障害物検出装置が前記障害物の存在を検出する監視区間が設定されており、前記障害物検出装置、又は、前記障害物特定装置は、前記基準点の位置と、前記障害物が検出された位置との直線距離に基づいて、前記道なり距離を算出することを特徴とする。
本発明は、上記障害物検出システムにおいて、前記障害物の検出点が前記経路に設定されており、前記障害物検出装置は、前記基準点から前記検出点までの前記経路に沿った道なり距離を予め記憶する記憶部を有し、前記道なり距離を前記障害物情報に含めて前記送信機から送信することを特徴とする。
本発明は、上記障害物検出システムにおいて、前記注意対象障害物特定部は、前記道なり距離の基準点が複数存在する場合、自身の車両の進行方向に位置する前記基準点を選択し、当該基準点からの道なり距離が最短の障害物を注意対象障害物として特定することを特徴とする。
本発明は、上記障害物検出システムにおいて、前記車両に搭載される運転支援装置を備え、前記運転支援装置は、自身の車両の周辺に存在する物体が危険物体か否かを判定する判定部と、前記危険物体についての警報を出力する警報出力部と、前記危険物体を回避するための運転制御を実行する運転制御部と、を有し、前記障害物特定装置によって特定された前記注意対象障害物が、前記判定部の判定によって危険物体でないと判定された前記物体よりも自身の車両に近い場合、前記注意対象障害物について前記警報出力部から警報を出力し、および/又は、前記注意対象障害物を回避するための運転制御を前記運転制御部が実行することを特徴とする。
本発明は、上記障害物検出システムにおいて、前記運転支援装置は、前記障害物特定装置によって特定された前記注意対象障害物が、前記判定部の判定によって危険物体でないと判定された前記物体よりも自身の車両から遠い場合、前記警報の出力、および、運転制御のいずれも行わないことを特徴とする。
本発明は、上記障害物検出システムにおいて、前記運転支援装置は、前記判定部の判定によって危険物体であると判定された物体が存在する場合、前記注意対象障害物の有無に関係なく、前記危険物体について前記警報出力部から警報を出力し、および/又は、前記危険物体を回避するための運転制御を前記運転制御部が実行することを特徴とする。
本発明は、経路に存在する障害物を検出し、前記障害物に関する障害物情報を送信する障害物検出装置から送信された前記障害物情報を受信する車両に搭載される障害物特定装置において、1又は複数の前記障害物情報に基づいて、前記経路に設定された基準点からの前記経路に沿った道なり距離が最短の障害物を注意対象障害物として特定する注意対象障害物特定部を備えることを特徴とする。
本発明は、経路に存在する障害物を検出し、前記障害物に関する障害物情報を送信する障害物検出装置から送信された前記障害物情報を受信する車両に搭載される障害物特定装置の制御方法において、1又は複数の前記障害物情報に基づいて、前記経路に設定された基準点からの前記経路に沿った道なり距離が最短の障害物を注意対象障害物として特定するステップを備えることを特徴とする。
本発明によれば、車両にとって注意すべき障害物を適切に特定できる。
本発明の実施形態に係る障害物検出システムの構成を模式的に示す図である。 障害物検出装置の機能的構成を示すブロック図である。 設置位置、基準位置、及び障害物位置の位置関係の説明図である。 車載システムの構成を示す図である。 障害物検出装置の障害物検出処理を示すフローチャートである。 障害物特定装置の注意対象障害物特定処理を示すフローチャートである。 複数の障害物検出装置によって障害物が検出されている状況の一例を示す図である。 運転支援装置の運転支援処理を示すフローチャートである。 検出物体、危険物体、及び注意対象障害物の存在状況の例を示す図である。 本発明の変形例に係る障害物検出システムを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る障害物検出システム1の構成を模式的に示す図である。
障害物検出システム1は、車両4の運転者に障害物10の存在を報知するシステムである。同図に示すように、障害物検出システム1は、車両4が走行する経路の一態様である道路8の設置される障害物検出装置2と、車両4に搭載される車載システム6と、を備え、これら障害物検出装置2と車載システム6とが路車間通信により通信する。この路車間通信を通じて、障害物検出装置2から車載システム6に、障害物10に係る情報である障害物情報12が報知される。
ここで本実施形態の障害物検出システム1では、基準領域16が道路8の経路内に予め設定されている。基準領域16は、車両4が走行中の道路8と、その車両4の運転者の死角になっている等の理由で、当該運転者からみて見通し(視認性)が悪い道路8と、が合流する箇所を含む領域である。かかる基準領域16は、例えば交差点や、分岐路の分岐点、カーブの途中、曲がり角などに好適に設定される。
また、基準領域16に繋がった1又は複数の道路8のそれぞれには、監視区間18が設定されており、障害物検出システム1では、この監視区間18に存在する物体(少なくとも車両4は該当する)が障害物10として取り扱われ、障害物検出装置2の検出対象となる。
なお、監視区間18から基準領域16までの離間距離Aは、ゼロであることが望ましいものの、障害物10との接触等の危険を排除できる限りにおいて離間距離Aはゼロ以上であってもよい。また監視区間18の区間長B(区間の開始端、及び終端両端の各位置)は少なくとも障害物10の検出を不可能にしない範囲であれば適宜に設定可能である。
障害物検出装置2のそれぞれは、監視区間18に存在する1又は複数(図示例では複数)の障害物10を検出し、それぞれの障害物10の障害物情報12を路車間通信により車載システム6に送信する装置である。
障害物検出装置2は、基準領域16の近傍の建物や標識、信号機などの適宜の構造物に付設され、或いは、基準領域16の近傍の所定位置に固定的に設置される。障害物検出装置2のそれぞれは、基準領域16の周囲に設定された1又は複数の監視区間18のそれぞれを対象として、各監視区間18における障害物10の有無を監視し、いずれかの監視区間において障害物10を検出すると、その障害物10の障害物情報12を路車間通信により周囲の車両4に送信する。
各障害物検出装置2が1又は複数の障害物10の各障害物情報12を送信する際の路車間通信には、自身の周囲の不特定数の車両4に同時に同じ障害物情報12を送信する、いわゆるブロードキャスト方式が用いられている。
障害物10の障害物情報12は、その障害物10についての道なり距離Lを少なくとも含む情報である。道なり距離Lは、検出された障害物10ごとに求められる距離であり、当該障害物10から基準領域16までの道路8に沿った距離(すなわち、経路に沿った距離)である。本実施形態では、基準領域16の中心に基準点16Aが設定されており、道なり距離Lには、検出された障害物10から基準点16Aまでの道路8に沿った距離が用いられる。
車載システム6は、周囲の障害物検出装置2のそれぞれから送信されてくる障害物情報12に基づいて、最も注意すべき障害物10を特定し、必要に応じて運転者に警報を出力するシステムである。
障害物検出装置2、及び車載システム6の構成について、以下、詳細に説明する。
図2は、障害物検出装置2の機能的構成を示すブロック図である。
同図に示すように、障害物検出装置2は、制御部30と、記憶部32と、路車間通信部34と、障害物検出器36と、を備える。
制御部30は、障害物検出装置2の各部を中枢的に制御するものであり、例えばCPUやMPUなどのプロセッサと、ROMやRAMなどのメモリデバイスとを備える。また記憶部32は、各種データを記憶するものであり、例えばHDDやSSDなどのストレージ装置や、上記メモリデバイスを備える。
路車間通信部34は、制御部30の制御の下、車両4との間で路車間通信するものであり、障害物情報12などの通信データをブロードキャストで送信する送信機38を備える。なお、路車間通信部34は、送信機38の他に、車両4が送信する通信データを適宜の目的で受信するための受信機を備えても良い。
障害物検出器36は、監視区間18における障害物10を検出する検出器である。この障害物検出器36には、少なくとも監視区間18を包含する検出範囲39(図1)を有し、なおかつ、障害物10までの距離を測距可能な検出信号42を出力する検出器が用いられる。かかる検出器には、例えば、監視区間18を探査範囲に含むミリ波レーダや、監視区間18を撮影範囲に含むカメラなどを用いることができる。
制御部30は、測距演算部44と、道なり距離算出部46と、障害物位置特定部48と、して機能する。本実施形態では、制御部30のプロセッサが、メモリデバイスやストレージ装置に格納されているプログラムを実行することで、これらの機能を実現している。これらの機能を、ASICやIC回路などの専用の電気回路デバイスを用いて障害物検出器36に実装することもできる。
測距演算部44は、障害物検出器36の検出信号42に基づいて、検出された障害物10ごとに距離D、及び障害物10の方向α1を算出する。距離Dは、障害物検出器36の設置位置Pbと、障害物10の検出タイミングにおいて当該障害物10が位置した障害物位置Pcとの間の距離である。本実施形態では、この方向α1は、障害物検出器36に予め設定された基準方向Kに対する角度θ1によって数値化されている。
なお、これら距離D、及び方向α1の算出手法には、障害物検出器36の種類に応じて、既存の適宜の測距手法を用いることができる。例えば障害物検出器36がミリ波レーダである場合には、ミリ波の放射タイミングから障害物10による反射波を検出するまでの時間に基づいて距離Dを求め、また反射波の到来方向に基づいて方向α1(角度θ1)を求めることができる。また例えば、障害物検出器36がカメラである場合には、単眼カメラやステレオカメラの撮影データを画像処理して、距離D、及び方向α1を測定できる。
道なり距離算出部46は、検出された障害物10について、距離Dと、図3に示す距離E、及び角度θと、に基づいて、その障害物10の道なり距離Lを算出する。なお、図3において、距離Dn、及び道なり距離Lnは、n台目に検出された障害物10についての値であることを示す。
距離Eは、障害物検出器36の設置位置Pbと、基準領域16の基準点16Aの位置である基準位置Paとの間の距離である。
角度θは、障害物検出器36から基準点16Aに至る直線と、障害物検出器36から障害物10に至る直線とが成す角度であり、障害物検出器36の基準方向Kに対する基準位置Paの角度θ0と、上記障害物10の角度θ1と、の和算によって求められる。
本実施形態の障害物検出器36では、設置位置Pb、基準位置Paの座標、及び基準位置Paの角度θ1が記憶部32に予め格納されており、道なり距離算出部46は、これらの値を用いて、距離E、及び角度θを算出する。座標の値には、地図上の位置を表現する任意の形態を用いることができるが、本実施形態では、経度及び緯度が用いられている。
また、n台目の障害物10の道なり距離Lnは次のようにして求められる。
すなわち、図3に示すように、設置位置Pb、基準位置Pa、及び障害物位置Pcを頂点とする三角形において、障害物位置Pcと基準位置Paとの間の長さFnは、余弦定理に基づいて、次式(1)で表される。
長さFn=(Dn+E−2Dn・E・cosθ)1/2 (1)
障害物検出システム1では、基準領域16までの道路区間が直線とみなせる位置に各監視区間18が設定されており、道なり距離Lnが、式(1)の長さFnで精度良く近似される。このため、障害物検出器36は、道なり距離Lnとして、長さFnを式(1)を用いて算出する。
なお、以下では、各障害物10について、特に区別する必要がない場合は、道なり距離Ln、及び距離Dnのそれぞれを距離L、及び距離Dと表記する。
障害物位置特定部48は、障害物位置Pcの座標を特定するものであり、障害物10について計測された距離Dや、距離E、角度θ1、θ、設置位置Pb及び基準位置Paの座標値といった値を適宜に用いて障害物位置Pcの座標値を算出する。
制御部30は、検出された障害物10の道なり距離Lが算出されると、路車間通信部34を制御して、この道なり距離Lと、基準位置Pa及び障害物位置Pcの各々の座標値と、を含む障害物情報12をブロードキャスト送信する。
図4は、車載システム6の構成を示す図である。
同図に示すように、車載システム6は、自己位置検出器50と、運転支援装置52と、路車間通信装置54と、障害物特定装置56と、を備え、それぞれが車両4に設けられた車載ネットワークに接続され、当該通信車載ネットワークを通じて通信する。車載ネットワークには、例えばCAN,LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay(登録商標)、イーサネット(登録商標)等の適宜の通信プロトコルを用いたネットワークが用いられる。
自己位置検出器50は、自身の車両4の現在位置(自己位置)の座標を特定するものであり、GPS受信器を備え、GPS信号に基づいて現在位置を特定し、運転支援装置52に出力する。現在位置の特定手法には、適宜の既存技術を用いることができる。
運転支援装置52は、運転者の安全な運転を支援する装置であり、周囲検出部60と、危険判定部62と、警報出力部64と、運転制御部66と、を備える。また運転支援装置52は、CPUやMPUなどのプロセッサ、或いはECUなどのハードウェア資源を有し、危険判定部62の機能は、当該プロセッサ、或いはECUによって実現されている。
周囲検出部60は、自身の車両4の前方、後方、及び/又は側方といった、自身の車両4の周囲に存在する物体を検出するものであり、例えばミリ波レーダや赤外線レーザ、カメラなどの検出器を備える。
危険判定部62は、周囲検出部60の検出結果と、自身の車両4の走行状態(走行速度や、走行経路、走行車線、現在位置など)と、に基づいて、周囲検出部60によって検出された物体が危険物に成り得るか否かを判定する。例えば、自身の車両4から物体までの距離が所定の危険物判定閾値以下である等の理由により、当該物体が車両4に接触する可能性があると判定される場合、物体が危険物に成り得ると判定される。危険物判定閾値は、物体を危険物と見做すか否かを決定する距離に関する閾値であり、固定値、或いは、自身の車両4の走行状態(車速など)に応じた可変値のいずれであってもよい。また危険物判定閾値は公知の適宜の安全支援運転技術と同様にして決定される。以下では、周囲検出部60で検出された物体であり、かつ、危険判定部62によって危険物と成り得ると判定された物体を危険物体70と言う。
警報出力部64は、危険物体70が周辺に存在する場合に、当該危険物体70の存在を運転者に知らせる警報を適宜の態様で車内に出力するものであり、例えば表示装置や音声出力装置を備える。
運転制御部66は、危険物体70が周辺に存在する場合に、当該危険物体70との接触を回避するための減速制御や操舵制御といった適宜の危険回避運転制御を実行するものであり、この危険回避運転制御によって、運転者の安全運転が支援される。運転制御部66は、車両4が備えるECUに制御命令を出力し、当該ECUに車両4の各部(ブレーキやハンドルなど)の駆動制御を実行させることで、適宜の危険回避運転制御を行っており、かかる危険回避運転制御は、運転支援装置52が備えるプロセッサ、或いはECUによって実行されている。
路車間通信装置54は、障害物検出装置2との間で路車間通信するものであり、当該障害物検出装置2が送信する障害物情報12を受信する受信機68を備え、当該障害物情報12を障害物特定装置56に出力する。なお、路車間通信装置54が受信機68の他に、通信データを適宜の目的で障害物検出装置2に送信するための送信機を備えても良い。
障害物特定装置56は、路車間通信を通じて得られた障害物情報12に基づいて、注意すべき障害物10(以下、「注意対象障害物10S」と言う)を特定する注意対象障害物特定部57を有した車載装置であり、注意対象障害物10Sを特定すると、その障害物位置Pcを運転支援装置52に入力する。
また注意対象障害物特定部57は、互いに異なる障害物10に関する複数の障害物情報12が短時間の間に得られている場合、それぞれの障害物10の中から最も注意すべき障害物10を注意対象障害物10Sとして特定する。なお、この場合の注意対象障害物10Sの特定の仕方については、後に詳述する。
かかる障害物特定装置56は、例えばCPUやMPUなどのプロセッサ、RAMやROMなどのメモリデバイス、及び、SSDやHDDなどのストレージ装置などを備えたコンピュータ、又はECUを有し、これらコンピュータ、又はECUによって、注意対象障害物特定部57の機能が実現されている。
次いで、障害物検出装置2の動作について説明する。
図5は、障害物検出装置2の障害物検出処理を示すフローチャートである。
制御部30は、障害物検出器36の検出信号42に基づいて、監視区間18に障害物10が存在するか否かを判断する(ステップSa1)。障害物10が存在する場合(ステップSa1:Yes)、制御部30は、その障害物10について道なり距離Lを算出し(ステップSa2)、また障害物位置Pcの座標を特定する(ステップSa3)。そして、制御部30は、道なり距離Lと、障害物位置Pcの座標と、基準位置Paの座標と、を含む障害物情報12を生成し、路車間通信部34を制御して障害物情報12をブロードキャスト送信する(ステップSa4)。
制御部30は、これらステップSa1〜Sa4の処理を繰り返し実行しており、監視区間18に障害物10が存在する間は、障害物情報12が間欠的にブロードキャスト送信される。なお、ブロードキャスト送信の送信間隔は適宜に設定される。
次いで、車載システム6の動作について説明する。
図6は、障害物特定装置56の注意対象障害物特定処理を示すフローチャートである。
この注意対象障害物特定処理では、障害物情報12に基づいて注意対象障害物10Sが特定され、その障害物位置Pcが運転支援装置52に出力される。
具体的には、同図に示すように、障害物特定装置56は、車両4の周囲から送信されてくる障害物情報12が路車間通信装置54によって受信されたか否かを繰り返し判断する(ステップSb1)。1又は複数の障害物情報12が所定時間内に受信された場合(ステップSb1:Yes)、障害物特定装置56は、障害物情報12に基づいて注意対象障害物10Sを次のようにして特定する。
障害物特定装置56は、先ず、1又は複数の障害物情報12のうち、障害物10が自身の車両4を示しているものを除外する(ステップSb2)。具体的には、障害物情報12には、障害物10の座標値を示す障害物位置Pcが含まれているため、障害物特定装置56は、その障害物位置Pcが自身の車両4の現在位置と一致するか否かに基づいて、自身の車両4を障害物10とした障害物情報12を特定し、その障害物情報12を除外する。なお、障害物位置Pcと自身の車両4の現在位置との一致性の判断においては、例えば車両4の車速や、路車間通信の受信間隔などに応じて増大するマージンが障害物位置Pcに設定される。
次いで、障害物特定装置56は、1又は複数の障害物情報12が示す1又は複数の基準位置Paの中から、自身の車両4にとって障害が発生し得る基準点16Aの基準位置Paを選択する(ステップSb3)。具体的には、障害物特定装置56は、1又は複数の基準位置Paのうち、車両4の進行方向に位置する基準位置Paを選択する。この場合において、複数の基準位置Paが車両4の進行方向に位置する場合は、車両4から直近のものが選択される。なお、進行方向を特定する手法には、例えば現在位置の推移に基づいて特定する手法などの公知の適宜の手法を用いることができる。
そして障害物特定装置56は、ステップSb3において、いずれかの基準位置Paが選択された場合には(ステップSb4:Yes)、その基準位置Paから道なり距離Lが最も短い障害物10を注意対象障害物10Sとして特定する(ステップSb5)。その後、障害物特定装置56は、運転支援装置52を通じて警報を出力するために、注意対象障害物10Sの障害物位置Pcを運転支援装置52に出力する(ステップSb6)。
図7は、複数の障害物検出装置2が障害物10を検出している状況の一例を示す図である。
図示例では、2箇所の基準位置Pa1、Pa2の周囲に3つの障害物10が存在しており、この場合には、これら3つの障害物10のそれぞれについて障害物情報12が、各基準位置Paに対応する障害物検出装置2からブロードキャスト送信される。
一方、障害物特定装置56が上述の注意対象障害物特定処理を実行することにより、3つの障害物10のうち、障害物位置Pc1の障害物10と、自身の車両4との距離が所定のマージンM以内であるため、この障害物10についての障害物情報12が上記ステップSb2の処理により除外される。
また、2箇所の基準位置Pa1、Pa2のうち、基準位置Pa1が自身の車両4の進行方向Gに位置するため、この基準位置Pa1が、上記ステップSb3の処理により、自身の車両4にとって障害が発生し得る基準位置Paとして選択される。
そして、この基準位置Pa1の周囲には2つの障害物10が存在するが、上記ステップSb5の処理により、2つの障害物10のうち、道なり距離Lが最も短い障害物位置Pc2に位置する障害物10が注意対象障害物10Sとして特定される。
このように、上述の注意対象障害物特定処理によれば、複数の障害物10が存在し、それぞれの障害物10が互いに異なる基準位置Paの周囲に存在する場合であっても、自身の車両4にとって障害が発生し得る基準位置Paを基準に、そこから道なりに(経路に沿って)最も近い障害物10が注意対象障害物10Sとして確実に特定されることとなる。
図8は、運転支援装置52の運転支援処理を示すフローチャートである。
運転支援装置52は、少なくとも車両4が走行している間、周囲の物体を検出し(ステップSc1)、検出された物体(以下、「検出物体71」と言う)が危険物体70であるか否かを判定する(ステップSc2)。検出物体71が危険物体70と判定された場合には(ステップSc2:Yes)、運転支援装置52は、当該危険物体70の運転者への警報、及び/又は、危険回避運転制御を実行する(ステップSc3)。
一方、検出物体71が危険物体70でないと判定された場合(ステップSc2:No)、運転支援装置52は、注意対象障害物10Sの障害物位置Pcが障害物特定装置56から入力されているか否かを判定する(ステップSc4)。
障害物位置Pcが入力されている場合(ステップSc4:Yes)、運転支援装置52は、注意対象障害物10Sと検出物体71との対比に基づき、注意対象障害物10Sが自身の車両4にとって注意すべきか障害物に該当するか否かを判断する(ステップSc5)。かかる判断は、自身の車両4の現在位置から注意対象障害物10Sまでの距離(以下、「注意対象障害物距離」と言う)が検出物体71までの距離(以下、「検出対象物距離」と言う)よりも小さく、かつ、注意対象障害物距離が上記危険物判定閾値以下であるか否かによって判断される。これら注意対象障害物距離、及び検出対象物距離の算出手法には、運転支援装置52が検出物体71と危険物判定閾値とを比較する際に用いる手法(例えば、自身の車両4から対象物までの直線距離など)が適用される。
そして、注意対象障害物10Sが注意すべき障害物10に該当する場合(ステップSc5:Yes)、運転支援装置52は、その注意対象障害物10Sについて警報を出力する(ステップSc6)。
図9は、検出物体71、危険物体70、及び注意対象障害物10Sの存在状況の例を示す図である。
上述した運転支援処理によれば、同図のケースAに示すように、危険物体70、及び注意対象障害物10Sの両方が車両4の周囲に存在する場合(図8:ステップSc2:Yes)、危険物体70を回避するための安全運転支援動作が行われる。
一方、危険物体70が車両4の周囲に存在しないものの、検出物体71、及び注意対象障害物10Sの両方が周囲に存在する場合(ステップSc2:No、かつ、ステップSc4:Yes)、ケースBに示すように、運転支援装置52が危険でないと判定した検出物体71の検出物体距離よりも注意対象障害物距離が大きいときには、注意対象障害物10Sは、注意すべき障害物10には該当しないと判断される(ステップSc5:No)。
これとは逆に、ケースCに示すように、運転支援装置52が危険でないと判定した検出物体71の検出物体距離よりも注意対象障害物距離が小さいときには、注意対象障害物10Sは、注意すべき障害物10に該当すると判断され(ステップSc5:Yes)、運転支援装置52から警報が出力される。これにより、死角に位置する等して運転支援装置52では検出されていないものの、危険物判定閾値の距離以内に、障害物検出装置2によって障害物10が検出されている場合には、当該障害物10について警報が出力され、運転者に知らされることとなる。なお、警報の出力に加え、或いは、警報の出力に代えて、運転支援装置52が注意対象障害物10Sを回避するための安全運転制御を実行してもよい。
本実施形態によれば次のような効果を奏する。
本実施形態の障害物特定装置56は、1又は複数の障害物情報12に基づいて、道路8に設定された基準点16Aからの道路8に沿った道なり距離Lが最短の障害物10を注意対象障害物10Sとして特定する。
このように、道なり距離Lを比較して注意対象障害物10Sを特定することで、例えば基準点16Aから障害物10までの直線距離を、道路形状を無視して単純に求めて比較する場合に比べ、最も障害となり得る障害物10、すなわち最も注意すべき障害物10を的確に特定できる。
本実施形態では、基準点16Aまでの経路が直線とみなせる位置に監視区間18が設定されており、障害物検出装置2は、基準点16Aの基準位置Paと、障害物10の障害物位置Pcとの直線距離に基づいて道なり距離Lを算出する。
これにより、基準点16Aから監視区間18までの道路8の形状等を障害物検出装置2に予め設定し、或いは、道路8の形状等を特定するための地図データを参照せずとも、障害物検出装置2が妥当な精度で道なり距離Lを求めることができる。特に、地図データを参照せずとも道なり距離Lが求められるので、複数の障害物検出装置2のそれぞれが参照する地図データのバージョン等の違いに起因して、それぞれの障害物検出装置2が算出する道なり距離Lにズレが生じることもない。
本実施形態の障害物特定装置56は、道なり距離Lの基準点16Aが複数存在する場合、自身の車両4の進行方向Gに位置する基準点16Aを選択し、当該基準点16Aからの道なり距離Lが最短の障害物10を注意対象障害物10Sとして特定する。
これにより、自身の車両4にとって障害が発生し得る基準点16Aが選択され、当該基準点16Aの周囲の障害物10の中から注意対象障害物10Sが特定されるので、注意すべき障害物10が、より的確に特定される。
本実施形態の運転支援装置52は、危険物体70か否かを判定した検出物体71よりも、障害物特定装置56によって特定された注意対象障害物10Sの方が、自身の車両4に近い場合に、注意対象障害物10Sについて警報を出力する。
これにより、死角に位置する等して運転支援装置52では検出されない障害物10についても、当該障害物10について警報を出力し、運転者に知らさることができる。
なお、運転支援装置52は、注意対象障害物10Sについて警報出力と共に、或いは、警報出力に代えて、注意対象障害物10Sを回避するための運転制御を実行してもよい。
本実施形態の運転支援装置52は、危険物体70か否かを判定した検出物体71よりも、障害物特定装置56によって特定された注意対象障害物10Sの方が、自身の車両4から遠い場合、前記警報の出力、および、運転制御のいずれも行わない。
これにより、運転支援装置52が危険と判定しないような障害物10についてまで、警報出力や運転制御が無駄に行われることを防止できる。
本実施形態の運転支援装置52は、危険物体70であると判定された物体が存在する場合、注意対象障害物10Sの有無に関係なく、危険物体70について警報を出力し、および/又は、危険物体70を回避するための運転制御を実行する。
これにより、運転支援装置52が危険物体70を検出している場合は、障害物特定装置56によって注意対象障害物10Sが特定されているときでも、危険物体70についての警報出力や運転制御を行うことができる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態において、障害物検出装置2が障害物10の道なり距離Lを算出したが、車両4の障害物特定装置56が道なり距離Lを算出してもよい。この場合、障害物検出装置2は、例えば上記式(1)の各変数の値を障害物情報12に含めてブロードキャスト送信する。
例えば、上述した実施形態において、障害物10の検出のために、区間長Bの監視区間18を道路に設定した。しかしながら、監視区間18に代えて、図10に示すように、区間長Bが略ゼロと見做せる検出点19を設定してもよい。この場合、障害物位置Pcは常に検出点19に固定されるので、検出点19から基準点16Aまでの道なり距離Lも常に一定となる。したがって、この道なり距離Lを予め測定などして障害物検出装置2の記憶部32に格納し、障害物検出装置2は、障害物10を検出した場合、記憶部32から道なり距離Lを読み出し、障害物情報12に含めて送信することで、上記式(1)に基づく道なり距離Lの算出を省略することができる。
なお、本変形例において、障害物検出器36には、検出点19における障害物10の有無を検出できるものであれば、任意の検出器を用いることができる。
上述した実施形態において、障害物検出装置2は、車両4のほかに、道路8を往来する任意の物体(例えば通行者など)を障害物10として検出してもよい。
この場合において、障害物検出装置2は、障害物10の種類(自動四輪車や自動二輪車、自転車、人など)、移動速度、及び移動方向などの情報を障害物情報12に含めて送信してもよい。これにより、障害物特定装置56において、障害物10の種類、移動速度、及び移動方向などの情報に基づいて、注意すべき障害物10を、より的確に特定できる。
上述した実施形態で図示したブロック図は、本願発明を理解容易にするために、構成要素を主な処理内容に応じて分類して示した概略図であり、その構成要素は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
本発明は、道路8を走行する車両4に限らず、他の任意の経路を走行する車両に適用できる。
1 障害物検出システム
2 障害物検出装置
4 車両
8 道路
10 障害物
10S 注意対象障害物
12 障害物情報
16A 基準点
18 監視区間
19 検出点
32 記憶部
36 障害物検出器
38 送信機
52 運転支援装置
56 障害物特定装置
57 注意対象障害物特定部
62 危険判定部(判定部)
64 警報出力部
66 運転制御部
68 受信機
70 危険物体
71 検出物体
G 進行方向
L 道のり距離
Pa 基準位置
Pb 設置位置
Pc 障害物位置

Claims (9)

  1. 経路に存在する障害物を検出する障害物検出器と、前記障害物に関する障害物情報を送信する送信機と、を有する障害物検出装置と、
    前記障害物情報を受信する車両に搭載される障害物特定装置と、を備え、
    前記障害物特定装置は、
    1又は複数の前記障害物情報に基づいて、前記経路に設定された基準点からの前記経路に沿った道なり距離が最短の障害物を注意対象障害物として特定する注意対象障害物特定部
    を備えることを特徴とする障害物検出システム。
  2. 前記基準点までの経路が直線とみなせる位置に、前記障害物検出装置が前記障害物の存在を検出する監視区間が設定されており、
    前記障害物検出装置、又は、前記障害物特定装置は、
    前記基準点の位置と、前記障害物が検出された位置との直線距離に基づいて、前記道なり距離を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の障害物検出システム。
  3. 前記障害物の検出点が前記経路に設定されており、
    前記障害物検出装置は、
    前記基準点から前記検出点までの前記経路に沿った道なり距離を予め記憶する記憶部を有し、
    前記道なり距離を前記障害物情報に含めて前記送信機から送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の障害物検出システム。
  4. 前記注意対象障害物特定部は、
    前記道なり距離の基準点が複数存在する場合、自身の車両の進行方向に位置する前記基準点を選択し、当該基準点からの道なり距離が最短の障害物を注意対象障害物として特定する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の障害物検出システム。
  5. 前記車両に搭載される運転支援装置を備え、
    前記運転支援装置は、
    自身の車両の周辺に存在する物体が危険物体か否かを判定する判定部と、
    前記危険物体についての警報を出力する警報出力部と、
    前記危険物体を回避するための運転制御を実行する運転制御部と、を有し、
    前記障害物特定装置によって特定された前記注意対象障害物が、前記判定部の判定によって危険物体でないと判定された前記物体よりも自身の車両に近い場合、前記注意対象障害物について前記警報出力部から警報を出力し、および/又は、前記注意対象障害物を回避するための運転制御を前記運転制御部が実行する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の障害物検出システム。
  6. 前記運転支援装置は、
    前記障害物特定装置によって特定された前記注意対象障害物が、前記判定部の判定によって危険物体でないと判定された前記物体よりも自身の車両から遠い場合、前記警報の出力、および、運転制御のいずれも行わない
    ことを特徴とする請求項5に記載の障害物検出システム。
  7. 前記運転支援装置は、
    前記判定部の判定によって危険物体であると判定された物体が存在する場合、前記注意対象障害物の有無に関係なく、前記危険物体について前記警報出力部から警報を出力し、および/又は、前記危険物体を回避するための運転制御を前記運転制御部が実行する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の障害物検出システム。
  8. 経路に存在する障害物を検出し、前記障害物に関する障害物情報を送信する障害物検出装置から送信された前記障害物情報を受信する車両に搭載される障害物特定装置において、
    1又は複数の前記障害物情報に基づいて、前記経路に設定された基準点からの前記経路に沿った道なり距離が最短の障害物を注意対象障害物として特定する注意対象障害物特定部
    を備えることを特徴とする障害物特定装置。
  9. 経路に存在する障害物を検出し、前記障害物に関する障害物情報を送信する障害物検出装置から送信された前記障害物情報を受信する車両に搭載される障害物特定装置の制御方法において、
    1又は複数の前記障害物情報に基づいて、前記経路に設定された基準点からの前記経路に沿った道なり距離が最短の障害物を注意対象障害物として特定するステップ
    を備えることを特徴とする障害物特定装置の制御方法。
JP2018228166A 2018-12-05 2018-12-05 障害物検出システム、障害物特定装置、及び障害物特定装置の制御方法 Pending JP2020091644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018228166A JP2020091644A (ja) 2018-12-05 2018-12-05 障害物検出システム、障害物特定装置、及び障害物特定装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018228166A JP2020091644A (ja) 2018-12-05 2018-12-05 障害物検出システム、障害物特定装置、及び障害物特定装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020091644A true JP2020091644A (ja) 2020-06-11

Family

ID=71012876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018228166A Pending JP2020091644A (ja) 2018-12-05 2018-12-05 障害物検出システム、障害物特定装置、及び障害物特定装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020091644A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022074969A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022074969A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14
WO2022074969A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 株式会社デンソー 情報処理装置、車両制御装置、及び道路情報配信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10663973B2 (en) Autonomous driving system
US9950668B2 (en) Device for providing driving support based on predicted position of preceeding vehicle
US9809223B2 (en) Driving assistant for vehicles
US10453344B2 (en) Information processing apparatus and non-transitory recording medium
US9824283B2 (en) System and method of recognizing travelled lane of vehicle
JP5267570B2 (ja) 運転支援装置
WO2015190212A1 (ja) 車線選択装置、車両制御システム及び車線選択方法
JP6936679B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
US10664709B2 (en) Driving assistant apparatus using front monitoring apparatus and driving assistant method using front monitoring apparatus
US11214258B2 (en) Driving assistance system and driving assistance device
JP6168025B2 (ja) 車両用交差点関連警報装置
WO2016181618A1 (ja) 監視対象領域設定装置および監視対象領域設定方法
JP6934717B2 (ja) 自動車の制御
JP6500724B2 (ja) 危険情報報知システム、サーバ及びコンピュータプログラム
JP2016143092A (ja) 運転支援システム及び車載情報処理装置
WO2017104209A1 (ja) 運転支援装置
JP2007164671A (ja) 障害物接近判断装置および障害物衝突警告システム
JP2014078056A (ja) 車両用領域識別装置、そのプログラム及びその方法
JP6789078B2 (ja) 合流支援装置、合流支援システム、車載器及び合流支援方法
JP2016143090A (ja) 危険車両検知システム及び車載情報処理装置
JP2016143091A (ja) 運転支援システム及び車載情報処理装置
JP6245186B2 (ja) 合流支援装置
CN107111943B (zh) 防撞系统以及防撞方法
US12060065B2 (en) Vehicle control system
JP2020091644A (ja) 障害物検出システム、障害物特定装置、及び障害物特定装置の制御方法