JP2020091411A - レンズ装置および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 例えば、小型軽量および取扱いの点で有利なレンズ装置を提供することを目的とする。【解決手段】 レンズ装置は、光路に対して挿抜が可能な光学要素を含む光学系を有する鏡筒と、前記鏡筒に着脱可能であり、前記光学系に含まれる光学部材を駆動する駆動部と、を有し、前記駆動部は、前記光学要素の被検出部を介して、該被検出部とは非接触に、前記挿抜の状態を検出する検出部を含む、ことを特徴とする。【選択図】 図2
Description
本発明は、レンズ装置および撮像装置に関する。
光軸(光路)に対して挿抜可能な変倍光学系を有するレンズ装置は、変倍光学系が光軸上に位置しているか、光軸上から退避しているかを検出する検出部が設けられている。当該検出部は、変倍光学系を内包するレンズ鏡筒内に配置されている。レンズ鏡筒の外周部には、レンズ鏡筒に着脱可能な駆動部が設けられている。また、レンズ鏡筒と駆動部との間には、ケーブルが配置されている。当該ケーブルを介して、検出部による検出結果に係る信号は、駆動部内の電子回路基板における受信部により受信される。当該変倍光学系の位置の検出のためには、当該検出部以外にも、それを固定するための部品や基板など複数の部品を必要とし、また、その組立作業を必要としている。
また、鏡筒に対して駆動部を着脱するには、上記の伝達ケーブルに気を付けつつ作業をする必要がある。特許文献1では、変倍光学系には、被検出部が構成され、レンズ鏡筒内には、検出部が構成され、レンズ鏡筒の外周面には、検出部からの信号が入力される駆動部が着脱自在に構成されている。検出部は、変倍光学系が光軸上に位置決めされているか光軸上から退避しているかを検出する。
特許文献1に開示された構成は、鏡筒内に検出部を設けているため、鏡筒内に検出部を固定するための部材や、駆動部へ信号を伝達するための電子回路部品が必要となり、もって、レンズ装置の小型軽量化に不利となりうる。また、鏡筒と駆動部との間で信号を伝達するケーブルの存在ゆえ、当該ケーブルを接続する作業の手間や、駆動部を脱着する場合のケーブルへの配慮も必要となる。本発明は、例えば、小型軽量および取扱いの点で有利なレンズ装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ装置は、光路に対して挿抜が可能な光学要素を含む光学系を有する鏡筒と、前記鏡筒に着脱可能であり、前記光学系に含まれる光学部材を駆動する駆動部と、を有し、前記駆動部は、前記光学要素の被検出部を介して、該被検出部とは非接触に、前記挿抜の状態を検出する検出部を含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、小型軽量および取扱いの点で有利なレンズ装置を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に関わるレンズ装置の全体図である。
レンズユニット1には、レンズユニット1に含まれるレンズ(光学部材)を駆動するレンズ制御装置(駆動部)2が着脱可能に装着される。また、内部構造については後述するが、レンズユニット1には、光軸に対し挿抜可能な変倍光学系を収納するレンズ鏡筒3が設けられている。レンズ鏡筒3には、レバー軸4が回転可能に係合し、レバー軸4には、レバー軸4を軸として光軸О周りに一定角度回転可能な切り換えレバー5が固定されている。切り換えレバー5は、回転可能な角度の端と端の2か所で固定され、この固定位置がそれぞれ変倍光学系の光軸位置、光軸から退避した位置となる。
図2は、図1のI−I断面から見た、実施例1の変倍光学系が光路に挿入された状態の断面図である。レンズ鏡筒3の内部には、主光学系の焦点距離を変更するレンズ31がレンズ枠32によって保持されている。レンズ枠32には、レバー軸4が固定されている。前述した切り換えレバー5を回転することで、レバー軸4を中心としてレンズ枠32が回転し、光軸О(光路)に対し挿抜する構造となっている。この挿抜により主光学系の焦点距離を変更する。レンズ枠32には、光路に位置決めされていることを非接触で検出するための被検出部33が固定されている。
実施例1においては、レーザーによる位置検出がなされ、レンズ鏡筒3には、検出部23(詳細は後述)と被検出部33の間に開口部3aが設けられている。また、レンズ制御装置2をレンズユニット1から取り外した(離脱した)場合、外部から開口部3aを通じて塵、埃などの異物が侵入する可能性がある。そのため、スライドして開口部3aを塞ぐためのカバー34を配置する。
次に、レンズ制御装置2内部には、フレキシブルプリント基板22が固定されている。フレキシブルプリント基板22には、レンズ枠32が光軸О位置に固定されたことを被検出部33によって検出する検出部23が固定(支持)される。検出部23はレーザーによる位置の光学式検出装置で、被検出部33に向けて発光素子から照射されたレーザーの反射光を受光素子で受光することで位置検出(レンズ31の光路内への挿抜状態の検出)を行う。従って、レンズ制御装置2においては、検出部23と被検出部33の間に開口部2aを設ける。
また、フレキシブルプリント基板22は電子回路部品21に接続されている。検出部23で検知された信号は、フレキシブルプリント基板22を通じて電子回路部品21が受信する構造となっている。なお、レンズ制御装置2をレンズユニット1に装着した状態の時、レンズ制御装置2とレンズユニット1の間の隙間から塵、埃などの異物が侵入する可能性がある。そのため、開口部2a周辺にこの隙間を埋める(密閉する)ための防塵部材24をレンズ制御装置2に固着している。
次に、図3は、図1のII−II断面から見た実施例1の変倍光学系が光軸から退避した状態の断面図である。軸ピン6は、レンズ鏡筒3に固定されており、レンズ枠32は軸ピン6を軸として回転可能に係合されている。レンズ鏡筒3とレンズ枠32には、引っ張りバネ35が係合され、レンズ枠32が光軸О位置、もしくは光軸Оから退避した位置において、固定される構造である。なお、レンズ枠32が光軸Оから退避した状態においては、被検出部33は、検出部23と乖離した位置にいるため、位置検出されない。言い換えれば、位置検出できないため、レンズ制御装置2としてはレンズ枠32は光軸О位置にいないと判断している状態である。
図4は、図1のII−II断面から見た実施例2の変倍光学系が光軸に位置した状態の断面図である。本実施例では、実施例1に対し、レンズ制御装置2、レンズ鏡筒3の形状変更および検出部23、被検出部33に代わる磁気式検出方法を提供する。フレキシブルプリント基板22には、磁気センサであるホールIC25(検出部)が固定される。レンズ枠32には、磁石36(被検出部)が固定されている。ホールIC25は、レンズ枠32が光軸Оに位置していることを磁石36による磁界の変化を検出することによって検知する。検知された情報は、フレキシブルプリント基板22を介して、電子回路部品21へ出力され、レンズ枠32は光軸О位置にいることをレンズ制御装置2が認識する。
また、実施例1と同様にレンズ枠32が光軸Оから退避した位置にいる場合は、ホールIC25と磁石36が乖離した位置にいるため、位置検出できない。なお、ホールIC25と磁石36の間は、レンズ鏡筒3によって遮蔽された構造である。
実施例2においては、磁力を用いた検出であるため、遮蔽された構造であっても、位置検出可能である。遮蔽された構造によって、実施例1では採用していた塵・埃などの異物の侵入を防止するカバー34や防塵部材24が不要となり、構造簡素化、軽量化に寄与する。また、実施例2では、検出部にホールIC25を用いて説明したが、磁気検出するセンサであれば、同等の効果が得られる。
また、本発明のレンズ装置と、該レンズ装置の像面に配された撮像素子とを有する撮像装置を構成することにより、本発明の効果を享受できる撮像装置を実現することができる。
1 レンズユニット
2 レンズ制御装置
23 検出部
31 レンズ
33 被検出部
2 レンズ制御装置
23 検出部
31 レンズ
33 被検出部
Claims (9)
- レンズ装置であって、
光路に対して挿抜が可能な光学要素を含む光学系を有する鏡筒と、
前記鏡筒に着脱可能であり、前記光学系に含まれる光学部材を駆動する駆動部と、
を有し、
前記駆動部は、前記光学要素の被検出部を介して、該被検出部とは非接触に、前記挿抜の状態を検出する検出部を含む、
ことを特徴とするレンズ装置。 - 前記光学要素は、前記挿抜により前記光学系の焦点距離を変更することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
- 前記検出部は、発光素子と受光素子とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンズ装置。
- 前記検出部は、前記被検出部に配された磁石による磁界を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンズ装置。
- 前記鏡筒は、前記被検出部と前記検出部との間に開口を有することを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
- 前記開口は、前記駆動部が前記鏡筒に装着された場合には、前記鏡筒と前記駆動部とにより蔽われることを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
- 前記鏡筒は、前記駆動部が前記鏡筒から離脱された場合には、前記開口を閉じる構造を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のレンズ装置。
- 前記駆動部は、前記検出部を支持するフレキシブルプリント基板を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項7のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
- 請求項1ないし請求項8のうちいずれか1項に記載のレンズ装置と、
前記レンズ装置の像面に配された撮像素子と、
を含むことを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018228897A JP2020091411A (ja) | 2018-12-06 | 2018-12-06 | レンズ装置および撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018228897A JP2020091411A (ja) | 2018-12-06 | 2018-12-06 | レンズ装置および撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020091411A true JP2020091411A (ja) | 2020-06-11 |
Family
ID=71012811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018228897A Pending JP2020091411A (ja) | 2018-12-06 | 2018-12-06 | レンズ装置および撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020091411A (ja) |
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2018
- 2018-12-06 JP JP2018228897A patent/JP2020091411A/ja active Pending
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