JP2020090961A - ドレンポット - Google Patents

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Satoyuki Fujita
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【課題】簡単な構造で蒸気配管の上層部のドレンも効率的に回収可能なドレンポットを提供する。【解決手段】蒸気及び蒸気が相変化したドレンが流れる蒸気配管系統に設けられ、ドレンを回収するドレンポット1は、第一配管10、第二配管20及び本体部30を備える。第一配管は、蒸気配管系統の上流側に接続され、一端側に設けられた第一流入口12から他端側に設けられた挿通口に向かって蒸気が通過する。第二配管は、一端側が挿通口に挿通され、一端側に設けられた第二流入口22から他端側に設けられた流出口24に向かって第一配管からの蒸気が通過する。本体部は、第一配管の底面側に連接され、第一配管内から流入するドレンを貯留する貯留部31を有する。【選択図】図1

Description

この発明は、蒸気及び蒸気が相変化したドレンが流れる蒸気配管系統に設けられ、ドレンを回収するドレンポットに関する。
熱交換器等に蒸気を輸送する蒸気配管(蒸気輸送管)には、ドレンポット(ドレンポケット)及びドレントラップ(例えば、特許文献1参照)などが設けられ、発生したドレン(復水)の排出が行われる。ドレンポットは、蒸気配管から流入するドレンが滞留する貯留部を備える。また、貯留部のドレンは、ドレントラップ等に排出される。
特開2005−232966号公報
上述したドレンポットの貯留部には、蒸気配管の上層部(天井部)のドレンが滞留しにくかった。すなわち、上述したドレンポットは、蒸気配管の下層部(底面部)のドレンを効率的に回収できるが、上層部のドレンを効率的に回収することは難しかった。蒸気とドレンとが混走する二相流配管である蒸気配管では、ドレンは、蒸気配管の下層部及び上層部を移動することが多い。
この発明は、簡単な構造で蒸気配管の上層部のドレンも効率的に回収可能なドレンポットを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面によって提供されるドレンポットは、蒸気及び蒸気が相変化したドレンが流れる蒸気配管系統に設けられ、ドレンを回収する。ドレンポットは、第一配管、第二配管及び本体部を備える。第一配管は、蒸気配管系統の上流側に接続され、一端側に設けられた第一流入口から他端側に設けられた挿通口に向かって蒸気が通過する。第二配管は、一端側が挿通口に挿通され、一端側に設けられた第二流入口から他端側に設けられた流出口に向かって第一配管からの蒸気が通過する。本体部は、第一配管の底面側に連接され、第一配管内から流入するドレンを貯留する貯留部を有する。
上記第一配管は、挿通口を形成する第一突出片を有するようにしてもよい。
上記第二配管は、第二流入口を形成する第二突出片を有するようにしてもよい。
上記第二突出片は、第二流入口から流出口に向かって次第に突出高さが低くなるテーパ形状を有するようにしてもよい。
この発明によれば、第二配管の一端側が第一配管の挿通口に挿通されるので、本体部上方の配管が二重構造となる。二層構造によって、第一配管内の上層部のドレンが第二配管に移動することが妨げられる。そして、上層部のドレンは、最終的に自重によって第一配管の下層部側に落下等して貯留部に移動することになる。したがって、簡単な構造で蒸気配管の上層のドレンも効率的に回収可能となる。
本発明の実施形態に係るドレンポットの断面図である。 本発明の実施形態に係るドレンポットの第一配管の側面図である。 本発明の実施形態に係るドレンポットの第二配管の側面図である。 本発明の実施形態に係るドレンポットの断面図である。 本発明の別の実施形態に係るドレンポットの断面図である。
図面を参照してこの発明の実施形態に係るドレンポットについて説明する。なお、この発明の構成は、実施形態に限定されるものではない。
図1は、この発明の実施形態に係るドレンポット1の断面図である。図2は、ドレンポット1の第一配管10の側面図である。図3は、ドレンポット1の第二配管20の側面図である。なお、図2は、第二配管20が挿通されていない状態の第一配管10の挿通口13側の側面図である。また、図3は、第一配管10に挿通されてない状態の第二配管20の第二流入口22側の側面図である。
ドレンポット1は、例えばガスプラント、蒸気プラントなどで蒸気を輸送する蒸気配管系統に配置される。蒸気配管系統では、蒸気及び蒸気が相変化したドレンが所定方向に流れる。ドレンポット1は、蒸気配管系統のドレンを回収する。ドレンポット1は、第一配管10、第二配管20及び本体部30等を備える。
第一配管10は、例えばステンレス鋼等の金属で形成された円筒形状であり、蒸気配管系統の上流側と第二配管20とを連通する。第一配管10は、第一フランジ部11、第一流入口12、挿通口13及び第一突出片14等を有する。
第一フランジ部11は、蒸気配管系統の上流側の蒸気配管(不図示)のフランジ部に接続される。第一流入口12は、第一配管10の一端側(上流側)に形成され、蒸気配管系統の上流側と第一配管10内とを連通する。挿通口13は、第一配管10の他端側(下流側)に第一突出片14によって形成され、第二配管20の一端側が挿通される。第一突出片14は、第一配管10の他端側の内壁に周方向に沿って配置され、第一配管10の内壁から中心軸(上流側から下流側に向かう軸)に向かう方向に突出している。なお、本実施形態に係る第一突出片14は、第一配管10本体と一体形成されているが、別々に形成して溶接等で第一配管本体に接合するようにしてもよい。
また、第一配管10は、内径が一端側よりも他端側の方が大きい。これにより、第一配管10の内壁と第二配管20の一端側(上流側)の外壁との間に間隙が形成される。
第二配管20は、ステンレス鋼等の金属で形成された円筒形状であり、第一配管10と蒸気配管系統の下流側とを連通する。また、第二配管20は、一端側が挿通口13に挿通され、溶接等で第一突出片14に間隙なく接合されている。第二配管20は、第二フランジ部21、第二流入口22、第二突出片23及び流出口24等を有する。
第二フランジ部21は、蒸気配管系統の下流側の蒸気配管(不図示)のフランジ部に接続される。第二流入口22は、第二配管20の一端側に第二突出片23によって形成され、第一配管10内と第二配管20内とを連通する。第二突出片23は、第一配管20の一端側の内壁に周方向に沿って配置され、第二配管20の内壁から中心軸(上流側から下流側に向かう軸)に向かう方向に角度を持って突出し、かつ、中心軸と平行な方向に湾曲している。つまり、第二突出片23は、第二流入口22から流出口24に向かって次第に突出高さが低くなるテーパ形状を有する。なお、本実施形態に係る第二突出片23は、第二配管20本体と一体形成されているが、別々に形成して溶接等で第二配管20本体に接合するようにしてもよい。流出口24は、第二配管20の他端側(下流側)に配置され、第二配管20内と蒸気配管系統の下流側とを連通する。
本体部30は、ステンレス鋼等の金属で形成された円筒形状であり、第一配管10の底面側に連接されている。なお、本実施形態に係る本体部30は、第一配管10と一体形成されているが、別々に形成して溶接等で第一配管に接合するようにしてもよい。本体部30は、貯留部31、第一排出口32及び第二排出口33等を有する。
貯留部31は、上部が第一配管10内と連通し、第一配管10内から流入するドレンを貯留する。第一排出口32は、貯留部31とドレントラップ(スチームトラップ)40とを第一バルブ45を介して連通する。貯留部31において一定の水位になったドレンは、第一排出口32から第一バルブ45を介してドレントラップ40に流出する。第二排出口33は、貯留部31と外部とを第二バルブ50を介して連通する。第二バルブ50を開放することで、貯留部31に滞留するゴミ等が第二排出口33から排出される。
次に、ドレンの動作について図4を参照しつつ説明する。図4は、図1と同一のドレンポット1の断面図に、ドレンW1,W2の流れを例示している。なお、蒸気は、矢印A方向Aにドレンポット1内を通過していく。
上層部のドレンW1は、第一配管10の内壁に沿って矢印A方向に流れ、第一配管10と第二配管20との間隙に流れ込む。その後、ドレンW1は、第一突出片14に当接し、自重により第二配管20の外壁に沿って下方に流れ落ちる。これにより、ドレンW1は、貯留部31に流れ込む。また、下層部のドレンW2は、第一配管10の内壁に沿って矢印A方向に流れ、移動方向上に配置されている貯留部31に流れ込む。また、第二突出片23が、各層のドレンW1,W2の移動をガイドして第二配管20に流れ込むのを防止する。
以上のように、本発明の実施形態では、第二配管の一端側が第一配管の挿通口に挿通されるので、本体部上方の配管が二重構造となる。二層構造によって、第一配管内の上層部のドレンが第二配管に移動することが妨げられる。そして、上層部のドレンは、最終的に自重によって第一配管の下層部側に落下等して貯留部に移動することになる。したがって、簡単な構造で蒸気配管の上層のドレンも、下層部のドレンとともに効率的に回収可能となる。
また、第一突出片によって上層部のドレンの流れが止められるので、ドレンの回収がより効率的となる。さらに、第二突出片によってドレンが第二配管に流れ込むのが防止されるので、ドレンの回収がより効率的となる。
なお、上述の実施形態の第一突出片の突出量は、ドレンポットが配置される蒸気配管系統に応じて適宜決定すればよい。また、第一突出片の位置は、第一配管の他端側(下流側)に配置されていれば、上述の実施形態に限定されるものではない。さらに、上述の実施形態の第一突出片は、突出方向が第一配管の内壁に対して直角であるが、特にこれに限定されるものではない。第一配管の中心軸に向かう突出方向であれば、いずれの突出方向、形状を採用してもよい。例えば、第二突出片のような形状を採用してもよい。
また、上述の実施形態の第二突出片の突出量も、ドレンポットが配置される蒸気配管系統に応じて適宜決定すればよい。また、第二突出片の位置も、第二配管の一端側(上流側)に配置されていれば、上述の実施形態に限定されるものではない。さらに、上述の実施形態の第二突出片は、テーパ形状であるが、特にこれに限定されるものではない。第二配管の中心軸に向かう突出方向であれば、いずれの突出方向、形状を採用してもよい。例えば、第一突出片のような形状を採用してもよい。
なお、上述の実施形態のドレンポットは、少なくとも第二配管の一端側が第一配管に挿通された二重構造であれば、第一突出片及び第二突出片を設けなくてもよい。例えば、図5に示すように、第一配管10′の内壁と第二配管20′の外壁とが接触するように第二配管20′の一端側を挿通し、溶接等で接合したドレンポット1′の構成としてもよい。この場合、上層部のドレンは、第二配管20′の一端に当接し、自重によって落下等して貯留部32に流れ込む。
この発明は、蒸気及び蒸気が相変化したドレンが流れる蒸気配管系統において、効率的にドレンを回収するのに有用である。
1,1′ ドレンポット
10,10′ 第一配管
12 第一流入口
13 挿通口
14 第一突出片
20,20′ 第二配管
22 第二流入口
23 第二突出片
24 流出口
30 本体部
31 貯留部

Claims (4)

  1. 蒸気及び蒸気が相変化したドレンが流れる蒸気配管系統に設けられ、該ドレンを回収するドレンポットであって、
    蒸気配管系統の上流側に接続され、一端側に設けられた第一流入口から他端側に設けられた挿通口に向かって蒸気が通過する第一配管と、
    一端側が前記挿通口に挿通され、一端側に設けられた第二流入口から他端側に設けられた流出口に向かって前記第一配管からの蒸気が通過する第二配管と、
    前記第一配管の底面側に連接され、該第一配管内から流入するドレンを貯留する貯留部を有する本体部と、
    を備えたドレンポット。
  2. 前記第一配管は、前記挿通口を形成する第一突出片を有する請求項1に記載のドレンポット。
  3. 前記第二配管は、前記第二流入口を形成する第二突出片を有する請求項1又は請求項2に記載のドレンポット。
  4. 前記第二突出片は、前記第二流入口から前記流出口に向かって次第に突出高さが低くなるテーパ形状を有する請求項3に記載のドレンポット。
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