JP2020089235A - モータのステータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステータコイルの断面積を容易に変更可能なステータの製造方法を提供する。【解決手段】絶縁紙30は、細長形状の複数の細長部34を有する。細長部34の上に、1又は複数の銅板40が揃えて重ね合わされ、積層セグメント42が形成される。複数の積層セグメント42は、ステータコア10のスロット24内に、その積層方向がステータコア10の径方向となるように並べられる。ステータコア10の端面から軸方向外側に突出した、複数の積層セグメント42の銅板40の端部40a同士が、バスバ50で接続される。【選択図】図3
Description
本発明は、モータのステータの製造方法に関し、特に、ステータコアのティースに巻き回されるステータコイルの組み立て方法に関する。
モータは、ステータ(固定子)とロータ(回転子)から構成される。ステータは、複数のスロットを有するステータコアとステータコイルとを含み、複数のスロットにステータコイルが挿通されることでステータが形成される。
従来、モータの性能(例えばトルク)などに応じて設計されたステータコイルがステータコアに巻き回されていた。例えば、特許文献1には、所定の形状に形成された複数のセグメントコイルを接続することで、ステータコアに巻き回されたステータコイルを形成する方法が開示されている。
ところで、モータの性能の変更する場合、あるいは、複数のセグメントコイルを接続する接続部材が変更になった場合など、ステータコイルの断面積(短手方向断面積)の変更が必要になる場合があった。そのような場合、従来では、ステータコイルを新たに設計しなければならなかった。ステータコイルを新たに設計する場合、設計費などのコストがかかるし、設計のための時間も必要となってしまう。
本発明の目的は、ステータコイルの断面積を容易に変更可能なステータの製造方法を提供することにある。
本発明は、円環状のヨーク、前記ヨークから径方向内側に突出する複数のティース、及び各前記ティースの間に形成された、ステータコイルが収容される複数のスロットを有するステータコアを含むモータのステータの製造方法であって、絶縁体で形成された細長形状の絶縁紙と、導電体で形成された細長形状の1又は複数の導電板と、を揃えて重ね合わせることで積層セグメントを形成し、前記積層セグメントの積層方向が前記ステータコアの径方向となるように、複数の前記積層セグメントを前記スロット内に並べ、前記ステータコアの端面から軸方向外側に突出した、複数の前記積層セグメントの前記導電板の端部同士を接続することで前記ステータコイルを形成する、ことを特徴とするモータのステータの製造方法である。
上記構成によれば、絶縁紙に重ね合わせる導電板の枚数を変更することで、ステータコイルの断面積を変更することができる。絶縁紙に重ね合わせる導電板の枚数は容易に変更可能であるため、容易にステータコイルの断面積を変更することができる。具体的には、導電板を新たに設計する必要なく、ステータコイルの断面積を変更することができる。
本発明によれば、ステータコイルの断面積を容易に変更可能なステータの製造方法を提供することができる。
図1は、本実施形態に係るモータのステータコア10の斜視図である。ステータコア10は、円環状のヨーク20と、ヨーク20から径方向内側に突出する複数のティース22とを含んでいる。ステータコア10の周方向に隣接するティース22間には、後述のステータコイルが収容されるスロット24が形成されている。
ティース22にステータコイルが巻き回され、スロット24にステータコイルが収容されることでステータが形成される。ステータは、ロータ(不図示)と組み合わされてモータを構成する。なお、本実施形態に係るモータは、ハイブリッドカーや電気自動車などの、モータを駆動源とする電動車両に搭載されるものである。
以下、本実施形態に係るステータコイルの組み立て方法について説明する。
図2は、絶縁紙30の平面図である。絶縁紙30は、樹脂などの絶縁体で形成されており、本実施形態ではポリエチレンナフタレートで形成されている。図2に示される通り、絶縁紙30は、平面視ではしご状の形状を有している。具体的には、平面視で外形が矩形の絶縁紙30には、絶縁紙30の長手方向に並ぶ、短手方向に延びる細長矩形の複数の穴32が設けられている。これにより、絶縁紙30は、短手方向に延びる細長形状の複数の細長部34、複数の細長部34の一端が接続される長手方向に延びる枠部36、及び、複数の細長部34の他端が接続される長手方向に延びる枠部38を含んで構成される。
ステータコイルを構成する導電板が絶縁紙30の上に重ねられる。導電板は、導電体で形成されており細長板状となっている。本実施形態では、導電板は銅で形成され、すなわち銅板となっている。
図3は、絶縁紙30の上に銅板40が重ね合わされた様子を示す平面図である。図3に示すように、銅板40は、絶縁紙30の細長部34の上に揃えて重ね合わされる。揃えて重ね合わされた細長部34及び銅板40は接着される。また、銅板40の長手方向の端部40aは、枠部36,38からはみ出している。すなわち、銅板40の端部40aは絶縁紙30に重ねられていない。
絶縁紙30(細長部34)の上に銅板40が重ね合わされることで、細長部34と銅板40とが積層した積層セグメント42が形成される。図4及び図5は、図3のA−A方向から見た積層セグメント42の断面図である。図4に示すように、積層セグメント42は、細長部34の上に1枚の銅板40を重ね合わせたものであってもよいが、図5に示すように、積層セグメント42は、細長部34の上に複数の銅板40を重ね合わせたものであってもよい。
図3に示す通り、絶縁紙30が有する複数の細長部34の上にそれぞれ銅板40が重ね合わされ、複数の積層セグメント42が形成される。1枚の絶縁紙30の複数の細長部34の上に複数の銅板40が重ね合わされたものを積層セグメントセット44と呼ぶ。このような積層セグメントセット44が複数形成される。
次に、複数の積層セグメント42は、ステータコア10のスロット24内に、その積層方向がステータコア10の径方向となるように並べられる。図6は、各スロット24内に複数の積層セグメント42が並べられた様子を示す断面図である。本実施形態では、積層セグメントセット44の複数の穴32(図3参照)に、複数のティース22を通すことで、積層セグメントセット44がステータコア10に取り付けられる。これにより、複数のスロット24に積層セグメント42がそれぞれ配置される。複数の積層セグメントセット44を順次ステータコア10に取り付けることで、各スロット24内に、ステータコア10の外径側から順に複数の積層セグメント42が並べられていく。
このように、本実施形態では、枠部36,38で接続された複数の細長部34の上に複数の銅板40が重ねられた積層セグメントセット44を形成した上で、積層セグメントセット44をステータコア10に取り付けることで、複数のスロット24内に効率的に積層セグメント42を並べることができる。
複数の積層セグメント42は、積層方向がステータコア10の径方向となっているから、スロット24内に隣接して並ぶ2つの積層セグメント42の2つの銅板40の間に絶縁紙30(細長部34)が挟まれることとなる。これにより、2つの銅板40が絶縁される。なお、銅板40と、スロット24の内側面との絶縁を図るために、スロット24の内側面を覆うように絶縁紙(不図示)が設けられる。
図7は、各スロット24内に複数の積層セグメント42が並べられた状態を示すステータコア10の軸方向端部の斜視図である。上述のように、積層セグメントセット44の複数の穴32が複数のティース22に通されるから、枠部36がステータコア10の端面から軸方向外側に配置されることになる。また、積層セグメントセット44において、銅板40の長手方向の端部40aが枠部36からはみ出しているため、端部40aがステータコア10の端面から軸方向外側に突出している。
次に、複数の積層セグメント42の銅板40の端部40a同士が接続される。本実施形態では、2つの銅板40の端部40a同士が、接続部材(本実施形態ではバスバ50)により接続される。バスバ50は導電体で形成された部材であり、例えば銅で形成されている。図8では、2つの端部40aがバスバ50で接続された様子が示されているが、その他の端部40aもバスバ50によって別の端部40aと接続される。バスバ50によって端部40a同士が接続されることで、複数のティース22に巻き回され、複数のスロット24に収容されたステータコイルが形成される。
以上説明した、本実施形態に係るステータの製造方法によれば、絶縁紙30の細長部34に重ね合わせる銅板40の枚数を変更することで、ステータコイルの断面積を変更することができる。細長部34に重ね合わせる銅板40の枚数は容易に変更可能であるため、本実施形態に係るステータの製造方法によれば、容易にステータコイルの断面積を変更することができる。具体的には、銅板40を新たに設計する必要なく、ステータコイルの断面積を変更することができる。
また、ステータコイルの断面積を変更することで、あるいは、各スロット24に並べる積層セグメント42の数などを変更することで、ステータコイルのターン数も容易に変更することができる。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10 ステータコア、20 ヨーク、22 ティース、24 スロット、30 絶縁紙、32 穴、34 細長部、36,38 枠部、40 銅板、40a 端部、42 積層セグメント、44 積層セグメントセット、50 バスバ。
Claims (1)
- 円環状のヨーク、前記ヨークから径方向内側に突出する複数のティース、及び各前記ティースの間に形成された、ステータコイルが収容される複数のスロットを有するステータコアを含むモータのステータの製造方法であって、
絶縁体で形成された細長形状の絶縁紙と、導電体で形成された細長形状の1又は複数の導電板と、を揃えて重ね合わせることで積層セグメントを形成し、
前記積層セグメントの積層方向が前記ステータコアの径方向となるように、複数の前記積層セグメントを前記スロット内に並べ、
前記ステータコアの端面から軸方向外側に突出した、複数の前記積層セグメントの前記導電板の端部同士を接続することで前記ステータコイルを形成する、
ことを特徴とするモータのステータの製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2018225835A JP2020089235A (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | モータのステータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family
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JP2018225835A Pending JP2020089235A (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | モータのステータの製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2020089235A (ja) |
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2018
- 2018-11-30 JP JP2018225835A patent/JP2020089235A/ja active Pending
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