JP2020089218A - 保護リレー装置 - Google Patents
保護リレー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020089218A JP2020089218A JP2018225261A JP2018225261A JP2020089218A JP 2020089218 A JP2020089218 A JP 2020089218A JP 2018225261 A JP2018225261 A JP 2018225261A JP 2018225261 A JP2018225261 A JP 2018225261A JP 2020089218 A JP2020089218 A JP 2020089218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- unit
- time
- cutoff
- circuit breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
Description
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態の保護リレー装置20が適用される保護リレーシステム1の構成を示すブロック図である。保護リレーシステム1は、例えば、電力系統に設けられる送電線2と、計器用変成部10と、保護リレー装置20と、複数の負荷40(負荷40−1、40−2、…、40−N)と、複数の負荷40の各々に対応して設けられる複数の遮断器30(遮断器30−1、30−2、…、30−N)とを備える。ここで、Nは任意の自然数である。
周波数下限値記憶部256、及び出力時間記憶部258は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリなどにより実現される。周波数下限値記憶部256はUFリレー250により参照される。また、出力時間記憶部258はタイマー252により参照される。
保護リレー装置20は、電力情報取得部22により送電線2に供給される電力の電圧を示す情報を取得する(ステップS1)。電力情報取得部22は取得した電圧を示す情報をUFリレー回路24に出力する。
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、遮断条件を変更する場合に、周波数が低下してから遮断器30を遮断するまでの時限(出力時間)を変更する点において、上述した実施形態と相違する。以下の説明では、上述した実施形態と相違する構成について説明し、上述した実施形態と同等の構成には同じ符号を付してその説明を省略する。
次に、第3の実施形態について、説明する。本実施形態では、UFリレー回路24が予備の遮断部25(予備遮断部25B)(図9参照)を備える点において、上述した実施形態と相違する。
例えば、電力系統における周波数の低下の度合いと、周波数が低下した状態が継続した時間とから、第1の保護リレーシステム1が、すでに全部又は一部の遮断器30に遮断信号を出力したと推測され、第2の保護リレーシステム1では遮断器30に遮断信号を出力していない場合に、第2の保護リレーシステム1において用いられる周波数下限値をより大きな値に変更してよい。同様に、第1の保護リレーシステム1が、すでに全部又は一部の遮断器30に遮断信号を出力したと推測され、第2の保護リレーシステム1では遮断器30に遮断信号を出力していない場合に、第2の保護リレーシステム1において用いられる出力時間をより小さな値に変更してよい。つまり、ある保護リレーシステム1において、全ての遮断器が接続状態であっても、遮断条件を変更する場合がある。
Claims (8)
- 電力系統における送電線に供給される電力に関する情報を取得する電力情報取得部と、
前記電力情報取得部により取得された情報に基づいて、前記電力における周波数が低下した場合に、前記送電線から電力の供給を受ける複数の負荷の各々に対応して設けられ、前記送電線と当該負荷とを接続又は遮断する遮断器を、前記周波数が回復するまで順次遮断する遮断部と、
前記周波数が低下した後に前記周波数が回復した場合、前記遮断部による前記遮断器の各々を遮断する遮断条件を変更する遮断条件変更部と、
を備える保護リレー装置。 - 前記遮断部は、
前記周波数が低下しているか否かを、前記周波数の下限値を示す周波数下限値に基づいて判定する周波数判定部と、
前記周波数判定部による判定結果に基づいて、前記周波数が低下している状態が継続している時間を測定する時間測定部と、
前記周波数が低下してから前記複数の遮断器の各々に遮断信号を出力するまでの時間として前記複数の遮断器ごとに定められた出力時間に基づいて、前記複数の遮断器のうち特定の遮断器に遮断信号を出力する遮断信号出力部と、を有し、
前記遮断条件変更部は、
前記周波数が低下してから前記周波数が回復するまでの時間に応じて、前記遮断条件を変更するか否かを判定する変更判定部と、
前記変更判定部により前記遮断条件を変更すると判定される場合に、前記周波数下限値を、より大きい値に変更する下限値変更部と、を有する、
請求項1に記載の保護リレー装置。 - 前記遮断条件変更部は、前記遮断信号出力部により前記複数の遮断器のうち一部の遮断器に遮断信号が出力された後に、前記周波数判定部により前記周波数が低下していないと判定された場合に、前記遮断条件を変更する、
請求項2に記載の保護リレー装置。 - 前記遮断部は、
前記周波数が低下しているか否かを、前記周波数の下限値を示す周波数下限値に基づいて判定する周波数判定部と、
前記周波数判定部による判定結果に基づいて、前記周波数が低下している状態が継続している時間を測定する時間測定部と、
前記周波数が低下してから前記複数の遮断器の各々に遮断信号を出力するまでの時間として前記複数の遮断器ごとに定められた出力時間に基づいて、前記複数の遮断器のうち特定の遮断器に遮断信号を出力する遮断信号出力部と、を有し、
前記遮断条件変更部は、
前記周波数が低下してから前記周波数が回復するまでの時間に応じて、前記遮断条件を変更するか否かを判定する変更判定部と、
前記変更判定部により前記遮断条件を変更すると判定される場合に、前記複数の遮断器の各々における前記出力時間を、より小さい時間に変更する出力時間変更部と、を有する、
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の保護リレー装置。 - 前記出力時間変更部は、前記複数の遮断器のうち、前記遮断信号出力部により遮断信号が出力されていないと判定される遮断器における前記出力時間を、より小さい時間に変更する、
請求項4に記載の保護リレー装置。 - 前記出力時間変更部は、前記変更判定部により前記遮断条件を変更すると判定される場合に、前記複数の遮断器の各々における前記出力時間を、前記周波数判定部において前記周波数が低下したと判定されてから前記周波数が回復したと判定されるまでの時間を減少させた値に変更する、
請求項4又は請求項5に記載の保護リレー装置。 - 前記周波数が低下しているか否かを、前記遮断部における前記周波数の下限値を示す周波数下限値よりも大きい予備周波数下限値に基づいて判定する予備周波数判定部と、
前記予備周波数判定部による判定結果に基づいて、前記周波数が低下している状態が継続している時間を測定する予備時間測定部と、
前記周波数が低下してから前記複数の遮断器の各々に遮断信号を出力するまでの時間として前記複数の遮断器ごとに定められた予備出力時間に基づいて、前記複数の遮断器のうち特定の遮断器に遮断信号を出力する予備遮断信号出力部と、
を有する予備遮断部を更に備え、
前記遮断条件変更部は、
前記周波数が低下してから前記周波数が回復するまでの時間に応じて、前記遮断条件を変更するか否かを判定する変更判定部と、
前記変更判定部により前記遮断条件を変更すると判定される場合に、前記予備遮断部を起動させる予備起動制御部と、を有する、
請求項1から請求項6の何れか一項に記載の保護リレー装置。 - 前記予備出力時間は、前記遮断部における前記周波数が低下してから前記複数の遮断器の各々に遮断信号を出力するまでの時間として前記複数の遮断器ごとに定められた出力時間よりも小さい時間である、
請求項7に記載の保護リレー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018225261A JP7098511B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 保護リレー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018225261A JP7098511B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 保護リレー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020089218A true JP2020089218A (ja) | 2020-06-04 |
JP7098511B2 JP7098511B2 (ja) | 2022-07-11 |
Family
ID=70909338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018225261A Active JP7098511B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 保護リレー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7098511B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7504712B2 (ja) | 2020-08-19 | 2024-06-24 | 株式会社東芝 | 電力系統安定化装置、周波数低下リレー装置、電力系統安定化方法、及びプログラム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4633796Y1 (ja) * | 1968-05-13 | 1971-11-22 | ||
JPS4839113B1 (ja) * | 1968-09-10 | 1973-11-21 | ||
JPH06121451A (ja) * | 1992-10-07 | 1994-04-28 | Toshiba Corp | 保護継電装置 |
JPH09200963A (ja) * | 1996-01-17 | 1997-07-31 | Toshiba Corp | 負荷選択遮断装置 |
JPH1118276A (ja) * | 1997-06-23 | 1999-01-22 | Hitachi Ltd | 機器保護装置 |
-
2018
- 2018-11-30 JP JP2018225261A patent/JP7098511B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4633796Y1 (ja) * | 1968-05-13 | 1971-11-22 | ||
JPS4839113B1 (ja) * | 1968-09-10 | 1973-11-21 | ||
JPH06121451A (ja) * | 1992-10-07 | 1994-04-28 | Toshiba Corp | 保護継電装置 |
JPH09200963A (ja) * | 1996-01-17 | 1997-07-31 | Toshiba Corp | 負荷選択遮断装置 |
JPH1118276A (ja) * | 1997-06-23 | 1999-01-22 | Hitachi Ltd | 機器保護装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7504712B2 (ja) | 2020-08-19 | 2024-06-24 | 株式会社東芝 | 電力系統安定化装置、周波数低下リレー装置、電力系統安定化方法、及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7098511B2 (ja) | 2022-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101552852B1 (ko) | 3중화 디지털 보호 계전기 및 그 운영 방법 | |
US8072715B2 (en) | Method, apparatus and computer program product for fault protection | |
EP2805395B1 (en) | Voltage regulator over-voltage detection system, method and apparatus | |
CN106558915B (zh) | 减轻自动转换开关系统中的下游故障的效应 | |
JP2019101515A (ja) | 半導体装置及びその電源監視方法 | |
KR20150128124A (ko) | 과전류 계전기 | |
JP2020089218A (ja) | 保護リレー装置 | |
US20090257156A1 (en) | Method of setting a ground fault trip function for a trip unit and a trip unit having a defined trip function for ground fault protection | |
US20130266053A1 (en) | Signal selecting circuit and signal selecting method | |
US20140307357A1 (en) | Systems and methods for detecting over/under excitation faults | |
CN110556789B (zh) | 一种车载逆变器输出滤波电容的故障保护方法及系统 | |
US10284073B2 (en) | Power supply built-in testing | |
JP5312372B2 (ja) | 機器監視装置および機器監視システム | |
CN103246339A (zh) | 一种电池的预警方法和系统 | |
KR20170068000A (ko) | 차량용 전원 관리 장치 및 그 제어방법 | |
JPS626268Y2 (ja) | ||
KR102597199B1 (ko) | 모터 보호 계전기 및 모터 보호 시스템 | |
KR101543381B1 (ko) | 입출력 전압 모니터링을 이용한 항공 전자 장비를 제어하기 위한 방법 | |
JP6744035B1 (ja) | 電源システム、及び、電源システムによる制御方法 | |
JP2015177617A (ja) | 保護継電装置 | |
JP2011223686A (ja) | 遮断器制御装置 | |
KR20200025391A (ko) | 디지털보호계전기 내부연산오류에 의한 오동작을 방지하는 비율차동보호 장치 및 방법 | |
JP2011041410A (ja) | 電子機器用過電流保護装置及び電源遮断制御方法,プログラム | |
JP6165076B2 (ja) | 特定用途向け集積回路 | |
JP2016111800A (ja) | 保護継電装置用時限切替回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210308 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220629 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7098511 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |