JP2020086867A - 健康管理支援装置、健康管理支援装置の制御方法、健康管理支援プログラム及び記録媒体 - Google Patents

健康管理支援装置、健康管理支援装置の制御方法、健康管理支援プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】使用者の健康をより好適に管理する健康管理支援装置を提供する。【解決手段】健康管理支援装置(1)は、使用者の現在の概日リズムと使用者の目標とする基準概日リズムとに基づき、使用者の食事の内容を決定する健康管理情報決定部(4)と、食事の内容を通知する通知部(6)とを備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、健康管理支援装置、健康管理支援装置の制御方法、健康管理支援プログラム及び記録媒体に関する。
現代社会において、多くの人が疲労感及び眠気等の健康課題を抱えていることから、健康を管理する技術が求められており、開発されている。例えば、食事を管理する技術によって、使用者の肥満及び糖尿病の予防が行われている。
健康を管理する技術として、より具体的には、特許文献1には、熱量又は栄養成分である所定項目の所定期間での摂取可能条件に基づいて、第1の食事メニュー群から第2の食事メニュー群を抽出するメニュー抽出部と、前記第2の食事メニュー群のうちの特定の食事メニューである指定メニューの入力を受け付ける受信部と、前記受信部で受け付けた前記指定メニューと前記摂取可能条件に基づいて、前記指定メニューを摂取した後の食事を前記所定期間の終期として前記後の食事において前記所定項目の摂取可能な値を算出する事前予告通知作成部とを備える健康管理支援装置が記載されている。
特許文献2には、生体リズム曲線を入力するリズム曲線入力手段と、調整目標となる生体リズム曲線を予め設定する調整目標設定手段と、刺激となる環境の情報を入力する環境情報入力手段と、入力された生体リズム曲線と設定された調整目標と入力された環境情報に応じて刺激条件を決定する刺激条件決定手段と、生体に対して生体リズム曲線を変化させる刺激を与える刺激手段と、刺激後の生体リズム曲線が設定された調整目標に達しているかどうかを評価して、評価結果を刺激条件決定手段にフィードバックする調整結果評価手段とから構成されることを特徴とする生体リズム調整装置が記載されている。
国際公開WO2014/129205号公報 特開平5−3874号公報
しかしながら、上述のような従来技術では、使用者の健康を十分に管理することができない。
本開示の一態様は、使用者の健康をより好適に管理する健康管理支援装置及びその関連技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る健康管理支援装置は、使用者の現在の概日リズムと該使用者の目標とする基準概日リズムとに基づき、該使用者の食事の内容を決定する健康管理情報決定部と、前記食事の内容を通知する通知部とを備えている。
本開示の一態様に係る健康管理支援装置の制御方法は、健康管理支援装置が、使用者の現在の概日リズムと該使用者の目標とする基準概日リズムとに基づき、該使用者の食事の内容を決定する健康管理情報決定工程と、前記健康管理支援装置が、前記食事の内容を通知する通知工程とを含む。
本開示の一態様によれば、使用者の健康をより好適に管理する健康管理支援装置及びその関連技術を提供することができる。
本開示の実施形態1に係る健康管理支援装置の全体構成を示すブロック図である。 使用者の現在の概日リズムと、基準概日リズムとを示すグラフである。 食事内容データベースの一例を示す図である。 本開示の実施形態1に係る健康管理支援装置の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本開示の実施形態2に係る健康管理支援装置の全体構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態2に係る健康管理支援装置の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本開示の実施形態3に係る健康管理支援装置の全体構成を示すブロック図である。 評価データベースの一例を示す図である。 本開示の実施形態3に係る健康管理支援装置の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
<実施形態1>
〔健康管理支援装置1〕
図1〜4を用いて、本開示の実施形態1に係る健康管理支援装置1について詳細に説明する。
図1は、本開示の実施形態1に係る健康管理支援装置1の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、健康管理支援装置1は、概日リズム決定部2と、基準概日リズム決定部3と、健康管理情報決定部4と、食事内容データベース5と、通知部6と、要求受付部7とを備えている。
健康管理支援装置1は、健康管理情報決定部4により、使用者の現在の概日リズムと使用者の目標とする基準概日リズムとに基づき、使用者の食事の内容を決定し、通知部6により、食事の内容を通知する。
ここで、特許文献1に記載の従来技術のように、単に熱量(カロリー)又は栄養成分である所定項目の所定期間での摂取可能条件に基づいて食事メニューの抽出を行うだけでは、使用者の健康を十分に管理することができない。また、特許文献2に記載の従来技術のように、単に生体リズム(概日リズム)を調整するだけでも、使用者の健康を十分に管理することができない。
これに対し、実施形態1に記載の健康管理支援装置1は、上述の通り、使用者の現在の概日リズムを基準概日リズムに近づけるように、使用者の食事の内容を決定し、通知する。これにより、特許文献1及び2に記載されているような従来技術よりも、使用者の健康を好適に管理することができる。
以下に、健康管理支援装置1が備えている、概日リズム決定部2、基準概日リズム決定部3、健康管理情報決定部4、食事内容データベース5、通知部6及び要求受付部7についてより詳細に説明する。
(概日リズム決定部2)
概日リズム決定部2は、健康管理支援装置1の使用者の現在の概日リズムを決定する。概日リズム決定部2は、従来の方法に基づいて使用者の現在の概日リズムを決定することができる。概日リズム決定部2は、例えば、使用者の概日リズムを持つ遺伝子の発現を測定した測定結果、使用者の深部体温を測定した測定結果、又は使用者の生体試料中のホルモン量を測定した測定結果に基づいて、使用者の現在の概日リズムを決定することができる。このように、概日リズム決定部2は、使用者の現在の概日リズムの測定結果に基づいて、使用者の現在の概日リズムを決定することができる。
なお、健康管理支援装置1は、使用者の概日リズムを測定する測定装置を備えている必要はなく、当該測定装置から上述の測定結果を取得できればよい。
(基準概日リズム決定部3)
基準概日リズム決定部3は、例えば、使用者が希望する起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方を取得し、当該起床時刻の少なくとも一方に基づいて、基準概日リズムを決定する。
例えば、基準概日リズム決定部3は、起床時刻に基づいて基準概日リズムを決定する場合、起床時刻から8〜10時間前に概日リズムが入眠時間に達するように基準概日リズムを決定する。また、基準概日リズム決定部3は、就寝時刻に基づいて基準概日リズムを決定する場合、就寝時刻から14〜16時間前に概日リズムが覚醒時間に達するように基準概日リズムを決定する。
基準概日リズム決定部3は、健康管理支援装置1に備えられたタッチパネル等の入力部(不図示)を介して使用者が希望する起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方の入力を受け付けることによって、使用者が希望する起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方を取得してもよい。基準概日リズム決定部3は、予め設定された起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方を、使用者が希望する起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方として取得してもよい。
基準概日リズム決定部3は、使用者が希望する起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方を取得しなかった場合、現在地の標準時に基づいて基準概日リズムを決定する。具体的には、基準概日リズム決定部3は、現在地の標準時の位相と基準概日リズムの位相とが一致するように、基準概日リズムを決定する。
このように、使用者が希望する起床時刻及び就寝時刻を取得した場合と、取得しなかった場合とのそれぞれに応じて、基準概日リズムを決定することによって、より好適に基準概日リズムを決定することができる。
また、基準概日リズム決定部3は、入力部等を介して、概日リズムを第一の位相から第二の位相に変化させる変更指示を受け付けた場合、当該変更指示に基づいて基準概日リズムを変更してもよい。例えば、使用者がシフトワーカーであったり、時差を伴う移動を行ったりする等、使用者の生活リズムが不規則であり、使用者がスケジュール等を入力部に入力することによって、意図的に現在の概日リズムを変更したとする。この場合でも、変更後の使用者の概日リズムに応じた基準概日リズムに変更することができる。これにより、使用者の健康状態を好適に維持することができる。
(健康管理情報決定部4)
健康管理情報決定部4は、使用者の現在の概日リズムと、基準概日リズムとに基づき、使用者の食事の内容を健康管理情報として決定する。以下に、図2を用いて、健康管理情報決定部4による使用者の食事の内容の決定についてより詳細に説明する。
図2は、概日リズム決定部2によって決定された使用者の現在の概日リズムと、基準概日リズム決定部3によって決定された基準概日リズムとを示すグラフである。例えば、健康管理情報決定部4は、使用者の現在の概日リズムと、基準概日リズムとの位相のずれΔTに基づいて、使用者の食事の内容を決定する。これにより、使用者の食事の内容をより好適に決定することができる。
なお、健康管理情報決定部4は、例えば、使用者の現在の概日リズムにおける所定の食事予定時刻と、基準概日リズムにおける所定の食事予定時刻との差分を計算することによって位相のずれΔTを算出する。
以下に、図3を用いて、健康管理情報決定部4による使用者の食事の内容の決定についてさらに詳細に説明する。
健康管理情報決定部4は、例えば、食事内容データベース5を参照し、使用者の食事の内容を決定する。食事内容データベース5は、健康管理支援装置1が備える記憶媒体に記憶されているものであってもよい。また、食事内容データベース5は、健康管理支援装置1が備える通信回路等により外部のデータベースにアクセスして取得されるものであってもよい。食事内容データベース5は、定期又は不定期に内容が更新されるものであってもよい。
図3は、食事内容データベース5の一例を示す図である。図3の(a)は、GI値(グリセリック指数)と食材との対応関係を示す食事内容データベース5である。図3の(b)は、概日リズム調整幅と栄養素との対応関係を示す食事内容データベース5である。図3の(c)は、概日リズム調整幅と食材との対応関係を示す食事内容データベース5である。
ここで、GI値とは、使用者が食事を摂取した後、体内において食事が糖に変わり、血糖値が上昇するスピードを相対的に数値化したものである。図3の(a)では、GI値が70以上の食材を高GI食材、GI値が56以上69以下である食材を中GI食材、GI値が55以下である食材を低GI食材としている。
健康管理情報決定部4は、GI値、タンパク質量、脂質量、及び、使用者の現在の概日リズムを調整する調整幅の少なくともいずれかと食事の内容との対応関係を示す食事内容データベース5をさらに参照し、使用者の食事の内容を決定する。これにより、使用者の食事の内容をより好適に決定することができる。また、健康管理情報決定部4は、例えば、位相のずれΔTに応じた、使用者の食事のメニュー、食材、量及び栄養素の少なくともいずれかと、使用者の食事の時刻(食事予定時刻)とを食事の内容として決定してもよい。同様に、健康管理情報決定部4は、食事の量を食事の内容としてさらに決定してもよい。
ここで、健康管理情報決定部4は、例えば、使用者の現在の概日リズムにおける朝食予定時刻と、基準概日リズムにおける朝食予定時刻との差分を計算することによって位相のずれΔTを算出したとする。この場合、健康管理情報決定部4は、基準概日リズムにおける所定の食事の予定時刻である朝食予定時刻を基準として、使用者の夕食予定時刻を決定してもよい。例えば、健康管理情報決定部4は、基準概日リズムの朝食予定時刻が7時である場合、当該朝食予定時刻から12時間遡った時刻を使用者の夕食予定時刻として決定してもよい。これにより、使用者の朝食予定時刻を、基準概日リズムが示す朝食予定時刻である7時に近づけることができる。
また、健康管理情報決定部4は、上述のように朝食から遡って夕食の内容を決定する場合、使用者の夕食予定時刻から次の朝食予定時刻(基準概日リズムの朝食予定時刻)までの時間に応じて、使用者の食事の量を決定してもよい。例えば、使用者の夕食予定時刻から次の朝食予定時刻までの時間が所定の時間(例えば、10時間)以下であれば、夕食の量が朝食の量の3分の1となるように食事の量を決定してもよい。また、健康管理情報決定部4は、使用者の夕食予定時刻から次の朝食予定時刻までの時間が、12時間等、所定の時間より長ければ、朝食の量が夕食の量の3分の1よりも多くなるように(朝食の量が夕食の量の3分の1程度に)食事の量を決定してもよい。このように、使用者の夕食予定時刻から次の朝食予定時刻までの時間が所定の時間よりも長い場合、所定の時間以下である場合よりも、朝食の量に対する夕食の量が大きくなるように決定してもよい。これにより、より好適に使用者の食事の内容を決定することができる。その結果、使用者の健康をより好適に管理することができる。
(健康管理情報決定部4による使用者の食事の内容の決定例1)
健康管理情報決定部4による使用者の食事の内容の決定例1では、健康管理情報決定部4が、図3の(a)に示す食事内容データベース5を参照する場合について説明する。この場合、健康管理情報決定部4は、位相のずれΔTが大きければ大きいほど高GI食材、及び/又は、高GI食材を用いた食事のメニューを食事の内容に決定する。食材のGI値が高ければ高いほど概日リズムの調整効果が大きいため、位相のずれΔTの大きさ及びGI値に応じて食材を決定することによって、より好適に使用者の現在の概日リズムを、基準概日リズムに近づけるように調整することができる。
(健康管理情報決定部4による使用者の食事の内容の決定例2)
健康管理情報決定部4による使用者の食事の内容の決定例2では、健康管理情報決定部4が、図3の(b)に示す食事内容データベース5を参照する場合について説明する。この場合、健康管理情報決定部4は、位相のずれΔTの大きさに応じて、所定の幅だけ概日リズムを調整する効果のある栄養素を食事の内容に決定する。図3の(b)に示すように、概日リズムの位相のずれΔTを調整する効果の大きさ、すなわち、概日リズム調整幅は、グルコースとそれ以外の栄養素との組み合わせによって異なる。そのため、健康管理情報決定部4は、位相のずれΔTに応じた概日リズム調整幅となるべく、栄養素の組み合わせが異なるように食材等を調整することによって、概日リズム調整幅を変えることができる。その結果、より好適に使用者の現在の概日リズムを、基準概日リズムに近づけるように調整することができる。
ここで、図3の(b)に示すタンパク質を栄養素として多く含む食材としては、例えば、図3の(a)に示す肉類、魚類、豆類及び乳製品等が挙げられる。脂質を栄養素として多く含む食材としては、例えば、肉類及び種実類等が挙げられる。セルロースを栄養素として多く含む食材としては、例えば、きのこ等の野菜、こんにゃく及び海藻等が挙げられる。ミネラルのうち、ナトリウムを栄養素として多く含む食材としては、例えば、食塩及び醤油が挙げられる。ミネラルのうち、マグネシウムを栄養素として多く含む食材としては、例えば、豆類及び種実類等が挙げられる。ミネラルのうち、リンを栄養素として多く含む食材としては、例えば、乳製品及び肉類が挙げられる。ミネラルのうち、カリウムを栄養素として多く含む食材としては、例えば、果物、野菜、山芋及び緑黄色野菜等の野菜、並びに、小魚等の魚類が挙げられる。ミネラルのうち、マンガンを栄養素として多く含む食材としては、例えば、穀類及び貝等の魚介類等が挙げられる。ミネラルのうち、銅を栄養素として多く含む食材としては、例えば、レバー等の肉類及びココア等が挙げられる。ミネラルのうち、亜鉛を多く含む食材としては、例えば、魚介類及び肉類等が挙げられる。
このことから、健康管理情報決定部4は、図3の(b)に示す食事内容データベース5に加え、例えば、栄養素と食材との対応関係を示す食事内容データベース5をさらに参照して、食材を食事の内容に決定してもよい。また、健康管理情報決定部4は、例えば、上述の食材と、ミネラルを栄養として含むサプリメントとを組み合わせて食事の内容を決定してもよい。これにより、より好適に使用者の食事の内容を決定することができる。その結果、概日リズム調整幅をより好適にコントロールし、使用者の健康をより好適に管理することができる。
(健康管理情報決定部4による使用者の食事の内容の決定例3)
健康管理情報決定部4による使用者の食事の内容の決定例3では、健康管理情報決定部4が、図3の(c)に示す食事内容データベース5を参照する場合について説明する。この場合、健康管理情報決定部4は、位相のずれΔTの大きさに応じて、所定の幅だけ概日リズムを調整する効果のある食材を食事の内容に決定する。これにより、位相のずれΔTに応じた概日リズム調整幅となるように、食材を変えることによって、概日リズム調整幅を変えることができる。その結果、より好適に使用者の現在の概日リズムを、基準概日リズムに近づけるように調整することができる。
(通知部6)
通知部6は、健康管理情報決定部4が健康管理情報として決定した食事の内容を使用者に通知する。通知部6は、健康管理情報決定部4が食事の内容として決定した健康管理情報を使用者に複数提示し、当該健康管理情報の中から、使用者によって選択されたものを食事の内容として通知してもよい。これにより、使用者の好みに応じた食事の内容を通知することができる。通知部6は、例えば、スマートフォン、スマートスピーカ又は調理家電に搭載され、文字、画像による表示及び音声の少なくともいずれかによって、食事の内容を通知する。
(要求受付部7)
要求受付部7は、健康管理情報決定部4が決定する食事の内容に対する使用者の要求を受け付ける。要求受付部7は、入力部を備えていてもよく、当該入力部を介して使用者の要求を受け付けてもよい。また、要求受付部は、スマートフォンから送信された使用者の要求を受信してもよい。例えば、要求受付部7は、食材及び食事予定時刻に加え、使用者から食事のメニューを食事の内容として決定する旨の要求を受け付けたとする。この場合、健康管理情報決定部4は、要求受付部7が受け付けた使用者の要求に基づき、食材、食事のメニュー及び食事予定時刻を食事の内容として決定する。このように、要求受付部7が食事の内容に対する使用者の要求を受け付けることによって、使用者の要求に沿った食事の内容を決定することができる。
〔健康管理支援装置1の制御処理〕
次に、図4を用いて、本開示の実施形態1に係る健康管理支援装置1の制御処理(健康管理支援装置1の制御方法)の流れを説明する。
図4は、本開示の実施形態1に係る健康管理支援装置1の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS101:健康管理支援装置1の基準概日リズム決定部3は、基準概日リズムを決定する。例えば、基準概日リズム決定部3は、使用者が希望する起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方の入力を受け付けた場合、受け付けた起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方に基づいて基準概日リズムを決定する。起床時刻及び就寝時刻の入力を受け付けなかった場合、基準概日リズム決定部3は、例えば、現在地の標準時の位相と概日リズムの位相とが一致するように基準概日リズムを決定する。
ステップS102:健康管理支援装置1の概日リズム決定部2は、使用者の現在の概日リズムを決定する。例えば、概日リズム決定部2は、使用者の現在の概日リズムを測定することによって、使用者の現在の概日リズムを決定する。
ステップS103:健康管理支援装置1の要求受付部7は、健康管理情報決定部4が決定する食事の内容に対する使用者の要求を受け付ける。
ステップS104:健康管理支援装置1の健康管理情報決定部4は、使用者の現在の概日リズムと、基準概日リズムとに基づき、使用者の食事の内容を決定する(健康管理情報決定工程)。
例えば、健康管理情報決定部4は、使用者の現在の概日リズムと、基準概日リズムとの位相のずれΔTに基づいて、使用者の食事の内容を決定する。また、健康管理情報決定部4は、要求受付部7を介して受け付けた食事の内容に対する使用者の要求に基づき、使用者の食事の内容を決定する。ここでは、要求受付部7が、使用者から食事の内容として、使用者の食事のメニュー、食材、量及び時刻を使用者の食事の内容として決定するように受け付けた場合について説明する。
一例として、健康管理情報決定部4が、使用者の現在の概日リズムにおける朝食予定時刻と、基準概日リズムにおける朝食予定時刻との差分を計算して位相のずれΔTを算出する。続いて、健康管理情報決定部4は、基準概日リズムの朝食予定時刻(次の朝食予定時刻)が7時である場合に、当該朝食予定時刻から12時間遡った時刻を使用者の夕食予定時刻として決定する。続いて、健康管理情報決定部4は、使用者の夕食予定時刻から次の朝食予定時刻までの時間が所定の時間よりも長い場合、朝食の量が夕食の量の3分の1よりも多くなるように食事の量を決定する。続いて、健康管理情報決定部4は、位相のずれΔTに応じた使用者の食事のメニュー及び食材を使用者の食事の内容として決定する。
ステップS105:健康管理支援装置1の通知部6は、ステップS104において決定された食事の内容を通知する(通知工程)。例えば、通知部6は、健康管理情報決定部4によって食事の内容として決定された使用者の食事のメニュー及び食材を提示し、使用者によって、使用者のメニュー及び食材の両方が選択された場合、使用者の食事のメニュー及び食材を食事の内容として通知してもよい。
また、通知部6は、使用者に提示し、使用者によって選択された健康管理情報以外の健康管理情報を食事の内容として通知してもよい。例えば、上述の例では、通知部6は、使用者の食事のメニュー及び食材を通知するか否かを使用者に選択させているが、提示していない食事の量及び時刻も食事の内容として併せて通知してもよい。このように、使用者の選択に関わらず通知する健康管理情報と、選択に応じて通知する健康管理情報とを併せた食事の内容を使用者に通知することによって、より好適に食事の内容を使用者に通知することができる。
なお、図4のフローチャートに示す制御処理では、ステップS101、S102及びS103の順に処理しているが、本実施形態ではこれに限定されない。本実施形態では、例えば、ステップS101、S102及びS103を並列(同時)に処理してもよいし、異なる順に処理してもよい。
<実施形態2>
以下に、実施形態2に係る健康管理支援装置10について、図5及び6を用いて説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔健康管理支援装置10〕
図5は、本開示の実施形態2に係る健康管理支援装置10の全体構成を示すブロック図である。図5に示すように、健康管理支援装置10は、実施形態1に係る健康管理支援装置1の要求受付部7の代わりに健康管理情報決定部40及び要求受付部70を備えている。この点以外は、健康管理支援装置10は、実施形態1に係る健康管理支援装置1と同様の構成である。
(要求受付部70)
要求受付部70は、健康管理情報決定部40が決定する食事の内容に対する使用者の要求に加え、当該食事の内容に対する要求を優先すべきかを示す優先情報をさらに受け付ける。この点以外は、要求受付部70は、実施形態1における要求受付部7と同様の構成である。
ここで、優先情報とは、使用者の食事のメニュー、食材、量、栄養素及び食事予定時刻の少なくともいずれかの健康管理情報を示す。すなわち、要求受付部70は、当該1つ以上の健康管理情報のうち、いずれの健康管理情報を食事の内容として優先して決定すべきかを受け付ける。
(健康管理情報決定部40)
健康管理情報決定部40は、要求受付部70を介して受け付けた使用者の要求に加え、優先情報にさらに基づいて、使用者の食事の内容を決定する。この点以外は、健康管理情報決定部40は、実施形態1における健康管理情報決定部4と同様の構成である。
上述のように、優先情報にさらに基づいて、使用者の食事の内容を決定することにより、例えば、使用者が日常生活において夕食予定時刻を変更することが難しい場合に、食事の量よりも指定した夕食予定時刻を優先するように要求することができる。これにより、健康管理情報決定部40は、使用者が要求した夕食予定時刻に決定しつつ、使用者の現在の概日リズムと基準概日リズムとに基づき、食事の量等の食事の内容を決定することができる。
また、使用者が食材を優先するように要求した場合、健康管理情報決定部40は、使用者が要求した食材を食事の内容に決定することができる。この場合、健康管理情報決定部40は、例えば、当該食材を使用した調理方法、食事の時刻及び食事の量等を併せて食事の内容として決定することができる。また、通知部6が電子レンジ等の調理家電である場合、通知部6は、健康管理情報決定部40が決定した食材に加え、当該調理家電の使用方法と合わせて、健康管理情報を通知することができる。
このように、健康管理情報決定部40によれば、使用者の現在の概日リズムを、基準概日リズムに近づけるように調整しつつ、使用者の優先情報が反映された食事の内容に決定することができる。
(健康管理情報決定部40による使用者の食事の内容の決定例)
以下に、使用者の夕食予定時刻及び食材に順に食事の内容を決定する旨の優先情報を受け付けた場合における、健康管理情報決定部40による使用者の食事の内容の決定例を説明する。なお、要求受付部70が、夕食予定時刻の優先情報を受け付けなかった場合、健康管理情報決定部40は、は、概日リズムの朝食予定時刻(次の朝食予定時刻)から12時間遡った時刻を使用者の夕食予定時刻に決定する。また、健康管理情報決定部40は、朝食の量が夕食の量の3分の1よりも多くなるように食事の量を決定する。
ここで、要求受付部70が受け付けた使用者の夕食予定時刻(入力時刻)から次の朝食予定時刻までの時間が、所定の時間(例えば10時間)よりも長いとする。この場合、健康管理情報決定部40は、使用者の夕食予定時刻を、入力時刻通りに決定し、朝食の量が、夕食の量の3分の1よりも多くなるように食事の量を決定する。
また、入力時刻から次の朝食予定時刻までの時間が、10時間以下であるとする。この場合、健康管理情報決定部40は、夕食を2回に分けること(分食)を使用者に提案してもよい。健康管理情報決定部40は、例えば、通知部6に、当該提案内容を使用者に通知させてもよい。
入力部又は要求受付部70等を介して、使用者が、健康管理情報決定部40に分食をする旨の返事をしたとする。この場合、健康管理情報決定部40は、入力時刻と、次の朝食予定時刻から12時間遡った時刻とを使用者の夕食予定時刻に決定する。また、健康管理情報決定部40は、朝食の量が、夕食の量の3分の1よりも多くなるように食事の量を決定する。
また、入力部又は要求受付部70等を介して、使用者が分食をしない旨の返事を健康管理情報決定部40にしたとする。この場合、健康管理情報決定部40は、入力時刻を使用者の夕食予定時刻に決定し、朝食の量が、夕食の量の3倍よりも多くなるように食事の量を決定する。
上述のように夕食予定時刻を決定した後、健康管理情報決定部40は、優先情報に基づき、夕食予定時刻の次に優先される食材を決定する。ここで、要求受付部70が、単に、食材を夕食予定時刻の次に優先する旨の入力しか受け付けておらず、使用者が要求する食材の入力を直接的には受け付けていなかったとする。このように、食材を優先して決定する旨の入力を受け付けているものの、具体的に優先する食材の入力を受け付けていない場合、健康管理情報決定部40は、例えば、冷蔵庫内のカメラから判別される冷蔵庫内の食材及び食材の購入履歴の少なくとも一方に基づき、使用者の食材を決定してもよい。これにより、使用者から直接的に使用者が希望する食材の入力を受け付けていない場合でも、使用者の優先情報が反映された食材を食事の内容として決定することができる。
続いて、健康管理情報決定部40は、優先情報とは別に、要求受付部70が受け付けた食事の内容に対する使用者の要求に基づき、食事予定時刻及び食材以外の食事の内容を決定する。要求受付部70が、使用者の要求として、食事のメニューを決定するように受け付けた場合、健康管理情報決定部40は、例えば、決定した食材を用いたメニューの候補を、通知部6を介して使用者に提示する。そして、健康管理情報決定部40は、使用者が入力部又は要求受付部70等を介して食事のメニューを選択するまで、メニューの候補の提示を、通知部6を介して繰り返す。健康管理情報決定部40は、使用者が選択した食事のメニューを食事の内容として決定する。これにより、使用者の現在の概日リズムを基準概日リズムに近づけるように調整し、且つ、使用者の優先情報が反映された食事のメニューを食事の内容として決定することができる。
〔健康管理支援装置10の制御処理〕
次に、図6を用いて、本開示の実施形態2に係る健康管理支援装置10の制御処理(健康管理支援装置10の制御方法)の流れを説明する。
図6は、本開示の実施形態2に係る健康管理支援装置10の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6におけるステップS201、S202及びS205は、図4に示すS101、S102及びS105と同様であるため、ここではその説明を省略する。
ステップS203:健康管理支援装置10の要求受付部70は、健康管理情報決定部40が決定する食事の内容に対する使用者の要求及び優先情報を受け付ける。
ステップS204:健康管理情報決定部40は、要求受付部70を介して受け付けた使用者の要求及び優先情報に基づいて、使用者の食事の内容を決定する(健康管理情報決定工程)。
<実施形態3>
以下に、実施形態3に係る健康管理支援装置100について、図7〜9を用いて説明する。なお、説明の便宜上、上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔健康管理支援装置100〕
図7は、本開示の実施形態3に係る健康管理支援装置100の全体構成を示すブロック図である。図7に示すように、健康管理支援装置100は、実施形態1に係る健康管理支援装置1の健康管理情報決定部4の代わりに健康管理情報決定部400を備え、評価部8及び評価データベース9をさらに備えている。この点以外は、健康管理支援装置100は、実施形態1に係る健康管理支援装置1と同様の構成である。
(評価部8)
評価部8は、通知部6による食事の内容の通知後における、使用者の食事の内容及び概日リズムの少なくとも一方を評価する。
評価部8は、評価した使用者の食事の内容及び概日リズムに関する評価情報を評価データベース9に格納する。評価データベース9は、健康管理支援装置1が備える記憶媒体に記憶されていてもよいし、健康管理支援装置1が備える通信回路等により外部のデータベースに格納されてもよい。以下に、評価部8による使用者の食事の内容及び概日リズムの評価の一例について、図8を用いて説明する。
図8は、評価データベース9の一例を示す図である。図8に示すように、評価データベース9では、通知した食事の内容に対する通知後の使用者の食事の内容の再現度を評価する食事内容評価データと、食事による概日リズム調整効果等の使用者の健康管理度を評価する健康管理評価データとが対応付けられている。評価部8は、使用者の食事の内容及び概日リズムを評価する度に、図8に示す評価データベース9に順次、評価データを格納していく。
評価部8は、通知部6による食事の内容の通知後における使用者の食事を評価する。
具体的には、まず、評価部8は、食事時刻を取得する。評価部8は、例えば、食事の写真の撮影時刻、又は、電子レンジ等の調理機器(不図示)の使用終了時刻を、カメラ(不図示)又は調理機器等から受信し、これらの時刻を食事時刻として取得する。
次に、評価部8は、食事の内容を取得する。評価部8は、例えば、食事の写真を画像解析することで得られた食事のメニュー、又は、調理機器が調理した食事のメニューを画像解析装置(不図示)又は調理機器等から受信し、これらの食事のメニューを食事の内容として取得する。また、評価部8は、食事の写真を画像解析することで得られた食事の量、電子レンジ等の調理機器の加熱時間に基づいて算出された食事の量、又は、冷蔵庫内に設置されたカメラにより撮影された食品パッケージに記載された食事の量を画像解析装置、調理機器又は冷蔵庫から受信し、これらの食事の量を食事の内容として取得する。
評価部8は、カメラ、調理機器、冷蔵庫又は画像解析装置等から取得した食事時刻、食事のメニュー及び食事の量等に基づき、通知部6による食事の内容に対する、食事の時刻、量及びメニューの再現度を評価する。例えば、評価部8は、食事時刻、食事のメニュー及び食事のメニューのそれぞれを10点満点とし、それぞれの点数の平均点を評価点として評価する。評価部8は、食事の時刻、量、メニュー及び評価点を食事内容評価データとして、評価データベース9に格納する。
評価部8は、通知部6による食事の内容の通知後における使用者の概日リズムの調整幅を測定することによって、使用者の概日リズムが、基準概日リズムに近づいたか否かを評価する。
なお、評価部8による使用者の食事の内容の評価は、図8に示す例に限定されない。評価部8は、例えば、食事の時間、量及びメニューの少なくともいずれかの代わりに、又は加えて、食材等によっても、通知した食事の内容に対する通知後の使用者の食事の内容の再現度を評価してもよい。すなわち、評価部8は、食事内容評価データの項目に食材を設けてもよい。この場合、評価部8は、冷蔵庫内に設置されたカメラにより撮影された食品パッケージから検出された食材を冷蔵庫から受信し、当該食材を評価してもよい。また、評価部8は、概日リズムの調整幅の代わりに、又は加えて、使用者の疲労感、及び/又は、睡眠の状況等のアンケート結果に基づき、健康管理度を評価してもよい。すなわち、評価部8は、健康管理評価データの項目に使用者の疲労感、及び/又は、睡眠の状況を設けてもよい。
この場合、評価部8は、例えば、日本疲労学会が制定している疲労感VAS検査方法に基づいて定期的に疲労感を測定し、一週間ごとの疲労感が有意に改善しているかどうかを統計的に判定することで、使用者の健康管理度を評価してもよい。また、評価部8は、アテネ不眠尺度及びピッツバーグ睡眠質問票の少なくとも一方に基づいて睡眠を評価することで、使用者の健康管理度を評価してもよい。また、評価部8は、睡眠計を用いて睡眠時間等を測定して、一週間ごとの睡眠の状況が有意に改善しているかどうかを統計的に判定することで、使用者の健康管理度を評価してもよい。
(健康管理情報決定部400)
健康管理情報決定部400は、評価部8による評価結果である評価データベース9にさらに基づいて(参照して)、使用者の食事の内容を決定する。これにより、使用者の食事の内容をより好適に決定することができる。
例えば、評価データベース9において、食事内容評価データの評価点が所定の点数以上(例えば、8点以上)等、十分に高いにも関わらず、概日リズム調整幅が所定の時間以内(例えば、30分以内)等、健康管理評価データに優れないとする。この場合、健康管理情報決定部400は、食事内容評価データの評価点から導かれる概日リズム調整幅の期待値に対する、健康管理評価データにおける実際の概日リズム調整幅の比率を計算し、当該比率を次回以降の食事の内容を決定する際に、補正値として参照する。これにより、使用者の次回以降の食事の内容をより好適に決定することができる。
また、健康管理情報決定部400は、食事内容評価データの評価点が所定の点数未満(例えば、5点未満)等、低い場合には、通知部6を介して、使用者に食事の内容の評価が低い旨を通知してもよい。また、健康管理情報決定部400は、使用者に、食事の内容の評価が低い旨を通知すると共に、要求受付部7を介して、優先情報の入力を促してもよい。このように、通知部6により通知した食事の内容に対する、通知後の使用者の食事の内容の評価が低い場合には、評価結果を使用者にフィードバックしてもよい。これにより、通知後の使用者の食事の内容を、より通知した食事の内容に沿わせることを使用者に動機付けることができる。
〔健康管理支援装置100の制御処理〕
次に、図9を用いて本開示の実施形態3に係る健康管理支援装置100の制御処理(健康管理支援装置100の制御方法)の流れを説明する。
図9は、本開示の実施形態3に係る健康管理支援装置100の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9におけるステップS301〜S305は、図4に示すS101〜S105と同様であるため、ここではその説明を省略する。
ステップS306:健康管理支援装置10の評価部8は、使用者の食事の内容及び概日リズムの少なくとも一方を評価する。
ステップS306の後、評価部8は、評価結果を示すデータ(評価データ)を評価データベース9に格納し、健康管理情報決定部400は、評価データベース9を参照し、使用者の食事の内容を決定してもよい。例えば、評価データベース9において、食事内容評価データの評価点が十分に高いにも関わらず、健康管理評価データに優れないとする。この場合、健康管理情報決定部400は、食事内容評価データに基づく補正値を算出し、次回以降に当該補正値を参照して食事の内容を決定する。
また、健康管理情報決定部400は、食事内容評価データの評価点が低い場合には、通知部6を介して、使用者に食事の内容の評価が低い旨を通知し、当該食事の内容の評価結果を使用者にフィードバックしてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
健康管理支援装置1、10及び100の制御ブロック(特に健康管理情報決定部4、40、400、通知部6、要求受付部7、70及び評価部8)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、健康管理支援装置1、10及び100は、各機能を実現するソフトウェアである健康管理支援プログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記健康管理支援プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記健康管理支援プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本開示の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記健康管理支援プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)等をさらに備えていてもよい。また、上記健康管理支援プログラムは、該健康管理支援プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本開示の一態様は、上記健康管理支援プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、10、100 健康管理支援装置
2 概日リズム決定部
3 基準概日リズム決定部
4、40、400 健康管理情報決定部
5 食事内容データベース
6 通知部
7、70 要求受付部
8 評価部
9 評価データベース

Claims (11)

  1. 使用者の現在の概日リズムと該使用者の目標とする基準概日リズムとに基づき、該使用者の食事の内容を決定する健康管理情報決定部と、
    前記食事の内容を通知する通知部とを備えていることを特徴とする健康管理支援装置。
  2. 前記健康管理情報決定部は、GI値、タンパク質量、脂質量、及び、前記使用者の現在の概日リズムを調整する調整幅の少なくともいずれかと前記食事の内容との対応関係を示す食事内容データベースにさらに基づき、前記使用者の食事の内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の健康管理支援装置。
  3. 基準概日リズム決定部をさらに備え、
    前記基準概日リズム決定部は、
    使用者が希望する起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方を取得した場合、取得した前記起床時刻及び就寝時刻の少なくとも一方に基づいて前記基準概日リズムを決定し、
    前記起床時刻及び就寝時刻を取得しなかった場合、現在地の標準時に基づいて前記基準概日リズムを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の健康管理支援装置。
  4. 前記基準概日リズム決定部は、前記概日リズムを第一の位相から第二の位相に変化させる変更指示を受け付けた場合、当該変更指示に基づいて前記基準概日リズムを変更することを特徴とする請求項3に記載の健康管理支援装置。
  5. 前記健康管理情報決定部が決定する前記食事の内容に対する前記使用者の要求、及び、該食事の内容に対する要求を優先すべきかを示す優先情報を受け付ける要求受付部をさらに備え、
    前記健康管理情報決定部は、前記使用者の要求及び前記優先情報にさらに基づいて、前記使用者の食事の内容を決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
  6. 前記通知部による前記食事の内容の通知後における、前記使用者の食事の内容及び概日リズムの少なくとも一方を評価する評価部をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
  7. 前記健康管理情報決定部は、前記使用者の食事のメニュー、食材及び栄養素の少なくともいずれかと、前記使用者の食事の時刻とを前記使用者の食事の内容として決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
  8. 前記健康管理情報決定部は、食事の量を前記使用者の食事の内容としてさらに決定することを特徴とする請求項7に記載の健康管理支援装置。
  9. 健康管理支援装置が、使用者の現在の概日リズムと該使用者の目標とする基準概日リズムとに基づき、該使用者の食事の内容を決定する健康管理情報決定工程と、
    前記健康管理支援装置が、前記食事の内容を通知する通知工程とを含むことを特徴とする健康管理支援装置の制御方法。
  10. 請求項1に記載の健康管理支援装置としてコンピュータを機能させるための健康管理支援プログラムであって、前記健康管理情報決定部及び通知部として前記コンピュータを機能させるための健康管理支援プログラム。
  11. 請求項10に記載の健康管理支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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