JP2020086856A - カードリーダ、カードリーダシステム、処理方法及びプログラム - Google Patents
カードリーダ、カードリーダシステム、処理方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020086856A JP2020086856A JP2018219520A JP2018219520A JP2020086856A JP 2020086856 A JP2020086856 A JP 2020086856A JP 2018219520 A JP2018219520 A JP 2018219520A JP 2018219520 A JP2018219520 A JP 2018219520A JP 2020086856 A JP2020086856 A JP 2020086856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- unit
- card reader
- chip
- read
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
特許文献1には、関連する技術として、カード媒体におけるICチップが存在すべき箇所のインピーダンスを測定し、そのインピーダンスの測定結果に基づいて、ICチップの有無を判定する技術が開示されている。
このようにすれば、カードリーダは、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる上記のような従来の装置に比べて改善することができる。その結果、カードリーダは、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
このようにすれば、カードリーダは、ICチップ内の情報を用いて決済処理を行うことができるため、高いセキュリティで(すなわち、安全に)決済処理を行うことができる。
このようにすれば、カードリーダは、カード媒体の磁気ストライプ内の情報に基づいてカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定することができるため、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる一般的な装置に比べて改善することができる。その結果、カードリーダは、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
このようにすれば、カードリーダシステムは、カード媒体がEMV−ICカードであるか否かに応じた順番で決済処理を行うことができるため、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる一般的な装置に比べて改善することができる。その結果、カードリーダシステムは、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
このようにすれば、カードリーダシステムは、カード媒体の表面の画像に基づいてカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定することができるため、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる一般的な装置に比べて改善することができる。その結果、カードリーダは、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
このようにすれば、カードリーダシステムは、ユーザによる操作に基づいてカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定することができるため、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる一般的な装置に比べて改善することができる。その結果、カードリーダは、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
このようにすれば、処理方法は、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる一般的な装置に比べて改善することができる。その結果、処理方法は、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
このようにすれば、プログラムは、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる一般的な装置に比べて改善することができる。その結果、プログラムは、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
以下、本発明の第1の実施形態によるカードリーダシステム1について説明する。
本発明の第1の実施形態によるカードリーダシステム1は、カード媒体を自動的に引き込みカード媒体における所定箇所の情報に基づいて、そのカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定し、判定結果に応じた決済処理を行うシステムである。
カードリーダシステム1は、図1に示すように、カードリーダ10、上位装置20を備える。カードリーダ10は、信号線LNを介して上位装置20に接続されている。
カードリーダ10は、カード媒体の情報を読み取る装置である。
また、カードリーダ10は、カード媒体における所定箇所の情報を読み取り、読み取り結果に応じて読み取り対象のカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定し、判定結果を上位装置20に送信する装置である。本発明の第1の実施形態では、カード媒体における所定箇所は、ICチップを搭載するカード媒体が有する磁気ストライプの第2トラックである。
なお、カードリーダ10が情報の読み取り対象とするカード媒体は、IC(Integrated Circuit)チップを搭載したカード媒体であるEMV(Europay, MasterCard, VISA protocol)−ICカード、ICチップを搭載したカード媒体であるEMV−ICカード以外のICカード(例えば、ETC(Electronic Toll Collection System)−ICカード)、ICチップを搭載しないカード媒体であるおもて面磁気ストライプカードである。ICチップを搭載したカード媒体は、カード媒体の裏面に磁気ストライプを有する。そして、EMV−ICカードでは、JIS規格であるID−1(旧JIS−I)によって第2トラックが規定されている。また、おもて面磁気ストライプカードは、表面に磁気ストライプを有する。そして、おもて面磁気ストライプカードは、規格である旧JIS−IIによって規定されている。
ICチップを搭載するカード媒体が有する磁気ストライプは、ISO(International Organization for Standardization)、JIS(Japanese Industrial Standards)などで規格化されている。具体的には、磁気ストライプとして、第1トラックと第2トラックの2つのトラックを含むものと、第1トラック、第2トラック、第3トラックの3つのトラックを含むものが存在する。なお、図2は、JIS規格であるID−1によって規定されている磁気ストライプの第1トラック、第2トラック、第3トラックの3つのトラックそれぞれの位置を示している。
第1トラックの規格は、国際航空運送協会(International Air Transport Association、IATA)によって策定された規格である。第2トラックの規格は、アメリカの銀行業界団体(米国銀行協会、American Bankers Association、ABA)によって策定された。第3トラックの規格は、アメリカの年金業界によって策定された規格である。また、第3トラックの規格は、欧州のユーロ規格である。第1トラックには、氏名の情報などが記録されている。第2トラックには、クレジットカードであることを示すカード番号(すなわち、クレジットカードであることを示す特有の数字の配列パターン)などの情報が記録されている。第3トラックは、主に米国の年金業界に関連する情報、または、ユーロカードの情報である。
つまり、カード媒体がクレジットカードである場合、磁気ストライプの第2トラックには、クレジットカードであることを示すカード番号(すなわち、EMV−ICカードである可能性の高いことを示す特有の数字の配列パターン)が含まれている。
スロット部102は、カード媒体が挿入され、そのカード媒体を収める構造を有する。スロット部102の一端は、カードリーダ10の筐体101の一側面に開けられたカード挿入口1021に開口している。
搬送部104は、カード媒体が挿入されたことをカード検出部103が検出したときに、モータ駆動するローラなどによってそのカード媒体をスロット部102の内部の所定の位置まで搬送する。
例えば、種別特定部1072は、磁気読取部105が読み取った磁気読取情報がEMV−ICカードであることを示す情報を含んでいるか否かに基づいて、読み取り対象のカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定する。具体的には、磁気読取部105の読み取った、磁気ストライプにおける第2トラックに記録されている情報を含む磁気読取情報が、記憶部1071に記録されている参照データの示す配列パターンに一致する数字の配列を含んでいる場合、種別特定部1072は、読み取り対象のカード媒体がEMV−ICカードであると判定する。また、磁気読取部105の読み取った磁気読取情報が、記憶部1071に記録されている参照データの示す配列パターンに一致する数字の配列を含んでいない場合、種別特定部1072は、読み取り対象のカード媒体がEMV−ICカードではないと判定する。
上位装置20は、カード媒体の決済を行う料金収受装置(図示せず)にICチップ読取情報または磁気読取情報を送信することによって、決済処理を行う装置である。また、上位装置20は、カードリーダ10から送信されたEMV−ICカードであるか否かの判定結果に基づいて、決済処理指令をカードリーダ10に送信することによって、カードリーダ10を制御する装置である。
上位装置20は、図5に示すように、記憶部201、通信部202、処理順決定部203、決済処理部204、カウント部205を備える。
なお、処理順決定部203がそれぞれの状況に応じた決済処理指令をカードリーダ10に送信することは、カードリーダ10が行う決済処理の順番を処理順決定部203が決定したことに相当する。
次に、本発明の第1の実施形態によるカードリーダシステム1の処理について図7〜図13を用いて説明する。
ユーザ(自動車の乗員)は、料金所で収受員にカード媒体を渡す。収受員は、ユーザからカード媒体を受け取り、そのカード媒体をカードリーダ10のスロット部102に挿入する。カード検出部103は、カード挿入口1021からカード媒体が挿入されたことを検出する。搬送部104は、カード媒体が挿入されたことをカード検出部103が検出したときに、モータ駆動するローラなどによってそのカード媒体をスロット部102の内部の所定の位置まで搬送する。
磁気読取部105は、読み取った磁気読取情報を記憶部(例えば、記憶部1071)に書き込む(ステップS102)。また、磁気読取部105は、読み取った磁気読取情報を信号処理装置107に出力する。
例えば、種別特定部1072は、読み取り対象のカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定する(ステップS103)。具体的には、種別特定部1072は、磁気読取部105の読み取った磁気読取情報が、記憶部1071に記録されている参照データの示す配列パターンに一致する数字の配列を含んでいるか否かを判定する。
種別特定部1072は、読み取り対象のカード媒体がEMV−ICカードであると判定した場合、カード媒体がEMV−ICカードであると判定したことを示す第1判定結果を上位装置20に送信する(ステップS105)。
ICチップ読取部106は、上位装置20からICチップ読取情報送信指示信号を受信すると(ステップS110)、読み取ったICチップ読取情報を上位装置20に送信する(ステップS111)。
収受員は、スロット部102の外部に出力されたカード媒体を、領収書とともにユーザに返却する。
種別特定部1072は、読み取り対象のカード媒体がEMV−ICカード以外のICカードであると判定した場合、カード媒体がEMV−ICカード以外のICカードであると判定したことを示す第2判定結果を上位装置20に送信する(ステップS115)。
収受員は、スロット部102の外部に出力されたカード媒体を、領収書とともにユーザに返却する。
決済処理部204は、カードリーダ10から磁気読取情報を受信する(ステップS217)。決済処理部204は、受信した磁気読取情報を含む決済処理情報を料金収受装置に送信する(ステップS206)。
収受員は、スロット部102の外部に出力されたカード媒体を、領収書とともにユーザに返却する。
このようにすれば、オートローディング方式の従来の装置、すなわち、例えば、カードを動かしているときに磁気リードし、ICコンタクトまで行くとICチップの電源をオンし、ICファイルリストをリードし、アプリケーションに何が入っているかリストアップし、目的のアプリケーションがあればコマンドを実行して処理を開始するような装置に比べて、カードリーダは、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる一般的な装置に比べて改善することができる。その結果、カードリーダは、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
以下、本発明の第2の実施形態によるカードリーダシステム1について説明する。
本発明の第2の実施形態によるカードリーダシステム1は、本発明の第1の実施形態によるカードリーダシステム1と同様に、カード媒体を自動的に引き込みカード媒体における所定箇所の情報に基づいて、そのカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定し、判定結果に応じた決済処理を行うシステムである。
本発明の第2の実施形態によるカードリーダシステム1は、図14に示すように、カードリーダ10、上位装置20、カメラ30を備える。
画像取得部206は、カメラ30が撮影したカード媒体の表面の画像を上位装置に送信することによって、カード媒体の表面の画像を取得する。
画像解析部207は、画像取得部206が取得したカード媒体の表面の画像を解析し、カード媒体における所定位置の画像データをカードリーダ10に送信する。
カードリーダ10は、図3で示した本発明の第1の実施形態によるカードリーダ10と同様に、筐体101、スロット部102、カード検出部103、搬送部104、磁気読取部105、ICチップ読取部106、信号処理装置107を備える。
筐体101は、図3に示すように、スロット部102、カード検出部103、搬送部104、磁気読取部105、ICチップ読取部106、信号処理装置107を内部に設ける。
記憶部1071は、信号処理装置107が行う処理に必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部1071は、種別特定部1072がカードリーダ10に挿入されたカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定するために用いる参照データを記憶する。具体的には、参照データは、EMV−ICカード特有の表面の画像パターンを示すデータとEMV−ICカード以外のICカード特有の表面の画像パターン(例えば、ETC−ICカード特有の表面の画像パターン)を示すデータである。
種別特定部1072は、カード媒体の表面の画像の解析結果を上位装置20から受信する。種別特定部1072は、受信した画像の解析結果と記憶部1071が記憶する参照データとを比較する。所定誤差の範囲内で画像の解析結果が参照データに含まれるEMV−ICカードの画像パターンに一致すると種別特定部1072が判定した場合、種別特定部1072は、カードリーダ10に挿入されたカード媒体がEMV−ICカードであると判定する。また、所定誤差の範囲内で画像の解析結果が参照データに含まれるEMV−ICカード以外のICカードの画像パターンに一致すると種別特定部1072が判定した場合、種別特定部1072は、カードリーダ10に挿入されたカード媒体がEMV−ICカード以外のICカードであると判定する。
上位装置20は、ICチップ読取情報、または、磁気読取情報をカード媒体の決済を行う料金収受装置(図示せず)に送信することによって、決済処理を行う装置である。また、上位装置20は、カメラ30から送信されたカード媒体の表面の情報に基づいてカード媒体の種別を判定し、その種別の判定結果に応じた決済処理指令をカードリーダ10に送信することによってカードリーダ10を制御する装置である。
上位装置20は、図15に示すように、記憶部201、通信部202、処理順決定部203、決済処理部204、カウント部205、画像取得部206、画像解析部207を備える。
画像解析部207は、画像取得部206が取得したカード媒体の表面の画像を解析し、カード媒体における所定位置の画像データをカードリーダ10に送信する。
種別特定部1072は、カード媒体の表面の画像の解析結果を上位装置20から受信する。種別特定部1072は、受信した画像の解析結果と記憶部1071が記憶する参照データとを比較する。所定誤差の範囲内で画像の解析結果が参照データに含まれるEMV−ICカードの画像パターンに一致すると種別特定部1072が判定した場合、種別特定部1072は、カードリーダ10に挿入されたカード媒体がEMV−ICカードであると判定する。また、所定誤差の範囲内で画像の解析結果が参照データに含まれるEMV−ICカード以外のICカードの画像パターンに一致すると種別特定部1072が判定した場合、種別特定部1072は、カードリーダ10に挿入されたカード媒体がEMV−ICカード以外のICカードであると判定する。
このようにすれば、カードリーダシステムは、カード媒体の表面の画像に基づいてカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定することができるため、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる一般的な装置に比べて改善することができる。その結果、カードリーダは、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
以下、本発明の第3の実施形態によるカードリーダシステム1について説明する。
本発明の第3の実施形態によるカードリーダシステム1は、収受員が目視でカード媒体の種別を判定し、収受員が判定結果をタッチパネルに対して操作入力することによって、タッチパネルへの操作に応じた信号が上位装置20を介してカードリーダ10に送信される。カードリーダシステム1は、タッチパネルへの操作に応じた信号と参照データとの比較結果に応じてカード媒体がEMV−ICカードであるか、EMV−ICカード以外のICカードであるかを判定するシステムである。
本発明の第2の実施形態によるカードリーダシステム1は、図16に示すように、カードリーダ10、上位装置20、タッチパネル40を備える。
カードリーダ10は、図3で示した本発明の第1の実施形態によるカードリーダ10と同様に、筐体101、スロット部102、カード検出部103、搬送部104、磁気読取部105、ICチップ読取部106、信号処理装置107を備える。
筐体101は、図3に示すように、スロット部102、カード検出部103、搬送部104、磁気読取部105、ICチップ読取部106、信号処理装置107を内部に設ける。
上位装置20は、ICチップ読取情報、または、磁気読取情報をカード媒体の決済を行う料金収受装置(図示せず)に送信することによって、決済処理を行う装置である。また、上位装置20は、タッチパネル40から送信された操作に応じた信号をカードリーダ10に送信することによってカードリーダ10を制御する装置である。
上位装置20は、図17に示すように、記憶部201、通信部202、処理順決定部203、決済処理部204、カウント部205、操作検出部208を備える。
記憶部1071は、信号処理装置107が行う処理に必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部1071は、種別特定部1072がカードリーダ10に挿入されたカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定するために用いる参照データを記憶する。具体的には、参照データは、収受員がカード媒体がEMV−ICカードであると判定してタッチパネル40上でEMV−ICカードであることを選択した場合に発生する信号と収受員がカード媒体がEMV−ICカード以外のICカードであると判定してタッチパネル40上でEMV−ICカード以外のICカードであることを選択した場合に発生する信号とを示すデータである。
種別特定部1072は、収受員がタッチパネル40に対して行った操作によって発生した信号を上位装置20から受信する。種別特定部1072は、受信した信号と記憶部1071が記憶する参照データとを比較する。所定誤差の範囲内で受信した信号が参照データに含まれるEMV−ICカードの信号に一致すると種別特定部1072が判定した場合、種別特定部1072は、カードリーダ10に挿入されたカード媒体がEMV−ICカードであると判定する。また、所定誤差の範囲内で受信した信号が参照データに含まれるEMV−ICカード以外のICカードの信号に一致すると種別特定部1072が判定した場合、種別特定部1072は、カードリーダ10に挿入されたカード媒体がEMV−ICカード以外のICカードであると判定する。
このようにすれば、カードリーダシステムは、ユーザによる操作に基づいてカード媒体がEMV−ICカードであるか否かを判定することができるため、決済処理の失敗回数を低減することができ、サービスタイム(すなわち、カードリーダのマシンサイクル)を、高速道路の決済に用いられる一般的な装置に比べて改善することができる。その結果、カードリーダは、決済処理に掛かる時間を短くすることができる。
図18は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図18に示すように、CPU6、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述のカードリーダシステム1、カードリーダ10、上位装置20、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU6は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU6は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
5・・・コンピュータ
6・・・CPU
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9・・・インターフェース
10・・・カードリーダ
20・・・上位装置
30・・・カメラ
40・・・タッチパネル
101・・・筐体
102・・・スロット部
103・・・カード検出部
104・・・搬送部
105・・・磁気読取部
106・・・ICチップ読取部
107・・・信号処理装置
201、1071・・・記憶部
202、1073・・・通信部
203・・・処理順決定部
204・・・決済処理部
205・・・カウント部
206・・・画像取得部
207・・・画像解析部
208・・・操作検出部
1072・・・種別特定部
1074・・・制御部
LN・・・信号線
Claims (8)
- ICチップを搭載したカード媒体を読み取り可能なカードリーダであって、
前記ICチップ内の情報を読み取る前に読み取り対象のカード媒体の種別を特定する種別特定部と、
前記種別特定部が特定した前記種別に応じた情報を出力する出力部と、
を備えるカードリーダ。 - 前記出力部は、
前記種別特定部が前記ICチップを搭載したカード媒体を用いて決定した前記種別に応じた決済処理に必要な情報を出力する、
請求項1に記載のカードリーダ。 - 前記読み取り対象のカード媒体は磁気ストライプを備え、
前記種別特定部は、
前記磁気ストライプ内の情報に基づいて前記種別を特定する、
請求項1または請求項2に記載のカードリーダ。 - 請求項1から請求項3の何れか一項に記載のカードリーダと、上位装置とを有するカードリーダシステムであって、
前記上位装置は、
前記カードリーダが備える前記種別特定部が特定した前記種別に基づいて、前記カードリーダが行う決済処理の順番を決定する処理順決定部と、
前記順番に従って前記決済処理を実行する決済処理部と、
を備える、
カードリーダシステム。 - 前記上位装置は、
前記読み取り対象のカード媒体の表面の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した前記画像を解析する画像解析部と、
を備え、
前記種別特定部は、
前記画像解析部が解析した前記画像の解析結果に基づいて前記種別を特定する、
請求項4に記載のカードリーダシステム。 - ユーザによる操作を検出する操作検出部、
を備え、
前記種別特定部は、
前記操作検出部が検出した前記操作に基づいて前記種別を特定する、
請求項4または請求項5の何れか一項に記載のカードリーダシステム。 - ICチップを搭載したカード媒体を読み取り可能なカードリーダによる処理方法であって、
前記ICチップ内の情報を読み取る前に読み取り対象のカード媒体の種別を特定することと、
特定した前記種別に応じた情報を出力することと、
を含む処理方法。 - ICチップを搭載したカード媒体を読み取り可能なカードリーダのコンピュータに、
前記ICチップ内の情報を読み取る前に読み取り対象のカード媒体の種別を特定することと、
特定した前記種別に応じた情報を出力することと、
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018219520A JP6843818B2 (ja) | 2018-11-22 | 2018-11-22 | カードリーダシステム及び処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018219520A JP6843818B2 (ja) | 2018-11-22 | 2018-11-22 | カードリーダシステム及び処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020086856A true JP2020086856A (ja) | 2020-06-04 |
JP6843818B2 JP6843818B2 (ja) | 2021-03-17 |
Family
ID=70909977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018219520A Active JP6843818B2 (ja) | 2018-11-22 | 2018-11-22 | カードリーダシステム及び処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6843818B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63250789A (ja) * | 1987-04-07 | 1988-10-18 | Hitachi Maxell Ltd | Icカ−ドシステムとそのリ−ダライタ |
JPH01120691A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-05-12 | Omron Tateisi Electron Co | Icカード識別方式 |
JPH0981708A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-28 | Tokico Ltd | Icカード及びicカード読み取り装置及びicカード書き込み装置 |
WO1998011514A1 (fr) * | 1996-09-13 | 1998-03-19 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Systeme de transactions electroniques |
JP2001101357A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | Icカード識別装置 |
JP2005259089A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-09-22 | Ufj Bank Ltd | 出金管理方法及び出金管理システム |
JP2018116321A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 自動取引装置、カードリーダ及びその方法 |
-
2018
- 2018-11-22 JP JP2018219520A patent/JP6843818B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63250789A (ja) * | 1987-04-07 | 1988-10-18 | Hitachi Maxell Ltd | Icカ−ドシステムとそのリ−ダライタ |
JPH01120691A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-05-12 | Omron Tateisi Electron Co | Icカード識別方式 |
JPH0981708A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-28 | Tokico Ltd | Icカード及びicカード読み取り装置及びicカード書き込み装置 |
WO1998011514A1 (fr) * | 1996-09-13 | 1998-03-19 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Systeme de transactions electroniques |
JP2001101357A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | Icカード識別装置 |
JP2005259089A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-09-22 | Ufj Bank Ltd | 出金管理方法及び出金管理システム |
JP2018116321A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 自動取引装置、カードリーダ及びその方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6843818B2 (ja) | 2021-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6062057B2 (ja) | 非接触型icカードデータの読取失敗の処理方法及び該方法の実施装置 | |
US11233830B2 (en) | Systems and methods for point-to-point encryption compliance | |
EP1372291A1 (en) | Portable information storage medium and its authentification method | |
US20180096314A1 (en) | Method for transmitting an electronic receipt | |
US10366582B2 (en) | Devices and systems for detecting unauthorized communication of data from a magnetic stripe device or embedded smart chip device | |
CN105118152A (zh) | 一种纸币处理机构及其纸币鉴别参数的更新程序 | |
US10339345B2 (en) | Card processing apparatus and automatic transaction machine | |
JP6843818B2 (ja) | カードリーダシステム及び処理方法 | |
CN105139051A (zh) | 一种ic卡信息检测方法和检测系统 | |
KR20070075724A (ko) | 혼용 시스템의 ic 카드 구별 장치 및 방법 | |
JP4395453B2 (ja) | Icチップ有無の高速検出装置及び方法 | |
JP4288244B2 (ja) | 稼動履歴を有するicカードリーダ | |
JP6262034B2 (ja) | 入出場ゲート装置 | |
JP6752161B2 (ja) | 自動取引装置、カードリーダ及びその方法 | |
JP2004334775A (ja) | 携帯可能電子媒体及び携帯可能電子媒体を用いた取引方法 | |
CN107862224B (zh) | 一种ic卡读写器的测试设备及其测试方法 | |
JP7365125B2 (ja) | カード処理装置、料金機械、カード処理方法、及びプログラム | |
US20230038078A1 (en) | Indicating failed card reading to identify defective transaction card and/or defective transaction terminal | |
KR101508433B1 (ko) | Ic칩 리더기 및 그것의 동작 방법 | |
JP2017151663A5 (ja) | ||
US20230410114A1 (en) | Card skimming detection | |
JP2006227708A (ja) | Icカード管理システム及びicカード管理方法 | |
JP2005157695A (ja) | 無線識別タグ及びそのリーダ/ライタ装置 | |
US9978223B2 (en) | Financial device and method of controlling financial device | |
JP2007193493A (ja) | 決済システム、端末及び決済方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200225 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200225 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20200226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200901 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201102 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210224 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6843818 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |