JP2020086092A - 光源制御装置、プロジェクター及び光源制御方法 - Google Patents

光源制御装置、プロジェクター及び光源制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フリッカーを抑制することができ、輝度制御と比較して、電流制御に対して要求される分解能を低くする。【解決手段】光源制御装置20は、目標輝度を取得する取得部21と、複数の固体光源を個別に駆動し、目標輝度に応じて、各個体光源の駆動電流を制御する制御部22と、を有する。制御部22は、固体光源毎に、第1駆動電流値で該固体光源を点灯させる第1点灯期間と、第1駆動電流値よりも小さい第2駆動電流値で該固体光源を点灯させる第2点灯期間とを交互に繰り返す制御信号を生成し、複数の固体光源全体の光量が時間的に一定となるように、各個体光源の制御信号の位相を互いにずらす。【選択図】図1

Description

本発明は、光源制御装置、プロジェクター及び光源制御方法に関する。
プロジェクターの中には、光源として固体光源を使用するものがある。この種のプロジェクターでは、DMD(Digital Micromirror Device)やLCD(Liquid Crystal Display)などの光変調デバイスに、所定の光量の照明光が安定的に入射するように、固体光源を駆動する必要がある。
一般に、固体光源の輝度(又は出力光の光量)は、固体光源を駆動する駆動電流の量に比例する。固体光源の駆動方法として、DC(直流)駆動方法とPWM(Pulse Width Modulation)駆動方法とがある。
DC駆動方法は、時間的に連続して固体光源に駆動電流を流す方法である。このDC駆動方法を用いれば、固体光源を一定の輝度で連続して点灯させることができるので、光変調デバイスの入射光量を安定的に一定にすることができる。
一方、PWM駆動方法は、固体光源の点灯(発光)と消灯を繰り返すことで一定の光量を得る方法である。このPWM駆動方法を用いた場合には、点灯と消灯を交互に繰り返すために、フリッカーと呼ばれるちらつき現象が生じる。このフリッカーを抑制し、光変調デバイスの入射光量が時間的に一定となるような駆動制御を行う必要がある。
特許文献1には、上記駆動制御が可能な光源制御装置が記載されている。特許文献1に記載の光源制御装置は、複数の光源駆動部と、デューティー比決定部と、駆動制御部と、を有する。各光源駆動部は、固体光源アレイを個別に制御可能である。デューティー比決定部は、固体光源アレイの制御周期における固体光源の発光時間と消灯時間との比であるデューティー比を決定する。駆動制御部は、目標光量に応じて、固体光源アレイ毎に、決定したデューティー比を有する、該固体光源アレイの駆動電流を制御するためのPWM信号を生成する。駆動制御部は、各固体光源アレイのPWM信号の位相を360/n度だけ互いにずらす。ここで、nは、固体光源アレイの個数(光源駆動部の個数に同じ)である。
特開2012-88546号公報
しかしながら、上述したDC駆動方法や特許文献1に記載の光源制御装置には、高分解能な電流制御が要求されるという問題がある。
例えば、DC駆動方法において、固体光源の輝度を1%だけ変化させるためには、駆動電流を1%だけ変化させる必要がある。すなわち、電流制御に対して、輝度制御と同じ分解能が要求される。
特許文献1に記載の光源制御装置においても、輝度制御と同等以上の分解能を有する電流制御が要求される。例えば、目標光量を70%とし、固体光源アレイの個数を4とすると、デューティー比は75%とされる。この場合、電流値は、目標光量が100%のときの駆動電流量を100%としたときの、約93.3%とされる。この場合、目標光量を1%刻みで調光するためには、電流値を約0.3%刻みで制御する必要がある。このように、電流制御に対して、輝度制御よりも高い分解能が要求される。
本発明の目的は、フリッカーを抑制することができ、輝度制御と比較して、電流制御に対して要求される分解能を低くすることができる、光源制御装置、プロジェクター及び光源制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の光源制御装置は、
目標輝度を取得する取得部と、
複数の固体光源を個別に駆動し、前記目標輝度に応じて、各個体光源の駆動電流を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記固体光源毎に、第1駆動電流値で該固体光源を点灯させる第1点灯期間と、前記第1駆動電流値よりも小さい第2駆動電流値で該固体光源を点灯させる第2点灯期間とを交互に繰り返す制御信号を生成し、前記複数の固体光源全体の光量が時間的に一定となるように、各個体光源の制御信号の位相を互いにずらす。
本発明のプロジェクターは、
複数の固体光源と、
前記複数の固体光源を個別に制御する上記の光源制御装置と、
前記複数の固体光源の射出光を光変調して画像を形成する光変調デバイスと、
前記光変調デバイスで形成された画像を投写する投写レンズと、を有する。
本発明の光源制御方法は、
複数の固体光源を個別に駆動し、目標輝度に応じて、各個体光源の駆動電流を制御する光源制御方法であって、
前記固体光源毎に、第1駆動電流値で該固体光源を点灯させる第1点灯期間と、前記第1駆動電流値よりも小さい第2駆動電流値で該固体光源を点灯させる第2点灯期間とを交互に繰り返す制御信号を生成し、
前記複数の固体光源全体の光量が時間的に一定となるように、各個体光源の制御信号の位相を互いにずらすことを含む。
本発明によれば、フリッカーを抑制することができ、輝度制御と比較して、電流制御に対して要求される分解能を低くすることができる。
本発明の第1実施形態による光源制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態による光源制御装置の構成を示すブロック図である。 図2に示す光源制御装置の光源制御の主要な処理を示すフローチャートである。 前処理の一手順を示すフローチャートである。 PWM信号生成処理の一手順を示すフローチャートである。 駆動電流制御信号生成処理の一手順を示すフローチャートである。 駆動信号と固体光源アレイ全体の輝度との関係を説明するための図である。 本発明の第3実施形態であるプロジェクターの構成を示すブロック図である。 R、G、Y及びBの各セグメント期間における、駆動信号と固体光源アレイ全体の輝度との関係を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による光源制御装置の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、光源制御装置20は、目標輝度を取得する取得部21と、複数の固体光源を個別に駆動し、目標輝度に応じて、各個体光源の駆動電流を制御する制御部22と、を有する。制御部22は、固体光源毎に、第1駆動電流値で該固体光源を点灯させる第1点灯期間と、第1駆動電流値よりも小さい第2駆動電流値で該固体光源を点灯させる第2点灯期間とを交互に繰り返す制御信号を生成する。制御部22は、複数の固体光源全体の光量が時間的に一定となるように、各個体光源の制御信号の位相を互いにずらす。
本実施形態の光源制御装置によれば、固体光源毎に、第1点灯期間と第2点灯期間とを交互に繰り返す制御信号を生成する。この制御信号に基づき、各個体光源に対して、DC駆動とPWM駆動とを組み合わせた駆動制御を行う。これにより、輝度制御と比較して、電流制御に対して要求される分解能を低くすることができる。
例えば、輝度の制御ステップ幅をΔm(%)とし、固体光源の数をnとすると、電流の制御ステップ幅ΔI(%)は、以下の式で与えられる。
Figure 2020086092
このように、電流の制御ステップ幅を輝度の制御ステップ幅のn倍にすることができるので、電流制御に対して要求される分解能を低くすることができる。
また、制御部22は、複数の固体光源全体の光量が時間的に一定となるように、各個体光源の制御信号の位相を互いにずらす。これにより、フリッカーを抑制することができる。
なお、本実施形態において、固体光源は、電気などのエネルギーを用いて励起されることで物質特有の光を放射する固体デバイスからなる。固体光源は、1つ又は複数の固体デバイスで構成されても良い。固体デバイスとして、例えば、LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)を用いることができ、また、LDと蛍光体を組み合せたものを用いることもできる。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態による光源制御装置の構成を示すブロック図である。
図2に示す光源制御装置1は、外部から入力される目標輝度信号S1に基づいて固体光源アレイC1〜C4を個別に駆動するものであって、前処理部2、デューティー比算出部3、PWM信号生成部4、駆動電流算出部5及び光源駆動部6a〜6dを有する。
目標輝度信号S1は、固体光源アレイから出力すべき輝度を表す信号である。例えば、目標輝度は、最大輝度に対する割合(m%)で示される。目標輝度信号S1の輝度の制御ステップ幅をΔm%とする。ここで、Δmは、0以上の実数である。
制御対象の固体光源アレイC1〜C4はそれぞれ、複数の固体光源(固体デバイス)を直列接続したものである。図1に示す例では、固体光源アレイC1〜C4のそれぞれは、直列に接続された複数の固体光源を有する。固体光源アレイC1〜C4は、一組の光源として駆動される。直列に接続する固体光源の数は任意であり、また、固体光源アレイの数も任意である。
前処理部2は、デューティー比や第1駆動電流値及び第2駆動電流値の算出を行うために必要な計算を事前に行う。デューティー比は、固体光源アレイC1〜C4の駆動制御周期Tにおける発光期間と準発光期間との比を示す。第1駆動電流値I1は、発光期間に固体光源アレイC1〜C4に流す電流値を示す。第2駆動電流値I2は、準発光期間に固体光源アレイC1〜C4に流す電流値を示す。発光期間は第1点灯期間と呼ぶことができ、準発光期間は第2点灯期間と呼ぶことができる。駆動制御周波数(1/T)は、ユーザーにフリッカーが視認されることが無いように、例えば、映像のリフレッシュレートの逓倍などに設定することが望ましい。
デューティー比算出部3は、前処理部2で算出された目標輝度信号S1に基づく数値と、光源制御装置1に接続されている固体光源アレイの数とに基づいて、デューティー比を算出する。
PWM信号生成部4は、デューティー比算出部3で算出されたデューティー比に基づいて、固体光源アレイC1〜C4を駆動するためのPWM信号S3a〜S3dを生成する。PWM信号S3a〜S3dの周波数は、駆動制御周波数(1/T)である。PWM信号S3a〜S3dは、デューティー比算出部3で算出されたデューティー比Dを有する。PWM信号S3a〜S3dの位相は、互いに90度(360/n)だけずれている。ここで、nは、光源制御装置1に接続されている固体光源アレイの数を表す。図2の例では、n=4である。
駆動電流算出部5は、固体光源アレイC1〜C4を駆動するための電流を算出し、駆動電流制御信号S2a〜S2dを出力する。駆動電流算出部5は、第1駆動電値I1を算出する第1駆動電流算出部5aと、第2駆動電値I2を算出する第2駆動電流算出部5bを有する。駆動電流制御信号S2a〜S2dはそれぞれ、第1駆動電流算出部5aで算出された第1駆動電流値I1のデータと第2駆動電流算出部5bで算出された第2駆動電流値I2のデータを含む。
第1駆動電流算出部5aは、目標輝度信号S1、光源制御装置1に接続されている固体光源アレイの数、前処理部2で算出された目標輝度信号S1に基づく数値、及び、輝度の制御ステップ幅に基づいて、第1駆動電流値I1を算出する。第2駆動電流算出部5bは、第1駆動電流算出部5aで算出された第1駆動電流値I1と電流の制御ステップ幅とに基づいて第2駆動電流値I2を算出する。
光源駆動部6aは、PWM信号S3aと駆動電流制御信号S2aとに基づいて、固体光源アレイC1を駆動するための駆動信号D1を出力する。駆動信号D1において、PWM信号S3aがハイレベルの期間の電流値が第1駆動電流値I1とされ、PWM信号S3aがローレベルの期間の電流値が第2駆動電流値I2とされる。
光源駆動部6bは、PWM信号S3bと駆動電流制御信号S2bとに基づいて、固体光源アレイC2を駆動するための駆動信号D2を出力する。駆動信号D2において、PWM信号S3bがハイレベルの期間の電流値が第1駆動電流値I1とされ、PWM信号S3bがローレベルの期間の電流値が第2駆動電流値I2とされる。
光源駆動部6cは、PWM信号S3cと駆動電流制御信号S2cとに基づいて、固体光源アレイC3を駆動するための駆動信号D3を出力する。駆動信号D3において、PWM信号S3cがハイレベルの期間の電流値が第1駆動電流値I1とされ、PWM信号S3cがローレベルの期間の電流値が第2駆動電流値I2とされる。
光源駆動部6dは、PWM信号S3dと駆動電流制御信号S2dとに基づいて、固体光源アレイC4を駆動するための駆動信号D4を出力する。駆動信号D4において、PWM信号S3dがハイレベルの期間の電流値が第1駆動電流値I1とされ、PWM信号S3dがローレベルの期間の電流値が第2駆動電流値I2とされる。
光源駆動部6a〜6dにおいて求められる性能である電流制御ステップ幅ΔI(%)は、
Figure 2020086092
で決定される。ここで、ΔIは、100%を割り切れる数が望ましい。PWM信号S3a〜S3dの位相は互いに90度ずれている。このため、駆動信号D1〜D4の位相も互いに90度ずれている。
前処理部2、デューティー比算出部3、PWM信号生成部4、駆動電流算出部5及び光源駆動部6a〜6dが、図1に示した制御部22を構成しても良い。また、前処理部2は、図1に示した取得部21の機能を有していても良い。
次に、本発明の光源制御装置1の動作を詳細に説明する。
図3は、光源制御装置1の光源制御の主要な処理を示すフローチャートである。
まず、光源制御装置1は、外部からの目標輝度信号S1に基づき目標輝度mを取得し(ステップS10)、デューティー比と駆動電流の算出に必要な値であるaを算出するための前処理を実行する(ステップS20)。次に、光源制御装置1は、PWM信号と駆動電流制御信号を生成する(ステップS30)。最後に、光源制御装置1は、駆動信号に基づいて固体光源アレイを駆動させる(ステップS40)。
以下に、ステップS20の前処理と、ステップS30のPWM信号生成処理及び駆動電流制御信号生成処理とを詳細に説明する。
まず、ステップS20の前処理について具体的に説明する。図4は、ステップ20の前処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
図4を参照すると、まず、前処理部2が、デューティー比と駆動電流の算出に必要な値であるaを
Figure 2020086092
に従って算出する(ステップS201)。ここで、aは、m/Δmを被除数とし、固体光源アレイの個数nを除数とする乗除演算の乗除である。例えば、目標輝度mを70%とし、輝度の制御ステップ幅Δmを1%とし、固体光源アレイの個数nを4とすると、光源制御装置1に求められる電流の制御ステップ幅ΔIは、4%である。この場合、a=2となる。
次に、前処理部2は、ステップS201で算出したaの値が0であるか否かを判定する(ステップS202)。
aの値が0である場合は、前処理部2は、計算上の都合により、aの値に固体光源アレイの個数nの値を代入する(ステップS203)。
aの値が0で無い場合、又は、ステップS203の実行後、本前処理は終了する。
次に、ステップS30のPWM信号生成処理について詳細に説明する。図5は、ステップ30のPWM信号生成処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
図5を参照すると、まず、デューティー比算出部3が、デューティー比Dを
Figure 2020086092
に従って計算する(ステップS311)。
次に、PWM信号生成部4が、予め設定された駆動制御周波数(1/T)で、ステップS311で算出したデューティー比を有する、位相が互いに360/nずれたn個のPWM信号を生成する(ステップS322)。例えば、n=4で、a=2である場合、D=50%である。この場合、PWM信号生成部4は、デューティー比が50%の、位相が互いに360/nずれた4個のPWM信号S3a〜S3dを生成する。
次に、ステップS30の駆動電流制御信号生成処理について詳細に説明する。図6は、ステップ30の駆動電流制御信号生成処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
図6を参照すると、まず、第1駆動電流算出部5aが、第1駆動電流値I1を
Figure 2020086092
に従って算出する(ステップS321)。例えば、n=4、a=2、m=70%、Δm=1%である場合、I1=72%となる。
次に、第2駆動電流算出部5bが、第2駆動電流値I2を
Figure 2020086092
に従って算出する(ステップS322)。例えば、I1=72%、ΔI=4%である場合、I2=68%となる。
次に、駆動電流算出部5が、ステップS321で算出した第1駆動電流値I1のデータとステップS322で算出した第2駆動電流値I2のデータとを含むn個の駆動電流制御信号を生成する(ステップS323)。例えば、駆動電流算出部5は、I1が72%であり、I2が68%である旨を示す駆動電流制御信号S2a〜S2dを生成する。
上述の前処理(図4)、PWM信号生成処理(図5)及び駆動電流制御信号生成処理(図6)が行われた後、図3に示したステップS40の固体光源アレイの駆動処理が実行される。この駆動処理において、光源駆動部6a〜6dは、図5のステップS322で生成されたPWM信号S3a〜S3dと、図6のステップS323で生成された駆動電流制御信号S2a〜S2dとに基づいて、駆動信号D1〜D4を固体光源アレイC1〜C4に出力する。駆動信号D1〜D4の周波数及びデューティー比は、PWM信号S3a〜S3dの周波数及びデューティー比に等しい。駆動信号D1〜D4の発光期間の電流値はI1であり、準発光期間の電流値はI2である。駆動信号D1〜D4の位相は、90度だけ互いにずれている。
図7は、駆動信号D1〜D4と固体光源アレイC1〜C4全体の輝度との関係を示す図である。
図7に示すように、駆動信号D1〜D4はいずれも同じ周波数で、デューティー比Dが50%の信号である。1周期Tにおけるデューティー比Dに相当する期間が発光期間であり、残りの期間が準発光期間である。発光期間の電流値は第1駆動電流値I1であり、準発光期間の電流値は第2駆動電流値I2である。光源制御装置1に求められる電流の制御ステップ幅ΔIは、輝度の制御ステップ幅Δmよりも大きい。ここでは、電流の制御ステップ幅ΔIは、第1駆動電流値I1と第2駆動電流値I2との差分に等しい。
駆動信号D2の発光期間の立ち上がりタイミングは、駆動信号D1の発光期間の立ち上がりタイミングよりも、位相差90度に相当する時間だけ遅い。駆動信号D3の発光期間の立ち上がりタイミングは、駆動信号D2の発光期間の立ち上がりタイミングよりも、位相差90度に相当する時間だけ遅い。駆動信号D4の発光期間の立ち上がりタイミングは、駆動信号D3の発光期間の立ち上がりタイミングよりも、位相差90度に相当する時間だけ遅い。すなわち、駆動信号D1〜D4の位相は、90度だけ互いにずれている。このように位相差を生じさせた駆動信号D1〜D4に基づいて固体光源アレイC1〜C4を駆動することで、固体光源アレイC1〜C4の合計の光量は、目標輝度であるm%になり、しかも、時間的に変動も生じない。
上記の駆動制御によれば、光源制御装置1に求められる電流の制御ステップ幅ΔIは、必ず、輝度の制御ステップ幅Δmに対して大きくなるため、光源制御装置1の分解能が低い場合においても、高分解能で輝度の調整を行うことが可能である。
また、デューティー比を100/nの整数倍とし、n個の固体光源アレイの駆動信号の位相を互いに360/n度だけずらすことで、n個の固体光源アレイ全体の輝度は時間的に常に一定となる。その結果、光変調デバイスに入射する光は時間的に一定となり、フリッカーの発生を抑制することができる。
また、第1駆動電流値I1と第2駆動電流値I2の差分をΔI%とすることで、以下のような作用効果を奏する。
固体光源の発光と消灯を繰り返す通常のPWM駆動方式においては、駆動信号の発光期間と消灯期間との切り替わり時に、大きな電流変動を伴う。このため、駆動信号において、オーバーシュートや、立ち上り遅延及び立ち下り遅延などの波形のなまりが生じる。オーバーシュートや波形のなまりは、固体光源の発光動作に影響する。
本実施形態では、駆動信号の発光期間と準発光期間との切り替わり時における電流の変動は、第1駆動電流値I1と第2駆動電流値I2の差分であるΔI%である。ΔI%は、例えば、4%であり、非常に小さい。このため、上記のようなオーバーシュートや波形のなまりの固体光源の発光動作への影響を軽減することができる。
なお、上述した第1実施形態の光源制御装置20及び第2実施形態の光源制御装置1はいずれも、プロジェクターに適用することができる。例えば、光源制御装置1、20のいずれも、固体光源の射出光を複数の色光に色分離し、各色光をそれぞれ光変調して画像を形成するプロジェクターに適用することができる。この場合、色光毎に目標輝度を設定し、光源制御装置(1、20)が、色光毎に、各個体光源の制御信号を生成しても良い。
また、光源制御装置(1、20)は、赤色レーザー光源、緑色Gレーザー光源及び青色レーザー光源のように、3組の光源を備えたプロジェクターにも適用することができる。この場合、組毎に目標輝度を設定し、光源制御装置(1、20)が、組毎に、個体光源の制御信号を生成しても良い。
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態であるプロジェクターの構成を示すブロック図である。
図8を参照すると、プロジェクターは、光源制御装置11、固体光源アレイ12、カラーホイール13、光変調デバイス14及び投写レンズ15を有する。
光源制御装置11は、外部から入力された目標輝度信号S11に基づいて、固体光源アレイ12を駆動する。光源制御装置11として、第1実施形態の光源制御装置20又は第2実施形態の光源制御装置1を用いることができる。ここでは、光源制御装置11は、第2実施形態の光源制御装置1と同様の構成を有していると仮定する。
固体光源アレイ12は、赤色、緑色、黄色及び青色を少なくとも含む混色光を射出する。ここでは、固体光源アレイ12は、白色光を射出する。固体光源アレイ12として、例えば、第2実施形態で説明した固体光源アレイを用いることができる。固体光源アレイ12の射出光(白色)は、カラーホイール13に入射する。
カラーホイール13は、R、G、Y、Bの4つのセグメントを有する透明性の回転基板からなる。Rセグメントは、可視光のうち、赤色波長域の光を透過し、それ以外の波長域の光を反射又は吸収する赤色フィルタから構成される。Gセグメントは、可視光のうち、緑色波長域の光を透過し、それ以外の波長域の光を反射又は吸収する緑色フィルタから構成される。Yセグメントは、可視光のうち、黄色波長域の光を透過し、それ以外の波長域の光を反射又は吸収する黄色フィルタから構成される。Bセグメントは、可視光のうち、青色波長域の光を透過し、それ以外の波長域の光を反射又は吸収する青色フィルタから構成される。
R、G、Y及びBの各セグメントは、カラーホイール13の回転中心に対して、それぞれ所定の中心角をなすように構成されている。R、G、Y及びBの各セグメントのそれぞれの中心角を、rθ、gθ、yθ、bθとする。ここで、rθ+gθ+yθ+bθ=360度である。
カラーホイール13を所定の速度で回転させると、固体光源アレイ12の射出光は、R、G、Y及びBの各セグメントに順に入射する。Rセグメントは、赤色光を射出する。Gセグメントは、緑色光を射出する。Yセグメントは、黄色光を射出する。Bセグメントは、青色光を射出する。すなわち、カラーホイール13は、赤色光、緑色光、黄色光及び青色光を順に射出する。カラーホイール13の回転周期は、T2[s]である。
カラーホイール13の射出光は、光変調デバイス14に照射される。赤色光、緑色光、黄色光及び青色光が順に、光変調デバイス14に入射する。
光変調デバイス14は、赤色用映像信号に基づいて、赤色光を光変調して赤色画像を形成する。光変調デバイス14は、緑色用映像信号に基づいて、緑色光を光変調して緑色画像を形成する。光変調デバイス14は、黄色用映像信号に基づいて、黄色光を光変調して黄色画像を形成する。光変調デバイス14は、青色用映像信号に基づいて、青色光を光変調して青色画像を形成する。すなわち、光変調デバイス14は、カラーホイール13の回転動作に同期して、赤色画像、緑色画像、黄色画像及び青色画像を順に形成する。
投写レンズ15は、光変調デバイス14で順に形成された赤色画像、緑色画像、黄色画像及び青色画像を不図示のスクリーン上に投写する。
カラーホイール13は、回転位置検出機能を有しており、インデックス信号S12を光源制御装置11に供給する。インデックス信号S12は、カラーホイール13の回転位置を取得するためのものであって、例えば、カラーホイール13の1回転につき、1パルス出力を有する。例えば、回転位置検出機能は、固体光源アレイ12の射出光のRセグメントへの入射開始時に1パルスを出力する検出器からなる。
光源制御装置11は、インデックス信号S12に基づいて、カラーホイール13の回転位置を取得することができる。例えば、光源制御装置11は、インデックス信号S12と、中心角rθ、gθ、yθ、bθと、回転周期T2と基づいて、赤色光、緑色光、黄色光及び青色光のそれぞれの光変調デバイス14への照射期間を取得することができる。以下では、赤色光の照射期間をRセグメント期間、緑色光の照射期間をGセグメント期間、黄色光の照射期間をYセグメント期間、青色光の照射期間をBセグメント期間と呼ぶ。
また、光源制御装置11には、目標輝度信号S11が入力されている。目標輝度信号S11は、カラーホイール13のセグメント毎に設定された目標輝度の情報を含む。例えば、Rセグメントの目標輝度は65%、Gセグメントの目標輝度は75%、Yセグメントの目標輝度は70%、Bセグメントの目標輝度は72%である。
光源制御装置11は、セグメント毎に、第2実施形態と同様に、目標輝度に基づいて、デューティー比D、第1駆動電流値I1及び第2駆動電流値I2を算出する。
駆動制御周期は、セグメント毎に異なる。Rセグメントの駆動制御周期は、T2/s×rθ/360[s]である。Gセグメントの駆動制御周期は、T2/s×gθ/360[s]である。Yセグメントの駆動制御周期は、T2/s×yθ/360[s]である。Bセグメントの駆動制御周期は、T2/s×bθ/360[s]である。ここで、sは任意の実数であり、T2/s[s]はカラーホイール13の回転周期T2よりも十分に小さな値に設定することが望ましい。
R、G、Y及びBのセグメント期間毎に、第2実施形態と同様、aの値、デューティー比D、第1駆動電流値I1及び第2駆動電流値I2の算出、駆動電流制御信号、PWM信号及び駆動信号の生成が行われる。
具体的には、光源制御装置11は、インデックス信号S12をトリガーにして、Rセグメント期間において、駆動電流制御信号S2a〜S2d及びPWM信号S3a〜S3dを生成する。Rセグメント期間は、T2×rθ/360[s]である。PWM信号S3a〜S3dの駆動制御周波数は1/(T2/s×rθ/360)で、デューティー比は25%である。駆動電流制御信号S2a〜S2dの第1駆動電流値I1は68%で、第2駆動電流値I2は64%である。光源制御装置11は、駆動電流制御信号S2a〜S2d及びPWM信号S3a〜S3dに基づいて、Rセグメント期間の駆動信号D1〜D4を出力する。これら駆動信号D1〜D4の位相は、90度(360/n)だけ互いにずれている。
また、Gセグメント期間において、光源制御装置11は、駆動電流制御信号S2a〜S2d及びPWM信号S3a〜S3dを生成する。Gセグメント期間は、T2×gθ/360[s]である。PWM信号S3a〜S3dの駆動制御周波数は1/(T2/s×gθ/360)で、デューティー比は75%である。駆動電流制御信号S2a〜S2dの第1駆動電流値I1は76%で、第2駆動電流値I2は72%である。光源制御装置11は、駆動電流制御信号S2a〜S2d及びPWM信号S3a〜S3dに基づいて、Gセグメント期間の駆動信号D1〜D4を出力する。これら駆動信号D1〜D4の位相は、90度(360/n)だけ互いにずれている。
さらに、Yセグメント期間において、光源制御装置11は、駆動電流制御信号S2a〜S2d及びPWM信号S3a〜S3dを生成する。Yセグメント期間は、T2×yθ/360[s]である。PWM信号S3a〜S3dの駆動制御周波数は1/(T2/s×yθ/360)で、デューティー比は50%である。駆動電流制御信号S2a〜S2dの第1駆動電流値I1は72%で、第2駆動電流値I2は68%である。光源制御装置11は、駆動電流制御信号S2a〜S2d及びPWM信号S3a〜S3dに基づいて、Yセグメント期間の駆動信号D1〜D4を出力する。これら駆動信号D1〜D4の位相は、90度(360/n)だけ互いにずれている。
さらに、Bセグメント期間において、光源制御装置11は、駆動電流制御信号S2a〜S2d及びPWM信号S3a〜S3dを生成する。Bセグメント期間は、T2×bθ/360[s]である。PWM信号S3a〜S3dの駆動制御周波数は1/(T2/s×bθ/360)で、デューティー比は100%である。駆動電流制御信号S2a〜S2dの第1駆動電流値I1は72%で、第2駆動電流値I2は68%である。光源制御装置11は、駆動電流制御信号S2a〜S2d及びPWM信号S3a〜S3dに基づいて、Gセグメント期間の駆動信号D1〜D4を出力する。これら駆動信号D1〜D4の位相は、90度(360/n)だけ互いにずれている。
図9は、R、G、Y及びBの各セグメント期間における、駆動信号D1〜D4と固体光源アレイC1〜C4全体の輝度との関係を示す図である。図9において、カラーホイールのR色、G色、Y色及びB色の期間がそれぞれR、G、Y及びBの各セグメント期間に対応する。
図9に示すように、Rセグメント期間において、駆動信号D1〜D4はいずれも同じ周波数で、デューティー比は25%である。発光期間の電流値は第1駆動電流値I1であり、準発光期間の電流値は第2駆動電流値I2である。光源制御装置1に求められる電流の制御ステップ幅ΔIは、輝度の制御ステップ幅Δmよりも大きい。
第2実施形態と同様、Rセグメント期間の駆動信号D1〜D4の位相は90度だけ互いにずれている。このように位相差を生じさせた駆動信号D1〜D4に基づいて固体光源アレイC1〜C4を駆動することで、固体光源アレイC1〜C4の合計の光量は、目標輝度m(=65%)になり、しかも、時間的に変動も生じない。
また、図9に示すように、Gセグメント期間において、駆動信号D1〜D4はいずれも同じ周波数で、デューティー比は75%である。発光期間の電流値は第1駆動電流値I1であり、準発光期間の電流値は第2駆動電流値I2である。光源制御装置1に求められる電流の制御ステップ幅ΔIは、輝度の制御ステップ幅Δmよりも大きい。
Gセグメント期間の駆動信号D1〜D4の位相も90度だけ互いにずれている。このように位相差を生じさせた駆動信号D1〜D4に基づいて固体光源アレイC1〜C4を駆動することで、固体光源アレイC1〜C4の合計の光量は、目標輝度m(=75%)になり、しかも、時間的に変動も生じない。
さらに、図9に示すように、Yセグメント期間において、駆動信号D1〜D4はいずれも同じ周波数で、デューティー比は50%である。発光期間の電流値は第1駆動電流値I1であり、準発光期間の電流値は第2駆動電流値I2である。光源制御装置1に求められる電流の制御ステップ幅ΔIは、輝度の制御ステップ幅Δmよりも大きい。
Yセグメント期間の駆動信号D1〜D4の位相も90度だけ互いにずれている。このように位相差を生じさせた駆動信号D1〜D4に基づいて固体光源アレイC1〜C4を駆動することで、固体光源アレイC1〜C4の合計の光量は、目標輝度m(=70%)になり、しかも、時間的に変動も生じない。
さらに、図9に示すように、Bセグメント期間において、駆動信号D1〜D4はいずれも同じ周波数で、デューティー比は100%である。発光期間の電流値は、第1駆動電流値I1である。準発光期間は存在しないため、Bセグメント期間では、第1駆動電流値I1のDC駆動が行われる。光源制御装置1に求められる電流の制御ステップ幅ΔIは、輝度の制御ステップ幅Δmよりも大きい。
Bセグメント期間の駆動信号D1〜D4の位相も90度だけ互いにずれている。このように位相差を生じさせた駆動信号D1〜D4に基づいて固体光源アレイC1〜C4を駆動することで、固体光源アレイC1〜C4の合計の光量は、目標輝度m(=70%)になり、しかも、時間的に変動も生じない。
なお、R、G、Y及びBの各セグメント期間において、第1駆動電流値I1と第2駆動電流値I2と差分を電流の制御ステップ幅ΔIに等しくなるように設定しても良い。これにより、オーバーシュートや波形のなまりの固体光源の発光動作への影響を軽減することができる。
本実施形態において、固体光源アレイ12は、赤色固体光源、緑色固体光源、黄色固体光源及び青色固体光源を有していても良い。この場合、赤色、緑色、黄色及び青色の各色の固体光源として、例えば、第2実施形態で説明した固体光源アレイと同様の構成のものを用いても良い。固体光源アレイ12は、各色の固体光源アレイの射出光を含む混色光を射出する。固体光源アレイ12の射出光(混色光)は、カラーホイール13に入射する。この場合も、光源制御装置11は、インデックス信号S12をトリガーにして、各色のセグメント期間において、駆動電流制御信号S2a〜S2d及びPWM信号S3a〜S3dを生成する。
上述した第1乃至第3の実施形態は、本発明の一例である。本発明は、第1乃至第3の実施形態で説明した構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者が想到し得る改善を適宜に適用することができる。
20 光源制御装置
21 取得部
22 制御部

Claims (10)

  1. 目標輝度を取得する取得部と、
    複数の固体光源を個別に駆動し、前記目標輝度に応じて、各個体光源の駆動電流を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記固体光源毎に、第1駆動電流値で該固体光源を点灯させる第1点灯期間と、前記第1駆動電流値よりも小さい第2駆動電流値で該固体光源を点灯させる第2点灯期間とを交互に繰り返す制御信号を生成し、前記複数の固体光源全体の光量が時間的に一定となるように、各個体光源の制御信号の位相を互いにずらす、光源制御装置。
  2. 前記制御部は、前記固体光源の個数をnとしたとき、360/n度だけ、前記各個体光源の制御信号の位相を互いにずらす、請求項1に記載の光源制御装置。
  3. 前記制御部は、前記目標輝度を予め設定された輝度制御ステップ幅で除算した値を被除数とし、前記固体光源の個数を除数とする乗除演算の乗除と、前記固体光源の個数とに基づいて、前記制御信号の1周期における前記第1点灯期間と前記第2点灯期間との比であるディーティー比を決定する、請求項1または2に記載の光源制御装置。
  4. 最大輝度に対する前記目標輝度の割合をmとし、前記輝度制御ステップ幅をΔmとし、前記固体光源の個数をnとするとき、前記乗除演算の乗除であるaが
    Figure 2020086092
    に従って求められ、前記ディーティー比であるDが、
    Figure 2020086092
    に従って求められる、請求項3に記載の光源制御装置。
  5. 電流制御ステップ幅をΔIとするとき、
    Figure 2020086092
    である、請求項4に記載の光源制御装置。
  6. 前記第1駆動電流値をI1とするとき、
    Figure 2020086092
    である、請求項5に記載の光源制御装置。
  7. 前記第2駆動電流値をI2とするとき、
    Figure 2020086092
    である、請求項6に記載の光源制御装置。
  8. 前記取得部は、複数の色光のそれぞれの目標輝度を取得し、
    前記制御部は、前記色光毎に前記制御信号を生成する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光源制御装置。
  9. 複数の固体光源と、
    前記複数の固体光源を個別に制御する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光源制御装置と、
    前記複数の固体光源の射出光を光変調して画像を形成する光変調デバイスと、
    前記光変調デバイスで形成された画像を投写する投写レンズと、を有する、プロジェクター。
  10. 複数の固体光源を個別に駆動し、目標輝度に応じて、各個体光源の駆動電流を制御する光源制御方法であって、
    前記固体光源毎に、第1駆動電流値で該固体光源を点灯させる第1点灯期間と、前記第1駆動電流値よりも小さい第2駆動電流値で該固体光源を点灯させる第2点灯期間とを交互に繰り返す制御信号を生成し、
    前記複数の固体光源全体の光量が時間的に一定となるように、各個体光源の制御信号の位相を互いにずらす、光源制御方法。
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