JP2018147815A - 光源駆動装置および液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の光源それぞれの光量を安定して検出し、ホワイトバランスを保つことができる光源駆動装置を提供する。【解決手段】光源駆動装置100は、PWM制御信号62に基づいて光源2A〜2Cを駆動する光源駆動部1と、PWM制御信号62のDuty比Dhを算出するDuty比算出部42と、光源2A〜2Cの光量を光量検出値L1a〜L3aとしてそれぞれ検出する光量検出部3と、垂直同期信号63に基づいて、光量検出値L1a〜L3aの1フレーム垂直期間の平均値を光量平均値L1b〜L3bとしてそれぞれ算出する光量積算部41と、光量平均値L1b〜L3bをDuty比Dhに基づいてそれぞれ補正した光量補正値L1c〜L3cを算出する光量演算部43と、光量補正値L1c〜L3cと予め設定された光量基準値L1d〜L3dとをそれぞれ比較し、その比較結果に基づいて光源2A〜2Cの光量をそれぞれ制御する発光輝度制御部45とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、複数の光源を個別に駆動制御する光源駆動装置および当該光源駆動装置を備える液晶表示装置に関するものである。
液晶表示素子は自ら発光しないため、液晶表示装置は映像表示用の光源として、液晶表示素子の背面に光源(「バックライト」と呼ばれる)を備えている。近年では、疑似白色LED(Light Emitting Diode)がバックライトとして広く採用されている。疑似白色LEDとは、青色のLEDと、青色光を吸収し黄色となる光を発光する蛍光体とを組み合わせたものであり、白色を発光する。特に、蛍光体にYAG系の材料を用いた疑似白色LEDは、温度による特性変化が少なく、かつ、光利用効率が高いため消費電力を少なくできるという利点があることから、バックライト用の光源として一般的に用いられている。
しかしながら、上記のような疑似白色LEDは、波長帯域幅が広く色再現範囲が狭いという問題を有する。そこで、青色のLEDと、赤色の蛍光体および緑色の蛍光体とを用いることによって、色再現範囲の広い白色光を実現する白色LEDがある。赤色の蛍光体には、例えば、KSF蛍光体またはCASN蛍光体が使用されている。
特に、KSF蛍光体を用いた白色LEDは、赤色波長と緑色波長とのスペクトラムの分離性が良く、白色光の色再現範囲に優れている。一方で、KSF蛍光体を用いた白色LEDは、赤色成分の残光特性が長いという特徴を有しており、LEDチップが発する青色光の点灯時または消灯時において、赤色成分の光が完全に点灯または消灯するのに数十ミリ秒を要する。
このような色域の広い光源素子を採用することによって、液晶表示装置の色再現範囲を広げることが可能である。
また、色再現範囲を広げる他の方法として、複数色のLEDまたはレーザ素子など複数の光源を用いる方法がある。
複数の光源をバックライトとして用いる場合、各光源が出射する光の出力レベルの割合を所定の許容範囲内に抑える必要がある。なぜならば、白色光は、例えば赤色、緑色および青色の光がある一定の比率で混合した場合に成り立つものであり、このバランス(「ホワイトバランス」とも呼ばれる)が許容範囲を超えると光に特定の色がついて見えるためである。さらに、光源に使用する素子は、固体バラツキを持つ上、温度特性などの特性も素子によって異なるのが一般的である。特に前述のレーザ素子などは、温度特性が異なる素子との組み合わせで使用されることもあり、表示装置の光源としてはホワイトバランスを常に保つことが必要である。
このため、例えば特許文献1では、レーザ光源およびLED光源をバックライト用の光源として有する液晶表示装置において、各光源を個別に駆動する光源駆動回路と、各光源の光を検出する光センサーとを備え、光センサーによって各光源の光出力を光源駆動回路にフィードバックすることによって、各光源の光量を一定に保ち適切なホワイトバランスを維持する技術を開示している。
特許文献1に記載の光源制御方法によれば、各光源の光量検出値のフィードバックを受けて各光源の発光強度を制御することによって、適切なホワイトバランスが維持される。しかしながら、例えば、前述のKSF蛍光体を用いたLEDを光源として使用した場合には、PWM(Pulse Width Modulation)制御によって調光を行うと、赤色成分の残光時間が長いことによって、正しく光量を検出することが困難になる。
KSF蛍光体を用いたLEDにおいては、LEDチップが発する青色光の発光タイミングは、PWM制御信号に応じた矩形波に近いタイミングとなる。一方、KSF蛍光体で発光した赤色光では、青色光の点灯時に発光強度が上昇するまでに時間遅れが生じる。また、青色光の消灯時にも赤色光の残光が残る。青色光のように矩形波に近い発光タイミングであれば、完全に点灯したタイミングで光量を検出することにより、安定した検出値を得ることができる。一方、赤色光のように点灯/消灯に時間を要する場合には、発光強度が安定している期間が微小または全く存在しないため、光量を検出するタイミングが僅かにずれただけで検出値が大きく変動してしまうため、安定した検出値を得ることが困難になる。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、複数の光源をPWM制御する場合において、特定波長の残光特性を持つ光源を使用する場合であっても、光量を安定して検出し、ホワイトバランスを保つことができる光源駆動装置および当該光源駆動装置を備える液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光源駆動装置は、表示装置が有する映像表示用の複数の光源を駆動する光源駆動装置である。光源駆動装置は、光源駆動部、Duty比算出部、光量検出部、光量積算部、光量演算部、および発光輝度制御部を備える。光源駆動部は、PWM制御信号に基づいて複数の光源を駆動する。Duty比算出部は、PWM制御信号のDuty比を算出する。光量検出部は、複数の光源それぞれの光量を光量検出値として検出する。光量積算部は、垂直同期信号に基づいて、光量検出値の1フレーム垂直期間の平均値を光量平均値として算出する。光量演算部は、光量平均値をDuty比算出部が算出するDuty比に基づいて補正した光量補正値を算出する。発光輝度制御部は、光量補正値と予め設定された光量基準値とを比較し、その比較結果に基づいて光源駆動部を制御することによって複数の光源それぞれの光量を制御する。
本発明に係る光源駆動装置によれば、光量補正値は、光量検出値の1フレーム垂直期間における平均値として算出された光量平均値を、PWM制御信号のDuty比に基づいて補正して算出されることから、特定波長の残光特性を有する光源を使用した場合においても、光量を安定して検出することができる。また、各光源の光量は、光量補正値と光量基準値との比較結果に基づいて制御されることから、ホワイトバランスを保つことができる。
また、本発明に係る光源駆動装置を備える液晶表示装置は、光源のホワイトバランスが適切に保たれることから、高画質な表示装置となる。
<実施の形態1>
<表示装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る光源駆動装置100を備える表示装置10の構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態では、表示装置10が液晶表示装置である場合を例に説明する。表示装置10は、光源2、光源駆動装置100、映像信号処理回路6、液晶パネル51、および液晶駆動回路52を備える。
<表示装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る光源駆動装置100を備える表示装置10の構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態では、表示装置10が液晶表示装置である場合を例に説明する。表示装置10は、光源2、光源駆動装置100、映像信号処理回路6、液晶パネル51、および液晶駆動回路52を備える。
光源2は、第1光源2A、第2光源2B、および第3光源2Cを有する。光源2は、光源駆動装置100に駆動され、3色の異なる光を混合して白色の照明光MLを生成し、液晶パネル51に出射する。光源2は、例えば、赤、緑および青の3色の光源の組み合わせにより構成される。
なお本実施の形態では、光源2が3色の異なる第1光源2A、第2光源2B、および第3光源2Cを有する場合を例に説明するが、光源2は、2色または4色の異なる光源を有していても良い。2色の異なる光源を用いる場合には、例えば、シアンおよび赤の2色の光源の組み合わせで使用され、4色の異なる光源を用いる場合には、例えば、白、赤、緑、および青の4色の光源の組み合わせで使用される。
映像信号処理回路6は、映像信号61、PWM制御信号62、および垂直同期信号63を出力する。映像信号61は、デジタルまたはアナログの映像信号入力に画像処理を施すことによって生成され、液晶駆動回路52に出力される。PWM制御信号62は、同一の信号を分岐させ、後述するMPU4、第1光源駆動部1A、第2光源駆動部1B、および第3光源駆動部1Cに出力される。垂直同期信号63はMPU4に出力される。
液晶パネル51は、映像信号処理回路6から入力される映像信号61に応じて液晶駆動回路52が出力する駆動信号によって駆動され、光源2が発する照明光MLを用いて映像を表示する。
<光源の発光タイミング>
さて、光源2が特定波長の残光特性を有する光源、例えば、前述のKSF蛍光体を用いたLEDを有する場合に、PWM制御による調光を行うと、赤色成分の残光時間が長くなることがある。
さて、光源2が特定波長の残光特性を有する光源、例えば、前述のKSF蛍光体を用いたLEDを有する場合に、PWM制御による調光を行うと、赤色成分の残光時間が長くなることがある。
図2は、KSF蛍光体を用いたLEDのPWM制御による発光タイミングの一例を示す図である。図2において、LEDチップが発する青色光の発光タイミングを破線で示し、KSF蛍光体で励起され、発せられた赤色光の発光タイミングを実線で示す。PWM周波数は、一般的に映像信号のフレーム周波数の整数倍、かつ人の目でフリッカーを感じない周波数に設定される。図2の例では、PWM周波数が120Hz(つまりPWM周期は8.3ミリ秒)である場合を例として示す。
図2に示されるように、LEDチップが発する青色光に対して、KSF蛍光体で発光した赤色光は、発光強度が上昇するまでに時間遅れが生じる。また、青色光の消灯時にも赤色光の残光が残る。この場合、発光強度が安定している期間が微小または全く存在しないため、所定のタイミングで光量を検出する場合には、光量を検出するタイミングが僅かにずれただけで検出値が大きく変動してしまうため、安定して光量を検出することが困難であった。そこで、本発明に係る光源駆動装置100は、特定波長の残光特性を持つ光源を使用する場合であっても、この光源の光量を安定して検出するための機能を有する。
<光源駆動装置の構成>
図1に示されるように、光源駆動装置100は、光源駆動部1、光量検出部3、記憶部7、およびMPU(Micro Processing Unit)4を備える。
図1に示されるように、光源駆動装置100は、光源駆動部1、光量検出部3、記憶部7、およびMPU(Micro Processing Unit)4を備える。
光源駆動部1は、液晶パネル51が映像表示のために用いる光源2を駆動する。光源駆動部1は、第1光源2Aを駆動する第1光源駆動部1Aと、第2光源2Bを駆動する第2光源駆動部1Bと、第3光源2Cを駆動する第3光源駆動部1Cとを備える。
第1光源駆動部1Aは、映像信号処理回路6から入力されるPWM制御信号62に基づき、第1光源2AのON/OFFを制御する。また第1光源駆動部1Aは、MPU4から入力される制御信号に基づいて第1光源2Aの発光強度を制御する。第1光源駆動部1Aの出力信号は第1光源2Aに供給され、第1光源2Aは光を発生させる。第2光源駆動部1Bおよび第3光源駆動部1Cそれぞれの動作も第1光源駆動部1Aと同様であるので詳細な説明は省略する。
光量検出部3は光源2から出射された照明光MLの一部を受光し、電気信号に変換して、第1光源2A、第2光源2B、および第3光源2Cの光量を、それぞれ、光量検出値L1a、光量検出値L2a、および光量検出値L3aとして検出する。
記憶部7は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリや、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。記憶部7には、光源駆動装置100の各構成要素を制御するためのプログラムなどが格納されている。
MPU4は、光量積算部41、Duty比算出部42、光量演算部43、基準値記憶部44、および発光輝度制御部45を備える。MPU4は、記憶部7に格納されるプログラムを実行する処理装置である。光量積算部41、Duty比算出部42、光量演算部43、および発光輝度制御部45の各機能は、MPU4によって実現される。
光量積算部41、Duty比算出部42、光量演算部43、および発光輝度制御部45の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアやファームウェアはプログラムとして記述され、記憶部7に格納される。MPU4は、記憶部7に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、光量積算部41、Duty比算出部42、光量演算部43、および発光輝度制御部45の各機能を実現する。また、このプログラムは、光量積算部41、Duty比算出部42、光量演算部43、および発光輝度制御部45の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
なお、MPU4は、専用のハードウェアであってもよい。MPU4が専用のハードウェアである場合、光量積算部41、Duty比算出部42、光量演算部43、および発光輝度制御部45は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
なお、MPU4の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。また、MPU4の機能は、例えば、CPU、中央処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、またはDSPなどと呼ばれる処理装置によって実現してもよい。
基準値記憶部44は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリなどの記憶媒体である。基準値記憶部44には、MPU4が光源駆動部1を介して光源2の出射光を制御する際の基準となる光量基準値が記憶されている。ここでは、第1光源2A、第2光源2B、および第3光源の光量基準値を、それぞれ、光量基準値L1d、光量基準値L2d、および光量基準値L3dとする。
光量基準値L1d,L2d,L3dは、例えば、表示装置10の製造段階時に、予め定められた基準温度下で、PWM制御信号62のDuty比を100%にして、輝度計などの計測器を用いて輝度および色度調整を実行し、調整完了時における第1光源2A、第2光源、および第3光源2Cそれぞれの光量検出値が記憶されたものである。このような基準値を用いることにより、経年劣化または温度特性の変化によって第1光源2A、第2光源2B、および第3光源2Cの特性がそれぞれ変化したとしても、製造段階時に調整した輝度および色度からの変動を抑制することができる。
光量積算部41は、光量検出値L1a,L2a,L3aに対して、A/D変換処理をした後、映像信号処理回路6から入力される垂直同期信号63に基づいて1フレーム垂直期間の間個別に積算し、それぞれの平均値として光量平均値L1b,L2b,L3bを算出する。
Duty比算出部42は、映像信号処理回路6から入力されるPWM制御信号62および垂直同期信号63に基づいて、1フレーム垂直期間におけるPWM制御信号62のHigh期間の割合を示すDuty比Dhを算出する。
光量演算部43は、光量積算部41から入力される光量平均値L1b,L2b,L3bを、Duty比算出部42から入力されるDuty比Dhに基づいて補正した、光量補正値L1c,L2c,L3cをそれぞれ算出する。光量補正値L1c,L2c,L3cについては後で詳細に説明する。
発光輝度制御部45は、光量演算部43から入力される光量補正値L1c,L2c,L3cと、基準値記憶部44に記憶されている光量基準値L1d,L2d,L3dとをそれぞれ比較し、その比較結果に基づいて光源駆動部1を制御する信号を出力する。
<光源駆動装置の動作>
図3は、光源駆動装置100の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図3に沿って光源駆動装置100が光源2を制御する光源制御動作を説明する。図3では、3色の異なる光源を用いた場合を例に説明するが、2色または4色の異なる光源を用いてもよい。
図3は、光源駆動装置100の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図3に沿って光源駆動装置100が光源2を制御する光源制御動作を説明する。図3では、3色の異なる光源を用いた場合を例に説明するが、2色または4色の異なる光源を用いてもよい。
なお、表示装置10の電源が投入されるとMPU4に内蔵されたタイマー(図示せず)を用いた割り込み処理として、図3に示されるフローチャートのステップS1の処理が一定時間ごとに開始されるものとする。
ステップS1において、光量検出部3は、光量検出値L1a,L2a,L3aをアナログ信号として取得する。光量検出値L1a,L2a,L3aはMPU4の光量積算部41に取り込まれる。
ステップS2において、光量積算部41は、1フレーム垂直期間の光量平均値L1b,L2b,L3bを算出する。具体的には、光量積算部41は、光量検出値L1a,L2a,L3aに対して、予め設定されたサンプリング周期でA/D変換処理を実施し、映像信号処理回路6から入力される垂直同期信号63に基づいて、1フレーム垂直期間の光量検出値L1a,L2a,L3aをそれぞれ積算し、各積算結果をサンプリング数で除算した値を光量平均値L1b,L2b,L3bとして算出する。このサンプリング周期は、1フレーム垂直期間に対して十分小さい期間とする。
ステップS3において、Duty比算出部42は、PWM制御信号62のDuty比Dhを算出する。Duty比算出部42は、映像信号処理回路6から入力される垂直同期信号63の1フレーム垂直期間と、映像信号処理回路6から入力されるPWM制御信号62がHighとなる期間とを測定し、次式(1)に従って、PWM制御信号62のDuty比Dhを算出する。Duty比Dhは、1フレーム垂直期間のうちのPWM制御信号62のHigh期間の割合を示す。
ここで、Tvは垂直同期信号63の1周期の時間を示し、TonはTvの期間におけるPWM制御信号62がHighとなる時間を示す。図4は、垂直同期信号63およびPWM制御信号62のタイミングチャートである。図4に示されるように、PWM制御信号62は一般的に垂直同期信号63と同期している。図4の例では、これらの信号は立ち上がりエッジで同期している。
図4では、1フレーム垂直期間中にPWM制御信号62のHigh期間が1つ存在する場合を例に示したが、1フレーム垂直期間中にPWM制御信号62のHigh期間が複数存在する場合がある。図5は、1フレーム垂直期間中にPWM制御信号62のHigh期間が複数存在する場合での、垂直同期信号63およびPWM制御信号62のタイミングチャートである。この場合、Duty比Dhは、次式(2)に従って算出される。Duty比Dhは、1フレーム垂直期間のうちのPWM制御信号62がHighとなる合計期間の割合を示す。
ここで、Tvは垂直同期信号63の1周期の時間を示し、Ton_1〜Ton_nはTvの期間におけるPWM制御信号62がHighとなる時間をそれぞれ示す。
図3のフローチャートにもどり、ステップS4において、光量演算部43は、光量積算部41から入力される光量平均値L1b,L2b,L3bと、Duty比算出部42から入力されるDuty比Dhとを元に光量補正値L1c,L2c,L3cを次式(3)に従ってそれぞれ算出する。
式(3)に示されるように、光量補正値L1c,L2c,L3cは、光量平均値L1b,L2b,L3bをDuty比Dhでそれぞれ除することにより算出される。つまり、光量補正値L1c,L2c,L3cは、それぞれ、Duty比100%相当の第1光源2A、第2光源2B、および第3光源2Cの光量を示しており、Duty比100%時に記憶された光量基準値L1d,L2d,L3dとそれぞれ比較することが可能となる。
ステップS5において、発光輝度制御部45は、基準値記憶部44から光量基準値L1d,L2d,L3dを読みだす。
ステップS6において、発光輝度制御部45は、光量補正値L1cと光量基準値L1dとを比較する。発光輝度制御部45は、同様に、光量補正値L2cと光量基準値L2dとを比較し、光量補正値L3cと光量基準値L3dとを比較する。
ステップS7において、発光輝度制御部45は、第1光源2Aについて、光量補正値L1cが光量基準値L1dの許容誤差内であるか否かを判断する。ステップS7において、光量補正値L1cが光量基準値L1dの許容誤差内であると判定されるとステップS9に移行し、光量補正値L1cが光量基準値L1dの許容誤差内でないと判定されるとステップS8に移行する。
ステップS8において、発光輝度制御部45は、第1光源2Aの発光強度を変更する。ステップS8の後ステップS9に移行する。ステップS7,S8においては、具体的には次のような動作が行われる。
ステップS7において、L1d−α1>L1cであった場合、ステップS8において、発光輝度制御部45は、第1光源2Aの光量を増加させるように第1光源駆動部1Aに制御値を出力する。発光輝度制御部45は、光量が増加した第1光源2Aの光量補正値L1cが光量基準値L1dに近づくように、第1光源駆動部1Aを制御する。ここで、α1は光量基準値L1dの下限側の許容誤差を示している。
ステップS7において、L1d+β1<L1cであった場合、ステップS8において、発光輝度制御部45は、第1光源2Aの光量を減少させるように第1光源駆動部1Aに制御値を出力する。発光輝度制御部45は、光量が減少した第1光源2Aの光量補正値L1cが光量基準値L1dに近づくように、第1光源駆動部1Aを制御する。ここで、β1は光量基準値L1dの上限側の許容誤差を示している。
ステップS7において、L1d−α1≦L1c≦L1d+β1であった場合、つまり光量補正値L1cが光量基準値L1dの許容誤差内である場合、ステップS9に移行する。
同様に、ステップS9において、発光輝度制御部45は、第2光源2Bについて、光量補正値L2cが光量基準値L2dの許容誤差内であるか否かを判断する。ステップS9において、光量補正値L2cが光量基準値L2dの許容誤差内であると判定されるとステップS11に移行し、光量補正値L2cが光量基準値L2dの許容誤差内でないと判定されるとステップS10に移行する。
ステップS10において、発光輝度制御部45は、第2光源2Bの発光強度を変更する。ステップS10の後ステップS11に移行する。ステップS9,S10においては、具体的には次のような動作が行われる。
ステップS9において、L2d−α2>L2cであった場合、ステップS10において、発光輝度制御部45は、第2光源2Bの光量を増加させるように第2光源駆動部1Bに制御値を出力する。発光輝度制御部45は、光量が増加した第2光源2Bの光量補正値L2cが光量基準値L2dに近づくように、第2光源駆動部1Bを制御する。ここで、α2は光量基準値L2dの下限側の許容誤差を示している。
ステップS9において、L2d+β2<L2cであった場合、ステップS10において、発光輝度制御部45は、第2光源2Bの光量を減少させるように第2光源駆動部1Bに制御値を出力する。発光輝度制御部45は、光量が減少した第2光源2Bの光量補正値L2cが光量基準値L2dに近づくように、第2光源駆動部1Bを制御する。ここで、β2は光量基準値L2dの上限側の許容誤差を示している。
ステップS9において、L2d−α2≦L2c≦L2d+β2であった場合、つまり光量補正値L2cが光量基準値L2dの許容誤差内である場合、ステップS11に移行する。
同様に、ステップS11において、発光輝度制御部45は、第3光源2Cについて、光量補正値L3cが光量基準値L3dの許容誤差内であるか否かを判断する。ステップS9において、光量補正値L3cが光量基準値L3dの許容誤差内であると判定されると一連の処理が終了する。光量補正値L2cが光量基準値L2dの許容誤差内でないと判定されるとステップS12に移行する。
ステップS12において、発光輝度制御部45は、第3光源2Cの発光強度を変更し、その後一連の処理が終了する。ステップS11,S12においては、具体的には次のような動作が行われる。
ステップS11において、L3d−α3>L3cであった場合、ステップS12において、発光輝度制御部45は、第3光源2Cの光量を増加させるように第3光源駆動部1Cに制御値を出力する。発光輝度制御部45は、光量が増加した第3光源2Cの光量補正値L3cが光量基準値L3dに近づくように、第3光源駆動部1Cを制御する。ここで、α3は光量基準値L3dの下限側の許容誤差を示している。
ステップS11において、L3d+β3<L3cであった場合、ステップS12において、発光輝度制御部45は、第3光源2Cの光量を減少させるように第3光源駆動部1Cに制御値を出力する。発光輝度制御部45は、光量が減少した第3光源2Cの光量補正値L3cが光量基準値L3dに近づくように、第3光源駆動部1Cを制御する。ここで、β3は光量基準値L3dの上限側の許容誤差を示している。
ステップS11において、L3d−α3≦L3c≦L3d+β3であった場合、つまり光量補正値L3cが光量基準値L3dの許容誤差内である場合、一連の処理が終了する。
以上のステップS1〜S12の一連の処理が一定時間ごとに実施されることによって、光量補正値L1c,L2c,L3cは、それぞれ、光量基準値L1d,L2d,L3dの許容誤差内に収まるように制御され、ホワイトバランスがほぼ一定に保たれることになる。
<光源駆動装置および表示装置の効果>
実施の形態1に係る光源駆動装置100は、表示装置10が有する光源2を駆動する光源駆動装置である。そして、光源駆動装置100は、第1光源2A、第2光源2B、および第3光源2Cを個別に制御する第1光源駆動部1A、第2光源駆動部1B、および第3光源駆動部1Cを備える。さらに光源駆動装置100は、第1光源2A、第2光源2B、および第3光源2Cの光量を光量検出値L1a,L2a,L3aとしてそれぞれ検出する光量検出部3と、光量検出値L1a,L2a,L3aを演算し、算出した光量補正値L1c,L2c,L3cと光量基準値L1d,L2d,L3dとの比較に基づき、第1光源駆動部1A、第2光源駆動部1B、および第3光源駆動部1Cを個別に制御するMPU4とを備える。
実施の形態1に係る光源駆動装置100は、表示装置10が有する光源2を駆動する光源駆動装置である。そして、光源駆動装置100は、第1光源2A、第2光源2B、および第3光源2Cを個別に制御する第1光源駆動部1A、第2光源駆動部1B、および第3光源駆動部1Cを備える。さらに光源駆動装置100は、第1光源2A、第2光源2B、および第3光源2Cの光量を光量検出値L1a,L2a,L3aとしてそれぞれ検出する光量検出部3と、光量検出値L1a,L2a,L3aを演算し、算出した光量補正値L1c,L2c,L3cと光量基準値L1d,L2d,L3dとの比較に基づき、第1光源駆動部1A、第2光源駆動部1B、および第3光源駆動部1Cを個別に制御するMPU4とを備える。
光量補正値L1c,L2c,L3cは、光量検出値L1a,L2a,L3aを1フレーム垂直期間それぞれ積算し、これらの平均値として算出された光量平均値L1b,L2b,L3bをPWM制御信号62から算出したDuty比Dhで除した値として算出される。従って、特定波長の残光特性を持つ光源を使用した場合など、1フレーム垂直期間の間に光量検出値L1a,L2a,L3aが安定しない場合であっても、光量補正値L1c,L2c,L3cは安定した値を得ることができるため、光源2のホワイトバランスを適切に保つことができる。
また、実施の形態1に係る表示装置10は、上記のような光源駆動装置100を備えており、適切に光量検出制御を行って光源2のホワイトバランスをとることができるので、高画質な表示装置となる。
<実施の形態1の第1変形例>
実施の形態1では、Duty比Dhは、映像信号処理回路6から入力されるPWM制御信号62と垂直同期信号63とを用いて算出された。しかし、Duty比Dhの算出方法はこれに限らず、PWM制御信号62の1周期を示す期間と、PWM制御信号62の1周期におけるHigh期間とを測定することによって、次式(4)に従って算出することも可能である。
実施の形態1では、Duty比Dhは、映像信号処理回路6から入力されるPWM制御信号62と垂直同期信号63とを用いて算出された。しかし、Duty比Dhの算出方法はこれに限らず、PWM制御信号62の1周期を示す期間と、PWM制御信号62の1周期におけるHigh期間とを測定することによって、次式(4)に従って算出することも可能である。
ここで、TallはPWM制御信号62の1周期(例えば、立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの期間)の時間を示し、TonはTallの期間におけるPWM制御信号62がHighとなる時間を示す。この時のPWM制御信号62のタイミングチャートを図6に示す。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 光源駆動部、1A 第1光源駆動部、1B 第2光源駆動部、1C 第3光源駆動部、2 光源、2A 第1光源、2B 第2光源、2C 第3光源、3 光量検出部、4 MPU、41 光量積算部、42 Duty比算出部、43 光量演算部、44 基準値記憶部、45 発光輝度制御部、6 映像信号処理回路、7 記憶部、10 表示装置、51 液晶パネル、52 液晶駆動回路、61 映像信号、62 PWM制御信号、63 垂直同期信号、100 光源駆動装置、L1a,L2a,L3a 光量検出値、L1b,L2b,L3b 光量平均値、L1c,L2c,L3c 光量補正値、L1d,L2d,L3d 光量基準値、ML 照明光。
Claims (4)
- 表示装置が有する映像表示用の複数の光源を駆動する光源駆動装置であって、
PWM制御信号に基づいて前記複数の光源を駆動する光源駆動部と、
前記PWM制御信号のDuty比を算出するDuty比算出部と、
前記複数の光源それぞれの光量を光量検出値として検出する光量検出部と、
垂直同期信号に基づいて、前記光量検出値の1フレーム垂直期間の平均値を光量平均値として算出する光量積算部と、
前記光量平均値を前記Duty比算出部が算出する前記Duty比に基づいて補正した光量補正値を算出する光量演算部と、
前記光量補正値と予め設定された光量基準値とを比較し、その比較結果に基づいて前記光源駆動部を制御することによって前記光量を制御する発光輝度制御部と
を備える、光源駆動装置。 - 請求項1に記載の光源駆動装置であって、
前記Duty比算出部は、前記垂直同期信号に基づいて前記1フレーム垂直期間を算出し、前記PWM制御信号に基づいて前記1フレーム垂直期間における前記PWM制御信号がHighになる期間を算出し、これらの算出結果に基づいて前記Duty比を算出する、光源駆動装置。 - 請求項1に記載の光源駆動装置であって、
前記Duty比算出部は、前記PWM制御信号に基づいて、前記PWM制御信号の1周期の期間と、前記1周期における前記PWM制御信号がHighになる期間とを算出し、これらの算出結果に基づいて前記Duty比を算出する、光源駆動装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光源駆動装置と、
前記光源駆動装置に駆動される前記複数の光源と、
前記複数の光源からの光を用いて映像を表示する液晶パネルと
を備える、液晶表示装置。
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CN109616057A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-04-12 | 青岛海信电器股份有限公司 | 背光亮度控制方法、装置及智能电视 |
WO2022209917A1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | Hoya株式会社 | 光源装置 |
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2017
- 2017-03-08 JP JP2017043788A patent/JP2018147815A/ja active Pending
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