JP2020085403A - 空気調和装置の室内機 - Google Patents
空気調和装置の室内機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020085403A JP2020085403A JP2018224568A JP2018224568A JP2020085403A JP 2020085403 A JP2020085403 A JP 2020085403A JP 2018224568 A JP2018224568 A JP 2018224568A JP 2018224568 A JP2018224568 A JP 2018224568A JP 2020085403 A JP2020085403 A JP 2020085403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain pan
- bottom plate
- indoor unit
- drain
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
Description
下方に位置する底板(34b)を有するケーシング(33)と、
上記ケーシング(33)内に設けられる熱交換器(31)と、
上記ケーシング(33)の内部で上記底板(34b)の上方に配置され、上記熱交換器(31)で発生するドレン水を受けるドレンパン(35)と、
を備えた天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機を前提とする。
上記ドレンパン(35)が、上記ドレン水を受ける面(36a)を有するドレンパン底部(36)を備え、
上記ドレンパン底部(36)は、第1底部(38)と、該第1底部(38)よりも厚さが薄い第2底部(39)とを有し、
上記ドレンパン(35)の第2底部(39)と上記底板(34b)とが離間している
ことを特徴とする。
上記熱交換器(31)は、上記ドレンパン(35)の第1底部(38)の上に配置されている
ことを特徴とする。
上記第2底部(39)と上記底板(34b)との間が空気層(48)である
ことを特徴とする。
上記第2底部(39)と上記底板(34b)との間に断熱材(48a)が配置されている
ことを特徴とする。
さらに、上記ドレンパン(35)に溜まるドレン水を吸い上げるドレンポンプ(45)を有し、
上記第2底部(39)の上方に、上記ドレンポンプ(45)のドレン水吸込口(45a)が配置されている
ことを特徴とする。
上記ドレンパン(35)と上記底板(34b)との間に配置され、該ドレンパン(35)を支持する支持部材(46)を備え、
上記支持部材(46)は、ドレンパン(35)に当接する第1支持部(46a)と、上記底板(34b)に当接する第2支持部(46b)とを有する
ことを特徴とする。
上記ドレンパン(35)は、上方から見て長方形に形成され、
上記支持部材(46)は、上記ドレンパン(35)の長手方向に延びている
ことを特徴とする。
上記支持部材(46)は、上記第1支持部(46a)と第2支持部(46b)とを連接する連接部(46c)を有し、
上記連接部(46c)は、上記支持部材(46)の平面視において上記第1支持部(46a)と第2支持部(46b)の位置が互いにずれるように構成されている
ことを特徴とする。
上記支持部材(46)の第1支持部(46a)が、上記ドレンパン(35)の第1底部(38)の下面にのみ接するように配置されている
ことを特徴とする。
図1〜図8を参照して、空気調和装置(10)について説明する。
室内機(30)は、空気調和の対象である室内空間に設置されるものであって、室内熱交換器(31)と、室内ファン(32)と、ドレンパン(35)とを有する。
室外機(20)は、室外に設置されるものであって、圧縮機(21)と、四方切換弁(22)と、室外熱交換器(23)と、室外ファン(25)と、膨張弁(24)と、液側の第1閉鎖弁(26)と、ガス側の第2閉鎖弁(27)とを有する。
本実施形態の室内機(30)は、天井吊り下げ型であって、室内空間の天井付近に設置される。ここでは、本実施形態の室内機(30)について、図2〜図5を適宜参照しながら説明する。
本体ユニット(50)は、直方体形状の第1ケーシング(51)を有する。第1ケーシング(51)は、図示しないフレーム、フレームに取り付けられる第1天板(52)、第1底板(53)、及び第1天板(52)と第1底板(53)との間に配置された複数の第1側板(54)を有する。第1天板(52)は、室内機(30)の据付状態において第1ケーシング(51)の上面を構成する板状部材であり、ケーシング(33)の天板(34a)の一部を構成する。第1底板(53)は、室内機(30)の据付状態において第1ケーシング(51)の下面を構成する板状部材であり、ケーシング(33)の底板(34b)の一部を構成する。本体ユニット(50)の四つの第1側板(54)は、平面視で長辺に沿った一対の側面の一方が前面となって他方が背面となり、平面視で短辺に沿った一対の側面の一方が右側面となって他方が左側面となる。
図4,図5に示すように、ドレンパン(35)は、第1ケーシング(51)の内部に設けられ、第1底板(53)の上方に配置されている。ドレンパン(35)は、発泡樹脂で形成され、上記室内熱交換器(31)で発生するドレン水(凝縮水)を受けるものである。図6に示すように、ドレンパン(35)は、ドレン水を受ける面(36a)を上方から見て長方形のドレンパン底部(36)と、ドレンパン底部(36)の外縁の部分に形成された立ち上げ部(37)とを有する。ドレンパン底部(36)の外縁は、ドレンパン底部(36)の外周に沿った縁の部分のことである。
図5の部分拡大図である図8に示すように、ドレンパン(35)と第1底板(53)との間には、ドレンパン(35)を支持する支持部材(46)が設けられている。支持部材(46)は、ドレンパン(35)の下面に当接する第1支持部(46a)と、上記第1底板(53)の上面に当接する第2支持部(46b)と、第1支持部(46a)と第2支持部(46b)とを連接する連接部(46c)を有する。支持部材(46)は、金属板を折り曲げ加工して形成した部材であって、ウェブとフランジとがほぼ直角になった、いわゆる軽量Z形鋼の断面形状でウェブ高さの低い部材である。この支持部材(46)では、ウェブ相当の連接部(46c)の上端にフランジ相当の第1支持部(46a)が連続し、連接部(46c)の下端に第2支持部(46b)が連続している。
図2,図3に示すように、吹出ユニット(70)は、外形が横長直方体状に形成され、本体ユニット(50)の前面に装着される。吹出ユニット(70)は第2ケーシング(71)を有し、第2ケーシング(71)は、その背面が本体ユニット(50)の第1前面パネル(55)と接するように第1ケーシング(51)に取り付けられる。
化粧カバー(91,92)は、細長い直方体形の部材である。化粧カバー(91,92)は、長辺側の側面の一方と背面とが開口している。また、化粧カバー(91,92)の長さは、本体ユニット(50)の背面から吹出ユニット(70)の前面までの長さと概ね等しい。
空気調和装置(10)は、冷房運転と暖房運転を選択的に行う。
この実施形態の室内機(30)では、厚肉部(38)と該厚肉部(38)よりも厚さが薄い薄肉部(39)とを有するドレンパン底部(36)を備えたドレンパン(35)を、薄肉部(39)が、全体ケーシング(33)の底板(34b)の一部である第1底板(53)から離間するように配置している。
〈変形例1〉
上記実施形態では、ドレンパン(35)の薄肉部(39)と第1底板(53)との間に空気層(空間)(48)を形成し、薄肉部(39)から第1底板(53)への熱の伝達を押さえるようにしている。本開示においては、図9に示すように、空気層(48)の代わりに、熱の伝達を抑制する断熱材(48a)を設けてもよい。この場合、断熱材(48a)の上面が薄肉部(39)の裏面に接するとともに、断熱材(48a)の下面が第1底板(53)の上面に接し、薄肉部(39)と第1底板(53)との間の熱の移動や伝達が抑制される。断熱材(48a)は、薄肉部(39)の全体が第1底板(53)から離れるように配置されていれば、部材としては薄肉部(39)の裏面の全体に接する必要はなく、薄肉部(38)の裏面の一部に接する形状でもよい。
上記実施形態では、支持部材として、Z形鋼のフランジ相当の第1支持部(46a)及び第2支持部(46b)とウェブ相当の連接部(46c)とがほぼ直角になった支持部材(46)を用いた例を説明したが、支持部材(46)は、図10に示すように、第1支持部(46a)及び第2支持部(46b)と連接部(46c)との間に形成される角度が鋭角であってもよい。この構成において、平面視で第1支持部(46a)と第2支持部(46b)は、連接部(46c)側の一部が重なる。
支持部材(46)は、第1支持部(46a)及び第2支持部(46b)と連接部(46c)とが直角や鋭角になったZ形鋼状の断面形状を有する部材に限らず、その他の部材を用いてもよい。例えば、支持部材(46)は、断面が長方形の棒状部材であってもよい。この場合、ドレンパン(35)に接する面を含む一部分が第1支持部(46a)になり、第1底板(53)に接する面を含む一部分が第2支持部(46b)になる。この構成においても、支持部材(46)により、ドレンパン(35)を第1底板(53)から離間させて支持することは可能である。このように、支持部材(46)が厚肉部(38)(立ち上げ部(37)を含む)の下面にのみ接触する配置であれば、ドレンパン(35)から第1底板(53)への熱の伝達も押さえられる。
図11に示す変形例4に係る室内機(39)は、図4に示す上記実施形態の第1ケーシング(51)と第2ケーシング(71)を一体のケーシング(33)として構成した例である。この変形例4では、吹出通路(73)も第1ユニット(50)に設けられる。
図12に示す変形例5は、ドレンパン(35)の薄肉部(39)が底板(53)から離間する構造を、図1〜図8の実施形態とは異なるようにした例である。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
30 室内機
31 室内熱交換器(熱交換器)
33 全体ケーシング(ケーシング)
34b 底板
35 ドレンパン
36 ドレンパン底部
36a 水を受ける面
37 外縁(厚肉部(第1底部))
38 厚肉部(第1底部)
39 薄肉部(第2底部)
45 ドレンポンプ
45a ドレン水吸込口
46 支持部材
46a 第1支持部
46b 第2支持部
46c 連接部
48 空気層
48a 断熱材
51 第1ケーシング(ケーシング)
53 第1底板(底板)
Claims (9)
- 下方に位置する底板(34b)を有するケーシング(33)と、
上記ケーシング(33)内に設けられる熱交換器(31)と、
上記ケーシング(33)の内部で上記底板(34b)の上方に配置され、上記熱交換器(31)で発生するドレン水を受けるドレンパン(35)と、
を備えた天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機であって、
上記ドレンパン(35)は、上記ドレン水を受ける面(36a)を有するドレンパン底部(36)を備え、
上記ドレンパン底部(36)は、第1底部(38)と、該第1底部(38)よりも厚さが薄い第2底部(39)とを有し、
上記ドレンパン(35)の第2底部(39)と上記底板(34b)とが離間している
ことを特徴とする天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機。 - 請求項1において、
上記熱交換器(31)は、上記ドレンパン(35)の第1底部(38)の上に配置されている
ことを特徴とする天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機。 - 請求項1または2において、
上記第2底部(39)と上記底板(34b)との間が空気層(48)である
ことを特徴とする天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機。 - 請求項1または2において、
上記第2底部(39)と上記底板(34b)との間に断熱材(48a)が配置されている
ことを特徴とする天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機。 - 請求項1から4の何れか1つにおいて、
さらに、上記ドレンパン(35)に溜まるドレン水を吸い上げるドレンポンプ(45)を有し、
上記第2底部(39)の上方に、上記ドレンポンプ(45)のドレン水吸込口(45a)が配置されている
ことを特徴とする天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機。 - 請求項1から5の何れか1つにおいて、
上記ドレンパン(35)と上記底板(34b)との間に配置され、該ドレンパン(35)を支持する支持部材(46)を備え、
上記支持部材(46)は、ドレンパン(35)に当接する第1支持部(46a)と、上記底板(34b)に当接する第2支持部(46b)とを有する
ことを特徴とする天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機。 - 請求項6において、
上記ドレンパン(35)は、上方から見て長方形に形成され、
上記支持部材(46)は、上記ドレンパン(35)の長手方向に延びている
ことを特徴とする天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機。 - 請求項6または7において、
上記支持部材(46)は、上記第1支持部(46a)と第2支持部(46b)とを連接する連接部(46c)を有し、
上記連接部(46c)は、上記支持部材(46)の平面視において上記第1支持部(46a)と第2支持部(46b)の位置が互いにずれるように構成されている
ことを特徴とする天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機。 - 請求項6から8の何れか1つにおいて、
上記支持部材(46)の第1支持部(46a)は、上記ドレンパン(35)の第1底部(38)の下面に接するように配置されている
ことを特徴とする天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018224568A JP2020085403A (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 空気調和装置の室内機 |
CN201922113184.3U CN212274107U (zh) | 2018-11-30 | 2019-11-29 | 天花板悬吊型空调装置室内机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018224568A JP2020085403A (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 空気調和装置の室内機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020085403A true JP2020085403A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=70907468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018224568A Pending JP2020085403A (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 空気調和装置の室内機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020085403A (ja) |
CN (1) | CN212274107U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54143039U (ja) * | 1978-03-29 | 1979-10-04 | ||
JPS5719326U (ja) * | 1980-07-04 | 1982-02-01 | ||
JPH05118574A (ja) * | 1991-10-28 | 1993-05-14 | Matsushita Refrig Co Ltd | 空気調和機 |
-
2018
- 2018-11-30 JP JP2018224568A patent/JP2020085403A/ja active Pending
-
2019
- 2019-11-29 CN CN201922113184.3U patent/CN212274107U/zh active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54143039U (ja) * | 1978-03-29 | 1979-10-04 | ||
JPS5719326U (ja) * | 1980-07-04 | 1982-02-01 | ||
JPH05118574A (ja) * | 1991-10-28 | 1993-05-14 | Matsushita Refrig Co Ltd | 空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN212274107U (zh) | 2021-01-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6895777B2 (en) | Front suction/discharge type outdoor unit for airconditioner | |
EP2975330B1 (en) | Indoor unit for air conditioning devices | |
EP2993423B1 (en) | Decorative panel and air-conditioner in-room unit provided with same | |
AU2014260970B2 (en) | Decorative panel and air-conditioner indoor unit provided with same | |
CN105737279B (zh) | 空气调节器的室外机 | |
JP2012242026A (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
US10731873B2 (en) | Indoor unit for air-conditioning apparatus | |
JP5123018B2 (ja) | 空調装置 | |
JP2013217525A (ja) | 空気調和装置の室外機及びそれを備えた空気調和装置 | |
JP6848956B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
CN111457481A (zh) | 空调室外机 | |
JP2017227423A (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JP2020085403A (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP2001193957A (ja) | 空気調和機 | |
JP3546032B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP5195042B2 (ja) | 空調室内機 | |
JP3530500B2 (ja) | 床置型空気調和装置 | |
US20210123691A1 (en) | Outdoor unit of air conditioner | |
KR100829133B1 (ko) | 천정형 에어컨의 냉기누설 방지구조 | |
KR20060123669A (ko) | 공기조화기용 벽 매입형 실외기 | |
JP3151334B2 (ja) | 空気調和機 | |
KR100529914B1 (ko) | 덕트 연결형 공기조화기의 실내기 | |
WO2024089801A1 (ja) | 室内熱交換器ユニット及び空気調和機の室内機 | |
EP3795919B1 (en) | Indoor unit of air-conditioning device and air-conditioning device | |
KR20040020709A (ko) | 일체형 공기조화기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220906 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20221028 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230418 |