JP2020085332A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気調和機の快適性または操作性を向上させるための技術を提供する。【解決手段】空気調和機構2と、操作ユニット50(200)とを備える空気調和機100が提供される。操作ユニット50(200)は、第1の温度範囲では、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2の温度範囲では、第1の刻み幅よりも狭い第2の刻み幅で設定温度を受け付ける。【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の技術に関し、特に快適性または操作性を向上させるための技術に関する。
空気調和機の操作性を向上させるための技術が開示されている。たとえば、特開2011−133128号公報(特許文献1)には、空気調和機が開示されている。特許文献1によると、就寝時におけるユーザに関する暑熱状態を計測する検知部と、検知部において計測された暑熱状態の情報に基づいて室温を変化させて運転状態を制御する制御部と、を備え、制御部は、睡眠モードで運転されるユーザの睡眠時間のうち、第1の時間までは暑熱状態の情報に基づいて運転制御を行い、第1の時間から第2の時間までの間に所定の温度室温を上昇させ、第2の時間以降は第2の時間終了時の室温を維持する運転制御を行う。
本発明の目的は、空気調和機の快適性または操作性を向上させるための技術を提供することにある。
この発明のある態様に従うと、空気調和機構と、操作ユニットとを備える空気調和機が提供される。操作ユニットは、第1の温度範囲では、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2の温度範囲では、第1の刻み幅よりも狭い第2の刻み幅で設定温度を受け付ける。
以上のように、この発明によれば、空気調和機の快適性または操作性を向上させるための技術が提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<空気調和機の全体構成>
<第1の実施の形態>
<空気調和機の全体構成>
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる空気調和機のリモートコントローラ50の動作概要について説明する。なお、図1(A)は、冷房時における使用頻度の低い温度範囲における温度設定画面の推移を示すイメージ図である。図1(B)は、冷房時における使用頻度の高い温度範囲における温度設定画面の推移を示すイメージ図である。
図1(A)に示すように、冷房時の使用頻度における低い温度範囲、たとえば29℃より高い範囲や25℃よりも低い範囲など、においては、リモートコントローラ50は、ユーザの操作に応じて、1℃刻みの設定温度の命令を受け付ける。そして、図1(B)に示すように、冷房時の使用頻度が高い温度範囲、たとえば25℃以上29℃以下の範囲など、においては、リモートコントローラ50は、ユーザの操作に応じて、0.1℃刻みの設定温度の命令を受け付ける。
これによって、ユーザは、よく利用する温度範囲に関して、より適切な温度で快適に過ごすことが可能になる。以下では、このような機能を実現するための具体的な構成について説明する。
<空気調和機の全体構成>
<空気調和機の全体構成>
本実施の形態にかかる空気調和機100の全体構成について説明する。なお、図2は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時および除霜運転時の概略構成図である。また、図3は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の概略構成図である。
図2および図3を参照して、本実施の形態にかかる空気調和機100は、セパレート式の空気調和機であって、主に、室外機10、室内機30およびリモートコントローラ50から構成されている。なお、空気調和機100は、室内機30と室外機10とが冷媒配管17および18を介して接続されることによって構成されている。以下、室外機10、室内機30、リモートコントローラ50、冷媒配管17および18について詳述する。
(1)室外機
室外機10は、主に、筐体11、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14、膨張弁15、室外送風機16、冷媒配管17、冷媒配管18、二方弁19、三方弁20、室外熱交換器温度センサ21、吐出温度センサ22、吸入温度センサ23、出口温度センサ24、外気温度センサ25および室外制御部29から構成されている。なお、この室外機10は、屋外に設置されている。
室外機10は、主に、筐体11、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14、膨張弁15、室外送風機16、冷媒配管17、冷媒配管18、二方弁19、三方弁20、室外熱交換器温度センサ21、吐出温度センサ22、吸入温度センサ23、出口温度センサ24、外気温度センサ25および室外制御部29から構成されている。なお、この室外機10は、屋外に設置されている。
筐体11には、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14、膨張弁15、室外送風機16、冷媒配管17、冷媒配管18、二方弁19、三方弁20、温度センサ21〜25および室外制御部29等が収納されている。
圧縮機12は、吐出管12aおよび吸入管12bを有している。吐出管12aおよび吸入管12bは、それぞれ、四路切換弁13の異なる接続口に接続されている。また、圧縮機12は、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。圧縮機12は、運転時、吸入管12bから低圧の冷媒ガスを吸入し、その冷媒ガスを圧縮して高圧の冷媒ガスを生成した後、その高圧の冷媒ガスを吐出管12aから吐出する。なお、本実施の形態において、この圧縮機12の制御形式は、特に限定されず、定速式の圧縮機であってもよいし、インバータ式の圧縮機であってもよい。
四路切換弁13は、冷媒配管を介して圧縮機12の吐出管12aおよび吸入管12b、室外熱交換器14ならびに室内熱交換器32に接続されている。そして、この四路切換弁13は、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。これによって、四路切換弁13は、運転時、室外制御部29から送信される制御信号に従って、圧縮機12の吐出管12aを室外熱交換器14に連結させると共に圧縮機12の吸入管12bを室内熱交換器32に連結させる冷房運転状態(図2参照)と、圧縮機12の吐出管12aを室内熱交換器32に連結させると共に圧縮機12の吸入管12bを室外熱交換器14に連結させる暖房運転状態(図3参照)とを切り換える。
室外熱交換器14は、左右両端で複数回折り返された伝熱管(図示せず)に多数の放熱フィン(図示せず)が取り付けられたもの(フィン&チューブ型)であって、冷房運転時(図2参照)には凝縮器として機能し、暖房運転時(図3参照)には蒸発器として機能する。なお、熱交換器としてパラレルフロー型熱交換器やサーペン型熱交換器を用いてもよい。
膨張弁15は、ステッピングモータを介して開度制御が可能な電子膨張弁であって、一方が冷媒配管17を介して二方弁19に接続されると共に、他方が室外熱交換器14に接続されている。また、この膨張弁15のステッピングモータは、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。膨張弁15は、運転時において、凝縮器(冷房時は室外熱交換器14であり、暖房時は室内熱交換器32である)から流出する高温高圧の液冷媒を蒸発しやすい状態に減圧すると共に、蒸発器(冷房時は室内熱交換器32であり、暖房時は室外熱交換器14である)への冷媒供給量を調節する役目を担っている。
室外送風機16は、主に、プロペラファンおよびモータから構成されている。プロペラファンは、モータによって回転駆動され、屋外の外気を室外熱交換器14に供給する。モータは、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。
二方弁19は、冷媒配管17に配設されている。なお、二方弁19は、室外機10から冷媒配管17が取り外されるときに閉じられ、冷媒が室外機10から外部に漏れることを防ぐ。
三方弁20は、冷媒配管18に配設されている。なお、三方弁20は、室外機10から冷媒配管18が取り外されるときに閉じられ、冷媒が室外機10から外部に漏れることを防ぐ。また、室外機10から、あるいは室内機30を含めた冷凍サイクル全体から、冷媒を回収する必要があるときは、三方弁20を通じて冷媒の回収が行われる。
室外熱交換器温度センサ21は室外熱交換器14に配置されており、吐出温度センサ22は圧縮機12の吐出管12aに配置されており、吸入温度センサ23は圧縮機12の吸入管12bに配置されており、出口温度センサ24は室外熱交換器14の出口付近の冷媒配管17に配置されており、外気温度センサ25は外気温度測定用であって筐体11の内部の所定箇所に配置されている。これらの温度センサ21〜25は、全て、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、計測された温度に関する情報を室外制御部29に送信している。
室外制御部29は、通信線を介して圧縮機12、四路切換弁13、膨張弁15、室外送風機16および温度センサ21〜25に通信接続されている。たとえば、室外制御部29のプロセッサは、随時、温度センサ21〜25の出力情報や、メモリに記憶される種々の制御パラメータ等を演算処理して適切な制御パラメータを導出し、その制御パラメータを、圧縮機12や、四路切換弁13、膨張弁15、室外送風機16に送信する。また、プロセッサは、必要に応じて、制御パラメータ等を室内制御部35に送信したり、受信したりする。
(2)室内機
室内機30は、主に、筐体31、室内熱交換器32、室内送風機33、フラップ36、室内熱交換器温度センサ34、室内温度センサ37、室内制御部35、赤外線受光部38、人感センサ39から構成されている。なお、この室内機30は、一般的に室内の壁面に設置されている。
室内機30は、主に、筐体31、室内熱交換器32、室内送風機33、フラップ36、室内熱交換器温度センサ34、室内温度センサ37、室内制御部35、赤外線受光部38、人感センサ39から構成されている。なお、この室内機30は、一般的に室内の壁面に設置されている。
筐体31には、室内熱交換器32、室内送風機33、室内熱交換器温度センサ34、室内温度センサ37および室内制御部35等が収納されている。フラップ36は、筐体31の一部を構成している。
室内熱交換器32は、3個の熱交換器32A、32B、32Cを、室内送風機33を覆う屋根のように組み合わせたものである。なお、各熱交換器32A、32B、32Cは、左右両端で複数回折り返された伝熱管(図示せず)に多数の放熱フィン(図示せず)が取り付けられたものであって、冷房運転時(図2参照)には蒸発器として機能し、暖房運転時(図3参照)には凝縮器として機能する。
室内送風機33は、主に、クロスフローファンおよびモータから構成されている。クロスフローファンは、モータによって回転駆動され、室内の空気を筐体31に吸い込んで室内熱交換器32に供給すると共に、室内熱交換器32で熱交換された空気を室内に送出する。モータは、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、室内制御部35から送信される制御信号に従って動作する。
フラップ36は、風向板およびモータから構成されている。フラップは、モータによって回動され、クロスフローファンによって室内に送出される空気の送出方向を調節する。モータは、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、室内制御部35から送信される制御信号に従って動作する。
室内熱交換器温度センサ34は室内熱交換器32に配置されており、室内温度センサ37は、室内温度を測定するものであって筐体31内の吸込口付近に配置されている。温度センサ34,37は、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、計測された温度に関する情報を室内制御部35に送信している。
室内制御部35は、通信線を介して室内送風機33、フラップ36および温度センサ34,37に通信接続されている。室内制御部35のプロセッサは、随時、リモートコントローラ50からの制御信号や、温度センサ34,37の出力情報等を演算処理して適切な制御パラメータを導出し、その制御パラメータ等を、室内送風機33や、フラップ36に送信する。また、プロセッサは、必要に応じて、制御パラメータ等を室外制御部29に送信したり、制御パラメータ等を室外制御部29から受信したりする。
赤外線受光部38は、リモートコントローラ50から発生される点滅赤外線を受光するものである。この赤外線受光部38は、点滅赤外線を信号化処理し、生成した信号を室内制御部35に受け渡す。
なお、室外機10の圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14および膨張弁15、ならびに室内機30の室内熱交換器32は、冷媒配管17,18によって順次接続され、冷媒回路を構成している。本実施の形態において、この冷媒回路、室外送風機16、室内送風機33およびフラップ36を併せて空気調和機構と称し、図2および図3中において符号2で示す。
(3)冷媒配管
冷媒配管17は、冷媒配管18よりも細い管であって、冷房運転時および除霜運転時に液冷媒が流れる。冷媒配管18は、冷媒配管17よりも太い管であって、冷房運転時にガス冷媒が流れる。なお、冷媒としては、例えば、HFC系のR410AやR32等が用いられる。
冷媒配管17は、冷媒配管18よりも細い管であって、冷房運転時および除霜運転時に液冷媒が流れる。冷媒配管18は、冷媒配管17よりも太い管であって、冷房運転時にガス冷媒が流れる。なお、冷媒としては、例えば、HFC系のR410AやR32等が用いられる。
(4)リモートコントローラ
リモートコントローラ50は、点滅赤外線を利用してユーザの様々な指令を室内機30の室内制御部35に伝達するためのものである。リモートコントローラ50の詳しい構成および情報処理についは後述する。
<空気調和機の基本的な動作>
リモートコントローラ50は、点滅赤外線を利用してユーザの様々な指令を室内機30の室内制御部35に伝達するためのものである。リモートコントローラ50の詳しい構成および情報処理についは後述する。
<空気調和機の基本的な動作>
以下、本実施の形態にかかる空気調和機100の冷房調和機構による冷房運転、暖房運転、および除霜運転について詳述する。
(1)冷房運転
冷房運転では、四路切換弁13が図2に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室外熱交換器14に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室内熱交換器32に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13を経由して室外熱交換器14に送られ、室外熱交換器14において冷却され、液冷媒となる。その後、この液冷媒は、膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、二方弁19を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を冷却するとともに蒸発されてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、三方弁20および四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。このようにして、本実施の形態にかかる空気調和機100は、冷房運転機構すなわち冷房運転サイクルを有する。
冷房運転では、四路切換弁13が図2に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室外熱交換器14に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室内熱交換器32に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13を経由して室外熱交換器14に送られ、室外熱交換器14において冷却され、液冷媒となる。その後、この液冷媒は、膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、二方弁19を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を冷却するとともに蒸発されてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、三方弁20および四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。このようにして、本実施の形態にかかる空気調和機100は、冷房運転機構すなわち冷房運転サイクルを有する。
(2)暖房運転
暖房運転では、四路切換弁13が図3に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室内熱交換器32に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室外熱交換器14に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13および三方弁20を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を加熱すると共に凝縮されて液冷媒となる。その後、この液冷媒は、二方弁19を経由して膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器14に送られて、室外熱交換器14において蒸発させられてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。このようにして、本実施の形態にかかる空気調和機100は、暖房運転機構すなわち暖房運転サイクルを有する。
暖房運転では、四路切換弁13が図3に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室内熱交換器32に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室外熱交換器14に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13および三方弁20を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を加熱すると共に凝縮されて液冷媒となる。その後、この液冷媒は、二方弁19を経由して膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器14に送られて、室外熱交換器14において蒸発させられてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。このようにして、本実施の形態にかかる空気調和機100は、暖房運転機構すなわち暖房運転サイクルを有する。
(3)除霜運転
暖房運転時には、室外熱交換器14に霜が付き熱交換能力が落ちる場合がある。そこで、室外制御部29が、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、室外熱交換器14に霜が付いたか否かを判定する。室外制御部29は、霜が付いたと判断した場合に、四路切換弁13を切り換えて上述の冷房運転を行なうことによって除霜する(リバース除霜)。なお、室外制御部29は、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、適切に室外熱交換器14の霜が除かれたか否かを判定する。
<リモートコントローラ50の構成>
暖房運転時には、室外熱交換器14に霜が付き熱交換能力が落ちる場合がある。そこで、室外制御部29が、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、室外熱交換器14に霜が付いたか否かを判定する。室外制御部29は、霜が付いたと判断した場合に、四路切換弁13を切り換えて上述の冷房運転を行なうことによって除霜する(リバース除霜)。なお、室外制御部29は、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、適切に室外熱交換器14の霜が除かれたか否かを判定する。
<リモートコントローラ50の構成>
次に、本実施の形態にかかるリモートコントローラ50の構成について説明する。図4を参照して、本実施の形態にかかるリモートコントローラ50は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)51と、メモリ52と、ディスプレイ53と、操作部54と、通信インターフェイス56と、スピーカ57などを含む。
CPU51は、メモリ52に記憶されているプログラムを実行することによって、リモートコントローラ50の各部を制御する。たとえば、CPU51は、図5に示すような処理を実行する。
メモリ52は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ52は、各種処理のための制御プログラムや、CPU51によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部54を介して入力されたデータなどを記憶する。
ディスプレイ53は、CPU51からのデータに基づいて、画像やテキストを表示する。操作部54は、ポインティングデバイスやスイッチなどから構成され、ユーザからの各種の命令をCPU51に入力する。なお、リモートコントローラ50は、ディスプレイ53と操作部54とを含むタッチパネル55を有してもよい。
通信インターフェイス56は、赤外線を発信するライトであって、ユーザ操作に応じた信号を空気調和機100の室内機30の赤外線受光部38に送信する。たたし、通信インターフェイス56は、WiFi(登録商標)通信やインターネットやキャリア網などを利用して、ルータ400やサーバを介して空気調和機100に制御命令を送信してもよい。
スピーカ57は、CPU51からの信号に基づいて、音声を出力する。
<リモートコントローラ50による情報処理>
<リモートコントローラ50による情報処理>
次に、本実施の形態にかかるリモートコントローラ50における情報処理について説明する。図5を参照して、リモートコントローラ50のCPU51は、以下の情報処理を実行する。
CPU51は、現在の設定温度をディスプレイ53に表示する(ステップS102)。CPU51は、操作部54を介して、設定温度の入力を受け付ける(ステップS104)。たとえば、CPU51は、操作部54を介して、設定温度を1段階上げるための命令や設定温度を1段階下げるための命令などの入力を受け付ける。
CPU51は、1段階上下させた後の新たな設定温度が所定の範囲内、たとえば冷房運転中においては26℃以上29℃以下など、あるいは暖房運転中においては19℃以上21℃以下など、に収まるか否かを判断する(ステップS106)。
CPU51は、新たな設定温度が所定の範囲内である場合(ステップS106にてYESである場合)、図1の(B)に示すように、設定温度の刻み幅を0.1℃にして、新たな設定温度を特定する(ステップS108)。CPU51は、新たな設定温度をディスプレイ53に表示するとともに(ステップS112)、通信インターフェイス56を介して新たな設定温度を室内機30に送信する(ステップS114)。
CPU51は、新たな設定温度が所定の範囲外である場合(ステップS106にてNOである場合)、図1の(A)に示すように、設定温度の刻み幅を1.0℃にして、新たな設定温度を特定する(ステップS110)。CPU51は、新たな設定温度をディスプレイ53に表示するとともに(ステップS112)、通信インターフェイス56を介して新たな設定温度を室内機30に送信する(ステップS114)。
<空気調和機100本体による情報処理>
<空気調和機100本体による情報処理>
次に、本実施の形態にかかる空気調和機100側の制御部における情報処理について説明する。なお、空気調和機100は、例えばCPUやメモリなどを搭載する室外制御部29と室内制御部35とを含む。そして、室外制御部29と室内制御部35とは、配線によって通信可能である。以下では、説明のために、室外制御部29と室内制御部35とを合わせて制御部101という。そして、制御部101が実行する処理は、基本的に、室外制御部29によって実行されてもよいし、室外制御部29によって実行されてもよい。また、空気調和機100が室内制御部35を有さずに、制御部101のほとんど全ての機能が室外制御部29に搭載されてもよい。あるいは、空気調和機100が室外制御部29を有さずに、制御部101のほとんど全ての機能が室内制御部35に搭載されてもよい。
図6を参照して、制御部101は、設定温度の命令を受け付ける際には、以下の処理を実行する。すなわち制御部101は、リモートコントローラ50から設定温度に関する命令などの入力を受け付ける(ステップS154)。CPU51は、新たな設定温度が所定の範囲内、たとえば冷房運転中においては26℃以上29℃以下など、あるいは暖房運転中においては19℃以上21℃以下など、であるか否かを判断する(ステップS156)。
制御部101は、新たな設定温度が所定の範囲内である場合(ステップS156にてYESである場合)、温度制御を行うための温度幅を0.05℃に設定する(ステップS158)。つまり冷房運転に関しては、設定温度よりも0.05℃高くなると運転を再開し、設定温度よりも0.05℃低くなると運転を休止する。暖房運転に関しては、設定温度よりも0.05℃低くなると運転を再開し、設定温度よりも0.05℃高くなると運転を休止する。
制御部101は、新たな設定温度が所定の範囲外である場合(ステップS156にてNOである場合)、温度制御を行うための温度幅を0.5℃に設定する(ステップS160)。つまり冷房運転に関しては、設定温度よりも0.5℃高くなると運転を再開し、設定温度よりも0.5℃低くなると運転を休止する。暖房運転に関しては、設定温度よりも0.5℃低くなると運転を再開し、設定温度よりも0.5℃高くなると運転を休止する。
つまり、本実施の形態においては、リモートコントローラ50で受け付ける設定温度の刻み幅に合わせて、空気調和機100の本体側の温度制御の細かさを変更するものである。
なお、リモートコントローラ50は、操作部54を介して、ユーザから、上記のような刻み幅を狭くする機能を無効にするための命令を受け付けてもよい。
<第2の実施の形態>
<第2の実施の形態>
上記の実施の形態においては、設定温度の刻み幅を小さくするべき温度エリアが暖房や冷房などの運転モード毎に予め決定されているものであった。しかしながら、このような形態には限れない。たとえば、リモートコントローラ50が、ローカルで、あるいはサーバなどからのデータを取得することによって、ユーザ毎の実際の運転操作の過去の履歴を蓄積してそれらを利用することによって、運転モード毎によく利用される温度エリアを設定してもよい。
たとえば、図7に示すように、リモートコントローラ50のメモリ52は、時期や季節や時間帯や運転モード毎に、ユーザに指定されることが多い設定温度のエリアを格納するデータ521記憶してもよい。
<第3の実施の形態>
<第3の実施の形態>
さらには、おやすみ運転モードや読書モードや赤ちゃんモードなど、所定のモードのときに、設定温度の刻み幅を小さくして、通常の自動運転モードや冷房モードや暖房モードのとき、設定温度の刻み幅を大きくしてもよい。
図8を参照して、本実施の形態にかかる空気調和機のリモートコントローラ50の動作概要について説明する。なお、図8(A)は、通常の自動運転モードにおける温度設定画面の推移を示すイメージ図である。図8(B)は、おやすみ運転モードにおける温度設定画面の推移を示すイメージ図である。
図8(A)に示すように、通常の自動運転モードにおいては、リモートコントローラ50は、ユーザの操作に応じて、1℃刻みの設定温度の命令を受け付ける。そして、図8(B)に示すように、おやすみ運転モードにおいては、リモートコントローラ50は、ユーザの操作に応じて、0.1℃刻みの設定温度の命令を受け付ける。
次に、本実施の形態にかかるリモートコントローラ50における情報処理について説明する。図9を参照して、リモートコントローラ50のCPU51は、以下の情報処理を実行する。
CPU51は、現在の設定温度をディスプレイ53に表示する(ステップS102)。CPU51は、操作部54を介して、設定温度の入力を受け付ける(ステップS104)。たとえば、設定温度を1段階上げるための命令や設定温度を1段階下げるための命令などの入力を受け付ける。
CPU51は、おやすみ運転モード中であるか否かを判断する(ステップS206)。
CPU51は、おやすみ運転モード中である場合(ステップS206にてYESである場合)、設定温度の刻み幅を0.1℃にして、新たな設定温度を特定する(ステップS108)。CPU51は、新たな設定温度をディスプレイ53に表示するとともに(ステップS112)、通信インターフェイス56を介して新たな設定温度を室内機30に送信する(ステップS114)。
CPU51は、おやすみ運転モードでない場合(ステップS206にてNOである場合)、設定温度の刻み幅を1.0℃にして、新たな設定温度を特定する(ステップS110)。CPU51は、新たな設定温度をディスプレイ53に表示するとともに(ステップS112)、通信インターフェイス56を介して新たな設定温度を室内機30に送信する(ステップS114)。
なお、より詳細には、モードの変更によって、刻み幅を大きなものに変更する場合は、大きな刻み幅の設定温度のうちの、刻み幅が小さい場合の最後の設定温度に最も近いものが自動的に新たな設定温度として設定され、当該新たな設定温度が空気調和機100の本体に送信されることが好ましい。ただし、冷房時には、刻み幅を大きなものに変更する場合は、大きな刻み幅の設定温度のうちの、刻み幅が小さい場合の最後の設定温度以上の当該最後の設定温度に最も近い温度が自動的に新たな設定温度として設定され、当該新たな設定温度が空気調和機100の本体に送信されてもよいし、暖房時には、刻み幅を大きなものに変更する場合は、大きな刻み幅の設定温度のうちの、刻み幅が小さい場合の最後の設定温度以下の当該最後の設定温度に最も近い温度が自動的に新たな設定温度として設定され、当該新たな設定温度が空気調和機100の本体に送信されてもよい。
次に、本実施の形態にかかる空気調和機100側の制御部101における情報処理について説明する。
図10を参照して、制御部101は、設定温度の命令を受け付ける際には、以下の処理を実行する。すなわち制御部101は、リモートコントローラ50から設定温度に関する命令などの入力を受け付ける(ステップS154)。制御部101は、おやすみ運転モード中であるか否かを判断する(ステップS256)。
制御部101は、おやすみ運転モード中である場合(ステップS256にてYESである場合)、温度制御を行うための温度幅を0.05℃に設定する(ステップS158)。つまり冷房運転に関しては、設定温度よりも0.05℃高くなると運転を再開し、設定温度よりも0.05℃低くなると運転を休止する。暖房運転に関しては、設定温度よりも0.05℃低くなると運転を再開し、設定温度よりも0.05℃高くなると運転を休止する。
制御部101は、おやすみ運転モード中である場合(ステップS256にてNOである場合)、温度制御を行うための温度幅を0.5℃に設定する(ステップS160)。つまり冷房運転に関しては、設定温度よりも0.5℃高くなると運転を再開し、設定温度よりも0.5℃低くなると運転を休止する。暖房運転に関しては、設定温度よりも0.5℃低くなると運転を再開し、設定温度よりも0.5℃高くなると運転を休止する。
なお、本実施の形態において、設定温度の刻み幅を小さくする温度エリアを設けてもよい。たとえば、おやすみ運転モード中かつ所定の温度エリア内において、設定温度の刻み幅を小さくする形態であってもよい。そして、当該温度エリアは操作履歴などに基づいて可変であってもよい。つまり、リモートコントローラ50は、おやすみ運転モード中は図5のステップS106やステップS108の処理を実行し、通常の運転モード中は常に刻み幅を大きく設定してもよい。
または、おやすみ運転モード中または所定の温度エリア内においては、設定温度の刻み幅を小さくする形態であってもよい。そして、当該温度エリアは操作履歴などに基づいて可変であってもよい。
さらに、おやすみ運転モード中は、刻み幅が小さい所定の温度エリアだけを選択可能にしてもよい。つまり、お休み運転モード中は、所定の温度エリアの外の温度を設定不能に構成してもよい。
<第4の実施の形態>
<第4の実施の形態>
上記の実施の形態においては、リモートコントローラ50による操作に関して説明したが、空気調和機100の操作ユニットとしては、図11に示すように、ルータ400や機器制御サーバ300などを介して空気調和機100を遠隔制御するスマートフォン200などの通信端末などが利用されてもよい。通信端末は、スマートフォン200に限らず、タブレットやパーソナルコンピュータやスピーカやウェアラブル端末などであってもよく、空気調和機の設定温度を設定する能力を有していればよい。
また、リモートコントローラ50に関しても、無線通信によって、空気調和機100本体を制御する形態に限られず、有線通信によって空気調和機100本体を制御するものであってもよいし、空気調和機100本体と一体化されたタッチパネルや各種のボタンなどによって実現されてもよい。
<第5の実施の形態>
<第5の実施の形態>
上記の実施の形態においては、各種の処理を空気調和機100の制御部101やリモートコントローラ50や通信端末が実行するものであったが、他の装置が上記の処理を実行してもよい。たとえば、図11に示すサーバ300が、空気調和機100から必要な情報を取得して設定温度の刻み幅を決定したり、空気調和機100本体がリモートコントローラ50から必要な情報を取得して設定温度の刻み幅を決定したりしてもよい。より具体的には、ユーザの利用頻度の高い温度範囲などはサーバ300で計算したり管理したりしてもよい。
また、上記の実施の形態におけるリモートコントローラ50や通信端末の機能は、出荷時に予め搭載されている制御プログラムによって実現されるものであってもよいし、出荷後に上記の機能を実現する制御プログラムをリモートコントローラ50や通信端末がダウンロードしたりインストールしたりするものであってもよいし、Web上のサーバが提供するホームページを介して上記の刻み幅の設定命令をユーザから受け付ける形態であってもよい。
<まとめ>
<まとめ>
上記の実施の形態においては、空気調和機構と、操作ユニットとを備える空気調和機100が提供される。操作ユニットは、第1の温度範囲では、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2の温度範囲では、第1の刻み幅よりも狭い第2の刻み幅で設定温度を受け付ける。
好ましくは、操作ユニットは、暖房運転時において、第1の温度範囲では、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2の温度範囲では、第2の刻み幅で設定温度を受け付け、冷房運転時において、第3の温度範囲では、第3の刻み幅で設定温度を受け付け、第4の温度範囲では、第3の刻み幅よりも狭い第4の刻み幅で設定温度を受け付ける。
好ましくは、過去の操作履歴に基づいて、使用頻度が高い温度範囲を含む温度範囲が第2の温度範囲に設定される。
上記の実施の形態においては、制御部と、空気調和機構と、操作ユニットとを備える空気調和機が提供される。操作ユニットは、第1のモードでは、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2のモードでは、第1の刻み幅よりも狭い第2の刻み幅で設定温度を受け付ける。
上記の実施の形態においては、制御部と、空気調和機構と、操作ユニットとを備える空気調和機が提供される。操作ユニットは、第1のモードでは、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2のモードでは、第1の温度範囲では、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2の温度範囲では、第1の刻み幅よりも狭い第2の刻み幅で設定温度を受け付ける。
好ましくは、操作ユニットは、第2の刻み幅から第1の刻み幅に戻すときに、第2の刻み幅のときに設定されている設定温度の最も近い第1の刻み幅の設定温度に設定する。
好ましくは、空気調和機構は、制御部を含む。操作ユニットが第1の刻み幅で設定温度を受け付けたとき、制御部は、第1の温度幅に基づいて温度制御を行い、操作ユニットが第2の刻み幅で設定温度を受け付けたとき、制御部は、第1の温度幅よりも狭い第2の温度幅に基づいて温度制御を行う。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
10 :室外機
11 :筐体
12 :圧縮機
12a :吐出管
12b :吸入管
13 :四路切換弁
14 :室外熱交換器
15 :膨張弁
16 :室外送風機
17 :冷媒配管
18 :冷媒配管
19 :二方弁
20 :三方弁
21 :室外熱交換器温度センサ
22 :吐出温度センサ
23 :吸入温度センサ
24 :出口温度センサ
25 :外気温度センサ
29 :室外制御部
30 :室内機
31 :筐体
32 :室内熱交換器
32A :熱交換器
32B :熱交換器
32C :熱交換器
33 :室内送風機
34 :室内熱交換器温度センサ
35 :室内制御部
36 :フラップ
37 :室内温度センサ
38 :赤外線受光部
39 :人感センサ
50 :リモートコントローラ
51 :CPU
52 :メモリ
53 :ディスプレイ
54 :操作部
55 :タッチパネル
56 :通信インターフェイス
57 :スピーカ
100 :空気調和機
101 :制御部
200 :スマートフォン
300 :機器制御サーバ
400 :ルータ
10 :室外機
11 :筐体
12 :圧縮機
12a :吐出管
12b :吸入管
13 :四路切換弁
14 :室外熱交換器
15 :膨張弁
16 :室外送風機
17 :冷媒配管
18 :冷媒配管
19 :二方弁
20 :三方弁
21 :室外熱交換器温度センサ
22 :吐出温度センサ
23 :吸入温度センサ
24 :出口温度センサ
25 :外気温度センサ
29 :室外制御部
30 :室内機
31 :筐体
32 :室内熱交換器
32A :熱交換器
32B :熱交換器
32C :熱交換器
33 :室内送風機
34 :室内熱交換器温度センサ
35 :室内制御部
36 :フラップ
37 :室内温度センサ
38 :赤外線受光部
39 :人感センサ
50 :リモートコントローラ
51 :CPU
52 :メモリ
53 :ディスプレイ
54 :操作部
55 :タッチパネル
56 :通信インターフェイス
57 :スピーカ
100 :空気調和機
101 :制御部
200 :スマートフォン
300 :機器制御サーバ
400 :ルータ
Claims (7)
- 空気調和機構と、
操作ユニットとを備え、
前記操作ユニットは、第1の温度範囲では、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2の温度範囲では、前記第1の刻み幅よりも狭い第2の刻み幅で設定温度を受け付ける、空気調和機。 - 前記操作ユニットは、
暖房運転時において、前記第1の温度範囲では、前記第1の刻み幅で設定温度を受け付け、前記第2の温度範囲では、前記第2の刻み幅で設定温度を受け付け、
冷房運転時において、第3の温度範囲では、第3の刻み幅で設定温度を受け付け、第4の温度範囲では、前記第3の刻み幅よりも狭い第4の刻み幅で設定温度を受け付ける、請求項1に記載の空気調和機。 - 過去の操作履歴に基づいて、使用頻度が高い温度範囲を含む温度範囲が前記第2の温度範囲に設定される、請求項1に記載の空気調和機。
- 制御部と、
空気調和機構と、
操作ユニットとを備え、
前記操作ユニットは、第1のモードでは、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2のモードでは、前記第1の刻み幅よりも狭い第2の刻み幅で設定温度を受け付ける、空気調和機。 - 制御部と、
空気調和機構と、
操作ユニットとを備え、
前記操作ユニットは、
第1のモードでは、第1の刻み幅で設定温度を受け付け、
第2のモードでは、第1の温度範囲では、前記第1の刻み幅で設定温度を受け付け、第2の温度範囲では、前記第1の刻み幅よりも狭い第2の刻み幅で設定温度を受け付ける、空気調和機。 - 前記操作ユニットは、前記第2の刻み幅から前記第1の刻み幅に戻すときに、前記第2の刻み幅のときに設定されている設定温度の最も近い前記第1の刻み幅の設定温度に設定する、請求項1から5のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 空気調和機構は、制御部を含み、
前記操作ユニットが前記第1の刻み幅で設定温度を受け付けたとき、前記制御部は、第1の温度幅に基づいて温度制御を行い、
前記操作ユニットが前記第2の刻み幅で設定温度を受け付けたとき、前記制御部は、前記第1の温度幅よりも狭い第2の温度幅に基づいて温度制御を行う、請求項1から6のいずれか1項に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018219959A JP2020085332A (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018219959A JP2020085332A (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | 空気調和機 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=70907368
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JP2018219959A Pending JP2020085332A (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | 空気調和機 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008286445A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Yamatake Corp | 設定値管理方法および装置 |
JP2015145755A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | 富士電機株式会社 | 空気調和機の制御装置 |
JP2018179473A (ja) * | 2017-04-21 | 2018-11-15 | アズビル株式会社 | 設定値変更装置および方法 |
-
2018
- 2018-11-26 JP JP2018219959A patent/JP2020085332A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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