JP2021110474A - 空気調和機およびサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換器の氷結を防止しながら、除湿能力を高めることである。【解決手段】圧縮機12と、室外熱交換器14と、室外ファン16と、膨張弁15と、室内熱交換器32と、室内ファン33と、制御部101とを備える空気調和機100が提供される。制御部101は、除湿運転時に、室内温度と設定温度との差が所定値よりも小さく、湿度が所定値よりも高い場合に、室内熱交換器32の温度が第1の温度以下となるように室内ファンの回転数を下げる。【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機の除湿機能の技術に関する。
従来から、除湿機能を有する空気調和機が知られている。たとえば、特開2014−153008号公報(特許文献1)には、空気調和機が開示されている。特許文献1によると、空調運転に応じて圧縮機の回転数を制御し、圧縮機の回転数に応じて室内ファンを駆動制御する制御装置と、室内熱交換器の温度を検出する温度検出器と、室内の湿度を検出する湿度検出器とが設けられる。制御装置は、除湿運転を行うとき、室内熱交換器の温度が検出された室内湿度よりも低い湿度の露点温度になるように、室内ファンの回転数を下げて、室内ファンの送風能力を低下させる補正制御を行う。
また、特開2008−185330号公報(特許文献2)には、空気調和装置、空気調和方法が開示されている。特許文献2によると、空気調和装置へ室内から吸込む空気のエンタルピーよりも外気エンタルピーが小さい場合に外気を室内に導入するステップと、空気調和装置を顕熱比が許容範囲内の目標蒸発温度にて空気調和運転を行うステップと、空気調和運転を行う際に空気調和装置に設け空気調和を行う熱交換器に直接吸込まれる空気の温度と湿度によるエンタルピーと熱交換器から直接吹出される空気の温度と湿度によるエンタルピーの両方のエンタルピーの差が小さくなるように熱交換器に冷媒を循環させる冷凍サイクルを運転させるステップと、を備えたものである。
また、特開平5−60364号公報(特許文献3)には、分離形エアコンデイシヨナ(空気調和機)の自動制御方法が開示されている。特許文献3によると、所定時間間隔で室外温度を感知してメモリに蓄える第1の段階と、室外温度をメモリに蓄える回数により天気の判別を行う第2の段階と、判別された天気により湿度を判断して除湿運転を行う第3の段階と、除湿運転後室内熱交換器凍結防止ルーチンを行う第4の段階とを具備した。
また、特開2013−104619号公報(特許文献4)には、空調室内機が開示されている。特許文献4によると、室内熱交換器による熱交換によって室内空気を冷却する際に、室内ファンにより室内熱交換器に室内空気を送風する。室内制御装置は、室内ファンを制御する。室内ファンの制御において、室内制御装置は、室内ファンの回転数の下限値を変化させるか否かを少なくとも室内熱交換器の蒸発温度に基づいて判断する。
特開2014−153008号公報 特開2008−185330号公報 特開平5−60364号公報 特開2013−104619号公報
本発明の目的は、熱交換器の氷結を防止しながら、除湿能力を高めることである。
本発明のある態様に従うと、圧縮機と、室外熱交換器と、室外ファンと、膨張弁と、室内熱交換器と、室内ファンと、制御部とを備える空気調和機が提供される。制御部は、除湿運転時に、室内温度と設定温度との差が所定値よりも小さく、湿度が所定値よりも高い場合に、室内熱交換器の温度が第1の温度以下となるように室内ファンの回転数を下げる。
以上のように、本発明によれば、熱交換器の氷結を防止しながら、除湿能力を高めることができる。
第1の実施の形態にかかる空気調和機の概略構成図である。なお、本図では、四路切換弁が冷房運転状態となっている。 第1の実施の形態にかかる空気調和機の概略構成図である。なお、本図では、四路切換弁が暖房運転状態となっている。 第1の実施の形態にかかる空気調和機の構成を表わす機能ブロック図である。 第1の実施の形態にかかる空気調和機による制御を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる空気調和機による制御を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる空気調和機による制御を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる空気調和機による制御を示すフローチャートである。 第5の実施の形態にかかる空気調和機による制御を示すフローチャートである。 第7の実施の形態にかかる空気調和システムの全体構成を示すイメージ図である。 第7の実施の形態にかかるサーバの構成を示すブロック図である。 第7の実施の形態にかかる機器情報データを示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<空気調和機100の全体構成>
まず、本実施の形態にかかる空気調和機100の構成と基本的な動作概要とについて説明する。なお、図1は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時および除霜運転時の概略構成図である。また、図2は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の概略構成図である。
図1および図2を参照して、本実施の形態にかかる空気調和機100は、セパレート式の空気調和機であって、主に、室外機10、室内機30およびリモートコントローラ50から構成されている。なお、空気調和機100は、室内機30と室外機10とが冷媒配管17および18を介して接続されることによって構成されている。そして、後述するように、室内機30と室外機10とは、通信用の配線や電力供給用のユニット間配線などを介しても接続される。以下、室外機10、室内機30、リモートコントローラ50、冷媒配管17および18について詳述する。
(1)室外機
室外機10は、主に、筐体11、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14、膨張弁15、室外ファン16、冷媒配管17、冷媒配管18、二方弁19、三方弁20、室外熱交換器温度センサ21、吐出温度センサ22、吸入温度センサ23、出口温度センサ24、外気温度センサ25および室外制御部29から構成されている。なお、この室外機10は、屋外に設置されている。
筐体11には、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14、膨張弁15、室外ファン16、冷媒配管17、冷媒配管18、二方弁19、三方弁20、温度センサ21〜25および室外制御部29等が収納されている。
圧縮機12は、吐出管12aおよび吸入管12bを有している。吐出管12aおよび吸入管12bは、それぞれ、四路切換弁13の異なる接続口に接続されている。また、圧縮機12は、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。圧縮機12は、運転時、吸入管12bから低圧の冷媒ガスを吸入し、その冷媒ガスを圧縮して高圧の冷媒ガスを生成した後、その高圧の冷媒ガスを吐出管12aから吐出する。なお、本実施の形態において、この圧縮機12の制御形式は、特に限定されず、定速式の圧縮機であってもよいし、インバータ式の圧縮機であってもよい。
四路切換弁13は、冷媒配管を介して圧縮機12の吐出管12aおよび吸入管12b、室外熱交換器14ならびに室内熱交換器32に接続されている。そして、この四路切換弁13は、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。これによって、四路切換弁13は、運転時、室外制御部29から送信される制御信号に従って、圧縮機12の吐出管12aを室外熱交換器14に連結させると共に圧縮機12の吸入管12bを室内熱交換器32に連結させる冷房運転状態(図1参照)と、圧縮機12の吐出管12aを室内熱交換器32に連結させると共に圧縮機12の吸入管12bを室外熱交換器14に連結させる暖房運転状態(図2参照)とを切り換える。
室外熱交換器14は、左右両端で複数回折り返された伝熱管(図示せず)に多数の放熱フィン(図示せず)が取り付けられたもの(フィン&チューブ型)であって、冷房運転時(図1参照)には凝縮器として機能し、暖房運転時(図2参照)には蒸発器として機能する。なお、熱交換器としてパラレルフロー型熱交換器やサーペン型熱交換器を用いてもよい。
膨張弁15は、ステッピングモータを介して開度制御が可能な電子膨張弁であって、一方が冷媒配管17を介して二方弁19に接続されると共に、他方が室外熱交換器14に接続されている。また、この膨張弁15のステッピングモータは、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。膨張弁15は、運転時において、凝縮器(冷房時は室外熱交換器14であり、暖房時は室内熱交換器32である)から流出する高温高圧の液冷媒を蒸発しやすい状態に減圧すると共に、蒸発器(冷房時は室内熱交換器32であり、暖房時は室外熱交換器14である)への冷媒供給量を調節する役目を担っている。
室外ファン16は、主に、後述するように、プロペラファンおよびモータから構成されている。プロペラファンは、モータによって回転駆動され、屋外の外気を室外熱交換器14に供給する。モータは、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。
二方弁19は、冷媒配管17に配設されている。なお、二方弁19は、室外機10から冷媒配管17が取り外されるときに閉じられ、冷媒が室外機10から外部に漏れることを防ぐ。
三方弁20は、冷媒配管18に配設されている。なお、三方弁20は、室外機10から冷媒配管18が取り外されるときに閉じられ、冷媒が室外機10から外部に漏れることを防ぐ。また、室外機10から、あるいは室内機30を含めた冷凍サイクル全体から、冷媒を回収する必要があるときは、三方弁20を通じて冷媒の回収が行われる。
室外熱交換器温度センサ21は室外熱交換器14に配置されており、吐出温度センサ22は圧縮機12の吐出管12aに配置されており、吸入温度センサ23は圧縮機12の吸入管12bに配置されており、出口温度センサ24は室外熱交換器14の出口付近の冷媒配管17に配置されており、外気温度センサ25は外気温度測定用であって筐体11の内部の所定箇所に配置されている。これらの温度センサ21〜25は、全て、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、計測された温度に関する情報を室外制御部29に送信している。
室外制御部29は、通信線を介して圧縮機12、四路切換弁13、膨張弁15、室外ファン16および温度センサ21〜25に通信接続されている。たとえば、室外制御部29のプロセッサは、随時、温度センサ21〜25の出力情報や、メモリに記憶される種々の制御パラメータ等を演算処理して適切な制御パラメータを導出し、その制御パラメータを、圧縮機12や、四路切換弁13、膨張弁15、室外ファン16に送信する。また、プロセッサは、必要に応じて、制御パラメータ等を室内制御部35に送信したり、受信したりする。
(2)室内機
室内機30は、主に、筐体31、室内熱交換器32、室内ファン33、縦ルーバー36、後述する横ルーバー、室内熱交換器温度センサ34、室内湿度センサ37、室内温度センサ38、室内制御部35、赤外線受光部39、人感センサ42などから構成されている。なお、この室内機30は、一般的に室内の壁面に設置されている。
筐体31には、室内熱交換器32、室内ファン33、室内熱交換器温度センサ34、室内湿度センサ37、室内温度センサ38および室内制御部35等が収納されている。縦ルーバー36は、筐体31の一部を構成している。
室内熱交換器32は、3個の熱交換器32A、32B、32Cを、室内ファン33を覆う屋根のように組み合わせたものである。なお、各熱交換器32A、32B、32Cは、左右両端で複数回折り返された伝熱管(図示せず)に多数の放熱フィン(図示せず)が取り付けられたものであって、冷房運転時(図1参照)には蒸発器として機能し、暖房運転時(図2参照)には凝縮器として機能する。
室内ファン33は、主に、後述するように、クロスフローファンおよびモータから構成されている。クロスフローファンは、モータによって回転駆動され、室内の空気を吸い込み口から筐体31内に吸い込んで室内熱交換器32に供給すると共に、室内熱交換器32で熱交換された空気を室内に送出する。モータは、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、室内制御部35から送信される制御信号に従って動作する。
なお、本実施の形態においては、吸い込み口にはフィルタが取り付けられており、ごみやホコリが筐体31に入る可能性や、室内熱交換器32に接触する可能性を低減している。
縦ルーバー36は、縦風向き変更板およびステッピングモータから構成されている。縦風向き変更板はステッピングモータによって回動され、クロスフローファンによって室内に送出される空気の上下の送出方向を調節する。ステッピングモータは、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、室内制御部35から送信される制御信号に従って動作する。
室内熱交換器温度センサ34は室内熱交換器32に配置されており、室内温度センサ38は、室内温度を測定するものであって筐体31内の吸込口付近に配置されている。温度センサ34,38や室内湿度センサ37は、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、計測された温度や湿度に関する情報を室内制御部35に送信している。
室内制御部35は、通信線を介して室内ファン33、縦ルーバー36および温度センサ34,38、室内湿度センサ37に通信接続されている。室内制御部35のプロセッサは、随時、リモートコントローラ50からの制御信号や、温度センサ34,38、室内湿度センサ37の出力情報等を演算処理して適切な制御パラメータを導出し、その制御パラメータ等を、室内ファン33や、縦ルーバー36などに送信する。また、プロセッサは、必要に応じて、制御パラメータ等を室外制御部29に送信したり、制御パラメータ等を室外制御部29から受信したりする。
赤外線受光部39は、リモートコントローラ50から発生される点滅赤外線を受光するものである。この赤外線受光部39は、点滅赤外線を信号化処理し、生成した信号を室内制御部35に受け渡す。
人感センサ42は、室内機30の周囲の人の存在を検知して、室内制御部35に受け渡す。
なお、室外機10の圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14および膨張弁15、ならびに室内機30の室内熱交換器32は、冷媒配管17,18によって順次接続され、冷媒回路を構成している。本実施の形態において、この冷媒回路上の各ユニット、室外ファン16、室内ファン33、縦ルーバー36などを併せて空気調和機構と称し、図1および図2中において符号2で示す。
(3)リモートコントローラ
リモートコントローラ50は、点滅赤外線を利用してユーザの様々な指令を赤外線受光部39を介して室内機30の室内制御部35に伝達するためのものであって、主に、赤外線発光部、表示パネル、運転停止ボタン、モード切換ボタン、温度上昇ボタン、温度下降ボタン、風量上昇ボタン、風量下降ボタン、風向調節ボタン、自動運転ボタン等から構成されている。
(4)冷媒配管
冷媒配管17は、冷媒配管18よりも細い管であって、冷房運転時および除霜運転時に液冷媒が流れる。冷媒配管18は、冷媒配管17よりも太い管であって、冷房運転時にガス冷媒が流れる。なお、冷媒としては、例えば、HFC系のR410AやR32等が用いられる。
<空気調和機の基本的な動作>
以下、本実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転機構、除湿運転機構、暖房運転機構、および除霜運転機構について詳述する。
(1)冷房運転機構
冷房運転では、四路切換弁13が図1に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室外熱交換器14に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室内熱交換器32に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13を経由して室外熱交換器14に送られ、室外熱交換器14において冷却され、液冷媒となる。その後、この液冷媒は、膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、二方弁19を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を冷却するとともに蒸発されてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、三方弁20および四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。このようにして、本実施の形態にかかる空気調和機100は、冷房運転機構すなわち冷房運転サイクルを有する。
(2)除湿運転機構
上記の冷房運転時などにおいては、室内熱交換器32において水蒸気が結露する。当該結露水はドレンパイプを通って室外へと送られる。これを利用して、室内の空気に含まれる水蒸気の量を減らして、室内の湿度を下げることができる。通常の第1の除湿運転においては、室内のファン331の回転数を下げることによって、室内温度の低下を抑えながら、室内の湿度を下げることが可能である。
(3)暖房運転機構
暖房運転では、四路切換弁13が図2に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室内熱交換器32に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室外熱交換器14に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13および三方弁20を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を加熱すると共に凝縮されて液冷媒となる。その後、この液冷媒は、二方弁19を経由して膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器14に送られて、室外熱交換器14において蒸発させられてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。このようにして、本実施の形態にかかる空気調和機100は、暖房運転機構すなわち暖房運転サイクルを有する。
(4)除霜運転機構
暖房運転時には、室外熱交換器14に霜が付き熱交換能力が落ちる場合がある。そこで、室外制御部29が、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、室外熱交換器14に霜が付いたか否かを判定する。室外制御部29は、霜が付いたと判断した場合に、四路切換弁13を切り換えて上述の冷房運転を行なうことによって除霜する(リバース除霜)。なお、室外制御部29は、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、適切に室外熱交換器14の霜が除かれたか否かを判定する。
<空気調和機100の機能構成>
次に、図3を参照しながら、本実施の形態にかかる空気調和機100の機能構成について説明する。なお、図3は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の機能構成を表わす機能ブロック図である。
まず、上述したように、空気調和機100は、室外制御部29と室内制御部35とを含む。以下では、説明のために、室外制御部29と室内制御部35とを合わせて制御部101という。なお、室外制御部29と室内制御部35とは、配線によって通信可能である。そして、制御部101が実行する処理は、基本的に、室内制御部35によって実行されてもよいし、室外制御部29によって実行されてもよい。
また、空気調和機100が室内制御部35を有さずに、制御部101のほとんど全ての機能が室外制御部29に搭載されてもよい。あるいは、空気調和機100が室外制御部29を有さずに、制御部101のほとんど全ての機能が室内制御部35に搭載されてもよい。
制御部101は、例えば、各種演算処理を行なうためのプロセッサ110と、各種プログラムや、設定温度や各種センサの測定結果や各種の閾値などのデータを記憶するためのメモリ120と、時計130などを含む。プロセッサ110は、例えばCPU(Central Processing Unit)により構成される。プロセッサ110は、メモリ120内に格納されたプログラムに従って、空気調和機100の各部に対する各種の処理を実行する。
また、本実施の形態においては、室外ファン16は、上述した通り、主に、プロペラファン161およびファンモータ162から構成されている。プロペラファン161は、ファンモータ162によって回転駆動され、屋外の外気を室外熱交換器14に供給する。
室内ファン33は、上述した通り、主に、クロスフローファン331およびファンモータ332から構成されている。クロスフローファン331は、ファンモータ332によって回転駆動され、室内の空気を筐体31に吸い込んで室内熱交換器32に供給すると共に、室内熱交換器32で熱交換された空気を室内に送出する。
そして、本実施の形態においては、プロセッサ110は、メモリ120に記憶される制御プログラムに従って、圧縮機12のモータ122の回転数を制御したり、膨張弁15の開度を調節したり、室外機10のプロペラファン161のファンモータ162の回転数を制御したり、室内機30のクロスフローファン331のファンモータ332の回転数を制御したりする。具体的には、プロセッサ110は、室内温度と設定温度との差が大きいとときに圧縮機12の回転数を高くしたり、プロペラファン161の回転数を高くしたり、クロスフローファン331の回転数を高くしたりする。そして、室内温度と設定温度との差が小さい場合は、圧縮機12の回転数を低くしたり、プロペラファン161の回転数を低くしたり、クロスフローファン331の回転数を低くしたりする。
本実施の形態にかかる空気調和機100は、ルータやインターネットを介して、サーバなどの他の装置とデータをやり取りするための通信インターフェイス40を搭載する。空気調和機100は、制御部101からの信号に基づいて各種の画像やテキストを表示するためのディスプレイ43や、制御部101からの信号に基づいて各種の音声を出力するためのスピーカ47を搭載する。
なお、本実施の形態においては、膨張弁15の開度は、ステッピングモータ151での相の励磁ステップ数として算出されることとする。ただし、膨張弁15はこのような形式のものには限られない。制御部101は、サイクルが効率よく熱交換を行うために、蒸発器の過熱度を所定値に保つように、膨張弁15の開度の制御を行う。なお、過熱度は、ある圧力のもとにある過熱蒸気温度と飽和蒸気温度との間の温度差を表わす。
<空気調和機の制御部による除湿運転時の処理>
次に、本実施の形態にかかる空気調和機100の制御部101による除湿運転時の制御処理について説明する。本実施の形態においては、制御部101のプロセッサ110は、メモリ120のプログラムに従って、除湿運転時に、図4に示すような制御処理を実行する。
まず、プロセッサ110は、赤外線受光部39を介してリモートコントローラ50からの除湿命令を受け付けたり、本体操作部や家電制御サーバなどから除湿命令を受け付けたり、室内の湿度が予め定められている設定湿度よりも所定値以上高い場合などに除湿運転を開始する(ステップS102)。
プロセッサ110は、室温用の温度センサ38を介して室内温度を取得して、室内温度と設定温度と差が所定値よりも小さいか否かを判断する(ステップS104)。なお、ここでの所定値とは、0.5℃や1℃や2℃程度であることが好ましい。
室内温度が設定温度よりも所定値以上高い場合(ステップS104にてNOである場合)、プロセッサ110は、室内ファン33を通常の冷房と同様の回転数で駆動させる(ステップS106)。
室内温度が設定温度近傍である場合(ステップS104にてYESである場合)、プロセッサ110は、湿度センサ37から湿度を取得して、湿度が所定値よりも高いか否かを判断する(ステップS108)。
湿度が所定値よりも低い場合(ステップS108にてNOである場合)、プロセッサ110は、室内ファン33を通常の冷房と同様の回転数で駆動させる(ステップS106)。
湿度が所定値よりも高い場合(ステップS108にてYESである場合)、プロセッサ110は、室内ファン33の回転数を低下させる(ステップS110)。ここでは、たとえばプロセッサ110は、それまでの回転数よりも、たとえば5%や10%程度、室内ファン33の回転数を下げる。
プロセッサ110は、室内熱交換器32の温度センサ34からのデータに基づいて、室内熱交換器32の温度が所定温度よりも高いか否かを判断する(ステップS112)。なお、所定温度とは、たとえば0℃などである。
プロセッサ110は、室内熱交換器32の温度が所定温度よりも高い場合(ステップS112にてYESである場合)、さらに室内ファン33の回転数を下げる(ステップS114)。たとえば、プロセッサ110は、それまでの回転数よりも、たとえば80%や90%程度、室内ファン33の回転数を下げたり、室内ファン33を停止させたりする。
一方、プロセッサ110は、室内熱交換器32の温度が所定温度よりも低い場合(ステップS112にてNOである場合)、室内熱交換器32の温度が下がりすぎないように室内ファン33の回転数を維持する。
<第2の実施の形態>
上記の実施の形態に加えて、図5に示すように、室内熱交換器32の空気のエンタルピーが下がりすぎないように制御をしてもよい。
より詳細には、室内ファン33の回転数を大幅に下げた後(ステップS114)、プロセッサ110は、室内熱交換器32の温度と湿度とに基づいて比エンタルピーを計算し、当該比エンタルピーが0以下であるか否かを判断する(ステップS116)。なお、比エンタルピーの計算は公知の方法を利用すればよく、ここでは詳しい説明を繰り返さない。
プロセッサ110は、比エンタルピーが0以下である場合は、室内ファン33を通常の冷房と同様の回転数で駆動させる(ステップS118)。比エンタルピーが0より大きい場合は、室内ファン33の回転数を下げたままで維持する。
なお、室内ファン33の回転数を大幅に下げた後(ステップS114)、プロセッサ110は、単に室内熱交換器32の温度が、第2の所定の温度、たとえば−5℃や−10℃など、以下であるか否かを判断してもよい。そして、室内熱交換器32の温度が、第2の所定の温度以下である場合は、プロセッサ110は、室内ファン33を通常の冷房と同様の回転数で駆動させてもよい(ステップS118)。室内熱交換器32の温度が第2の所定の温度より大きい場合は、室内ファン33の回転数を下げたままで維持する。
<第3の実施の形態>
あるいは、図6に示すように、室内熱交換器32が凍結している場合は(ステップS122)、プロセッサ110は、凍結を解除するために室内ファン33の回転数を上昇させたり元に戻したりしてもよい(ステップS124)。なお、室内熱交換器32が凍結しているか否かの判断手法は、特に限定するものではないが、たとえば、画像センサによって室内熱交換器32の表面を撮影してプロセッサ110が撮影画像に基づいて凍結の判断をしたり、室内熱交換器32の入り口や出口に温度センサを設けて、いずれかの温度センサの測定温度が0℃未満に達した場合にプロセッサ110が室内熱交換器32の表面が凍結したと判断したりしてもよい。
<第4の実施の形態>
あるいは、図7に示すように、室内熱交換器32が凍結している場合は(ステップS122にてYESである場合)、プロセッサ110は、凍結を解除するために圧縮機12の駆動を停止させてもよい(ステップS132)。そして、プロセッサ110は、室内熱交換器32の凍結が解除されると(ステップS134にてNOである場合)、圧縮機12の駆動を再開させてもよい(ステップS136)。
<第5の実施の形態>
また、上記の実施の形態に加えて、図8に示すように、膨張弁15の開度を絞り過ぎないように制御をしてもよい。
より詳細には、室内ファン33の回転数を大幅に下げた後(ステップS114)、プロセッサ110は、膨張弁15の開度が下限値よりも絞られていないか否かを判断する(ステップS142)。膨張弁15の開度が下限値よりも絞られている場合(ステップS142にてYESである場合)、プロセッサ110は、圧縮機12のモータ122の回転数を上昇させる(ステップS144)。これによって、膨張弁15の開度を上げることができ、閉塞状態を回避することができる(ステップS146)。
<第6の実施の形態>
上記の実施の形態においては、ステップS110において、室内ファン33の回転数を少し下げるものであったが、ここでプロセッサ110は、大幅に回転数を下げてもよい。あるいは、プロセッサ110は、段階的に徐々に室内ファン33の回転数を下げていってもよい。
同様に、ステップS114において、室内ファン33の回転数を大幅に下げるものであったが、ここでもプロセッサ110は、ステップS112の判断を繰り返しながら、段階的に徐々に回転数を下げるものであってもよい。
<第7の実施の形態>
上記の実施の形態においては、空気調和機100が、ローカルで、除湿運転制御を実行するものであった。しかしながら、図9に示すように、空気調和機100と通信可能なクラウド上のサーバ200によって、除湿運転制御が実行されてもよい。空気調和機100やサーバ200やルータ400などは空気調和システム1を構成する。
サーバ200は、図10に示すように、主たる構成要素として、CPUなどのプロセッサ210と、メモリ220と、操作部240と、通信インターフェイス260とを含む。
プロセッサ210は、メモリ220に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ200の各部を制御する。
メモリ220は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、サーバ200に内包されているものであってもよいし、サーバ200の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ200からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ220は、プロセッサ210によって実行されるプログラムや、プロセッサ210によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、その他の本実施の形態にかかる処理やサービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
たとえば、メモリ220は、図11に示すような機器情報データ221を記憶する。機器情報データ221は、空気調和機100毎に、空気調和機100の識別情報と、ユーザの識別情報と、機種や型番と、設置されている地域と、設定温度と、室内温度と、室内湿度と、室内熱交換器の温度などの対応関係を格納する。
図10に戻って、操作部240は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をプロセッサ210に入力する。
通信インターフェイス260は、プロセッサ210からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータ400などを介して、空気調和機100や通信端末300や他のサーバなどの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス260は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して他の装置からのデータを受信して、プロセッサ210に受け渡す。
次に、本実施の形態にかかるサーバ200のプロセッサ210による空気調和機100の遠隔制御処理について説明する。本実施の形態においては、プロセッサ210は、メモリ220のプログラムに従って以下のような制御処理を実行する。
図4を参照して、プロセッサ210は、通信インターフェイス260を介して、空気調和機100や、空気調和機100のユーザと予め紐づけられている通信端末300や空気清浄機100Bなどの別の家電などから除湿命令を受け付けた場合や、室内の湿度が予め定められている設定湿度よりも所定値以上高い場合などに除湿制御を開始する(ステップS102)。
プロセッサ210は、通信インターフェイス260を介して、空気調和機100や空気清浄機100Bやその他の機器から室内温度を取得して、室内温度と設定温度と差が所定値よりも小さいか否かを判断する(ステップS104)。なお、ここでの所定値とは、0.5℃や1℃や2℃程度であることが好ましい。
室内温度が設定温度よりも所定値以上高い場合(ステップS104にてNOである場合)、プロセッサ210は、通信インターフェイス260を介して、空気調和機100に室内ファン33を通常の冷房と同様の回転数で駆動させる(ステップS106)。
室内温度が設定温度近傍である場合(ステップS104にてYESである場合)、プロセッサ210は、通信インターフェイス260を介して、空気調和機100から湿度を取得して、当該湿度が所定値よりも高いか否かを判断する(ステップS108)。
湿度が所定値よりも低い場合(ステップS108にてNOである場合)、プロセッサ210は、通信インターフェイス260を介して、空気調和機100に、室内ファン33を通常の冷房と同様の回転数で駆動させる(ステップS106)。
湿度が所定値よりも高い場合(ステップS108にてYESである場合)、プロセッサ210は、通信インターフェイス260を介して、室内ファン33の回転数を低下させる(ステップS110)。ここでは、たとえば空気調和機100は、それまでよりも、たとえば5%や10%程度、室内ファン33の回転数を下げる。
プロセッサ210は、通信インターフェイス260を介して、空気調和機100から、室内熱交換器32の温度を取得して、室内熱交換器32の温度が所定温度よりも高いか否かを判断する(ステップS112)。なお、所定温度とは、たとえば0℃などである。
プロセッサ210は、室内熱交換器32の温度が所定温度よりも高い場合(ステップS112にてYESである場合)、通信インターフェイス260を介して、空気調和機100にさらに室内ファン33の回転数を下げさせる(ステップS114)。たとえば、空気調和機100は、それまでよりも、たとえば80%や90%程度、室内ファン33の回転数を下げたり、室内ファン33を停止させたりする。
一方、プロセッサ210は、室内熱交換器32の温度が所定温度よりも低い場合(ステップS112にてNOである場合)、室内熱交換器32の温度が下がりすぎないように空気調和機100の室内ファン33の回転数を維持させる。
<まとめ>
上記の実施の形態おいては、圧縮機と、室外熱交換器と、室外ファンと、膨張弁と、室内熱交換器と、室内ファンと、制御部とを備える空気調和機が提供される。制御部は、除湿運転時に、室内温度と設定温度との差が所定値よりも小さく、湿度が所定値よりも高い場合に、室内熱交換器の温度が第1の温度以下となるように室内ファンの回転数を下げる。
好ましくは、制御部は、室内熱交換器の空気の比エンタルピーを計算し、当該比エンタルピーが所定値未満になると室内ファンの回転数を上げる。
好ましくは、制御部は、室内熱交換器の温度が第1の温度よりも低い第2の温度未満になると室内ファンの回転数を上げる。
好ましくは、空気調和機は、室内熱交換器が氷結したことを検知するためのセンサをさらに備える。制御部は、室内熱交換器が氷結すると室内ファンの回転数を上げる。
好ましくは、空気調和機は、室内熱交換器が氷結したことを検知するためのセンサをさらに備える。制御部は、室内熱交換器が氷結すると圧縮機を停止させる。
好ましくは、制御部は、膨張弁の開度が所定値以下になると圧縮機の回転数を上げる。
上記の実施の形態おいては、空気調和機と通信するための通信インターフェイスと、通信インターフェイスを利用することによって、空気調和機の除湿運転時に、室内温度と設定温度との差が所定値よりも小さく、湿度が所定値よりも高い場合に、室内熱交換器の温度が第1の温度以下となるように室内ファンの回転数を下げさせるプロセッサと、を備えるサーバが提供される。
好ましくは、プロセッサは、通信インターフェイスを介して取得した空気調和機とは異なる装置からの室内温度または湿度に基づいて空気調和機を制御する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :空気調和システム
2 :空気調和機構
10 :室外機
11 :筐体
12 :圧縮機
122 :圧縮機モータ
12a :吐出管
12b :吸入管
13 :四路切換弁
14 :室外熱交換器
15 :膨張弁
16 :室外ファン
161 :プロペラファン
162 :ファンモータ
17 :冷媒配管
18 :冷媒配管
19 :二方弁
20 :三方弁
21 :室外熱交換器温度センサ
22 :吐出温度センサ
23 :吸入温度センサ
24 :出口温度センサ
25 :外気温度センサ
29 :室外制御部
30 :室内機
31 :筐体
32 :室内熱交換器
32A :熱交換器
32B :熱交換器
32C :熱交換器
33 :室内ファン
331 :クロスフローファン
332 :ファンモータ
34 :室内熱交換器温度センサ
35 :室内制御部
36 :縦ルーバー
37 :室内湿度センサ
38 :室内温度センサ
39 :赤外線受光部
40 :通信インターフェイス
42 :人感センサ
43 :ディスプレイ
47 :スピーカ
50 :リモートコントローラ
100 :空気調和機
100B :家電
101 :制御部
110 :プロセッサ
120 :メモリ
130 :時計
200 :サーバ
210 :プロセッサ
220 :メモリ
221 :機器情報データ
240 :操作部
260 :通信インターフェイス
300 :通信端末
400 :ルータ

Claims (8)

  1. 圧縮機と、
    室外熱交換器と、
    室外ファンと、
    膨張弁と、
    室内熱交換器と、
    室内ファンと、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、除湿運転時に、室内温度と設定温度との差が所定値よりも小さく、湿度が所定値よりも高い場合に、前記室内熱交換器の温度が第1の温度以下となるように前記室内ファンの回転数を下げる、空気調和機。
  2. 前記制御部は、前記室内熱交換器の空気の比エンタルピーを計算し、当該比エンタルピーが所定値未満になると前記室内ファンの回転数を上げる、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御部は、前記室内熱交換器の温度が前記第1の温度よりも低い第2の温度未満になると前記室内ファンの回転数を上げる、請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記室内熱交換器が氷結したことを検知するためのセンサをさらに備え、
    前記制御部は、前記室内熱交換器が氷結すると前記室内ファンの回転数を上げる、請求項2または3に記載の空気調和機。
  5. 前記室内熱交換器が氷結したことを検知するためのセンサをさらに備え、
    前記制御部は、前記室内熱交換器が氷結すると前記圧縮機を停止させる、請求項2または3に記載の空気調和機。
  6. 前記制御部は、前記膨張弁の開度が所定値以下になると前記圧縮機の回転数を上げる、請求項1から5のいずれか1項に記載の空気調和機。
  7. 空気調和機と通信するための通信インターフェイスと、
    前記通信インターフェイスを利用することによって、前記空気調和機の除湿運転時に、室内温度と設定温度との差が所定値よりも小さく、湿度が所定値よりも高い場合に、室内熱交換器の温度が第1の温度以下となるように室内ファンの回転数を下げさせるプロセッサと、を備えるサーバ。
  8. 前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを介して取得した前記空気調和機とは異なる装置からの室内温度または湿度に基づいて前記空気調和機を制御する、請求項7に記載のサーバ。
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