JP2020085195A - ボール型逆止弁、バルブアセンブリ、および、往復動ポンプ - Google Patents

ボール型逆止弁、バルブアセンブリ、および、往復動ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】容易に分解可能なボール型逆止弁を提供する。【解決手段】ボール型逆止弁は、底面が完全開口されるとともに上面に液体の流出口が形成された略円筒形のボールガイド64D,64Uと、前記ボールガイドの底面開口に嵌めこまれて、前記ボールガイド64D,64Uの上面との間に弁室を形成する略円板状のバルブシート68であって、その中央に液体の流入口82が形成されるとともに、その上面が前記弁座面84として機能する略円板状のバルブシート68と、前記弁室内に配置され、前記弁座面84に密着することで液体の通過を遮断するボールバルブ66と、を備え、前記バルブシート68の底部外周縁からは前記ボールガイド64D,64Uの内径よりも径方向外側まで張り出すフランジ92が延びている。【選択図】図3

Description

本明細書では、弁座面にボールバルブが密着することで液体の逆流を防止するボール型逆止弁、このボール型逆止弁を2つ組み合わせたバルブアセンブリ、および、このボール型逆止弁またはバルブアセンブリが組み込まれた往復動ポンプを開示する。
従来から弁座面にボールバルブが密着することで液体の逆流を防止するボール型逆止弁が広く知られている。かかるボール型逆止弁は、例えば、往復動ポンプにおいて、吸引通路や吐出通路の途中に設けられていた。なお、吸引通路は、液体を外部からポンプ室に導く通路であり、吐出通路は液体をポンプ室から外部に導く通路である。
かかるボール型逆止弁は、図8に示すように、ボールガイド64と、バルブシート68と、ボールバルブ66と、を有している。ボールガイド64は、略円筒形の部材であり、その上面には液体の流出口70が形成されている。バルブシート68は、可撓性材料からなるもので、ボールガイド64の底面開口に、液密に嵌め込まれる。このバルブシート68の中央には、液体の流入口82となる孔が形成されており、このバルブシート68の上面が弁座面となり、バルブシート68の上面とボールガイド64の上面との間が、弁室と72なる。この弁室72には、ボールバルブ66が配置されている。液体が流入口82から流出口70に流れる際には、ボールバルブ66は、当該液体の圧力により、バルブシート68の上面(弁座面)から離間する方向に持ち上がり、液体の通過を許容する。一方、液体が流出口70から流入口82に流れようとすると、ボールバルブ66は、当該液体の圧力により、弁座面に押し付けられるため、液体の通過が阻害される。
こうしたボール型逆止弁は、メンテナンスのために、分解できることが望ましい。しかし、従来のボール型逆止弁では、分解が困難という問題があった。すなわち、従来のボール型逆止弁では、図8から明らかな通り、バルブシート68は、円筒上のボールガイド64の内部に、完全に、嵌め込まれている。また、当然ながら液体のリークを防止するために、バルブシート68の外周面は、ボールガイド64の内周面に、液密に密着している。その結果、バルブシート68を、ボールガイド64から取り外すためには、流入口82に、先細り部材、例えば、針などを挿し込み、当該先細り部材でバルブシート68をこじる必要があった。こうした作業は、手間であるばかりでなく、バルブシート68やボールバルブ66を傷付け、適切な液密性を損なうおそれもあった。
そこで、本明細書では、容易に分解可能なボール型逆止弁、バルブアセンブリ、および、これらが組み込まれた往復動ポンプを開示する。
弁座面にボールバルブが密着することで液体の逆流を防止するボール型逆止弁であって、底面が完全開口されるとともに上面に前記液体の流出口が形成された略円筒形のボールガイドと、前記ボールガイドの底面開口に嵌めこまれて、前記ボールガイドの上面との間に弁室を形成する略円板状のバルブシートであって、その中央に液体の流入口が形成されるとともに、その上面が前記弁座面として機能する略円板状のバルブシートと、前記弁室内に配置され、前記弁座面に密着することで液体の通過を遮断するボールバルブと、を備え、前記バルブシートの底部外周縁からは前記ボールガイドの内径よりも径方向外側まで張り出すフランジが延びている、ことを特徴とする。
この場合、前記フランジは、前記バルブシートの周方向一部にのみ形成されており、前記ボールガイドは、その下端縁を含む周面下部を切り欠いて構成される切り欠き部であって、前記フランジが収容される空間を形成する切り欠き部を有していてもよい。
また、前記バルブシートは、前記フランジが形成された底部と、前記弁座面を含む前記バブルシートの上部であって、前記ボールガイドの内径よりも小径の弁座部と、前記底部と前記弁座部との間に位置しており、前記ボールガイドの内周面に密着するシール部と、を備えてもよい。
また、本明細書で開示するバルブアセンブリは、上記のボール型逆止弁である第一バルブと、上記のボール型逆止弁であって、前記第一バルブの下側に配される第二バルブと、を有したバルブアセンブリであって、前記第一バルブの下部は、前記第二バルブの上部に嵌合されている、ことを特徴とする。
また、本明細書で開示する往復動ポンプは、ポンプ室に臨むダイアフラムを往復動させることで流体を吸引および吐出する往復動ポンプであって、前記ポンプ室に連通する吸引通路および吐出通路の途中に、上記のボール型逆止弁、または、上記のバルブアセンブリが設けられている、ことを特徴とする。
本明細書で開示するボール型逆止弁によれば、バルブシートが、ボールガイドの内径よりも径方向外側まで張り出すフランジを有するため、バルブシートをボールガイドから容易に取り外せる。結果として、ボール型逆止弁、バルブアセンブリ、および、これらを組み込んだ往復動ポンプのメンテナンス性を向上できる。
往復動ポンプのポンプ部の断面図である。 ポンプ部の分解斜視図である。 バルブアセンブリの分解斜視図である。 バルブアセンブリのXZ平面での断面図である。 バルブアセンブリのYZ平面での断面図である。 図4を分解してみせた断面図である。 図5を分解してみせた断面図である。 従来のバルブアセンブリの断面図である。
以下、ボール型逆止弁を組み込んだ往復動ポンプ10の構成について図面を参照して説明する。図1は、往復動ポンプ10のポンプ部12の断面図であり、図2は、ポンプ部12の分解斜視図である。往復動ポンプ10は、対象液体が流れるポンプ部12と、ダイアフラム18を往復進退させる駆動部(図示せず)と、に大別される。ポンプ部12は、略円板状または略楕円版状のダイアフラムヘッド14を有しており、このダイアフラムヘッド14の厚み方向一端には、凹部16が形成されている。凹部16は、可撓性材料からなるダイアフラム18で覆われており、このダイアフラム18と凹部16との間の空間が、ポンプ室22となる。ダイアフラム18には、水平方向に延びる軸23が接続されている。駆動部には、この軸を水平方向に往復進退させる機構が設けられている。かかる駆動部の機構としては、例えば、電磁プランジャなどを用いることができる。こうした駆動部の構成は、従来の技術を用いることができるため、ここでの詳説は、省略する。
ポンプ部12には、このポンプ室22から水平方向に延びる共通路36と、ポンプ部12の下端から共通路36に向かって略鉛直方向に延びる吸引通路38と、共通路36からポンプ部12の上端に向かって略鉛直方向に延びる吐出通路42と、吐出通路42(より正確には吐出弁30D)に連通されたガス抜き通路50と、が設けられている。
吸引通路38の途中には、吸引口40から共通路36に向かう流れのみを許容する逆止弁である吸引弁30Sが設けられている。また、吐出通路42の途中には、共通路36から吐出口44に向かう流れのみを許容する逆止弁である吐出弁30Dが設けられている。吸引弁30Sおよび吐出弁30Dは、いずれも、2つのボール型逆止弁62を組み合わせてなるバルブアセンブリ32である。このバルブアセンブリ32の具体的構成については、後述する。
ポンプ部12の厚み方向他端には、水平方向に突出するボス46が形成されている。このボス46の端面からは、吐出弁30Dの側面まで水平方向に延び、ガス抜き通路50に連通されている弁挿入穴51が延びている。この弁挿入穴51の内周面には、雌ネジが形成されている。
ガス抜き弁54は、弁挿入穴51に螺合され、吐出通路42と外部空間との連通/遮断を切り替える弁である。ガス抜き弁54の内部には、弁挿入穴51と外部空間とを連通する放出通路56が形成されている。ガス抜き弁54と弁挿入穴51との間には、Oリング52が設けられており、ガス抜き弁54を完全に締めた場合、吐出通路42と外部空間とが完全に遮断される。一方、ガス抜き弁54を適度に緩めると、吐出通路42と外部空間とが、ガス抜き通路50、弁挿入穴51、放出通路56を介して連通される。これにより、吐出通路42に溜まったガスが外部に放出される。
こうしたポンプ部12は、機械的には、ダイアフラムヘッド14と、吸引側ホースジョイント24S、吐出側ホースジョイント24D等を有している。ダイアフラムヘッド14は、略円板状部材であり、その内部には、共通路36、吸引通路38、吐出通路42が形成されている。また、ダイアフラムヘッド14の上端および下端には、吸引側ホースジョイント24Sおよび吐出側ホースジョイント24Dとの接続部45が設けられている。この接続部45は、略円形の穴であり、その内周面には、吸引側・吐出側ホースジョイント24Dと螺合可能な雌ネジが形成されている。
吸引側ホースジョイント24Sは、軸方向に貫通し、吸引通路38として機能する孔が形成された略管状部材である。また、吐出側ホースジョイント24Dは、軸方向に貫通し、吐出通路42として貫通する孔が形成された略管状部材である。
吸引側・吐出側ホースジョイント24S,24Dの軸方向一端は、ダイアフラムヘッド14の接続部45に螺合接続される。この吸引側・吐出側ホースジョイント24S,24Dの軸方向一端面には、略円形の窪みが形成されている。そのため、吸引側・吐出側ホースジョイント24S,24Dを、ダイアフラムヘッド14に螺合接続した際、吸引側・吐出側ホースジョイント24S,24Dとダイアフラムヘッド14との間には、バルブアセンブリ32が収容されるバルブスペース29が形成される。吸引側・吐出側ホースジョイント24S,24Dの軸方向他端には、ユニオンカラー28S,28Dが、ユニオンナット26S,26Dにより取り付けられている。
以上の構成の往復動ポンプ10の動作について簡単に説明する。ダイアフラム18が後退(図1における右方向に移動)して、ポンプ室22が、膨張すると吐出弁30Dが閉鎖される一方で、吸引弁30Sが開放される。そして、これにより、吸引口40からポンプ室22に対象流体が流れ込む。また、ダイアフラム18が進出して、ポンプ室22が圧縮されると吸引弁30Sが閉鎖される一方で、吐出弁30Dが開放される。これにより、ポンプ室22内の対象流体が吐出通路42を通って外部に吐出される。以上のダイアフラム18の進退動作を繰り返すことで、対象流体が圧送される。また、吐出通路42内にガスが滞留し、ポンプ作用が低下した場合には、ガス抜き弁54を開放する。これにより、吐出弁30D周辺に滞留したガスが外部に放出され、ポンプ作用の低下が改善される。
ところで、こうした往復動ポンプ10では、清掃や部品交換等のメンテナンスのために、適宜、分解される。この分解の際には、吸引弁30Sおよび吐出弁30Dであるバルブアセンブリ32も、バルブスペース29から取り外され、分解される。本例では、バルブアセンブリ32を特殊構造とすることで、バルブアセンブリ32の分解作業を簡易化し、さらには、往復動ポンプ10のメンテナンス性向上を図っている。以下、このバルブアセンブリ32の構成について説明する。なお、吸引弁30Sおよび吐出弁30Dは、同一構成であるため、以下では、両者を区別せずに説明する。
図3は、バルブアセンブリ32の分解斜視図である。また、図4は、バルブアセンブリ32のXZ平面での断面図であり、図5は、YZ平面での断面図である。また、図6、図7は、図4、図5を分解して見せた断面図である。なお、以下の説明において、Z方向は、バルブアセンブリ32の軸方向(対象流体の流れる方向)であり、X方向は、Z方向に直交する方向、Y方向は、X方向およびZ方向に直交する方向である。また、以下の説明において、特に言及しない限り、軸方向、周方向、径方向とは、バルブアセンブリ32の軸方向、周方向、径方向を意味する。また、以下の説明では、便宜上、対象流体の流れの上流側(図4〜7における紙面下側)を「下側」とし、下流側(図4〜7における紙面上側)を「上側」とする。
バルブアセンブリ32は、対象流体の上流側から下流側への流れのみを許容する逆止弁アセンブリである。このバルブアセンブリ32は、2つの逆止弁、すなわち、上流側逆止弁60U(第一バルブ)と下流側逆止弁60D(第二バルブ)を、軸方向に並べて連結して構成される。下流側逆止弁60Dは、上流側逆止弁60Uよりも流れ方向下流側に配される。
下流側逆止弁60Dは、下流側ボールガイド64Dと、ボールバルブ66と、バルブシート68と、を有している。下流側ボールガイド64Dは、略円筒形部材で、上端面には、対象流体が流出する流出口70が形成されている。下流側ボールガイド64Dの底面は、完全開口されている。この下流側ボールガイド64Dの底面開口には、バルブシート68が嵌め込まれる。このバルブシート68の上面と下流側ボールガイド64Dの上面との間の空間は、ボールバルブ66が配される弁室72となる。弁室72の上部には、当該弁室72内に突出した複数の突起74が設けられている。この突起74は、ボールバルブ66が流出口70に当接する前に、当該ボールバルブ66に当接することで、流出口70の閉塞を防止する。
下流側ボールガイド64Dの下端は、バルブシート68の下端よりも下側まで延びている。この下流側ボールガイド64Dの下部は、後述する上流側ボールガイド64Uの上部の外周に嵌め込まれて嵌合する嵌合部78として機能する。また、下流側ボールガイド64Dの下部には、後述するバルブシート68のフランジ92を収容する切り欠き部76が設けられている。この切り欠き部76は、下流側ボールガイド64Dの下端縁を含む周面下部を切り欠いて構成されている。本例では、この切り欠き部76を、周方向に間隔を開けて2つ、設けている。
ボールバルブ66は、弁室72内に配される球体である。このボールバルブ66が、バルブシート68の上面(弁座面84)に密着することで対象流体の流れが阻害され、バルブシート68の上面から離間することで、対象流体の上流側から下流側への流れが許容される。
バルブシート68は、ゴム等の可撓性材料からなる略円板状シートである。このバルブシート68の中央には、対象流体の流入口82となる孔が形成されている。この流入口82の直径は、ボールバルブ66の直径より小さい。また、バルブシート68の上面は、ボールバルブ66が密着可能な弁座面84として機能する。なお、ボールバルブ66との密着性を高めるため、弁座面84は、軸方向端部に近づくにつれて拡径するすり鉢状になっている。
このバルブシート68は、軸方向に大きく三つの部位、すなわち、弁座部86、シール部88、底部90に大別される。弁座部86は、上述した弁座面84を含む部位である。この弁座部86の外径は、下流側ボールガイド64Dの内径よりも十分に小さく、弁座部86の外周面と下流側ボールガイド64Dの内周面との間には、十分な隙間が形成されている。
シール部88は、弁座部86の下側に連なる部位である。このシール部88の外径は、下流側ボールガイド64Dの内径とほぼ同じか、僅かに大きくなっており、シール部88の外周面は、下流側ボールガイド64Dの内周面に液密に密着している。換言すれば、シール部88の外周面は、バルブシート68を下流側ボールガイド64Dに液密に嵌合するシール面として機能する。また、シール部88が、下流側ボールガイド64Dの内周面に嵌合することで、バルブシート68が勝手に下流側ボールガイド64Dから外れることがなく、バルブアセンブリ32の分解時における、バルブシート68の紛失を効果的に防止できる。
底部90は、シール部88のさらに下側に連なる部位である。この底部90の外径は、シール部88の外径よりも大きく、両部88,90の間には、段差が存在する。下流側ボールガイド64Dの内周面には、このシール部88と底部90の段差に対応する段差が形成されている。この底部90の上面には、下流側ボールガイド64Dの段差面が当たって液密に密着している。つまり、この底部90の上面も、シール面として機能する。また、底部90の外周面からは、径方向外側に張り出すフランジ92が設けられている。図3に示す通り、このフランジ92は、周方向の一部(例えば60度分だけ)にのみ設けられている。本例では、このフランジ92を、180度対称の位置に1つずつ、合計2つ設けている。
こうしたフランジ92は、下流側ボールガイド64Dの内径よりも径方向外側、かつ、外径より内側となる位置まで張り出している。また、上述した通り、下流側ボールガイド64Dの周面下部には、このフランジ92との干渉を避けるように、切り欠き部76が設けられており、フランジ92は、当該切り欠き部76内に収容される。したがって、バルブアセンブリ32を組み立てたとき、この切り欠き部76を介して、フランジ92の外周端面にアクセスできる。なお、下流側ボールガイド64Dを上流側ボールガイド64Uに取り付けたとき、バルブシート68の載置面(すなわち上流側ボールガイド64Uの上端面)からフランジ92の上面までの距離は、当該載置面から切り欠き部76の上端までの距離よりも小さい。そのため、フランジ92の上面には、切り欠き部76の上端面が液密に密着することにより、シール性が担保される。
上流側逆止弁60Uは、上流側ボールガイド64Uとボールバルブ66とバルブシート68とを有している。このうち、上流側逆止弁60Uのボールバルブ66とバルブシート68は、下流側のそれとほぼ同じ構造である。上流側ボールガイド64Uは、下流側ボールガイド64Dと同様に、その上面に流出口70が形成された略円筒状部材であり、その下部には、フランジ92を収容する切り欠き部76が設けられている。なお、上流側逆止弁60Uにおいても、バルブシート68の底部90およびフランジ92には、上流側ボールガイド64Uの段差面、切り欠き部76の上端面が液密に密着し、シールされている。
さらに、この上流側ボールガイド64Uの弁座部86外周には、下流側ボールガイド64Dの下部が嵌め込まれる被嵌合部80が設けられている。また、上流側ボールガイド64Uの軸方向途中は、ダイアフラムヘッド14との間に間隙が形成するように、縮径されている。この縮径部81には、下流側ボールガイド64Dの内外に連通する連通孔94が形成されている。そして、この連通孔94を介して、弁室72とガス抜き通路50が連通される。
ここで、これまで説明した通り、本例では、バルブシート68の底部90に径方向外側に張り出すフランジ92を設けている。かかる構成とすることで、バルブシート68のボールガイド64U,64Dからの取り外し、ひいては、逆止弁62の分解が容易となる。これについて、従来のバルブアセンブリ32と比較して説明する。図8は、従来のバルブアセンブリ32の断面図である。
従来のバルブアセンブリ32も、本例と同様に、上流側逆止弁60Uと下流側逆止弁60Dとを有している。また、上流側逆止弁60Uおよび下流側逆止弁60Dは、いずれも、ボールガイド64U,64D、ボールバルブ66、バルブシート68を有している。ただし、従来の逆止弁62では、バルブシート68は、フランジ92を有していなかった。そのため、従来の逆止弁62では、バルブシート68は、その全体が、ボールガイド64U,64D内に収容されていた。ここで、リークを防止するために、バルブシート68の外周面とボールガイド64U,64Dの内周面は、液密に密着しており、ボールガイド64U,64D内に嵌め込まれたバルブシート68の外周縁を手指で掴むことは困難であった。そのため、ボールガイド64U,64Dからバルブシート68を取り外す場合、従来は、バルブシート68の流入口82に先細り部材、例えば、針などを挿し込み、バルブシート68をこじる必要があった。しかし、こうした作業は、面倒であるばかりでなく、バルブシート68やボールバルブ66等の損傷を招くおそれもあった。
本例では、上述した通り、バルブシート68の底部90に、ボールガイド64U,64Dの内周縁より径方向外側まで張り出したフランジ92を設けている。このフランジ92の外周縁は、ボールガイド64U,64Dの側面からアクセスできる。そのため、ユーザは、当該フランジ92の外周縁を手指で容易に掴むことができる。そして、これにより、バルブシート68やボールバルブ66を傷つけることなく、バルブシート68をボールガイド64U,64Dから容易に取り外すことができる。
なお、こうしたフランジ92の外径は、ボールガイド64U,64Dの外径よりも小さい。これは、フランジ92が弾性変形して径方向外側に広がった際に、当該フランジ92をボールガイド64U,64Dの外径より外側に飛び出させないためである。すなわち、上述した通り、フランジ92は、シール性確保のために、切り欠き部76の上端面で押圧されて、軸方向に圧縮される。これに伴い、フランジ92は、径方向外側に広がるように弾性変形するが、この広がったフランジ92が、ボールガイド64U,64Dの外径より外側に広がると、バルブスペース29の内周面に引っかかり、分解時にバルブスペース29からバルブアセンブリ32を取り出すのが困難になる。そこで、フランジ92の無負荷時における外径は、ボールガイド64U,64Dの外径よりも小さくしている。
また、従来の逆止弁におけるバルブシート68は、その外径がほぼ一定であり、天地の区別がつきにくかった。その結果、バルブシート68を、ボールガイド64U,64Dに再組み付けする際に、誤って、バルブシート68の天地を逆にして組み付けるミスが発生しやすかった。一方、本例では、バルブシート68の底部90に、ボールガイド64U,64Dの内径より大きいフランジ92を設けている。そのため、バルブシート68の天地を逆にした状態では、当該バルブシート68をボールガイドに嵌めることができず、誤組み付けを確実に防止できる。
また、本例では、下流側ボールガイド64Dの下部(嵌合部78)が、上流側ボールガイド64Uの上部(被嵌合部80)に嵌合される構成となっている。そのため、バルブアセンブリ32を、バルブスペース29から取り出したとしても、上流側逆止弁60Uと下流側逆止弁60Dは、連結された状態のままとなる。その結果、上流側逆止弁60Uおよび下流側逆止弁60Dの一方を誤って落とすといったミスが効果的に防止できる。
また、上述した通り、本例では、フランジ92を、バルブシート68を周方向の一部範囲にのみ設けている。かかる構成とすることで、下流側ボールガイド64Dと上流側ボールガイド64Uとを連結することができる。すなわち、フランジ92をバルブシート68の全周に渡って設けた場合、下流側ボールガイド64Dの下端を、バルブシート68の下端より下側まで延ばすことが出来ない。その結果、下流側ボールガイド64Dの下部を、上流側ボールガイド64Uに嵌め込むことが出来ない。その結果、バルブアセンブリ32をダイアフラムヘッド14等から取り外す際に、二つの逆止弁60U,60Dが容易に分解する。一方、本例では、フランジ92を、バルブシート68を周方向の一部範囲にのみ設けている。かかる構成とすることで、下流側ボールガイド64Dの下端を、バルブシート68の下端より下方まで延ばすことができ、下流側ボールガイド64Dを、上流側ボールガイド64Uに嵌合できる。
また、従来の逆止弁では、図8に示す通り、その外径が一定であり、弁座面84を含む弁座部86の外径は、ボールガイド64U,64Dの内径より僅かに大きかった。そのため、バルブシート68をボールガイド64U,64Dに嵌め込んだ際、弁座部86は、ボールガイド64U,64Dの内周面から径方向圧縮の力を受けることになる。かかる力を受けることで、バルブシート68の弁座部86が歪み、弁座面84の形状が変化することがあった。こうした弁座面84の変形は、ボールバルブ66との密着性の低下を招く。
一方、本例では、弁座面84を含む弁座部86の外径を、ボールガイド64U,64Dの内径より十分に小さくしている。その結果、弁座部86には、径方向圧縮の力は、殆どかからず、弁座面84の変形が効果的に防止される。そして、これにより、弁座面84とボールバルブ66との密着性を適切に保つことができる。
なお、上述した構成は、一例であり、少なくとも、バルブシート68の底部90外周縁からはボールガイド64U,64Dの内径よりも径方向外側まで張り出すフランジ92が延びているのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。例えば、フランジ92の個数や形状は、適宜、変更されてもよい。また、本例では、フランジ92を周方向の一部にのみ設けているが、フランジ92は、バルブシート68の全周に渡って設けられてもよい。また、バルブシート68の形状も適宜変更されてもよく、例えば、弁座部86も、シール部88と同様に、ボールガイド64U,64Dの内周面に密着する形状としてもよい。また、本例では、バルブシート68の底部90およびフランジ92の上面に、ボールガイド64U,64Dが液密に密着する構成としているが、両者の間に、適度な隙間を設けてもよい。かかる構成とすることで、押圧に伴うバルブシート68の弾性変形を抑制できる。
また、これまでの説明では、二つの逆止弁60U,60Dを組み合わせてバルブアセンブリ32を構成しているが、上述した逆止弁60U,60Dは、単体で用いられてもよい。また、上述した逆止弁60U,60D、バルブアセンブリ32は、往復動ポンプ10に限らず、他の機器に組み込まれてもよい。
10 往復動ポンプ、12 ポンプ部、14 ダイアフラムヘッド、16 凹部、18 ダイアフラム、22 ポンプ室、23 軸、24D 吐出側ホースジョイント、24S 吸引側ホースジョイント、26D,26S ユニオンナット、28D,28S ユニオンカラー、29 バルブスペース、30D 吐出弁、30S 吸引弁、32 バルブアセンブリ、36 共通路、38 吸引通路、40 吸引口、42 吐出通路、44 吐出口、45 接続部、46 ボス、50 ガス抜き通路、52 Oリング、54 ガス抜き弁、56 放出通路、60D 下流側逆止弁、60U 上流側逆止弁、62 ボール型逆止弁、64 ボールガイド、64D 下流側ボールガイド、64U 上流側ボールガイド、66 ボールバルブ、68 バルブシート、70 流出口、72 弁室、74 突起、76 切り欠き部、78 嵌合部、80 被嵌合部、81 縮径部、82 流入口、84 弁座面、86 弁座部、88 シール部、90 底部、92 フランジ、94 連通孔。

Claims (5)

  1. 弁座面にボールバルブが密着することで液体の逆流を防止するボール型逆止弁であって、
    底面が完全開口されるとともに上面に前記液体の流出口が形成された略円筒形のボールガイドと、
    前記ボールガイドの底面開口に嵌めこまれて、前記ボールガイドの上面との間に弁室を形成する略円板状のバルブシートであって、その中央に液体の流入口が形成されるとともに、その上面が前記弁座面として機能する略円板状のバルブシートと、
    前記弁室内に配置され、前記弁座面に密着することで液体の通過を遮断するボールバルブと、
    を備え、前記バルブシートの底部外周縁からは前記ボールガイドの内径よりも径方向外側まで張り出すフランジが延びている、
    ことを特徴とするボール型逆止弁。
  2. 請求項1に記載のボール型逆止弁であって、
    前記フランジは、前記バルブシートの周方向一部にのみ形成されており、
    前記ボールガイドは、その下端縁を含む周面下部を切り欠いて構成される切り欠き部であって、前記フランジが収容される空間を形成する切り欠き部を有している、
    ことを特徴とするボール型逆止弁。
  3. 請求項1または2に記載のボール型逆止弁であって、
    前記バルブシートは、
    前記フランジが形成された底部と、
    前記弁座面を含む前記バブルシートの上部であって、前記ボールガイドの内径よりも小径の弁座部と、
    前記底部と前記弁座部との間に位置しており、前記ボールガイドの内周面に密着するシール部と、
    を備えることを特徴とするボール型逆止弁。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のボール型逆止弁である第一バルブと、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のボール型逆止弁であって、前記第一バルブの下側に配される第二バルブと、
    を有したバルブアセンブリであって、
    前記第一バルブの下部は、前記第二バルブの上部に嵌合されている、
    ことを特徴とするバルブアセンブリ。
  5. ポンプ室に臨むダイアフラムを往復動させることで流体を吸引および吐出する往復動ポンプであって、
    前記ポンプ室に連通する吸引通路および吐出通路の途中に、請求項1から3のいずれか1項に記載のボール型逆止弁、または、請求項4に記載のバルブアセンブリが設けられている、
    ことを特徴とする往復動ポンプ。
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