JP2020085161A - 等速自在継手に用いられる外側継手部材の製造方法及び外側継手部材 - Google Patents

等速自在継手に用いられる外側継手部材の製造方法及び外側継手部材 Download PDF

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Abstract

【課題】材料の歩留まりを改善すると共に、切削加工等によるコストを抑制できる外側継手部材の製造方法及び外側継手部材を提供する。【解決手段】等速自在継手100に用いられ、筒状の本体20とフランジ30とを有する外側継手部材10の製造方法であって、本体20を冷間鍛造により形成する本体製造工程S1と、本体20とは別体としてフランジ30を形成するフランジ製造工程S2と、本体20の軸方向の一端部にフランジ30を接合する接合工程S3と、を備える。【選択図】図6

Description

本開示は、等速自在継手に用いられる外側継手部材の製造方法及び外側継手部材に関する。
プロペラシャフト等に使用される等速自在継手は、外側継手部材と内側継手部材との間で複数のボールを介してトルクを伝達する。
外側継手部材としては、筒状の本体の一端部にフランジが一体に形成されたものが知られている。本体の内周面には、ボールを保持するための複数のトラック溝が形成される。フランジは、変速機の出力軸等にボルト及びナットで締結される。
特開2001−65591号公報
ところで、上記の外側継手部材は、フランジ部分における鍛造成形性の問題から、温間鍛造や冷間鍛造ではなく熱間鍛造により製造する必要がある。しかし、熱間鍛造では、トラック溝、フランジ面等の荒加工や仕上げ加工を行う必要があるため、材料の歩留まりが悪く、また、加工工数が多いことでコストが高くなってしまう。
そこで、本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、材料の歩留まりを改善すると共に、切削加工等によるコストを抑制できる外側継手部材の製造方法及び外側継手部材を提供することにある。
本開示の一の態様によれば、等速自在継手に用いられ、筒状の本体とフランジとを有する外側継手部材の製造方法であって、前記本体を冷間鍛造により形成する本体製造工程と、前記本体とは別体として前記フランジを形成するフランジ製造工程と、前記本体の軸方向の一端部に前記フランジを接合する接合工程と、を備えたことを特徴とする外側継手部材の製造方法が提供される。
好ましくは、前記接合工程は、前記本体の一端部に前記フランジを嵌合する嵌合工程と、嵌合された前記本体及び前記フランジを溶接する溶接工程と、を備える。
また、前記溶接工程においては、レーザー溶接、電子ビーム溶接または磁気駆動アーク溶接により溶接部が形成される。
また、前記フランジ製造工程においては、冷間鍛造またはプレス加工により前記フランジが形成される。
また、前記本体製造工程においては、材料から温間鍛造により筒状の中間成形体が形成され、その中間成形体から冷間鍛造により前記本体が形成される。
また、前記等速自在継手は、プロペラシャフト用の固定式等速自在継手である。
本開示の一の態様によれば、等速自在継手に用いられる外側継手部材において、冷間鍛造により形成された筒状の本体と、前記本体とは別体に形成され、前記本体の軸方向の一端部に接合されたフランジと、を備えたことを特徴とする外側継手部材が提供される。
好ましくは、前記本体の一端部には、前記フランジが嵌合される嵌合面が形成され、前記本体と前記フランジとの接合部には、溶接部が形成される。
また、前記溶接部は、レーザー溶接、電子ビーム溶接または磁気駆動アーク溶接により形成される。
また、前記フランジは、冷間鍛造またはプレス加工により形成される。
また、前記本体は、温間鍛造及び冷間鍛造により形成される。
また、前記等速自在継手は、プロペラシャフト用の固定式等速自在継手である。
本開示によれば、外側継手部材の製造における材料の歩留まりを改善すると共に、切削加工等によるコストを抑制できる。
プロペラシャフトの概略構成図である。 固定式等速自在継手の概略断面図である。 固定式等速自在継手の分解斜視図である。 図3に示した外側継手部材の前面視概略図である。 外側継手部材の分解斜視図である。 外側継手部材の概略断面図である。 図6のVII部を示す拡大図である。 外側継手部材の製造方法を示す工程図である。 変形例1の摺動式等速自在継手の概略断面図である。 図9に示した外側継手部材の概略断面図である。 変形例2の拡大図である。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお、図中に示す各方向は、説明の便宜上定められたものに過ぎないものとする。
図1は、本実施形態に係る固定式等速自在継手(以下、固定式自在継手)100を含むプロペラシャフト1の概略構成図である。図2は、固定式自在継手100の概略断面図であり、図3は、固定式自在継手100の分解斜視図であり、図4は、図3に示した外側継手部材10の前面視概略図である。また、図5は、外側継手部材10の分解斜視図であり、図6は、図5に示した外側継手部材10の概略断面図であり、図7は、図6のVII部を示す拡大図である。なお、本実施形態の前後方向は、外側継手部材10の軸方向と一致する。
図1に示すように、固定式自在継手100は、車両(不図示)のプロペラシャフト1に用いられる。固定式自在継手100は、プロペラシャフト1の前側軸部1aと変速機の出力軸2とを連結する。他方、プロペラシャフト1の後側軸部1bは、摺動式等速自在継手(以下、摺動式自在継手)200を介して、ファイナルギアの入力軸3に連結される。これにより、車両においては、エンジン等の動力源の動力が、変速機から固定式自在継手100を通じてプロペラシャフト1に伝達されると共に、プロペラシャフト1から摺動式自在継手200を通じてファイナルギアに伝達される。但し、固定式自在継手100及び摺動式自在継手200の搭載位置は、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、互いに逆の位置であっても良い。また、継手部全てに固定式自在継手100または摺動式自在継手200のみを用いても良いし、これらの自在継手100,200をユニバーサルジョイントと組み合わせて用いても良い。
本実施形態では、図1に示した固定式自在継手100に用いられる外側継手部材10について説明する。
図2及び図3に示すように、固定式自在継手100は、外側継手部材10と、外側継手部材10内に配置される内側継手部材5と、外側継手部材10と内側継手部材5との間に介在されるケージ6及びボール7と、を備える。図2中、符号8は、外側継手部材10の後端部に取り付けられるブーツであり、符号9は、外側継手部材10の前端部に取り付けられるシールプレートである。なお、本実施形態のブーツ8は、筒状の取付具8aを介して外側継手部材10の後端部に取り付けられる。
内側継手部材5は、円環状に形成され、プロペラシャフト1の前側軸部1aの前端部にスプライン嵌合される。内側継手部材5の外周面には、前後方向に延びる内側トラック溝5aが周方向に複数(図示例では、等間隔に6つ)形成される。
ケージ6は、筒状に形成され、周方向に複数(図示例では、6つ)の開口部6aを有する。ボール7は、ケージ6の開口部6aに挿通される。
外側継手部材10は、筒状の本体20と、本体20とは別体に形成され、本体20の前端部に接合されたフランジ30と、を備える。
本体20の内周面21には、前後方向に延びる外側トラック溝22が周方向に複数(図示例では、等間隔に6つ)形成される。外側トラック溝22は、前面視で球面状に形成される(図4を参照)。また、外側トラック溝22は、前後方向において、両端よりも中央が径方向外側に緩やかに膨らむように球面状に形成される。
外側トラック溝22は、内側継手部材5の内側トラック溝5aと共にボール7を保持する。これにより、ボール7を介して外側継手部材10から内側継手部材5にトルクが伝達される。また、図示しないが、外側トラック溝22上をボール7が前後方向に転動することで、内側継手部材5及びケージ6と共にプロペラシャフト1が前後方向に対して傾動する。
他方、本体20の前端部には、内周面21を全周に亘って拡径させた内周側拡径部23が形成される。内周側拡径部23には、シールプレート9が嵌合される。
また、図5〜図7に示すように、本体20の前端部には、フランジ30が嵌合される嵌合面Fが形成される。また、本体20とフランジ30との接合部には、溶接部Wが形成される。
具体的には、本体20の前端部には、外周面24を全周に亘って縮径させた外周側縮径部25が形成されており、嵌合面Fは、外周側縮径部25の外周面25aによって画成される。また、嵌合面Fは、本体20の前端から後方に向かって一定の距離で形成される。また、嵌合面Fは、フランジ30の内径よりも僅かに小径または同径で形成される。
フランジ30は、ボルト及びナット(不図示)を用いて、変速機の出力軸2の後端部に形成されたフランジ部2a(図1を参照)に締結される。フランジ30には、ボルトを挿通するためのボルト挿通孔31が形成される。ボルト挿通孔31は、フランジ30の周方向に複数(図示例では、等間隔に3つ)設けられる。
フランジ30の外周面32は、周方向におけるボルト挿通孔31の位置が径方向外側に突出するように、湾曲されて形成される。但し、フランジ30は、任意の形状であって良く、例えば、外周面32が前面視で真円状に形成されていても良い。また、ボルト挿通孔31の個数も任意であって良い。
また、本実施形態のフランジ30は、内周面33側の後面部に、全周に亘って後方に一定の距離で突出する凸部34を有する。
図7に示すように、フランジ30の内周面33は、フランジ30の前端から凸部34の後端の位置にかけて形成され、全周に亘って本体20の嵌合面Fに嵌合されて当接される。他方、凸部34の後面34aは、外周側縮径部25の後面25bに当接される。
本実施形態の溶接部Wは、外周側縮径部25の後面25bと凸部34の後面34aとの当接部分に形成される。
次に、外側継手部材10の製造方法について説明する。図8は、外側継手部材10の製造方法を示す工程図である。
図8に示すように、外側継手部材10の製造方法は、本体20を冷間鍛造により形成する本体製造工程S1と、本体20とは別体としてフランジ30を形成するフランジ製造工程S2と、本体20の前端部にフランジ30を接合する接合工程S3と、を備える。
本体製造工程S1においては、後に本体20となる金属製の材料(例えば、円柱状のビレット)から、温間鍛造により筒状の中間成形体(不図示)が形成される。そして、その中間成形体から冷間鍛造により本体20が形成される。但し、可能であれば、温間鍛造を省略して、材料から冷間鍛造により本体20が形成されても良い。
フランジ製造工程S2においては、金属製の材料(例えば、円盤状のビレット)から、冷間鍛造によりフランジ30が形成される。なお、可能であれば、冷間鍛造の代わりに、プレス加工等によってフランジ30が形成されても良い。また、必要に応じて切削加工が加えられても良い。
接合工程S3は、本体20の前端部にフランジ30を嵌合する嵌合工程S3aと、嵌合された本体20及びフランジ30を溶接する溶接工程S3bと、を備える。
嵌合工程S3aにおいては、フランジ30を本体20の外周側縮径部25に前方から後方にスライドさせてインロー嵌合させる。これにより、図7に示すように、フランジ30の内周面33が本体20の嵌合面Fに嵌合されて当接され、フランジ30は、本体20に対して半径方向に同軸に位置決めされる。また、フランジ30の凸部34の後面34aが本体20の外周側縮径部25の後面25bに当接され、フランジ30は、本体20に対して軸方向に位置決めされる。
溶接工程S3bにおいては、レーザー溶接により溶接部Wが形成される。詳細は後述するが、レーザー溶接は、通常のアーク溶接に比べて、溶接の熱による歪みを低減できる低歪み溶接である。
図示しないが、レーザー溶接には、光学系レンズを備えたレーザー照射装置が用いられる。レーザー照射装置は、凸部34の後面34aと外周側縮径部25の後面25bとを突き合わせた当接部分に対して、径方向外側から全周に亘ってレーザー光を照射する。これにより、当接部分が溶融されて接合され、全周に亘って突き合わせ溶接による溶接部Wが形成される。
ところで、一般的なプロペラシャフト用等速自在継手の外側継手部材の製造方法では、本体及びフランジが一体として形成される。
しかし、この製造方法では、フランジ部分における鍛造成形性の問題から、温間鍛造や冷間鍛造ではなく、熱間鍛造により外側継手部材を形成しなければならない。熱間鍛造した場合には、外側トラック溝、フランジ面等の荒加工を施した後に熱処理を行い、研削、切削加工等の仕上げ加工を行う必要があり、材料の歩留まりが悪くなる。また、加工工数が多いので、製造コストが高くなってしまう。
特に、固定式自在継手の場合、外側トラック溝は、前後方向の両端よりも中央が径方向外側に緩やかに膨らむように球面状に形成されるので、後述する摺動式自在継手と比べて、切削加工等が難しいという問題がある。
これに対して、本実施形態に係る製造方法では、本体20とフランジ30とが別体として形成される。そのため、熱間鍛造ではなく、冷間鍛造により本体20の最終形状を得ることできる。そして、これら本体20及びフランジ30を互いに接合することで、外側継手部材10が完成される。従って、本実施形態によれば、本体20における外側トラック溝22等の荒加工や仕上げ加工が不要となり、材料の歩留まりを改善できる。また、加工工数を減らして製造コストを抑制できる。
特に、本実施形態によれば、切削加工等が難しい固定式自在継手100の外側トラック溝22であっても、冷間鍛造によって低コストで精度良く形成できる。
また、本実施形態では、本体20の前端部にフランジ30を嵌合した後、接合部に溶接部Wを形成する。そのため、フランジ30と本体20とを所定位置に位置決めした状態で、確実に互いを接合できる。
また、本実施形態の溶接部Wは、レーザー溶接により形成される。溶接方法としては、その他にアーク溶接等が考えられるが、通常のアーク溶接では、溶接部Wに加えられる入熱量が多く、熱による歪みの影響で本体20の内周面21や外側トラック溝22等が変形する虞がある。そして、外側トラック溝22等に変形が生じた場合、これを解消するためには切削加工等を行う必要があり、歩留まりの改善や製造コストの抑制に不利となる。
これに対して、レーザー溶接では、レーザー照射装置の光学系レンズによって集光されたレーザー光が当接部分に照射されるので、当接部分を高いエネルギー密度で局所的に溶融できる。そのため、アーク溶接に比べて溶接部Wに加えられる入熱量が少なく、熱による歪みを低減できる。その結果、外側トラック溝22等の変形を抑制できるため、切削加工等を省略して、歩留まりの改善や製造コストの抑制を図ることが可能になる。
以上、本開示の基本実施形態を詳細に述べたが、本開示は以下のような変形例またはそれら変形例の組み合わせとすることができる。なお、下記の説明において、基本実施形態と同一または対応する構成要素には同じ符号を用い、それらの詳細な説明を省略する。
(変形例1)
上述した固定式自在継手100の外側継手部材10の製造方法は、図1に示した摺動式自在継手200の外側継手部材10にも適用できる。
図9及び図10に示すように、変形例1における摺動式自在継手200の外側継手部材10では、筒状の本体20の後端部にフランジ30が接合される。摺動式自在継手200のフランジ30は、ファイナルギアの入力軸3の前端部に形成されたフランジ部3a(図1を参照)に締結される。また、摺動式自在継手200のブーツ8及び取付具8aは、外側継手部材10の前端部に設けられる。
摺動式自在継手200の外側トラック溝22は、前後方向に直線状に延びて形成される。これにより、摺動式自在継手200では、外側トラック溝22上をボール7が前後方向に転動することで、内側継手部材5及びケージ6と共にプロペラシャフト1が前後方向に対して傾動し、且つ、前後方向にも直線移動可能となる。なお、図示しないが、摺動式自在継手200は、トリポード型であっても良い。
(変形例2)
図11に示すように、フランジ30の後面部から凸部34を省略しても良く、また、溶接形状も任意であって良い。変形例2では、フランジ30の後面30aと本体20の外周側縮径部25の後面25bとの当接部分に、隅肉溶接による溶接部Wが形成される。
(変形例3)
図示しないが、レーザー溶接の代わりに、電子ビーム溶接または磁気駆動アーク溶接が用いられても良い。
電子ビーム溶接では、真空中でフィラメントを加熱して、放出された電子を高い電圧で加速させ、電磁コイルで収束させた上で、上述した本体20とフランジ30との当接部分に衝突させる。これにより、当接部分が溶融されて接合される。
磁気駆動アーク溶接では、本体20とフランジ30との接合面(図7の例では、凸部34の後面34aと外周側縮径部25の後面25b)に一定の隙間を設け、溶接機によってその隙間にアークを発生させる。また、本体20及びフランジ30のそれぞれの外周に電磁コイルや永久磁石を配置して、磁界を発生させることで、アークを周方向に高速で回転させる。そして、アーク熱によって接合部を溶融させた状態で接合面を圧接する。
電子ビーム溶接または磁気駆動アーク溶接であれば、レーザー溶接と同様に、通常のアーク溶接に比べて溶接部に加えられる入熱量が少ないため、熱による歪みを低減できる。
(変形例4)
接合工程においては、レーザー溶接、電子ビーム溶接及び磁気駆動アーク溶接の他に、摩擦圧接等の低歪みの接合方法を用いることも可能である。
前述の各実施形態の構成は、特に矛盾が無い限り、部分的にまたは全体的に組み合わせることが可能である。本開示の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本開示の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本開示に含まれる。従って本開示は、限定的に解釈されるべきではなく、本開示の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 プロペラシャフト
10 外側継手部材
20 本体
21 内周面
22 外側トラック溝
30 フランジ
100 固定式等速自在継手
F 嵌合面
W 溶接部

Claims (12)

  1. 等速自在継手に用いられ、筒状の本体とフランジとを有する外側継手部材の製造方法であって、
    前記本体を冷間鍛造により形成する本体製造工程と、
    前記本体とは別体として前記フランジを形成するフランジ製造工程と、
    前記本体の軸方向の一端部に前記フランジを接合する接合工程と、を備えた
    ことを特徴とする外側継手部材の製造方法。
  2. 前記接合工程は、前記本体の一端部に前記フランジを嵌合する嵌合工程と、嵌合された前記本体及び前記フランジを溶接する溶接工程と、を備える
    請求項1に記載の外側継手部材の製造方法。
  3. 前記溶接工程においては、レーザー溶接、電子ビーム溶接または磁気駆動アーク溶接により溶接部が形成される
    請求項2に記載の外側継手部材の製造方法。
  4. 前記フランジ製造工程においては、冷間鍛造またはプレス加工により前記フランジが形成される
    請求項1〜3何れか一項に記載の外側継手部材の製造方法。
  5. 前記本体製造工程においては、材料から温間鍛造により筒状の中間成形体が形成され、その中間成形体から冷間鍛造により前記本体が形成される
    請求項1〜4何れか一項に記載の外側継手部材の製造方法。
  6. 前記等速自在継手は、プロペラシャフト用の固定式等速自在継手である
    請求項1〜5何れか一項に記載の外側継手部材の製造方法。
  7. 等速自在継手に用いられる外側継手部材において、
    冷間鍛造により形成された筒状の本体と、
    前記本体とは別体に形成され、前記本体の軸方向の一端部に接合されたフランジと、を備えた
    ことを特徴とする外側継手部材。
  8. 前記本体の一端部には、前記フランジが嵌合される嵌合面が形成され、
    前記本体と前記フランジとの接合部には、溶接部が形成される
    請求項7に記載の外側継手部材。
  9. 前記溶接部は、レーザー溶接、電子ビーム溶接または磁気駆動アーク溶接により形成される
    請求項8に記載の外側継手部材。
  10. 前記フランジは、冷間鍛造またはプレス加工により形成される
    請求項7〜9何れか一項に記載の外側継手部材。
  11. 前記本体は、温間鍛造及び冷間鍛造により形成される
    請求項7〜10何れか一項に記載の外側継手部材。
  12. 前記等速自在継手は、プロペラシャフト用の固定式等速自在継手である
    請求項7〜11何れか一項に記載の外側継手部材。
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