JP2020084342A - 身体装着具 - Google Patents

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Abstract

【課題】大腿部を含む領域で膝や股関節の屈曲に寄与する大腿部周辺の屈筋群に当接力を付与可能な身体装着具を提供する。【解決手段】身体装着具100は、大腿部34の少なくとも一部を含む領域および腰部32に装着される筒状部20と、筒状部20に設けられ、身体に装着されたときに所定の部位に当接する程度の伸縮性を有する帯状部10と、を備える。帯状部10は、下肢の延伸方向に沿って延伸し、膝37または股関節の屈曲に寄与する大腿部34または腰部32の屈筋に当接力を付与可能に設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、人の大腿部を含む領域に装着される身体装着具に関する。
腰部に装着されるガードルが知られている。例えば、特許文献1には、伸縮性のある布地で形成されたガードル本体の裏面に、左右の腰部から内転筋に沿って前面の股下に至るように設けた第一の補強弾性帯と、骨盤及び股関節を覆い、背面で大殿筋を持ち上げるように設けた第二の補強弾性帯と、恥骨から大転子を覆い、臀部に延在する第三の補強弾性帯とを備えた骨盤矯正用ガードルが記載されている。
特開2017−053050号公報
発明者は、大腿部を含む領域に装着される装着具について検討し、大腿部の屈筋群に圧縮を加えることで、大腿部周辺の伸筋に弛緩をもたらしうることを見出した。このことにより、身体の動きが滑らかになり、大腿部周辺の疲労が緩和されることが期待できる。例えば、大腿部を含む領域で、膝や股関節の屈曲に寄与する屈筋群に当接力を加えることにより、膝や股関節の屈曲に寄与する屈筋群を刺激することが可能である。
しかしながら、特許文献1に記載のガードルは、大腿部を含む領域で膝や股関節の屈曲に寄与する大腿部周辺の屈筋群に当接力を付与する機能を備えていない。このことから、発明者は、特許文献1に記載のガードルには、大腿部を含む領域で膝や股関節の屈曲に寄与する大腿部周辺の屈筋群に当接力を加える観点で改善すべき余地があることを認識した。
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、大腿部を含む領域で膝や股関節の屈曲に寄与する大腿部周辺の屈筋群に当接力を付与可能な身体装着具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の身体装着具は、大腿部の少なくとも一部を含む領域および腰部に装着される筒状部と、筒状部に設けられ、身体に装着されたときに所定の部位に当接する程度の伸縮性を有する帯状部と、を備える。帯状部は、下肢の延伸方向に沿って延伸し、膝または股関節の屈曲に寄与する大腿部または腰部の屈筋に当接力を付与可能に設けられる。
この態様によると、膝や股関節の屈曲に寄与する屈筋群に当接力を付与することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、大腿部を含む領域で膝や股関節の屈曲に寄与する大腿部周辺の屈筋群に当接力を付与可能な身体装着具を提供することができる。
実施の形態に係る身体装着具を装着した状態を示す背面図である。 図1の身体装着具を装着した状態を示す正面図である。 図1の身体装着具の展開図である。
以下、本発明を好適な実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
なお、以下の説明において、「平行」、「垂直」は、完全な平行、垂直だけではなく、誤差の範囲で平行、垂直からずれている場合も含むものとする。また、「略」は、おおよその範囲で同一であるという意味である。
[実施の形態]
以下、図1〜図3を参照して、本発明に係る実施の形態の構成について説明する。図1は、発明の実施の形態に係る身体装着具100を身体に装着した状態を示す背面図である。図2は、身体装着具100を身体に装着した状態を示す正面図である。
便宜上、図1、図2に示すように人が真っ直ぐに立った状態において身体30の延伸方向において、大腿部34の付け根から足先に向かう方向を「先方向」、「先側」といい、その逆方向を「反先方向」、「反先側」という。また、真っ直ぐに立った状態で、前後方向で背中側を「後側」といい、腹側を「前側」という。また、身体30の後側と前側の境界を「前後境界」という。また、体の左右方向において、体の中心に向かう方向を「内向」、「内側」といい、体の中心から遠ざかる方向を「外向」あるいは「外側」という。なお、身体30の各部位を示す符号が身体装着具100上を指している場合も、これらは身体30の各部位を指すものであって、身体装着具100を指すものではない。
図3は、身体装着具100の展開図である。図3は、左側部の前後境界で開いて展開した状態を示している。これらの図において、破線Lbは、身体30の内側の前後境界を示している。また、破線Laは、後述する第1筒状部22と第2筒状部24との境界を示している。なお、破線La、Lbによる境界は、あくまでも一例であって、身体装着具100は任意の態様で装着することができる。
図1〜図3に示すように、身体装着具100は、筒状部20と、帯状部10と、を含む。筒状部20は、人の身体30に装着される筒状の部分である。帯状部10は、筒状部20に設けられ、身体30に装着されたときに所定の部位に当接する程度の伸縮性を有する帯状の部分である。
(筒状部)
図1〜図3に示すように、本実施形態の筒状部20は、大腿部34の少なくとも一部に装着される左右一対の第1筒状部22と、腰部32に装着される第2筒状部24とを含む。この例では、一対の第1筒状部22と第2筒状部24とは、糸を筒状に編成することによって一体的に形成されている。図1〜図3に示すように、各第1筒状部22の先側には第1開口20hが設けられ、第2筒状部24の反先側には第2開口20jが設けられる。
図1〜図3に示すように、筒状部20の先側の第1開口20hには第1端部20dが設けられ、反先側の第2開口20jには第2端部20eが設けられている。本実施形態体の第1端部20dおよび第2端部20eは、環囲する部位を緊縮する口ゴム部として機能する。
第1端部20dは、大腿部34の上下方向の中間領域を緊縮する。上下方向において、脚の付け根から膝37の中心までの距離を100%とするとき、第1端部20dは、脚の付け根から20%〜80%の範囲のいずれかの位置を緊縮するように設けられてもよい。第2端部20eは、腰部32のウエスト側の領域を緊縮する。第2端部20eは、腰部32の腸骨稜の上側に位置してもよい。第1、第2端部20d、20eは、例えば、編成ゴム帯を縫い付けまたはゴム糸などの弾性糸を編み込んでもよい。この例の第1、第2端部20d、20eは、鹿の子編みされている。このように構成することにより、着用時のズレを抑制することができる。
(帯状部)
帯状部10は、下肢の延伸方向に沿って延伸し、膝37または股関節の屈曲に寄与する大腿部34または腰部32の屈筋に当接力を付与可能に設けられる。帯状部10は、延伸方向の長さ寸法に比べて小さな幅寸法を有する細長形状を呈する。帯状部10は、左右対称に設けられてもよい。
(屈筋群)
股関節または膝37の屈曲に寄与する屈筋群には、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋、大腿筋膜張筋、内転筋、大腰筋などが含まれる。これらの屈筋群において大腿二頭筋は他よりも大きく最も重要である。
帯状部10は、装着者の身体30に装着されることで、その身体形状に沿って伸び、その復元力によって縮む方向の収縮力を身体30に付与する。帯状部10は筒状部20より大きな伸縮性を有する材料から形成される。特に、帯状部10は筒状部20より弾性限界が大きく弾性率が小さいシート状の生地から形成される。帯状部10は、例えばゴムなど大きな弾性を有する素材が織り込まれた織物から形成されてもよい。帯状部10は筒状部20より厚い生地から形成されてもよい。
(第1帯状部、第2帯状部)
図1〜図3に示すように、帯状部10は、大腿二頭筋に当接力を付与する位置において、臀部下部から大腿部に至る範囲に延伸する左右一対の第1帯状部11を含む。第1帯状部11は、大腿二頭筋に沿って延伸してもよい。帯状部10は、半膜様筋または半腱様筋に当接力を付与する位置において、臀部下部から大腿部に至る範囲に延伸する左右一対の第2帯状部12と、を含む。第2帯状部12は、半膜様筋または半腱様筋に沿って延伸してもよい。
本実施形態の第1、第2帯状部11、12は、大腿部34の上下方向中央近傍まで延びている。また、第1、第2帯状部11、12は、臀部下部において接続され、大腿部34において離隔されている。また、第1帯状部11の反先側の端部11eと、第2帯状部12の反先側の端部12eとは、接続部13によって接続されている。端部11eおよび端部12eは、臀溝36の上側に位置してもよいし、下側に位置してもよい。
第1帯状部11と、接続部13と、第2帯状部12とは台形の輪郭に沿った形状を呈する。第1帯状部11と、第2帯状部12とは、臀部下部において分離されてもよい。第1、第2帯状部11、12は、前後境界を跨いでもよいが、本実施形態では前後境界を跨がないように身体30の後側に配置される。
第1、第2帯状部11、12の幅は5mm〜40mmの範囲であってもよく、好ましくは10mm〜35mmの範囲であってもよく、より好ましくは12mm〜32mmの範囲であってもよい。本実施形態の第1、第2帯状部11、12の幅は15mm〜30mmの範囲に設定されている。
先側の端部11d、12dは、大腿部34の上下方向の中間領域において、第1端部20dの近傍に配置される。上下方向において、脚の付け根から膝37の中心までの距離を100%とするとき、端部11d、12dは、脚の付け根から20%〜80%の範囲に配置されてもよい。より効果的に当接力を付与する観点から、端部11d、12dの位置は、脚の付け根から30%〜70%の範囲が好ましく、脚の付け根から40%〜60%の範囲がより好ましい。本実施形態では、端部11d、12dは、脚の付け根から40%〜60%の範囲に位置している。
第1帯状部11と第2帯状部12とは、平行または非平行に配置されてもよい。本実施形態の第1帯状部11と第2帯状部12とは、膝37から遠ざかるに連れて接近するように配置される。つまり、これらの互いの離間距離は先側から反先側に向かって徐々に小さくなる。
(体側帯状部)
図1〜図3に示すように、帯状部10は、大腿筋膜張筋に当接力を付与する位置において、腰部32から大腿部34に至る範囲において体側部に延伸する左右一対の体側帯状部14を含む。体側帯状部14は、大腿筋膜張筋に沿って延伸してもよい。本実施形態では、一対の体側帯状部14は、身体30の前後境界に沿って延びており、互いに平行に配置される。
体側帯状部14の幅は5mm〜40mmの範囲であってもよく、好ましくは10mm〜35mmの範囲であってもよく、より好ましくは12mm〜32mmの範囲であってもよい。本実施形態の体側帯状部14の幅は15mm〜30mmの範囲に設定されている。
体側帯状部14の反先側の端部14eは、腰部32のウエスト側の領域に位置する。端部14eは、腰部32の腸骨稜の上側に位置してもよい。端部14eは、第2端部20eに接している。体側帯状部14の先側の端部14dは、大腿部34の上下方向の中間領域において、第1端部20dの近傍に配置される。上下方向において、脚の付け根から膝37の中心までの距離を100%とするとき、端部14dは、脚の付け根から20%〜80%の範囲に配置されてもよい。より効果的に当接力を付与する観点から、端部14dの位置は、脚の付け根から30%〜70%の範囲が好ましく、脚の付け根から40%〜60%の範囲がより好ましい。本実施形態では、端部14dは、脚の付け根から40%〜60%の範囲に位置している。
(内股帯状部)
図1〜図3に示すように、帯状部10は、内転筋に当接力を付与する位置において、鼠径部38から大腿部34に至る範囲で内股近傍に延伸する左右一対の内股帯状部15を含む。内股帯状部15は内転筋に沿って延伸してもよい。本実施形態では、一対の内股帯状部15は前後境界の前側において内股に平行に配置される。
内股帯状部15の幅は5mm〜40mmの範囲であってもよく、好ましくは10mm〜35mmの範囲であってもよく、より好ましくは12mm〜32mmの範囲であってもよい。本実施形態の内股帯状部15の幅は15mm〜30mmの範囲に設定されている。
本実施形態では、内股帯状部15の反先側の端部15eは、鼠径部に接している。内股帯状部15の先側の端部15dは、大腿部34の上下方向の中間領域において、第1端部20dの近傍に配置される。上下方向において、脚の付け根から膝37の中心までの距離を100%とするとき、端部15dは、脚の付け根から20%〜80%の範囲に配置されてもよい。より効果的に当接力を付与する観点から、端部15dの位置は、脚の付け根から30%〜70%の範囲が好ましく、脚の付け根から40%〜60%の範囲がより好ましい。本実施形態では、端部15dは、脚の付け根から40%〜60%の範囲に位置している。
(前側延伸部)
図1〜図3に示すように、帯状部10は、大腰筋に当接力を付与する位置において、腰部32から大腿部34に至る範囲で身体前側に延伸する左右一対の前側延伸部16を含む。前側延伸部16は大腰筋に沿って延伸してもよい。前側延伸部16は、大腿部34の幅方向中央から上向きに体側帯状部14に略平行に延在する。
前側延伸部16の幅は5mm〜40mmの範囲であってもよく、好ましくは10mm〜35mmの範囲であってもよく、より好ましくは12mm〜32mmの範囲であってもよい。本実施形態の前側延伸部16の幅は15mm〜30mmの範囲に設定されている。
前側延伸部16の反先側の端部16e(上端)は、腰部32のウエスト側の領域に位置する。端部16eは腰部32の腸骨稜の上側に位置してもよい。端部16eは、第2端部20e(上端)に接している。前側延伸部16の先側の端部16d(下端)は、体側帯状部14の先側の端部14d(下端)より上方に位置する。上下方向において、前側延伸部16の先側の端部16dは、鼠径部38を越えて延び、内股帯状部15の反先側の端部15eと略同じ位置に配置される。上下方向において、脚の付け根から膝37の中心までの距離を100%とするとき、端部16dは、脚の付け根から5%〜30%の範囲に位置している。
以上のように構成された身体装着具100の特徴を説明する。
大腿部34の少なくとも一部を含む領域および腰部32に装着される筒状部20と、筒状部20に設けられ、身体に装着されたときに所定の部位に当接する程度の伸縮性を有する帯状部10と、を備える。帯状部10は、下肢の延伸方向に沿って延伸し、膝37または股関節の屈曲に寄与する大腿部34または腰部32の屈筋に当接力を付与可能に設けられる。
この構成によれば、帯状部10が膝37または股関節の屈曲に寄与する屈筋に圧縮力を付与できるので、これらの屈筋に対応する伸筋群に弛緩をもたらすことができる。このことにより、腰部32から大腿部34の動きが滑らかになり、腰部32または大腿部34周辺の疲労が緩和される。
帯状部10は、大腿二頭筋に当接力を付与する位置において、臀部下部から大腿部34に至る範囲に延伸する左右一対の第1帯状部11と、半膜様筋または半腱様筋に当接力を付与する位置において、臀部下部から大腿部34に至る範囲に延伸する左右一対の第2帯状部12と、大腿筋膜張筋に当接力を付与する位置において、腰部32から大腿部34に至る範囲において体側部に延伸する左右一対の体側帯状部14と、を含む。第1帯状部11および第2帯状部12は膝37から遠ざかるに連れて接近してもよい。
この場合、第1、第2帯状部11、12と体側帯状部14とを含むことにより、大腿二頭筋および大腿筋膜張筋に圧縮力を付与できるので、この周辺の伸筋群に弛緩をもたらすことができる。
第1帯状部11および第2帯状部12は、臀部下部において接続され、大腿部34において離隔されてもよい。この場合、第1、第2帯状部11、12を大腿二頭筋に沿って配置できる。
帯状部10は、内転筋に当接力を付与する位置において、鼠径部から大腿部34に至る範囲で内股近傍に延伸する左右一対の内股帯状部15を含んでもよい。この場合、内股帯状部15を含むことにより、内転筋に圧縮力を付与できるので、この周辺の伸筋群に弛緩をもたらすことができる。
帯状部10は、大腰筋に当接力を付与する位置において、腰部32から大腿部34に至る範囲で身体前側に延伸する左右一対の前側延伸部16を含んでもよい。この場合、前側延伸部16を含むことにより、大腰筋に圧縮力を付与できるので、この周辺の伸筋群に弛緩をもたらすことができる。
前側延伸部16は、大腿部34の幅方向中央から上向きに体側帯状部14に略平行に延在してもよい。この場合、より効果的に大腰筋に当接力を付与することができる。
前側延伸部16の下端は、体側帯状部14の下端より上方に位置してもよい。この場合、大腿四頭筋への圧縮力を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態をもとに説明した。これらの実施形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求の範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
[変形例]
以下、変形例について説明する。変形例の説明では、実施の形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施の形態と重複する説明を適宜省略し、実施の形態と相違する構成について重点的に説明する。
実施の形態の説明では、筒状部20の先側の第1開口20hが、大腿部34の途中に位置する例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、筒状部20の先側の開口は、膝37を越えて下方に延びてもよい。
実施の形態の説明では、筒状部20の反先側の第2開口20jが、腰部32のウエスト側の領域に位置する例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、筒状部20の反先側の開口は、腹部を越えて上方に延びてもよい。
実施の形態の説明では、筒状部20がロングガードルの形状を有する例を示したが、本発明はこれに限られない。
実施の形態の説明では、帯状部10が左右対称に配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。帯状部は非対称な部分を含んでもよい。
実施の形態の説明では、筒状部20が丸編みにより一体の筒状に形成される例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、筒状部20は、平編みにより平らに編まれ、縫製等により筒状に形成されてもよい。あるいは、筒状部20は、所定の箇所にファスナを設け、ファスナを開いた状態で身体に巻き付け、ファスナを閉じて身体を包囲するようにしてもよい。
実施の形態の説明では、身体装着具100が独立した装着体である例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、身体装着具は身体に装着される衣類やサポータの一部であってもよい。
なお、これらの変形例は、前述の各実施形態と同様の作用・効果を奏する。
前述の各実施形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施形態は、組み合わされる各実施形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
10・・帯状部、 11・・第1帯状部、 12・・第2帯状部、 14・・体側帯状部、 15・・内股帯状部、 16・・前側延伸部、 20・・筒状部、 30・・身体、 32・・腰部、 34・・大腿部、 38・・鼠径部、 100・・身体装着具。

Claims (7)

  1. 大腿部の少なくとも一部を含む領域および腰部に装着される筒状部と、
    前記筒状部に設けられ、身体に装着されたときに所定の部位に当接する程度の伸縮性を有する帯状部と、を備え、
    前記帯状部は、下肢の延伸方向に沿って延伸し、膝または股関節の屈曲に寄与する大腿部または腰部の屈筋に当接力を付与可能に設けられることを特徴とする身体装着具。
  2. 前記帯状部は、
    大腿二頭筋に当接力を付与する位置において、臀部下部から大腿部に至る範囲に延伸する左右一対の第1帯状部と、
    半膜様筋または半腱様筋に当接力を付与する位置において、臀部下部から大腿部に至る範囲に延伸する左右一対の第2帯状部と、
    大腿筋膜張筋に当接力を付与する位置において、腰部から大腿部に至る範囲において体側部に延伸する左右一対の体側帯状部と、を含み、
    前記第1帯状部および前記第2帯状部は膝から遠ざかるに連れて接近することを特徴とする請求項1に記載の身体装着具。
  3. 前記第1帯状部および前記第2帯状部は、臀部下部において接続され、大腿部において離隔されていることを特徴とする請求項2に記載の身体装着具。
  4. 前記帯状部は、内転筋に当接力を付与する位置において、鼠径部から大腿部に至る範囲で内股近傍に延伸する左右一対の内股帯状部を含むことを特徴とする請求項2または3に記載の身体装着具。
  5. 前記帯状部は、大腰筋に当接力を付与する位置において、腰部から大腿部に至る範囲で身体前側に延伸する左右一対の前側延伸部を含むことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の身体装着具。
  6. 前記前側延伸部は、大腿部の幅方向中央から上向きに前記体側帯状部に略平行に延在することを特徴とする請求項5に記載の身体装着具。
  7. 前記前側延伸部の下端は、前記体側帯状部の下端より上方に位置することを特徴とする請求項5または6に記載の身体装着具。
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