JP2020083259A - ダイカスト製サブフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】重量の増加を抑制しつつ剛性の向上効果を得る。【解決手段】このダイカスト製サブフレーム10は、中央に開口部11を有するとともに外郭形状が略四角形状をした枠形状部12と、枠形状部12の四隅それぞれから外方に延びて形成されるアーム部13と、を備えることで全体形状が略井桁形状をしており、車体に車両部品を取り付ける際に、当該車両部品を支承する強度部材として用いられるものである。そして、このダイカスト製サブフレーム10では、表面の少なくとも一部を、略多角形状を複数組み合わせることで形成した多面体壁部20で構成した。【選択図】図4

Description

本発明は、ダイカスト製サブフレームに関するものである。
従来から、車体に車両部品を取り付ける際に、当該車両部品を支承する強度部材として用いられるダイカスト製サブフレームが公知である。この種のダイカスト製サブフレームは、中央に開口部を有するとともに外郭形状が略四角形状をした枠形状部と、この枠形状部の四隅それぞれから外方に延びて形成されるアーム部と、を備えることで全体形状が略井桁形状をして構成されている。そのような従来のダイカスト製サブフレームを開示する先行技術文献として、例えば、下記特許文献1が存在する。
下記特許文献1に記載されたダイカスト製サブフレームでは、井桁型のサブフレームの左右前後に4個のアーム取付部が設置されており、これら4個のアーム取付部に臨むように湯口からの湯道を配置してダイカストを実施することで、湯道の出口付近の鋳物が緻密となって他の部分より強度が高まり、アーム取付部の強度を十分に高めることができるという効果を発揮できるとされている。
特開2002−137758号公報
上掲した特許文献1に開示されたダイカスト製サブフレームは、ダイカストの実施の際の製造方法を改良することで強度の向上を図ったものであるが、製造方法からのアプローチだけでは改善効果に限界があるので、その強度改善効果には更なる改良の余地が残されていた。すなわち、ダイカスト製サブフレームの形状自体の改良によって、重量の増加を抑制しつつ更なる剛性の向上効果が得られる形態の実現が求められていた。
本発明は、上述した従来技術に存在する課題に鑑みて成されたものであって、その目的は、従来技術に比べて重量の増加を抑制しつつも更なる剛性の向上効果が得られる新たな形態的特徴を備えるダイカスト製サブフレームを提供することにある。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明に係るダイカスト製サブフレーム(10)は、中央に開口部(11)を有するとともに外郭形状が略四角形状をした枠形状部(12)と、前記枠形状部(12)の四隅それぞれから外方に延びて形成されるアーム部(13)と、を備えることで全体形状が略井桁形状をしており、車体に車両部品を取り付ける際に、当該車両部品を支承する強度部材として用いられるダイカスト製サブフレーム(10)であって、表面の少なくとも一部を、略多角形状を複数組み合わせることで形成した多面体壁部(20)で構成したことを特徴とするものである。
本発明に係るダイカスト製サブフレーム(10)では、前記略多角形状が略三角形状(21)であることが好ましい。
また、本発明に係るダイカスト製サブフレーム(10)では、前記多面体壁部(20)が、ダイカスト製サブフレーム(10)に形成された外部部材との取付部(12a)の周辺に設けられることが好適である。
本発明によれば、従来技術に比べて重量の増加を抑制しつつも更なる剛性の向上効果が得られる新たな形態的特徴を備えるダイカスト製サブフレームを提供することができる。
本実施形態に係るダイカスト製サブフレームの上面図である。 本実施形態に係るダイカスト製サブフレームの底面図である。 本実施形態に係るダイカスト製サブフレームの全体構成を示した外観斜視図である。 本実施形態に係るダイカスト製サブフレームが有する特徴的な要部を拡大して示した要部拡大図である。 本実施形態に係るダイカスト製サブフレームが有する特徴的な要部を拡大して示した図4とは別の角度から見た場合の要部拡大図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1〜図5を用いて、本実施形態に係るダイカスト製サブフレーム10の具体的特徴を説明する。ここで、図1は、本実施形態に係るダイカスト製サブフレームの上面図であり、図2は、本実施形態に係るダイカスト製サブフレームの底面図であり、図3は、本実施形態に係るダイカスト製サブフレームの全体構成を示した外観斜視図である。また、図4および図5は、本実施形態に係るダイカスト製サブフレームが有する特徴的な要部を拡大して示した要部拡大図である。
本実施形態に係るダイカスト製サブフレーム10は、中央に開口部11を有するとともに外郭形状が略四角形状をした枠形状部12と、この枠形状部12の四隅それぞれから外方に延びて形成されるアーム部13と、を備えることで全体形状が略井桁形状をして構成されたものである。
アーム部13の先端には、丸形状で貫通して開口した取付孔13aが形成されており、この取付孔13aを利用して車体に対するダイカスト製サブフレーム10の取り付けが実施できるようになっている。
また、枠形状部12には、種々の取付部12aが配置されており、これら複数の取付部12aを利用して、ダイカスト製サブフレーム10と車体側の部品との結合や、各種の車両部品の取り付けが実施可能となっている。このような構成を備えることで、本実施形態に係るダイカスト製サブフレーム10は、車体に車両部品を取り付ける際に、当該車両部品を支承する強度部材として用いることが可能となっている。
なお、本実施形態で例示するダイカスト製サブフレーム10は、電気自動車のリア側に設置されるものであり、例えば、電気自動車で用いられるバッテリや燃料電池、モータ等の車両部品を車体に対して確実に取り付けるために用いられる中間部材としての強度部材となっている。また、本実施形態で例示するダイカスト製サブフレーム10は、アルミニウム合金の溶湯をダイカスト法を用いて鋳造して形成したアルミニウム合金製の鋳造材であることを想定している。
そして、図4および図5においてより詳細に示されるように、本実施形態に係るダイカスト製サブフレーム10は、取付部12aの周辺の表面形状が、略三角形状21を複数組み合わせることで形成した多面体壁部20によって構成されていることを特徴としている。
ここで、従来技術に係るダイカスト製サブフレームでは、例えば上掲した特許文献1に示されるように、その表面形状は、平面と平面をコーナーRで繋ぎ合わせて組み合わせた形状となっており、本実施形態の取付部12aに相当する部位の周辺についても、当該部位の周辺は単なる平面で形成されることが一般的であった。しかしながら、本実施形態では、取付部12aの周辺の表面形状が、略三角形状21を複数組み合わせることで形成した多面体壁部20によって構成される形態を採用した。この構成は、減肉効果による重量の削減効果を得られるという効果を発揮し得る。また、略三角形状21を複数組み合わせることで形成した多面体壁部20は、取付部12aに加わる外力を複数の略三角形状21によって分散できるという効果を発揮し得るものである。さらに、多面体壁部20が複数の略三角形状21によって形成されていることから、取付部12aに加わる外力は、それぞれ異なる方向を向いた複数の略三角形状21によって異なる方向への分力としてその力が分散されることになるので、減肉効果を得ながらもダイカスト製サブフレーム10全体としての剛性自体は維持もしくは向上することができる。つまり、本実施形態に係るダイカスト製サブフレーム10によれば、従来技術に比べて重量増加を抑制しつつも剛性向上効果を得られるという、有意な効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、多面体壁部20が、ダイカスト製サブフレーム10に形成された外部部材との取付部12aの周辺に設けられる構成を例示したが、多面体壁部20を形成する箇所については、取付部12aの周辺に限られるものではなく、ダイカスト製サブフレーム10を構成する表面のあらゆる箇所に形成することができる。
また、例えば、上述した実施形態では、多面体壁部20が複数の略三角形状21によって形成されている場合の形態例を説明したが、この多面体壁部20を構成する形状は略三角形状21のみに限られず、あらゆる形状を採用することができる。つまり、本発明に係る多面体壁部については、複数の略多角形状(例えば、略五角形状など)を組み合わせることで形成してもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、ダイカスト製サブフレーム10が電気自動車のリア側に設置されるものであって、アルミニウム合金の溶湯をダイカスト法を用いて鋳造して形成したアルミニウム合金製の鋳造材である場合を想定していた。しかしながら、本発明に係るダイカスト製サブフレームの用途や設置位置、素材等については、種々の変更を加えることが可能である。すなわち、本発明に係るダイカスト製サブフレームは、車体のフロント側に用いてもよいし、ガソリン車やハイブリッド車に用いてもよい。また、アルミニウム合金の他、マグネシウム合金やチタン合金、あらゆる種類の鉄鋼材料によって構成することが可能である。
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 ダイカスト製サブフレーム、11 開口部、12 枠形状部、12a 取付部、13 アーム部、13a 取付孔、20 多面体壁部、21 略三角形状。

Claims (3)

  1. 中央に開口部を有するとともに外郭形状が略四角形状をした枠形状部と、
    前記枠形状部の四隅それぞれから外方に延びて形成されるアーム部と、
    を備えることで全体形状が略井桁形状をしており、
    車体に車両部品を取り付ける際に、当該車両部品を支承する強度部材として用いられるダイカスト製サブフレームであって、
    表面の少なくとも一部を、略多角形状を複数組み合わせることで形成した多面体壁部で構成したことを特徴とするダイカスト製サブフレーム。
  2. 請求項1に記載のダイカスト製サブフレームにおいて、
    前記略多角形状が略三角形状であることを特徴とするダイカスト製サブフレーム。
  3. 請求項1又は2に記載のダイカスト製サブフレームにおいて、
    前記多面体壁部が、ダイカスト製サブフレームに形成された外部部材との取付部の周辺に設けられることを特徴とするダイカスト製サブフレーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002137758A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Honda Motor Co Ltd ダイカスト製サブフレーム
JP2012091693A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Daihatsu Motor Co Ltd サスペンションメンバ

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