JP2020082963A - ハイブリッド車両の潤滑構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸心油路の流量過剰により潤滑必要部で撹拌損失が大きくなることを抑制すること。【解決手段】モータを冷却するためのオイルをモータに供給する冷却油路と、冷却油路から分岐し、動力伝達装置の潤滑必要部を潤滑するためのオイルを潤滑必要部に供給する潤滑油路と、冷却油路および潤滑油路に供給されるオイルを吐出する電動オイルポンプと、を備え、潤滑油路は、入力軸6の端部に接続された中空軸状の供給管102によって形成され、当該供給管102の内部で軸方向に沿って延びて軸心油路に連通する供給油路と、を含み、入力軸および供給管は、HV走行時には回転するものの、EV走行時には回転しないように構成されているハイブリッド車両の潤滑構造であって、供給管の内周面には、螺旋部が設けられており、供給管の内部には、軸方向に沿って非回転の中心軸が挿通されている。【選択図】図2
Description
本発明は、ハイブリッド車両の潤滑構造に関する。
特許文献1には、ハイブリッド車両の潤滑構造について、動力伝達装置の入力軸の内部に軸方向に沿って延びる軸心油路が形成され、この入力軸と同一軸線上に配置された中空軸状の供給管を入力軸の端部に接続することが開示されている。特許文献1に記載の構成では、電動オイルポンプから吐出されたオイルが供給管を経由して軸心油路に流入し、軸心油路から遊星歯車機構などの潤滑必要部にオイルが供給される。
ところで、ハイブリッド車両では、モータを冷却するための冷却油路と、入力軸の軸心油路を含む潤滑油路とが共通の配管で構成され、一つの電動オイルポンプから吐出されたオイルを冷却油路と潤滑油路とに分配する潤滑システムを搭載することがある。この潤滑システムでは、オイルの供給はEVモード(エンジンが停止してモータの動力で走行する走行モード)とHVモード(エンジンの動力で走行する走行モード)とで回路構成上の違いがない。そのため、入力軸の軸心油路に供給されるオイルの流量はオイルポンプの吐出流量のみに依存することとなる。また、モータを冷却するためには一定量のオイルを冷却油路へ供給する必要があり、必然的に潤滑油路である軸心油路にもオイルが供給されることとなる。
しかしながら、軸心油路による潤滑はEVモードとHVモードとで必要流量が異なる。そのため、冷却油路と潤滑油路とが共通の配管により構成された場合、モータを冷却するために電動オイルポンプが駆動し、EVモードでもHVモードと同量のオイルが軸心油路に分配されると、軸心油路では必要量に対して流量過剰となるので、無駄なオイルポンプ仕事の発生、および潤滑必要部での撹拌損失の増大を招く虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、軸心油路の流量過剰により潤滑必要部で撹拌損失が大きくなることを抑制することができるハイブリッド車両の潤滑構造を提供することを目的とする。
本発明は、エンジンと、動力源であるモータと、前記エンジンおよび前記モータから出力された動力を車輪に伝達する動力伝達装置と、前記モータを冷却するためのオイルを前記モータに供給する冷却油路と、前記冷却油路から分岐し、前記動力伝達装置の潤滑必要部を潤滑するためのオイルを前記潤滑必要部に供給する潤滑油路と、前記冷却油路および前記潤滑油路に供給されるオイルを吐出する電動オイルポンプと、を備え、前記動力伝達装置は、前記エンジンからの動力が入力される入力軸を含み、前記潤滑油路は、前記入力軸の内部で軸方向に沿って延びる軸心油路と、前記入力軸の端部に接続された中空軸状の供給管によって形成され、当該供給管の内部で軸方向に沿って延びて前記軸心油路に連通する供給油路と、を含み、前記供給管は、前記入力軸と一体回転する部材であり、前記入力軸および前記供給管は、前記エンジンが出力した動力で走行するHV走行時には回転するものの、前記エンジンが停止して前記モータが出力する動力のみで走行するEV走行時には回転しないように構成されているハイブリッド車両の潤滑構造であって、前記供給管の内周面には、螺旋部が設けられており、前記供給管の内部には、軸方向に沿って非回転の中心軸が挿通されていることを特徴とする。
本発明によれば、HV走行時には入力軸が回転して供給管が回転するので、供給管の内周面の螺旋部と非回転の中心軸とによりポンプ作用が働き、供給油路から軸心油路を介して潤滑必要部にオイルを供給することができる。一方、EV走行時には、供給管が回転しないことにより螺旋部が油路抵抗となるため、供給油路へのオイル供給量を減らすことができる。これにより、軸心油路から潤滑必要部への流量過剰が発生することを抑制でき、潤滑必要部での撹拌損失を低減できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態におけるハイブリッド車両の潤滑構造について具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、実施形態のハイブリッド車両を模式的に示すスケルトン図である。車両Veは、動力源として、エンジン1と、第1モータ(MG1)2と、第2モータ(MG2)3とを備えたハイブリッド車両である。エンジン1は周知の内燃機関である。各モータ2,3はモータ機能と発電機能とを有する周知のモータ・ジェネレータである。各モータ2,3はインバータを介してバッテリ(いずれも図示せず)に電気的に接続されている。車両Veでは、動力源(エンジン1,第1モータ2,第2モータ3)から出力された動力が動力伝達装置20を介して車輪4に伝達される。
車両Veは、エンジン1から車輪(駆動輪)4に至る動力伝達経路中に動力分割機構5を備える。車両Veでは、エンジン1が出力した動力を動力分割機構5によって第1モータ2側と車輪4側とに分割することができる。その際、第1モータ2はエンジン1が出力した動力によって発電し、その電力がバッテリに蓄電され、あるいはインバータを介して第2モータ3に供給される。
エンジン1のクランクシャフトと同一軸線上に、入力軸6と動力分割機構5と第1モータ2とが配置されている。クランクシャフトと入力軸6とはトルクリミッタ(図示せず)などを介して連結されている。第1モータ2は動力分割機構5に隣接し、軸方向でエンジン1とは反対側に配置されている。第1モータ2は、コイルが巻き回されたステータ2aと、ロータ2bと、ロータ軸2cとを備えている。
動力分割機構5は、複数の回転要素を有する差動機構であって、図1に示す例ではシングルピニオン型の遊星歯車機構によって構成されている。動力分割機構5は、三つの回転要素として、外歯歯車のサンギヤ5Sと、サンギヤ5Sに対して同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ5Rと、これらサンギヤ5Sとリングギヤ5Rとに噛み合っているピニオンギヤを自転可能かつサンギヤ5Sの周りに公転可能に保持しているキャリア5Cとを備えている。
サンギヤ5Sには、第1モータ2のロータ軸2cが一体回転するように連結されている。キャリア5Cには、入力軸6が一体回転するように連結されている。エンジン1は入力軸6を介してキャリア5Cに連結されている。リングギヤ5Rには、動力分割機構5から車輪4側へ向けてトルクを出力する出力ギヤ7が一体化されている。出力ギヤ7は、リングギヤ5Rと一体回転する外歯歯車であり、カウンタギヤ機構8のカウンタドリブンギヤ8bと噛み合っている。
出力ギヤ7は、カウンタギヤ機構8を介してデファレンシャルギヤ機構9に連結されている。カウンタギヤ機構8は、入力軸6と平行に配置されたカウンタシャフト8aと、出力ギヤ7と噛み合っているカウンタドリブンギヤ8bと、デファレンシャルギヤ機構9のリングギヤ9aと噛み合っているカウンタドライブギヤ8cとを有する。カウンタシャフト8aには、カウンタドリブンギヤ8bとカウンタドライブギヤ8cとが一体回転するように取り付けられている。デファレンシャルギヤ機構9には、左右のドライブシャフト10を介して車輪4が連結されている。
車両Veは、エンジン1から車輪4に伝達されるトルクに、第2モータ3が出力したトルクを付加するように構成されている。第2モータ3は、コイルが巻き回されたステータ3aと、ロータ3bと、ロータ軸3cとを備えている。ロータ軸3cはカウンタシャフト8aと平行に配置されている。ロータ軸3cには、カウンタドリブンギヤ8bと噛み合っているリダクションギヤ11が一体回転するように取り付けられている。
また、車両Veは、トランスアクスルケース40内の冷却必要部および潤滑必要部にオイルを供給するオイル供給装置100を備えている。オイル供給装置100は、電動オイルポンプ(以下「EOP」という)101と、EOP101に接続された共通の配管から冷却油路110と潤滑油路120とに分岐する回路構成と、を含んで構成される。
EOP101は、ポンプ用の電動モータ(図示せず)によって駆動して、吐出口からオイルを吐出する。図1に破線矢印で示すように、EOP101から吐出されたオイルは、冷却油路110から冷却必要部である各モータ2,3に供給されて冷却液として機能するとともに、潤滑油路120から潤滑必要部に供給されて潤滑油として機能する。潤滑必要部とは、動力伝達装置20のうちオイルによる潤滑が必要な部位(主にギヤ)のことである。潤滑必要部には遊星歯車機構からなる動力分割機構5が含まれる。EOP101の吐出口に接続された配管(共通の配管)は下流側の分岐点Aで冷却油路110と潤滑油路120とに分岐する。
潤滑油路120は、入力軸6の軸心油路61(図2に示す)にオイルを供給するように構成されている。この潤滑油路120はオイルが圧送される油路であって、少なくとも入力軸6の軸心油路61を含む。この軸心油路61から径方向外側に配置された動力分割機構5にオイルが供給される。
入力軸6の端部には、軸方向に沿って延びている中空軸状の供給管102が接続されている。供給管102は、入力軸6と同一軸線上に配置され、入力軸6と一体回転可能に構成されている。この供給管102は潤滑油路120の一部を形成する部材であり、トランスアクスルケース40内で第1モータ2の内径側に挿通されている。
図2は、供給管の構造を説明するための断面図である。図2に示すように、供給管102は、ロータ軸2cの内部に挿通された状態で、入力軸6の端部に接続されている。入力軸6が回転すると同一回転中心軸線上で供給管102も回転する。
供給管102の内部は、供給管102の内周面102aによって、軸方向に沿って延びる供給油路121が形成されている。供給油路121は、入力軸6の軸心油路61に連通されている。潤滑油路120では、EOP101から供給油路121を介して軸心油路61へとオイルが圧送される。すなわち、EOP101から吐出されたオイルは供給管102の供給油路121を経由して入力軸6の軸心油路61に供給される。
また、図3に示すように、供給管102の内周面102aには、螺旋部として凹形状の螺旋溝102bが設けられている。螺旋溝102bは、内周面102aに形成された溝が軸方向に螺旋状に延びている構造を有する。
さらに、供給管102の内部には、非回転の中心軸103が挿通されている。中心軸103は、軸状の固定部材であり、入力軸6の回転中心軸線上に配置されて軸方向に沿って延びている。供給管102が入力軸6と一体回転する場合も、中心軸103は回転せずに固定されている。例えば、中心軸103の一方端部はトランスアクスルケース40に固定され、中心軸103の他方端部は入力軸6の軸心油路61の内部に配置されている。
このように、供給油路121は、供給管102の内周面102aおよび螺旋溝102bと、中心軸103の外周面とによって形成された油路である。そして、回転部材となる供給管102に設けられた螺旋溝102bと、その供給管102の内部に配置された非回転の中心軸103とによって、供給油路121をスクリューポンプとして機能させることができる。供給管102と中心軸103とが相対回転する構造であるため、螺旋溝102bがスクリューポンプとして動作する構造となる。つまり、供給油路121の流量は、供給管102が回転する状態と、供給管102が回転しない状態とで異なる流量になる。
供給管102が回転する状態は、入力軸6が回転する状態、すなわちエンジン1が出力した動力で走行するHV走行時(HVモード)である。HV走行時、供給管102と中心軸103とが相対回転することにより供給油路121にポンプ作用が生じるため、潤滑油路120では供給油路121から軸心油路61に供給されるオイル量(流量)が増大する。つまり、潤滑油路120では、ポンプ作用により供給油路121での通油抵抗が小さくなるため、オイル回路の分岐点Aから潤滑油路120側の軸心油路61に分配されるオイル流量の分配比が大きくなる。
供給管102が回転しない状態は、入力軸6が回転していない状態、すなわち第2モータ3が出力した動力のみで走行するEV走行時(EVモード)である。車両Veでは、第2モータ3が出力した動力のみで走行するEV走行時、動力分割機構5が無負荷状態となり、動力分割機構5のリングギヤ5Rは空転するため、動力分割機構5のキャリア5Cは回転しない。そのため、エンジン1が停止して第2モータ3が出力した動力のみで走行するEV走行時には、入力軸6が回転しないため、供給管102も回転せず、供給油路121でのポンプ作用は生じない。供給管102が回転しない場合、螺旋溝102bが軸方向に沿って供給油路121内を流れようとするオイルに対する通油抵抗として作用する。EV走行時、停止した螺旋溝102bにより供給油路121での通油抵抗が大きくなるため、潤滑油路120では供給油路121から軸心油路61に供給されるオイル量(流量)が減少する。つまり、オイル回路の分岐点Aから潤滑油路120側の軸心油路61に分配されるオイル流量の分配比が小さくなる。また、オイル供給装置100では、潤滑油路120側のへの分配比が小さくなることにより、EV走行時には、分岐点Aから冷却油路110に分配されるオイル流量の分配比が大きくなる。
軸心油路61からの供給対象となる動力分割機構5は、オイルの必要量がHVモードとEVモードとでは異なる流量となる。HVモードでは、動力分割機構5が有負荷状態となるため、オイルの必要量が多くなる。一方、EVモードでは、動力分割機構5が無負荷状態となるため、HVモードと比較してオイルの必要量が少なくなる。上述した供給管102と中心軸103とを含む潤滑構造によれば、HVモード時には供給油路121でポンプ作用を生じ軸心油路61の流量を増大し、EVモード時には供給油路121の通油抵抗により軸心油路61の流量を減少することができる。
また、HV走行時もEV走行時も、モータを冷却するためにEOP101が駆動してオイル供給装置100によるオイル供給を行う必要がある。そして、オイル供給装置100では、EOP101の吐出流量がHV走行時とEV走行時とで同じ吐出流量である場合、分岐点Aの下流側での冷却必要部と潤滑必要部との分配比を変更することができるように構成されている。この分配比の変更は、入力軸6および供給管102の構造上、HVモードとEVモードとが切り替わることにより機械的に変更されるものである。
以上説明した通り、実施形態によれば、EVモードでは入力軸6の軸心油路61へのオイル流量が減り、HVモードでは軸心油路61へのオイル流量が増えるようにオイルが分配される。これにより、EVモード時、潤滑必要部に過剰な流量のオイルが供給されることにより無駄なオイルポンプ仕事が発生し、潤滑必要部での撹拌損失が大きくなることを抑制することができる。
HV走行時には入力軸6が回転して供給管102が回転するので、供給管102の内周面102aの螺旋溝102bと非回転の中心軸103とによりポンプ作用が働き、供給油路121から軸心油路61を介して潤滑必要部の動力分割機構5にオイルを供給することができる。一方、EV走行時には、供給管102が回転しないことにより螺旋溝102bが油路抵抗となるため、供給油路121へのオイル供給量を減らすことができる。これにより、軸心油路61から潤滑必要部の動力分割機構5への流量過剰が発生することを抑制でき、潤滑必要部での撹拌損失を低減できる。
なお、供給管102の内周面102aに設けられる螺旋部は、図3に示すような凹形状の螺旋溝102bに限定されない。例えば、図4に示すように、内周面102aには、凸形状の螺旋羽102cによって形成された螺旋部が設けられてもよい。
また、供給管102と中心軸103との相対回転によって供給油路121でのポンプ作用が生じればよいため、供給管102の内周面102aと中心軸103の外周面とのどちらに螺旋部が設けられてもよい。つまり、上述した実施形態のように、内周面102aに螺旋部を設け、中心軸103の外周面を平滑構造とする場合に限定されない。一例として、内周面102aを平滑構造とし、中心軸103の外周面に螺旋部(螺旋溝または螺旋羽)を設けてもよい。さらに別の例として、内周面102aに螺旋部を設け、かつ中心軸103の外周面に螺旋部を設けることが可能である。
1 エンジン
2 第1モータ(MG1)
2c ロータ軸
3 第2モータ(MG2)
5 動力分割機構
5C キャリア
5R リングギヤ
6 入力軸
20 動力伝達装置
40 トランスアクスルケース
61 軸心油路
100 オイル供給装置
101 電動オイルポンプ(EOP)
102 供給管
102a 内周面
102b 螺旋溝
102c 螺旋羽
103 中心軸
110 冷却油路
120 潤滑油路
121 供給油路
A 分岐点
2 第1モータ(MG1)
2c ロータ軸
3 第2モータ(MG2)
5 動力分割機構
5C キャリア
5R リングギヤ
6 入力軸
20 動力伝達装置
40 トランスアクスルケース
61 軸心油路
100 オイル供給装置
101 電動オイルポンプ(EOP)
102 供給管
102a 内周面
102b 螺旋溝
102c 螺旋羽
103 中心軸
110 冷却油路
120 潤滑油路
121 供給油路
A 分岐点
Claims (1)
- エンジンと、
動力源であるモータと、
前記エンジンおよび前記モータから出力された動力を車輪に伝達する動力伝達装置と、
前記モータを冷却するためのオイルを前記モータに供給する冷却油路と、
前記冷却油路から分岐し、前記動力伝達装置の潤滑必要部を潤滑するためのオイルを前記潤滑必要部に供給する潤滑油路と、
前記冷却油路および前記潤滑油路に供給されるオイルを吐出する電動オイルポンプと、
を備え、
前記動力伝達装置は、前記エンジンからの動力が入力される入力軸を含み、
前記潤滑油路は、
前記入力軸の内部で軸方向に沿って延びる軸心油路と、
前記入力軸の端部に接続された中空軸状の供給管によって形成され、当該供給管の内部で軸方向に沿って延びて前記軸心油路に連通する供給油路と、を含み、
前記供給管は、前記入力軸と一体回転する部材であり、
前記入力軸および前記供給管は、前記エンジンが出力した動力で走行するHV走行時には回転するものの、前記エンジンが停止して前記モータが出力する動力のみで走行するEV走行時には回転しないように構成されているハイブリッド車両の潤滑構造であって、
前記供給管の内周面には、螺旋部が設けられており、
前記供給管の内部には、軸方向に沿って非回転の中心軸が挿通されている
ことを特徴とするハイブリッド車両の潤滑構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018218631A JP2020082963A (ja) | 2018-11-21 | 2018-11-21 | ハイブリッド車両の潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018218631A JP2020082963A (ja) | 2018-11-21 | 2018-11-21 | ハイブリッド車両の潤滑構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020082963A true JP2020082963A (ja) | 2020-06-04 |
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ID=70905839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018218631A Pending JP2020082963A (ja) | 2018-11-21 | 2018-11-21 | ハイブリッド車両の潤滑構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2018
- 2018-11-21 JP JP2018218631A patent/JP2020082963A/ja active Pending
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