JP2020082145A - 異常検知装置、異常検知装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

異常検知装置、異常検知装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】スクラップシュータの異常を容易な処理で検知する。【解決手段】スクラップシュータ(111)に供給されるエアーの流量の計測値を取得する取得部(211)と、計測値に基づいて、スクラップシュータ(111)の異常を判定する異常判定部(213)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、プレス機のスクラップシュータの異常を検知する異常検知装置等に関する。
従来、プレス機では、プレス加工により生じるスクラップをスクラップシュータを介して排出していた。しかし、スクラップは常に適切にスクラップシュータに排出されるわけではなく、詰まりが発生することがある。スクラップシュータに詰まりが発生した場合、スクラップが堆積してしまい、最終的にはプレス機が停止してしまう。
そこで、特許文献1には、スクラップの姿勢を制御するための構造突起物を設け、スクラップシュータの詰まりを抑制するスクラップ排出装置が記載されている。
また、特許文献2には、プレス機械の各部の状態を検出することにより、プレス機械を総合的に保全するプレス機械用予知保全システムが記載されている。
特開2018−69300号公報(2018年 5月10日公開) 特開平 5−162000号公報(1993年 6月29日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の技術はスクラップシュータの詰まりを抑制することを目的としたものであり、スクラップシュータの詰まりを検知することはできない。
また、特許文献2に記載の技術は各種センサを用いて故障を予防するものであるが、スクラップシュータについては記載されていない。
本発明の一態様は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、スクラップシュータの異常を容易な処理で検知できる異常検知装置等を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る異常検知装置は、プレス機のスクラップシュータの異常を検知する異常検知装置であって、上記スクラップシュータに供給されるエアーの流量の計測値を取得する取得部と、上記計測値に基づいて上記スクラップシュータの異常を判定する異常判定部と、を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、スクラップシュータに供給されるエアーの流量の計測値に基づいてスクラップシュータの異常を検知できるので、容易な処理で異常を検知することができる。
本発明の一態様に係る異常検知装置では、上記異常判定部は、第1の所定期間における上記計測値の変化量が、第1の閾値よりも小さい場合、上記スクラップシュータに異常が有ると判定するものであってもよい。
上記の構成によれば、エアー流量の変化量を用いてスクラップシュータの異常判定を行うことができるので、スクラップシュータの異常を容易な処理で検知することができる。なお、第1の所定期間とは、エアー流量の変化量を適切に算出できる期間であればよく、例えば1秒である。
本発明の一態様に係る異常検知装置では、上記異常判定部は、第2の所定期間における上記計測値の平均値が第2の閾値よりも小さい場合、上記スクラップシュータに異常が有ると判定するものであってもよい。
上記の構成によれば、エアー流量の平均値を用いてスクラップシュータの異常を判定することができる。これにより、徐々にエアー流量が変化するような異常であっても適切に検知することができる。なお、第2の所定期間とは、計測値の平均値を適切に算出できる期間であればよく、例えば1分である。
本発明の一態様に係る異常検知装置では、上記異常判定部は、上記計測値の波形から1分間当たりの周期数を決定し、第3の所定期間における決定した周期数が第3の閾値よりも小さい場合、上記スクラップシュータに異常が有ると判定するものであってもよい。
上記の構成によれば、計測値の波形から決定した周期数を用いてスクラップシュータの異常判定を行うことができる。正常であれば、周期数はスクラップシュータのサイクル数と一致するものであるので、周期数を用いることにより、エアー流量に目に見える変化が生じないような異常であっても適切に判定することができる。なお、第3の所定期間とは、スクラップシュータのサイクル数を適切に算出できる期間であればよく、例えば30秒である。なお、1サイクルとは、プレス機における1ショットに対応するスクラップシュータの処理である。
本発明の一態様に係る異常検知装置では、上記プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときから所定数分のショットに対応する上記計測値を用いて上記第1の閾値を設定する閾値設定部を備えているものであってもよい。
上記の構成によれば、プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときから(いわゆる、段替え)、所定ショット数分の計測値を用いて第1の閾値を設定する。これにより、当該段替え後の処理において適切な閾値を用いて異常判定を行うことができる。また、段替えのたびに担当者が閾値を設定する手間を省略することができる。
本発明の一態様に係る異常検知装置では、上記プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときから所定数分のショットに対応する上記計測値を用いて上記第2の閾値を設定する閾値設定部を備えているものであってもよい。
上記の構成によれば、プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときから(いわゆる、段替え)、所定ショット数分の計測値を用いて第2の閾値を設定する。これにより、当該段替え後の処理において適切な閾値を用いて異常判定を行うことができる。また、段替えのたびに担当者が閾値を設定する手間を省略することができる。
本発明の一態様に係る異常検知装置では、上記プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときから所定数分のショットに対応する上記計測値を用いて上記第3の閾値を設定する閾値設定部を備えているものであってもよい。
上記の構成によれば、プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときから(いわゆる、段替え)、所定ショット数分の計測値を用いて第3の閾値を設定する。これにより、当該段替え後の処理において適切な閾値を用いて異常判定を行うことができる。また、段替えのたびに担当者が閾値を設定する手間を省略することができる。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る異常検知装置の制御方法は、プレス機のスクラップシュータの異常を検知する異常検知装置の制御方法であって、上記スクラップシュータに供給されるエアーの流量の計測値を取得する取得ステップと、上記計測値に基づいて上記スクラップシュータに異常を判定する異常判定ステップと、を含むことを特徴としている。
本発明の各態様に係る異常検知装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記異常検知装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記異常検知装置をコンピュータにて実現させる異常検知装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の一態様によれば、エアー流量の変化量を用いてスクラップシュータの異常判定を行うことができるので、スクラップシュータの異常を容易な処理で検知することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るプレスシステムの要部構成を示す機能ブロック図である。 プレスシステムにおける閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。 プレスシステムにおける処理の流れを示すフローチャートである。 エアー流量の計測値の波形例を示す図であり、(a)は正常な波形例を示し、(b)は異常な波形例を示す。 本発明の他の実施形態における閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
(全体概要)
本実施形態に係るプレスシステム100は、プレス部11のスクラップシュータ111における詰まり(いわゆる、カス詰まり)等による異常を検知するものである。プレス加工により型抜きされた後の金属片(スクラップ)は、スクラップシュータ111を介して排出されるものであるが、排出時のスクラップの向きやプレス加工時の振動等により、想定通りにスクラップシュータ111を介して排出されるとは限らない。
まず、図1を参照して、本実施形態に係るプレスシステム100の全体概要について説明する。図1は、プレスシステム100の要部構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係るプレスシステム100は、サーボプレス1、計測装置(異常検知装置)2、WEBサーバ3、および担当者端末4を含む。プレスシステム100では、サーボプレス1によりプレス加工の処理を行う。そして、計測装置2は、プレス部11に設けられたスクラップシュータ111に供給するエアーの流量を測定する流量センサ12から計測値を取得し、当該計測値からスクラップシュータ111の異常判定を行う。そして、異常ありと判定した場合、その旨を担当者端末4に通知する。また、計測値をWEBサーバ3に送信し、WEBサーバ3では、計測値を作業者が確認できるWebページを作成する。
以上のように、本実施形態に係るプレスシステム100では、スクラップシュータ111に供給されるエアーの流量を測定するのみでスクラップシュータ111の異常を検知できるので、異常の検知を容易にすることができる。
(各装置の詳細)
(サーボプレス1)
次に、図1を参照して、各装置の詳細について説明する。図1に示すように、サーボプレス(プレス機)1は、プレス部11、スクラップシュータ111、流量センサ12、プレスPLC14、および逆止弁15を含む。プレス部11は型抜き加工をするためのラム、上型等を含む。型抜き後のワークは図示されないルートで搬出される。型抜き時に発生したスクラップはスクラップ排出用のスクラップシュータ111上に落下する。スクラップシュータ111はエアーおよびピストンにより駆動されて振動しており、スクラップはスクラップシュータ111上を斜めに落下して搬出される。プレス加工処理中、プレス部11は連続的に動作を続け、詰まりが発生しないよう、スクラップシュータ111もスクラップを連続的に排出し続ける。なお、プレス加工処理は従来と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
流量センサ12は、スクラップシュータ111を駆動させるエアーの流量を計測する。エアーは工場エアー供給源からホースを通って供給され、逆止弁15を通り、流量センサ12を介してスクラップシュータ111へと供給される。流量センサ12からはセンサ電流(センサ出力)が出力され、計測装置2に入力される。なお、流量センサ12はサーボプレス1の内側に設置されているため、作業者は工場エアー供給源とサーボプレス1とをホースで接続するのみで良く、センサの設置作業や設定作業を行う必要はない。
なお、サーボプレス1には、スクラップシュータ111の監視のための、図示されないカメラが含まれてもよい。当該カメラはスクラップシュータ111を撮影し、WEBサーバ3へと定期的に監視画像を送信してもよい。
プレスPLC14は、プレス部11等の機械装置にプレス加工を行わせるための制御装置である。プレスPLC14からは金型情報およびプレス動作タイミングが出力され、計測装置2に入力される。金型情報は金型の取付時等のタイミングで、適宜、作業者が入力することができる。なお、プレスPLC14はサーボモータの過電流、過熱などを検知し、プレス機械保護のためにプレス加工を停止させることが可能であるが、処理内容は従来技術と同様であるので、その説明は省略する。
(計測装置2)
計測装置2は、取得部211、閾値設定部212、異常判定部213、停止指令出力部214、および報知部215を含む。
取得部211は、流量センサ12から送信されたセンサ出力ならびにプレスPLC14から送信された金型情報およびプレス動作タイミングに関するデータを取得する。そして、取得部211は、閾値設定部212へ上記データを送信するととともに、異常判定部213へ上記データを送信する。
閾値設定部212は、異常判定の基準となる閾値(第1の閾値、第2の閾値、第3の閾値)を設定する。閾値設定部212の動作の詳細は後述する。
異常判定部213は、取得部211から受け取ったデータならびに閾値設定部212が設定した閾値に基づき、スクラップシュータ111の異常の有無を判定する。具体的には、異常判定部213は、取得部211が取得したセンサ出力が示すエアー流量から変化量Dを算出し、算出した変化量Dが、所定時間t1秒において、第1の閾値を下回った場合、異常有りと判定する。
エアー流量の変化量Dは、例えばt1秒間の最大値と最小値との差を取ることにより算出できる。なお、変化量Dの参照方法はこれに限られるものではなく、t1秒間の平均値と最大値との差または平均値と最小値との差をとってもよいし、当該2つの差の二乗和の平方根でもよい。エアー流量の変化量Dが少なくなったことをセンサ、機械、加工プロセス、波形等の特性に応じて安定して検出できればよく、例示した特定のパラメータおよび組み合わせに限られない。
また、第1の閾値は、上記変化量Dの算出方法に対応して設定すればよい。
エアー流量の変化量Dに基づいて異常の有無を判断することにより、スクラップシュータ111の詰まりによる異常だけではなく、エアーの供給に異常が発生し、エアー流量が常に高い状態となったような場合に対しても、異常の検知を行うことができる。
停止指令出力部214は、異常判定部213が、所定回数(例えば3回)以上、連続して異常を検知した場合、プレスPLC14への停止指令を出力する。所定回数以上連続して異常を検知した場合のみ停止指令を出力することで、誤検知が生じた場合、1回または2回のみ詰まりが発生し3回以内に解消した場合などに停止指令を出力してしまうことを防止することができる。
報知部215は、異常判定部213が異常が有ると判定した場合、異常検知通知メールを担当者端末4に対し送信する。異常検知通知メールには、異常が発生した旨が記載されている。なお、異常通知検知メールには、後述するWEBページへアクセスするためのリンクが記載されていてもよい。
(WEBサーバ3)
WEBサーバ3は、DB(データベース)31、およびWEBページ作成部32からなる。
DB31には、計測装置2から送信されたエアー流量データおよび異常判定結果が保存される。WEBページ作成部32は、流量データを作業者が目視で確認可能なWebページを作成する。また、WEBページ作成部32は、作成するWebページに上述した監視画像を含ませてもよい。
担当者端末4は、異常が検知された場合、計測装置2からの異常検知通知メールを受信する。異常検知通知メールには、エアー流量データまたは監視画像を表示するためのWEBページへのリンクが記載されていてもよい。これにより、担当者は、記載されたリンクをクリックすることでエアー流量データ、監視画像を確認し、状況を確認することができる。
(閾値設定処理の流れ)
次に、図2を参照して閾値設定部212による閾値の設定処理の流れについて説明する。図2は、閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。異常判定部213による異常判定のための閾値は、段替えのたびに設定される。なお、段替えとは、上記プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときということができる。
図2に示すように、作業者がプレス部における金型を変更し(S101)、プレスPLC14において設定変更を入力すると(S102)、プレスPLC14から計測装置2へ金型設定情報が送信される。また、計測装置2は閾値設定をクリアする(S103)。次に、作業者がプレスを開始する操作を行うと(S104)、プレスPLC14はプレスPLC14内の保存指示フラグをONにする(S105)。そして計測装置2は閾値設定を開始し、取得部211は流量センサ12により計測されたエアー流量の値を取得する(S106)。
その後、計測装置2はスクラップシュータ111が稼働状態であるか否かを判定する(S107)。稼働していなければ(S107でNO)、閾値設定処理は中止される。一方、稼働状態であれば(S107でYES)、閾値設定部212は、取得部211が取得したエアー流量値の所定期間における最大値(MAX)、最小値(MIN)、および平均値(AVE)を算出する。そして、閾値設定部212は、最大値(MAX)、最小値(MIN)、および平均値(AVE)から、エアー流量の変化量Dの異常を判断するための第1の閾値を決定する(S108)。
なお、エアー流量の変化量Dは最大値と最小値との差などによって決定できる。そして、第1の閾値はその決定方法に対応して決定できる。しかしながら、より安全にするため、第1の閾値はステップS106において取得されたエアー流量計測値から決定された値よりも、低い値に決定される事が望ましい。
例えば、実測値としてMAXの値が800ml/m(ミリリットル毎分)、MINの値が200ml/m、AVEの値が300ml/mであり、エアー流量の変化量Dの算出方法としてMAX−MINを用いる場合、変化量Dは、変化量D=MAX(800)−MIN(200)=600となる。これに、例えば、0.5の係数を掛ければ、第1の閾値は600×0.5=300となる。また、変化量Dの算出方法として二乗和の平方根を用いる場合、変化量D=(MAX−AVE)+(MIN−AVE)=260000であり、平方根を取って約510という値が得られる。前述の場合と同様これに0.5の係数を掛ければ、第1の閾値は255となる。
そして、閾値設定部212は、決定した閾値を第1の閾値として設定する(S109)。以上で、閾値設定は完了し、閾値設定部212は動作を終了する。
なお、上記の設定処理は1回のショット中に得られた値に基づいて行われるものとして記載したが、2ショット以上、所定数分の計測した値に基づいてもよい。必要な回数は、段替え後、良品が出来たか否かの検品結果、検品時間、自動設定に要する作業時間、自動設定閾値に求める精度、などを考慮して適宜決定してもよい。
(プレスシステム100における処理の流れ)
次に、図3を参照して、プレスシステム100における処理の流れを説明する。図3は、プレスシステム100における処理の流れを示すフローチャートである。
プレス部11においてプレスが実行されると(S201)、プレスPLC14はプレスタイミング信号を出力する(S202)。計測装置2の取得部211はプレスタイミング信号およびエアー流量の計測値を示すセンサ出力を受け取り(取得ステップ)、異常判定部213へと出力する。
異常判定部213は、所定時間t1秒におけるエアー流量の変化量Dが第1の閾値を下回ったか否かを判断する(S203、異常判定ステップ)。エアー流量の変化量Dが第1の閾値以上だった場合(S203でNO)、そのまま、プレス処理が継続される。一方、エアー流量の変化量Dが第1の閾値を下回った場合(S203でYES)、異常判定部213は異常有りと判定し、報知部215を介して担当者端末4へ異常検知通知メールを送信し(S204)、担当者端末4は当該異常検知通知メールを受信する(S205)。その後、異常判定部213は、所定時間t1秒ごとに、t1秒におけるエアー流量の変化量Dが第1の閾値を下回ったか否かを判定し、連続して3回、第1の閾値を下回ったと判定した場合(S206でYES)、プレスPLC14へ設備停止指令を出力する(S207)。
なお、所定時間t1は、変化量Dを安定して算出できる期間であればよく、例えば1秒である。また、例えば、所定時間t1秒を、ショット1回に要した時間に基づいて自動的に設定してもよい。
また、ステップS206では、連続して3回、第1の閾値を下回ったから否かを判定したが、3回はあくまでも例示であり、4回以上であってもよいし、サーボプレス1の安全性をより高めるためには、1回で設備停止指令を出力するものであってもよい。
設備停止指令を受信したプレスPLC14は、プレス部11に対しサイクル停止指令を出力し(S208)プレス部11は、停止指令を受けてプレス動作を停止する(S209)。
なお、計測装置2は、異常検知通知メールの送信、設備停止指令の出力について、どのサーボプレス1でいつ発生したかなどをWEBサーバ3に送信し、WEBサーバ3のWEBページ作成部32で当該状況を確認できるWebページを作成してもよい。これにより、担当者は、異常が生じやすいサーボプレス1や時刻など確認し、分析することができる。
(波形例)
次に、図4を参照して、WEBページ作成部32により作成される波形例について説明する。図4は、波形例を示す図であり、(a)は正常時の波形を示し、(b)は異常時の波形を示す。
図4の(a)に示すように、正常時のエアーの流量は、スクラップを排出するタイミングで大きくなり、排出後は小さくなる。そして、これを繰り返す。一方、図4の(b)に示すように、異常時には、(a)とは異なる波形となる。図4の(b)に示す例では、流量が小さい状態が続いており、エアーが適切に流れていない。この場合、スクラップシュータ111が詰まりを起こしていることになる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態で説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、上述した実施形態1に記載した異常判定に加え、エアー流量の平均値、およびスクラップシュータ111の動作サイクルに基づいた異常判定を行う。
具体的には、異常判定部213は、所定時間t2分間におけるエアー流量の平均値が第2の閾値を下回ったか否かにより異常判定を行う。また、異常判定部213は、スクラップシュータ111動作頻度(CPM(cycle per minutes)、スクラップシュータ111の1回の動作を1サイクルとしたときの1分あたりのサイクル数)が第3の閾値を下回ったか否かにより異常判定を行う。
(閾値設定処理の流れ)
次に、図5を参照して本実施形態における閾値設定処理の流れを説明する。図5は、閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。なお、ステップS307までは上述した実施形態1における図2と同様であるので説明を省略する。
ステップS307でスクラップシュータ111が稼働していれば(S307でYES)、計測装置2は、スクラップシュータ111のCPMを計測する(S308)。CPMの値は、CPM(サイクル/分)=C×60/t3として決定することができる。次に、閾値設定部212は、取得部211が取得したエアー流量値の所定期間における最大値(MAX)、最小値(MIN)、および平均値(AVE)を算出する。そして、閾値設定部212は、最大値(MAX)、最小値(MIN)、および平均値(AVE)から、エアー流量の変化量Dの異常を判断するための第1の閾値を決定する(S309)。さらに、閾値設定部212は、エアー流量のMAX、MIN、AVEから第2の閾値を決定する(S310)。第2の閾値は、上記AVEの値に、誤検知を防ぐため特定の係数を掛けた値としてもよい。また、MINの値を用いてもよく、AVEの値とMINの値との中間値や、特定の比で分割した値などを用いてもよい。
例えば、AVEの値とMINの値との中間値とを用いる場合、AVEの値として300ml/m、MINの値として200ml/mが得られれば、第2の閾値は300×0.5+200×0.5=250としてもよい。
第2の閾値決定後、閾値設定部212は、CPMの値から第3の閾値を決定する(S311)。誤検知を防ぐため、第3の閾値は、得られた実測CPM値を基に特定の係数を乗算するなどして、実測CPM値より低い値として決定することができる。例えば、得られた実測CPM値が1200(サイクル/分)であれば、特定の係数として0.8をかけ、1200×0.8=960を第3の閾値としてもよい。
そして、閾値設定部212は、決定した閾値をそれぞれ、第1の閾値、第2の閾値、第3の閾値として設定する(S312)。以上で、閾値設定は完了し、閾値設定部212は動作を終了する。
(プレスシステム100における処理の流れ)
次に、図6および図7を参照して、プレスシステム100における処理の流れを説明する。図6および図7は、プレスシステム100における処理の流れを示すフローチャートである。なお、上述した実施形態1の図3と同じ処理を行うステップについては説明を繰り返さない。
本実施形態では、図3におけるステップ203の処理に代えて、ステップS403、S404の処理を行う。まず、図7を参照して、ステップS403における異常判定処理について説明する。
異常判定処理では、まず、異常判定部213は、所定時間t1秒におけるエアー流量の変化量Dが第1の閾値を下回るか否かを判定する(S4111)。下回る場合(S4111でYES)、異常判定部213は異常検知フラグをONとして(S4114)、処理を終了する。
一方、下回らない場合(S4111でNO)、異常判定部213は、所定時間t2分間におけるエアー流量の平均値が、第2の閾値を下回るか否かを判定する(S4112)。所定時間t2分は、所定時間t1秒と同様、変化量Dを安定して算出できる期間であればよく、例えば1分である。また、例えば、所定時間t2分を、ショット1回に要した時間に基づいて自動的に設定してもよい。
下回ると判定した場合、異常判定部213は、異常検知フラグをONとして(S4114)、処理を終了する。
また、ステップS4112で、第2の閾値を下回らないと判定した場合(S4112でNO)、異常判定部213は、所定時間t3秒間の間、エアー流量の波形から決定した周期数が第3の閾値を下回るか否かを判定する(S4113)。所定時間t3秒は、所定時間t1秒と同様に設定されたものでよく、例えば30秒である。
ステップS4113においてCPMが第3の閾値を下回ると判定した場合(S4113でYES)、異常判定部213は異常検知フラグをONとする(S4114)。一方、第3の閾値を下回らない場合(S4113での)、異常判定部213は異常検知フラグをOFFにして(S4115)、処理を終了する。
以上で、ステップ403における異常判定処理が終了する。
ステップS403における異常判定処理が終了すると、異常判定部213は、異常検知フラグがONか否かを判定する(S404)。異常検知フラグがONでなければ(S404でNO)、そのままプレス処理が継続する。
一方、異常検知フラグがONであると判定した場合(S404でYES)、担当者端末4へ異常検知通知メールを送信する(S405、図3のS204と同様)。以降の処理は、実施形態1の図3と同様である。
なお、図3のステップS206では、連続して3回、第1の閾値を下回ったか否かを判定したが、本実施形態におけるステップS407では、連続して3回、異常検知フラグがONであったか否かを判定している。
本実施形態では、所定時間t2分におけるエアー流量の平均値に基づいて異常判定を行っている。これにより、徐々にエアー流量が変化した場合に、異常判定を適切に行うことができる。
また、本実施形態では、所定時間t3秒間のサイクル数から得られたCPMに基づいて異常を判定している。これにより、スクラップシュータ111のサイクル頻度の低下として異常が現れた場合にも異常と判定することができる。
また、本実施形態ではスクラップシュータ111の動作の異常(詰まり)を検知するために、下限値となる閾値を設けて異常を検知しているが、詰まりに限らず動作異常を検知するために、上限値となる閾値を設けて異常を検知してもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
計測装置2の制御ブロック(特に、閾値設定部212、異常判定部213、停止指令出力部214)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、計測装置2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 サーボプレス(プレス機)
2 計測装置(異常検知装置)
3 WEBサーバ
4 担当者端末
11 プレス部
111 スクラップシュータ
12 流量センサ
14 プレスPLC
211 取得部
212 閾値設定部
213 異常判定部
214 停止指令出力部
215 報知部

Claims (10)

  1. プレス機のスクラップシュータの異常を検知する異常検知装置であって、
    上記スクラップシュータに供給されるエアーの流量の計測値を取得する取得部と、
    上記計測値に基づいて上記スクラップシュータの異常を判定する異常判定部と、を備えていることを特徴とする異常検知装置。
  2. 上記異常判定部は、第1の所定期間における上記計測値の変化量が、第1の閾値よりも小さい場合、上記スクラップシュータに異常が有ると判定することを特徴とする請求項1に記載の異常検知装置。
  3. 上記異常判定部は、第2の所定期間における上記計測値の平均値が第2の閾値よりも小さい場合、上記スクラップシュータに異常が有ると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の異常検知装置。
  4. 上記異常判定部は、上記計測値の波形から1分間当たりの周期数を決定し、第3の所定期間における決定した周期数が第3の閾値よりも小さい場合、上記スクラップシュータに異常が有ると判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の異常検知装置。
  5. 上記プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときから所定数分のショットに対応する上記計測値を用いて上記第1の閾値を設定する閾値設定部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の異常検知装置。
  6. 上記プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときから所定数分のショットに対応する上記計測値を用いて上記第2の閾値を設定する閾値設定部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の異常検知装置。
  7. 上記プレス機の金型変更および上記プレス機の動作を制御するためのパラメータ変更の少なくとも一方があったときから所定数分のショットに対応する上記計測値を用いて上記第3の閾値を設定する閾値設定部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の異常検知装置。
  8. プレス機のスクラップシュータの異常を検知する異常検知装置の制御方法であって、
    上記スクラップシュータに供給されるエアーの流量の計測値を取得する取得ステップと、
    上記計測値に基づいて上記スクラップシュータに異常を判定する異常判定ステップと、を含むことを特徴とする異常検知装置の制御方法。
  9. 請求項1に記載の異常検知装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記異常判定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  10. 請求項9に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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