JP2006228779A - 半導体製造装置の管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 人の設定・判断を伴うことなく、半導体製造装置の異常を確実に、且つ早期に検出することが可能な半導体製造装置の管理方法を提供する。
【解決手段】 半導体製造工程及び/又は検査工程において生成される管理データより、工程能力指数及び/又はその関数を算出する工程と、算出された前記工程能力指数及び/又はその関数の時系列での推移をモニタする工程と、モニタされた前記工程能力指数及び/又はその関数が、予め設定した規格を超えて時系列変動しているかどうかを判定する工程と、判定の結果に基づき、半導体製造装置における異常を検出する工程を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体製造装置の異常を早期に検出するための半導体製造装置の管理方法に関する。
一般に、半導体製造工程において、ロット処理毎に発生するプロセス管理データ(処理温度、ガス流量等)、処理されたロットの状態を評価したロット品質管理(以下QC)データ、半導体製造装置のメンテナンス後の状態を評価した装置QCデータ等の管理データにより、半導体製造装置の管理が行われている。
このとき、例えば、これらデータより人が半導体製造装置の状態、異常の有無を判断するという手法が用いられる(例えば特許文献1参照)。
さらに、これらデータより、
Cp=(S−S)/6σ
Cpk=|S(S)−μ|/3σ
:上限値、S:下限値、σ:標準偏差、μ:平均値
で表される工程能力指数Cp、Cpkを自動で算出し、出力されたその一覧表から人が半導体製造装置の異常の有無を判断するという手法が用いられる。これは近年広く用いられている統計的工程管理(SPC:Statistical Process Control)手法であり、例えばCp、Cpkを1.3以上として管理される。
しかしながら、これらは人の判断であり、個人差によるバラツキが生じてしまう。また、半導体製造工程において発生する管理データは、延べ数千台の数十万項目にわたり、実際に全てのデータを人が判断することは不可能である。そのため、抽出された特定のデータのみで判断されるため、半導体製造装置の異常が、抽出されないデータにしか現れていない可能性がある。
そして、工程能力指数Cp、Cpkによる管理も、人が設定されるS、Sをどのように設定するかにより、Cp、Cpkの値が変動するため、絶対的な値として管理することは適当でない。
このように、従来の手法では、人の設定・判断を伴うため、半導体製造装置の異常が見逃される可能性があるとともに、早期の異常検出が困難であるという問題があった。
特開平7−22485号公報
本発明は、人の設定・判断を伴うことなく、半導体製造装置の異常を確実に、且つ早期に検出することが可能な半導体製造装置の管理方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一態様によれば、半導体製造工程及び/又は検査工程において生成される管理データより、工程能力指数及び/又はその関数を算出する工程と、算出された前記工程能力指数及び/又はその関数の時系列での推移をモニタする工程と、モニタされた前記工程能力指数及び/又はその関数が、予め設定した規格を超えて時系列変動しているかどうかを判定する工程と、判定の結果に基づき、半導体製造装置における異常を検出する工程を備えることを特徴とする半導体製造装置の管理方法が提供される。
本発明の一実施態様によれば、半導体製造装置の管理方法において人の設定・判断を伴うことなく、半導体製造装置の異常を確実に、且つ早期に検出することが可能となる。
以下本発明の実施形態について、図を参照して説明する。
(実施形態1)
図1に本実施形態における半導体製造装置の管理方法における構成図を示す。図に示すように、ロットを処理し、プロセス管理データを生成するCVD装置、CMP装置等の半導体製造装置1と、処理されたロットの状態、半導体製造装置のメンテナンス後の状態を評価し、ロットQCデータ、製造装置QCデータを生成する測定装置2が、これらの管理データを処理して半導体製造装置の異常を検出するサーバ3と接続されている。さらに、サーバ3は半導体製造装置の異常の発生及びその内容を配信する技術者用端末4とオペレータ用端末5と接続され、これら接続はLAN(TCP/IP)6により一元化されている。
このような構成により、図2に示すフローで半導体製造装置の管理を行う。先ず半導体製造装置1において、プロセス条件を設定する(ステップ1)。そして、その条件によりロットを処理する(ステップ2)。このとき、ロットを処理した時のプロセス管理データが生成される(ステップ3)。また、測定装置2により、ロット処理後の状態を管理するために、加工サイズ、特性等のデータが測定され(ステップ4)、ロットQCデータが生成される(ステップ5)。一方、半導体製造装置のメンテナンス(ステップ6)後にサンプルロットを処理し(ステップ7)、測定装置2により、処理後のサンプルロットの状態(加工サイズ、特性等)が測定され(ステップ8)、製造装置QCデータが生成される(ステップ9)。そして、これら生成された管理データ(プロセス管理データ、ロットQCデータ、製造装置QCデータ)は、LAN(TCP/IP)6を介して転送され、サーバ3内に順次登録(記憶)される(ステップ10)。
次に、サーバ3において、予め設定された期間の同一品種・工程・装置番号の管理データを抽出し(ステップ11)、抽出された管理データのCp及び/又はCpkデータを生成する(ステップ12)。例えば、図3に管理データの処理日時による変動の一例を示すが、期間1の管理データを抽出し、Cp、Cpkを算出する。次いで、期間2の管理データを抽出し、Cp、Cpkを算出する。同様に、期間nの管理データを抽出し、Cp、Cpkを算出する。
生成されたCp、Cpkデータは、サーバ3内に順次登録(記憶)される(ステップ13)。そして、登録されたCp、Cpkデータを、図4に示すように時系列に整列させ(ステップ14)、時系列変動しているかどうかを判定し(ステップ15)、時系列に変動しているデータに係る半導体製造装置について、異常が発生していると判断する(ステップ16)。
このとき、時系列変動を判定するために、判定アルゴリズムを用いる。例えば、N回連続して狙い目(例えば1.33)から外れる方向に上昇、下降した場合、及び連続して同じ値をとるとき、時系列変動していると判定する、と規定する。例えば、図5に示すように7回連続上昇した時(データ14)、或いは、例えば、図6に示すように7回連続下降した時(データ15)、異常が発生していると判断される。また、例えばN回中5回狙い目(例えば1.33)より大きくなる、又は小さくなるとき、時系列変動していると判定する、と規定する。図7に示すように、7回中5回狙い目より大きくなった時(データ16)、また、図8に示すように、7回中6回狙い目より小さくなった時(データ17)、異常が発生していると判断される。
このようにして、異常が発生していると判断された場合、例えばアラームを発し、異常の発生とその内容が、対応する担当者(技術者、オペレータ)の端末4、5にLAN(TCP/IP)6を介して配信される(ステップ17)。
このように、Cp、Cpkデータの値だけでなく、時系列変動をモニタすることにより、S、Sをどのように設定しても、的確に半導体製造装置の異常の発生を検出することが可能となる。また、管理データの値、規格幅に因らず、また人の判断を伴わないので、全ての半導体製造装置の管理データを自動的に処理することができ、半導体製造装置の異常を早期に検出することが可能となる。
(実施形態2)
本実施形態においては、実施形態1と同様の構成、フローで半導体製造装置の管理が行われるが、Cpの関数であるCp/σCpの時系列変動について、モニタ・判定している点で異なっている。
先ず、実施形態1と同様に表1に示すようなデータNo.1〜60(測定順)のプロセス管理データを取得する。
Figure 2006228779
これを時系列に表すと、図9のようになる。これに対して、期間G1〜G9(G1:1〜20、G2:6〜25、G3:11〜30、G4:16〜35、G5:21〜40、G6:26〜45、G7:31〜50、G8:36〜55、G9:41〜60)に設定し、狙い目(0.3)に対する管理幅(S−S)を緩めに設定(±0.04)したときのCp1、厳しめに設定(±0.01)したときのCp2を夫々算出し、これを時系列に表すと、図10のようになる。このように、時系列的には同様に推移するものの、判定アルゴリズムにより、狙い目の設定によっては異常が発生していると判断されてしまう場合が考えられる。そこで、CpのデータをCpのσで割った、Cp1/σCp1、Cp2/σCp2を算出し、これを時系列に表すと、図11のように、管理幅に因らず同じ変動幅を得ることができる。
このようにして、生成されたCp/σCpの時系列変動を、実施形態1と同様にモニタすることにより、より的確に半導体製造装置の異常の発生を検出することが可能となる。また、管理データの値、規格幅に因らず、また人の判断を伴わないので、全ての半導体製造装置の管理データを自動的に処理することができ、半導体製造装置の異常を早期に検出することが可能となる。
尚、同様に、Cpk/σCpk値を用いることができる。また、算出されたCp(Cpk)値より期間を設定して抽出したものについて、さらにCp(Cpk)を算出し、その時系列変動をモニタ・判定しても良い。これらにおいても同様の効果が得られる。
これら実施形態において、管理データを予め設定された期間で抽出しているが、自動的に抽出しても、適宜手動で期間を設定して抽出しても良い。その際、各設定期間は、図3のように重なっていても、重なっていなくても良い。短期間データに対して異常の有無を判定する際には、期間を重ねて抽出することにより、少ないデータでも時系列変動をモニタすることが可能である。一方、長期間のデータに対して異常の有無を判定する際には期間を重ねずに抽出してもよい。また、異常と判断された際等に、詳細を検討するために新たに抽出期間を設定しなおしても良い。
また、図2において破線で示すように、製造装置の異常の発生及びその内容を各装置に対応する担当者に配信した後、各担当者で対応策を検討し、プロセス条件の最適化、装置のメンテナンス等の対応することができる。さらに、異常の内容によっては、自動的にプロセス条件の最適化を図る等、直接半導体製造装置にフィードバックすることも可能である。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。その他要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一態様における半導体装置の管理システム構成を示す図。 本発明の一態様における半導体装置の管理方法のフローを示す図。 本発明の一態様における管理データの処理日時による変動の一例を示す図。 本発明の一態様におけるCp(Cpk)の処理日時による変動の一例を示す図。 本発明の一態様におけるCp(Cpk)の処理日時による変動の一例を示す図。 本発明の一態様におけるCp(Cpk)の処理日時による変動の一例を示す図。 本発明の一態様におけるCp(Cpk)の処理日時による変動の一例を示す図。 本発明の一態様におけるCp(Cpk)の処理日時による変動の一例を示す図。 本発明の一態様における管理データの処理日時による変動の一例を示す図。 本発明の一態様におけるCpの処理日時による変動の一例を示す図。 本発明の一態様におけるCp/σCpkの処理日時による変動の一例を示す図。
符号の説明
1 半導体製造装置
2 測定装置
3 サーバ
4 技術者用端末
5 オペレータ用端末
6 LAN(TCP/IP)
11、12、13 期間
14、15、16、17 データ

Claims (5)

  1. 半導体製造工程及び/又は検査工程において生成される管理データより、工程能力指数及び/又はその関数を算出する工程と、
    前記算出された工程能力指数及び/又はその関数の時系列での推移をモニタする工程と、
    前記モニタされた工程能力指数及び/又はその関数が、予め設定した規格を超えて時系列変動しているかどうかを判定する工程と、
    前記判定の結果に基づき、半導体製造装置における異常を検出する工程を備えることを特徴とする半導体製造装置の管理方法。
  2. 前記管理データは、ロット品質管理データ、製造装置品質管理データ及びプロセス管理データの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置の管理方法。
  3. 前記工程能力指数及び/又はその関数は、重複する期間で生成される前記管理データより算出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体製造装置の管理方法。
  4. 異常が検出された前記半導体製造装置に対応する配信先に、異常の発生及び/又は異常の内容を配信する工程を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体製造装置の管理方法。
  5. 異常が検出された前記半導体製造装置に対して、異常の内容に基づき新たに最適化された条件を指示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体製造装置の管理方法。
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