JP2020081061A - 電気掃除機 - Google Patents

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裕介 布施野
勇 堀部
Isamu Horibe
勇 堀部
美樹 赤瀬
Miki AKASE
美樹 赤瀬
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Abstract

【課題】 使用者が把手部を持つ際に手が滑ることをできるだけ回避する。【解決手段】 内部に吸引モーター24が配され、使用者が持つための把手部3を有し、把手部3の上面には、使用者からの指示操作を受け付ける操作部17が配置され、操作部17の周囲には、上に突となる操作突部21が形成されており、把手部3の、操作部17の左右両側には、把手部3の延在する方向と垂直な方向に延在し、且つ使用者が把手部3を握る際に使用者の指の少なくとも1部分が食い込むことが可能な溝部22が形成されている。【選択図】 図16

Description

本発明は、電気掃除機に関する。
延長パイプの先端に吸込具が接続され、一方他端には使用者が持つための把手部が設けられた掃除機、所謂スティックタイプの掃除機に関する技術が数多く公開されている(例えば、特許文献1)。
また、吸込口体の長手方向の一端に相当する面に、吸込み口体と吸込パイプとを連結した電気掃除機が公開されている(特許文献2)。
特開平4−122346号公報 特開2016−214508号公報
しかしながら、特許文献2に記載の掃除機では、図1に示すように操作スイッチがハンドルの根本付近に形成されているために、使用者がハンドルを持った際に誤操作する可能性がある。
本発明は、内部に吸引モーターが配され、使用者が持つための把手部を有し、前記把手部の上面には、使用者からの指示操作を受け付ける操作部が配置され、前記操作部の周囲には、上に突となる操作突部が形成されている電気掃除機である。
また、本発明は、内部に吸引モーターが配され、使用者が持つための把手部を有し、前記把手部の上面には、使用者からの指示操作を受け付ける操作部が配置され、前記把手部の、前記操作部の左右両側には、前記把手部の延在する方向と垂直な方向に延在し、且つ使用者が前記把手部を握る際に使用者の指の少なくとも1部分が食い込むことが可能な溝部が形成されている電気掃除機である。
本発明では、操作部の周囲には上に突となる操作突部が形成されているため、使用者の指が誤って操作部に触れ、誤操作するといった事態を極力回避することができる。
また、本発明では、把手部の上面に操作部が配置されると共に、把手部の左右両側には、使用者の指の少なくとも1部分が食い込むことが可能な溝部が形成されているため、使用者が例えば人差し指と親指を溝部に押し当てた状態で把手部を持つと、使用者の人差し指と親指との間の空間に操作部が位置するため、使用者の指が誤って操作部に触れ、誤操作するといった事態を極力回避することができる。
本実施例の電気掃除機の側面図である。 本実施例の吸込具の側面図である。 本実施例の吸込具の天面図である。 本実施例の吸込具の底面図である。 本実施例の吸込具の斜視図である。 本実施例の吸込具の斜視図である。 本実施例の吸込具の斜視図である。 本実施例の吸込具の斜視図である。 本実施例の吸込具の断面図である。 本実施例の電気掃除機の側面図である。 把手部を矢印E方向に回転させた状態の電気掃除機の斜視図である。 把手部を矢印F方向に回転させた状態の電気掃除機の斜視図である。 把手部と吸込具を回転させる際の吸込具の動作を示す斜視図である。 把手部と吸込具を回転させる際の吸込具の動作を示す斜視図である。 把手部と吸込具を回転させる際の吸込具の動作を示す斜視図である。 把手部の斜視図である。 使用者が把手部を持った状態を示す斜視図である。 把手部の断面図である。 把手部の平面図である。 把手部の底面図である。 把手部の斜視図である。 図19中左方向から見た把手部の左側面図である。 図19中右方向から見た把手部の右側面図である。 電気掃除機本体を壁等に立て掛けた際の側面図である。 前方部の斜視図である。 前方部の斜視図である。 前方部の斜視図である。 中間部及び後方部の斜視図である。 把手部を後方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、本実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
第1の実施態様は、内部に吸引モーターが配され、使用者が持つための把手部を有し、把手部の上面には、使用者からの指示操作を受け付ける操作部が配置され、操作部の周囲には、上に突となる操作突部が形成されている電気掃除機である。
第2の実施態様は、内部に吸引モーターが配され、使用者が持つための把手部を有し、把手部の上面には、使用者からの指示操作を受け付ける操作部が配置され、把手部の、操作部の左右両側には、把手部の延在する方向と垂直な方向に延在し、且つ使用者が把手部を握る際に使用者の指の少なくとも1部分が食い込むことが可能な溝部が形成されている電気掃除機である。
第3の実施態様は、把手部と接続可能な延長管と、当該延長管と接続可能な吸込具と、を有する電気掃除機である。
(実施例)
以下、本実施例における吸込具と電気掃除機について説明する。
図1は、本実施例の電気掃除機の斜視図である。本実施例の電気掃除機は、延長管1の先端に吸込具2が接続されており、一方、延長管1の後端には使用者が持って操作するた
めの把手部3が接続されている。使用者は把手部3を持って電気掃除機を移動させることができる。
尚、延長管1は伸縮自在な形状でも、伸縮できない形状でも良い。また、本実施例では延長管1の長さを約65cmとしているが、延長管1の長さはこの長さに限らない。延長管1の長さの他の例としては、例えば25〜50cmといった極端に短い延長管1としても良い。
延長管1の材料としては、例えばアルミニウム合金、ABS樹脂、PP(ポリプロピレン)であり、吸込具2筐体の材料としては例えばABS樹脂、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)であり、把手部3筐体の材料としては例えばABS樹脂、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)等が使用される。尚、これらの材料は一例であり、これに限定されるものではない。 吸込具2の裏面側には、塵埃を吸込むための吸込口が形成されており、把手部3内部には、電源部と吸引モーターと集塵部が配置され、更に、把手部3表面には、吸引モーターの駆動をオン又はオフするための電源ボタン等が配置されている。
使用者が電源ボタンを操作することにより、吸引モーターが駆動し、吸引モーターにより発生した吸引風により、吸込具2の裏面側に形成された吸込口から塵埃を吸引し、吸引された塵埃が延長管1を通って集塵部に収容される。
尚、集塵部には集塵袋を設けても良いし、或いはサイクロン式の集塵部を設けても良い。
図2は、図1に示す吸込具2の側面図である。本実施例の吸込具2は、吸込具本体4と、吸込具本体4の後方に回転可能に接続された回転体5と、回転体5に対して回転可能に遊嵌された延長管接続部6と、を有している。また、この延長管接続部6に延長管1が着脱自在に接続される。
図2に示す吸込具2は、吸込具本体4の前端から中間部分まで表面がなだらかな曲面で徐々に盛り上っており、吸込具本体4の中間部分から回転体5に接続した部分までは、高さがある丘部7が形成されている。
図3は、図2に示す吸込具2の平面図である。先ほど説明したように、本実施例の吸込具2は、吸込具本体4と、吸込具本体4の後方に回転可能に接続された回転体5と、回転体5に対して回転可能に遊嵌された延長管接続部6と、を有している。
図4は、吸込具2の底面図である。吸込具本体4の略中央には塵埃を吸込むための吸込口9が形成されている。
図5は、吸込具2の斜視図である。この吸込具2の吸込具本体4は、長手方向に約16cm、短手方向に約6cmの長さである。また、この吸込具本体4の長手方向における後方の一端面から吸込具2の内側に向けて約2cmの長さ分窪みが設けられており、この窪み部分に回転体5が配置されている。尚、この窪み部分を本実施例では、回転体配置空間10と称している。また、これらの長さは一例であり異なる長さで設計することも可能である。
この回転体配置空間10の下方にある吸込具本体4部分には、断面が曲面である第1凹部11が形成されており、この第1凹部11の左右両側には、台座部12が形成されている。この回転体5は、丘部7の後端部分で回転可能に吸込具本体4に接続されている。
また、回転体5の側面は曲面となっており、回転体5は第1凹部11上を滑るよう、或いは第1凹部11との間に僅かな隙間を有して回転可能となっている。即ち、回転体5は、吸込具本体4の短手方向に回転可能であり、図5の矢印Aの方向から矢印Bの方向、矢印Bの方向から矢印Aの方向へと回転可能である。尚、この回転体5には延長管接続部6が回転可能に接続されているが、この延長管接続部6については後ほど詳細に説明する。尚、図5において、回転体配置空間10には、延長管接続部6の一端が配置されているとも言える。
図6は、図5に示す吸込具2の回転体5を矢印B方向に回転させた状態を示す斜視図である。
図6に示すように、回転体5を矢印B方向に回転させると、延長管接続部6が一方の台座部12(図6中、吸込具2の奥に存在する台座部12)に当接し、回転体5のB方向への回転が規制されている。
図7は、図5に示す吸込具2の回転体5を矢印A方向に回転させた状態を示す斜視図である。
図7に示すように、回転体5を矢印A方向に回転させると、延長管接続部6が他方の台座部12(図7中、吸込具2の手前に存在する台座部12)に当接し、回転体5のA方向への回転が規制されている。
このように、回転体5は、図6に示す状態から図7に示す状態まで、及び図7に示す状態から図6に示す状態まで、約180度の角度の範囲で回転する。即ち、回転体5は、吸込具2の長手方向に延在する軸を軸にして、吸込具本体4に接続されており、この軸を支点として吸込具2の短手方向に約180度の角度の範囲で回転するものである。
本実施例の回転体5は、図8に示すように回転体5の後方(図8に示す矢印D方向)から回転体5の前方(図8に示す矢印C方向)まで開口した、回転体開口部8が形成されており、一方、延長管接続部6の先端部分(延長管接続部6の吸込具本体4側の部分)は略半球状となっている。尚、延長管接続部6の先端部分は略球状となっていても良い。
回転体5の内部は、延長管接続部6の先端の略半球状の部分が遊嵌可能なように空間が形成されており、本実施例では、この空間部分を第2凹部13と称している。
延長管接続部6の先端は、この第2凹部13に遊嵌しているため、延長管接続部6は、吸込具2の長手方向、即ち、図8に示す矢印Cから矢印Dの方向、及び矢印Dから矢印Cの方向、に回転可能である。
尚、この延長管接続部6の先端は、回転体5の第2凹部13に遊嵌されているが、延長管接続部6の先端は、回転体5に対して回転可能に接続されていれば、他の構成とすることもできる。
延長管接続部6を図8に示す矢印C方向に回転させると、図5に示すように、延長管接続部6が吸込具本体4に対して略90度の角度の状態になる。延長管接続部6の側面が、回転体開口部8の端部に当接し、延長管接続部6が吸込具本体4に対して略90度の角度以上、図8中矢印C方向に回転することを規制している。
一方、延長管接続部6を図8に示す矢印D方向に回転させると、図8に示すように、延
長管接続部6が吸込具本体4に対して略140度の角度(床面に対して約40度の角度)の状態になる。延長管接続部6の側面が、回転体5の後方側に設けられた回転体開口部8の端部に当接し、延長管接続部6が吸込具本体4に対して略140度の角度以上、図8中矢印D方向に回転することを規制している。
尚、本実施例では、延長管接続部6が吸込具本体4に対して略140度の角度(床面に対して約40度の角度)以上矢印D方向に回転することを規制しているが、角度はこれに限定されず他の角度としても良い。
本実施例の吸込具とこの吸込具を備えた電気掃除機では、回転体5が回転体配置空間10に配置されており、更に、回転体5には延長管接続部6が遊嵌されている構成であるため、使用者が把手部3を持って前方に押し出した際に、使用者の力が延長管1、延長管接続部6、回転体5、吸込具本体4へと確実に伝わるため、使用者は、吸込具2を前方に押し出し易い構成となっている。換言すれば、本実施例装置は、使用者にとって、掃除し易い電気掃除機であると言える。
尚、回転体5が吸込具本体4の後方部分上面上を摺動する構成であれば、使用者の力が回転体5から吸込具本体4の後方部分上面上に確実に伝達するが、回転体5が吸込具本体4の後方部分上面と僅かな隙間を有している場合には、少なくとも回転体5が樹脂等の多少なりとも弾性を有している材料であれば、或いは回転体5と吸込具本体4との接続部分に多少なりとも遊びがあれば、使用者が把手部3を押した際に、回転体5が吸込具本体4の後方部分上面と接触し、使用者の力が確実に吸込具本体4に伝わることができる。
また、回転体5は吸込具本体4上、より具体的には回転体配置空間10下方に存在する吸込具本体4により支えられているため、使用者が把手部3を持って掃除する際に、延長管接続部6と吸込具本体4との接続部分に過度な力が加わり、破損するといった事態を極力回避することができる。
本実施例の吸込具とこの吸込具を備えた電気掃除機は以下の効果も有している。
吸込具本体4の後方部分から、回転体5が後方に突出していない構成であるために美的外観に優れている。
また、延長管接続部6を吸込具2の長手方向、即ち、図8に示す矢印C〜矢印Dの方向に回転できるだけでなく、延長管接続部6を吸込具2の短手方向、即ち、図7に示す矢印A〜矢印Bの方向に回転できる。換言すれば、延長管接続部6を吸込具本体4に対して、吸込具2の長手方向と短手方向のいずれの方向にも回転することが可能であるため、使用者は、様々な方向に吸込具2を回転させて掃除を行うことができる。従って、使用者の電気掃除機の操作自由度が従来技術に比べ格段に向上したと言える。
また、吸込具本体4の略中央部分から先端に向けて、上面が滑らかな曲線となっている。この構成は、吸込具本体4上面が家具等に衝突した際に、家具を傷つけることをできるだけ回避することができるだけでなく、美的外観を向上させることに貢献している。また、このような形状であるために吸込具本体4を狭い場所に挿入することができる。
図9は、本実施例の吸込具2の断面図である。図9において、延長管接続部6の先端部分は略半球状になっており、この略半球状の部分が回転体5に遊嵌されている。このため、延長管接続部6は回転体5に対して、吸込具本体4の長手方向に回転可能である。
また、回転体5の先端部分は凹凸形状の回転体嵌合部14が形成されており、一方、吸
込具2の回転体5の先端部分と接続される部分も、凹凸形状の吸込具嵌合部15が形成されている。この回転体嵌合部14と吸込具嵌合部15は互いに回転可能に嵌合されている。このため、回転体5は吸込具本体4に対して、吸込具本体4の短手方向に回転可能である。
吸込具本体4の底面に形成された吸込口9と吸込具本体4内の流路16と回転体5内部と延長管接続部6内部と、の空間は連通しているため、吸込口9から吸収された床面の塵埃は、これらの空間を通過した後に延長管1内部を通り、把手部3の集塵部へと集められる。
尚、吸込具本体4内の流路16と回転体5内部と延長管接続部6内部のいずれかの位置に、塵埃を検出するための発光部と受光部を有するセンサ(所謂ゴミセンサ)を配置し、このセンサが塵埃を検知すると発光する例えばLED(Light Emitting Diode)からなる発光部を吸込具本体4表面に設けても良い。
このような発光部を吸込具本体4の表面、例えば丘部7に設けることにより、使用者は吸込具本体4から塵埃が吸い取られているか否かを容易に認識することができる。
仮に、延長管1に発光部を設けた構造にすると、ゴミセンサと発光部を電気的に接続する必要があるため、吸込具本体4から延長管1までリード線等の構造を設ける必要になりコスト高になるが、本実施例装置ではリード線等の構造を設ける必要がないため、コストをかけなくても、使用者が吸込具本体4から塵埃が吸い取られているか否かを容易に認識することができる電気掃除機を提供することができる。
上述したゴミセンサは、発光部と受光部との間に塵埃が通過したことを検知するセンサに限らず、塵埃が衝突することを検知するセンサでも良い。
図10は、本実施例装置である掃除機の側面図である。使用者が把手部3を持った状態で把手部3を図10中矢印E方向に回転させると(把手部3を持った使用者から見て右側に回転させると)、図11に示すように吸込具2も矢印E方向(把手部3を持った使用者から見て右側)に回転する。
一方、使用者が把手部3を持った状態で把手部3を図10中矢印F方向に回転させると(把手部3を持った使用者から見て左側に回転させると)、図12に示すように吸込具2も矢印F方向(把手部3を持った使用者から見て左側)に回転する。
このように、使用者が、把手部3を右側に回転させると吸込具2も右側に回転し、把手部3を左側に回転させると吸込具2も左側に回転するため、使用者は、把手部3を回転するだけで吸込具2を所望の方向に回転させることができる。次にこのような動作をより詳細に説明する。
まず、使用者が把手部3を持った状態で図10中矢印F方向に回転させる際の動作についてより詳細に説明する。図13〜図15は、把手部3と吸込具2を左側(矢印G側)に回転させる際の吸込具2の動作を示す斜視図である。
図13において、使用者が把手部3を左側に回転させると延長管接続部6も同様に左側(矢印G側)に回転する。すると、図14に示すように、延長管接続部6の回転に伴い回転体5が左側下方に向けて(矢印H方向に向けて)回転すると共に、延長管接続部6が回転体開口部8の端面に当接するように前方に向けて(矢印I方向に向けて)動く。その後、図15に示すように、吸込具本体4と延長管接続部6が互いに略垂直な状態となり、換
言すると、略L字状の状態となる。
このようにして、使用者が把手部3を左側に回転させると吸込具2も同様に左側に回転する。尚、使用者が把手部3を右側に回転させると吸込具2も同様に右側に回転するが、使用者が把手部3を左側に回転させる際と同様な動作を行うため、説明を省略する。
図16は、把手部3の斜視図である。把手部3は、全体が例えばABS樹脂、PP(ポリプロピレン)等で形成されており、先端には例えばアルミニウム合金からなる延長管1を接続するための延長管接続部6が形成されている。
通常使用者は、延長管接続部6に延長管1を接続することにより掃除を行うことができるが、延長管接続部6に何も接続しない状態で把手部3を所謂ハンディタイプの掃除機として使用することができる。或いは、使用者は、延長管接続部6にノズルを接続して使用することもできる。
図16中、把手部3の上面側には操作部17が配置されている。この操作部17には、吸引モーターの駆動を開始又は停止するための電源ボタン18や、電源部にまだ電力があるか否か、或いは充電中であるか否か等を示すための電源ランプ19、集塵部の中が塵埃で満タンになったか否かを示すためのゴミ捨てランプ20等が配置されている。
このように、操作部17内には使用者からの入力操作を受け付ける入力部や使用者に電気掃除機の状態を示す為の表示部等が含まれているが、入力部だけ或いは表示部だけでも良い。また、入力部としてはボタンではなくタッチパネル等のデバイスを用いても良く、表示部としては液晶表示装置等のデバイスを用いても良い。
また、この操作部17の周囲は把手部3の筐体表面から突出した操作突部21が配置されており、操作部17はこの操作突部21に囲まれた形状となっている。この操作突部21が存在することにより、使用者が誤って電源ボタン18を押下することをできるだけ回避できるようにしている。
操作突部21は、操作部17の周囲に形成されていると説明したが、上述した電源ボタン18の周囲に形成しても良い。例えば、使用者が入力操作するための入力部が電源ボタン18のみである場合には、操作突部21を電源ボタン18の周囲のみに形成しても使用者の誤操作をできるだけ回避することができる。
操作部17の左右両側にある把手部3表面には、夫々溝部22が形成されている。この溝部22は、把手部3の上下方向に延在しており、幅が約9mm、長さが約36mm、深さが約2mmである。尚、これらの数値はこの値に限定されず、他の数値としても良い。
使用者が掃除を行う際に、電気掃除機本体を前後左右様々な方向に動かそうとする、その際に把手部3に溝部22が設けられていなければ、使用者が把手部3上で指を滑らせることになり、その結果、使用者の力が十分に電気掃除機本体に伝わらない可能性がある。
このような問題を回避するために、把手部3には溝部22が形成されており、例えば使用者は図17に示すように、この溝部22に指を当てることにより、使用者が確実に把手部3を持つことができる。尚、先ほど使用者は溝部22に指を当てると記載したが、より正確には、指の一部が溝部22に嵌るあるいは食い込むといった表現が適切であろう。
尚、図16、図17において、把手部3の操作部17が配置されている面を上面側、上面側と反対の面を下面(或いは裏面)、図16紙面中、把手部3の右側を右側面、左側を
左側面と称している。但し、使用者が掃除を行う際に把手部3を持った状態で、使用者から見ると、上述した右側面が左側、左側面が右側となる。
図18は把手部3の断面図である。把手部3の前方から、集塵部23、吸引風を発生させるための吸引モーター24、主に吸引モーター24を駆動させるための電源部25、が配置されている。集塵部23は布製或いは紙製で作られた集塵袋であり、電源部25は例えばリチウムイオン電池からなる充電可能な二次電池である。尚、電源部25は二次電池でなく充電不可能な一次電池でも良い。
操作部17の下方には回路基板が配置されており、この回路基板は例えば上面側にキー押下検知用のパターンが形成され、裏面側には、レギュレーターやダイオード等を有する電源回路とそのパターン等が形成されている。電源部25、回路基板、吸引モーター24は、リード線等により電気的に接続されている。
尚、本実施例装置において、把手部3の内集塵部23が配置されている部位を前方部26、吸引モーター24が配置されている部位を中間部27、電源部25が配置されている部位を後方部28、と称している。
図19は把手部3の平面図である。図19に示すように、操作部17は2つの溝部22の間に形成されている。本実施例装置では、使用者が溝部22を掴んだ際に誤って電源ボタン18を押下することを回避するために、操作部17の周囲に操作突部21が形成されている。また、使用者が2つの溝部22を夫々人差し指と親指で掴んだ際に、人差し指と親指との間に空間が形成される、この空間の中に丁度操作部17が位置するため、電源ボタン18が誤って操作されることを極力回避することができる。
図20は把手部3の底面図である。図20において、把手部3の底面には幅9mm、長さ24mm、深さ4mmの電源溝部30が形成されている。また、この電源溝部30の略中央部分には、電源アダプターの電源プラグ33を挿入するための電源孔31が形成されている。また、この電源溝部30は、把手部3の左右両側面に形成された2つの溝部22の間に形成されている。尚、この数値は一例であり、この値に限定されるものではなく、他の数値としても良い。
また、把手部3の先端には延長管接続部6が形成され、後端にはストラップや紐等を取り付けるためのストラップ取り付け部32が形成されている。更に、把手部3の一方の側面には吸引モーター24により発生した吸引風を外部に排気するための排気口29が形成されている。
図21は把手部3の斜視図である。図21は、特に2つの溝部22と電源溝部30との位置関係を明確にするための図である。
図21において、把手部3の延在する方向(前後方向)に仮想軸Aが存在する。把手部3の左右両側面に形成された溝部22は、この仮想軸Aを基準として対照的な形状となっている。
また、図21において、把手部3を切った断面に形成された円を仮想円Cとすると、2つの溝部22と電源溝部30とはこの仮想円C上に形成されている。
図22は、図19中左方向から見た把手部3の左側面図である。
図22において、把手部3の側面(図19中左側の側面)には排気口29が形成されて
いる。この位置に排気口29が形成されているのは、右利きの使用者が把手部3を持って掃除を行う際に、排気口29が使用者に向かないようにするためである。尚、使用者が右手で把手部3を持って掃除を行う際に、使用者から見て右方向に排気口29が向くことになる。
図23は、図19中右方向から見た把手部3の右側面図である。
図23に示すように、把手部3の上面には操作部17が形成されており、側面には溝部22が形成されており、底面には電源溝部30が形成されている。また、把手部3の先端には延長管接続部6が形成されている。
図24は、電気掃除機本体を壁等に立て掛けた際の側面図を示している。
図24において、把手部3の後端を壁に付けると共に床面から壁に向けて電気掃除機本体を斜めにした状態にすると、把手部3の表面から凹となった形状である電源溝部30に電源コード34と接続された電源プラグ33が挿入されているために、電源プラグ33の背面が壁に当たることを回避することができる。尚、本実施例では、電源プラグ33の高さは15mm、電源溝部30の深さは4mm、把手部3後端から電源溝部30までの長さは100mm、延長管1先端部分(吸込具2部分)から把手部3後端までの長さ、即ち電気掃除機の長さは910mmである。尚、この数値は一例であり、この値に限定されるものではなく、他の数値としても良い。
図25と図26は、前方部26を中間部27から外した状態を示す斜視図である。
図25と図26において、前方部26の内、中間部27との接続部分には内壁35が形成されており、その内壁35には複数(例えば3つ)の嵌合突部36が形成されている。また、この内壁35には1つの孔部37が形成されている。
尚、本実施例では内壁35とは反対の面に外壁38が形成されており、孔部37はこの内壁35と外壁38を貫くように形成されている。一方、嵌合突部36は内壁35のみに形成されている。
また、本実施例では嵌合突部36を3つ形成する構造としたが、3つに限定されるものではなく、嵌合突部36の数を変えても良い。
また、本実施例では孔部37を横に広がった略長方形の断面としたが、断面の形状はこれに限定されず、円形、正方形等他の形状としても良い。
図27と図28は、中間部27から前方部26を外した状態での、中間部27と後方部28を示した斜視図である。
図27と図28に示すように、中間部27の前方部26と接続する部分には側壁39が形成されており、この側壁39には複数(例えば3つ)の嵌合溝40が形成されている。この嵌合溝40は略L字状の形状をしており、前方部26の嵌合突部36が嵌合される。
また、側壁39には1つの突部41が形成されており、この突部41は側壁39内部に形成された弾性部材(例えばスプリングであり、図示せず)により側壁39外方へと付勢されている。突部41は前方部26に形成された孔部37と嵌合する。
前方部26を中間部27に接続する方法について説明する。まず、前方部26の嵌合突
部36を中間部27の嵌合溝40に挿入する。この時、中間部27の突部41は前方部26の内壁35により押されて弾性体の弾性力に抗して側壁39側に移動する。
次に嵌合突部36を側壁39の円周に沿って伸びている嵌合溝40に沿って、側壁39の円周方向にスライドさせる。即ち、使用者は前方部26を中間部27に被せた状態で、前方部26を時計周りに回転させる。すると、前方部26の嵌合突部36は中間部27の嵌合溝40の先端部分に当接すると共に、中間部27の突部41が前方部26に形成された孔部37から突出し、嵌合突部36が嵌合溝40に嵌合すると共に、突部41が孔部37に嵌合する。このようにして、前方部26が中間部27に接続される。
一方、前方部26を中間部27から外す際には、使用者は突部41を押し込むと共に前方部26を反時計周りに回転させることにより、前方部26を中間部27から外すことができる。
図28、図29に示すように、後方部28の後端には紐やストラップ等を通すためのストラップ取り付け部32が形成されている。
(本実施例のとりえる他の実施形態)
上述した実施例は当業者が実施可能な最良の形態であるが、以下のように実施することも考えられる。
本実施例の吸込具2は、回転体5が回転体配置空間10で回転する構成としたが、回転体5と延長管接続部6を一体構成とし、延長管接続部6と共に回転体5が回転する構成とすることも考えられる。或いは、延長管接続部6が回転体5を介さずに直接吸込具本体4に接続する構成も考えられる。
本実施例の吸込具2では、回転体5は吸込具2の長手方向を軸にするように、吸込具本体4に接続されている構成としてが、例えば回転体5の側面(回転体5の吸込具本体4側の側面)に略球体状の突出部分を設け、その突出部分を吸込具本体4の吸込口9分に遊嵌させる構成も考えられる。
本実施例では、延長管接続部6を図8に示す矢印C方向に回転させると、図5に示すように、延長管接続部6が吸込具本体4に対して略90度の角度の状態になる。延長管接続部6の側面が、回転体開口部8の端部に当接し、延長管接続部6が吸込具本体4に対して略90度の角度以上、図8中矢印C方向に回転することを規制しているが、この角度は90度に限定されるものではなく、他の角度になるようにしても良い。この角度の調整は、例えば、回転体開口部8の端部の位置を変更することにより調整することができる。
また本実施例では、延長管接続部6が吸込具本体4に対して略140度の角度(床面に対して約40度の角度)以上矢印D方向に回転することを規制しているが、角度はこれに限定されず、例えば、延長管接続部6が吸込具本体4に対して略180度の角度まで回転する構成としても良く、他の角度としても良い。この角度の調整は、例えば、回転体開口部8の端部の位置を変更することにより調整することができる。
本発明の電気掃除機は、家庭用の電気掃除機、或いはオフィスや工場等で使用される業務用の電気掃除機等広く利用することができる。
1 延長管
2 吸込具
3 把手部
4 吸込具本体
5 回転体
6 延長管接続部
7 丘部
8 回転体開口部
9 吸込口
10 回転体配置空間
11 第1凹部
12 台座部
13 第2凹部
14 回転体嵌合部
15 吸込具嵌合部
16 流路
17 操作部
18 電源ボタン
19 電源ランプ
20 ゴミ捨てランプ
21 操作突部
22 溝部
23 集塵部
24 吸引モーター
25 電源部
26 前方部
27 中間部
28 後方部
29 排気口
30 電源溝部
31 電源孔
32 ストラップ取り付け部
33 電源プラグ
34 電源コード
35 内壁
36 嵌合突部
37 孔部
38 外壁
39 側壁
40 嵌合溝
41 突部

Claims (3)

  1. 内部に吸引モーターが配され、使用者が持つための把手部を有し、
    前記把手部の上面には、使用者からの指示操作を受け付ける操作部が配置され、
    前記操作部の周囲には、上に突となる操作突部が形成されている電気掃除機。
  2. 内部に吸引モーターが配され、使用者が持つための把手部を有し、
    前記把手部の上面には、使用者からの指示操作を受け付ける操作部が配置され、
    前記把手部の、前記操作部の左右両側には、前記把手部の延在する方向と垂直な方向に延在し、且つ使用者が前記把手部を握る際に使用者の指の少なくとも1部分が食い込むことが可能な溝部が形成されている電気掃除機。
  3. 前記把手部と接続可能な延長管と、当該延長管と接続可能な吸込具と、を有する請求項1又は2に記載の電気掃除機。
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