JP2020080529A - インピーダンス整合回路及び該インピーダンス整合回路を有する非接触給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】インピーダンス整合に必要な負荷インピーダンスと整合量の算定速度及び整合の精度を飛躍的に向上させるインピーダンス整合回路及び該インピーダンス整合回路を有する非接触給電システムを提供することを目的とする。【解決手段】伝送線路上の異なる2点の電圧を検出し、当該2点の電圧の大きさから生成される連立方程式により負荷インピーダンスを計算し、計算された前記負荷インピーダンスから目標インピーダンスを整合させるために必要な可変リアクタンス素子のリアクタンス量を算定し、可変リアクタンス素子のインピーダンスを調整する整合回路を提供する。【選択図】図1

Description

本明細書の開示は、送電電源及び送電素子を含む回路の出力インピーダンスと、負荷及び前記送電素子に対向して非接触で配された受電素子を含む回路の負荷インピーダンスとの間で電力伝送におけるインピーダンス整合を行うインピーダンス整合回路及び該インピーダンス整合回路を有する非接触給電システムに関するものである。
近年、充電等のための電力伝送の利便性向上を目的として、非接触で電力を出力するための送電素子を持つ送電側装置と、該送電側装置から供給される電力を非接触で受け付けるための受電素子を有する受電側装置とを含む非接触給電システムが注目されている。
非接触給電において、電力の損失がなく最大の伝達効率で前記電力伝送を行うためには、前記送電側装置側の出力インピーダンスと受電側装置の負荷インピーダンスとの整合をとる必要がある。特に、高周波回路の場合、前記出力インピーダンスと前記負荷インピーダンス、すなわち、両インピーダンスの不整合により、反射が発生し、前記伝達効率を低下させるため、前記両インピーダンスを整合させることが必要となる。
例えば、インピーダンス整合回路は、集中定数LとCとで構成される回路または分布定数マイクロストリップから構成されており、集中定数LとCで構成される回路はアンテナと増幅回路との間に接続されている。これにより、送電に戻ってくる反射電力ロスを抑制するとともに、システム全体の送電効率の改善に役にたっている(例えば、特許文献1参照。)。
また、π整合回路としてインピーダンス整合回路が記載されており、高周波の信号源を有する駆動源と負荷との間に接続され、電源からの電源電圧の印加により、インピーダンスを自動的に整合させる手法がある(例えば、特許文献2参照。)。
この整合回路では、方向性結合器により検出された進行波成分の信号と反射波成分の信号とに基づいて、位相検出回路が進行波成分の信号を基準として反射波成分の信号の位相差を検出する。この位相差は、修正方向判定回路により、所定角度の進み又は遅れ成分を有するか否かを判定する。可変容量制御回路は、判定結果に基づいてコンデンサの可変容量を増減調整して、駆動源の出力インピーダンスと出力端子側の負荷のインピーダンスとを整合させる。
また、他の非接触電力伝送システムでは、整合回路が設けられており、送電共振器に入力された交流信号を検出部が検出する。検出部が検出した交流信号の変動に基づいて、インピーダンス制御部により、送電共振器のインピーダンスと電源の出力インピーダンスとを整合させている(例えば、特許文献3参照。)。
さらに、別の無線電力伝送システムによれば、可変リアクタンス素子を有する整合回路と、進行波電圧及び反射波電圧を取り出す進行波・反射波抽出部と、前記進行波・反射波抽出部により取り出された前記進行波電圧と前記反射波電圧とから反射係数を算出するとともに、前記反射係数と整合目標のインピーダンスと入力インピーダンスとの関係から前記入力インピーダンスを算出する反射係数算出部と、前記入力インピーダンスから前記整合回路の前記可変リアクタンス素子に振り分けられる容量値を算出して前記リアクタンス素子のリアクタンス値を設定する位置決定部及び制御値出力部と、を具備し、反射係数絶対値が所定の閾値よりも大きい場合には、整合補正量テーブルで使用する行を変更して整合回路の構成を変更するようにし、前記インピーダンスを自動的に整合させるための構成を介する前記送電アンテナと前記受電アンテナとによる電磁界結合時に、前記電源からの電力により前記負荷が給電される電気自動走行時の無線電力伝送システムが開示されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2015−56760号公報 特開2010−87845号公報 特開2012−135117号公報 特開2015−122955号公報
しかしながら、前記特許文献1乃至3については、いくつかの整合回路をあらかじめ用意し、最適回路をスイッチング回路で切り替える必要がある。電圧のフィードバックから最適アルゴリズムを用いて最適整合回路を組み合わせる手間がかかることがある。整合させる負荷インピーダンスを未知の状態で行うことになり、回路の肥大化が生じるとともに、最適アルゴリズムを確保できない場合が生じる。送信側インピーダンスと受信側インピーダンスとを正確に測定していないため、整合精度や調整範囲に限界があり、インピーダンス整合が取れない場合がある。
また、特許文献4については、整合回路の構成を変更する場合に、予め定められた整合補正量テーブルから変更量に対応するデータを読み出さなければならず、処理のスループットに時間を要するという問題があった。特に、移動体の移動中に電力伝送を行う場合等、短時間での処理が必要な環境では、かかる処理の所要時間が重要な課題となる。特に、整合に必要な補正量は、受電側装置の負荷によって相違するが、予め定めた整合補正量テーブルの値は、離散的な値をリスト化したものであるから、該当する補正量が存在しない場合に、いわゆる無限ループに陥るおそれもあった。
ところで、インピーダンスは、交流信号に対するパラメータであるため、信号電圧と電流の商で、振幅と位相の2つの成分を持つ。すなわち、複素数である。そして、インピーダンス整合に必要な負荷インピーダンスの推定について、前記いずれの先行技術も、複素数の反射係数の測定に基づいて行うため、反射係数の位相成分について、位相の同期やケーブル長さなどの影響で推定誤差が生じやすく、インピーダンス整合の精度に対する信頼性が低くなるという問題があった。
本明細書の開示は、上記課題を解消させるためのものであり、インピーダンス整合に必要な負荷インピーダンスと整合量の算定速度及び整合の精度を飛躍的に向上させるインピーダンス整合回路及び該インピーダンス整合回路を有する非接触給電システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成させるために、本明細書の開示にかかるインピーダンス整合回路は、伝送線路上の異なる2点の電圧を検出し、当該2点の電圧の大きさから生成される連立方程式により負荷インピーダンスを計算し、計算された前記負荷インピーダンスから目標インピーダンスを整合させるために必要な可変リアクタンス素子のリアクタンス量を算定し、可変リアクタンス素子のインピーダンスを調整する整合回路を提供することを最も主要な特徴とする。
すなわち、送電電源及び送電素子を含む回路の出力インピーダンスと、負荷及び前記送電素子に非接触で対向して配された受電素子を含む回路の負荷インピーダンスとの間で電力伝送におけるインピーダンス整合を行うインピーダンス整合回路であって、
所定の長さを有する伝送線路上の異なる2点の電圧を第1検出電圧と第2検出電圧として検出する検出部と、
前記第1検出電圧及び第2検出電圧から生成される連立方程式により、前記負荷インピーダンスの推定値を計算する計算部と、
前記計算された負荷インピーダンスに対して前記出力インピーダンスとの整合をとるための目標インピーダンスを整合させるために、可変リアクタンス素子を有する整合部と、
前記計算された負荷インピーダンスから、前記整合に必要な前記可変リアクタンス素子のリアクタンス量を算定し、算定されたリアクタンス量に基づいて前記可変リアクタンス素子のインピーダンスを調整するインピーダンス調整部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、伝送線路上の異なる2点から第1検出電圧及び第2検出電圧を得て、連立方程式によって負荷インピーダンスを計算し、目標インピーダンスを整合させるために必要なリアクタンス量を算定することが可能になる。
なお、前記発明にかかる整合回路を有する非接触給電システムを提供するようにしてもよい。
本明細書に開示の整合回路及び非接触給電システムは、インピーダンス整合に必要な負荷インピーダンスの計算と計算された負荷インピーダンスによる整合量の特定を予めデータテーブルで定めて読み出す必要がなく、簡単な方程式で直ちに算定できるため、インピーダンス整合の処理速度が飛躍的に向上し、迅速な電力伝送及び給電を実現できるという効果を奏する。
また、前記方程式は、位相成分を排除し、振幅成分のみで生成するものであるため、負荷インピーダンスの算定精度が飛躍的に向上し、効率的で実効性の高い電力伝送及び給電用整合回路を実現できるという効果を奏する。
図1は、本実施形態にかかるインピーダンス整合回路のブロック構成図を示した図である。 図2は、本実施形態にかかるインピーダンス整合回路における伝送線路上の電圧測定位置の概念を示した図である。 図3は、本明細書の開示にかかる非接触給電システムのブロック構成図を示した図である。 図4は、受電側装置を備えた搬送車と送電側装置との遭遇状態を示す模式図である。 図5は、受電側装置を備えた自動車と送電側装置との遭遇状態を示す模式図である。 図6は、受電側装置を備えた移動体と軌道内に設けた送電側装置とを示した図であり、(a)は、前記移動体と前記送電側装置の対応関係を示す側面図、(b)は、軌道内に配置した送電側装置の平面図である。
以下、本実施の形態では、送電素子として一次コイル及び受電素子として二次コイルから構成される整合回路を例に説明するが、本明細書の開示にかかる整合回路は、磁界結合、電界結合、さらには放射型の給電方式のいずれであっても適用可能であり、送電素子、受電素子の形状もコイルに限定されるものではない。
<インピーダンス整合回路の実施形態>
図1を参照して、200は、第2実施形態にかかるインピーダンス整合回路である。インピーダンス整合回路200も、第1実施形態にかかるインピーダンス整合回路200同様、簡易な算出処理によってインピーダンス整合を行うものである。負荷インピーダンスは、所定の長さを有する伝送線路を有し、伝送線路上の異なる2点の電圧から算出される。すなわち、高周波の場合、長さのある同軸ケーブル、平行導線などの伝送線路上では、反射波がなければ、いずれの位置であっても、電圧は一定であるが、送電側と受電側で不整合があるために、反射波が発生すると、定在波の存在により、分布定数回路として、伝送線路上の異なる2点で電圧の振幅値に不一致が生じる。本実施形態は、この性質を利用したものである。
インピーダンス整合回路200は、後述するように、前記負荷となる受電対象物の負荷インピーダンスZに対して、整合部204によって整合インピーダンス(すなわち、目標とするインピーダンス)が決定される。
検出部201は、図2で示す通り、伝送線路W上の任意の異なる2点、すなわち、前記負荷からXの距離にある点と負荷からXの距離にある点との2点の電圧を検出する。第1電圧検出部201aが、Xの距離にある点の電圧を検出し、第2電圧検出部201bが、X2の距離にある点の電圧を各々リアルタイムで検出する。
検出部201で検出された前記2点の電圧は、信号処理部202のAD変換部202aにより、アナログ−ディジタル変換処理後、計算部202bで負荷インピーダンスの推定のための計算を実行する。ここで、Xで検出された電圧をV、Xで検出された電圧をV、入射波電圧をV、伝送線路の反射係数をΓ、位相定数をβ、負荷からX離れた点の反射係数をΓ −2βX1、負荷からX離れた点の反射係数をΓ −2βX2とすると、以下の2式が成り立つ。
Figure 2020080529
そして、前記入射波電圧Vは既知であり、位相定数βの一般式より、数式1の2式は、前記伝送線路の反射係数Γを推定する連立方程式として成立する。ところで、負荷インピーダンスZ、目標インピーダンスZとすると、以下の式が成り立つ。すなわち、2点の電圧の検出と数式4の2式による連立方程式に基づいて、負荷インピーダンスZを推定することができる。
Figure 2020080529
次いで、計算部202bで負荷インピーダンスZの推定値が算出されると、目標インピーダンスZに整合する回路素子が算定される。
算定された前記整合量は、調整部203で、まず、DA変換部203aにより、アナログ信号に変換される。変換された整合量は、整合部204を構成するT型回路(またはL型またはπ型)の各可変コンデンサCx、Cy、Czの各容量値に振り分けられる。前記各容量値は、各可変コンデンサCx、Cy、Czの総和量が前記整合量であり、電圧値、電流値がわかれば、容易に算定できる。
調整部203は、前記整合量に応じた制御電圧値を設定し、前記各容量値に対応した該制御電圧値に基づき第1駆動部203b、第2駆動部203c、第3駆動部203dを介して整合部204の前記各可変コンデンサCx、Cy、Czに接続されている第1モータ203e、第2モータ203f、第3モータ203gを通電し、インピーダンス整合処理を行う。
以上のような構成により、簡易な計算処理によってインピーダンス整合を行うことができるため、例えば、予め任意の点の電圧と前記のような制御値との関係を示すデータテーブルを設定し、インピーダンス整合処理の都度、前記データテーブルを読み出す等の処理は不要になる。すなわち、前記データテーブルを読み出す煩雑な処理を排除することができるため、少ない手順で、解析的な手法により、インピーダンス整合を実行することができ、計算処理精度が向上するとともに、スループットも向上する。なお、本実施の形態では、前記負荷インピーダンスZの推定で任意の2点(X、X)の電圧を検出する構成としたが、検出する点は、3点以上であってもよい。
<非接触給電システムの実施形態>
以下、図3により、本明細書の開示にかかる整合回路を使った非接触給電システムを説明する。本実施の形態は、非接触給電システムの一実施形態を例示的に示したものであり、本明細書の開示にかかる非接触給電システムは、この形態に限定する趣旨ではない。
図3を参照して、1は、非接触給電システムである。非接触給電システム1は、充電回路部2、送電部3、送電ヘッド部4、受電ヘッド部5及び受電部6を備えている。充電回路部2、送電部3及び送電ヘッド部4は送電側装置Aを構成し、受電ヘッド部5および受電部6は受電側装置Bを構成する。送電側装置Aと受電側装置Bとは互いに分離された状態で別個に設けられている。
送電側装置Aの充電回路部2は、例えば50Hzあるいは60Hzの周波数でAC100/200Vの規格電圧を有する電源7(送電電源)により、送電側整流回路8を介して充電される送電側キャパシタ9を送電側バッファ部として設けている。送電側キャパシタ9は、電源7から給電を受けるように接続され、電源7による通電時は、常に充電を受けている。送電側キャパシタ9は、送電部3を構成する電源回路12に接続されている。この「給電」という文言は、以下の説明において、「充電」と同義で用いる。
送電部3は、電源7に接続された電源回路12を備えている。電源回路12は、充電制御回路としての充電制御部10およびインバータ回路を構成する発振回路13および送電側制御回路部16が設けられている。電源回路12には、パイロットランプ15を接続した送電側制御回路部16が設けられている。送電側制御回路部16は、後述する通信回路17からの給電信号S1を受けたとき、パイロットランプ15を点灯する。
送電ヘッド部4は、通信回路17と一次コイル18とを備え、通信回路17は、後述する通信制御部20からの通信媒体(電波、光、音波、紫外線、赤外線あるいは感熱波)として制御信号S1を受けるようになっている。一次コイル18は駆動回路14からの電流を受けて磁界を生じるように接続されている。
受電側装置Bの受電ヘッド部5は受電側整流回路19と通信制御部20とを備える。受電側整流回路19は、電磁界結合部における電磁界結合により一次コイル18からの電力伝送を、インピーダンス整合回路200を介して受ける二次コイル19aを有する。通信制御部20は制御信号S1を通信回路17に送る発信部(図示せず)を有している。インピーダンス整合回路200は、電源と一次コイル18の回路側とのインピーダンスを後述する機構により自動整合させるために設けられている。インピーダンス整合回路200のコイル、一次コイル18および二次コイル19aは、いずれもリッツ線により形成してQ値(Quality Factor)を高めている。
受電部6は、制御検出回路22および受電側制御回路部23を備え、受電側整流回路19からの電流を制御検出回路22に送るようになっている。受電側制御回路部23は制御検出回路22からの検出信号S3を通信制御部20に送るように接続されている。制御検出回路22は、受電対象物としての受電側キャパシタ24に接続されている。受電側キャパシタ24は、蓄電部11を構成し、合成電力により充電される。
そして、インピーダンス整合回路200は、送電電源7と一次コイル18との間に設けられている。なお、インピーダンス整合回路200は、二次コイル19aと負荷側との間に設けてもよい。
図4は、非接触給電システム1を移動体(誘導式搬送車)25に適用した図である。送電側装置Aは、送電ケーシング26に収納されて静止部材27に固定され、受電側装置Bは、受電ケーシング28に収納されて工場内外、倉庫内外の床面Wを走行する移動体25に搭載される。
受電対象物である受電側キャパシタ24は移動体25に設けられており、後述する駆動輪の駆動モータ(いずれも図示せず)及び操舵輪33の左右に設けた操舵モータ34の駆動に用いられる。移動体25は、床面Wの走行により工場や倉庫内などに置かれた各種の工具、部品あるいは製品(図示せず)などを運搬するための無人運転に用いられる。なお、送電側装置Aは後述する静止部材27に固定され、受電側装置Bも同様に、後付けにより移動体25に搭載されてもよい。
移動体25は、四隅に車輪29を設けた矩形の車台30を有し、車台30には左右の電磁センサ31a、31bを接続する駆動制御部32を取り付けている。駆動制御部32は、出力制御部32aを介して受電側キャパシタ24からの給電を受けるように構成されている。床面Wには、例えばアルミニウム製テープからなる誘導体35が所定の軌道に沿って閉ループ状に貼着されている。移動体25の走行時には、左右の電磁センサ31a、31bからの出力信号により、駆動制御部32を介して駆動モータおよび操舵モータ34の駆動が制御されている。
移動体25の走行時に移動体25を静止部材27に接近させて停止し、送電ケーシング26を僅少なギャップGを余して受電ケーシング28に接近させる。
これに伴い、受電ヘッド部5の二次コイル19aが送電ヘッド部4の一次コイル18と対向するように位置決めされ、通信回路17が通信制御部20の発信部に対応するように位置する。この際、制御検出回路22が受電側キャパシタ24の電流値を検出し、この電流値の閾値レベルが所定未満の時、受電側制御回路部23により通信制御部20が作動し、通信制御部20からの制御信号S1により通信回路17を作動させ、電源回路12の送電側制御回路部16を介して充電制御部10を作動させる。
これにより、パイロットランプ15が点灯し、送電側整流回路8からの電力が電源回路12の充電制御部10に送られると同時に、電源7による送電側キャパシタ9に蓄えられていた電力が充電制御部10に送られる。送電側整流回路8からの電力と送電側キャパシタ9に蓄えられていた電力とは、充電制御部10で加算された合成電力の高周波電力として、発振回路13および駆動回路14を介して一次コイル18に送られて二次コイル19aを励起する。
すなわち、電磁的な誘導現象により一次コイル18と二次コイル19aとにより電磁界結合が生じ、一次コイル18から二次コイル19aへと電力伝送が行われる。このとき、二次コイル19aによる電力が受電側整流回路19を介して整流化された直流電流を生じ、制御検出回路22からの受電側キャパシタ24を流れて充電する。
受電側キャパシタ24の充電量が満杯となって充電が終了すると、制御検出回路22が電流値の閾値レベルを検出する。これに伴い、受電側制御回路部23により通信制御部20及び通信回路17を介して送電側制御回路部16を作動させ、パイロットランプ15を消灯させるとともに、充電制御部10に停止信号S4を送って発振回路13に対する送電を停止する。
受電側キャパシタ24の充電量が満杯となったことにより、移動体25の駆動制御部32の出力制御部32aを介して受電側キャパシタ24から給電を受け、駆動輪の駆動モータ及び操舵輪33が作動し、左右の電磁センサ31a、31bにより検出される誘導体35に沿って誘導式搬送車25が床面Wを走行して工具や部品などの運搬を行う。
図5は、非接触給電システム1を乗用車などの車両47に適用した図である。車両47への適用に伴い、受電側装置Bの受電側キャパシタ24に代わって、例えば12V/23Ah×2直列の規格を有する電気容量の受電側バッテリ48を受電対象物として設けている。受電側バッテリ48は、車両47のボンネット49内に設置する通常のものである。
この場合、送電側装置Aは静止部材27に固定され、受電側装置Bは車両47に搭載され、受電側バッテリ48は車両47に搭載されたエンジン(図示せず)の始動や駆動に用いられる。
受電側バッテリ48の充電時には、車両47が静止部材27に接近して停止し、位置決めにより送電ケーシング26を受電ケーシング28と対応させる。これにより、通信制御部20が作動し、制御信号S1により通信回路17を作動させ、受電側整流回路19からの直流電流が制御検出回路22を介して受電側バッテリ48に給電する。
また、送電側装置Aを静止部材27に固定し、又は受電側装置Bを車両47に搭載することが可能となるので、送電側装置A及び受電側装置Bのそれぞれを単独で取引の対象として製造販売することができる。
なお、充電回路部2における送電側キャパシタ9に代わって、小型で小容量の送電側バッテリを送電側バッファ部として設けてもよい。この送電側バッテリは、大容量の大型ではなく小容量の小型のものでよいため、非接触給電システム1の軽量化及びコスト削減に寄与する。この観点を考慮して、送電側バッテリは、送電側キャパシタ9に代わって設けてもよい。送電側キャパシタ9に代わって送電側バッテリを設けた場合、受電側キャパシタ24の代わりに受電側バッテリを設置してもよい。
図6は、受電側装置Bを備えた移動体(車両)25と軌道内に設けた送電側装置Aとを示した図である。送電側装置Aは、移動体25が走行する地上の軌道200A内(例えば、舗装道路内)に埋設され、受電側装置Bは、移動体25に取り付けられている。車両などの移動体25の走行中に、一次コイルに対する電源7(図6では省略)からの通電時に、前記した通り、一次コイル18の回路側から二次コイル19aとの遭遇時に電磁界結合により、一次コイル18の回路側から二次コイル19aの回路側への電力伝送を行って受電対象物に給電する。
軌道200A内に埋設された送電側装置の一次コイル18は、並列に配置された二本の線状部分と線状部分の両端部を連結する円弧状部分から横長の楕円状を成し、多数の一次コイル18が所定の間隔で軌道200Aの走行方向Rmに沿って配置されている。なお、軌道200Aにおける送電側装置の一次コイル18の下方には、一次コイル18と二次コイル19aとの間の磁気拡散を防いで結合係数を向上させる目的で、フェライトなどの硬磁性体から成る集磁板(図示せず)を一次コイル18と近接平衡状態に配置している。
一次コイル18が横長楕円状であるため、多数の一次コイル18を軌道200Aの走行方向Rmに沿って所定間隔で横長に敷設することで、単一の一次コイル18当たりの敷設距離を確保することができ、少ない本数の一次コイル18で長距離にわたって配置することができる。この場合、コイルを有するインピーダンス整合回路200が一次コイル18の範囲内に位置するので、一次コイル18に対しるインピーダンス整合回路200の磁束を外部に漏らすことなく効率的に送ることができる。
隣り合う一次コイル18同士は、スイッチング素子200B(切替部に該当)を介して、配線(連結部に該当)により接続されている。隣り合う一次コイル18同士の離間寸法、すなわち、一方の一次コイル18の先端と他方の一次コイル18の後端との離間距離は、例えば、移動体25の走行方向に沿う一次コイル18の長円寸法の1/2から2倍に設定する。しかしながら、前記離間距離については、一次コイル18の配置状況、軌道200Aの敷設状況ならびに使用環境などに応じで所望に設定可能である。
移動体25の走行中に、一次コイル18と二次コイル19aとの遭遇時に、両者の遭遇を近接センサ200C(近接検知部に該当)が検知することにより、スイッチング素子200Bが作動し、軌道200A内で進行方向Rmに隣接する一次コイル18のうち、一方から他方に切り替わるように設定されている。
このように、走行時の移動体25が進行方向Rmに移動するに伴って、隣接する多数の一次コイル18に二次コイル19aが順次遭遇するたびに、二次コイル19aを持続的に共振させることができて、移動体25の走行時の連続給電が可能となる。
具体的には、インピーダンス整合回路200、二次コイル19aを含む受電側装置Bは、移動体25の車体25aの裏面側に取付板を介して取り付けられる。
受電対象物である受電側キャパシタ24は、例えば、自動車のボンネット内に配された充電用のバッテリセル24Aに接続され、自動車のスタータ用や空調コンプレッサ用の駆動モータあるいは種々の電装品(図示せず)などの作動に用いられるようになっている。
200 インピーダンス整合回路
201 検出部
202 信号処理部
203 調整部
204 整合部
すなわち、送電電源及び送電素子を含む回路の出力インピーダンスと、負荷及び前記送電素子に非接触で対向して配された受電素子を含む回路の負荷インピーダンスとの間で電力伝送におけるインピーダンス整合を行うインピーダンス整合回路であって、
前記インピーダンス整合回路を構成し、所定の長さを有する伝送線路上で、前記負荷から異なる距離にある2点の電圧を第1検出電圧と第2検出電圧として検出する検出部と、前記異なる2点の距離と、前記第1検出電圧及び第2検出電圧と、前記送電電源から得られる既知の入射波電圧と、位相定数とから、前記伝送線路の反射係数を推定する連立方程式を生成し、前記推定された反射係数及び前記整合を行うための目標インピーダンスから前記負荷インピーダンスの推定値を計算する計算部と、
前記計算された負荷インピーダンスに対して前記出力インピーダンスとの整合をとるための前記目標インピーダンスを整合させるために、可変リアクタンス素子を有する整合部と、
前記計算された負荷インピーダンスから、前記整合に必要な前記可変リアクタンス素子のリアクタンス量を算定し、算定されたリアクタンス量に基づいて前記可変リアクタンス素子のインピーダンスを調整するインピーダンス調整部と、を有することを特徴とする。
そして、前記入射波電圧Vは既知であり、位相定数βの一般式より、数式1の2式は、前記伝送線路の反射係数Γを推定する連立方程式として成立する。ところで、負荷インピーダンスZ、目標インピーダンスZとすると、以下の式が成り立つ。すなわち、2点の電圧の検出と数式の2式による連立方程式に基づいて、負荷インピーダンスZを推定することができる。

Claims (8)

  1. 送電電源及び送電素子を含む回路の出力インピーダンスと、負荷及び前記送電素子に対向して非接触で配された受電素子を含む回路の負荷インピーダンスとの間で電力伝送におけるインピーダンス整合を行うインピーダンス整合回路であって、
    所定の長さを有する伝送線路上の異なる2点の電圧を第1検出電圧と第2検出電圧として検出する検出部と、
    前記第1検出電圧及び第2検出電圧と、前記伝送線路上の入射波電圧と、位相定数と、前記2点の反射係数とから生成される連立方程式により、前記負荷インピーダンスの推定値を計算する計算部と、
    前記計算された負荷インピーダンスに対して前記出力インピーダンスとの整合をとるための目標インピーダンスを整合させるために、可変リアクタンス素子を有する整合部と、
    前記計算された負荷インピーダンスから、前記整合に必要な前記可変リアクタンス素子のリアクタンス量を算定し、算定されたリアクタンス量に基づいて前記可変リアクタンス素子のインピーダンスを調整するインピーダンス調整部と、を有することを特徴とするインピーダンス整合回路。
  2. 少なくとも送電電源と送電素子を含む送電側装置と、少なくとも受電対象物を含む負荷と前記送電素子に非接触で対向して配される受電素子を含む受電側装置とを備え、前記送電側装置の出力インピーダンスと前記受電側装置の負荷インピーダンスとの間で電力伝送におけるインピーダンス整合を行うインピーダンス整合回路を有する非接触給電システムであって、
    所定の長さを有する伝送線路上の異なる2点の電圧を第1検出電圧と第2検出電圧として検出する検出部と、
    前記第1検出電圧及び第2検出電圧と、前記伝送線路上の入射波電圧と、位相定数と、前記2点の反射係数とから生成される連立方程式により、前記負荷インピーダンスの推定値を計算する計算部と、
    前記計算された負荷インピーダンスに対して前記出力インピーダンスとの整合をとるための目標インピーダンスを整合させるために、可変リアクタンス素子を有する整合部と、
    前記計算された負荷インピーダンスから、前記整合に必要な前記可変リアクタンス素子のリアクタンス量を算定し、算定されたリアクタンス量に基づいて前記可変リアクタンス素子のインピーダンスを調整するインピーダンス調整部と、
    を有し、
    前記送電側装置は、前記送電電源による通電時は常に充電されている送電側バッファ部が設けられ、前記電力伝送のときに、前記送電電源からの電力及び前記送電側バッファ部からの電力により前記受電側装置の受電対象物に給電されることを特徴とする非接触給電システム。
  3. 前記送電側バッファ部は、少なくとも送電側キャパシタ又は送電側バッテリのいずれか一つであり、前記受電対象物は、少なくとも受電側キャパシタ又は受電側バッテリのいずれか一つとして設けられていることを特徴とする請求項2記載の非接触給電システム。
  4. 前記送電側装置は、静止部材に固定され、前記受電側装置は、所定の床面を走行する誘導式搬送車に搭載され、前記受電対象物は前記誘導式搬送車の駆動用に設けられていることを特徴とする請求項2記載の非接触給電システム。
  5. 前記送電側装置は、静止部材に固定され、前記受電側装置は、車両に搭載され、前記受電対象物は前記車両の駆動に適用されることを特徴とする請求項2記載の非接触給電システム。
  6. 前記送電側装置は、移動体の走行する軌道内に設けられ、前記受電側装置は、前記移動体に取り付けられており、前記移動体の走行時に、前記電力伝送を行うように構成されたものであることを特徴とする請求項2記載の非接触給電システム。
  7. 前記軌道内に設けられた前記送電側装置の送電素子は、並列に配置された二本の線状部分と線状部分の両端部を連結する円弧状部分とを一体化した横長楕円状を成し、複数の前記送電素子が所定の間隔で前記軌道に配置されていることを特徴とする請求項6記載の非接触給電システム。
  8. 前記軌道には、前記送電素子が複数敷設され、前記複数の送電素子は、各々、前記移動体の近接を検知する近接検知部と、相互に隣接する送電素子を連結する連結部と、前記移動体が、前記送電素子と前記受電素子との前記対向して配される位置から、進行方向に隣接する送電素子側に移動し、前記隣接する送電素子の近接検知部で前記移動体の近接を検知すると、前記連結部に介在するスイッチング素子の作動により、通電する前記送電素子を前記相互に隣接する送電素子に切り替える切替部と、を有していることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の非接触給電システム。
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