JP2020080362A - 窒化物半導体装置 - Google Patents
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Description
このような窒化物半導体を用いたHEMT(High Electron Mobility Transistor;高電子移動度トランジスタ)が提案されている。このようなHEMTは、例えば、GaNからなる電子走行層と、この電子走行層上にエピタキシャル成長されたAlGaNからなる電子供給層とを含む。電子供給層に接するように一対のソース電極およびドレイン電極が形成され、それらの間にゲート電極が配置される。GaNとAlGaNとの格子不整合に起因する分極のために、電子走行層内において、電子走行層と電子供給層との界面から数Åだけ内方の位置に、二次元電子ガスが形成される。この二次元電子ガスをチャネルとして、ソース・ドレイン間が接続される。ゲート電極に制御電圧を印加することで、二次元電子ガスを遮断すると、ソース・ドレイン間が遮断される。ゲート電極に制御電圧を印加していない状態では、ソース・ドレイン間が導通するので、ノーマリーオン型のデバイスとなる。
しかし、パワーデバイスとして用いるためには、ゼロバイアス時に電流を遮断するノーマリーオフ型のデバイスである必要があるため、前述のようなHEMTは、パワーデバイスには適用できない。
ゲートリーク電流が大きい場合、所望のオン抵抗を得るために必要なゲート電圧が確保できない、またはゲートドライブ回路での消費電力が増加するといった問題に繋がり、パワー回路、および制御回路部での効率低下、発熱増加が懸念される。これは、高周波スイッチングを特長に掲げるHEMTにとって大きな課題となる。
本発明の一実施形態では、前記第4窒化物半導体層の膜厚が10nm以下である。
本発明の一実施形態では、前記第3窒化物半導体層と前記ゲート電極の間に、絶縁膜が介在している。
本発明の一実施形態では、前記第2窒化物半導体層がAlGaN層からなる。
本発明の一実施形態では、前記第3窒化物半導体層がP型GaN層からなる。
本発明の一実施形態では、前記アクセプタ型不純物がマグネシウムまたは亜鉛である。
本発明の一実施形態では、前記第4窒化物半導体層がGaN層からなる。
本発明の一実施形態では、前記絶縁膜がSiO2、Al2O3、Hf2O3若しくはSiNの単膜、又はそれらの複合膜からなる。
本発明の一実施形態に係る窒化物半導体装置の製造方法は、基板上に、第1窒化物半導体層と、前記第1窒化物半導体層よりもバンドギャップの大きい第2窒化物半導体層と、アクセプタ型不純物が導入された第3窒化物半導体層材料膜とが、この順で形成された窒化物半導体構造体を用意する工程と、前記第3窒化物半導体層材料膜上に第1誘電体膜を形成する工程と、前記第1誘電体膜を部分的に除去して、前記第3窒化物半導体層材料膜を部分的に露出させる工程と、前記窒化物半導体構造体をアニールすることによって、前記第3窒化物半導体層材料膜の露出面を蒸発させて、前記第3窒化物半導体層材料膜からなるリッジ形状の第3窒化物半導体層を形成するアニール工程とを含む。
本発明の一実施形態では、前記アニール工程では、前記窒化物半導体構造体がアンモニアガス雰囲気中でアニールされる。
本発明の一実施形態では、前記アニール工程の後に、前記窒化物半導体構造体上に第2誘電体膜を形成する誘電体膜形成工程と、前記第1および第2誘電体膜からなる誘電体膜における前記第3窒化物半導体層の表面に対向する領域の一部に第1開口部を形成する開口工程と、前記第1開口部を覆うように、前記第3窒化物半導体層上にゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、前記第1および第2誘電体膜からなる誘電体膜における前記第2窒化物半導体層の表面に対向する領域以外の領域に、第2開口部および第3開口部を形成する工程と、前記第2開口部を覆うようにソース電極を形成するとともに、前記第3開口部を覆うようにドレイン電極を形成する工程とをさらに含む。
本発明の一実施形態では、前記アニール工程と前記誘電体膜形成工程の間に、少なくとも前記第3窒化物半導体層の側壁の一部を覆うように、窒化物半導体からなる第4窒化物半導体層を形成する工程を有する。
本発明の一実施形態では、前記第1窒化物半導体層がGaN層からなる。
本発明の一実施形態では、前記第2窒化物半導体層がAlGaN層からなる。
本発明の一実施形態では、前記アクセプタ型不純物がマグネシウムまたは亜鉛である。
本発明の一実施形態では、前記第2誘電体膜がSiN層からなる。
本発明の一実施形態では、前記第4窒化物半導体層がGaN層からなる。
本発明の一実施形態では、前記絶縁膜がSiO2、Al2O3、Hf2O3若しくはSiNの単膜、又はそれらの複合膜からなる。
図1は、この発明の第1実施形態に係る半導体装置の構成を説明するための断面図である。
窒化物半導体装置1は、基板2と、基板2の表面に形成されたバッファ層3と、バッファ層3上にエピタキシャル成長された第1窒化物半導体層4と、第1窒化物半導体層4上にエピタキシャル成長された第2窒化物半導体層5とを含む。
さらに、この窒化物半導体装置1は、第4窒化物半導体層7の表面および第3窒化物半導体層6の上面の両側部を覆うように形成されたパッシベーション膜8と、パッシベーション膜8に形成されたゲート開口部10を介して第3窒化物半導体層6の表面にショットキー接合するゲート電極11とを含む。以下において、ゲート電極11のうち、第3窒化物半導体層6の表面に接合されている部分を、主電極部11aということにする。
第2窒化物半導体層5は、電子供給層を構成している。第2窒化物半導体層5は、第1窒化物半導体層4よりもバンドギャップの大きい窒化物半導体からなっている。具体的には、第2窒化物半導体層5は、第1窒化物半導体層4よりもAl組成の高い窒化物半導体からなっている。窒化物半導体においては、Al組成が高いほどバッドギャップは大きくなる。この実施形態では、第2窒化物半導体層5は、ノンドープのAlx1Ga1−x1N層(0<x1<1)からなり、その厚さは5nm〜15nm程度である。
パッシベーション膜8は、第1誘電体膜8Aと第2誘電体膜8Bとからなる。第1誘電体膜8Aは、第3窒化物半導体層6の上面の両側部を覆っている。第2誘電体膜8Bは、第4窒化物半導体層7の表面と、第1誘電体膜8Aの上面および外方側面とを覆っている。
ゲート開口部10は、パッシベーション膜8を貫通して第3窒化物半導体層6の表面に達している。したがって、ゲート開口部10の底部には、第3窒化物半導体層6が露出している。
ゲート電極11は、前述したように、第3窒化物半導体層6の表面に接する主電極部11aを有している。また、ゲート電極11は、ドレイン電極15側に延びる第1ゲートフィールドプレート11bとソース電極14側に延びる第2ゲートフィールドプレート11cとを有している。ゲートフィールドプレート11b,11cは、主電極部11aの端部への電界集中を緩和するために設けられている。ゲート電極11は、この実施形態では、TiN層から構成されており、その厚さは100nm〜200nm程度である。
ソース電極14は、ソースコンタクトホール12に埋め込まれている。ソース電極14は、ソースコンタクトホール12の周縁でパッシベーション膜8上に形成されたオーバーラップ部14aを有している。ドレイン電極15は、ドレインコンタクトホール13に埋め込まれている。ドレイン電極15は、ドレインコンタクトホール13の周縁でパッシベーション膜8上に形成されたオーバーラップ部15aを有している。
図2A〜図2Hは、前述の半導体装置1の製造工程の一例を説明するための断面図であり、製造工程における複数の段階における断面構造が示されている。
次に、アンモニアガス雰囲気中で、窒化物半導体構造体をアニールする(アニール工程)。これにより、図2Cに示すように、第3層材料膜31における第1SiN膜32によって覆われていない部分が蒸発し、横断面が略台形状の第3窒化物半導体層6が形成される。つまり、リッジ形状の第3窒化物半導体層6が形成される。アニール工程におけるアニール温度は、900℃以上1000℃以下であることが好ましい。この理由については、後述する。
次に、図2Gに示すように、第4窒化物半導体層7とパッシベーション膜8との積層膜に、第2窒化物半導体層5に達するソースコンタクトホール12およびドレインコンタクトホール13が形成される。
まず、図3に示すような構成のサンプルを複数用意した。各サンプルは、GaN層上に、AlGaN層、SiN層およびSiO2層を順次積層した後、AlGaN層、SiN層およびSiO2層からなる積層膜に開口部を形成することによって作成されている。
[実験1]サンプルに対してアニールを行うことなく、露出する表面全体にSiN膜、SiO2膜およびゲート電極膜を順次形成した。
[実験2]アンモニアガス雰囲気中においてサンプルに対して、800℃で10分間、アニールを行った後、露出する表面全体にin-situ SiN膜、SiO2膜およびゲート電極膜を順次形成した。
[実験3]アニール温度を900℃とすること以外は、実験2と同様な実験。
[実験4]アニール温度を1000℃とすること以外は、実験2と同様な実験。
図4C、図4Dおよび図4Eは、それぞれ、実験2、実験3および実験4によって得られた結果物の断面図を示す顕微鏡写真である。
アニール温度が800℃である場合には、図4Cに示すように、GaNの蒸発は確認できていない。アニール温度が900℃である場合には、図4Dに示すように、GaNが蒸発することが認められる。アニール温度が1000℃である場合には、図4Eに示すように、アニール温度が900℃である場合に比べて、GaNの蒸発速度が大分速くなっていることがわかる。アニール温度を更に上げると、GaNの蒸発速度がさらに速くなると予想され、GaN蒸発のコントロールが難しくなる。このようなことから、図2Cのアニール工程におけるアニール温度は、900℃以上1000℃以下であることが好ましい。
また、前述の実施形態では、ドライエッチングではなく、アニールにより、第3層材料膜31をパターニングすることによって、第3窒化物半導体層6を形成している。つまり、第3層材料膜31をアニールによって蒸発させることによって、リッジ形状の第3窒化物半導体層6を形成している。これにより、第3窒化物半導体層6の側面として、プラズマダメージのない安定した側面を得ることができる。これにより、ゲートリーク電流を低減させることができる。さらに、第3窒化物半導体層6の側面として、安定した側面(例えば(11−20)面)を露出させることができるので、表面準位密度が抑制され、ゲートリーク電流をより低減化できるとともに閾値の変動を低減させることができる。
図5の半導体装置1Aでは、第1窒化物半導体層(電子走行層)4と第2窒化物半導体層(電子供給層)5との間に、2次元電子ガス16中のキャリア密度を増加させるためのスペーサ層18が介在している点のみが、図1の半導体装置1と異なっている。スペーサ層18は、AlN層からなり、その膜厚は2nm〜5nm程度である。
図6の半導体装置1Bでは、パッシベーション膜8とゲート電極11との間および第3窒化物半導体層6とゲート電極11との間に、絶縁膜9が介在している点のみが、図1の半導体装置1と異なっている。
前述した第1実施形態の図2A〜図2Eの工程は、第3実施形態の製造にも共通している工程なので、その説明を省略する。図2Eの工程によって、パッシベーション膜8に第3窒化物半導体層6に達するゲート開口部10が形成されると、図7Aに示すように、露出した表面全域を覆うように、例えばALD(Atomic Layer Deposition)によって、例えばSiO2からなる絶縁膜9が形成される。
次に、図7Cに示すように、第4窒化物半導体層7とパッシベーション膜8と絶縁膜9とからなる積層膜に、第2窒化物半導体層5に達するソースコンタクトホール12およびドレインコンタクトホール13が形成される。
図8は、この発明の第4実施形態に係る半導体装置の構成を説明するための断面図である。前述の図6の各部に対応する部分には、図6と同じ符号を付して示す。
以上、この発明の第1〜第4実施形態について説明したが、この発明は、さらに他の実施形態で実施することもできる。例えば、前述の第1〜第4実施形態では、リッジ形状の第3窒化物半導体層6の横断面形状は略台形であるが、第3窒化物半導体層6の横断面形状は、矩形等の略台形以外の四角形や四角形以外の多角形であってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 基板
3 バッファ層
4 第1窒化物半導体層(電子走行層)
5 第2窒化物半導体層(電子供給層)
6 第3窒化物半導体層
7 第4窒化物半導体層
8 パッシベーション膜
8A 第1誘電体膜
8B 第2誘電体膜
9 絶縁膜
10 ゲート開口部
11 ゲート電極
11a 主電極部
11b,11c ゲートフィールドプレート
12 ソースコンタクトホール
13 ドレインコンタクトホール
14 ソース電極
15 ドレイン電極
16 二次元電子ガス(2DEG)
18 スペーサ層
31 第3層材料膜
32 第1SiN膜
33 第2SiN膜
Claims (25)
- 基板と、
前記基板上に配置された第1窒化物半導体層と、
前記第1窒化物半導体層上に形成された第2窒化物半導体層と、
前記第2窒化物半導体層上に部分的に形成され、アクセプタ型不純物を含む第3窒化物半導体層と、
前記第3窒化物半導体層の側壁の少なくとも一部に接するように形成された第4窒化物半導体層と、
少なくとも前記第4窒化物半導体層を覆うように形成された誘電体膜と、
前記第3窒化物半導体層上に形成されたゲート電極と、
前記第2窒化物半導体層上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、
を含む、窒化物半導体装置。 - 前記第4窒化物半導体層の膜厚が10nm以下である、請求項1に記載の窒化物半導体装置。
- 前記第3窒化物半導体層と前記ゲート電極の間に、絶縁膜が介在している、請求項1または2に記載の窒化物半導体装置。
- 前記第1窒化物半導体層がGaN層からなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置。
- 前記第2窒化物半導体層がAlGaN層からなる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置。
- 前記第3窒化物半導体層がP型GaN層からなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置。
- 前記アクセプタ型不純物がマグネシウムまたは亜鉛である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置。
- 前記第4窒化物半導体層がGaN層からなる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置。
- 前記第1窒化物半導体層と前記第2窒化物半導体層との間にAlN層からなるスペーサ層が介在している、請求項1〜8いずれか一項に記載の窒化物半導体装置。
- 前記絶縁膜がSiO2、Al2O3、Hf2O3若しくはSiNの単膜、又はそれらの複合膜からなる、請求項3に記載の窒化物半導体装置。
- 基板上に、第1窒化物半導体層と、前記第1窒化物半導体層よりもバンドギャップの大きい第2窒化物半導体層と、アクセプタ型不純物が導入された第3窒化物半導体層材料膜とが、この順で形成された窒化物半導体構造体を用意する工程と、
前記第3窒化物半導体層材料膜上に第1誘電体膜を形成する工程と、
前記第1誘電体膜を部分的に除去して、前記第3窒化物半導体層材料膜を部分的に露出させる工程と、
前記窒化物半導体構造体をアニールすることによって、前記第3窒化物半導体層材料膜の露出面を蒸発させて、前記第3窒化物半導体層材料膜からなるリッジ形状の第3窒化物半導体層を形成するアニール工程と、
を含む、窒化物半導体装置の製造方法。 - 前記アニール工程では、前記窒化物半導体構造体がアンモニアガス雰囲気中でアニールされる、請求項11に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記アニール工程では、前記第2窒化物半導体層が露出するように、前記第3窒化物半導体層材料膜の露出面が除去される、請求項11または12記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記アニール工程の後に、前記窒化物半導体構造体上に第2誘電体膜を形成する誘電体膜形成工程と、
前記第1および第2誘電体膜からなる誘電体膜における前記第3窒化物半導体層の表面に対向する領域の一部に第1開口部を形成する開口工程と、
前記第1開口部を覆うように、前記第3窒化物半導体層上にゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、
前記第1および第2誘電体膜からなる前記誘電体膜における前記第3窒化物半導体層の表面に対向する領域以外の領域に、第2開口部および第3開口部を形成する工程と、
前記第2開口部を覆うようにソース電極を形成するとともに、前記第3開口部を覆うようにドレイン電極を形成する工程と、
をさらに含む、請求項11〜13のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。 - 前記アニール工程が窒化物半導体の結晶成長炉によって行われ、
前記誘電体膜形成工程が、前記結晶成長炉から前記窒化物半導体構造体を取り出すことなく、前記アニール工程に連続して行われる、請求項14に記載の窒化物半導体装置の製造方法。 - 前記アニール工程と前記誘電体膜形成工程の間に、少なくとも前記第3窒化物半導体層の側壁の一部を覆うように、第4窒化物半導体層を形成する工程を有する、請求項14に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記開口工程と前記ゲート電極形成工程の間に、少なくとも前記第1開口部の底部に露出している前記第3窒化物半導体層の表面を覆うように、絶縁膜を形成する工程を有する、請求項14〜16のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記第1窒化物半導体層がGaN層からなる、請求項11〜17のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記第2窒化物半導体層がAlGaN層からなる、請求項11〜18のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記第3窒化物半導体層がP型GaN層からなる、請求項11〜19のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記アクセプタ型不純物がマグネシウムまたは亜鉛である、請求項11〜20のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記第2誘電体膜がSiN層からなる、請求項14〜17のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記第4窒化物半導体層がGaN層からなる、請求項16に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記絶縁膜がSiO2、Al2O3、Hf2O3若しくはSiNの単膜、又はそれらの複合膜からなる、請求項17に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
- 前記アニール工程におけるアニール温度が900℃以上1000℃以下である、請求項11〜24のいずれか一項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
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