JP2020079106A - キャップ本体およびキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップの外径を大きくすることなく、簡便な構造により容易にキャップを開栓することが可能な、キャップ本体およびキャップを提供する。【解決手段】キャップ本体20は、天板30と、天板30の外周縁30eから下方に延び、キャッピング用の第1ローレットK1が形成された筒状体40とを有する本体部50と、本体部50の筒状体40の外面に設けられた開栓用把持部60とを備えている。開栓用把持部60は、筒状体40の円周方向に沿って互いに離間して配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、キャップ本体およびキャップに関する。
従来から、飲料用の容器に用いられるキャップとして、円筒形状のキャップが用いられている。このようなキャップでは、キャップ開栓時のグリップ性を向上させるために、キャップの外径を大きくし、キャップを握りやすくするなど、様々な工夫がなされている。キャップ開栓時のグリップ性を向上させるための手段として、例えば、キャップの外周面に開栓用すべり止めが設けられたキャップが提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に示すキャップでは、その表面に凹部が設けられた開栓用すべり止めが設けられている。
特開2004−196383号公報
しかしながら、特許文献1に示すキャップでは、開栓用すべり止めの表面に凹部を設ける必要があり、生産性が低下するといった問題がある。また、内容物にゼリー飲料等が充填されるスパウト付き容器においては、外径の小さいキャップが望まれており、キャップの外径が小さい場合、外周面にすべり止めを設けただけでは、開栓時に指が滑りやすいといった問題がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、キャップの外径を大きくすることなく、簡便な構造により容易にキャップを開栓することが可能な、キャップ本体およびキャップを提供することを目的とする。
本発明は、天板と、前記天板の外周縁から下方に延び、キャッピング用の第1ローレットが形成された筒状体とを有する本体部と、前記本体部の前記筒状体の外面に設けられた開栓用把持部とを備え、前記開栓用把持部は、前記筒状体の円周方向に沿って互いに離間して配置されている、キャップ本体である。
本発明は、前記開栓用把持部は、エラストマー樹脂を含む、キャップ本体である。
本発明は、前記筒状体は、前記天板の下方に配置された小径部と、前記小径部の下方に配置された大径部とを含み、前記開栓用把持部は、前記大径部に設けられている、キャップ本体である。
本発明は、前記小径部に設けられ、円周方向に沿って互いに離間して配置された複数の開栓補助部を更に備える、キャップ本体である。
本発明は、前記開栓補助部は、エラストマー樹脂を含む、キャップ本体である。
本発明は、前記開栓補助部は、エラストマー樹脂で形成された第2ローレットを含み、前記第2ローレットの高さは、前記第1ローレットの高さよりも低い、キャップ本体である。
本発明は、前記キャップ本体は、前記天板に設けられ、前記天板の中心から放射状に広がる複数の放射状部を更に備え、前記複数の放射状部は、それぞれ対応する前記開栓補助部に連結されている、キャップ本体である。
本発明は、前記放射状部は、エラストマー樹脂を含む、キャップ本体である。
本発明は、前記開栓用把持部、前記開栓補助部および前記放射状部は、互いに同一の材料からなる、キャップ本体である。
本発明は、本発明によるキャップ本体と、前記キャップ本体の前記筒状体に連結されたピルファープルーフバンドとを備える、キャップである。
本発明によれば、キャップの外径を大きくすることなく、簡便な構造により容易にキャップを開栓することができる。
図1は、本発明の一実施の形態によるキャップを示す斜視図である。 図2は、本発明の一実施の形態によるキャップを示す分解斜視図である。 図3は、本発明の一実施の形態によるキャップを示す平面図である。 図4Aは、本発明の一実施の形態によるキャップを示す断面図(図3のIVA-IVA線断面図)である。 図4Bは、本発明の一実施の形態によるキャップを示す断面図(図3のIVB-IVB線断面図)である。 図5Aは本発明の一実施の形態によるキャップを作製するための第1金型を示す断面図である。 図5Bは本発明の一実施の形態によるキャップを作製するための第2金型を示す断面図である。 図6A(a)−(b)は、本発明の一実施の形態によるキャップの製造方法を示す断面図である。 図6B(a)−(b)は、本発明の一実施の形態によるキャップの製造方法を示す断面図である。 図7A(a)−(b)は、本発明の一実施の形態によるキャップの製造方法を示す断面図である。 図7B(a)−(b)は、本発明の一実施の形態によるキャップの製造方法を示す断面図である。 図7C(a)−(b)は、本発明の一実施の形態によるキャップの製造方法を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1乃至図7Cは本発明の一実施の形態を示す図である。
まず、図1及び図2により、本実施の形態によるキャップの概要について説明する。本実施の形態によるキャップは、例えばスパウト付き容器や、PETボトル等の容器を閉栓する際に好適に使用することができる。なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれキャップ10を正立させた状態(図4A及び図4B)における上方および下方のことをいう。
図1及び図2に示すように、キャップ10は、キャップ本体20と、キャップ本体20の後述する筒状体40に連結されたピルファープルーフバンド70とを備えている。ここでは、まず、キャップ本体20について説明する。
キャップ本体
図1乃至図4Bに示すように、キャップ本体20は、天板30と、天板30の外周縁30eから下方に延び、キャッピング用のローレット(第1ローレット)K1が形成された筒状体40とを有する本体部50と、本体部50の筒状体40の外面に設けられた開栓用把持部60とを備えている。また、キャップ本体20は、本体部50の筒状体40の後述する小径部41に設けられ、円周方向に沿って互いに離間して配置された複数の開栓補助部61を更に備えている。さらに、キャップ本体20は、本体部50の天板30に設けられ、天板30の中心から放射状に広がる複数の放射状部62を更に備えている。
本体部50の天板30は、円盤状に形成されており、天板30には、天板30の中心から放射状に広がる複数の放射状部用溝31が形成されている。この放射状部用溝31は、後述する放射状部62が射出成形により形成される際に、射出樹脂の流路としての役割を果たす。図2に示すように、複数の放射状部用溝31は、天板30の径方向に沿って延びる第1部分311と、天板30の円周方向に沿って第1部分311の両側に広がり、略扇形形状をもつ第2部分312とを含んでいる。このうち、第1部分311の溝の深さは、第2部分312の溝の深さよりも深くなっており、射出樹脂が流れやすくなっている。なお、第1部分311および第2部分312の溝の形状や深さは、キャップ本体20のサイズに応じて、適宜変更することができる。また、放射状部用溝31は、第1部分311のみから構成されていても良く、第2部分312のみから構成されていても良い。
図1乃至図3に示すように、本実施の形態では、天板30には3つの放射状部用溝31が形成されている。また、図3に示すように、各々の放射状部用溝31は、天板30の円周方向に沿って略等間隔に配置されている。3つの放射状部用溝31は、天板30の中心に位置する中央部30cで互いに連結されている。また、図1乃至図3に示すように、複数の放射状部用溝31は、それぞれ対応する、後述する補助部用溝43に連結されている。この場合、図2に示すように、放射状部用溝31の第1部分311は、補助部用溝43の後述する第1部分431に接続されており、放射状部用溝31の第2部分312は、補助部用溝43の後述する第2部分432に連結されている。複数の放射状部用溝31が、それぞれ対応する、後述する補助部用溝43に連結されていることにより、開栓用把持部60を形成する際に、放射状部用溝31を通過した射出樹脂が、後述する補助部用溝43に供給されるように構成されている。このため、開栓用把持部60を形成する際に、開栓補助部61を容易に形成することができるようになっている。なお、放射状部用溝31の個数は、形成する放射状部62の個数に基づいて任意に変更することができる。
また、図4A及び図4Bに示すように、天板30の内面のうち、略中央部には下方に突出した栓部32が設けられている。また、栓部32の先端部には環状アンダーカット33が設けられ、環状アンダーカット33が、図示しない容器の口部に嵌合するように構成されている。
本体部50の筒状体40は、図1乃至図3に示すように、天板30の下方に配置された小径部41と、小径部41の下方に配置された大径部42とを有している。このうち小径部41は、筒状体40の略上半分の領域に配置されている。一方、大径部42は、筒状体40の略下半分の位置に配置されている。小径部41および大径部42は、それぞれ全体として略均一な径をもつ略円筒形状を有しており、大径部42は、小径部41よりも径が大きくなっている。なお、小径部41および大径部42は、六角形筒形状や八角形筒形状等の多角形筒形状を有していても良い。この場合、小径部41および大径部42が互いに異なる筒形状を有していても良い。
このうち、小径部41には、上述したローレットK1が複数形成されている。また、小径部41には、円周方向に沿って互いに離間して配置された複数の補助部用溝43が形成されている。この補助部用溝43は、後述する開栓補助部61が射出成形により形成される際に、射出樹脂の流路としての役割を果たす。図2に示すように、複数の補助部用溝43は、上下方向に沿って延びる第1部分431と、小径部41の円周方向に沿って第1部分431の両側に広がる第2部分432とを含んでいる。このうち、第1部分431の溝の深さは、第2部分432の溝の深さよりも深くなっており、射出樹脂が流れやすくなっている。なお、第1部分431および第2部分432の溝の形状や深さは、キャップ本体20のサイズに応じて、適宜変更することができる。また、補助部用溝43は、第1部分431のみから構成されていても良く、第2部分432のみから構成されていても良い。
図3に示すように、本実施の形態では、小径部41には3つの補助部用溝43が形成されている。各々の補助部用溝43は、小径部41の円周方向に沿って略等間隔に配置されている。また、上述したように、これらの複数の補助部用溝43の上端は、それぞれ対応する、天板30に設けられた放射状部用溝31に連結されている。また、複数の補助部用溝43の下端は、それぞれ対応する、後述する把持部用溝44に連結されている。この場合、図2に示すように、補助部用溝43の第1部分431は、把持部用溝44の後述する第1部分441に接続されており、補助部用溝43の第2部分432は、把持部用溝44の後述する第2部分442に連結されている。複数の補助部用溝43の下端が、それぞれ対応する、後述する把持部用溝44に連結されていることにより、開栓用把持部60を形成する際に、補助部用溝43を通過した射出樹脂が、後述する把持部用溝44に供給されるように構成されている。このため、開栓用把持部60を容易に形成することができるようになっている。なお、上述したローレットK1は、円周方向に隣接する補助部用溝43の間に配置されており、ローレットK1は、円周方向に隣接する補助部用溝43の間に9本ずつ、合計27本設けられている。
また、筒状体40の大径部42には、円周方向に沿って互いに離間して配置された複数の把持部用溝44が形成されている。この把持部用溝44は、後述する開栓用把持部60が射出成形により形成される際に、射出樹脂の流路としての役割を果たす。図2に示すように、複数の把持部用溝44は、上下方向に沿って延びる第1部分441と、大径部42の円周方向に沿って第1部分441の両側に広がる第2部分442と、大径部42の円周方向に沿って第2部分442の両側に広がるとともに、上下方向に沿って拡がる第3部分443とを含んでいる。このうち、第1部分441の溝の深さは、第2部分442の溝の深さよりも深くなっており、射出樹脂が流れやすくなっている。また、第2部分442の溝の深さは、第3部分443の溝の深さよりも深くなっている。さらに、第2部分442の溝の深さは、下方に向かうにつれて徐々に浅くなるようになっている。これにより、第2部分442を通過する射出樹脂を第2部分442に滞留させることなく、第3部分443に供給することができるようになっている。なお、第1部分441、第2部分442および第3部分443の溝の形状や深さは、キャップ本体20のサイズに応じて、適宜変更することができる。また、把持部用溝44は、第1部分441のみから構成されていても良く、第2部分442のみから構成されていても良く、第3部分443のみから構成されていても良い。あるいは、把持部用溝44が、第1部分441、第2部分442および第3部分443のいずれか2つから構成されていても良い。
図3に示すように、本実施の形態では、大径部42には3つの把持部用溝44が形成されている。各々の把持部用溝44は、大径部42の円周方向に沿って略等間隔に配置されている。また、上述したように、これらの複数の把持部用溝44の上端は、それぞれ対応する、小径部41に設けられた補助部用溝43に連結されている。また、図2に示すように、複数の把持部用溝44のうち、第1部分441および第2部分442の下端は、それぞれ大径部42で終端している。この場合、第1部分441の下端は、第2部分442の下端よりも下方に位置している。これにより、第1部分441を通過した射出樹脂を第3部分443に供給することができ、開栓用把持部60の成形性を向上させることができる。一方、第3部分443は、大径部42の高さ方向の全域に亘って広がっている。なお、把持部用溝44のうち、第1部分441および第2部分442が大径部42の高さ方向の全域に亘って延びていても良い。
また、図3に示すように、大径部42の外面42aのうち、円周方向において互いに隣接する把持部用溝44間の外面421aは、平面視において直線状に形成されている。
また、図4A及び図4Bに示すように、筒状体40の大径部42の内面に、図示しない容器の口部のねじ部に螺合するねじ部45が形成されている。なお、キャップ本体20は、打栓式であっても良い。
また、大径部42の下端に、樹脂受け部46が設けられている。この樹脂受け部46は、平面視において多角形状を有しており、平面視において、開栓用把持部60の後述する第1突起60cに重なるように設けられている(図1参照)。大径部42の下端に、開栓用把持部60の後述する第1突起60cに重なるように樹脂受け部46を設けることにより、本体部50と開栓用把持部60との一体性を高めることができ、キャップ本体20の意匠性を向上させることができる。
次に、キャップ本体20の開栓用把持部60について説明する。
図1乃至図3に示すように、開栓用把持部60は、筒状体40の大径部42の外面42aに設けられている。この場合、上述したように、大径部42は、筒状体40の略下半分の領域に配置されている。このため、大径部42に設けられた開栓用把持部60は、キャップ本体20の略下半分の領域に配置されている。このように、開栓用把持部60が大径部42に設けられることにより、使用者が開栓用把持部60を把持しやすくすることができ、キャップ10のグリップ性を向上させることができる。この開栓用把持部60は、図3に示すように、筒状体40の円周方向に沿って互いに離間して配置されている。本実施の形態では、3つの開栓用把持部60が設けられており、各々の開栓用把持部60は、大径部42の円周方向に沿って略等間隔に配置されている。また、円周方向において互いに隣接する開栓用把持部60の間からは、筒状体40の大径部42の外面421aが露出している。
また、図3に示すように、各々の開栓用把持部60は、平面視において、外面が直線状に形成された本体部60aと、平面視において、それぞれ多角形(この場合は、正六角形)の角部に位置し、本体部60aから半径方向外方に突出する第1突起60cと、第1突起60cの円周方向両側に配置され、半径方向内方に窪む凹部60bと、凹部60bの円周方向両側に配置された第2突起60dとをそれぞれ有している。このうち本体部60aは、外面のうち、円周方向において互いに隣接する開栓用把持部60の間から露出する大径部42の外面421aに隣接する外面600aが、当該外面42aと同一平面上に位置するように形成されている。これにより、キャップ本体20のうち、上下方向において開栓用把持部60が形成された部分は、平面視において、多角形状(この場合は、正六角形状)の輪郭を有している。
また、第1突起60cは、第2突起60dよりも高さ(径方向距離)が高くなっている。このように、開栓用把持部60が第1突起60cと第2突起60dとを有することにより、使用者がキャップ10を開栓する際に、使用者の指掛かり性を向上させることができる。このような3つの開栓用把持部60は、それぞれ開栓補助部61に連結されている。
上述したように、筒状体40の大径部42の外面42aに開栓用把持部60が設けられていることにより、使用者がキャップ10を開栓する際に、開栓用把持部60に対する使用者の指の指掛かり性を向上させることができ、キャップ10のグリップ性を向上させることができる。すなわち、使用者がキャップ10を開栓する際に、まず、使用者の指が、互いに隣接する開栓用把持部60や各々の開栓用把持部60の間から露出した筒状体40の大径部42の外面42aに当接する。そして、使用者がキャップ10を開栓方向に回転させると、使用者の指が、開栓用把持部60の第1突起60cや第2突起60dに引っ掛かる。このように、使用者の指が開栓用把持部60の第1突起60cや第2突起60dに引っ掛かることにより、開栓用把持部60に対する使用者の指の指掛かり性を向上させることができ、キャップ10のグリップ性を向上させることができる。このため、キャップ10に対して、開栓方向の力を作用させやすくなり、容易にキャップ10を開栓することができる。また、開栓用把持部60を、筒状体40の円周方向に沿って互いに離間して配置することにより、開栓用把持部60を形成する際の樹脂量を削減することができ、キャップ10の製造コストを低減することができる。なお、開栓用把持部60が配置される個数は任意であり、各々の開栓用把持部60は、平面視において約45°ずつ等配となるように配置されていても良く、あるいは約72°ずつ等配となるように配置されていても良い。また、開栓用把持部60の第1突起60cの円周方向両側に、凹部60bが設けられていなくても良い。
また、図1および図2に示すように、この開栓用把持部60は、高さ方向において、筒状体40の大径部42の外面42aの全域を覆うように設けられている。これにより、使用者がキャップ10を開栓する際に、使用者の指が開栓用把持部60に確実に当接し、開栓用把持部60に対する使用者の指の指掛かり性を更に向上させることができる。
また、キャップ本体20は、本体部50の筒状体40の小径部41に設けられ、円周方向に沿って互いに離間して配置された複数の開栓補助部61を更に備えている。この場合、上述したように、小径部41は、筒状体40の略上半分の領域に配置されている。このため、小径部41に設けられた各々の開栓補助部61は、キャップ本体20の略上半分の領域に配置されている。このように、小径部41に開栓補助部61が設けられることにより、使用者がキャップ10を開栓する際に、開栓補助部61に使用者の指が当接する。これにより、キャップ10に対する使用者の指の指掛かり性を更に向上させることができる。また、図3に示すように、本実施の形態では、小径部41には3つの開栓補助部61が設けられている。この開栓補助部61は、上述した補助部用溝43に対応する位置に設けられており、各々の開栓補助部61は、平面視において約120°ずつ等配となるように配置されている。また、図1及び図2に示すように、開栓補助部61は、上下方向および円周方向に沿って広がっている。これらの複数の開栓補助部61の上端は、それぞれ対応する、天板30に設けられた放射状部62に連結されている。また、複数の開栓補助部61の下端は、上述したようにそれぞれ対応する開栓用把持部60に連結されている。この開栓補助部61は、後述するように、開栓用把持部60を形成する際に、補助部用溝43を通る射出樹脂により設けられたものである。
また、図1乃至図3に示すように、開栓補助部61は、使用者がキャップ10を開栓する際に、使用者の指掛かり性を向上させるためのローレット(第2ローレット)K2を含んでいる。このローレットK2は、円周方向に沿って略等間隔で形成されている。なお、ローレットK2は、各々の開栓補助部61に3本ずつ、合計9本設けられている。また、図1に示すように、ローレットK2は、ローレットK1よりも上下方向の長さが短くなっているが、ローレットK2の上下方向の長さは、ローレットK1と同程度の長さを有していても良い。
また、ローレットK2の高さ(径方向距離)は、ローレットK1の高さ(径方向距離)よりも低くなっている。これにより、図示しない容器にキャップ10をキャッピングする際に、ローレットK2が、キャップ10をキャッピングするための図示しないキャッピング治具と干渉してしまうことを抑制することができる。このため、ローレットK2が、当該キャッピング用治具により削られてしまうことを抑制することができる。なお、この場合、キャップ10は、ローレットK1のみを利用することにより、図示しない容器にキャッピングされる。
また、図1乃至図3に示すように、キャップ本体20は、本体部50の天板30に設けられ、天板30の中心から放射状に広がる複数の放射状部62を更に備えている。本実施の形態では、天板30には3つの放射状部62が設けられている。この放射状部62は、上述した放射状部用溝31に対応する位置に設けられており、各々の放射状部62は、平面視において約120°ずつ等配となるように配置されている。3つの放射状部62は、天板30の中心に位置する中央部62cで互いに連結されている。また、上述したように、複数の放射状部62は、それぞれ対応する開栓補助部61に連結されている。この放射状部62は、後述するように、開栓用把持部60を形成する際に、放射状部用溝31を通る射出樹脂により設けられたものである。
ピルファープルーフバンド
次に、ピルファープルーフバンドについて説明する。図1、図2、図4A及び図4Bに示すように、ピルファープルーフバンド70は、筒状体40の下端部に、樹脂受け部46に結合された複数のブリッジ71を介して連結されている。この複数のブリッジ71のうち、少なくとも1つは、破断可能になっている。また、ピルファープルーフバンド70は、周方向に分割された複数のリング分割体70aを有している。この場合、周方向で互いに隣接するリング分割体70aは、破断可能な連結部材72により、互いに連結されている。
キャップ10が上述したピルファープルーフバンド70を備えていることにより、ブリッジ71が破断されているかどうかを確認することにより、あるいは、連結部材72が破断されているかどうかを確認することにより、キャップ10の不正な開封が生じていたかどうかを判断することができる。
また、ピルファープルーフバンド70の上端に、円周方向において、キャップ本体20の開栓用把持部60の多角形状の第1突起60cに重なるように位置する複数の台座73が形成されている。これにより、キャップ10を、後述するリテイナー84によって後述する第2金型80Bから離型させる際に、ピルファープルーフバンド70の変形を抑制することができ、キャップ10をスムーズに離型させることができる。
ところで、上述したキャップ10のうち、キャップ本体20の本体部50、ピルファープルーフバンド70、ブリッジ71及び連結部材72は、合成樹脂材料を射出成形することにより一体に製作することができる。この場合の材料としては、例えば、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)等を用いることができる。
また、上述した開栓用把持部60、開栓補助部61及び放射状部62は、エラストマー樹脂を含んでいても良い。開栓用把持部60、開栓補助部61及び放射状部62が、エラストマー樹脂を含んでいることにより、キャップ10の滑り防止機能を向上させることができる。また、この場合、開栓用把持部60、開栓補助部61及び放射状部62は、互いに同一の材料からなっていても良い。開栓用把持部60、開栓補助部61及び放射状部62が、互いに同一の材料からなっていることにより、開栓用把持部60、開栓補助部61および放射状部62を容易に形成することができ、キャップ10の生産性を向上させることができる。また、この場合、エラストマー樹脂としては、従来公知の熱可塑性エラストマー、例えば、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー等が挙げられる。また、これらの熱可塑性エラストマーの1種のみ使用しても良く、また2種以上を組み合わせて使用しても良い。
(金型の構成)
次に、図5Aおよび図5Bにより、合成樹脂材料を射出成形してキャップ本体20(キャップ10)を作製する第1金型80A、および第2金型80Bについて、説明する。
図5Aに示すように、第1金型80Aは、キャップ本体20の本体部50を作製するための第1キャビティ付き金型81Aと、第1キャビティ付き金型81A内に収容される第1コア82aおよび第2コア82bと、一対のスライドコア83と、一対のリテイナー84とを有している。このうち、第1キャビティ付き金型81Aには、本体部50の放射状部用溝31、補助部用溝43及び把持部用溝44にそれぞれ対応する凸部31a、43a、44aが形成されている。また、第1キャビティ付き金型81Aのうち、本体部50の天板30の中心に対応する位置に、射出樹脂を射出するためのゲート(注入口)81aが形成されている。この場合、第1キャビティ付き金型81A内に第1コア82aおよび第2コア82bが収容された状態で、第1キャビティ付き金型81Aと第2コア82bとの間の空間に射出樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)が射出されることにより、キャップ本体20の本体部50が作製されるようになっている。また、一対のスライドコア83には、ピルファープルーフバンド70に対応する凹部83aが形成されている。
一方、図5Bに示すように、第2金型80Bは、キャップ本体20の開栓用把持部60、開栓補助部61および放射状部62を作製するための第2キャビティ付き金型81Bと、第2キャビティ付き金型81B内に収容される、上述した第1コア82aおよび第2コア82bと、一対のスライドコア83と、一対のリテイナー84とを有している。
ここで、第2キャビティ付き金型81Bと第2コア82bとの間の空間は、上述した第1キャビティ付き金型81Aと第2コア82bとの間の空間よりも広くなっている。具体的には、第1金型80Aによって作製され、第2コア82bに取り付けられた本体部50と、第2キャビティ付き金型81Bとの間に空間が形成されるように構成されている。この場合、第2コア82bに取り付けられた本体部50のうち、放射状部用溝31、補助部用溝43及び把持部用溝44と、第2キャビティ付き金型81Bとの間に隙間が形成されるようになっている。このため、第1金型80Aによって作製された本体部50の外周面上に、開栓用把持部60、開栓補助部61および放射状部62を形成することができるように構成されている。また、第2キャビティ付き金型81Bのうち、本体部50の天板30の中心に対応する位置に、射出樹脂を射出するためのゲート(注入口)81bが形成されている。この場合、第2キャビティ付き金型81B内に、作製された本体部50および第1コア82aおよび第2コア82bが収容された状態で、作製された本体部50と、第2キャビティ付き金型81Bとの間の空間に射出樹脂(例えば、エラストマー樹脂)が射出されることにより、キャップ本体20の開栓用把持部60、開栓補助部61および放射状部62が形成されるようになっている。なお、図示はしないが、第2キャビティ付き金型81Bには、開栓用把持部60の第1突起60cや凹部60bに対応する凹凸部や、ローレットK2に対応する凹部が形成されている。
次に、本実施の形態による作用について説明する。ここでは、キャップ10の製造方法について、図6A乃至図7Cにより説明する。
(キャップの製造方法)
まず、第1キャビティ付き金型81Aと、第1コア82aと、第2コア82bと、一対のスライドコア83と、一対のリテイナー84とを有する第1金型80Aを準備する。
次に、図6A(a)に示すように、第1キャビティ付き金型81A内に第1コア82aおよび第2コア82bを収容するとともに、一対のスライドコア83と、一対のリテイナー84とを装着する。このようにして、図6A(b)に示すように、第1キャビティ付き金型81Aと、第1コア82aと、第2コア82bと、一対のスライドコア83と、一対のリテイナー84とが型締めされる。
次いで、図6B(a)に示すように、第1金型80A内に、射出樹脂を射出する。この際、第1キャビティ付き金型81Aと第2コア82bとの間の空間に、ゲート81aから射出樹脂を射出する。射出樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンを用いることができる。射出された射出樹脂は、第1キャビティ付き金型81Aおよび一対のスライドコア83と、第2コア82bとの間に侵入し、この射出樹脂によりキャップ本体20の本体部50およびピルファープルーフバンド70が成形される。この際、第1キャビティ付き金型81Aには、本体部50の放射状部用溝31、補助部用溝43及び把持部用溝44にそれぞれ対応する凸部31a、43a、44aが形成されている(図5A参照)。これにより、本体部50に、放射状部用溝31、補助部用溝43及び把持部用溝44がそれぞれ形成される。
そして、図6B(b)に示すように、第1金型80Aのうち、第1キャビティ付き金型81Aが、第2コア82bに取り付けられた本体部50から取り外される。
次に、第2金型80Bの第2キャビティ付き金型81Bを準備する。次いで、図7A(a)に示すように、第2キャビティ付き金型81Bを、作製された本体部50に装着する。このようにして、図7A(b)に示すように、第2キャビティ付き金型81Bと、第1コア82aと、第2コア82bと、一対のスライドコア83と、一対のリテイナー84とが型締めされる。
次いで、図7B(a)に示すように、第2金型80B内に、射出樹脂を射出する。この際、第2キャビティ付き金型81Bと本体部50との間の空間に、ゲート81bから射出樹脂を射出する。射出樹脂としては、例えば、エラストマー樹脂を用いることができる。射出された射出樹脂は、第2キャビティ付き金型81Bと本体部50との間に侵入する。ここで、第2キャビティ付き金型81Bと第2コア82bとの間の空間は、第1キャビティ付き金型81Aと第2コア82bとの間の空間よりも広くなっている。すなわち、第2コア82bに取り付けられた本体部50と、第2キャビティ付き金型81Bとの間に空間が形成されるように構成されている。この場合、第2コア82bに取り付けられた本体部50のうち、放射状部用溝31、補助部用溝43及び把持部用溝44と、第2キャビティ付き金型81Bとの間に隙間が形成されている。このため、射出された射出樹脂は、天板30の中心から、放射状部用溝31を通って天板30上を放射状に広がり、補助部用溝43に到達する。そして、補助部用溝43に到達した射出樹脂は、把持部用溝44に到達する。その後、把持部用溝44に到達した射出樹脂は、本体部50の筒状体40の大径部42と、第2キャビティ付き金型81Bとの間に広がり、開栓用把持部60、開栓補助部61および放射状部62が形成される。
このようにして、第2金型80B内でキャップ本体20(キャップ10)が得られる。次に、図7B(b)に示すように、第2金型80Bのうち、第2キャビティ付き金型81Bが、第2コア82bに取り付けられたキャップ本体20(キャップ10)から取り外される。また、この際、第1コア82aが、第2コア82bから離れるように移動する。
次に、図7C(a)に示すように、第1コア82aおよび第2コア82bが、キャップ本体20(キャップ10)から取り外される。
次いで、一対のスライドコア83を互いに離間する方向へスライドさせた後に、一対のリテイナー84をキャップ本体20(キャップ10)に対して押し付けることにより、キャップ本体20(キャップ10)が取り出される。このようにして、本体部50と、本体部50の筒状体40の外面42aに設けられた開栓用把持部60とを備えるキャップ本体20が得られる。
ここで、筒状体40の大径部42の外面42aに、開栓用把持部60が設けられている(図1乃至図3参照)。これにより、使用者がキャップ10を開栓する際に、開栓用把持部60に対する使用者の指の指掛かり性を向上させることができる。すなわち、使用者がキャップ10を開栓する際に、まず、使用者の指が、互いに隣接する開栓用把持部60や各々の開栓用把持部60の間から露出した筒状体40の大径部42の外面42aに当接する。そして、使用者がキャップ10を開栓方向に回転させると、使用者の指が、開栓用把持部60の第1突起60cや第2突起60dに引っ掛かる。このように、使用者の指が開栓用把持部60の第1突起60cや第2突起60dに引っ掛かることにより、開栓用把持部60に対する使用者の指の指掛かり性を向上させることができ、キャップ10のグリップ性を向上させることができる。このため、キャップ10に対して、開栓方向の力を作用させやすくなり、容易にキャップ10を開栓することができる。
以上のように本実施の形態によれば、筒状体40の大径部42の外面42aに、開栓用把持部60が設けられている。これにより、使用者がキャップ10を開栓する際に、使用者の指と、開栓用把持部60との間の指掛かり性を向上させることができる。このため、キャップ10に対して、開栓方向の力を作用させやすくなり、容易にキャップ10を開栓することができる。
また、開栓用把持部60を、筒状体40の円周方向に沿って互いに離間して配置することにより、開栓用把持部60を形成する際の樹脂量を削減することができ、キャップ10の製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態によれば、開栓用把持部60が、エラストマー樹脂を含んでいる。これにより、キャップ10の滑り防止機能を向上させることができる。このため、更に容易にキャップ10を開栓することができる
また、本実施の形態によれば、筒状体40は、天板30の下方に配置された小径部41と、小径部41の下方に配置された大径部42とを有し、開栓用把持部60は、大径部42に設けられている。このように、開栓用把持部60が大径部42に設けられることにより、使用者が開栓用把持部60を把持しやすくすることができる。このため、キャップ10のグリップ性を更に向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、小径部41には、円周方向に沿って互いに離間して配置された複数の開栓補助部61が設けられている。これにより、キャップ10の滑り止め機能を向上させることができ、使用者がキャップ10の開栓作業を更に容易に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、開栓補助部61は、エラストマー樹脂を含んでいる。これにより、キャップ10の滑り防止機能を向上させることができ、使用者が開栓補助部61を把持することにより、キャップ10を更に握りやすくすることができる。
また、本実施の形態によれば、天板30には、天板30の中心から放射状に広がる複数の放射状部62が設けられ、複数の放射状部62は、それぞれ対応する開栓補助部61に連結されている。これにより、開栓用把持部60を形成する際に、放射状部用溝31を通過した射出樹脂が、補助部用溝43に供給され、開栓用把持部60を形成する際に、開栓補助部61を容易に形成することができる。
また、本実施の形態によれば、開栓用把持部60、開栓補助部61および放射状部62は、互いに同一の材料からなっている。これにより、開栓用把持部60、開栓補助部61および放射状部62を容易に形成することができ、キャップ10の生産性を向上させることができる。
なお、上述した本実施の形態において、ピルファープルーフバンド70が、複数のブリッジ71を介して連結されている例について説明したが、これに限られない。例えば、図示はしないが、ピルファープルーフバンド70が、単一のブリッジ71を介して筒状体40に連結されていても良い。
また、上述した本実施の形態において、ピルファープルーフバンド70が、周方向に分割された複数のリング分割体70aを有している例について説明したが、これに限られない。例えば、図示はしないが、単一の部材により構成されていても良い。
上記実施の形態および変形例に開示されている複数の構成要素を必要に応じて適宜組合せることも可能である。あるいは、上記実施の形態および変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
10 キャップ
20 キャップ本体
30 天板
31 放射状部用溝
40 筒状体
41 小径部
42 大径部
43 補助部用溝
44 把持部用溝
50 本体部
60 開栓用把持部
61 開栓補助部
62 放射状部
70 ピルファープルーフバンド
K1 第1ローレット
K2 第2ローレット

Claims (10)

  1. 天板と、前記天板の外周縁から下方に延び、キャッピング用の第1ローレットが形成された筒状体とを有する本体部と、
    前記本体部の前記筒状体の外面に設けられた開栓用把持部とを備え、
    前記開栓用把持部は、前記筒状体の円周方向に沿って互いに離間して配置されている、キャップ本体。
  2. 前記開栓用把持部は、エラストマー樹脂を含む、請求項1に記載のキャップ本体。
  3. 前記筒状体は、前記天板の下方に配置された小径部と、前記小径部の下方に配置された大径部とを含み、前記開栓用把持部は、前記大径部に設けられている、請求項1または2に記載のキャップ本体。
  4. 前記小径部に設けられ、円周方向に沿って互いに離間して配置された複数の開栓補助部を更に備える、請求項3に記載のキャップ本体。
  5. 前記開栓補助部は、エラストマー樹脂を含む、請求項4に記載のキャップ本体。
  6. 前記開栓補助部は、エラストマー樹脂で形成された第2ローレットを含み、前記第2ローレットの高さは、前記第1ローレットの高さよりも低い、請求項4または5に記載のキャップ本体。
  7. 前記キャップ本体は、前記天板に設けられ、前記天板の中心から放射状に広がる複数の放射状部を更に備え、前記複数の放射状部は、それぞれ対応する前記開栓補助部に連結されている、請求項4乃至6のいずれか一項に記載のキャップ本体。
  8. 前記放射状部は、エラストマー樹脂を含む、請求項7に記載のキャップ本体。
  9. 前記開栓用把持部、前記開栓補助部および前記放射状部は、互いに同一の材料からなる、請求項7または8に記載のキャップ本体。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のキャップ本体と、
    前記キャップ本体の前記筒状体に連結されたピルファープルーフバンドとを備える、キャップ。
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