JP2020077460A - 携帯ライト - Google Patents

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市原 高明
Takaaki Ichihara
高明 市原
隆 河合
Takashi Kawai
隆 河合
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Abstract

【課題】使用者等の発光演出態様に対する興趣をさらに高める発光演出が可能な携帯ライトを提供する。【解決手段】棒状発光部(棒状発光部200)を有する携帯ライトであって、前記棒状発光部(棒状発光部200)の内部に設けられ、該棒状発光部(棒状発光部200)の延長方向に亘って所定間隔で配置された複数の発光体(LED411)と、前記複数の発光体(LED411)の発光制御を行う発光制御手段(制御IC422)と、を備え、前記発光制御手段(制御IC422)によって前記複数の発光体(LED411)の発光態様が所定の順序に従って変更可能とされることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、いわゆるペンライト等の携帯することが可能な携帯ライトに関するものである。
近年、コンサートなどを含むイベント活動の場において、各参加者が発光する携帯型のライトを振り、イベントの場を盛り上げるという演出が行われ、そこで使用されるライトには、特許文献1に開示されているような発光ダイオードを光源とするものが使用されている。
特開2014−199772号公報
上記特許文献1に開示されたようなライトは、発光ダイオードの発光色を変化させたり点滅させたり等できるものの、特許文献1の図2の断面図に示されるように、単一の発光ダイオードによって行われる単調な発光演出となっていた。
また、特許文献1に開示されているような従来型のライトは、胴体部(特許文献1の図1における胴体部101)の光源に近い部分は明るく視認されるものの、先端方向に向かうにつれて光源である発光ダイオードから離れるため、上記胴体部の先端付近は暗くなってしまうという課題があった。
本発明は、使用者等の発光演出態様に対する興趣をさらに高める発光演出が可能な携帯ライトを提供することを目的とする。
(1)棒状発光部(棒状発光部200)を有する携帯ライトであって、前記棒状発光部(棒状発光部200)の内部に設けられ、該棒状発光部(棒状発光部200)の延長方向に亘って所定間隔で配置された複数の発光体(LED411)と、前記複数の発光体(LED411)の発光制御を行う発光制御手段(制御IC422)と、を備え、前記発光制御手段(制御IC422)によって前記複数の発光体(LED411)の発光態様が所定の順序に従って変更可能とされることを特徴とする携帯ライト。
上記(1)の構成によれば、棒状発光部(棒状発光部200)の延長方向に亘って所定間隔で複数配置された発光体(LED411)が、発光制御手段(制御IC422)の制御によって、それぞれの発光体(LED411)の明るさや色などが所定の順序に従って変化することとなり、動きのある発光演出を実現することが可能となる。
本発明によれば、使用者等の発光演出態様に対する興趣をさらに高める発光演出が可能な携帯ライトを提供することが可能となる。
本実施形態における携帯ライトの正面斜視図である。 本実施形態における携帯ライトの背面斜視図である。 本実施形態における棒状発光部内の斜視図である。 本実施形態における棒状発光部の分解斜視図である。 本実施形態におけるLED基板の配置態様を示す上方斜視図である。 本実施形態におけるLED基板の配置態様を示す下方斜視図である。 本実施形態における筒先端カバー部材が筒先端装飾部に交換された携帯ライトの正面斜視図である。 本実施形態における筒先端装飾部の下方斜視図である。 本実施形態における筒先端装飾部の分解斜視図である。 本実施形態における筒先端装飾部の取付け態様を示す斜視図である。 本実施形態における筒先端装飾部の取付け態様を示す斜視図である。 本実施形態における筒先端装飾部の取付け態様を示す断面図である。 本実施形態における把持部の正面分解斜視図である。 本実施形態における把持部の背面分解斜視図である。 本実施形態における把持部内の構造を示す正面斜視図である。 本実施形態における把持部内の構造を示す背面斜視図である。 本実施形態における把持部内の構造を示す正面分解斜視図である。 本実施形態における把持部内の構造を示す背面分解斜視図である。 本実施形態のLED基板における制御ドライバの設置態様を説明する平面図である。 本実施形態におけるLED基板の平面図である。 本実施形態のLED基板におけるノイズ対策の方法を説明する回路図の一部である。 本実施形態における操作態様と発光制御の関係を示す一覧表である。 別実施形態における携帯ライトの把持部の正面斜視図である。 別実施形態における把持部の正面分解斜視図である。 別実施形態における把持部内の構造を示す正面分解斜視図である。 別実施形態におけるLED基板の下方斜視図である。 別実施形態におけるLED基板の上方斜視図である。
本発明の携帯ライトの各実施の態様について、図面にもとづいて以下に詳細に説明する。
本発明における一実施形態の携帯ライト1について、図1〜図22を参照して以下に説明する。
図1には本実施形態における携帯ライト1の一例が正面斜視図によって図示されている。図示されるように、本実施形態の携帯ライト1は、主に使用者によって握られる把持部100と、発光態様を視認することが可能な棒状発光部200とから構成されている。
そして把持部100には、ストラップ等を取り付けることができるストラップ孔130と、発光制御のモード変更(各種動作状態モード及び待機モード)および発光態様の切り替え操作が可能な第1操作ボタン110と第2操作ボタン120とが設けられている。
また、把持部100の上部には環状の環状装飾部材300が嵌め込まれ、当該環状装飾部材300の正面側には、特定のキャラクタの形状を模した板状の装飾部材310が取り付けられている。そして、上記環状装飾部材300の先には、棒状発光部200を構成する筒状の透明樹脂により成形された透明筒状部材210が配置され、当該透明筒状部材210の先端には筒先端カバー部材240が取り付けられている。
続いて、図2には携帯ライト1の背面斜視図が図示されている。図示されるように、把持部100の背面には、当該把持部100の内部で発生する熱を外部に排出することが可能な4つの排熱口152が形成され、また、電源となる乾電池の収容部分を保護する電源保護カバー部材160が取り付けられている。なお、本実施形態では後述するように3本の単4乾電池を電源としているが、把持部100の内部に蓄電池を配置し、併せて充電用端子を把持部100に設けるようにすることも可能である。
続いて、図3には携帯ライト1において棒状発光部200を環状装飾部材300から取り外した状態が斜視図で図示されている。具体的には、図13及び図14の分解斜視図に示されるように、把持部100を構成する前方保護部材140の上方内側には前方嵌合溝部141が、後方保護部材150の上方内側には後方嵌合溝部153がそれぞれ形成されており、棒状発光部200の端部に形成された嵌合突状部216と螺合することにより、棒状発光部200と把持部100とが接続されるように構成されている。そして、図3に示されるように、本実施形態の棒状発光部200の内部には、当該棒状発光部200の長手方向に亘って1枚のLED基板410が設けられており、当該LED基板410の正面側及び背面側には、それぞれ6個のLED411と、1個の先端LED415が図示されるように配置されている。
また、図4には携帯ライト1における棒状発光部200の分解斜視図が図示されている。図示されるように、棒状発光部200は左側筒構成部材212と右側筒構成部材214とが嵌め合わせられることで筒状に構成されている。すなわち、左側筒構成部材212に複数形成された筒係合突起218と、右側筒構成部材214に形成された図示しない係合部が係合して、両部材が筒状に嵌め合わせられるように構成されている。
また、左側筒構成部材212及び右側筒構成部材214の下端側には、把持部100の上方内側に形成された、前方嵌合溝部141及び後方嵌合溝部153と嵌合するための嵌合突状部216がそれぞれ形成されている。
さらに、図4及び図5等に図示されるように、左側筒構成部材212および右側筒構成部材214の上端側には、基板固定部材係止部213がそれぞれ形成されており、図示される先端基板固定部材215が嵌合するように構成されている。上記先端基板固定部材215の詳細については図6に基づいて後述するが、中心部に開口を有するとともに、LED基板410の先端部を係止して保持している。また、当該先端基板固定部材215は白色の樹脂を成形したものであり、特に近傍にあるLED411や先端LED415から発せられる光を効率的に反射するように構成されている。
また、左側筒構成部材212および右側筒構成部材214が嵌め合わされて筒状に形成された透明筒状部材210の内部には、シート状の光拡散シート230が当該透明筒状部材210の内面に沿って配置され、さらに、当該透明筒状部材210の上端部には筒先端カバー部材240が取り付けられている。本実施形態で使用される光拡散シート230は、光透過性を有する樹脂シートからなり、点光源であるLED411からの光を十分に拡散させるために、約5mm四方で鉛直方向に形成された複数の溝と、約5mm四方で水平方向に形成された複数の溝を、市松模様の如く上記樹脂シートの外面側に形成している。このような光拡散シート230を使用することにより、棒状発光部200においてムラのない発光態様を視認させることが可能となっている。
また、左側筒構成部材212および右側筒構成部材214の上部には、筒先端カバー部材240の外周端部と嵌合する先端カバー嵌合凹部211と、図6に示されるよう筒先端カバー部材240の背面に形成された先端カバー係止突部241が係合する先端カバー係止開口219が形成されている。このような構成により、筒先端カバー部材240を取り付ける際は、先端カバー係止突部241を先端カバー係止開口219に挿入してさらに回転させることで、筒先端カバー部材240が透明筒状部材210に係止されるように構成されている。これにより、ビスなどの固着部材を使用することなく容易に筒先端カバー部材240を取り付けることが可能となる。
本実施形態の筒先端カバー部材240における透明筒状部材210との嵌合部分には、図6に示される1対のカバー位置決め突起511が、上記筒先端カバー部材240の正面側と背面側に対応する位置に形成されており、図5の分解斜視図に示される、透明筒状部材210の先端カバー嵌合凹部211に形成された位置決め突起係止部513に係止されるように構成されている。これにより、携帯ライト1の正面と筒先端カバー部材240の正面とが一致するようになっている。
また、本実施形態の上記筒先端カバー部材240には、図示していなが、その円形の外表面にキャラクタの絵柄が描かれている。そして、当該絵柄に対応する部分は透光性を有し、その他の部分は不透光の塗膜が施されている。このような構成により、透明筒状部材210の内部に配置された側面発光型の先端LED415からの光によって、筒先端カバー部材240の裏側が照らされ、クッキリとキャラクタの絵柄が外部から視認できるようになっている。
続いて、図5および図6には、棒状発光部200における透明筒状部材210の分解斜視図が示され、当該透明筒状部材210の内部におけるLED基板410の設置態様が図示されている。本実施例では正面側及び背面側に、それぞれ6個のLED411と、1個の先端LED415とを備えた1枚のLED基板410が透明筒状部材210の内部に配置されており、当該LED基板410の先端部は図示されるように先端基板固定部材215に係止されている。
すなわち、図6の斜視図に図示されるように、先端基板固定部材215の下面側には、下方に傍出する先端基板保持部2151が形成されて、さらに当該先端基板保持部2151には先端基板固定部材215を貫通する先端開口2153と、LED基板410の先端部を係止する複数の先端基板係止突部2152が形成されている。このような構成により、LED基板410の先端部は複数の先端基板係止突部2152に挟み込まれてしっかりと保持されるので、携帯ライト1を使用者が振り回した際でも、LED基板410が透明筒状部材210の内壁に接触して故障することを確実に防いでいる。
また、図6のA部拡大斜視図に示されるように、本実施形態ではLED基板410の先端部に側面発光型の先端LED415が配置され、当該先端LED415から上方に向けて発せられた光は、先端基板固定部材215の先端開口2153を通じて、筒先端カバー部材240の裏側を照らすように構成されている。これにより、前述したように、筒先端カバー部材240の外表面に描かれたキャラクタの絵柄が、クッキリと外部から視認できるようになっている。
[筒先端カバー部材240の交換について]
また、本実施形態の前述した筒先端カバー部材240は、着脱可能に構成され、様々な形状や絵柄を有する部材に取り替えることが可能となっている。
図7には、前述の筒先端カバー部材240を取り外して、筒先端装飾部500を設けた携帯ライト1の正面斜視図が図示されている。さらに、図8の斜視図に示されるように、前述の実施形態で取り付けられていた筒先端カバー部材240に代えて、筒先端係合カバー部材510が透明筒状部材210の先端に取り付けられるように構成されている。
また、図9の分解斜視図に示されるように、本実施形態の筒先端係合カバー部材510は、中央部分に先端装飾部材520を係止するための先端装飾係止孔512が形成されており、図10の斜視図に示されるように、先端装飾部材520に形成された先端装飾係合部521を先端装飾係止孔512に挿入し、図11の斜視図に示される態様で先端装飾部材520を90度回転させることにより、先端装飾部材520と筒先端係合カバー部材510とが係止されるように構成されている。そして、前述の第1実施形態と同様、図7の斜視図に示される態様で透明筒状部材210の先端部に筒先端係合カバー部材510取り付けられている。
また、図8、図11等に示されるように、本実施形態の筒先端係合カバー部材510の透明筒状部材210との嵌合部分には、カバー位置決め突起511が、上記先端装飾部材520の正面側と背面側に対応する位置に形成されており、図5の分解斜視図に示される、透明筒状部材210の先端カバー嵌合凹部211に形成された位置決め突起係止部513に係止されるように構成されている。これにより、携帯ライト1の正面と先端装飾部材520の正面とが一致するようになっている。
続いて、本実施形態の先端装飾部材520の構成であるが、図9の分解斜視図に示されるように、本実施形態の先端装飾部材520は、透光性を有する樹脂から成る、第1装飾部材523Aと第2装飾部材523Bとを互いに嵌め合わせることにより形成されており、その内部は中空となっている。また、第1装飾部材523Aおよび第2装飾部材523Bの表面には、キャラクタの絵柄が描かれており、当該絵柄に対応する部分は透光性を有し、その他の部分は不透光の塗膜が施されている。このような構成により、先端装飾部材520の内部が照明されると、キャラクタの絵柄が発光して外部から視認できるように構成されている。
また、先端装飾部材520を構成する第1装飾部材523Aおよび第2装飾部材523Bの下部には、前述したように、筒先端係合カバー部材510の先端装飾係止孔512に係止するための、第1装飾係合部521Aおよび第2装飾係合部521Bがそれぞれ一体的に形成されており、さらに、上記第1装飾部材523Aと上記第2装飾部材523Bとを互いに嵌め合わせたときに、内部空間と通じる先端装飾開口522が形成されるように構成されている。
加えて、本実施形態のLED基板410の正面側および背面側には、図12の断面図に示されるよう、側面発光型の先端LED415が当該LED基板410の先端部に設けられている。このような構成により、先端LED415が発した光は、上記した先端装飾開口522を介して先端装飾部材520の内部空間を照らし、第1装飾部材523Aおよび第2装飾部材523Bの表面に描かれたキャラクタの絵柄が発光して視認されるように構成されている。
以上、先端装飾部材520への交換態様等について説明したが、当該先端装飾部材520及び前述した筒先端カバー部材240は、共に棒状発光部200の先端部に交換可能に設けられる特別装飾体を構成している。また、当該先端装飾部材520の形状は必ずしも円形に限られるものではなく、四角形など種々の形状とすることが可能である。また、上記実施形態では、先端装飾部材520と筒先端係合カバー部材510とを別体に構成して嵌合させる構成としたが、必ずしもこのような構成に限られるものではなく、先端装飾部材520と筒先端係合カバー部材510と一体に形成し、透明筒状部材210の先端に取り付けるようにすることも可能である。また上記した実施例では、筒先端カバー部材240及び先端装飾部材520の一部を透光可能に構成した例を説明したが、必ずしもこのような構成に限られるものではなく、例えば、筒先端カバー部材240及び先端装飾部材520を乳白色の部材で構成し、全体が透光するように構成することも可能である。
続いて、図13および図14には、主に把持部100の分解斜視図が図示されている。図示されるように、本実施形態の把持部100は、前方保護部材140と後方保護部材150とが嵌め合わされ、固定ビス151によって互いに固着されている。また、把持部100の内部には、電源430として3本の単4乾電池と、当該電源430を保持する電源保持部材190と、LED411及び先端LED415の発光制御や、当該発光制御におけるモード変更(各種動作状態モード及び待機モード)など、使用者による操作受付を行う発光制御基板420と、当該発光制御基板420を支持する制御基板固定部材180と、LED基板410の下端部を支持する下端基板固定部材170とが図示されるように収容されている。
また、前方保護部材140と後方保護部材150とが嵌め合わされた把持部100の上部には、図13に示されるように環状装飾部材係止受け部142が形成され、環状装飾部材300の内側に形成された環状装飾部材係止部301と係合することによって、環状の環状装飾部材300が把持部100に嵌め込まれるように構成されている。そして、環状装飾部材300の前面側には、板状のキャラクタ形状を模した装飾部材310が装飾固定ビス312によって取り付けられ、さらに当該装飾部材310の前面側にはキャラクタに関する印刷が施された装飾プレート311が取り付けられている。
なお、本実施形態では装飾プレート311としてキャラクタが印刷されたシールを貼り付けるように構成されている。また、上記本実施形態では装飾部材310を装飾固定ビス312によって取り付けたが、必ずしもこのような固定方法に限定されるものではなく、周知の係止爪を装飾部材310に設け、環状装飾部材300の前面側に係止するようにしてもよい。このような簡便な取付方法を採用することにより、種々異なるキャラクタ形状を有する装飾部材310を、簡単に交換することが可能となる。
続いて、図15および図16には、把持部100内における各種部材の収容構成が斜視図で示され、図11および図12には、上記各種部材の分解斜視図が示されている。まず、電源保持部材190には電源430として3本の単4乾電池が保持されており、図16等に示されるように、上記電源430から供給される電力を、当該電源保持部材190から電源ライン423を介して上方に位置する発光制御基板420に供給している。
また、電源保持部材190の上方には、発光制御基板420が配置され、当該発光制御基板420の前方側には、主にLED411の発光制御を司る制御IC422と、携帯ライト1の使用者による第1操作ボタン110および第2操作ボタン120の操作に対応して操作受付を行う第1スイッチ421Aおよび第2スイッチ421Bが配置されている。
さらに、上記発光制御基板420の上方には、制御基板固定部材180が配置され、下方にある発光制御基板420の一部と嵌合して、上記した前方保護部材140と後方保護部材150とによって所定に位置に保持されるように構成されている。より詳細に説明すると、制御基板固定部材180は、図17および図18の斜視図に示されるように、当該制御基板固定部材180を貫通する2つの制御基板嵌合凹部181が形成されており、当該制御基板嵌合凹部181に上記発光制御基板420の上端部に形成された2つの制御基板嵌合凸部425が嵌合するように構成されている。このように構成されることで、発光制御基板420を把持部100内の所定の位置にしっかりと固定することが可能となっている。
また、上記制御基板固定部材180の上方には、下端基板固定部材170が配置され、上記した前方保護部材140と後方保護部材150とによって所定に位置に保持されるように構成されている。より詳細に説明すると、下端基板固定部材170は白色の樹脂によって成形されるとともに、図17および図18の斜視図に示されるように、当該下端基板固定部材170に傍出するLED基板保持部171が形成され、さらにLED基板保持部171の内側には上下に貫通する基板下配線挿通口172と、上記LED基板保持部171の内側面から突出する複数のLED基板係止突部173が形成されており、後述するLED基板410の下端部を上記複数のLED基板係止突部173によって挟み込んで係止するように構成されている。このような構成により、LED基板410から延びる制御ハーネス412を基板下配線挿通口172に挿通させつつ、LED基板410を把持部100内の所定の位置しっかりと固定することが可能となり、また、白色で成形されることによりLED411から発する光を効率的に反射するように構成されている。
次に、本実施形態におけるLED基板410の構成について説明する。本実施形態で使用されるLED基板410は、例えば、図13の正面斜視図及び図14の背面斜視図に図示されるように、正面側と背面側に、それぞれ6個のRGBLED(LED411)と、1個の側面発光型RGBLED(先端LED415)とが設けられており、加えてLED基板410の背面側には2つの制御ドライバ414が設けられている。
図19に示されるように、本実施形態では制御ドライバ414の放熱用パッド(金属パッドFP)を9個のスルーホールが配置された部品下のランド部にハンダ付けし、裏面のGNDパターン(図20の−BAのパターン)に接続されることによって、放熱効果を高める処理が施されている。すなわち、制御ドライバ414はシンク(吸い込み)タイプであり、各LED411に流れる電流を吸い込むことにより発熱するため、当該制御ドライバ414の発熱を、EPad用ランドパターンEPを介して裏面のGNDパターン(図20の−BAのパターン)に熱を逃し、基板全体で放熱することが可能となっている。なお、本実施形態では上記したように放熱用パッド(金属パッドFP)と部品下のランド部をハンダ付けしたが、放熱用パッド(金属パッドFP)と部品下のランド部が接触して放熱することが可能であれば、必ずしもハンダ付けを要するものではない。
さらに、図20にはLED基板410の部分拡大図が図示されているが、LED基板410の正面側に配置される各LED411と、背面側に配置される各LED411は重ならないように配置され、LED411の真後ろには発熱するような部品が設けられないように構成されている。本実施例では、図20に実線で図示されている「LED411」と、その横に破線で図示されているLED411(裏面側)のように、LED基板410の中心線に対して互いのLED411が左右にずらすことにより、基板を挟んでLED411が重ならないように配置されている。すなわち、発熱部品どうしを基板を挟んで重なった状態で配置すると、自身の発熱と、重なって配置した部品の発熱とで、さらに温度が上昇し、部品の耐熱温度を超えることにより部品が故障したり部品の寿命が短くなったりするリスクがあるが、上記した構成のように、発熱部品どうしが重ならないように配置することによって、部品の故障リスクや寿命が短くなるなどのリスクを低減することができる。
また、本実施形態では、図19、図20等に示されるように、制御ドライバ414をLED基板410に対して45度傾けて配置するよう構成されている。このような構成により、制御ドライバ414からの配線の引き回しが容易になるとともに、制御ドライバ414の左右に、配線スペースを多く確保する必要がなくなることから、LED基板410幅(W)を縮小することが可能となっている。
また、本実施形態では、図19、図20等に示されるように、各LED411のランドを、可能な範囲で通常のランドよりも大きく形成しており、これにより、各LED411の放熱効果が高められるように構成されている。
また、本実施形態のLED基板410のレジスト塗布面442は、通常の緑色や黒色のレジストよりも反射効率が良く、LED411が発するどのような発光色に対しても高い反射効率を発揮する白色のレジストがベタ塗りされている。このような構成により、LED411の発光による前方側への反射率を高めることができるようになっている。
加えて、LED基板410のレジスト塗布面442にベタ塗りされた上記白色のレジストの表面には、図20に示されるように「LED11」や「LED12」などの部品記号441のほか、図示しない部品の実装箇所を示す枠線、基板管理番号、チェック端子や、その他指示や注意事項の文字やマークなどが、黄色に塗料によってシルク印刷されている。色彩拡散面の反射率としては白色が最も高く、次いで黄色の反射率が高い。したがって、LED411が発する光を高効率で反射することができるとともに、適切に上記部品記号441などを認識することが可能となっている。また、白色のレジスト塗布面442がリフレクタのような役割を果たし、光拡散シート230を介して点光源を見え難くすることが可能となる。
さらに、LED基板410の背面側下端部付近には、図18の背面斜視図に示されるように、制御ハーネス412が設けられ、その先端に設けられたハーネス端子413が発光制御基板420の背面に設けられた基板コネクタ424に接続されている。このような構成により、制御ハーネス412を介して発光制御基板420から送信された制御信号などにより、当該制御信号に応じた発光態様で各LED411が発光するように構成されている。
また、図21(a)の回路図には、LED基板410における制御IC422と各制御ドライバ414との接続態様が図示されている。本実施形態では、発光制御基板420に設けられた基板コネクタ424に対し、ハーネス端子413を抜き差しすることによって、静電気による部品破壊や信号線からの輻射ノイズ、電流ループによるノイズ等を防止するため、図示されているR1、R2、R3の各抵抗器を搭載可能となっている。なお、本実施形態では抵抗が実装される部位(パッド)を設け、パッド間には、ジャンパー配線が接続されており、上記各抵抗器R1、R2、R3を設ける場合には、ジャンパー配線の接続を削って各抵抗器を実装することが可能である。
加えて、図21(a)の回路図にも示されるように、LED基板410に対して5本の信号線からなる制御ハーネス412が接続され、その先端には基板コネクタ424と接続するためのハーネス端子413が設けられている。そして、当該ハーネス端子413は図21(b)に示されるように、信号線の数より1つ多い6ピン対応の端子で構成され、6ピン目には信号線が接続されていない。
また、発光制御基板420に設けられる基板コネクタ424も、図21(b)の回路図に示されるように、6ピンのコネクタによって構成されており、そのうち、図示1〜5のピンは上記LED基板410と電気的に接続され、図示6のピンはハーネス端子413と接続されるものの、上記(ハーネス端子413の6ピン目には信号線が接続されていない。)したように、LED基板410とは電気的に接続されない構成となっている。このような構成により、電気的に接続されていなくても、ハーネス端子413と基板コネクタ424とが接続されることにより、基板コネクタ424の空きピン(図示6のピン)が折り曲がってしまったり、誤接続されてしまうことを防止することが可能となっている。
また、本実施形態の制御IC422は所謂PIC(登録商標)マイコンから成り、PICマイコンに記憶された制御データ、プログラムの書き換えを行うことで、予め定められた発光態様や制御を変更したり、さらに追加することが可能となっている。書き換えを行う際は、図21(b)に示されるように、基板コネクタ424に、プログラムライタ端子700を接続して、外部装置による書き換え操作を行うことで、書き換えが可能となっている。以上のような特徴的な構成により、1つの基板コネクタ424で、PICマイコンの書き換えと、LED基板410に対する発光制御を行うことが可能となっている。なお、制御IC422は上記PICマイコンに限らず、他社製のマイクロコントローラを使用することも可能である。
[発光制御の態様について]
続いて、本実施形態における発光制御について、その一例を以下に説明する。本実施形態の携帯ライト1は、常時、制御IC422に通電されており、第1操作ボタン110と第2操作ボタン120とを同時に押すことによって、発光制御の動作状態モードと待機モードとが切り替えられるように構成され、動作状態モードへ移行後、第1操作ボタン110または第2操作ボタン120を操作することによって、予め記憶された複数種類の発光パターンを選択・設定して発光させることが可能となっている。つまり、制御IC422内のCPUには常時通電されているものの、待機モード(所謂スリープモード)に移行することによってCPUは機能を停止するので、使用電力自体はわずかとなっている。
また、本実施形態の携帯ライト1は、発光制御によって「アニメーション発光」を行わせることが可能となっている。すなわち、複数のLED411における各発光態様を経時的に変化させて、動的な発光演出を可能とするものであり、PICマイコンに記憶された発光制御情報に基づいて、第1操作ボタン110及び第2操作ボタン120を操作することにより、後述するような種々の発光態様の変更・設定が可能となっている。
図22には、本実施形態における発光制御の操作態様の一例が一覧表で示されている。すなわち、表中の「制御状態」は、制御IC422における各動作状態モード及び待機モードを示し、「第1操作ボタン110」及び「第2操作ボタン120」における操作態様として、「(−)」は「操作無し」、「ON」は100ms以上「押し操作」が検出された場合に対応しており、「LONG」は1秒以上押し操作が検出された場合すなわち「長押し操作」に対応している。
また、「TRIG」は押し操作が検出されなくなったタイミングすなわち「一度押して離したタイミング」を示している。これは、例えば、「通常モード」中に「第1操作ボタン110」を押して「赤色」を点灯させ、当該「赤色」の明るさを調整するために「第1操作ボタン110」を「長押し(「LONG」)した場合、次の色の種類に変わってしまって、調整したい色(「赤色」)の明るさ調整ができないという不都合を回避するために、「TRIG」は操作ボタンを「一度押して離したタイミング」を変更タイミングとしている。以上のような各検知状態に応じた発光態様や制御状態の移行態様が図22には一覧表で記載されている。なお、上記した「ON信号」の検知時間は「100ms」や「1秒」に特に限定されるものではなく、適宜、任意の時間を設定することが可能である。
図22に示されるように、LED411が消灯され、待機モードである状態から、「第1操作ボタン110」及び「第2操作ボタン120」を同時に押すことにより、動作状態モードが起動し、「通常モード」となってLED411が発光する。一方で待機モード中に「第2操作ボタン120」の「長押し操作」が検知されると、「カスタムモード」へ移行してLED411が点滅する。当該「カスタムモード」では、複数のLED411に対して、例えば「赤」→「ピンク」→「黄」の繰り返し点灯パターンによるアニメーション発光を使用者の好みに応じて設定できるモードであり、「第1操作ボタン110」で色選択をし、次に「第2操作ボタン120」で決定する。これを繰り返して最終的に「第2操作ボタン120」を「長押し操作」することにより、自身の好みの発光色順序を設定してアニメーション発光させることが可能となっている。なお、上記実施の形態に限定されるものではなく、予め設定記憶されている発光色順序を使用者が選択できるように構成してもよい。
続いて、本実施形態では、「通常モード」状態中に、「第1操作ボタン110」又は「第2操作ボタン120」を「長押し操作」することにより、「調整モード」へ移行するよう構成されている。具体的には、使用者が調整したい「発光色」または「アニメーション発光」を棒状発光部200において発光させている状態で、「第1操作ボタン110」又は「第2操作ボタン120」を「長押し操作」することにより、当該発光させている「発光色」または「アニメーション発光」に関する調整を可能としている。当該「調整モード」では、「第1操作ボタン110」を押すことにより、単色で発光している全LED411の発光色や、その明るさ(輝度)を調整したり、アニメーション発光の場合はその発光速度を調整したりすることが可能となっている。そして、「第1操作ボタン120」を「長押し操作」することにより、自身の好みに合わせた明るさや、発光色の変移速度(ある色から異なる色への変更タイミング)を設定することが可能である。なお、本実施形態の「アニメーション発光」は「赤」、「ピンク」、「黄」、「白」、「緑」、「青」の計6色からなり、各LED411における発光色の変移速度を設定することが可能となっている。また、発光色は上記6色に限られるものではなく、最大30色まで色の順番(配色パターン)を自由に設定する機能を設けることも可能である。さらに、各LED411における発光色を全て単一色とし、各LED411における明るさ(輝度)を異ならせつつ、各LED411における明るさ(輝度)を経時的に変化させるようなアニメーション発光を行うことも可能である。
以上、各動作状態モードにおける操作態様を説明したが、各動作状態モードとも、「第1操作ボタン110」及び「第2操作ボタン120」を同時に「長押し操作」することにより、待機モードに移行するように構成されている。また、上記した実施形態に限るものではなく、複数の設定モードを用意し、様々な発光態様を設定できるように構成してもよい。
以下では、本実施形態における発光態様の一実施例について、より具体的に説明する。本実施形態の携帯ライト1は、前述したように1つのLED基板410の正面側と背面側に、それぞれ6個のRGBLED(LED411)が等間隔に設けられており、本実施形態の各LED411は、「赤」、「ピンク」、「黄」、「白」、「緑」、「青」の計6色を発光するように構成されている。本実施形態では、LED基板410に配置される12個のLED411を全て単色で点灯する発光パターンが記憶されており、第1操作ボタン110または第2操作ボタン120を操作することにより、6種類(6色)の発光パターンが選択できるように構成されている。なお、発光態様として点灯だけでなく、点滅するようにすることも可能である。
また、発光パターンとして、複数色を同時に発光させることも可能であり、例えば、正面側の6個のLED411を「青」で発光させ、背面側の6個のLED411を「赤」で発光させることも可能であり、棒状発光部200を見る角度によって発光色が異なって見えるように構成されている。もちろん「赤」と「青」の組み合わせに限られるものではなく、他の発光色を組み合わせてもよい。さらに、全12個のLED411のうち、把持部100側の6個のLED411と、筒先端カバー部材240側の6個のLED411とで異なる色を発光させることも可能である。また、発光態様として点灯だけでなく、点滅するようにすることも可能である。
さらに、「赤」、「ピンク」、「黄」、「白」、「緑」、「青」の計6色を全て発光させることも可能であり、例えば、正面側の6個のLED411と背面側の6個のLED411において、把持部100側から「赤」、「ピンク」、「黄」、「白」、「緑」、「青」の6色を発光させることにより実現することができる。なお、発光態様として点灯だけでなく、点滅するようにすることも可能である。
また、本実施形態の携帯ライト1は、前述したように「アニメーション発光」させることが可能となっており、複数のLED411による動的な発光演出が可能となっている。その一例として、本実施形態の携帯ライト1では、特定の発光色が棒状発光部200の延長方向に移動しているかのように発光させることが可能となっている。すなわち、正面側の6個のLED411および背面側の6個のLED411に、把持部100側からそれぞれ、「赤」、「ピンク」、「黄」、「白」、「緑」、「青」で点灯させ、その後、所定時間間隔で、[←「赤」←「ピンク」←「黄」←「白」←「緑」←「青」←]とする発光順序にもとづいて、各LED411が発光制御されている。このような発光制御により、各LED411で発光している発光色が、棒状発光部200において把持部100側から筒先端カバー部材240側へと移動しているように視認させることが可能となっている。
また、「アニメーション発光」よる別の例では、全てのLED411が消灯している状態から、順次、把持部100側から筒先端カバー部材240側へとLED411を点灯するようにしたり、逆に、点灯状態にあるLED411を、筒先端カバー部材240側から把持部100側へと順次消灯させることによって、棒状発光部200において、光が伸びたり縮んだりする態様を発光演出することも可能である。さらに別の例では、全てのLED411で単色の発光がなされ、把持部100側から筒先端カバー部材240側へ、順次輝度が上昇(又は下降)するような動きのあるアニメーション発光を行うことも可能である。なお、本実施形態では基準となる輝度から±2段階、計5種類の輝度を設定することが可能であり、棒状発光部200の延長方向において発光輝度によるグラデーションを形成することが可能である。
以上、本実施形態における発光態様の一実施例を説明したが、発光色の種類や、点滅速度、発光色の変移速度のほか、どのような位置に配置されたLED411にどのような色で発光させるのか等は、様々に設定・制御することが可能であり、制御IC422に複数種類の発光パターンを記憶させることにより、使用者は第1操作ボタン110または第2操作ボタン120を操作して好みの発光パターンを選択することができる。
[別実施形態1]
以上、本実施形態について説明したが、以下では別実施形態として、本発明の第2実施形態(携帯ライト11)について図23〜図25に基づいて説明する。
図23には、本発明の第2実施形態における把持部100の正面斜視図が図示されている。本実施形態は、前述の実施形態とは異なり、棒状発光部200の内部にLED基板410を配置するものではなく、把持部100の内部で発光された光を棒状発光部200の内部に照射するように構成したものである。そして、把持部100の上方には、図示されるようにリフレクタ部材600が設けられている。
また、図24および図25には、本実施形態における把持部100の分解斜視図が示されている。図示されるように、本実施形態では前述した各実施形態とは異なり、制御基板固定部材180に代えてLED搭載制御基板固定部材640が発光制御基板420の上方に配置されている。より詳細に説明すると、LED搭載制御基板固定部材640は、図25の分解斜視図に示されるように、当該LED搭載制御基板固定部材640を貫通する2つの制御基板嵌合凹部181が形成されており、当該制御基板嵌合凹部181に発光制御基板420の上端部に形成された2つの制御基板嵌合凸部425が嵌合するように構成されている。このように構成されることで、発光制御基板420を把持部100内の所定の位置にしっかりと固定することが可能となっている。
加えて、LED搭載制御基板固定部材640は回路基板により構成されるとともに、その中央部には1つのLED発光体642が設けられている。そして、2つの制御基板嵌合凹部181にはそれぞれLED発光体642を発光制御するため、図示しない電極が設けられており、2つの制御基板嵌合凸部425に設けられた電極426と嵌合して接続されることによって、制御IC422によるLED発光体642の発光制御が行われるように構成されている。なお、本実施形態では、LED発光体642としてRGBLEDが使用されている。
続いて、上記したLED搭載制御基板固定部材640の上部には、上記LED発光体642を挿通させることが可能な発光体挿通孔632と、後述するリフレクタ部620を設置するためのリフレクタ設置部631とを備えたリフレクタ設置基板630が設けられている。そして、リフレクタ設置部631には、図25に示されるように、上記LED発光体642を挿通させることが可能な発光体設置開口部621と、反射鏡からなるリフレクタ部620と、棒状発光部200の内部に光を拡散して照射する拡散レンズ610とを備えたリフレクタ部材600が設置されている。
リフレクタ部材600から照射された光は、前述の第1実施形態と同様、棒状発光部200の内部に配置された光拡散シート230に照射され、当該棒状発光部200がLED発光体642の発光態様に応じて発光するように構成されている。
以上のような第2実施形態による携帯ライト11では、コストダウンによる大幅な仕様の変更が必要となった場合であっても、LED搭載制御基板固定部材640やリフレクタ部材600以外の部材をそのまま利用することが可能となり、製造コストを削減することが可能となる。
[別実施形態2]
以下では別実施形態として、本発明の第3実施形態(携帯ライト12)について図26及び図27に基づいて説明する。
図26及び図27には、本実施形態における棒状発光部200の内部構造が斜視図で図示されている。本実施形態は、棒状発光部200の内部に3つのLED基板410を配置したことを特徴とするものである。すなわち、図27に示されるように、棒状発光部200の内部に、第1LED基板410Aと第2LED基板410Bと第3LED基板410Cとが互いに背中合わせに配置され、各LED基板に設けられたLED411が3方向に向けて発光するように構成されている。
また、図26に示されるように、各LED基板を固定するため、第1実施形態で使用した先端基板固定部材215に代わって、先端複数基板固定部材215Aが配置されている。より詳細に説明すると、当該先端複数基板固定部材215Aの下方側には、第1LED基板410A、第2LED基板410B、第3LED基板410Cのそれぞれに対応して各LED基板の上端部が嵌合される、第1基板嵌合凹部2154、第2基板嵌合凹部2155、第3基板嵌合凹部2156がそれぞれ図示されるように形成されている。
また、図27に示されるように、各LED基板を固定するため、第1実施形態で使用した下端基板固定部材170に代わって、下端複数基板固定部材170Aが配置されている。より詳細に説明すると、当該下端複数基板固定部材170Aの上方側には、前述した第1LED基板410A、第2LED基板410B、第3LED基板410Cのそれぞれに対応して各LED基板の下端部が嵌合される、第1基板下端嵌合凹部1701、第2基板下端嵌合凹部1702、第3基板下端嵌合凹部1703がそれぞれ図示されるように形成されている。上記したように、各LED基板は上端部および下端部がしっかりと固定されているため、使用者が携帯ライト12を振り回したとしても、各LED基板は棒状発光部200の内壁に接触することなく安定して発光することが可能である。
[その他の変形例]
以上、本発明の各実施形態について説明した。しかし、言うまでもなく、各実施形態は必ずしも単独で実施されるものではなく、上記各実施形態を組み合わせて実施することが可能である。例えば、別実施形態として説明した第2実施形態及び第3実施形態を当初説明した本実施形態に組み合わせることも可能であり、例えば、第1LED基板410A、第2LED基板410B、第3LED基板410Cに囲まれた上端部位置に、上方に向けて発光する側面発光型のLEDを設けることで、先端装飾開口522を介して先端装飾部材520の内部空間を照らし、第1装飾部材523Aおよび第2装飾部材523Bの表面に描かれたキャラクタの絵柄を発光させるように構成することも可能である。
また、前述した実施形態では、複数の発光体LED411が搭載されたLED基板410を棒状発光部200の内部に収容する構成について示したが、複数の発光体LED411については必ずしも基板に搭載する必要はなく、把持部内に制御ドライバ414を搭載した基板を設け、複数の発光体LED411のみが配線を介して棒状発光部200の内部に配置されるように構成してもよい。
また、前述した実施形態では、円筒形状の棒状発光部200を有する携帯ライト1の実施例について説明したが、必ずしも発光部は棒状に限られるものではなく、球形状や星形状、アーチ形状、ループ形状等、他の立体形状からなる発光部を採用してもよい。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。また、上記実施例に記載された具体的な数値範囲、デバイスの寸法形状・機能等は本発明の課題を解決する範囲において、変更が可能である。
1 携帯ライト(本実施形態)
11 携帯ライト(第2実施形態)
12 携帯ライト(第3実施形態)
100 把持部
110 第1操作ボタン
120 第2操作ボタン
130 ストラップ孔
140 前方保護部材
141 前方嵌合溝部
142 環状装飾部材係止受け部
150 後方保護部材
151 固定ビス
152 排熱口
153 後方嵌合溝部
160 電源保護カバー部材
170 下端基板固定部材
170A 下端複数基板固定部材
1701 第1基板下端嵌合凹部
1702 第2基板下端嵌合凹部
1703 第3基板下端嵌合凹部
171 LED基板保持部
172 基板下配線挿通口
173 LED基板係止突部
180 制御基板固定部材
181 制御基板嵌合凹部
182 配線挿通口
190 電源保持部材
200 棒状発光部
210 透明筒状部材
211 先端カバー嵌合凹部
212 左側筒構成部材
213 基板固定部材係止部
214 右側筒構成部材
215 先端基板固定部材
215A 先端複数基板固定部材
2151 先端基板保持部
2152 先端基板係止突部
2153 先端開口
2154 第1基板嵌合凹部
2155 第2基板嵌合凹部
2156 第3基板嵌合凹部
216 嵌合突条部
218 筒係合突起
219 先端カバー係止開口
230 光拡散シート
240 筒先端カバー部材
241 先端カバー係止突部
300 環状装飾部材
301 環状装飾部材係止部
310 装飾部材
311 装飾プレート
312 装飾固定ビス
320 嵌合溝部
410 LED基板
410A 第1LED基板
410B 第2LED基板
410C 第3LED基板
411 LED
412 制御ハーネス
413 ハーネス端子
414 制御ドライバ
415 先端LED
420 発光制御基板
421A 第1スイッチ
421B 第2スイッチ
422 制御IC
423 電源ライン
424 基板コネクタ
425 制御基板嵌合凸部
430 電源
440 ランド
441 部品記号
442 レジスト塗布面
500 筒先端装飾部
510 筒先端係合カバー部材
511 カバー位置決め突起
512 先端装飾係止孔
513 位置決め突起係止部
520 先端装飾部材
521 先端装飾係合部
521A 第1装飾係合部
521B 第2装飾係合部
522 先端装飾開口
523A 第1装飾部材
523B 第2装飾部材
600 リフレクタ部材
610 拡散レンズ
620 リフレクタ部
621 発光体設置開口部
630 リフレクタ設置基板
631 リフレクタ設置部
632 発光体挿通孔
640 LED搭載制御基板固定部材
642 LED発光体
700 プログラムライタ端子

Claims (1)

  1. 棒状発光部を有する携帯ライトであって、
    前記棒状発光部の内部に設けられ、該棒状発光部の延長方向に亘って所定間隔で配置された複数の発光体と、
    前記複数の発光体の発光制御を行う発光制御手段と、を備え、
    前記発光制御手段によって前記複数の発光体の発光態様が所定の順序に従って変更可能とされる
    ことを特徴とする携帯ライト。
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