JP2020077044A - 物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラム - Google Patents

物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】物流管理において、積荷調整の最小単位であるバッチという概念を用いてオーダーや輸送手段を管理することにより、積荷調整を容易とする物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラムを提供する。【解決手段】物流管理装置は、商品のオーダーを取得するオーダー取得部と、オーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割して作成するバッチ作成部と、一以上のバッチをグループ化して利用する輸送手段を決定し積荷調整を行う輸送作成部とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、商品のオーダーと輸送を管理する物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラムに関する。
より安価な生産手段を求めて国際的に生産拠点を移転する傾向は続いており、更に近年、インターネットを通じた通信販売も増加しており国際交易の物流量は増加している。それに合わせて、物流業界の人手不足の問題も生じている。一方、遠隔地間での生産や消費には不確定要素も多く、発注、生産、輸送という国際貿易の要素間の関係は複雑になる傾向がある。また、従来の物流の場面では、販売者、発注者、輸送会社、通関業者などの当事者間で必ずしもシステムの統一化や情報共有がされていないことも多く、こうした発注、生産、輸送に関わる当事者間での非効率な調整が常態化している。そこで、これらの問題を解決するため、物流管理を効率化することが望まれている。
特許文献1では、国際物流の場面において、輸出者、輸入者の他、乙種開運仲立業者(乙仲)業者、船会社、倉庫業者の各端末をネットワークで結び、情報共有を行うことで、商品の現在地及び現在数量等商品に関する現在の最新情報を随時知ることが出来る貿易管理システムが提案されている。
特許文献2では、国際物流の場面において、輸出者、通関業者及び倉庫業者の間で情報共有を行い、当事者の一者が作成したデータを共有して活用することで、輸出入業務における効率化を図る構成が示されている。
特開2006−85315号公報 特開2002−169867号公報
特許文献1に開示された技術は、乙仲業者、船会社、倉庫業者などをネットワークで繋ぐことにより、輸入者が発注した商品の現在位置や数量を把握することが可能である。また、特許文献2に開示された技術は、通関業者や倉庫業者をネットワークで繋ぐことにより、輸送や通関で必要な書類を共有し、効率化することが可能である。しかし、これらの先行技術は、発注した商品と各船に載っている船積み(積荷)の関係を明示し発注と船積みの調整と管理を効率化する方法については触れられておらず、例えば、輸入者が発注した商品の生産が遅れ予定していたコンテナに積み込めない等の事情で船積み(積荷)が変化すると、履行されていないオーダーの数量の変化や、変更された船積み(積荷)の納期などをすぐに把握することができない。
そこで、本開示では、オーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割して積荷調整を行うことで、オーダーと積荷との関係を容易に把握可能とすることを通して、船積みする商品の種類や数量を変更した際にも、積荷調整とそれに伴うオーダー管理を容易にし、オーダーから輸送に至る統合的な取引管理の効率化を図る物流管理装置を提供することを目的とする。
図1に示すように、例えば国際物流の場面では、販売者(図1ではエクスポータとする)、通関業者・乙仲・海貨業者(図1ではフォワーダとする)、発注者(図1ではインポータとする)など販売者が商品を出荷し、発注者に入荷するまでには、間に別の業者が介在する。また、インポータの中にも、貿易担当者や営業担当者など、複数の担当が関与し、さらに、インポータが顧客に対して商品を譲渡するまでの間にも、倉庫保管の場面で倉庫業者が関与することもある。本開示では、このように複数の当事者が関与する物流において、社外・社内問わず情報を共有し、閲覧・編集を可能とする物流管理装置を提供する。
本開示の一態様における物流管理装置は、商品のオーダーを取得するオーダー取得部と、オーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割して作成するバッチ作成部と、一以上のバッチをグループ化して輸送手段に関連付けることで積荷調整を行う輸送作成部と、オーダー・バッチ・輸送をリレーションマップにより表示する表示部と、作成されたバッチを複製・削除・分割・商品増減・オーダー変更・輸送変更など行うバッチ編集部と、オーダーや輸送が決定・変更されたときに通知する通知部と、オーダーや輸送に必要となる手続の状況の表示を作成するタスク管理部とを備える。
本開示の一態様における物流管理方法は、商品のオーダーを取得するオーダー取得ステップと、オーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割して作成するバッチ作成ステップと、一以上のバッチをグループ化して輸送手段に関連付けることで積荷調整を行う輸送作成ステップと、オーダー・バッチ・輸送をリレーションマップにより表示する表示ステップと、作成されたバッチを複製・削除・分割・商品増減・オーダー変更・輸送変更など行うバッチ編集ステップと、オーダーや輸送が決定・変更されたときに通知する通知ステップと、オーダーや輸送に必要となる手続の状況の表示を作成するタスク管理ステップとを、コンピュータにより実行させる方法である。
本開示の一態様における物流管理プログラムは、商品のオーダーを取得するオーダー取得ステップと、オーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割して作成するバッチ作成ステップと、一以上のバッチをグループ化して輸送手段に関連付けることで積荷調整を行う輸送作成ステップと、オーダー・バッチ・輸送をリレーションマップにより表示する表示ステップと、作成されたバッチを複製・削除・分割・商品増減・オーダー変更・輸送変更など行うバッチ編集ステップと、オーダーや輸送が決定・変更されたときに通知する通知ステップと、オーダーや輸送に必要となる手続の状況の表示を作成するタスク管理ステップとを、コンピュータにより実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、商品のオーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割することで、例えば、同じ出荷時期の異なるオーダーの商品をグループ化して積荷調整をすることなどが可能となり、従来よりも積荷調整を容易にすることが可能となる。また、バッチを用いることで、オーダーと積荷との関係を把握しやすくするとともに、視覚的に表示することでさらに容易に把握可能とする。加えて、船積みするオーダーの商品の種類や数量の増減を行う際にも、積荷調整とそれに伴うオーダー管理が容易となり、オーダーから輸送に至る統合的な取引管理の効率化が期待できる。
また、これまでのシステムでは、オーダーと積荷調整は、N:Mの関係で結ばれていたが、本開示では、バッチを通して積荷調整を行うことで、N:1:Mの関係とすることができ、当事者にとって管理が容易となる。
国際物流において関係者の関与に関する一例を示す図である。 本開示の物流管理装置の構成の一例を示す図である。 本開示における商品DBのデータ構成の一例を示す図である。 本開示におけるオーダーDBのデータ構成の一例を示す図である。 本開示におけるバッチDBのデータ構成の一例を示す図である。 本開示における輸送DBのデータ構成の一例を示す図である。 本開示における利用者DBのデータ構成の一例を示す図である。 本開示におけるオーダーのリレーションマップの一例を示す図である。 本開示における輸送のリレーションマップの一例を示す図である。 本開示におけるオーダーのタスク管理の一例を示す図である。 本開示における輸送のタスク管理の一例を示す図である。 物流管理装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本開示の実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
以下、本開示の実施形態に係る物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラムについて図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態で説明される構成の全てが、本開示の必須構成要件であるとは限らない。また、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
図2は、本開示にかかる物流管理装置1の全体構成を示す図である。以下、これを参照して、本開示にかかる物流管理装置1の構成について説明する。
<構成>
物流管理サーバ100は、オーダー取得部101と、バッチ作成部102と、輸送作成部103と、表示部104と、バッチ編集部105と、通知部106と、タスク管理部107と、商品DB111と、オーダーDB112と、バッチDB113と、輸送DB114と、利用者DB115を有する。物流管理サーバ100は、ネットワークNWを介して、利用者端末200−1〜200−Nと接続されている。物流管理サーバ100は、コンピュータにプログラムを実装することにより実現する。なお、物流管理サーバ100を構成する各部は、複数のコンピュータに分散して実現されていても構わない。また、商品DB111、オーダーDB112、バッチDB113、輸送DB114及び/又は利用者DB115は物流管理サーバ外に存在しても構わない。
利用者端末200−1〜200−Nは、発注者、販売者、輸送者、倉庫業者(国際物流においてはその他、通関業者)などの当事者により操作され、または表示を行う端末である。
オーダー取得部101は、発注者より操作された利用者端末から発せられたオーダーを取得する。販売者は、利用者端末を通して、販売したい商品を商品DB111に登録する。発注者は、販売者が登録した商品から選択して、オーダーを行うことが可能である。なお、オーダーが行われた際には、商品DB111内の商品の在庫は減少し、オーダーが取り消されれば、商品DB111内の商品の在庫は増加する。
図3は、商品情報DB111が記憶する商品情報の具体例を示す図である。商品情報は、販売者に関する情報(例えば販売者ID)、商品の種類、各商品の販売可能な数量、単位当たりの大きさ(この単位はコンテナや専有面積など)、出荷可能時期などを登録することが可能である。単位当たりの大きさを登録しておくことで、どの輸送手段の空き領域に積荷が可能であるかを調整することが可能となる。また、出荷可能時期を登録しておくことで、いつ出発地を出発する輸送手段に積荷が可能であるかを調整することが可能となる。
図4は、オーダーDB112が記憶するオーダー情報の具体例を示す図である。オーダーDB112には、オーダーのIDとなるオーダー番号、販売者に関する情報(例えば販売者ID)、発注者に関する情報(例えば発注者ID)、オーダーに含まれる商品及び数量などを登録することが可能である。かかるDBにより、当事者によりなされたオーダーの内容を把握することが可能となる。
バッチ作成部102は、オーダーを分割して、バッチを作成する。バッチとは、積荷調整の単位となる概念であり、当事者が任意に作成することが可能であり、バッチ作成に対する制約はない。例えば、バッチは、オーダーの商品ごとに分割して作成することが可能である。一般的に、商品ごとにメーカーが異なり、出荷時期も異なることがあるため、商品ごとにバッチとして分割することで、積荷調整が容易となる。また、バッチを出荷時期ごとに分割して作成することも可能である。異なる商品であっても、同じ出荷時期であれば、同じ輸送手段での輸送が可能となるため、積荷調整が容易となる。また、異なる出荷時期の商品であっても、一つのバッチとすることも可能である。例えば、A商品のA99ロットは5月15日に出荷可能であり、A100ロットは5月30日に出荷可能であると仮定する。ここで、発注者は5月30日以降に積荷を行うことを希望している場合には、積荷調整の場面では、一つのグループとして扱うことが可能であるため、異なる出荷時期の商品を一つのバッチとして管理することが可能である。
また、バッチの作成は、バッチ作成部102において、例えば、商品ごとに分割した上で、さらにその商品の出荷可能時期(ロット)ごとに分割することで自動的に作成することも可能である。このように分割することで、積荷可能時期がバッチごとに同一となるため、積荷調整が容易となる。バッチ作成部102において自動的に分割した後に、さらに、当事者(主には発注者)が管理し易いように、任意にバッチを作成(編集)していくことも可能である。
また、同じ商品であっても、配送場所が異なるなどの事情がある場合には、当該バッチを分割して新しいバッチとして作成することも可能である。
オーダーを分割してバッチを作成する利点は以下のような点にある。すなわち、オーダーは、複数の商品が含まれることがあり、その全ての商品が一度に出荷できないこともあれば、一度に出荷できたとしても、同じ輸送手段で輸送できないこともある。その場合には、一つのオーダーの中でも、輸送手段が異なることが発生し、一つのオーダーに対して、複数の積荷調整が必要となる。しかし、オーダーをバッチ単位に分割しておき、1つのバッチは1つの輸送手段に対応する関係にしておけば、バッチ単位で輸送調整を行えばよく、当事者にとって理解しやすく容易に積荷調整を行うことが可能となる。
輸送作成部103は、バッチから利用する輸送手段を決定する。輸送手段は、トラック、列車、船舶、航空機(特に国際物流では船舶、航空機)などが考えられる。輸送作成部103は、バッチごとに、(a)バッチの商品の中で、出荷時期が最も遅いものを商品DB111及びオーダーDB112を参照して算出するとともに、(b)バッチが積荷時に占有する単位を商品情報DB111及びバッチDB113を参照して算出する。そして、さらに、輸送DB114を参照し、積荷可能な輸送手段、すなわち、出荷時期よりも遅い時点で出発地を出発し、かつ、輸送手段の残りの積荷可能領域がバッチの占有単位よりも大きい輸送手段を候補として作成する。ここでいう占有単位は、占有面積及び/又は容積及び/又は重量などを指し、このうちの一又は複数であってもよい。輸送手段の候補は、利用者端末に送信され、発注者は、利用する輸送手段を決定してバッチを登録する。なお、バッチの輸送手段の登録は、候補を表示して発注者に選択させてもよいし、自動で最も早い輸送手段に登録してもよい。また、発注者以外の当事者がバッチに輸送手段を登録させてもよい。なお、バッチに対応する輸送手段は、変更することも可能である。このように一以上のバッチが同じ輸送手段を利用するものでグループ化されて輸送手段に関連付けられる。
このように、一つのオーダーをバッチ単位に分割して管理することで、利用する輸送手段との対応付けが容易となり、結果として物流管理を容易とし、業務効率を向上させることが可能となる。
図5は、バッチDB113が記憶する情報の具体例を示す図である。バッチはオーダーを分割したものであるため、バッチ番号とオーダー番号は関連付けて記憶する。また、バッチに含まれる商品及び数量を記憶する。さらに、輸送作成部103で作成される輸送番号を記憶する。
図6は、輸送DB114が記憶する情報の具体例を示す図である。輸送DB114は、輸送手段に関する情報を記憶しており、輸送番号、輸送者(例えば輸送者ID)、出発地、到着地、積載可能単位、出発時間、到着時間などが記憶される。
図7は、利用者DB115が記憶する情報の具体例を示す図である。利用者DB115は、利用者(販売者、発注者、輸送者等)の情報が格納される。例えば、利用者を識別する利用者IDの他、名称、住所、電話番号、FAX番号、電子メールアドレスなどの情報が記憶される。
表示部104は、オーダー、バッチ、積荷調整(輸送手段)の相互関係を示すリレーションマップを作成し、利用者端末200−1〜200−Nに表示する。リレーションマップとは、オーダー、バッチ、輸送手段の関係を線で結んで図示したものである。さらに分かりやすく、オーダーを商品単位に分割した上で、オーダー、商品、バッチ、輸送手段の関係を線で結んで図示してもよい。リレーションマップを作成する上で、例えば、発注者としては、ある時点で行ったオーダーに含まれる商品が現在どこにあり、いつ入荷する見込みか、という点を把握することが考えられる。この場合、利用者がオーダーを選択すると、それに含まれる商品、対応するバッチ、バッチに紐づく輸送手段をリレーションマップとして表示する。
図8は、表示部104が作成するリレーションマップであり、オーダーを選択した際に、オーダーに含まれる商品、商品に関連するバッチ及びバッチに紐づけられた輸送手段を視覚的に表現したものである。
次に、発注者としては、ある時点で入荷する商品が何かを把握したい場合もある。この場合、利用者が輸送手段を選択すると、それに含まれるバッチ、対応する商品、それに紐づくオーダーをリレーションマップとして表示する。
図9は、表示部104が作成するリレーションマップであり、輸送手段を選択した際に、それに含まれるバッチ、バッチに紐づく商品及びオーダーを視覚的に表現したものである。
このように、あるオーダーまたはある輸送手段に関連する商品や数量などを視覚的に表示することで、利用者にとって発注した商品の内容や、ある時期に納品される商品の内容の把握が容易となる。さらに、バッチも紐づけて表示させることにより、視覚的な画面上でバッチを操作し、商品の増減など発注内容の変更や輸送手段の変更を容易とすることが可能となる。
バッチ編集部105は、バッチの編集操作を受け付ける。具体的には、当事者により、利用者端末200−1〜200−Nを通して操作される。バッチ編集部では、当事者(主には発注者)に一つの作成済バッチを選択させた上で、例えば、バッチの複製・削除、分割、商品増減、バッチに紐づくオーダーの変更、紐づく輸送手段の変更が可能である。バッチの選択については、例えば、表示部104が作成するリレーションマップ上でバッチを選択させ、編集操作を受け付けることなどが考えられる。
バッチの複製を行う場合には、選択されたバッチと同じバッチ(同じ商品と数量)を新たに作成して複製する。このとき、複製元のバッチと同じオーダーに紐づけ、オーダーの商品数量は増加する。また、複製元のバッチと同じ輸送手段に紐づけるが、当該輸送手段が既に積載量を超過し紐づけられない場合には、輸送手段を空とするか、選択可能な輸送手段を提示して促すことが可能である。さらに、バッチの複製を行った際には、商品DB111の在庫数も減少する。加えて、バッチの削除を行う場合には、選択されたバッチを削除し、これに紐づくオーダーの商品数量を減少させるとともに、商品DB111の在庫数も減少させる。
バッチの分割を行う場合には、選択されたバッチから、分割する商品と数量を選択して、新たなバッチを作成する。このとき、分割元のバッチと同じオーダー及び同じ輸送手段に紐づけることが可能である。
バッチの商品の増減を行う場合には、選択されたバッチから、増減する商品と数量を選択する。このとき、選択されたバッチと同じオーダーに紐づけ、オーダーの商品数量もこれに合わせて増減する。また、選択されたバッチと同じ輸送手段に紐づけることも可能であるが、当該輸送手段が既に積載量を超過し選択できない場合には、輸送手段を空とするか、選択可能な輸送手段を提示して促すことが可能である。さらに、バッチの商品増減を行った際には、商品DB111の在庫数もこれに合わせて増減する。
バッチの紐づくオーダーの変更を行う場合には、バッチを、発注者・販売者間の別のオーダーに変更することが可能である。これにより、変更先のオーダーの商品が減少し、変更先のオーダーの商品が増加することとなる。
バッチの紐づく輸送手段の変更を行う場合には、バッチを、積荷調整可能な別の輸送手段に変更することが可能である。
バッチ編集部105における、バッチの複製、削除、分割、商品増減、紐づくオーダーの変更、紐づく輸送手段の変更等の編集は、視覚的に行うことが可能である。例えば、表示部104で作成したリレーションマップのバッチを選択することによりこれらの操作を行うことが考えられる。また、バッチが紐づくオーダーの変更や輸送手段の変更に際しては、選択したバッチを紐づけたい先のオーダー又は輸送手段にドラッグ&ドロップを行うことで変更させることも考えられる。このような視覚的な操作を可能とすることで、利用者はより簡単にバッチの編集を行うことが可能となる。
バッチ編集部105により、バッチ単位でオーダーの内容変更を可能とし、または選択する輸送手段の変更を可能とすることにより、利用者には、積荷調整も考慮しつつオーダー内容を変更可能となり、利便性が増すこととなる。
通知部106は、当事者により操作が行われた際に、関係する当事者に対し、通知する機能を有する。例えば、発注者によりオーダーがされたときには、発注者及び販売者に対し、オーダーがされた旨(商品の内容や数量などオーダーの内容を含む)を通知する。また、バッチの編集などにより、オーダー内容が変更されたときには、これを販売者・発注者に通知する。さらに、発注者により輸送手段が決定されたときには、発注者、販売者及び輸送者に通知され、輸送手段が変更されたときにも、発注者・販売者・輸送者に通知される。さらに、倉庫業者や通関業者などの当事者がいる場合には、これらの利用者に対しても通知がなされる。これらの通知がなされることにより、物流に関連する当事者間で迅速に情報を共有することが可能となる。また、輸送者により、到着時間の変更があった場合にも、発注者及び販売者にも迅速に情報が共有され、納期の変更が容易に把握可能となる。
タスク管理部107は、物流取引において必要な事項の管理を行う。例えば、オーダーを行った場合には、発注者による発注書(PO)発行、発注請書(PI)受領、発注者から販売者への支払い(決済)が必要となる。国際物流では、さらに為替予約なども必要となる。したがって、オーダーごとに、これらの項目について、既に完了した事項(Completed)か未だ完了していない事項(In Progress)かなどの進捗状況を管理し、利用者端末200−1〜200−Nに表示する。
図10はオーダーのタスク管理画面の例を示す。必要な事項について、既に完了しているか(Completed)、又は完了していないか(In Progress)などの進捗状況を一覧することができる。また、新たに管理すべきタスクを作成することも可能である。
タスク管理は、オーダーのみでなく、輸送の関係でも必要である。輸送に際しては、輸送の予約(ブッキング)確認、積荷数量確認などが必要となる。国際物流では、通関手配、国内配送手配、倉庫手配、請求書(INVOICE)受領、船荷証券(B/L)原本受領、B/Lコピー受領、入庫データ取込、抜取検品作業依頼などが必要となる。タスク管理部107では、さらに、輸送手段ごとに、これらの項目について、既に完了した事項と未だ完了していない事項などの進捗状況を管理し、利用者端末200−1〜200−Nに表示する。
図11は輸送のタスク管理画面の例を示す。必要な事項について、既に完了しているか(Completed)、又は完了していないか(In Progress)などの進捗状況を一覧することができる。また、新たに管理すべきタスクを作成することも可能である。
このように、タスク管理機能も有することで、物流に付随する手続についても同時に管理が可能となり、利用者の便宜に資することとなる。
<具体例>
本開示の具体的な処理を説明する。なお、ユーザは、利用者端末200−1〜200−Nを操作し、また、利用者への表示は、利用者端末200−1〜200−Nにより行われる。
利用者(発注者、販売者、輸送者、倉庫業者、通関業者など)は、利用者登録をしておき、利用者DB115に各情報を登録する。図7に利用者DB115の具体例を示すが、利用者は、IDで管理し、名称、住所、電話番号、FAX、電子メールなどの連絡先情報を登録する。
また、販売者は、販売する商品を商品情報DB111に登録しておく。図3に商品情報DB111の具体例を示すが、販売者のID、販売する商品、販売可能な数量・出荷可能時期、商品一つあたりの輸送の際の占有単位(この単位は例えばコンテナや面積である)などを登録しておく。例えば、販売者0000001が販売する商品Item01Xは、2018年5月30日に100個出荷可能であり、1個当たりの占有単位は2、ということになる。
さらに、輸送者は、輸送手段を輸送DB114に登録しておく。図6に輸送DBの具体例を示す。例えば、輸送者0000101は、2018年6月3日午後3時に上海を出発し、同月7日午後4時に横浜に到着し、積載可能単位は100000であるコンテナ船を出港させる予定、という情報を登録する。
オーダー取得部101は、利用者端末200−1〜200−Nによりオーダーが発せられたときに、これを取得する。例えば、利用者ID0000001の者が販売するItem01Xを350個、Item02Xを50個、Item02Yを10個、Item03Xを30個を利用者ID0000011の者がオーダーを発したとする。この場合、オーダー取得部101はかかるオーダーを取得し、オーダーDB112に登録する。このとき、オーダーDB112には、図4に示すように、オーダー毎に付与されるオーダー番号とともに、販売者のID(ここでは0000001)、発注者のID(ここでは0000011)、及び商品の内容と数量(ここでは、Item01Xを350個、Item02Xを50個、Item02Yを10個、Item03Xを30個)が登録される。
また、通知部106は、当事者である発注者(ここでは0000011)及び販売者(ここでは0000001)に対して、オーダーが発せられたことを通知する。
バッチ作成部102は、オーダーを分割してバッチを作成することが可能である。バッチは積荷調整の単位となる概念であり、当事者が任意に作成することができる。図5にオーダー0000001を分割してバッチ0000001−1から0000001−6を作成した例を示す。オーダー0000001において、Item01Xは350個発注されているが、商品情報DB111によれば、そのうち100個の出荷時期は2018年5月30日、200個は同年6月30日、50個は同年7月31日である。したがって、出荷時期が異なるため、出荷時期ごとに、バッチ0000001−1から0000001−3に分割する。その他の商品は、商品ごとに出荷時期が同じであることから、商品ごとにバッチ0000001−4から0000001−6に分割する。なお、これはバッチ作成の一例であり、利用者が積荷調整をしやすいように、商品をまとめたり、さらに分割してバッチを作成してもよい。バッチ作成部102により作成したバッチは、バッチDB113に登録する。バッチDB113には、例えば、図5に示すように、バッチ番号0000001−1、オーダー番号0000001、商品Item01Xを100個などを登録し、その他、輸送作成部103において作成する輸送手段の輸送番号、タスクの状況などを登録する。
輸送作成部103は、作成されたバッチに対し、利用する輸送手段を決定する。例えば、図5に示すバッチ番号0000001−1について、商品DB111より、2018年5月30日に出荷可能であるため、それより後に販売者0000001が所在する上海を出港し、発注者0000011が所在する横浜に到着する輸送番号0000001のコンテナを割り当てる。
輸送作成部103により、利用する輸送手段が決定されたとき、通知部106は、販売者(0000001)、発注者(0000011)及び輸送者(0000101)に対し、オーダー番号、商品、数量、輸送手段などの情報を通知する。
表示部104は、オーダー、商品、バッチ、輸送手段をリレーションマップで示す表示を作成する。例えば、図8にオーダー0000001の表示を作成し、利用者端末200−1〜200−Nに表示した例を示す。440は商品の合計数量である。オーダー0000001には、4種類の商品(Item02X、Item02Y、Item03X、Item01X)が含まれているため、それぞれの商品と数量を表示する。さらに、Item02X、Item02Y、Item03Xはそれぞれ1つのバッチが作成されているため、それぞれ対応するバッチ番号0000001−4、0000001−5、0000001−6を表示する。また、その横に付されているのは、商品の数量と、積荷の際の占有単位である。たとえば、バッチ0000001−4では、商品数量が50個であり、占有単位が50であることが示されている。さらに、Item01Xは、バッチが0000001−1、0000001−2、0000001−3に分かれているため、それらが示される。バッチ0000001−1、0000001−4、0000001−5、0000001−6は、輸送手段0000001により輸送されるため、それらが関連付けられている。輸送手段に示されているのは、輸送番号と、バッチの合計の占有単位である。さらに、輸送番号の下には、販売者から発注者までのうち、現在どこまで到達しているか、いつ到達予定であるか、という情報が示される。輸送番号0000001では、販売者から2018年5月30日に出荷され、上海の港を同年6月3日に出港したことが示されている(チェックマークにより完了していることが示されている)。また、横浜には同月7日に到着予定であり、その後通関手続の後、発注者に同月15日に到着予定であることが示されている。バッチ0000001−2は輸送手段0000002により輸送され、バッチ0000001−3は輸送手段0000003により輸送されるため、それらが関連付けられ、表示される。
表示部104による表示作成は、オーダーを選択して作成するほか、輸送手段を選択して作成することも可能である。図9に輸送手段0000001を利用者端末200−1〜200−Nに表示した例を示す。発注者0000011にとって、輸送手段0000001において輸送するバッチは0000001−4、0000001−5、0000001−6、0000001−1の4つであるため、これらが関連付けられるとともに、それぞれのバッチに対応する商品、すなわち、Item02X、Item02Y、Item03X、Item01Xが関連付けられる。さらに、これらはオーダー0000001によって発注されたものであるから、それが関連付けられて表示される。
バッチ編集部105は、バッチを編集することが可能である。これは例えば、表示部104によって作成されたリレーションマップからバッチを選択して編集することが可能である。例えば、図8において、バッチ0000001−4の数量を70に変更したい場合には、数量を変更することで実現される。この場合、自動的にオーダーや輸送手段にも反映される。さらに、バッチ0000001−4を分割して、20個を新たなバッチ0000001−7とすることも可能である。バッチ0000001−4を複製し、新たにバッチ0000001−7を作成し、Item02Xを50個発注したとして、オーダーに反映することも可能である。また、バッチ0000001−4は、現在は輸送手段0000001に関連付けられているが、これをドラッグ&ドロップして輸送手段0000002に変更することも可能である。このようにして、作成されたバッチを編集することが可能である。
通知部106は、オーダーや輸送手段が決定され、または変更された際に、当事者にそれを通知する。例えば、オーダー0000001がなされたときには、発注者0000011及び販売者0000001に対し、商品、数量などの情報が通知される。また、オーダー0000001の輸送手段が決定されたときには、発注者0000011、販売者0000001、輸送者0000101に対し、商品、数量、発注者、販売者、輸送者、出発地、到着地、出発時間、到着時間などの情報が通知される。さらに、オーダーや輸送手段が変更された場合には、当事者に通知される。
タスク管理部107は、タスクの状況について視覚的な表示を作成する。例えば、図10に示すように、オーダー0000001については、PO発行、PI受領、為替予約が必要であるところ、既にPO発行は完了しているが、PI受領及び為替予約は未了であることが示される。
さらに、図11に示すように、輸送手段0000001については、ブッキング、積荷数量確認、通関手配、国内配送手配、倉庫手配、Invoice受領、B/L原本受領、B/Lコピー受領、入庫データ取込、抜取検品依頼が必要であるところ、ブッキングが完了しており、その他は未了であることが示される。
<処理の流れ>
図12は、本開示における物流管理装置の処理の流れを示す。
オーダー取得部101は、発注者から操作された利用者端末より発せられたオーダーを取得する(ステップS1)。
バッチ作成部102は、オーダーを分割して、バッチを作成する。バッチは、例えば、商品ごと、出荷可能時期ごとに分けることもできるが、それに拘束されるものではなく、当事者が任意に作成することが可能である(ステップS2)。
輸送作成部103は、バッチから利用する輸送手段を決定する。輸送手段の決定は、バッチ内の商品を積荷可能な最速の手段を自動的に決定することも可能であるが、それに拘束されるものではなく、当事者が任意に決定することが可能である(ステップS3)。
表示部104は、オーダー、バッチ、輸送の相互関係を示すリレーションマップを作成し、利用者端末200−1〜200−Nに表示する。リレーションマップは、オーダーを基準としたものと、輸送を基準としたものについて作成することが可能である(ステップS4)。
バッチ編集部105は、利用者端末からのバッチの操作を受け付け、バッチの複製、削除、分割、商品増減、紐づくオーダーの変更、紐づく輸送手段の変更が可能である(ステップS5)。
通知部106は、オーダーや輸送手段が決定され、または変更された際に、当事者(発注者、販売者、輸送者、倉庫業者、通関業者など)に通知する(ステップS6)。
タスク管理部107は、タスクの状況について視覚的な表示を作成する。これは、オーダーに関するタスクと輸送手段に関するタスクを分けて表示を作成することが可能である(ステップS7)。
<本開示の効果>
本開示により、物流に関与する当事者は、オーダーをバッチという積荷調整の単位に分割して管理することで、積荷調整を容易にすることが可能である。例えば、オーダー単位で管理する場合には、全ての商品が出荷可能となるまで輸送を行わないために商品の到着が遅れたり、また、出荷可能なものから輸送を行おうとすると、一つのオーダー内に複数の輸送手段が発生し、管理が煩雑となる。本開示により、バッチという概念を用い、オーダーや輸送手段との関係を視覚的に表示することで、オーダーや輸送の管理が容易となる。
さらに、バッチという概念を用いることにより、従来はオーダーと積荷調整の関係はN:Mであったものを、N:1:Mという関係にすることができ、積荷調整を容易とすることが可能となる。
また、発注者、販売者、輸送者、倉庫業者、通関業者などの当事者が社内の複数の担当者も含めて本開示の装置に参加し、閲覧・編集など情報共有を行い、オーダーや輸送手段の確定・変更の際に通知がなされることで、現在の商品の位置や到着予定、輸送手段が迅速に把握可能となり、それぞれの業務管理が容易となる。
さらに、視覚的にバッチ操作を可能とすることにより、オーダーや輸送手段の変更が容易となり、当事者にとって利便性の向上と業務効率の向上が期待できる。
<プログラム>
図13は、コンピュータ801の構成を示す概略ブロック図である。コンピュータ801は、CPU802、主記憶装置803、補助記憶装置804、インタフェース805を備える。
ここで、物流管理装置1を構成する各機能を実現するためのプログラムの詳細について説明する。
物流管理装置1は、コンピュータ801に実装される。そして、物流管理装置1の各構成要素の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置804に記憶されている。CPU802は、プログラムを補助記憶装置804から読み出して主記憶装置803に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU802は、プログラムに従って、上述した記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置803に確保する。
当該プログラムは、具体的には、コンピュータ801において、商品のオーダーを取得するオーダー取得ステップと、オーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割して作成するバッチ作成ステップと、一以上のバッチをグループ化して輸送手段に関連付けることで積荷調整を行う輸送作成ステップと、オーダー・バッチ・輸送をリレーションマップにより表示する表示ステップと、作成されたバッチを複製・削除・分割・商品増減・オーダー変更・輸送変更など行うバッチ編集ステップと、オーダーや輸送が決定・変更されたときに通知する通知ステップと、オーダーや輸送に必要となる手続の状況の表示を作成するタスク管理ステップとを、コンピュータにより実行させるためのプログラムである。
なお、補助記憶装置804は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェース805を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read−Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read−Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムがネットワークを介してコンピュータ801に配信される場合、配信を受けたコンピュータ801が当該プログラムを主記憶装置803に展開し、上記処理を実行してもよい。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置804に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、本開示の実施形態について説明したが、設計上の都合やその他の要因によって必要となる様々な修正や組み合わせは、請求項に記載されている発明や発明の実施形態に記載されている具体例に対応する発明の範囲に含まれるものとする。
1… 物流管理装置、100…物流管理サーバ、101…オーダー取得部、102…バッチ作成部、103…輸送作成部、104…表示部、105…バッチ編集部、106…通知部、107…タスク管理部、111…商品DB、112…オーダーDB、113…バッチDB、114…輸送DB、115…利用者DB、200−1〜200−N…利用者端末、801…コンピュータ、802…CPU、803…主記憶装置、804…補助記憶装置、805…インタフェース、NW…ネットワーク

Claims (11)

  1. 商品のオーダーと輸送を管理する物流管理装置であって、
    商品のオーダーを作成するオーダー取得部と、
    前記オーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割して作成するバッチ作成部と、
    一以上の前記バッチをグループ化して輸送手段に関連付けることで積荷調整を行う輸送作成部と
    を備える物流管理装置。
  2. 前記オーダーは、一又は複数の種類の商品から構成され、
    前記バッチ作成部は、前記オーダーを分割して作成することを特徴とする請求項1に記載の物流管理装置。
  3. 前記輸送作成部は、前記バッチをいずれの輸送手段を利用するか決定することを特徴とする請求項1から請求項2のいずれか一項に記載の物流管理装置。
  4. 前記オーダーと前記バッチとの関係及び前記バッチと前記積荷調整との関係を線で結んで図示するリレーションマップを用いて利用者端末に表示させる表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の物流管理装置。
  5. 前記利用者端末に表示されるリレーションマップ上のバッチを操作することで、前記バッチの編集操作を可能とするバッチ編集部をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の物流管理装置。
  6. 前記バッチ編集部は、少なくともバッチの分割、バッチの複製、バッチの削除、バッチの商品の増減、及び輸送手段の変更を行うことを特徴とする請求項5に記載の物流管理装置。
  7. 前記輸送作成部は、国際物流における航空機への積荷または船舶への積荷の調整を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の物流管理装置。
  8. 前記オーダーの内容や前記積荷調整の内容が変更されたときに、販売者、発注者及び輸送者に対して当該オーダーの内容や積荷調整の内容の変更を通知する通知部をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の物流管理装置。
  9. 前記作成されたオーダー、バッチおよび輸送ごとに、それぞれに関連付けて必要なタスクの進捗状況を管理するタスク管理部をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の物流管理装置。
  10. 商品のオーダーと輸送を管理する物流管理方法であって、
    商品のオーダーを作成するオーダー取得ステップと、
    前記オーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割して作成するバッチ作成ステップと、
    一以上の前記をグループ化して輸送手段に関連付けることで積荷調整を行う輸送作成ステップと
    を備えコンピュータに実行させることを特徴とする物流管理方法。
  11. 商品のオーダーと輸送を管理する物流管理プログラムであって、
    商品のオーダーを作成するオーダー取得ステップと、
    前記オーダーを輸送の積荷調整単位であるバッチに分割して作成するバッチ作成ステップと、
    一以上の前記バッチをグループ化して輸送手段に関連付けることで積荷調整を行う輸送作成ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする物流管理プログラム。
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