JP2020076000A - 発泡成形体及び発泡成形体の製造方法 - Google Patents

発泡成形体及び発泡成形体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020076000A
JP2020076000A JP2018209845A JP2018209845A JP2020076000A JP 2020076000 A JP2020076000 A JP 2020076000A JP 2018209845 A JP2018209845 A JP 2018209845A JP 2018209845 A JP2018209845 A JP 2018209845A JP 2020076000 A JP2020076000 A JP 2020076000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
foamed
foam
molded article
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018209845A
Other languages
English (en)
Inventor
重哉 中村
Shigeya Nakamura
重哉 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP2018209845A priority Critical patent/JP2020076000A/ja
Publication of JP2020076000A publication Critical patent/JP2020076000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】アバタに由来する外観上の問題が抑制された発泡成形体を提供すること。【解決手段】発泡層と、前記発泡層を被覆するスキン層と、前記スキン層の表面上の少なくとも一部に形成された無発泡層と、を備え、前記発泡層は樹脂と発泡剤とを含む樹脂材料が発泡してなる層であり、前記スキン層は前記樹脂材料が固化した層である発泡成形体。【選択図】なし

Description

本発明は、発泡成形体及び発泡成形体の製造方法に関する。
ポリプロピレン系樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合系樹脂等の熱可塑性樹脂の射出発泡成形体は、軽量であり剛性に優れる観点から、自動車用の部材として使用されている。
射出発泡成形方法の一つとして、コアバック法がある。コアバック法とは、発泡剤を含む熱可塑性樹脂組成物を射出成形し、可動金型の位置をスライドさせた後、さらに発泡成形をする成形方法である。この成形方法を用いれば、成形体の表層が発泡層よりも発泡率の低いスキン層になり、成形体の内部が均一な高倍率の発泡層になる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−121793号公報
射出発泡成形体がコンソールボックス、ドアトリム、デッキサイドトリム、バックドアトリム、インスツルメントパネル等の自動車内装部品、フェンダー、サイドシル、バンパー、バックドアアウタ等の自動車外装部品などとして使用される場合、射出発泡成形体には、軽量、薄肉であり、かつ外観の良さが要求される。
しかしながら、射出発泡成形体の表面には、円形状又は楕円状の小さなくぼみ(以下、「アバタ」と称することがある。)が発生しやすく外観上問題となる場合がある。このため、発泡成形体のアバタに由来する外観上の問題を抑制することが望まれている。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであり、アバタに由来する外観上の問題が抑制された発泡成形体及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を達成するための具体的手段は以下の通りである。
<1> 発泡層と、前記発泡層を被覆するスキン層と、前記スキン層の表面上の少なくとも一部に形成された無発泡層と、を備え、前記発泡層は樹脂と発泡剤とを含む樹脂材料が発泡してなる層であり、前記スキン層は前記樹脂材料が固化した層である発泡成形体。
<2> 前記無発泡層の厚さは、0.1mm〜1mmである<1>に記載の発泡成形体。
<3> 前記発泡層の空隙率は、2%以上である<1>又は<2>に記載の発泡成形体。
<4> 前記無発泡層は、意匠面側に少なくとも形成されている<1>〜<3>のいずれか1つに記載の発泡成形体。
<5> 前記無発泡層は、前記樹脂を含む<1>〜<4>のいずれか1つに記載の発泡成形体。
<6> <1>〜<5>のいずれか1つに記載の発泡成形体を製造する発泡成形体の製造方法であって、金型内にて前記樹脂材料を発泡させることにより、前記発泡層及び前記スキン層を成形する工程と、前記スキン層の表面上の少なくとも一部に前記無発泡層を形成する工程と、を含む発泡成形体の製造方法。
<7> 前記無発泡層を形成する工程では、前記スキン層の表面上の少なくとも一部に前記樹脂を付与して前記無発泡層を形成する<6>に記載の発泡成形体の製造方法。
本発明によれば、アバタに由来する外観上の問題が抑制された発泡成形体及びその製造方法を提供することができる。
本開示の発泡成形体の層構成を示す断面図である。 金型を備える成形装置の概略を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合を除き、必須ではない。数値及びその範囲についても同様であり、本発明を制限するものではない。
本開示において「工程」との語には、他の工程から独立した工程に加え、他の工程と明確に区別できない場合であってもその工程の目的が達成されれば、当該工程も含まれる。
本開示において「〜」を用いて示された数値範囲には、「〜」の前後に記載される数値がそれぞれ最小値及び最大値として含まれる。
本開示中に段階的に記載されている数値範囲において、一つの数値範囲で記載された上限値又は下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。
本開示において各成分は該当する物質を複数種含んでいてもよい。組成物中に各成分に該当する物質が複数種存在する場合、各成分の含有率又は含有量は、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数種の物質の合計の含有率又は含有量を意味する。
本開示において実施形態を図面を参照して説明する場合、当該実施形態の構成は図面に示された構成に限定されない。また、各図における部材の大きさは概念的なものであり、部材間の大きさの相対的な関係はこれに限定されない。
なお、本開示において、発泡成形体、発泡層、スキン層及び無発泡層の厚さは、SEM(走査型電子顕微鏡)又は偏向顕微鏡を用いて発泡成形体の断面を観察し、厚さがそれぞれ最大となる部分を指す。
<発泡成形体>
本開示の発泡成形体は、発泡層と、前記発泡層を被覆するスキン層と、前記スキン層の表面上の少なくとも一部に形成された無発泡層と、を備え、前記発泡層は樹脂と発泡剤とを含む樹脂材料が発泡してなる層であり、前記スキン層は前記樹脂材料が固化した層である。
通常、発泡層及び発泡層を被覆するスキン層を備える発泡成形体は、樹脂と発泡剤とを含む樹脂材料を発泡させることにより発泡層が形成され、かつこの樹脂材料を固化させることによりスキン層が形成されることにより得られる。このような発泡成形体は、スキン層の表面にアバタが発生しやすく、外観上の問題が生じやすい。一方、本開示の発泡成形体は、スキン層の表面上の少なくとも一部に無発泡層が形成されているため、無発泡層が発生したアバタを覆うことでアバタを隠すことができる。これにより、本開示の発泡成形体では、アバタに由来する外観上の問題が抑制される。
(発泡層及びスキン層)
本開示の発泡成形体は、発泡層と、発泡層を被覆するスキン層を備え、発泡層は樹脂と発泡剤とを含む樹脂材料が発泡してなる層であり、スキン層はこの樹脂材料が固化した層である。
発泡層は、金型内に充填された樹脂材料を発泡成形することにより形成される層である。また、スキン層は、樹脂材料が冷却固化して形成され、発泡層よりも発泡率が低い層である。
樹脂材料に用いる樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂(PP)、複合ポリプロピレン系樹脂(PPC)、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アイオノマー系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(ABS)、ポリカーボネート系樹脂及びポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)からなる群より選択される少なくとも1種が挙げられる。この中でも、ポリプロピレン系樹脂(PP)、複合ポリプロピレン系樹脂(PPC)及びアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(ABS)からなる群より選択される少なくとも1種が好ましい。
樹脂材料は、前述の樹脂及び後述する発泡剤以外の成分を含んでいてもよい。例えば、樹脂材料は、フィラー充填材、ガラス繊維、炭素繊維等を含んでいてもよい。
また、発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等の有機発泡剤、炭酸水素ナトリウム(別名、重炭酸ナトリウム、重曹)等の無機発泡剤などが挙げられる。現在、自動車用外装部品の発泡成形では、環境試験性能に優れる点から、発泡剤として有機発泡剤を用いることが好ましい。
有機発泡剤としては、アゾジカルボンアミド(ADCA)、N,N−ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)、4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド(OBSH)、ヒドラゾジカルボンアミド(HDCA)等が挙げられ、アゾジカルボンアミド(ADCA)が好ましい。特に、外装品を製造する場合は、分解物に水がほぼ含まれないアゾジカルボンアミド(ADCA)を用いることが好ましい。
発泡剤の総量中のアゾジカルボンアミド(ADCA)の含有率は、50質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることがさらに好ましく、95質量%以上であることが特に好ましい。
発泡剤の分解温度は、50℃〜250℃であることが好ましく、100℃〜220℃であることがより好ましい。使用形態によって、発泡剤の分解温度は、130℃〜250℃であってもよい。
樹脂材料中の発泡剤の含有率は、発泡剤の種類等に応じて適宜設定することが好ましい。例えば、発泡剤としてアゾジカルボンアミド(ADCA)を用いる場合、発泡性及び成形性の観点から、樹脂材料中のアゾジカルボンアミド(ADCA)の含有率は、0.05質量%〜0.5質量%の範囲内であることが好ましく、0.1質量%〜0.4質量%の範囲内であることがより好ましい。尚、ADCAの含有率は、後述する射出機のシリンダ投入前の混合物(組成物)での割合を意味する。
発泡層の厚さは、特に限定されず、0.01mm〜5.9mmであることが好ましく、1.0mm〜5.0mmであることがより好ましく、1.7mm〜2.9mmであることが更に好ましい。
発泡層の空隙率は、2%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましく、20%以上であることが更に好ましい。発泡層の空隙率が10%以上であることにより、発泡成形体の軽量化の点から有利である一方、スキン層の表面にアバタが生じやすくなるという問題がある。しかし、本開示の発泡成形体では、スキン層の表面上の少なくとも一部に無発泡層が形成されているため、発泡層の空隙率を大きくした場合であっても軽量化とアバタの抑制との両立を図ることができる。
なお、空隙率は、以下の式(1)に示すように発泡成形体のある断面の断面積に対するこの断面に存在する各気泡の合計面積の比率を意味する。
空隙率=(各気泡の合計面積/発泡成形体の断面積)×100・・・(1)
スキン層の厚さは、特に限定されず、0.05mm〜2.995mmであることが好ましく、0.1mm〜1.0mmであることがより好ましく、0.3mm〜0.5mmであることが更に好ましい。
発泡層の厚さ、スキン層の厚さ及び発泡層の発泡率は、樹脂材料が充填された金型のコアバックの程度、発泡剤の種類、含有量等、溶融状態の樹脂材料の供給条件、供給温度等、金型の温度などによって適宜調節することができる。
(無発泡層)
本開示の発泡成形体は、スキン層の表面上の少なくとも一部に形成された無発泡層を備える。無発泡層は、例えば、スキン層の表面上の少なくとも一部に前述の樹脂を付与することにより形成できる。また、無発泡層を形成する樹脂は、前述の樹脂材料に含まれる樹脂と同じであってもよく、異なっていてもよい。
無発泡層は、実質的に外観上問題となるアバタを抑制する点から、発泡成形体の意匠面側に少なくとも形成されていることが好ましい。意匠面側とは、製品としたとき、製品に発泡成形体を組み込んだとき等に認識される面側を意味する。
無発泡層の厚さは、特に限定されず、0.1mm〜1mmであることが好ましく、0.1mm〜0.8mmであることがより好ましく、0.1mm〜0.5mmであることが更に好ましい。無発泡層の厚さは、発泡層による軽量化の効果が得られる範囲の厚さ以下であることが好ましい。
発泡成形体の厚さに対する無発泡層の厚さの比率(無発泡層の厚さ/発泡成形体の厚さ)は、外観上問題となるアバタを好適に抑制する点から、0.03以上であることが好ましく、0.04以上であることがより好ましい。また、発泡成形体の厚さに対する無発泡層の厚さの比率は、軽量化を図る点から、0.2以下であることが好ましく、0.16以下であることがより好ましく、0.14以下であることが更に好ましい。
図1は、本開示の発泡成形体の層構成を示す断面図である。本開示の発泡成形体10は、発泡層1と、発泡層1を被覆するスキン層2と、スキン層2の表面上に形成された無発泡層3と、を備える。無発泡層3は、発泡成形体10の意匠面側に形成されている。これにより、意匠面側のスキン層2の表面に発生したアバタを無発泡層3で覆うことでアバタを隠すことができ、発泡成形体10では、アバタに由来する外観上の問題が抑制される。
<発泡成形体の製造方法>
本開示の発泡成形体の製造方法は、前述の本開示の発泡成形体を製造する発泡成形体の製造方法であって、金型内にて前記樹脂材料を発泡させることにより、前記発泡層及び前記スキン層を成形する工程と、前記スキン層の表面上の少なくとも一部に前記無発泡層を形成する工程と、を含む。本開示の発泡成形体の製造方法では、アバタに由来する外観上の問題が抑制された発泡成形体を得ることができる。以下、本開示の発泡成形体の製造方法の各工程について説明する。
本開示の発泡成形体の製造方法は、樹脂材料を発泡させることにより、発泡層及びスキン層を成形する工程を含む。例えば、発泡層及びスキン層を備える発泡成形体は、固定側金型と、固定側金型に対して開閉方向に移動可能とされ、固定側金型との間に空隙であるキャビティを形成する可動側金型とで構成される一組の金型におけるキャビティ内に樹脂と発泡剤とを含む樹脂材料を射出する工程と、キャビティ内を樹脂材料で充填した後、金型を構成する固定側金型から可動側金型を開放方向に移動させて前記キャビティ内の容積を拡張する工程と、を経た方法により成形することができる。なお、発泡層及びスキン層を成形する工程は、上記方法に限定されるものではない。
本開示の発泡成形体の製造方法は、スキン層の表面上の少なくとも一部に無発泡層を形成する工程を含む。例えば、無発泡層を形成する工程では、スキン層の表面上の少なくとも一部に樹脂を付与して前記無発泡層を形成することが好ましい。
スキン層の表面上の少なくとも一部に樹脂を付与する方法としては、特に限定されず、ディッピング、スプレーコート、バーコート、スリットコート、アプリケータ等によりスキン層の表面上の少なくとも一部に樹脂を塗布する方法、スクリーン印刷、インクジェット法、ディスペンサー法等によりスキン層の表面上の少なくとも一部に樹脂を印刷する方法、インサート成形等により金型を用いてスキン層の表面上の少なくとも一部に樹脂を供給する方法などが挙げられる。
図2に、発泡層及びスキン層を備える発泡成形体の製造に適用可能な成形装置の概略構成図を示す。図2に示される成形装置16は、固定側金型17と、固定側金型17に対して開閉方向に移動可能とされ、固定側金型17との間に空隙であるキャビティ18を形成する可動側金型19と、を備えている。
また、成形装置16は、キャビティ18まで固定側金型17を貫通するゲート21と、ゲート21を通じてキャビティ18に溶融状態の樹脂材料Rを射出充填する射出機22と、を備えている。射出機22は、図示しないホッパ(供給部)と図示しないシリンダとを備えている。この射出機22では、樹脂、発泡剤、及び必要に応じて用いられる添加剤等を含む混合物がホッパ(供給部)からシリンダに供給され、シリンダ内にてスクリュー等で撹拌されて樹脂材料Rとして調製され、所定の圧力でゲート21を通じて樹脂材料Rをキャビティ18内に射出充填する。なお、射出機22は、ゲート21を通じてキャビティ18に溶融状態の樹脂材料Rを射出充填できれば、上記構成に限定されるものではない。
樹脂材料Rが熱可塑性樹脂を含む場合、樹脂材料Rは加熱して流動化させてキャビティ18内に供給される。
また、固定側金型17及び可動側金型19は、通常、溶融状態の樹脂材料Rよりも低い温度となっている。そのため、樹脂材料Rがキャビティ18内へ充填されることで、固定側金型17及び可動側金型19に接した部分から、樹脂材料Rの固化が始まり、スキン層が形成される。
次いで、可動側金型19を固定側金型17に対して開放方向(型開き方向)に所定量開き(コアバック)、固化していない樹脂材料Rを発泡させて発泡層を形成する。その後、固定側金型17と可動側金型19を型開きし、発泡層及びスキン層を備える発泡成形体を可動側金型19から取り外すことで、発泡層及びスキン層を備える発泡成形体が得られる。
前述のようにして得られた発泡層及びスキン層を備える発泡成形体について、スキン層の表面上の少なくとも一部に樹脂を付与することにより、無発泡層が形成された発泡成形体が得られる。
1 発泡層
2 スキン層
3 無発泡層
10 発泡成形体
16 成形装置
17 固定側金型
18 キャビティ
19 可動側金型
21 ゲート
22 射出機

Claims (7)

  1. 発泡層と、
    前記発泡層を被覆するスキン層と、
    前記スキン層の表面上の少なくとも一部に形成された無発泡層と、
    を備え、前記発泡層は樹脂と発泡剤とを含む樹脂材料が発泡してなる層であり、前記スキン層は前記樹脂材料が固化した層である発泡成形体。
  2. 前記無発泡層の厚さは、0.1mm〜1mmである請求項1に記載の発泡成形体。
  3. 前記発泡層の空隙率は、2%以上である請求項1又は請求項2に記載の発泡成形体。
  4. 前記無発泡層は、意匠面側に少なくとも形成されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発泡成形体。
  5. 前記無発泡層は、前記樹脂を含む請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発泡成形体。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発泡成形体を製造する発泡成形体の製造方法であって、
    金型内にて前記樹脂材料を発泡させることにより、前記発泡層及び前記スキン層を成形する工程と、
    前記スキン層の表面上の少なくとも一部に前記無発泡層を形成する工程と、
    を含む発泡成形体の製造方法。
  7. 前記無発泡層を形成する工程では、前記スキン層の表面上の少なくとも一部に前記樹脂を付与して前記無発泡層を形成する請求項6に記載の発泡成形体の製造方法。
JP2018209845A 2018-11-07 2018-11-07 発泡成形体及び発泡成形体の製造方法 Pending JP2020076000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018209845A JP2020076000A (ja) 2018-11-07 2018-11-07 発泡成形体及び発泡成形体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018209845A JP2020076000A (ja) 2018-11-07 2018-11-07 発泡成形体及び発泡成形体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020076000A true JP2020076000A (ja) 2020-05-21

Family

ID=70723539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018209845A Pending JP2020076000A (ja) 2018-11-07 2018-11-07 発泡成形体及び発泡成形体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020076000A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1177737A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Sekisui Chem Co Ltd 3層構造を有する成形体の製造方法
JP2000178372A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Kyowa Leather Cloth Co Ltd 発泡性ペレット、射出発泡成形体、および射出発泡成形体の製造方法
JP2007210339A (ja) * 2007-03-16 2007-08-23 Toppan Printing Co Ltd 被覆シート付発泡樹脂押出成形体の製造方法
JP2010076110A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toshiba Corp 樹脂成形体及びその製造方法
JP2014061637A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Daikyonishikawa Corp 2色成形型及び2色成形品の成形方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1177737A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Sekisui Chem Co Ltd 3層構造を有する成形体の製造方法
JP2000178372A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Kyowa Leather Cloth Co Ltd 発泡性ペレット、射出発泡成形体、および射出発泡成形体の製造方法
JP2007210339A (ja) * 2007-03-16 2007-08-23 Toppan Printing Co Ltd 被覆シート付発泡樹脂押出成形体の製造方法
JP2010076110A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toshiba Corp 樹脂成形体及びその製造方法
JP2014061637A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Daikyonishikawa Corp 2色成形型及び2色成形品の成形方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7095252B2 (ja) 樹脂成形品
JP6264435B2 (ja) 金型及び発泡成形体の製造方法
JP7001185B2 (ja) 樹脂成形品
US20170305046A1 (en) Method for molding foamed resin molded article, mold, and foamed resin molded article
WO2022162790A1 (ja) 樹脂成形品
CA2377510C (en) Method of manufacturing a foam-molded product
JP2020076000A (ja) 発泡成形体及び発泡成形体の製造方法
JP7183728B2 (ja) 発泡成形体及び発泡成形体の製造方法
JP6915751B1 (ja) 射出成形品及びその製造方法
JP7259894B2 (ja) 発泡成形体、発泡成形体の製造方法、及び発泡成形体の外観不良の抑制方法
JP2023055427A (ja) 成形体、自動車用部材及び成形体の製造方法
JP6856180B1 (ja) 樹脂成形品
JP7487448B2 (ja) 発泡成形体及び発泡成形体の製造方法
WO2024071426A1 (ja) 発泡成形品、車両用部材及び車両用バックドア
WO2024209521A1 (ja) 成形体、自動車用部材及び成形体の製造方法
JP2024050304A (ja) 発泡成形品、車両用部材及び車両用バックドア
JP5226375B2 (ja) 熱可塑性樹脂発泡成形体の製造方法
JP2020075402A (ja) 発泡成形体の外観評価方法
JP2000071277A (ja) 発泡射出成形方法
JPS59225936A (ja) 積層射出成形品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220902

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221101