JP2020075920A - 乳化化粧料 - Google Patents

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亮 笹木
Akira Sasaki
亮 笹木
卓志 竹下
Takushi Takeshita
卓志 竹下
淳子 成田
Junko Narita
淳子 成田
文彦 築山
Fumihiko Tsukiyama
文彦 築山
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Abstract

【課題】化粧料及び肌上において、微粒子金属酸化物の分散状態を良好に保ち、製剤の紫外線防御効果や化粧持ちの機能を向上させ、それを維持でき、負担感の無い軽い伸び広がりをもつ乳化化粧料の提供。【解決手段】成分(A)平均粒子径0.01〜0.15μmの微粒子金属酸化物を0.1〜15質量%、成分(B)(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマーを0.01〜3質量%、成分(C)シリコーン鎖を主骨格とする被膜形成樹脂を0.1〜10質量%、及び成分(D)シリコーン界面活性剤を0.1〜5質量%を含有する乳化化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、乳化化粧料に関するものであり、より詳細には微粒子金属酸化物、シリコーン鎖を主骨格とする被膜形成剤、(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー及び乳化能を有する界面活性剤を含有する乳化化粧料に関する。
乳化化粧料は化粧料に一般的に用いられる剤型であり、中でも油中水型乳化化粧料は、外相である油剤の伸び広がりの軽さ、化粧持ちの良さから、ファンデーションや下地、日焼け止めなどに広く用いられている。これらの化粧料は日中の屋外での使用を想定した紫外線防御効果や、化粧持ちといった機能性の向上が求められるために紫外線防御剤として酸化チタンや酸化亜鉛などの金属酸化物、特に微粒子の金属酸化物が用いられている。また、皮脂を固化して化粧崩れを抑える皮脂固化効果を持つものとして酸化亜鉛などが用いられている。化粧料において、紫外線防御効果や皮脂固化の高い効果を得るためには、こうした微粒子金属酸化物をいかに化粧料中に均一に分散させ、肌上の塗布膜においても均一に分散した良好な分散状態に維持できるかが重要である。さらに、微粒子金属酸化物の化粧料中や肌上の塗布膜における分散状態は、塗布膜が白膜感を生じることによる透明性にも影響しており、分散状態を維持しつづけることにより白膜感の低減や粉よれを防ぐことができる。
こうした微粒子金属酸化物を分散するために、これまでにも有機変性粘土鉱物等により粘性を付与する等の技術(例えば特許文献1参照)や、微粒子金属酸化物の表面をポリマー等で処理する等の技術(例えば特許文献2参照)が用いられてきた。しかしながら、これらの技術では微粒子金属酸化物の分散性は向上するものの、肌に使用する際の伸び広がりに重さを感じたり、塗布膜にべたつきを感じるなど肌への負担感につながる場合があった。また、ソルビタン脂肪酸エステルやアクリル/シリコーン共重合体で粉体を分散の安定化を図る技術(例えば特許文献3参照)も用いられているが、液状の化粧料に関しては肌に塗布した後も分散性を維持することは難しく、更なる改良が求められていた。
特開2014−172837号公報 特開2007−210903号公報 特開2017−190299号公報
本発明は、化粧料中及び肌上の塗布膜において微粒子金属酸化物の分散状態を良好に保つことで紫外線防御や化粧持ちの機能を向上、維持し、さらに軽い伸び広がりを持ち、負担感が少ない乳化化粧料を提供することを課題とする。
かかる事情に鑑み、本発明者らは鋭意検討を行った結果、微粒子金属酸化物と、(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー、シリコーン鎖を主骨格とする被膜形成樹脂及び界面活性剤を含有した乳化化粧料が、化粧料での微粒子金属酸化物の分散性を向上させ、肌上での塗布膜においても微粒子金属酸化物の分散状態を保ち、紫外線防御効果や化粧持ちの機能を向上させ、それを維持することを見出した。更に、この乳化化粧料は、金属酸化物の分散において、粘度が上がらないために負担感の無い軽い伸び広がりの乳化化粧料となることを見出し本発明を完成させた。
すなわち本発明は、以下の乳化化粧料を提供するものである。
[1]成分(A)平均粒子径0.01〜0.15μmの微粒子金属酸化物 0.1〜15質量%
成分(B)(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー 0.01〜3質量%
成分(C)シリコーン鎖を主骨格とする被膜形成樹脂 0.1〜10質量%
成分(D)成分(B)以外のシリコーン界面活性剤 0.1〜5質量%
を含有することを特徴とする乳化化粧料に関するものである。
[2]前記成分(A)が酸化チタン及び酸化亜鉛から選ばれる1種又は2種以上である前記[1]記載の乳化化粧料。
[3]前記成分(C)がフッ素変性シリコーン樹脂である前記[1]又は[2]記載の乳化化粧料。
[4]前記成分(A)と(B)の含有質量割合(A)/(B)が2〜150である前記[1]〜[3]記載の乳化化粧料。
[5]成分(E)フッ素系油剤0.1〜10質量%を含有する前記[1]〜[4]記載の乳化化粧料。
本発明は、特に制限されるものではないが以下の態様をも含むものである。
[6]成分(A)平均粒子径0.01〜0.15μmの微粒子金属酸化物、及び成分(B)(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマーの混合物、成分(C)シリコーン鎖を主骨格とする被膜形成樹脂、及び成分(D)シリコーン界面活性剤(成分(B)を除く)を含有することを特徴とする乳化化粧料。
本発明の乳化化粧料は、化粧料及び肌上の塗布膜において、微粒子金属酸化物の分散状態を保ち、製剤の紫外線防御効果や化粧持ちの機能を向上させ、それを維持でき、負担感の無い軽い伸び広がりをもつものである。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書において、「〜」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。
本発明の成分(A)平均粒子径0.01〜0.15μmの金属酸化物は、化粧料に用いられる金属酸化物であれば、特に限定されず、その粒子形状(球状、針状、板状、不定形等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)等を問わず、何れのものも使用することができる。例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化鉄等が挙げられ、これらを1種又は2種以上組み合せて用いることができる。これらの中でも、紫外線防御能と皮脂固化による化粧持ちの機能向上という観点から、酸化亜鉛、酸化チタンを1種又は2種以上組み合せて用いることが好ましい。成分(A)は、フッ素化合物、シリコーン化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあってもよく、特に限定されないが、なめらかな使用感に優れるという観点から、シリコーン化合物を用いて表面処理を施したものを用いることがより好ましい。
本発明における平均粒子径は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(LA−910、堀場製作所社製)を用いて、体積平均粒子径(D50)として測定できる。
本発明に用いられる成分(A)の平均粒子径は、0.01〜0.15μmであり、透明感や紫外線防御能により優れる等の観点から、0.01〜0.08μmであることがより好ましく、0.01〜0.04μmであることが特に好ましい。平均粒子径が0.01μm未満の場合は、凝集力が強くきしみ感が強いため、軽い伸び広がりが得られず、平均粒子径が0.15μmより大きいと白膜感により満足のいく透明感が得られない。
成分(A)の市販品としては、例えば、FINEX−50(堺化学工業社製)、XZ−100F(堺化学工業社製)、ZnO−350(住友大阪セメント社製)、微粒子酸化亜鉛MZ−500(テイカ社製)、MZY−505S(テイカ社製)、MZY−505M(テイカ社製)、MZ−500FT(テイカ社製)、MZY−303(テイカ社製)、MZY−303S(テイカ社製)等の酸化亜鉛、MT−05(テイカ社製)、MT−100SA(テイカ社製)、MTY−100SAS(テイカ社製)、SMT−100SAS(テイカ社製)、MT−500B(テイカ社製)、SMT−500SAS(テイカ社製)、SMT−500SAM(テイカ社製)、MICRO TITANIUM DIOXIDE MT−500SA(テイカ社製)等の酸化亜鉛等が挙げられ、これらを1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。
本発明における成分(A)の含有量は、0.1〜15質量%(以下、単に「%」と記す場合がある。)であり、1〜15%であるとより好ましく、3〜15%であると特に好ましい。この範囲であると紫外線防御能と毛穴やシワ等の自然なカバー力がありながら、化粧膜に白膜感がなく透明感により優れ、特に酸化亜鉛は皮脂固化による化粧持ち機能に優れた化粧膜を形成させることができる。
本発明の成分(B)の(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマーとは、アクリルポリマーを主鎖とし、側鎖にジメチルポリシロキサンを有するグラフト共重合体であり、アクリル樹脂とシリコーンの両方の特長を有するものである。INCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)で表すと、ACRYLATES/ETHYLHEXYL ACRYLATE/DIMETHICONE METHACRYLATE COPOLYMERである。性状としては、特に限定されないが、25℃で液状であるものを用いることが好ましい。市販品としては、KP−578(信越化学工業社製)等が挙げられる。
本発明における成分(B)の含有量は、0.01〜3%であり、0.1〜3%であるとより好ましく、0.1〜1.5%であると特に好ましい。この範囲であると成分(A)の分散性を保ちつつべたつきのない化粧膜を形成させることができる。
本発明の成分(C)のシリコーン鎖を主骨格とする被膜形成剤は、オルガノポリシロキサン構造を主骨格とすることを特徴とし、被膜を形成するものである。成分(C)は、通常化粧料に用いられるものであれば、特に制限されず使用することができ、例えば、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン、フルオロ変性トリメチルシロキシケイ酸等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
本発明における成分(C)の含有量は、均一な化粧膜が得られ、伸び広がりが軽く、塗布後の化粧膜が柔軟であるという点から、化粧料全量に対して0.1〜10%であるが、0.1〜6%であるとより好ましく、1〜6%であると特に好ましい。これらの成分(C)は、揮発性油剤に溶解して用いることができる。揮発性油剤としては、メチルトリメチコン、低重合度のジメチルポリシロキサン、シクロペンタシロキサン等の環状シリコーン、イソパラフィン、イソドデカン、イソヘキサデカン等の揮発性炭化水素油が挙げられ、これらの揮発性油剤に溶解した市販品を用いることもできる。市販品としては、シリコンX−21−5250、KF−7312T(60%メチルトリメチコン溶液)、KF−7312J(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)、KF−7312K、KF−9021(何れも信越化学工業社製)、SR1000、SILFORM FLEXIBLE RESIN、XS66−B8226、XS66−C1191、XS66−B8636、SilForm FR−5 Fluid(何れもモメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)等が挙げられる。
本発明における成分(C)は、フルオロ変性トリメチルシロキシケイ酸等のフッ素変性シリコーン樹脂が好ましく用いられる。フッ素変性シリコーン樹脂を用いることで、より負担感が無く持続性に優れる化粧膜を形成させることができる。
本発明の成分(D)シリコーン界面活性剤は、少なくともオルガノポリシロキサン基と、親水基を有する共重合体であり、特に限定されないが、親水基としてとしてポリエーテル鎖を有するポリエーテル変性シリコーン、親水基としてポリグリセリン鎖を有するポリグリセリン変性シリコーンなどが挙げられ、オルガノポリシロキサン基を主鎖として側鎖に親水基を有するグラフト共重合体であっても、オルガノポリシロキサン基と親水基とが、交互に結合した直鎖状のブロック共重合体や架橋型の重合体であってもよい。前記オルガノポリシロキサン基は、直鎖状であっても、分岐構造を有していてもよく、アルキル基やフッ素置換アルキル基等の有機基を共変性したものであってもよい。
成分(D)は、特に制限されないが、直鎖構造のオルガノポリシロキサン基を主鎖として、ポリオキシアルキレン基を側鎖に有するものとしては、具体的には、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン等が挙げられ、市販品として、例えば、KF−6017(信越化学工業社製)、5200 Formulation Aid(東レ・ダウコーニング社製)、ABIL EM97S(EVONIC GOLDSCHMIDT社製)等が挙げられる。また、分岐構造を有するオルガノポリシロキサン基を主鎖として、ポリオキシアルキレン基をグラフトしたもの(シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン)としては、具体的には、PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、セチルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、セチルPEG/PPG−10/1ジメチコン等が挙げられ、これらの市販品として、例えば、KF−6028、KF−6038(いずれも信越化学工業社製)、ABIL EM90(EVONIC GOLDSCHMIDT社製)等が挙げられる。また、分岐構造を有するオルガノポリシロキサン基を主鎖として、ポリグリセリン基をグラフトしたもの(シリコーン分岐型ポリグリセリン変性シリコーン)としては、具体的には、ラウリルポリグリセリル3−ポリジメチルシロキシエチルジメチコンが挙げられ、市販品として、KF−6105(信越化学工業社製)等が挙げられる。前記ブロック共重合体タイプとしては、具体的には、ポリオキシエチレン・ブチレン・ジメチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・ジメチルポリシロキサン共重合体等が挙げられ、市販品として、例えば、FZ−2250、FZ−2233(いずれも東レ・ダウコーニング社製)、SILWET 236−L日本ユニカー社製)等が挙げられる。これらの中でもポリオキシエチレン基を有するポリエーテル変性シリコーンが、伸び広がりが良好であり、特に好ましい。
成分(D)は、これらの例示を含め1種又は2種以上を用いることができる。成分(D)のHLBは2〜7が好ましく、3〜5が特に好ましい。この範囲であれば、乳化安定性と毛穴落ちのなさにより優れ好ましい。なお、本発明で用いるHLB(親水性−親油性バランス;Hydrophile-Lypophile Balance)値はグリフィン法により得られる値のことである。また、成分(D)の重量平均分子量は、特には限定されるものではないが、500〜200000が好ましく、さらに好ましくは1000〜10000である。
本発明における成分(D)の含有量は、0.1〜5%であるが、べたつきが少なく、ムラづきのない均一な化粧膜を形成する観点から1〜5%がより好ましく、2〜4%が更に好ましい。
本発明の乳化化粧料には化粧持ちの向上、感触調整のために成分(E)としてさらに成分(E)フッ素系油剤を配合してもよい。フッ素系油剤とは25℃で液状であり、構造中アルキル基中水素原子の一部又は全部がフッ素原子に置換されたものであり、特に制限されないが、具体的にはトリフルオロプロピルシクロペンタシロキサン、トリフルオロプロピルシクロテトラシロキサン、ポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテル等を挙げることができる。フッ素変性油剤を配合することで、通常乳化化粧料に用いられるエステル油や炭化水素油等の油剤との相溶性が下がり、膜の形成が早まることでより負担感が無く持続性の高い化粧膜となる。成分(E)の含有量は、化粧料中に0.1〜10%が好ましく、0.5〜5%がより好ましい。
また、本発明の化粧料には、上記成分(A)〜(E)以外に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲において、粉体、油剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、褪色防止剤、酸化防止剤、美容成分、防腐剤、香料などを本発明の効果を損なわない範囲で適宜含有する事ができる。
成分(A)以外の粉体としては、粒子形状(球状、針状、板状、不定形等)、粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)等により特に限定されず、無機粉体類、有機粉体類、複合粉体類、等が挙げられる。具体的には、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、タルク、カオリン、シリカ、炭化珪素等の無機粉体類、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン、ナイロン等の有機粉体類、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青、ベンガラ等の有色無機顔料、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。これらの中でも、特に限定されないが、粉重さの低減、油重さの低減、化粧膜の均一性、分散安定性の向上等の観点から、成分(A)とは平均粒子径の異なる酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料を含有することがより好ましく、酸化チタン、酸化亜鉛を含有することが特に好ましい。また、これらの粉体は1種又は2種以上の複合化したものを用いても良く、フッ素化合物、シリコーン油剤、金属石ケン、界面活性剤、油脂、炭化水素等を用いて公知の方法により表面処理してあっても良い。
成分(B)(D)以外の界面活性剤としては、通常の化粧料等に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。具体的には、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。これらの界面活性剤は、必要に応じて1種又は2種以上を用いることができる。本発明において、非イオン性界面活性剤を用いる場合は、乳化組成物の安定性の観点から、HLB7以下の非イオン性界面活性剤を用いることが好ましい。
成分(E)以外の油剤としては、通常の化粧料等に使用されるものであれば特に限定されず、動物油、植物油、合成油等の起源の固形油、液状油、揮発性油の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類、油溶性樹脂等が挙げられる。
本発明の乳化化粧料は、水中油型、油中水型、あるいはそれらの複合である多相乳化型の化粧料であるが、化粧持続性の点で油中水型が好ましい。また、それらの製造方法は、特に限定されるものではなく常法により調製されるが、成分(A)と、成分(B)を含む油剤と共に事前分散し用いることが好ましい。また、本発明の化粧料はエアゾール剤型、スプレー剤型にするために、噴射剤を含有させることも可能である。噴射剤は、通常化粧料に使用されるものであれば特に限定されない。具立的には、液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素、亜酸化窒素、炭酸ガス等が挙げられる。
本発明の化粧料は、特に限定されないが、化粧用下地、ファンデーション、アイカラー、頬紅、口紅、リップクリーム等のメイクアップ化粧料、乳液、日焼け止め等のスキンケア化粧料、ヘアパック、ヘアミルク、整髪料、毛髪保護料等のヘアケア化粧料、ボディミルク等のボディ化粧料等が挙げられる。これらの中でも、本発明の効果が顕著に発揮される点から、化粧用下地、ファンデーション、アイカラー、頬紅、口紅、リップクリーム等のメイクアップ化粧料に好適に用いられ、さらに好ましくは化粧用下地、ファンデーションに好適に用いられる。
以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実施例1〜24及び比較例1〜6:油中水型乳化化粧料
表1、2に示す油中水型乳化化粧料を調製し、伸び広がりの軽さ、塗布時のべたつきの無さ、膜形成の早さ、白膜感の無さ、化粧膜の持続性による化粧持ち機能、化粧膜の負担感の無さについて下記の評価を実施し、下記判定基準により判定した。その結果も併せて表1、2に示す。
(製造方法)
A.成分(1)〜(10)を均一に混合する。
B.Aに、成分(11)〜(20)を均一に混合する。
C.Bに成分(21)〜(23)の溶解物を添加し、乳化混合をする。
D.Cを脱泡し、油中水型乳化化粧料を得た。
*1)MT−05(テイカ社製)
*2)MTY−100SAS(テイカ社製)
*3)SMT−500SAM(テイカ社製)
*4)MTY−700BS(テイカ社製)
*5)SOLAVEIL XTP−1(クローダジャパン社製)
*6)MZY−505M(テイカ社製)
*7)MZ−200(テイカ社製)
*8)MP−1133(テイカ社製)の2%ジメチルポリシロキサン処理
*9)KP−578(信越化学工業社製)
*10)SILFORM FR−5(50%ジメチコン溶液、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
*11)KF−5002(信越化学工業社製)
*12)トスパール2000B*(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
*13)KF−6019(信越化学工業社製)
*14)XS66−B8226(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
*15)BELSIL RG102(14%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液、旭化成ワッカーシリッコーン社製)
*16)KP−545(信越化学工業社製)
(製造方法)
A.成分(1)〜(5)を均一に混合する。
B.Aに、成分(6)〜(20)を均一に混合する。
C.Bに成分(21)〜(23)の溶解物を添加し、乳化混合をする。
D.Cを脱泡し、油中水型乳化化粧料を得た。
(評価方法)
前記油中水型乳化化粧料について専門評価者20名が適量を手にとり、指で肌上に伸ばして使用し、評価項目ごとに評価者各人が下記絶対評価にて6段階に評価し評点を付け、各サンプルごとパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記判定基準により判定した。
(評価項目) :(評価基準)
イ. 伸び広がりの軽さ :塗布時滑らかに伸び広がるかどうか
ロ. 塗布時のべたつきの無さ:塗布時にべたつきを感じないかどうか
ハ. 膜形成の早さ :化粧膜の形成が早いかどうか
ニ. 白膜感の無さ :白膜感がなく透明感が得られているかどうか
(評価項目) :(評価基準)
ホ.化粧膜の持続性 :塗布後8時間経過した後の化粧持ち機能のよさ
ヘ.化粧膜の負担感の無さ:塗布後8時間後に肌に負担を感じなかったかどうか
<評価基準>
(評点):(評価結果):
5点 :良好
4点 :やや良好
3点 :普通
2点 :やや不良
1点 :不良
<判定基準>
(判定):(評点平均値)
A :4.0点以上
B :2.5点以上〜4.0点未満
C :2.5点未満
表1及び2の結果から明らかなように、実施例1〜24は、伸び広がりの軽さ、塗布時のべたつきの無さ、膜形成の早さ、白膜感の無さ、化粧膜の持続性、化粧膜の負担感の無さに優れた化粧料であった。
また、成分(C)としてフッ素変性シリコーン樹脂を用いた実施例8は化粧膜の負担感の無さの点において優れていた。また、成分(E)フッ素系油を含有した実施例は化粧膜の持続性がより優れていた。
実施例25:油中水型リキッドファンデーション
(成分) (%)
1.微粒子酸化チタン ※1 4.0
2.微粒子酸化亜鉛 ※6 2.0
3.疎水化処理酸化チタン(平均粒子径0.4μm) 10.0
4.疎水化処理酸化鉄 3.0
5.タルク(平均粒子径5μm) 2.0
6.(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/
メタクリル酸ジメチコン)コポリマー ※9 1.0
7.ジメチルポリシロキサン(25℃の粘度2mm/sec) 5.0
8.ジメチルポリシロキサン(25℃の粘度6mm/sec) 5.0
9.デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
10.トリフルオロプロピルジメチル
トリメチルシロキシケイ酸 ※14 6.0
11.トリメチルシロキシケイ酸 2.0
12.イソドデカン 3.0
13.セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.5
14.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコ 3.0
15.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
16.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 2.0
17.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシ
フェニルトリアジン 0.5
18.(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/
シルセスキオキサン)クロスポリマー 3.0
19.球状セルロース 2.0
20.シリカ 2.0
21.窒化ホウ素 2.0
22.水添レシチン 0.1
23.エタノール 5.0
24.1.3−ブチレングリコール 1.0
25.ヒアルロン酸 0.1
26.精製水 残量
(製造方法)
A.成分(1)〜(7)を均一に混合する。
B.成分(15)〜(17)を80℃で溶解混合し、室温冷却後A及び(8)〜(14)、(18)〜(22)を加え分散する。
C.成分(23)〜(26)を均一に混合する。
D.BにCを加え乳化混合し、油中水型リキッドファンデーションを得た。
以上のようにして得られた実施例25の油中水型ファンデーションは、伸び広がりの軽さ、塗布時のべたつきの無さ、膜形成の早さ、白膜感の無さ、化粧膜の持続性、化粧膜の負担感の無さに優れたものであった。
実施例26:水中油型リキッドファンデーション
(成分) (%)
1.ステアリン酸 1.0
2.モノステアリン酸グリセリル 0.5
3.セタノール 0.5
4.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
5.ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 0.2
6.PEG−9ジメチコン ※13 0.3
7.水添レシチン 0.1
8.流動パラフィン 3.0
9.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
10.ジメチルポリシロキサン 3.0
11.トリフルオロプロピルジメチル
トリメチルシロキシケイ酸 ※14 2.0
12.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 3.0
13.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1.0
14.(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/
メタクリル酸ジメチコン)コポリマー ※9 1.0
15.精製水 残量
16.カルボキシビニルポリマー 1.0
17.トリエタノールアミン 0.1
18.1,3−ブチレングリコール 10.0
19.フェノキシエタノール 1.0
20.微粒子酸化チタン ※3 3.0
21.微粒子酸化亜鉛 ※6 2.0
22.酸化チタン(平均粒子径0.27μm) 8.0
23.酸化鉄 2.5
24.タルク(平均粒子径5μm) 2.0
25.トリメチルシルセスキオキサン ※12 0.5
26.球状セルロース 0.5
27.シリカ 0.5
(製造方法)
A.成分(16)〜(27)を均一に混合する。
B.成分(1)〜(14)を約90℃に加熱し、均一に混合する。
C.Bに約90℃に加熱した成分(15)を添加し、乳化後、冷却する。
D.CにAを加え混合し、水中油型リキッドファンデーションを得た。
以上のようにして得られた実施例26の水中油型リキッドファンデーションは、伸び広がりの軽さ、塗布時のべたつきの無さ、膜形成の早さ、白膜感の無さ、化粧膜の持続性、化粧膜の負担感の無さに優れたものであった。
実施例27:油中水型乳化日焼け止め料
(成分) (%)
1.微粒子酸化チタン ※1 5.0
2.微粒子酸化亜鉛 ※6 5.0
3.(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/
メタクリル酸ジメチコン)コポリマー ※9 2.0
4.デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0
5.ジメチルポリシロキサン(25℃の粘度2mm/sec) 10.0
6.イソドデカン 3.0
7.トリエチルヘキサノイン 2.0
8.コハク酸ジエチルヘキシル 2.0
9.トリフルオロプロピルジメチル
トリメチルシロキシケイ酸 ※14 5.0
10.ジカプリン酸プロピレングリコール 4.0
11.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 7.0
12.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 2.5
13.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシ
フェニルトリアジン 1.5
14.球状ナイロン 2.0
15.トリメチルシルセスキオキサン ※12 1.0
16.疎水化シリカ 0.5
17.フェノキシエタノール 0.1
18.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコ 3.0
19.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 1.0
20.1,3−ブチレングリコール 3.0
21.エタノール 5.0
22.ポリクオタニウム−104 0.5
23.シロキクラゲエキス 0.1
24.グリセリン 1.0
25.精製水 残量
(製造方法)
A:成分を1〜4を均一に混合する。
B:成分10〜13を80℃で溶解混合し、室温冷却後A及び5〜9、14〜19を加え分散する。
C:成分20〜25を均一に混合溶解する。
D:BにCを加え乳化し、日焼け止め料を得た。
以上のようにして得られた実施例27の日焼け止め料は、伸び広がりの軽さ、塗布時のべたつきの無さ、膜形成の早さ、白膜感の無さ、化粧膜の持続性、化粧膜の負担感の無さに優れたものであった。
実施例28:油中水型乳化固形ファンデーション
(成分) (%)
1.疎水化処理酸化チタン(平均粒子径0.4μm) 8.0
2.(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/
メタクリル酸ジメチコン)コポリマー ※9 2.0
3.ジメチルポリシロキサン(25℃の粘度10mm/sec) 2.0
4.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
5.トリフルオロプロピルジメチルトリメチルシロキシケイ酸 ※14 5.0
6.イソヘキサデカン 10.0
7.流動パラフィン 5.0
8.デキストリン脂肪酸エステル 2.0
9.キャンデリラロウ 2.0
10.ステアリン酸イヌリン 2.0
11.トリベヘン酸グリセリル 2.0
12.メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール 2.0
13.微粒子酸化チタン ※2 10.0
14.酸化鉄 3.0
15.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 3.0
16.シリカ 2.0
17.(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)
コポリマー 0.1
18.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
19.1,3−ブチレングリコール 5.0
20.L−グルタミン酸ナトリウム 0.2
21.精製水 残量
(製造方法)
A.成分(1)〜(16)を75℃で均一に混合する。
B.成分(17)〜(21)を70℃で混合する。
C.AにBを加え乳化し、室温まで冷却して、固形状油中水型ファンデーションを得た。
以上のようにして得られた実施例28の固形状油中水乳化型ファンデーションは、伸び広がりの軽さ、塗布時のべたつきの無さ、膜形成の早さ、白膜感の無さ、化粧膜の持続性、化粧膜の負担感の無さに優れた化粧料であった。
実施例29:エアゾール型ファンデーション
(成分) (質量%)
1.微粒子酸化チタン ※3 3.0
2.微粒子酸化亜鉛 ※6 8.0
3.疎水化処理酸化チタン(平均粒子径0.27μm) 10.0
4.酸化鉄 3.0
5.(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/
メタクリル酸ジメチコン)コポリマー ※9 2.0
6.ジメチコン(25℃の粘度2mm/sec) 10.0
7.ジメチコン(1.5cs) 3.0
8.ポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 1.0
9.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
10.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 7.0
11.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 2.5
12.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン 1.5
13.水添レシチン 1.0
14.ポリメタクリル酸メチル 1.0
15.トリフルオロプロピルジメチルトリメチルシロキシケイ酸 ※14 5.0
16.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー 2.0
17.トリプロピレングリコール 3.0
18.精製水 残量
(製造方法)
A.成分(1)〜(6)を均一に混合する。
B:Aと成分(7)〜(16)を混合し、均一に分散させる。
C:成分(17)、(18)を混合し、Bに添加し、常温で乳化し、原液を得た。
D:Cで得られた原液9gをアルミ製耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG0.15を10gおよびジメチルエーテルを2gを耐圧容器に充填し、エアゾール型ファンデーションを得た。
以上のようにして得られた実施例29のエアゾール型ファンデーションは伸び広がりの軽さ、塗布時のべたつきの無さ、膜形成の早さ、白膜感の無さ、化粧膜の持続性、化粧膜の負担感の無さに優れた化粧料であった。

Claims (5)

  1. 次の成分(A)〜(D);
    成分(A)平均粒子径0.01〜0.15μmの微粒子金属酸化物 0.1〜15質量%
    成分(B)(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー 0.01〜3質量%
    成分(C)シリコーン鎖を主骨格とする被膜形成剤 0.1〜10質量%
    成分(D)成分(B)以外のシリコーン界面活性剤 0.1〜5質量%
    を含有する乳化化粧料。
  2. 前記成分(A)が酸化チタン及び酸化亜鉛から選ばれる1種又は2種以上である請求項1に記載の乳化化粧料。
  3. 前記成分(C)がフッ素変性シリコーンレジンである請求項1又は2に記載の乳化化粧料。
  4. 前記成分(A)と(B)の含有量の質量割合(A)/(B)が2〜150である請求項1〜3のいずれかの項に記載の乳化化粧料。
  5. 更に成分(E)フッ素系油剤を0.1〜10質量%を含有する請求項1〜4のいずれかの項に記載の乳化化粧料。

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