JP2020075038A5 - - Google Patents
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Description
そこで、血圧測定装置は、膨張したカフを上腕や手首に密着させるために、ベルトとカフの間にカーラを用いる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような血圧測定装置は、カーラにカフを両面テープ等の接着層により接着して固定させることで、カーラにカフを一体に構成する。
一態様によれば、手首の周方向に倣って湾曲するとともに、一端と他端とが離間して形成されたカーラと、二枚のシート部材を溶着することで形成され、流体により膨張する、一つの又は複数が積層される袋状構造体、並びに、前記袋状構造体の前記二枚のシート部材を溶着した周縁部よりも前記袋状構造体の中央側で、前記袋状構造体の前記カーラ側に配置される前記シート部材に溶着される、前記カーラと接着される被接着部を有する、樹脂材料で形成されたカフと、前記カーラ及び前記被接着部を接着する接着層と、を備える血圧測定装置が提供される。
上記一態様の血圧測定装置において、前記被接着部は、二枚の前記シート部材を溶着することで、前記流体により前記袋状構造体よりも小さい形状に膨張する袋状に形成され、前記袋状構造体の前記カーラ側に配置される前記シート部材に一体に溶着された第1被接着部、並びに、前記第1被接着部の前記カーラ側に配置される前記シート部材に一体に溶着された、前記シート部材である第2被接着部を有する血圧測定装置が提供される。
具体例として、図1、図2及び図4に示すように、カーラ5は、例えば、手首200の周方向に対して直交する方向からの側面視、換言すると手首200の長手方向からの側面視で手首200の周方向に沿って湾曲する形状を有する。カーラ5は、例えば、装置本体3から手首200の手の甲側及び手首200の一方の側方側を通って手首200の手の平側へと渡り、手首200の他方の側方側へと延びる。即ち、カーラ5は、手首200の周方向に沿って湾曲することで、手首200の周方向の大半に渡って配置されるとともに、両端が所定の間隔を有して離間する。
カーラ5は、可撓性及び形状保持性を有する硬さを有する。ここで、可撓性とは、カーラ5にベルト4の外力が印加されたときに径方向に形状が変形することをいう。例えば、可撓性とは、ベルト4によってカーラ5が押圧されたときに、手首に近接するか、手首の形状に沿うか、又は、手首の形状に倣うように側面視の形状が変形することをいう。また、形状保持性とは、外力が印加されないときに、カーラ5が予め賦形された形状を維持できることをいう。例えば、形状保持性とは、本実施形態においてはカーラ5の形状が手首の周方向に沿って湾曲する形状を維持できることである。
このような流体回路7は、第1開閉弁16A及び第2開閉弁16Bが閉じることで、第1流路7aのみがポンプ14と接続し、ポンプ14及び平カフ71が流体的に接続される。流体回路7は、第1開閉弁16Aが開き、そして、第2開閉弁16Bが閉じることで、第1流路7a及び第2流路7bが接続され、ポンプ14及び甲カフ74、甲カフ74及び平カフ71、並びに、ポンプ14及びセンシングカフ73が流体的に接続される。流体回路7は、第1開閉弁16Aが閉じ、そして、第2開閉弁16Bが開くことで、第1流路7a及び第3流路7cが接続され、平カフ71、甲カフ74及び大気が流体的に接続される。流体回路7は、第1開閉弁16A及び第2開閉弁16Bが開くことで、第1流路7a、第2流路7b及び第3流路7cが接続され、平カフ71、センシングカフ73、甲カフ74及び大気が流体的に接続される。
次に、空気袋81、101の膨張によって生じた被接着部82、104のカーラ5から離間する方向の力は、被接着部82、104及びカーラ5の面方向に直交する方向又は直交する方向に近似する方向の力となる。このため、溶着部150と対向する接着層8に生じるカーラ5及び被接着部82、104が離間する方向の応力は、図18の(実施形態)に応力を矢印で示すように、引っ張り応力となる。そして、剥離応力よりも引っ張り応力のほうが、カーラ5から空気袋81、101(被接着部82、104)が離間し難い。
結果として、血圧測定装置1は、カフ構造体6が膨張及び収縮を繰り返しても高い耐久性を有し、長期間、高い精度で血圧測定を行うことが可能となる。
例えば、本発明は、図19に示す第2の実施形態に係る血圧測定装置1Aの被接着部82A、104Aに示す構成であってもよい。以下、図19を用いて被接着部82A、104Aの構成を説明する。なお、第2の実施形態に係る血圧測定装置1Aは、被接着部82A、104A以外の構成は上述した第1の実施形態に係る血圧測定装置1と同様の構成であることから、同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
このような第2の実施形態に係る被接着部82A、104Aを有する血圧測定装置1Aによれば、上述した第1の実施形態に係る血圧測定装置1と同様の効果を奏する。また、血圧測定装置1Aは、被接着部82A、104Aを二枚のシート部材86を溶着することで、空気袋81、101よりも小さい形状に膨張する袋状構造体とする簡単な構成である。即ち、被接着部82A、104Aは、空気袋81、101の接合代を大きくした袋状構造体を一層追加する簡単な構成である。このため、血圧測定装置1Aは、実質的に複数の空気袋81、101を一層追加することと同じであり、被接着部82A、104Aを安価、且つ、容易に製造することが可能となる。また、カフ構造体6の厚さ方向の寸法は、二枚のシート部材86の厚さ方向の寸法しか増加しないことから、血圧測定装置1Aが大型となることを抑制できる。
また、例えば、本発明は、図20に示す第3の実施形態に係る血圧測定装置1Bの被接着部82B、104Bに示す構成であってもよい。以下、図20を用いて被接着部82B、104Bの構成を説明する。なお、第3の実施形態に係る血圧測定装置1Bは、被接着部82B、104B以外の構成は上述した第1の実施形態に係る血圧測定装置1及び第2の実施形態に係る血圧測定装置1Aと同様の構成であることから、同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
さらに、上述した例では、血圧測定装置1は、手首200に装着されるウェアラブルデバイスの例を用いて説明したがこれに限定されない。例えば、血圧測定装置は、上腕に巻き付けて血圧を測定する血圧測定装置1Cであってもよい。以下、第4の実施形態として、血圧測定装置1Cを図21を用いて説明する。なお、本実施形態の構成のうち、上述した各実施形態に係る血圧測定装置1、1A、1Bと同様の構成については同一符号を付して説明するとともに、その説明及び図示を適宜省略する。
図21乃至図23に示すように、カフ構造体6Cは、熱可塑性樹脂材料で構成されたカーラ5Cと、カーラ5Cの生体側に設けられた、熱可塑性樹脂材料で構成された押圧カフ71Cと、カーラ5C及び押圧カフ71Cを内部に配置する布等からなる袋状カバー体76と、を備える。カフ構造体6Cは、上腕に巻き付けられる。
カーラ5Cは、例えば、取付部11aに固定される突起部5cを有する。
Claims (4)
- 手首の周方向に倣って湾曲するとともに、一端と他端とが離間して形成されたカーラと、
二枚のシート部材を溶着することで形成され、流体により膨張する、一つの又は複数が積層される袋状構造体、並びに、前記袋状構造体の前記二枚のシート部材を溶着した周縁部よりも前記袋状構造体の中央側で、前記袋状構造体の前記カーラ側に配置される前記シート部材に溶着される、前記カーラと接着される被接着部を有する、樹脂材料で形成されたカフと、
前記カーラ及び前記被接着部を接着する接着層と、
を備え、
前記被接着部は、前記袋状構造体の前記カーラ側に配置される前記シート部材に一体に溶着された前記シート部材である血圧測定装置。 - 手首の周方向に倣って湾曲するとともに、一端と他端とが離間して形成されたカーラと、
二枚のシート部材を溶着することで形成され、流体により膨張する、一つの又は複数が積層される袋状構造体、並びに、前記袋状構造体の前記二枚のシート部材を溶着した周縁部よりも前記袋状構造体の中央側で、前記袋状構造体の前記カーラ側に配置される前記シート部材に溶着される、前記カーラと接着される被接着部を有する、樹脂材料で形成されたカフと、
前記カーラ及び前記被接着部を接着する接着層と、
を備え、
前記被接着部は、二枚の前記シート部材を溶着することで、前記流体により前記袋状構造体よりも小さい形状に膨張する袋状に形成され、前記袋状構造体の前記カーラ側に配置される前記シート部材に一体に溶着された血圧測定装置。 - 手首の周方向に倣って湾曲するとともに、一端と他端とが離間して形成されたカーラと、
二枚のシート部材を溶着することで形成され、流体により膨張する、一つの又は複数が積層される袋状構造体、並びに、前記袋状構造体の前記二枚のシート部材を溶着した周縁部よりも前記袋状構造体の中央側で、前記袋状構造体の前記カーラ側に配置される前記シート部材に溶着される、前記カーラと接着される被接着部を有する、樹脂材料で形成されたカフと、
前記カーラ及び前記被接着部を接着する接着層と、
を備え、
前記被接着部は、二枚の前記シート部材を溶着することで、前記流体により前記袋状構造体よりも小さい形状に膨張する袋状に形成され、前記袋状構造体の前記カーラ側に配置される前記シート部材に一体に溶着された第1被接着部、並びに、前記第1被接着部の前記カーラ側に配置される前記シート部材に一体に溶着された、前記シート部材である血圧測定装置。 - 前記被接着部は、前記シート部材よりも曲げ応力が高い、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の血圧測定装置。
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