JP2020073687A - 圧縮された手動食器洗剤 - Google Patents

圧縮された手動食器洗剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2020073687A
JP2020073687A JP2020003126A JP2020003126A JP2020073687A JP 2020073687 A JP2020073687 A JP 2020073687A JP 2020003126 A JP2020003126 A JP 2020003126A JP 2020003126 A JP2020003126 A JP 2020003126A JP 2020073687 A JP2020073687 A JP 2020073687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
surfactant
alkyl
solid
surfactants
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020003126A
Other languages
English (en)
Inventor
ウェンディ ロー
Lo Wendy
ウェンディ ロー
エリック シー オルソン
C Olson Erik
エリック シー オルソン
トーマス ミュラー
Muller Thomas
トーマス ミュラー
ジェフリー ジョン ビッグス
John Biggs Jeffrey
ジェフリー ジョン ビッグス
アンゲラ シバニッチ
Sivanich Angela
アンゲラ シバニッチ
キャサリン モリナロ
Molinaro Katherine
キャサリン モリナロ
ケルシー ウエスト
West Kelsey
ケルシー ウエスト
マット モリナロ
Molinaro Matt
マット モリナロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ecolab USA Inc
Original Assignee
Ecolab USA Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ecolab USA Inc filed Critical Ecolab USA Inc
Publication of JP2020073687A publication Critical patent/JP2020073687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/02Anionic compounds
    • C11D1/12Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
    • C11D1/22Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from aromatic compounds
    • C11D1/24Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from aromatic compounds containing ester or ether groups directly attached to the nucleus
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/02Anionic compounds
    • C11D1/12Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
    • C11D1/22Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from aromatic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/88Ampholytes; Electroneutral compounds
    • C11D1/94Mixtures with anionic, cationic or non-ionic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0047Detergents in the form of bars or tablets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0047Detergents in the form of bars or tablets
    • C11D17/006Detergents in the form of bars or tablets containing mainly surfactants, but no builders, e.g. syndet bar
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0047Detergents in the form of bars or tablets
    • C11D17/0065Solid detergents containing builders
    • C11D17/0073Tablets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/02Inorganic compounds ; Elemental compounds
    • C11D3/04Water-soluble compounds
    • C11D3/046Salts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/02Inorganic compounds ; Elemental compounds
    • C11D3/04Water-soluble compounds
    • C11D3/10Carbonates ; Bicarbonates
    • C11D2111/14

Abstract

【課題】固体から作製された水性洗剤組成物において、優れた汚れ除去、油脂の分解、及び制御された発泡が得られる固体ブロック洗剤組成物の提供。【解決手段】有効な清浄量の中和されたアニオン性スルホン化界面活性剤と、無機塩、アルカリ性源、及び/またはアクリルポリマーのうちの1つ以上を含む加工助剤と、を含み、前記組成物は、固体を形成するために圧縮され、さらに前記組成物は、本質的に硬化剤を有しない、固体洗剤組成物。【選択図】なし

Description

本出願は、固体洗剤材料に関する。本発明は、マトリックス中に分散された洗剤製剤を含有する固体洗剤組成物に関する。成分の組み合わせは、固体から作製された水性洗剤組成物において優れた汚れ除去、油脂の分解、及び制御された発泡を提供する。
固体ブロック洗剤組成物の開発は、洗剤組成物が、大量の洗浄材料を日常的に使用する商業的及び組織的機関によって分注される様式に革命をもたらした。固体ブロック組成物は、改善された取り扱い、安全性向上、輸送及び保管の間の構成成分分離の排除、ならびに組成物内の活性構成成分の濃度増大を含む、従来の液体、顆粒、またはペレット形態の洗剤を超える独自の利点を提示する。これらの利益のため、Fernholzらの米国特許第Re32,763号、同第Re32,818号、同第4,680,134号、及び同第4,595,520号に開示されるもの等の固体ブロック洗剤組成物は、商業的及び組織的市場において、従来の組成物形態に急速に取って代わっている。実質的に水和されたナトリウム材料を使用する別の水酸化ナトリウム及び炭酸ナトリウム鋳造固体プロセスが、Heileらの米国特許第4,595,520号及び同第4,680,134号に開示された。さらに、ペレット化材料が、Gladfelterらの米国特許第5,078,301号、同第5,198,198号、及び同第5,234,615号に示される。押出成形材料は、Gladfelterら、米国特許第5,316,688号に開示される。固体ブロック形式は、安全、便利、及び効率的な製品形式である。
様々な硬化機序は、封じ込めのために流体組成物を固体塊に変換するため、及び使用中に活性成分の溶解性を改変するために、洗浄及び殺菌組成物で使用されている。例えば、活性成分は、均質な混合物を得るために、「融解プロセス」と一般的に称される、融解温度下で硬化剤と組み合わされて、そこで、その後、融解物は、鋳型に注入され、固体形態になるまで冷却される。
固体ブロック洗浄及び殺菌組成物及び洗剤は、従来の液体、顆粒、及びペレット化洗浄組成物を超える顕著な改善を提供する。溶融プロセスは、固体ブロック組成物を調製するために有用であるが、組成物の加熱及び冷却が最小化または排除され得る、ならびにより高い粘性が使用され得る場合、時間及び費用が節約されるであろう。また、より低いプロセス温度は、洗浄組成物中の感熱成分の使用をより良好に促進するであろう。さらに、加工された混合物がより低い温度でパッケージ化され得る場合、それほど頑丈ではないパッケージが必要とされるであろう。さらに、融解温度を排除することにより、固体生成物の膨張及び変形が避けられるであろう。
様々な試みが、洗浄組成物を製造するために押出プロセスによってなされている。Brueggeらの米国特許第5,061,392号は、例えば、トリポリリン酸カリウムを含有する第1の水性溶液と、水溶性ナトリウム系洗剤ビルダ、すなわち、水酸化ナトリウムを含有する第2の水性溶液とを組み合わせることによって、ペースト様の稠度を有する洗剤組成物を形成する方法を開示する。混合した後、混合物の粘性は、急速に増加し、非常に粘稠なペーストを形成する。別の押出方法では、Ramachandranの米国特許第4,933,100号に開示される通り、微粒子または円盤形態の有機洗剤は、合成有機洗剤、トリポリリン酸ナトリウム等の水和可能なビルダ塩、及び水を一緒に練ることによって形成される。混合物は、押出機に通され、室温または室温よりわずかに高い温度、及び低圧力で開口部を通って押し進められ、棒状の押出物を形成する。これらのプロセスの欠点は、押出後に加工された組成物の硬化を促進するために、苛性の水和可能なアルカリ源が必要とされることである。
圧縮による等の関与がより少ないプロセスによって固体に形成され得る洗浄組成物の開発の必要性が、当技術分野において存在する。水性洗浄組成物は、病院、家庭、組織的及び産業的業務、ハンド及びボディーソープ、洗濯洗剤、食器洗い、ならびにハウスキーピング表面を含む用途において一般的に使用されている。典型的に、これらの洗浄材料は、使用溶液を形成するために、液体またはゲル化材料を希釈することによって作製される。多くのこのような溶液は、過去にいくつかの成功例を有しているが、しかしながら、最小限の水及び高い活性物質濃度、優れた汚れ、例えば、油脂除去特性、ならびに制御された発泡を有する、容易に使用される濃縮物を製造する大きな必要性が、当技術分野に存在する。濃縮物形態の多くの先行技術の材料でさえも、相当量の水を含有し、それは、製造、輸送、及び販売が困難である。材料はまた、いくつかの汚れ除去特性を有し得るが、油脂除去及び硬表面洗浄剤を改善することは、継続的な必要性または要件である。さらに、大量の油汚れの存在下で有用な泡沫を生成する材料の製造は、この市場にとって継続的な課題である。
国際公開第00/58436号パンフレット
出願者は、好ましくは、圧縮することによって調製され得る、固体洗剤製剤を開発した。本発明の材料は、独特の固体特徴を有し、測定可能な針入度値を有するという点で、固体である。固体ブロック材料は、水が固体材料と結合するゲル化機序に依存せず、注型または押出等による加熱を必要としない。実際には、好ましい実施形態では、組成物は、尿素またはPEG等の伝統的な硬化剤を有しない。
本発明の固体圧縮組成物は、伝統的な固体洗剤と比較して、泡高及び油脂/汚れ除去によって実証される通り同様またはより良好な性能を有し、固体単位に形成される。本発明によると、多量のアニオン性界面活性剤は、油脂/汚れ除去の効果を引き伸ばすが、多量の活性物質はまた、固体洗剤の調製の圧縮プロセスを妨げる。製剤は、可用性圧縮固体形成を維持すると同時に、伝統的な押出成形固体洗剤と同様またはより良好な性能を得るために最適化された。
必要性の多くが、高い活性物質含有量、最小限の水含有量を有する個体ブロック洗剤組成物を形成することによって満たされ得ることを見出した。圧縮組成物は、好ましくは、カチオン性界面活性剤、及びPEG等の硬化剤を有しない。組成物は、組成物の0.01〜97重量%の量で存在するアニオン性スルホネート界面活性剤を含む。組成物はまた、組成物の残余を構成することができる1つ以上の加工助剤を含む。加工助剤は、無機塩、有機塩、共界面活性剤、炭酸塩、ケイ酸塩、またはアクリルポリマー系を含む群から選択され得る。
本発明はまた、有機スルホネート、有機サルフェート界面活性剤、またはそのような界面活性剤の混合物の混合されたアルカリ金属アルカリ土類金属塩を含む中和されたスルホン化アニオン性界面活性剤の約1〜95重量%、及び無機塩、有機塩、共界面活性剤、ケイ酸塩もしくはアクリルポリマー系の炭酸塩、またはそれらの混合物を含む有効な量の加工助剤を含有する洗剤組成物中に見られる。洗浄組成物は、非イオン性または両性界面活性剤、金属イオン封鎖剤、酵素、任意の硬化剤、洗剤増量剤、消泡剤、再付着防止剤、閾値剤または系、美観向上剤(すなわち、染料、香料)、及び他の同様の添加剤等の従来の洗剤構成成分をさらに含み得る。補助剤及び他の添加剤成分は、製造されている組成物の種類によって異なる。本発明は、水で希釈される場合、安定した泡沫及び油汚れ除去能力を有する水性洗剤を形成する、上記のように定義される圧縮固体ブロック洗剤組成物においてさらに見出される。固体ブロック洗剤は、鍋及びフライパンを洗浄、特に、鍋及びフライパンを手で洗う際に有用である。
実施例における試験結果を示す図である。 実施例における試験結果を示す図である。 実施例における試験結果を示す図である。 実施例における試験結果を示す図である。 実施例における試験結果を示す図である。 実施例における試験結果を示す図である。 実施例における試験結果を示す図である。 実施例における試験結果を示す図である。
以下の用語に関して、これらの意味は、異なる意味が特許請求の範囲または本明細書の他の箇所で与えられない、または指示されない限り、適用されるものとする。動作例、または支持される箇所以外、本明細書に使用される成分の量または反応条件を示す全ての数値は、「約」という用語によって、全ての場合において、修飾されていると理解される。
「重量パーセント(weight percent)(重量%(wt%))」、「重量パーセント(percent by weight)」、「重量%(% by weight)」等は、本明細書で使用されるとき、ある物質の重量を組成物の総重量で除し、100を乗じたものとしてのその物質の濃度を指す同義語である。
本明細書で使用するとき、本発明の組成物中の成分の量を修飾するか、または本発明の方法において用いられる「約」という用語は、例えば、現実世界で濃縮物または使用溶液を作製するために使用される典型的な測定手順及び液体取り扱い手順を通じて;これらの手順における偶発的な誤りを通じて;本組成物を作製するためまたは本方法を実施するために用いられる成分の製造、供給源、または純度の差等を通じて発生し得る、数量の変動を指す。「約」という用語はまた、特定の初期混合物から得られる組成物に関する異なる平衡条件によって異なる量も包含する。「約」という用語によって修飾されているか否かにかかわらず、特許請求の範囲は、その量の同等物を含む。
「界面活性剤」または「表面活性剤」という用語は、液体に添加される場合、その液体の特性を表面で変化させる有機化学薬品を指す。「洗浄」は、汚れ除去、漂白、微生物集団の減少、濯ぎ、またはそれらの組み合わせを行うか、またはそれらにおいて補助することを意味する。
本明細書で使用されるとき、「硬表面」という用語は、シャワー、流し台、トイレ、浴槽、調理台、窓、鏡、運搬用車両、床、食品製造設備(通常、ステンレス鋼)、壁、天井、配管、導管、食品製造環境で汚れ得る任意の表面等を含む。これらの表面は、「硬表面」(壁、床、便器等)として象徴されるものであり得る。
本明細書で使用されるとき、固体洗剤組成物とは、固体形態、例えば粉末、粒子、凝集体、フレーク、顆粒、ペレット、錠剤、トローチ、パック、ブリケット、ブリック、固体ブロック、単位用量、または当業者に既知の別の固体形態における洗浄組成物を指す。「固体」という用語は、固体洗剤組成物の予想される保管及び使用条件下での洗浄組成物の状態を指す。概して、洗剤組成物は、最大約100°F及び約120°F超の温度に曝露されたときに固体形態のままであることが予想される。鋳造、圧縮、または押出成形「固体」は、ブロックを含む任意の形態を採り得る。鋳造、圧縮、または押出成形固体を参照すると、それは、硬化した組成物は、感知できるほど流れず、例えば、鋳型から取り出したときの鋳型の形状、押出機からの押出後に形成されるような物品の形状等として、適度のストレスもしくは圧力または単なる重力下でその形状を実質的に保持することを意味する。固体注型組成物の硬度は、例えば、コンクリートのような比較的密で硬い溶けた固体ブロックの硬度から、コーキング材と同様の可鍛性かつスポンジ様のものとして特徴付けされる稠度まで及び得る。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される場合、単数形「a」、「an」、及び「the」は、内容が別段明らかに指示しない限り、複数の指示対象を含むことに留意されたい。したがって、例えば、「1つの化合物(a compound)」を含有する組成物への言及は、2つ以上の化合物の混合物を含む。「または」という用語は概して、内容が別段明らかに指示しない限り、「及び/または」を含む意味で用いられることにも留意されたい。
「活性物質」または「活性物質のパーセント」または「活性物質の重量パーセント」または「活性物質濃度」という用語は、本明細書において互換的に使用され、洗浄に関与する成分から不活性成分を差し引いたパーセンテージとして表される濃度を指す。
「実質的に同様の洗浄性能」という用語は、概して、代替洗浄製品または代替洗浄システムによる、概ね同程度(もしくは少なくとも著しくより少なくはない程度)の清浄度の、または概ね同じ労力(もしくは少なくとも著しくより少なくはない労力)による、またはその両方である達成を指す。この程度の清浄度は、先行する段落で説明される通り、特定の洗浄生成物及び特定の基質によって、目に見える汚れの一般的な欠如、またはいくらか低い程度の清浄度に相当し得る。
本明細書で使用されるとき、特定の化合物への言及における「有しない」または「本質的に有しない」という用語は、化合物を含有しないか、またはそれが添加されてない組成物、混合物、または成分を指す。万一これらの化合物が、組成物、混合物、または成分を介して存在する場合、それらの量は、0.5重量%未満となるであろう。別の実施形態では、量は、0.1重量%未満であり、さらに別の実施形態では、量は、0.01重量%である。
本発明の組成物
本発明の固体ブロック洗剤は、中和されたスルホン化アニオン性界面活性剤を含む界面活性剤、及び加工助剤のパッケージを含有する。固体ブロック洗剤は、油脂を分解及び除去し、汚れを除去及び懸濁し、容易に濯いで、食器を洗浄するための水性洗剤を形成するために、水と共に分注され得る。水性洗剤濃縮物は、安定した泡沫特性を有する、例外的汚れ、具体的には、油脂の除去特性を有する洗浄液体中で使用され得る。洗剤製剤は、製造効率性のために容易に圧縮される。
アニオン性界面活性剤
本洗浄組成物において有用なアニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルアリールスルホネート、スルホン化脂肪酸エステル等のスルホネート;硫酸化アルコール、硫酸化アルコールエトキシレート、硫酸化アルキルフェノール、アルキルサルフェート、スルホサクシネート、アルキルエーテルサルフェート等のサルフェートが挙げられる。好ましい陰イオンとしては、有機スルホネート界面活性剤または有機サルフェート界面活性剤が挙げられる。より好ましい陰イオンとしては、アルキルスルホネート、アルキルアリールスルホネート、スルホン化脂肪酸エステル、硫酸化アルコール、硫酸化アルコールエトキシレート、硫酸化アルキルフェノール、アルキルサルフェート、ジアルキルスルホサクシネート、アルキルエーテルサルフェート、及びそれらの混合物が挙げられる。
本発明では、アニオン性界面活性剤(複数可)は、アルカリ金属塩及び/もしくはアルカリ土類金属塩、またはそれらの混合物で中和され得る。他のアルカリ性の選択肢としては、アミンが挙げられる。好ましくは、塩の混合物が使用され、アルカリ金属は、ナトリウムであり、アルカリ土類金属は、マグネシウムである。好ましくは、ナトリウム対マグネシウムのモル比は、約3:1〜1:1であり、最も好ましくは、ナトリウム対マグネシウムのモル比は、約2:1である。理論によって制限されることを望むものではないが、ナトリウム陽イオンは、水中での界面活性剤の溶解性を向上させるように役立つ一方、マグネシウム陽イオンは、油中での溶解性を向上させると考えられる。アニオン性界面活性剤構成成分は、0.01重量%〜97重量%と同程度である組成物の大部分を構成する。好ましくは1〜99重量%、より好ましくは約10〜80重量%である。
加工助剤
組成物の残余は、1つ以上の加工助剤を含むことができる。加工助剤としては、様々なアルカリ性の供給源、無機塩、有機塩、共界面活性剤、ケイ酸塩、またはアクリルポリマーを挙げることができる。
無機塩
加工助剤としては、サルフェート、アセテート、炭酸塩、及び重炭酸塩等の水和可能な無機塩が挙げられる。無機塩は約0〜50重量%、好ましくは約5〜25重量%、より好ましくは約5〜15重量%の濃度で存在する。
アクリルポリマー
洗浄剤としての使用に好適なポリアクリレートとしては、例えば、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、加水分解ポリアクリルアミド、加水分解ポリメタクリルアミド、加水分解ポリアミド−メタクリルアミドコポリマー、加水分解ポリアクリロニトリル、加水分解ポリメタクリロニトリル、加水分解アクリロニトリル−メタクリロニトリルコポリマー等が挙げられる。キレート剤/金属イオン封鎖剤のさらなる考察については、開示が、参照により本明細書に組み込まれる、Kirk−Othmer,Encyclopedia of Chemical Technology第3版、第5巻、ページ339〜366及び第23巻、ページ319〜320を参照されたい。アクリルポリマーは、約0〜50重量%、好ましくは約5〜25重量%、より好ましくは約5〜15重量%の濃度で存在する。
好ましい非イオン性共界面活性剤
本洗剤組成物において有用な非イオン性界面活性剤としては、界面活性剤分子の一部分としてポリアルキレンオキシドポリマーを有するものを挙げることができる。そのような非イオン性界面活性剤としては、例えば、アルコールアルコキシレート、例えばアルコールエトキシレートプロポキシレート、アルコールプロポキシレート、アルコールプロポキシレートエチオキシレート(ethyoxylate)プロポキシレート、アルコールエトキシレートブトキシレート等、及びアルキルキャッピングされたアルコールアルコキシレート;脂肪アルコールのポリオキシエチレングリコールエーテル、例えばCETEARETH(登録商標)−27またはPARETH(登録商標)25−7等;カルボン酸エステル、例えばグリセロールエステル、ポリオキシエチレンエステル、脂肪酸のエトキシル化エステル及びグリコールエステル等;カルボン酸アミド、例えばジエタノールアミン縮合物、モノアルカノールアミン縮合物、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド等;及びPLURONIC(登録商標)(BASF−Wyandotte)の商標で市販されているもの等のエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックコポリマーを含むポリアルキレンオキシドブロックコポリマー;ならびに他の同様の非イオン性化合物が挙げられる。
好ましくは、使用される非イオン性界面活性剤は、脂肪酸アミドである。より好ましくは、使用される非イオン性界面活性剤は、ラウリン酸モンエタノールアミド(lauric monethanol amide)、ココモンエタノールアミド(cocomonethanol amide)、またはそれらの混合物であり得る。存在する場合、非イオン性界面活性剤は、約0.1重量%〜約25重量%、好ましくは約1重量%〜約20重量%、より好ましくは約2重量%〜約15重量%であり得る。
アルカリ源
本発明に従って製造された洗浄組成物は、アニオン性界面活性剤を中和させ、組成物の汚れ除去性能を改善するための、少ないが有効な量の1つ以上のアルカリ源を含み得る。その結果、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属水酸化物または他の水和可能なアルカリ源は、好ましくは、アニオン性界面活性剤を中和させるために有効な量で洗浄組成物中に含まれる。しかしながら、アルカリ金属水酸化物または他のアルカリ源は、限られた程度で、組成物の固化に役立ち得ることが認められ得る。上述の通り、アニオン性界面活性剤を中和させるためのアルカリ金属及びアルカリ土類金属水酸化物の量が必要とされるが、追加的なアルカリ源は、水性溶液のpHが11.5を越えない、より好ましくは10を越えないところまで存在し得る。
好適なアルカリ金属水酸化物としては、例えば、水酸化ナトリウムまたはカリウムが挙げられる。好適なアルカリ土類金属水酸化物としては、例えば、水酸化マグネシウムが挙げられる。アルカリ性またはアルカリ土類金属水酸化物は、水性溶液に溶解された形態、またはそれらの組み合わせで組成物に添加され得る。アルカリ性及びアルカリ土類金属水酸化物は約12〜100のUSメッシュの範囲の複数の粒子サイズを有する小球化されたビーズの形態の固体として、または水性溶液、例えば、50重量%及び73重量%の溶液として市販されている。アルカリ性またはアルカリ土類金属水酸化物は、固体アルカリ性材料の水和に起因する組成物中で生成される熱の量を低減させるために、水性溶液、好ましくは50重量%水酸化物溶液の形態で添加されることが好ましい。
洗浄組成物は、アルカリ金属水酸化物の他に第2のアルカリ源を含み得る。第2のアルカリ源の例としては、ケイ酸またはメタケイ酸ナトリウムまたはカリウム等の金属ケイ酸塩、炭酸、重炭酸またはセスキ炭酸ナトリウムまたはカリウム等の金属炭酸塩、ホウ酸ナトリウムまたはカリウム等の金属ホウ酸塩、エタノールアミン及びアミン、ならびに他の同様のアルカリ源が挙げられる。第2のアルカリ剤は、水性または粉末のいずれかの形態で一般に入手可能であり、いずれも、本洗浄組成物を製剤化する際に有用である。アルカリ源は約0〜50重量%、好ましくは約5〜25重量%、より好ましくは約5〜15重量%の濃度で存在する。
水媒体
組成物の成分は、混合物を加工するプロセスのための有効なレベルの粘性を提供し、固体ブロック形成の間及び硬化後に所望の量の硬度及び凝集性を有する加工された組成物を提供するために、少ないが有効な量の水等の水媒体において加工され得る。混合物は、好ましくは、水を含有しない。加工中の混合物は、水媒体の約0.00〜5重量%、好ましくは約0.1〜2重量%を含み得る。
任意の硬化剤
本方法及び本組成物で使用される硬化剤は、本組成物の均一な固化に著しく寄与する有機または無機の化合物または化合物系である。好ましくは、硬化剤は、本組成物の界面活性剤及び他の活性成分と適合性があり、本組成物に有効量の硬度及び/または水溶解度を提供する能力がある。硬化剤はまた、使用中に固体組成物から洗浄剤が均一に溶解するように、混合及び固化されると、洗浄剤及び他の成分と均質なマトリックスを形成することができる必要がある。本発明は、具体的に、圧縮固体形成のために製剤化され、好ましい実施形態では、硬化剤を含む必要がない。
洗浄組成物中に含まれる任意選択の硬化剤の量は、調製される洗浄組成物の種類、組成物の成分、組成物の使用目的、使用中に経時的に固体組成物に適用される分注溶液の量、分注溶液の温度、分注溶液の硬度、固体組成物の物理的サイズ、他の成分の濃度、組成物中の洗浄剤の濃度等の要因によって異なる。硬化剤の量は、連続混合条件下及び硬化剤の溶融温度以下の温度において、洗浄剤及び本組成物の他の成分と合わさり均質な混合物を形成するのに効果的であることが好ましい。
有機硬化剤の一例としては、上記の洗浄組成物で使用するためのポリエチレングリコール(PEG)化合物が挙げられる。本発明により作製されたポリエチレングリコール硬化剤を含む洗浄組成物の固化速度は、少なくとも部分的に、本組成物に付加されるポリエチレングリコールの量及び分子量によって異なる。
本発明によって有用なポリエチレングリコール化合物は、例えば、一般式H(OCH−−CHOHの固体ポリエチレングリコールを含み、式中、nは、15より大きく、より好ましくは約30〜1700である。有用な固体ポリエチレングリコールは、CARBOWAXの名称でUnion Carbideから市販されている。典型的に、ポリエチレングリコールは約1000〜100.000の分子量を有する、好ましくは少なくとも約1450〜20,000、より好ましくは約1450〜約8000の分子量を有する自由流動性粉末またはフレークの形態の固体である。本発明によって有用な好適なポリエチレングリコール化合物としては、とりわけ、例えば、PEG1450及びPEG8000が挙げられる。尿素は、別の有用な硬化剤である。
追加の構成成分
洗浄組成物は、同様の酵素、第2の硬化剤、洗剤増量剤、消泡剤、再付着防止剤、閾値剤または系、美観向上剤(すなわち、染料、香料)、及び他の同様の添加剤等の従来の洗剤補助剤をさらに含み得る。補助剤及び他の添加剤成分は、製造されている種類によって異なるであろう。
追加的な界面活性剤
本発明の洗浄組成物は、界面活性剤、またはいくつかの場合、追加の界面活性剤をさらに含み得る。これは、水溶性または水分散性非イオン性、半極性非イオン性(上記)、アニオン性、カチオン性、両性(amphoteric)、もしくは両性(zwitterionic)表面活性剤、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。本明細書において有用な界面活性剤の等級及び種類の典型的なリストは、1972年5月23日にNorrisに対して発行された米国特許第3,664,961号に見られる。存在する場合、追加の界面活性剤は、約0.01重量%〜約20重量%、約0.01重量%〜約15重量%、より好ましくは約1重量%〜約10重量%を含み得る。
非イオン性界面活性剤
本発明において有用な追加の非イオン性界面活性剤は、一般に、有機疎水基及び有機親水基の存在を特徴とし、典型的には、有機脂肪族、アルキル芳香族、またはポリオキシアルキレン疎水性化合物と、慣例的にはエチレンオキシドまたはその多水和生成物、ポリエチレングリコールである親水性アルカリ酸化物部分との縮合により生成される。実際には、反応性水素原子を有するヒドロキシル、カルボキシル、アミノ、またはアミド基を有する任意の疎水性化合物が、エチレンオキシド、またはその多水和付加物、またはプロピレンオキシド等のアルコキシレンとのその混合物と縮合して、非イオン性表面活性剤を形成し得る。任意の特定の疎水性化合物と縮合する親水性ポリオキシアルキレン部分の長さは、親水性特性と疎水性特性との間の所望の程度のバランスを有する水分散性または水溶性化合物を生成するように、容易に調節され得る。本発明における有用な非イオン性界面活性剤は、以下を含む。
1.開始剤反応性水素化合物としてのプロピレングリコール、エチレングリコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、及びエチレンジアミンをベースとしたブロックポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンポリマー化合物。開始剤の逐次的なプロポキシル化及びエトキシル化から作製されるポリマー化合物の例は、BASF Corp製のPluronic(登録商標)及びTetronicoの商品名で市販されている。
Pluronic(登録商標)化合物は、エチレンオキシドと、プロピレンオキシドをプロピレングリコールの2つのヒドロキシル基に付加することによって形成された疎水性塩基と、を縮合させることによって形成された、二官能性(2つの反応性水素の)化合物である。分子のこの疎水性部分は、1,000〜4,000の分子量を有する。次いで、エチレンオキシドは、この疎水性物質を親水基の間に挟み込むように付加され、最終的な分子の約10重量%〜約80重量%を構成するように長さにより制御される。
Tetronic(登録商標)化合物は、プロピレンオキシド及びエチレンオキシドのエチレンジアミンへの逐次付加から得られる四官能性ブロックコポリマーである。プロピレンオキシドハイドロタイプ(hydrotype)の分子量は、500〜7,000の範囲であり、親水性のエチレンオキシドは、分子の10重量%〜80重量%を構成するように付加される。
2.直鎖もしくは分岐鎖構成の、または単一もしくは二重アルキル構成物質のアルキル鎖が、8〜18個の炭素原子を含有する、アルキルフェノール1モルと、エチレンオキシド3〜50モルとの縮合生成物。アルキル基は、例えば、ジイソブチレン、ジ−アミル、重合プロピレン、イソ−オクチル、ノニル、及びジ−ノニルにより代表され得る。これらの界面活性剤は、アルキルフェノールのポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリブチレンオキシド縮合物であってもよい。この化学構造の商業的化合物の例は、Rhone−Poulenc製のIgepal(登録商標)、及びUnion Carbide製のTriton(登録商標)の商品名で市販されている。
3.6〜24個の炭素原子を有する、飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖カルボン酸1モルと、エチレンオキシド3〜50モルとの縮合生成物。アルコール部分は、上述された炭素範囲内のアルコールの混合物からなってもよく、または、この範囲内の特定の数の炭素原子を有するアルコールからなってもよい。同様の市販の界面活性剤の例は、Shell Chemical Co.製のNeodol(登録商標)、及びVista Chemical Co.製のAlfonic(登録商標)の商品名で入手可能である。
4.8〜18個の炭素原子を有する、飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖カルボン酸1モルと、エチレンオキシド6〜50モルとの縮合生成物。酸部分は、上で画定された炭素原子範囲内の酸の混合物からなってもよく、または、この範囲内の特定の数の炭素原子を有する酸からなってもよい。この化学構造の市販の化合物の例は、Henkel Corporation製のNopalcol(登録商標)、及びLipo Chemicals,Inc製のLipopeg(登録商標)の商品名で市販されている。
一般にポリエチレングリコールエステルと呼ばれるエトキシル化カルボン酸に加えて、グリセリド、グリセリン、及び多価(サッカリドまたはソルビタン/ソルビトール)アルコールとの反応により形成される他のアルカン酸エステルが、本発明における用途を有する。これらのエステル部分は全て、その分子上に、これらの物質の親水性を制御するためにさらなるアシル化またはエチレンオキシド(アルコキシド)付加に供され得る1つ以上の反応性水素部位を有する。これらの脂肪エステルまたはアシル化炭水化物を、アミラーゼ及び/またはリパーゼ酵素を含有する本発明の組成物に添加する場合、不適合性の可能性のため、注意しなければならない。
非イオン性低発泡界面活性剤の例は、以下を含む。
5.エチレンオキシドをエチレングリコールに付加して指定の分子量の親水性物質を提供し、次いでプロピレンオキシドを付加して分子の外側(末端)に疎水性ブロックを得ることにより修飾され、本質的に反転された(1)からの化合物。この分子の疎水性部分は、1,000〜3,100の分子量を有し、中心の親水性物質は、最終的な分子の10重量%〜80重量%を含む。これらの反転したPluronics(登録商標)は、BASF CorporationによりPluronic(登録商標)R界面活性剤の商品名で製造されている。
同様に、Tetronic(登録商標)R界面活性剤は、BASF Corporationにより、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのエチレンジアミンへの逐次付加によって製造されている。この分子の疎水性部分は、2,100〜6,700の分子量を有し、中心の親水性物質は、最終的な分子の10重量%〜80重量%を含む。
6.プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、塩化ベンジル等の疎水性小分子;及び1〜5個の炭素原子を含有する短鎖脂肪酸、アルコール、またはハロゲン化アルキル;ならびにそれらの混合物との反応による発泡を低減させるために(多官能性部分の)末端ヒドロキシ基(複数可)を「キャッピング」または「末端ブロッキング」することにより修飾されたグループ(1)、(2)、(3)、及び(4)からの化合物。また、末端ヒドロキシ基を塩化物基に変換する塩化チオニル等の反応物質も含まれる。末端ヒドロキシ基へのそのような改質は、オールブロック、ブロック−ヘテリック(heteric)、ヘテリック−ブロックまたはオールヘテリック非イオン性物質をもたらし得る。有効な低発泡非イオン性物質の追加的な例は、以下を含む。
7.次式により表される、1959年9月8日にBrownらに対して発行された米国特許第2,903,486号のアルキルフェノキシポリエトキシアルカノール。
式中、Rは、8〜9個の炭素原子のアルキル基であり、Aは、3〜4個の炭素原子のアルキレン鎖であり、nは、7〜16の整数であり、mは、1〜10の整数である。
末端疎水性鎖の分子量、中間疎水性単位の分子量、及び連結親水性単位の分子量がそれぞれ縮合物の約3分の1を占める、交互親水性オキシエチレン鎖及び疎水性オキシプロピレン鎖を有する、1962年8月7日にMartinらに対して発行された米国特許第3,048,548号のポリアルキレングリコール縮合物。
一般式Z[(OR)OH]を有し、式中、Zはアルコキシル化可能な物質であり、Rは、エチレン及びプロピレンであり得るアルカリオキシド由来のラジカルであり、nは、例えば、10〜2,000以上の整数であり、zは、反応性のオキシアルキル化可能な基の数によって決定される整数である、Lissantらに対して1968年5月7日に発行された米国特許第3,382,178号に開示される消泡非イオン界面活性剤。
式Y(CO)(CO)H(式中、Yは約1〜6個の炭素原子及び1個の反応性水素原子を有する有機化合物の残基であり、nは、ヒドロキシル価により決定されるような少なくとも約6.4の平均値を有し、mは、オキシエチレン部分が分子の約10重量%〜約90重量%を構成するような値を有する)に対応する、1954年5月4日にJacksonらに対して発行された米国特許第2,677,700号に記載の共役ポリオキシアルキレン化合物。
式Y[(C(CO)H](式中、Yは、2〜6個の炭素原子を有し、x個の反応性水素原子(xは、少なくとも2の値を有する)を含有する有機化合物の残基であり、nは、ポリオキシプロピレン疎水性塩基の分子量が少なくとも900となるような値を有し、mは、分子のオキシエチレン含量が10重量%〜90重量%となるような値を有する)を有する、1954年4月6日にLundstedらに対して発行された米国特許第2,674,619号に記載の共役ポリオキシアルキレン化合物。Yの定義の範囲内に含まれる化合物は、例えば、プロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、エチレンジアミン等を含む。オキシプロピレン鎖は、任意選択ではあるが有利に、少量のエチレンオキシドを含有し、オキシエチレン鎖もまた、任意選択ではあるが有利に、少量のプロピレンオキシドを含有する。
本発明の組成物において有利に使用される追加の共役ポリオキシアルキレン表面活性剤は、式:P[(CO)(CO)H](式中、Pは、8〜18個の炭素原子を有し、x個の反応性水素原子(xは、1または2の値を有する)を含有する有機化合物の残基であり、nは、ポリオキシエチレン部分の分子量が少なくとも44となるような値を有し、mは、分子のオキシプロピレン含量が10重量%〜90重量%となるような値を有する)に対応する。いずれの場合においても、オキシプロピレン鎖は、任意選択ではあるが有利に、少量のエチレンオキシドを含有してもよく、オキシエチレン鎖もまた、任意選択ではあるが有利に、少量のプロピレンオキシドを含有してもよい。
8.本組成物における使用に好適なポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤は、構造式RCONRZ(式中、Rは、H、C〜Cヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、エトキシ、プロポキシ基、またはそれらの混合物であり、Rは、直鎖であってもよいC〜C1ヒドロカルビルであり、Zは、少なくとも3つのヒドロキシルが鎖に直接接続しているヒドロカルビル直鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、またはそのアルコキシル化誘導体(好ましくはエトキシル化もしくはプロポキシル化)である)を有するものを含む。Zは、還元アミン化反応において還元糖から得られてもよく;例えばグリシチル部分である。
9.脂肪族アルコールと0〜25モルのエチレンオキシドとのアルキルエトキシレート縮合生成物は、本組成物における使用に好適である。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖または分岐鎖であってもよく、1級または2級であってもよく、また一般に6〜22個の炭素原子を含有する。
10.エトキシル化C〜C18脂肪アルコール及びC〜C18混合エトキシル化及びプロポキシル化脂肪アルコール、特に水溶性のものは、本組成物における使用に好適な界面活性剤である。好適なエトキシル化脂肪アルコールは、3〜50のエトキシル化度を有するC10〜C18エトキシル化脂肪アルコールを含む。
11.特に本組成物における使用に好適な非イオン性アルキルポリサッカリド界面活性剤は、1986年1月21日に発行された米国特許第4,565,647号(Llenado)において開示されているものを含む。これらの界面活性剤は、6〜30個の炭素原子を含有する疎水性基、及び1.3〜10のサッカリド単位を含有するポリサッカリド、例えばポリグリコシド親水性基を含む。5または6個の炭素原子を含有する任意の還元サッカリドが使用されてもよく、例えば、グルコース、ガラクトース及びガラクトシル部分がグルコシル部分と置換されてもよい。(任意選択で、疎水基が2、3、4位等に結合し、グルコシドまたはガラクトシドとは対照的にグルコースまたはガラクトースを生成する。)サッカリド間の結合は、例えば、追加的なサッカリド単位の1つの位置と、その前のサッカリド単位上の2、3、4、及び/または6位との間であってもよい。
12.本組成物における使用に好適な脂肪酸アミド界面活性剤は、式:RCON(R(式中、Rは、7〜21個の炭素原子を含有するアルキル基であり、各Rは、独立して、水素、C〜Cアルキル、C〜Cヒドロキシアルキル、または−−(CO)H(式中、xは、1〜3の範囲内である)を有するものを含む。
13.非イオン性界面活性剤の有用なクラスには、アルコキシル化アミン、または最も具体的には、アルコールアルコキシル化/アミノ化/アルコキシル化界面活性剤と定義されるクラスが含まれる。これらの非イオン界面活性剤は、少なくとも部分的に以下の一般式によって表され得、
20−−(PO)N−(EO)H、
0−−(PO)N−(EO)H(EO)H、及び
20−−N(EO)H;
式中、R20は、8〜20個、好ましくは12〜14個の炭素原子のアルキル、アルケニル、もしくは他の脂肪族基、またはアルキル−アリール基であり、EOはオキシエチレンであり、POはオキシプロピレンであり、sは1〜20、好ましくは2〜5であり、tは1〜10、好ましくは2〜5であり、uは1〜10、好ましくは2〜5である。これらの化合物の範囲の他の変形は、代替式:
20−−(PO)−−N[(EO)H][(EO)H]
によって表され得、式中、R20は、上記の定義の通りであり、vは1〜20(例えば、1、2、3、または4(好ましくは2))であり、w及びzは独立して、1〜10、好ましくは2〜5である。
これらの化合物は、商業的には、非イオン性界面活性剤としてHuntsman Chemicalsにより販売されている製品ラインにより代表される。このクラスの好ましい化学物質としては、Surfonic(商標)PEA 25アミンアルコキシレートが挙げられる。
論文「Nonionic Surfactants」、Schick,M.J.編、Surfactant Science Seriesの第1巻、Marcel Dekker,Inc.,New York、1983は、本発明の実践において一般的に用いられる広範な非イオン性化合物に関する優れた参考文献である。非イオン性のクラス、及びこれらの界面活性剤の種の典型的なリストは、1975年12月30日にLaughlin及びHeuringに対して発行された米国特許第3,929,678号に記載されている。さらなる例は、「Surface Active Agents and Detergents」(Schwartz,Perry及びBerchによるVol.I及びII)に示されている。
追加のアニオン性界面活性剤
また、本発明において、疎水性物質上の電荷が負であるため陰イオンと分類される界面活性物質、または分子の疎水性区分が、pHが中性もしくはそれ以上に上昇しない限り、電荷を帯びていない界面活性剤が有用である。カルボキシレート、スルホネート、サルフェート、及びホスフェートは、アニオン性界面活性剤中に見られる極性(親水性)可溶化基である。これらの極性基に関連する陽イオン(対イオン)のうち、ナトリウム、リチウム、及びカリウムは、水溶性を与え、アンモニウム及び置換アンモニウムイオンは、水溶性及び油溶性の両方を提供し、カルシウム、バリウム、及びマグネシウムは、油溶性を促進させる。
当業者が理解する通り、陰イオンは、優れた清浄性界面活性剤であり、したがって、重質洗剤組成物に対する好適な添加物である。しかしながら、概して、陰イオンは、それらの単独使用、または厳重な泡沫制御を必要とするCIP回路等の高濃度レベルな洗浄系での使用を制限するより高い泡沫プロファイルを有する。アニオン性界面活性化合物は、組成物内の洗浄力の他に特別な化学的または物理的特性を与えるために有用である。陰イオンは、ゲル化剤としてか、またはゲル化もしくは増粘系の一部として使用され得る。陰イオンは、優れた可溶化剤であり、屈水効果及び曇り点制御のために使用され得る。
大規模な商業用のアニオン性界面活性剤の大部分は、当業者に既知であり、“Surfactant Encyclopedia,”Cosmetics&Toiletries,Vol.104(2)71−86(1989)に記載されている、5つの主要な化学的クラス及びさらなる下位群に細分され得る。第1のクラスは、アシルアミノ酸(及び塩)、例えば、アシルグルアメート(acylgluamates)、アシルペプチド、サルコシネート(例えば、N−アシルサルコシネート)、タウレート(例えば、N−アシルタウレート、ならびにメチルタウリド(methyl tauride)の脂肪酸アミド)等を含む。第2のクラスには、カルボン酸(及び塩)、例えば、アルカン酸(及びアルカノエート)、エステルカルボン酸(例えば、コハク酸アルキル)、エーテルカルボン酸等が含まれる。第3のクラスには、スルホン酸(及び塩)、例えば、イセチオネート(例えば、アシルイセチオネート)、アルキルアリールスルホネート、アルキルスルホネート、スルホサクシネート(例えば、スルホサクシネートのモノエステル及びジエステル)等が含まれる。第5のクラスには、硫酸エステル(及び塩)、例えば、アルキルエーテルサルフェート、アルキルサルフェート等が含まれる。
本組成物における使用に好適なアニオン性サルフェート界面活性剤としては、直鎖及び分岐状の第一級及び第二級アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェート、脂肪オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエーテルサルフェート、C〜C7アシル−N−−(C〜Cアルキル)及び−−N−−(C〜Cヒドロキシアルキル)グルカミンサルフェート、ならびにアルキルポリサッカリドのサルフェート、例えばアルキルポリグルコシドのサルフェート(本明細書に記載される非イオン性非硫酸化化合物)が挙げられる。
好適な合成、水溶性アニオン性洗剤化合物の例としては、アンモニウム及び置換アンモニウム(モノ、ジ、及びトリエタノールアミン等)、及び直鎖または分岐鎖におけるアルキル基に5〜18個の炭素原子を含有する、アルキルベンゼンスルホネート等の芳香族アルキル単核スルホネートの塩、例えば、アルキルベンゼンスルホネートの塩またはアルキルトルエン、キシレン、クメン、及びフェノールスルホネートの塩;アルキルナフタレンスルホネート、ナフタレンスルホネート、及びジノニルナフタレンスルホネート、ならびにアルコキシル化誘導体が挙げられる。
本発明での使用に好適なアニオン性カルボキシレート界面活性剤としては、アルキルエトキシカルボキシレート、アルキルポリエトキシポリカルボキシレート界面活性剤、及びセッケン(例えば、アルキルカルボキシル)が挙げられる。本組成物において有用な第二級セッケン界面活性剤(例えば、アルキルカルボキシル界面活性剤)としては、第二級炭素に接続したカルボキシル単位を含有するものが挙げられる。第二級炭素は、例えば、p−オクチル安息香酸におけるように、またはアルキル置換シクロヘキシルカルボキシレートにおけるように、環構造にあってもよい。第二級セッケン界面活性剤は、典型的には、エーテル結合、エステル結合、及びヒドロキシル基を含有しない。さらに、それらは典型的には、頭部基(両親媒性部分)内に窒素原子を欠く。好適な第二級セッケン界面活性剤は、典型的には11〜13個の全炭素原子を含有するが、より多くの炭素原子(例えば、最大16個)が存在してもよい。
本発明での使用に好適な他のアニオン性洗剤としては、長鎖アルカンスルホネート、長鎖ヒドロキシアルカンスルホネート、またはアルケンスルホネートと、ヒドロキシアルカン−スルホネートとの混合物等のオレフィンスルホネートが挙げられる。また、アルキルサルフェート、アルキルポリ(エチレンオキシ)エーテルサルフェート、及び芳香族ポリ(エチレンオキシ)サルフェート、例えば、エチレンオキシド及びノニルフェノール(通常1分子当たり1〜6個のオキシエチレン基を有する)のサルフェートまたは縮合生成物も挙げられる。ロジン、水素化ロジン、ならびに獣脂に存在するか、またはそれに由来する樹脂酸及び水素化樹脂酸等の樹脂酸及び水素化樹脂酸もまた、好適である。
特定の製剤及びそれにおける必要性によって、特定の塩が好適に選択されるであろう。
好適なアニオン性界面活性剤のさらなる例は、「Surface Active Agents and Detergents」(第I巻及び第II巻、Schwartz、Perry、及びBerch著)に記載されている。様々なそのような界面活性剤はまた、概して、1975年12月30日にLaughlinらに対して発行された米国特許第3,929,678号に、カラム23、58行目〜カラム29、23行目に開示される。
カチオン性界面活性剤
表面活性物質は、分子のヒドロトロープ部分上の電荷が正である場合、陽イオンと分類される。ヒドロトロープが、pHが中性近く、またはそれ以下まで下げられない限り電荷を帯びないが、その後陽イオン(例えばアルキルアミン)である界面活性剤も、この群に含まれる。理論的には、陽イオン界面活性剤は、「オニウム」構造RnX+Y−−を含む元素のいずれの組み合わせからも合成され得、リン(ホスホニウム)及び硫黄(スルホニウム)等の窒素(アンモニウム)以外の化合物を含み得る。実際には、陽イオン界面活性剤の分野は、恐らく、窒素の陽イオン界面活性剤への合成経路が単純かつ容易であり、高収率の生成物を生じ、これが、窒素の陽イオン界面活性剤をより安価にするために、窒素含有化合物によって支配されている。
陽イオン界面活性剤は、好ましくは、少なくとも1個の長い炭素鎖疎水性基及び少なくとも1個の正電荷を帯びた窒素を含有する化合物を含み、より好ましくは、これを指す。長炭素鎖基は、単純な置換によって窒素原子に直接結合されてもよく、またはより好ましくは、所謂中断アルキルアミン及びアミドアミン内の官能基(複数可)によって間接的に結合されてもよい。かかる官能基は、分子を、より親水性及び/もしくはより水分散性にする、共界面活性剤混合物によって水により溶解され易くする、ならびに/または水溶性にすることができる。増大された水溶性のために、追加的な一級、二級、もしくは三級アミノ基が導入され得るか、またはアミノ窒素が、低分子量アルキル基を用いて四級化され得る。さらに、窒素は、多様な不飽和度の分岐もしくは直鎖部分の、または飽和もしくは不飽和複素環式環の一部であり得る。それに加えて、カチオン性界面活性剤は、1個超のカチオン性窒素原子を有する複雑な結合を含有し得る。
アミンオキシド、両性、及び両性イオンとして分類される界面活性剤化合物は、それ自体は、典型的には中性近くから酸性pHの溶液中でカチオン性であり、界面活性剤の分類と重複する。ポリオキシエチル化カチオン性界面活性剤は、概して、アルカリ性溶液中で非イオン性界面活性剤のように、及び酸性溶液中でカチオン性界面活性剤のように挙動する。
最も単純なカチオン性アミンであるアミン塩及び四級アンモニウム化合物は、このように概略的に描写され得る。
式中、Rは、長アルキル鎖を表し、R’、R’’、及びR’’’は、長アルキル鎖またはより小さいアルキル基もしくはアリール基または水素のいずれかであり得、Xは、アニオンを表す。アミン塩及び四級アンモニウム化合物は、それらの高い水溶性度のため、本発明における実践的使用に好ましい。
大規模な商業用のカチオン性界面活性剤の大部分は、当業者に既知であり、“Surfactant Encyclopedia,”Cosmetics&Toiletries,Vol.104(2)86−96(1989)に記載されている、4つの主要なクラス及びさらなる下位群に細分され得る。第1のクラスは、アルキルアミン及びそれらの塩を含む。第2のクラスは、アルキルイミダゾリンを含む。第3のクラスは、エトキシル化アミンを含む。第4のクラスは、例えば、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、アルキルベンゼン塩、複素環アンモニウム塩、テトラアルキルアンモニウム塩などの四級物(quaternary)を含む。カチオン性界面活性剤は、本組成物において有益であり得る多様な特性を有することが知られている。これらの望ましい特性としては、中性pH以下の組成物における洗浄力、抗微生物性有効性、他の薬剤と連携した増粘またはゲル化などが挙げられ得る。
好ましい実施形態では、組成物は、いかなるカチオン性界面活性剤をも含まない。
両性界面活性剤
両性(両性)または両性(ampholytic)界面活性剤は、塩基性親水性基及び酸性親水性基の両方、ならびに有機疎水性基を含有する。これらのイオンの実体は、他の種類の界面活性剤に関して本明細書に記載されるアニオン基またはカチオン基のうちのいずれかでもよい。塩基性窒素及び酸性カルボキシレート基は、塩基性親水性基及び酸性親水性基として使用される典型的な官能基である。少数の界面活性剤において、スルホネート、サルフェート、ホスホネート、またはホスフェートは、負電荷をもたらす。
両性界面活性剤は、広義には、脂肪族ラジカルが、直鎖であっても分岐状であってもよく、脂肪族置換基のうちの1つが8〜18個の炭素原子を含有し、1つが、アニオン性水溶化基、例えば、カルボキシ、スルホ、スルファト、ホスファト、またはホスホノを含有する、脂肪族の第二級アミン及び第三級アミンの誘導体であると説明することができる。両性界面活性剤は、当業者に既知であり、“Surfactant Encyclopedia,”Cosmetics & Toiletries,Vol.104(2)69−71(1989)に記載されている、2つの主なクラスに細分される。第1のクラスには、アシル/ジアルキルエチレンジアミン誘導体(例えば、2−アルキルヒドロキシエチルイミダゾリン誘導体)及びこれらの塩が含まれる。第2のクラスには、N−アルキルアミノ酸及びこれらの塩が含まれる。一部の両性界面活性剤は、両方のクラスに当てはまると想到され得る。
両性界面活性剤は、当業者に既知の方法で合成され得る。例えば、2−アルキルヒドロキシエチルイミダゾリンは、長鎖カルボン酸(または誘導体)と、ジアルキルエチレンジアミンとの縮合及び閉環によって合成される。商業用の両性界面活性剤は、例えば、酢酸エチルでのアルキル化によるイミダゾリン環の後続の加水分解及び開環によって誘導体化される。アルキル化の間に、1個または2個のカルボキシ−アルキル基が反応して、第三級アミン及びエーテル結合を形成し、異なるアルキル化剤が、異なる第三級アミンを生じる。
本発明において応用性がある長鎖イミダゾール誘導体は、一般的に、以下の一般式を有する。
式中、Rは、8〜18個の炭素原子を含有する非環式疎水性基であり、Mは、アニオンの電荷を中和するためのカチオン、概してナトリウムである。本組成物に用いることのできる商業的に有名なイミダゾリン由来の両性物質としては、例えば、ココアンホプロピオネート、ココアンホカルボキシ−プロピオネート、ココアンホグリシネート、ココアンホカルボキシ−グリシネート、ココアンホプロピル−スルホネート、及びココアンホカルボキシ−プロピオン酸が挙げられる。好ましいアンホカルボン酸は、アンホジカルボン酸のジカルボン酸官能基がジ酢酸及び/またはジプロピオン酸である脂肪イミダゾリンから生成される。
本明細書で上述されるカルボキシメチル化化合物(グリシン酸塩)は、しばしばベタインと呼ばれる。ベタインは、本明細書において双性イオン界面活性剤という表題の節において以下で論じられる、両性のものの特別クラスである。
長鎖N−アルキルアミノ酸は、RNH(式中、R.dbd.C〜C18長鎖または分岐鎖のアルキルである)脂肪アミンをハロゲン化カルボン酸と反応させることにより容易に調製される。アミノ酸の第一級アミノ基のアルキル化は、第二級アミン及び第三級アミンをもたらす。アルキル置換基は、2つ以上の反応性窒素中心をもたらす追加のアミノ基を有してもよい。最も商業的なN−アルキルアミン酸は、ベータ−アラニンまたはベータ−N(2−カルボキシエチル)アラニンのアルキル誘導体である。本発明で応用性がある商業用N−アルキルアミノ酸両性電解質の例には、アルキルベータ−アミノジプロピオネート、RN(CCOOM)、及びRNHCCOOMが含まれる。これらの式中、Rは、好ましくは、8〜18個の炭素原子を含有する非環式疎水性基であり、Mは、アニオンの電荷を中和するためのカチオンである。
好ましい両性界面活性剤には、ココナツ油またはココナツ脂肪酸等のココナツ生成物由来のものが含まれる。これらのココナツ由来界面活性剤のうち、より好ましいものには、その構造の一部として、エチレンジアミン部分、アルカノールアミド部分、アミノ酸部分、好ましくはグリシン、またはそれらの組み合わせ、及び8〜18個(好ましくは12個)の炭素原子の脂肪族置換基が含まれる。そのような界面活性剤は、アルキルアンホジカルボン酸とも見なされ得る。ココアンホ二プロピオン酸二ナトリウムは、最も好ましい両性界面活性剤の1つであり、Rhodia Inc.,Cranbury,N.J.からMiranol(商標)FBSの商品名で市販されている。FBS from Rhodia Inc.,Cranbury,N.J.ココアンホ二酢酸二ナトリウムの化学名を有する最も好ましい別のココナツ由来の両性界面活性剤が、同様にRhodia Inc.,Cranbury,N.J.からMiranol C2M−SF Conc.の商品名で販売されている。
両性クラス、及びこれらの界面活性剤の種の典型的なリストは、1975年12月30日にLaughlin及びHeuringに対して発行された米国特許第3,929,678号に記載される。さらなる例は、「Surface Active Agents and Detergents」(Schwartz,Perry及びBerchによるVol.I及びII)に示されている。
双性イオン性界面活性剤
双性イオン性界面活性剤は、両性界面活性剤のサブセットと考えることができる。双性イオン性界面活性剤は、第二級及び第三級アミンの誘導体、複素環式の第二級及び第三級アミンの誘導体、または第四級アンモニウム、第四級ホスホニウム、もしくは第三級スルホニウム化合物の誘導体と、広く説明され得る。典型的に、双性イオン性界面活性剤には、正の電荷を帯びた第四級アンモニウム、または、いくつかの事例では、スルホニウムもしくはホスホニウムイオン、負の電荷を帯びたカルボキシル基、及びアルキル基が含まれる。双性イオンは、一般に、分子の等電領域でほぼ等しい度合いまでイオン化し、正電荷−負電荷中心の間に強い「分子内塩」引力を発生し得る陽イオン及び陰イオン基を含有する。そのような双性イオン性の合成界面活性剤の例としては、脂肪族ラジカルが直鎖であっても分岐鎖であってもよく、脂肪族置換基のうちの1つが8〜18個の炭素原子を含有し、1つが陰イオン性水溶化基、例えば、カルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、またはホスホネートを含有する、脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウム、及びスルホニウム化合物の誘導体が挙げられる。ベタイン及びスルタイン界面活性剤が、本明細書で使用するための、例示的な双性イオン界面活性剤である。
これらの化合物の一般式は、
であり、式中、R1は、0〜10個のエチレンオキシド部分及び0〜1個のグリセリル部分を有する8〜18個の炭素原子のアルキル、アルケニル、またはヒドロキシアルキルラジカルを含有し、Yは、窒素、リン、及び硫黄原子からなる群から選択され、R.sup.2は、1〜3個の炭素原子を含有するアルキルまたはモノヒドロキシアルキル基であり、xは、Yが硫黄原子であるとき1であり、Yが窒素またはリン原子であるとき2であり、Rは、1〜4個の炭素原子のアルキレンまたはヒドロキシアルキレンまたはヒドロキシアルキレンであり、Zは、カルボキシレート、スルホネート、サルフェート、ホスホネート、及びホスフェート基からなる群から選択されるラジカルである。
上に列記される構造を有する両性界面活性剤の例としては、4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−オクタデシルアンモニオ]−ブタン−1−カル−ボキシレート;5−[S−3−ヒドロキシプロピル−S−ヘキサデシルスルホニオ]−3−ヒドロキシペンタン−1−スル−フェート;3−[P,P−ジエチル−P−3,6,9−トリオキサテトラコサンホスホニオ]−2−ヒドロキシプロパン−−1−ホスフェート;3−[N,N−ジプロピル−N−3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピル−アンモニオ]−プロパン−e−1−ホスホネート;3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)−プロパン−1−スルホネート;3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)−2−ヒドロキシプロパン−1−スルホネート;4−[N,N−di(2(2−ヒドロキシエチル)−N(2−ヒドロキシドデシル)アンモニオ]−ブタン−1−カルボキシレート;3−[S−エチル−S−(3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピル)スルホニオ]−プロパンe−1−ホスフェート;3−[P,P−ジメチル−P−ドデシルホスホニオ]−プロパン−1−ホスホネート;及びS[N,N−ジ(3−ヒドロキシプロピル)−N−ヘキサデシルアンモニオ]−2−ヒドロキシペンタン−1−サルフェートが挙げられる。該洗剤界面活性剤に含有されるアルキル基は、直鎖または分岐鎖でもよく、飽和または不飽和であり得る。
本組成物で使用するのに好適な双性イオン界面活性剤には、以下の一般式のベタインが含まれる。
これらの界面活性剤ベタインは、典型的に、極度のpHで強い陽イオンまたは陰イオン特徴を呈すことも、またはそれらの等電範囲で水溶性の低減を示すこともない。「外部」第四級アンモニウム塩とは異なり、ベタインは、陰イオンと共生できる。好適なベタインの例としては、ココナツアシルアミドプロピルジメチルベタイン;ヘキサデシルジメチルベタイン;C12−14アシルアミドプロピルベタイン;C14アシルアミドヘキシルジエチルベタイン;4−C14−16アシルメチルアミドジエチルアンモニオ−1−カルボキシブタン;C16−18アシルアミドジメチルベタイン;C12−16アシルアミドペタンジエチルベタイン;及びC12−16アシルメチルアミドジメチルベタインが挙げられる。
本発明で有用なスルタインには、式(R(R1)N.sup.+RSO−を有する化合物が含まれ、式中、Rは、C〜C18ヒドロカルビル基であり、各Rは、典型的には独立して、C〜Cアルキル、例えばメチルであり、Rは、C〜Cヒドロカルビル基、例えば、C〜Cアルキレンまたはヒドロキシアルキレン基である。
双性イオンのクラス、及びこれらの界面活性剤の種の典型的なリストは、米国特許1975年12月30日にLaughlin及びHeuringに対して発行された第3,929,678号に記載される。さらなる例は、「Surface Active Agents and Detergents」(Schwartz,Perry及びBerchによるVol.I及びII)に示されている。組成物は、界面活性剤または追加の界面活性剤の0.5〜10重量%または1〜5重量%を含み得る。
キレート剤/金属イオン封鎖剤
組成物は、アミノカルボン酸、縮合ホスフェート、ホスホネート、ポリアクリレート、等のキレート剤/金属イオン封鎖剤を含み得る。一般に、キレート剤は、金属イオンが洗浄組成物の他の清浄性成分の作用に干渉することを防止するように、天然水中に一般的に見られる金属イオンを配位(すなわち、結合)する能力のある分子である。製剤化されている洗浄組成物の種類によって、キレート剤/金属イオン封鎖剤は約0.1〜70重量%、好ましくは約5〜50重量%の量で含まれる。
有用なアミノカルボン酸には、例えば、n−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ニトリロ三酢酸(NTA)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)等が含まれる。本組成物において有用な縮合リン酸塩の例としては、例えば、オルトリン酸ナトリウム及びオルトリン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム及びピロリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等が挙げられる。縮合リン酸塩は、組成物中に存在する自由水を水和の水として固定することによって、限られた範囲内で組成物が固化する上でも補助し得る。
組成物は、アミノトリス(メチレンホスホン酸)、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミンペンテ(メチレンホスホン酸)、等を含み得る。ホスホン酸塩が添加されたときに中和反応による熱がほとんどまたは全く発生しないように、中和されているかもしくはアルカリ性のホスホン酸塩を使用すること、またはホスホン酸塩を混合物に添加する前にアルカリ源と組み合わせることが好ましい。
洗浄剤としての使用に好適なポリアクリレートとしては、例えば、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、加水分解ポリアクリルアミド、加水分解ポリメタクリルアミド、加水分解ポリアミド−メタクリルアミドコポリマー、加水分解ポリアクリロニトリル、加水分解ポリメタクリロニトリル、加水分解アクリロニトリル−メタクリロニトリルコポリマー等が挙げられる。キレート剤/金属イオン封鎖剤のさらなる考察については、開示が、参照により本明細書に組み込まれる、Kirk−Othmer,Encyclopedia of Chemical Technology第3版、第5巻、ページ339〜366及び第23巻、ページ319〜320を参照されたい。
洗剤増量剤
洗浄組成物は、少ないが有効な量の1つ以上の洗剤増量剤を含み得、それは、それ自体では洗浄剤としての役割を果たさないが、組成物の全体の洗浄作用を向上させるために洗浄剤と連携する。本洗浄組成物での使用に好適な増量剤の例としては、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、でんぷん、糖類、及びプロピレングリコール等のC−C10アルキレングリコール等が挙げられる。好ましくは、増量剤は約1〜60重量%、好ましくは約3〜50重量%の量で含まれる。
消泡剤
加工中の通気を低減させるための、少ないが有効な量の消泡剤も洗浄組成物に含まれ得る。好ましくは、洗浄組成物は、消泡剤の約0.0001〜5重量%、好ましくは約0.01〜1重量%を含む。
本組成物での使用のための好適な消泡剤の例としては、ポリジメチルシロキサンに分散されたシリカ等のシリコーン化合物、脂肪アミド、炭化水素ワックス、脂肪酸、脂肪エステル、脂肪アルコール、脂肪酸セッケン、エトキシレート、鉱油、ポリエチレングリコールエステル、モノステアリルホスフェート等のアルキルホスフェートエステル等が挙げられる。消泡剤の考察は、Martinらの米国特許第3,048,548号、Brunelleらの米国特許第3,334,147号、及びRueらの米国特許第3,442,242号に見られ得、両参考文献の開示は、本明細書における参照により組み込まれる。
再付着防止剤
洗浄組成物には、洗浄溶液中での汚れの持続的浮遊を促進し、除去された汚れが、洗浄されている基材に再付着することを防止する能力のある再付着防止剤が含まれてもよい。好適な再付着防止剤の例としては、脂肪酸アミド、フッ化炭素界面活性剤、複合リン酸エステル、スチレン無水マレイン酸コポリマー、及びヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体が挙げられる。洗浄組成物は、再付着防止剤の約0.5〜10重量%、好ましくは約1〜5重量%を含み得る。
染料/付臭剤
様々な染料、香料を含む付臭剤、及び他の美観向上剤が本組成物に含まれてもよい。本組成物の外観を変化させるために、例えば、ダイレクトブルー86(Miles)、ファスツゾールブルー(Mobay Chemical Corp.)、アシッドオレンジ7(American Cyanamid)、ベーシックバイオレット10(Sandoz)、アシッドイエロー23(GAF)、アシッドイエロー17(Sigma Chemical Co.)、フルオレセイン(Capitol Color and Chemical)、ローダミン(D&C Red No.19)、サップグリーン(Keystone Analine and Chemical)、メタニルイエロー(Keystone Analine and Chemical)、アシッドブルー9(Hilton Davis)、サンドランブルー/アシッドブルー182(Sandoz)、ヒゾルファストレッド(Capitol Color and Chemical)、アシッドグリーン25(Ciba−Geigy)等の染料が含まれてもよい。
本組成物に含まれてもよい芳香剤または香料としては、例えば、シトロネロール等のテルペノイド、アミルシンナムアルデヒド等のアルデヒド、C IS−ジャスミンまたはジャスマール(jasmal)等のジャスミン、バニリン等が挙げられる。
組成物の加工
本固体組成物は、固体組成物を圧縮する有利な方法によって作製され得る。具体的には、形成プロセスにおいて、液体構成成分及び固体構成成分は、最終混合システムに導入され、構成成分が全体に分布した実質的に均質な半固体混合物を構成成分が形成するまで連続的に混合される。例示的な実施形態では、構成成分は、混合システム内で最低5秒間混合される。この混合物は次に、混合システムからダイ、プレス、または他の成形手段の中へ、またはそれを通して排出される。生成物は次に、梱包される。例示的な実施形態では、固体形成組成物は、直ぐに硬化し始めることができるが、およそ1分〜およそ3時間で硬化し始め得る。より具体的には、形成された組成物は、およそ1分間〜およそ2時間で硬化し始める。より具体的には、形成された組成物は、およそ1分間〜およそ20分間で硬化し始める。
圧縮は、錠剤または他の従来の固体洗剤組成物を形成するために使用される従来の圧力と比較して低い圧力を用いることができる。例えば、実施形態では、本方法は、1000psi以下の圧力を固体上に用いる。ある実施形態では、本方法は約900psi以下、約800psi以下、または約700psi以下の圧力を用いる。ある実施形態では、本方法は、最低でも約500psi以上の圧力を用いることができる。特定の実施形態において、本方法は約500〜約3000psiの圧力を用いることができる。本発明の方法は、従来的な注型におけるように溶融物及び溶融物の固化を用いることなく、安定した固体を生成することができる。溶融物の形成は、組成物を加熱して、それを溶融することを必要とする。熱は、外部から適用され得るか、または化学的発熱(例えば、焼灼剤(水酸化ナトリウム)及び水の混合に由来する)によって生成され得る。組成物の加熱は、エネルギーを消費する。高温の溶融物の取り扱いは、安全な予防措置及び設備を必要とする。さらに、溶融物の固化は、溶融物を容器内で冷却して、溶融物を固化し、注型固体を形成することを必要とする。冷却は、時間及び/またはエネルギーを必要とする。本発明の固体は、溶融物からの固化によってではなく、圧縮と、混和された粒子中で生成され安定した固体を生成するのに効果的である結合剤(複数可)との組み合わせによってまとまっている。
本発明の方法は、ダイを通して混合物を圧縮するための押出を行うことなく、安定した固体を生成し得る。ダイを通して混合物を押出して固体組成物を生成するための従来的なプロセスは、高圧を固体またはペーストに加えて押出成形固体を生成する。対照的に、本方法は、約3000psi以下、またさらにはわずか500psiの圧力を固体上に用いる。
本発明は、有利に、圧縮することによって固体に形成され得るが、押出、注型等の固体形成の他の方法も使用され得る。
例示的な実施形態では、一軸または二軸スクリュー押出機を使用して、1つ以上の構成成分を高剪断で合わせ、混合して、均質な混合物を形成してもよい。いくつかの実施形態では、加工温度は、構成成分の溶融温度以下である。加工された混合物は、圧縮、形成、押出、または本組成物が固体形態に硬化する他の好適な手段によって、混合器から分注され得る。マトリックスの構造は、その硬度、融点、材料分布、結晶構造、及び他の同様の特性に従って、当該技術分野における既知の方法に従って特徴付けられ得る。概して、本発明の方法に従って加工される固体組成物は、その質量全体を通して成分の分布に関して実質的に均質であり、寸法安定性である。
得られる固体組成物は、押出、成型、もしくは形成された固体ペレット、ブロック、錠剤、粉末、顆粒、フレークを含むがこれらに限定されない形態を採ってもよく、または形成された固体をその後、粉末、顆粒、もしくはフレークに粉砕もしくは形成してもよい。例示的な実施形態では、形成される押出されたペレット材料は、およそ50グラム〜およそ250グラムの重量を有し、押出された固体は、およそ100グラム以上の重量を有し、形成される固体ブロックは、およそ1〜およそ10キログラムの質量を有する。固体組成物は、機能性材料の安定化された供給源を提供する。好ましい実施形態では、固体組成物を、例えば、水性媒体または他の媒体に溶解させて、濃縮溶液及び/または使用溶液を作製してもよい。この溶液は、その後の使用及び/もしくは希釈のために保管容器に向けられてもよく、または使用点に直接適用されてもよい。
ある実施形態では、固体洗剤組成物は、単位用量の形態で提供される。単位用量は、全体の単位が1回の洗浄サイクルで使用されるようなサイズの固体洗剤組成物単位を指す。固体洗剤組成物が単位用量として提供される場合、それは約1g〜約50gの質量を有し得る。他の実施形態では、組成物は、約50g〜250g、約100gもしくはそれ以上、または約40g〜約11,000gのサイズを有する固体、ペレット、または錠剤であり得る。
他の実施形態では、固体洗剤組成物は、ブロックまたは複数のペレット等の多重使用固体の形態で提供され、複数回の洗浄サイクル用の水性濯ぎ組成物を生成するために繰り返して使用され得る。ある実施形態では、固体洗剤組成物は、約5g〜10kgの質量を有する固体として提供される。ある実施形態では、多重使用形態の固体洗剤組成物は、約1〜10kgの質量を有する。さらなる実施形態では、多重使用形態の固体洗剤組成物は、約5k〜約8kgの質量を有する。他の実施形態では、多重使用形態の固体洗剤組成物は、約5g〜約1kg、または約5g、及び500gまでの質量を有する。
加工された組成物の分注
本発明に従って作製された固体ブロック洗剤組成物は、それらの開示が本明細書における参照により組み込まれる、米国特許第4,826,661号、同第4,690,305号、同第4,687,121号、及び同第4,426,362号に開示されるもの等のスプレー型ディスペンサから分注されることが好ましい。簡潔に、使用溶液は、ブロックに接触させ、その後直ぐに組成物を含む濃縮物溶液をディスペンサから保管容器に、または使用点に直接向けることによって作成される。
本発明の組成物
本発明の試料製剤は、重量(%)で以下に記載される。
本発明は、制限する目的ではないが、以下の実施例によってさらに説明される。
シリンダ泡沫試験条件:
機械:シリンダ回転装置
回転速度:約300rpm
水の硬度:5gpg
温度:室温
試験方法:修正されたMKS−SOP−001
シリンダ泡沫試験汚れ
45重量%のCriscoショートニング
30重量%の中力粉
15重量%の粉末全卵
10重量%のオレイン酸
ステンレス鋼切り取り試片での試験方法試験条件:
機械:磁気撹拌プレート及び撹拌棒
回転速度:300rpm
水の硬度:5gpg
温度:室温
試験方法:ステンレス鋼切り取り試片試験方法
ステンレス鋼切り取り試片試験汚れ:
50%のCriscoショートニング
40%の粉末全卵
10%の植物油
対照製剤:
本発明の組成物を、アルキルポリグルコシド、PEGまたは尿素増粘剤を含有するが、アルカリ源または本明細書に定義されるような他の加工助剤を含有しない商業用の押出成形固体鍋及びフライパン洗剤に関して試験した。
シリンダ泡沫試験
目的:
この試験方法を使用して、泡高及び安定性に関して手動食器洗浄洗剤を検査する。この方法は、いかなる手動食器洗浄洗剤にも適用できるが、任意の洗剤または洗浄剤の泡高及び安定性を測定するために潜在的に使用され得る。
試験洗剤:
固体洗剤を、室温で5穀水と共に0.2oz/gal(1.5g/L)で試験する。
液体洗剤を、室温で5穀水と共に0.4oz/gal(3g/L)で試験する。
実験手順:
40mLの試験洗剤を250mLの目盛り付きシリンダに添加する。試験される各洗剤に対して繰り返す。
全てのシリンダ及び試験溶液を、室温になるまで放置する。より暖かい溶液は、より高い泡高を得るため、それらをこの温度にすることは重要である。
汚れを、200°Fの加熱板に配置することによって液化する。汚れは、熱くなっている必要はなく、単に均質な液体にする。滴をシリンダに添加する前に、汚れが毎回均一であることを確認する。
全てのシリンダに栓をし、泡沫シリンダ装置に配置し、しっかりと締める。
シリンダを、30rpmで4分間回転させる(30rpmは、機械上の黒線に相当する)。4分後、最初の泡高(泡沫のmL)を記録する。泡高は、液体及び泡沫の全容積であり、泡沫試験テンプレートでの計算は、液体の高さを減算して、総泡沫のみを得る。
使い捨てピペットを使用して、2滴の試験汚れをシリンダの中央に添加する。汚れがシリンダの側面にたれないようにする。
シリンダを30rpmで2分間回転させる。泡高を記録し、使い捨てピペットを使用してさらに2滴の試験汚れを添加する。
泡高(液体及び泡高)が45mL未満になるまで、ステップ7を繰り返す。
各洗剤に対して、3〜5回反復する。
ステンレス鋼切り取り試片試験方法
目的:
この試験方法を使用して、洗剤溶液に浸漬した後のステンレス鋼表面から除去された汚れに基づいて、手動食器洗浄洗剤を検査する。
試験洗剤及び対照:
全ての洗剤、固体、及び液体を、室温で5穀水と共に5g/Lで試験する(活性物質を使用せず)。
実験手順:
使用される切り取り試片の数を数え、それに2を乗じる。混合され、加熱される汚れのこの量を、高い稠度が見られるまで測定する(数的稠度は、測定しなかったが(粘性)、流れに基づいて判断され得、汚れが垂直位置でステンレス鋼切り取り試片を流れ落ちる場合、汚れの流動性は高過ぎであり、汚れが垂直位置で切り取り試片の表面に留まる場合、稠度は正確である)。
1.4〜1.5gの加熱された汚れを、ステンレス鋼切り取り試片上に、上部及び下部の2分の1インチを汚さずに適用する。各切り取り試片上に適用された汚れの重量を記録する(WT)。汚れた切り取り試片を、ベンチ上に置き、2〜3時間乾燥/硬化させる。
12.5gの洗剤を600mlのビーカーに添加し、500gまで5穀水を注ぐ。全てが溶解するまで、磁気撹拌棒で混合する。
このステップを全ての洗剤(陽性及び陰性対照、ならびに試験洗剤)に対して繰り返す。これが洗剤のストック濃縮物である。
140gのストック濃縮物を測定し、1リットルのビーカーに入れる。各1リットルのビーカーに560gの5穀水を注ぐ。300rpmで、磁気撹拌棒で混合する。これが汚れた切り取り試片浸漬液である。全て3重で行うため、3つの浸漬液ビーカーを、各洗剤溶液に対して作製する。
風袋を量る。ステンレス鋼切り取り試片を量り、記録する(この重量は、浸漬の前であり、それは、汚れの量も含有する、Wb)。
タイマーを20分に設定し、切り取り試片を、磁気撹拌棒を有する各浸漬液ビーカーに配置する。汚れた切り取り試片を20分間浸漬する。
20分後、汚れた切り取り試片を浸漬液から取り出し、前面及び後面がDI水で濯がれているアルミニウム皿に配置する。その後、浸漬された切り取り試片を、後の総重量(WA)が測定され、記録されるラック上で一晩、垂直に乾燥させる。
各洗剤に対してステップ6及び7を繰り返す。
データを本明細書に添付される図に示す。

Claims (40)

  1. 固体洗剤組成物であって、
    (a)有効な清浄量の中和されたアニオン性スルホン化界面活性剤と、
    (b)無機塩、アルカリ性源、及び/またはアクリルポリマーのうちの1つ以上を含む加工助剤と、を含み、前記組成物は、固体を形成するために圧縮され、さらに前記組成物は、本質的に硬化剤を有しない、固体洗剤組成物。
  2. 前記組成物は、脂肪酸アミド;界面活性剤を含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記加工助剤は、無機塩である、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記加工助剤は、アルカリ性源である、請求項1または3に記載の組成物。
  5. 前記アルカリ性源は、炭酸塩である、請求項1、2または4に記載の組成物。
  6. 前記アニオン性スルホン化界面活性剤は約1重量%〜約95重量%の量で存在する、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  7. 前記組成物は、本質的にカチオン性界面活性剤を有しない、請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
  8. 前記無機塩は、マグネシウム塩を含む、請求項3、6、または7のいずれかに記載の組成物。
  9. 前記アニオン性界面活性剤は、アルキルスルホネート、アルキルアリールスルホネート、スルホン化脂肪酸エステル、硫酸化アルコール、硫酸化アルコールエトキシレート、硫酸化アルキルフェノール、アルキルサルフェート、ジアルキルスルホサクシネート、アルキルエーテルサルフェート、及びそれらの混合物のうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜8のいずれかに記載の組成物。
  10. 前記アニオン性界面活性剤は、直鎖アルキルベンゼンスルホネートである、請求項1〜9のいずれかに記載の組成物。
  11. 前記非イオン性界面活性剤は、ラウリン酸モノエタノールアミド、ココモノエタノールアミド、及びそれらの混合物のうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。
  12. 前記脂肪酸アミドは、ココモノエタノールアミドである、請求項2、3、または5〜10のいずれかに記載の組成物。
  13. 前記組成物は、両性界面活性剤をさらに含む、請求項1〜12のいずれかに記載の組成物。
  14. 前記両性界面活性剤は、β−N−アルキルアミノプロピオン酸、N−アリル−β−イミノジプロピオン酸、イミダゾリンカルボキシラート、N−アルキルベタイン、N−アルキルアミドアルキルベタイン、スルタイン、アミン、及びそれらの混合物のうちの少なくとも1つを含む、請求項13に記載の組成物。
  15. 前記両性界面活性剤は、ココアミドプロピルベタインを含む、請求項14に記載の組成物。
  16. キレート剤をさらに含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
  17. 消泡剤をさらに含む、請求項1〜16のいずれかに記載の組成物。
  18. 再付着防止剤をさらに含む、請求項1〜17のいずれかに記載の組成物。
  19. 前記固体洗剤組成物は、ブロックの形態で提供される、請求項1〜18のいずれかに記載の組成物。
  20. 固体洗剤組成物を生成するための方法であって、
    (a)組成物を混合するステップあって、
    有効な清浄量の中和されたアニオン性スルホン化界面活性剤と、
    無機塩、アルカリ性源、及び/またはアクリルポリマーのうちの1つ以上を含む加工助剤と、を含む、ステップと、
    (b)前記組成物を圧縮して、前記固体洗剤組成物を形成するステップと、を含む、方法。
  21. 前記組成物は、本質的に硬化剤を有しない、請求項20に記載の方法。
  22. 前記組成物は、脂肪酸アミド界面活性剤を含む、請求項20または21に記載の組成物。
  23. 前記加工助剤は、無機塩である、請求項20〜22のいずれかに記載の組成物。
  24. 前記加工助剤は、アルカリ性源である、請求項20〜22に記載の組成物。
  25. 前記アルカリ性源は、炭酸塩である、請求項20〜24のいずれかに記載の組成物。
  26. 前記アニオン性スルホン化界面活性剤は約1重量%〜約95重量%の量で存在する、請求項20〜25のいずれかに記載の組成物。
  27. 前記組成物は、本質的にカチオン性界面活性剤を有しない、請求項20〜26のいずれかに記載の組成物。
  28. 前記無機塩は、硫酸マグネシウムを含む、請求項23に記載の組成物。
  29. 前記アニオン性界面活性剤は、アルキルスルホネート、アルキルアリールスルホネート、スルホン化脂肪酸エステル、硫酸化アルコール、硫酸化アルコールエトキシレート、硫酸化アルキルフェノール、アルキルサルフェート、ジアルキルスルホサクシネート、アルキルエーテルサルフェート、及びそれらの混合物のうちの少なくとも1つを含む、請求項20〜28のいずれかに記載の組成物。
  30. 前記アニオン性界面活性剤は、直鎖アルキルベンゼンスルホネートである、請求項29に記載の組成物。
  31. 前記非イオン性界面活性剤は、ラウリン酸モノエタノールアミド、ココモノエタノールアミド、及びそれらの混合物のうちの少なくとも1つを含む、請求項20〜30のいずれかに記載の組成物。
  32. 前記非イオン性界面活性剤は、ココモノエタノールアミドである、請求項20〜31のいずれかに記載の組成物。
  33. 前記組成物は、両性界面活性剤をさらに含む、請求項20〜32のいずれかに記載の組成物。
  34. 前記両性界面活性剤は、β−N−アルキルアミノプロピオン酸、N−アリル−β−イミノジプロピオン酸、イミダゾリンカルボキシラート、N−アルキルベタイン、N−アルキルアミドアルキルベタイン、スルタイン、及びそれらの混合物のうちの少なくとも1つを含む、請求項20〜33のいずれかに記載の組成物。
  35. 前記組成物は、漂白剤を含む、請求項20〜34のいずれかに記載の組成物。
  36. キレート剤をさらに含む、請求項20〜35のいずれかに記載の組成物。
  37. 消泡剤をさらに含む、請求項20〜36のいずれかに記載の組成物。
  38. 再付着防止剤をさらに含む、請求項20〜37のいずれかに記載の組成物。
  39. 前記固体洗剤組成物は、ブロックの形態で提供される、請求項20〜38のいずれかに記載の組成物。
  40. 鍋及びフライパンを含む食器を洗浄する方法であって、
    使用溶液を形成するために、前述の請求項のいずれかに記載の組成物を水で希釈することと、前記溶液を前記食器に接触させることと、その後に前記溶液を前記食器から濯ぐことと、を含む、方法。
JP2020003126A 2015-12-08 2020-01-10 圧縮された手動食器洗剤 Pending JP2020073687A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/962,064 US10626350B2 (en) 2015-12-08 2015-12-08 Pressed manual dish detergent
US14/962,064 2015-12-08

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018529538A Division JP2018536745A (ja) 2015-12-08 2016-12-07 圧縮された手動食器洗剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020073687A true JP2020073687A (ja) 2020-05-14

Family

ID=58800210

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018529538A Pending JP2018536745A (ja) 2015-12-08 2016-12-07 圧縮された手動食器洗剤
JP2020003126A Pending JP2020073687A (ja) 2015-12-08 2020-01-10 圧縮された手動食器洗剤

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018529538A Pending JP2018536745A (ja) 2015-12-08 2016-12-07 圧縮された手動食器洗剤

Country Status (8)

Country Link
US (4) US10626350B2 (ja)
EP (2) EP3444327A1 (ja)
JP (2) JP2018536745A (ja)
CN (1) CN108368457A (ja)
AU (2) AU2016367170B2 (ja)
CA (1) CA3007368C (ja)
MX (1) MX2018006902A (ja)
WO (1) WO2017100267A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10626350B2 (en) * 2015-12-08 2020-04-21 Ecolab Usa Inc. Pressed manual dish detergent
US11377628B2 (en) * 2018-01-26 2022-07-05 Ecolab Usa Inc. Solidifying liquid anionic surfactants
CA3089629A1 (en) 2018-01-26 2019-08-01 Ecolab Usa Inc. Solidifying liquid amine oxide, betaine, and/or sultaine surfactants with a carrier
MX2020007859A (es) 2018-01-26 2020-09-18 Ecolab Usa Inc Solidificacion de tensioactivos de oxido de amina, betaina y/o sultaina liquidos con un aglutinante y un portador opcional.
AU2019231787B2 (en) 2018-03-08 2021-08-12 Ecolab Usa Inc. Solid enzymatic detergent compositions and methods of use and manufacture
JP7389256B2 (ja) * 2019-12-23 2023-11-29 エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド 洗浄機用固形洗剤ディスペンサ

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50155507A (ja) * 1974-05-15 1975-12-15
JPH09501727A (ja) * 1993-08-20 1997-02-18 エコラボ インコーポレイテッド 改良された固形洗浄剤
JPH10501276A (ja) * 1994-05-31 1998-02-03 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 線状アルキルベンゼンスルホネートを含まないペルオキシダーゼ/促進剤系を含む高pH洗剤組成物
JPH10506676A (ja) * 1996-05-03 1998-06-30 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 改善された汚れ分散性を有するポリアミン重合体を含む洗剤組成物
JPH11501669A (ja) * 1995-12-21 1999-02-09 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 蛍光白色化特性を有する汚れ放出重合体
WO1999013039A1 (en) * 1997-09-11 1999-03-18 The Procter & Gamble Company Detergent compositions
JPH11504977A (ja) * 1996-02-29 1999-05-11 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー エンドデキストラナーゼを含有したクリーニング組成物
WO2000058436A1 (en) * 1999-03-29 2000-10-05 Ecolab Inc. Solid pot and pan detergent
JP2001515952A (ja) * 1997-09-11 2001-09-25 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 漂白組成物
JP2001515954A (ja) * 1997-09-09 2001-09-25 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン 改善された溶解性を示す洗浄剤および洗剤成形体
WO2003089560A2 (en) * 2002-04-16 2003-10-30 Colgate-Palmolive Company Cleaning compositions in the form of a tablet
EP1418224A1 (en) * 2002-10-09 2004-05-12 Unilever N.V. Method for producing a cleaning tablet
JP2005511820A (ja) * 2001-12-07 2005-04-28 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン 界面活性剤粒状物および界面活性剤粒状物の製造法

Family Cites Families (80)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2903486A (en) 1959-09-08 Karl h
NL128245C (ja) 1951-05-31
US2674619A (en) 1953-10-19 1954-04-06 Wyandotte Chemicals Corp Polyoxyalkylene compounds
US3048548A (en) 1959-05-26 1962-08-07 Economics Lab Defoaming detergent composition
NL128174C (ja) 1962-02-28
US3356612A (en) 1965-02-01 1967-12-05 Petrolite Corp Stable detergent compositions
NO121968C (ja) 1966-06-23 1977-06-13 Mo Och Domsjoe Ab
US3442242A (en) 1967-06-05 1969-05-06 Algonquin Shipping & Trading Stopping and manoeuvering means for large vessels
US3664961A (en) 1970-03-31 1972-05-23 Procter & Gamble Enzyme detergent composition containing coagglomerated perborate bleaching agent
US3766254A (en) 1970-05-05 1973-10-16 Chevron Res Linear alkylphenol disulfonate phosphate free detergent actives
US4196103A (en) 1971-06-18 1980-04-01 Colgate-Palmolive Company Colored detergents
US3920586A (en) 1972-10-16 1975-11-18 Procter & Gamble Detergent compositions
US3816352A (en) 1972-11-01 1974-06-11 V Loureiro Spray dried alpha-olefin sulfonate detergent compositions
GB1454895A (en) 1972-11-15 1976-11-03 Unilever Ltd Scouring powders
GB1489867A (en) 1973-10-05 1977-10-26 Albright & Wilson Detergent compositions comprising amine polyphosphates
US4365853A (en) 1974-05-15 1982-12-28 Colgate-Palmolive Company Article for storing and dispensing detergent compositions utilizing separate tablets of components
DE2437090A1 (de) 1974-08-01 1976-02-19 Hoechst Ag Reinigungsmittel
USRE32763E (en) 1978-02-07 1988-10-11 Ecolab Inc. Cast detergent-containing article and method of making and using
USRE32818E (en) 1978-02-07 1989-01-03 Ecolab Inc. Cast detergent-containing article and method of using
US4252664A (en) 1978-10-30 1981-02-24 Colgate-Palmolive Company Effervescent granules
US4426362A (en) 1978-12-05 1984-01-17 Economics Laboratory, Inc. Solid block detergent dispenser
JPS6024836B2 (ja) 1979-10-29 1985-06-14 ライオン株式会社 固型洗浄剤組成物
JPS5919597B2 (ja) 1980-04-23 1984-05-07 ライオン株式会社 ゼオライト含有無燐粒状洗剤組成物
EP0068547B1 (en) 1981-06-22 1985-09-18 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Mixed peroxyacid bleaches having improved bleaching power
US4565647B1 (en) 1982-04-26 1994-04-05 Procter & Gamble Foaming surfactant compositions
US4659519A (en) 1984-07-02 1987-04-21 The Clorox Company Process for synthesizing alkyl monoperoxysuccinic acid bleaching compositions
NZ213225A (en) 1984-09-04 1988-04-29 Colgate Palmolive Co Laundry detergent compositions containing nonionic detergents and quaternary ammonium softener
US4595520A (en) 1984-10-18 1986-06-17 Economics Laboratory, Inc. Method for forming solid detergent compositions
US4680134A (en) 1984-10-18 1987-07-14 Ecolab Inc. Method for forming solid detergent compositions
US4690305A (en) 1985-11-06 1987-09-01 Ecolab Inc. Solid block chemical dispenser for cleaning systems
US4687121A (en) 1986-01-09 1987-08-18 Ecolab Inc. Solid block chemical dispenser for cleaning systems
US4826661A (en) 1986-05-01 1989-05-02 Ecolab, Inc. Solid block chemical dispenser for cleaning systems
MY102396A (en) 1986-11-07 1992-06-17 Unilever Plc Detergent granules and a process for their preparation
US5078301A (en) 1987-10-02 1992-01-07 Ecolab Inc. Article comprising a water soluble bag containing a multiple use amount of a pelletized functional material and methods of its use
US5234615A (en) 1987-10-02 1993-08-10 Ecolab Inc. Article comprising a water soluble bag containing a multiple use amount of a pelletized functional material and methods of its use
US5198198A (en) 1987-10-02 1993-03-30 Ecolab Inc. Article comprising a water soluble bag containing a multiple use amount of a pelletized functional material and methods of its use
US4933100A (en) 1988-01-19 1990-06-12 Colgate-Palmolive Co. Built synthetic organic detergent composition patties and processes for washing laundry therewith
US5061392A (en) 1990-02-07 1991-10-29 Dubois Chemicals, Inc. Method of making paste detergent and product produced
CA2040307A1 (en) 1991-04-12 1992-10-13 Yogesh Sennik Effervescent detergent tablets
US5316688A (en) 1991-05-14 1994-05-31 Ecolab Inc. Water soluble or dispersible film covered alkaline composition
MX9301438A (es) 1992-07-02 1994-01-31 Lubrizol Corp Composiciones que contienen combinaciones de agente tensioactivo y derivados de agente acilante succinico o compuestos hidroxiaromaticos y metodo para su uso.
DE69225702T2 (de) 1992-07-15 1999-01-21 Procter & Gamble Verfahren zur Herstellung von kompakten Reinigungsmitteln
IN184056B (ja) 1995-08-09 2000-06-03 Lever Hindustan Ltd
IN184031B (ja) 1995-11-06 2000-06-03 Lever Hindustan Ltd
GB9610966D0 (en) 1996-05-24 1996-07-31 Unilever Plc Composition
IN188383B (ja) 1996-04-10 2002-09-14 Lever Hindustan Ltd
WO1998005742A1 (en) 1996-08-07 1998-02-12 The Procter & Gamble Company Liquid cleaning compositions containing dianionic esters
WO1998028392A1 (en) 1996-12-20 1998-07-02 The Procter & Gamble Company Dishwashing detergent compositions containing alkanolamine
BR9812788A (pt) 1997-11-21 2000-10-17 Procter & Gamble Composições lìquidas detergentes compreendendo intensificadores poliméricos de espuma
CA2333610A1 (en) 1998-06-02 1999-12-09 Joanna Margaret Clarke Dishwashing detergent compositions containing organic diamines
WO2000040551A1 (en) 1999-01-06 2000-07-13 The Procter & Gamble Company Process for forming highly soluble linear alkyl benzene sulfonate surfactant and cleaning compositions containing same
US6774099B1 (en) 1999-01-20 2004-08-10 The Procter & Gamble Company Dishwashing detergent compositions containing mixtures or crystallinity-disrupted surfactants
EP1144573A2 (en) 1999-01-20 2001-10-17 The Procter & Gamble Company Dishwashing detergent compositions containing mixtures of crystallinity-disrupted surfactants
DE19912031A1 (de) 1999-03-17 2000-09-21 Basf Ag Verwendung von quervernetztem Polyvinylpyrrolidon zur Erhöhung der Zerfallgeschwindigkeit von kompakten teilchenförmigen Wasch- und Reinigungsmitteln
EP1180132A1 (en) 1999-05-26 2002-02-20 The Procter & Gamble Company Detergent compostitions comprising polymeric suds enhancers which have improved mildness and skin feel
EP1180130A1 (en) 1999-05-26 2002-02-20 The Procter & Gamble Company Liquid detergent compositions comprising polymeric suds enhancers
WO2000071660A1 (en) 1999-05-26 2000-11-30 The Procter & Gamble Company Liquid detergent compositions comprising block polymeric suds enhancers
US6150317A (en) 1999-07-15 2000-11-21 Colgate-Palmolive Company High foaming, grease cutting light duty liquid composition containing a C12 alkyl amido propyl dimethyl amine oxide
US6060440A (en) 1999-10-12 2000-05-09 Colgate-Palmolive Co. Homogenous solution of an alpha olefin sulfonate surfactant
US6184190B1 (en) 2000-06-08 2001-02-06 Colgate-Palmolive Co. Aqueous solution of an alpha sulfonate surfactant comprising 1,3-bis (hydroxymethyl)-5, 5-dimethylimidazolidine-2, 4 dione
JP4430843B2 (ja) 2001-01-05 2010-03-10 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 第四級窒素含有及び/又は両性イオン性の高分子石鹸泡増進剤を含む液体洗剤組成物
US6759382B2 (en) 2001-06-01 2004-07-06 Kay Chemical, Inc. Detergent composition containing a primary surfactant system and a secondary surfactant system, and a method of using the same
US6740630B2 (en) * 2001-07-24 2004-05-25 The Procter & Gamble Company Processes for making substantially anhydrous structured surfactant pastes and other detergent ingredients and compositions employing same
DE102004060011A1 (de) 2004-12-14 2006-07-06 Degussa Ag Verpresste Formkörper enthaltend umhüllte Natriumpercarbonatpartikel
JP2008523225A (ja) 2004-12-17 2008-07-03 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 改良された疎水性汚れ洗浄のための疎水変性ポリオール
EP1838825A1 (en) 2004-12-17 2007-10-03 The Procter and Gamble Company Hydrophilically modified polyols for improved hydrophobic soil cleaning
US8034973B2 (en) 2006-03-16 2011-10-11 Cepsa Quimica, S.A. Process for obtaining highly soluble linear alkylbenzene sulfonates
US8951956B2 (en) 2008-01-04 2015-02-10 Ecolab USA, Inc. Solid tablet unit dose oven cleaner
US20100056413A1 (en) 2008-09-04 2010-03-04 Harry Jr David Ray high-temperature cleaning system, associated substrates, and associated methods
US8389463B2 (en) * 2009-11-09 2013-03-05 Ecolab Usa Inc. Enhanced dispensing of solid compositions
MX2012007104A (es) 2009-12-17 2012-09-28 Stepan Co Composiciones detergentes liquidas de carga ligera, con formacion de espuma, metodos de elaboracion y usos de las mismas.
AR088757A1 (es) 2011-09-20 2014-07-02 Procter & Gamble Composiciones detergentes con alta espuma que comprenden surfactantes con base de isoprenoide
US20130072415A1 (en) 2011-09-20 2013-03-21 The Procter & Gamble Company DETERGENT COMPOSITIONS COMPRISING SPECIFIC BLEND RATIOS of ISOPRENOID-BASED SURFACTANTS
WO2013043852A2 (en) 2011-09-20 2013-03-28 The Procter & Gamble Company Easy-rinse detergent compositions comprising isoprenoid-based surfactants
HUE028912T2 (en) 2012-03-26 2017-01-30 Procter & Gamble Surfactant-containing cleaning compositions containing pH-sensitive amine
US20140080748A1 (en) 2012-09-20 2014-03-20 The Procter & Gamble Company Easy rinse detergent compositions comprising isoprenoid-based surfactants
US20150024072A1 (en) 2013-07-22 2015-01-22 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Methods of treating a skin condition with malva neglecta
US9267096B2 (en) 2013-10-29 2016-02-23 Ecolab USA, Inc. Use of amino carboxylate for enhancing metal protection in alkaline detergents
US10626350B2 (en) * 2015-12-08 2020-04-21 Ecolab Usa Inc. Pressed manual dish detergent
CN109832103A (zh) 2017-10-11 2019-06-04 湖北正道生态肥业工程有限公司 一种中药材的优质高产种植方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50155507A (ja) * 1974-05-15 1975-12-15
JPH09501727A (ja) * 1993-08-20 1997-02-18 エコラボ インコーポレイテッド 改良された固形洗浄剤
JPH10501276A (ja) * 1994-05-31 1998-02-03 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 線状アルキルベンゼンスルホネートを含まないペルオキシダーゼ/促進剤系を含む高pH洗剤組成物
JPH11501669A (ja) * 1995-12-21 1999-02-09 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 蛍光白色化特性を有する汚れ放出重合体
JPH11504977A (ja) * 1996-02-29 1999-05-11 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー エンドデキストラナーゼを含有したクリーニング組成物
JPH10506676A (ja) * 1996-05-03 1998-06-30 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 改善された汚れ分散性を有するポリアミン重合体を含む洗剤組成物
JP2001515954A (ja) * 1997-09-09 2001-09-25 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン 改善された溶解性を示す洗浄剤および洗剤成形体
WO1999013039A1 (en) * 1997-09-11 1999-03-18 The Procter & Gamble Company Detergent compositions
JP2001515952A (ja) * 1997-09-11 2001-09-25 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 漂白組成物
WO2000058436A1 (en) * 1999-03-29 2000-10-05 Ecolab Inc. Solid pot and pan detergent
JP2005511820A (ja) * 2001-12-07 2005-04-28 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン 界面活性剤粒状物および界面活性剤粒状物の製造法
WO2003089560A2 (en) * 2002-04-16 2003-10-30 Colgate-Palmolive Company Cleaning compositions in the form of a tablet
EP1418224A1 (en) * 2002-10-09 2004-05-12 Unilever N.V. Method for producing a cleaning tablet

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017100267A1 (en) 2017-06-15
AU2019203406A1 (en) 2019-06-06
US20220154102A1 (en) 2022-05-19
CA3007368A1 (en) 2017-06-15
AU2016367170A1 (en) 2018-05-24
CN108368457A (zh) 2018-08-03
US20200216777A1 (en) 2020-07-09
EP3387100A4 (en) 2019-06-12
BR112018009827A2 (pt) 2018-11-13
US20240026247A1 (en) 2024-01-25
US20170158988A1 (en) 2017-06-08
AU2019203406B2 (en) 2019-12-05
US10626350B2 (en) 2020-04-21
JP2018536745A (ja) 2018-12-13
MX2018006902A (es) 2018-11-09
CA3007368C (en) 2021-08-17
EP3387100A1 (en) 2018-10-17
BR112018009827A8 (pt) 2019-02-26
EP3444327A1 (en) 2019-02-20
AU2016367170B2 (en) 2019-02-28
US11746304B2 (en) 2023-09-05
US11268045B2 (en) 2022-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020073687A (ja) 圧縮された手動食器洗剤
US11254897B2 (en) Hard surface cleaning compositions
US10005984B2 (en) Use of nonionics as rheology modifiers in liquid cleaning solutions
US6900167B2 (en) Solid composition with rheology modifier
EP2788128B1 (en) Low foaming solid sink detergent
US9102902B2 (en) Foam stabilization and oily soil removal with associative thickeners
AU2019201156B2 (en) Solid rinse aid composition and method of making same
JP7404245B2 (ja) 結合剤および任意選択的な担体を用いる、液体アミンオキシド、ベタイン、および/またはスルタイン界面活性剤の固化
JP2018502962A (ja) マレイン酸、酢酸ビニル、及びアクリル酸エチルのターポリマーを含むすすぎ助剤組成物
BR112018009827B1 (pt) Composição de detergente sólida, e, método para produzir uma composição de detergente sólida

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220208

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220208

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220217

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220222

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220415

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220419